JP2013120477A - 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 地図上に表示する写真一覧において、サムネールを地図上の撮影位置あるいは撮影対象の位置に表示すると、写真が集中して重なり、個々の写真がうまく確認できない。単純に写真の表示位置を補正して分散させると撮影位置/撮影対象位置と写真の表示位置との距離関係が逆転して違和感が発生する場合がある。
【解決手段】 写真サムネールを地図上に配置する際、撮影対象位置を把握して撮影地点と撮影対象の中間位置になるようサムネール表示位置を分散させゆとりある一覧表示を得る。
【選択図】 図2
【解決手段】 写真サムネールを地図上に配置する際、撮影対象位置を把握して撮影地点と撮影対象の中間位置になるようサムネール表示位置を分散させゆとりある一覧表示を得る。
【選択図】 図2
Description
本発明は、写真の一覧を表示する技術に関する。
近年、カメラにGPS(全地球測位システム;Global Positioning System)機能が搭載され、撮影地点の情報(写真を撮影した地理上の位置)の写真データへの付与が可能となってきた。これにより、写真を地図上に一覧表示する機能の実現が容易となる。一覧表示は、写真の存在を地図上に一覧して表示する機能である。写真の存在を地図上に点などでプロットする、あるいは、写真のサムネールを表示するなどの方法がある。また、写真を表示する(プロットする)位置としては、撮影地点あるいは撮影対象の位置などの場合がある。
ただし現実に、地図上に写真のサムネールを配置して一覧表示しようとすると、多数の写真が重なりあって個々の写真が確認しづらくなってしまう。そのため、個々の写真の位置を補正して写真を分散させて表示する必要がある。このとき適当に補正すると、各写真の表示位置と撮影地点/撮影対象の位置との距離関係が矛盾(距離的に近い写真が遠くに表示され、遠くの写真が近くに表示される)して違和感が発生してしまう。適切に写真の位置を分散させる手法が望まれる。
このような撮影地点/撮影対象位置の位置関係を反映して写真を地図上に表示させるという課題に対して、〔特許文献1〕は解決策の一例を示している。これは、撮影時に記録された、撮影位置、撮影距離、撮影方位の情報に基づいて、撮影地点に対する被写体の位置に写真を配置して表示するというものである。
〔特許文献1〕による方法は、撮影位置に対して撮影方向と撮影距離から被写体の位置を求め、被写体の位置に写真を表示するというものである。位置関係は適切に表現できるが、写真の表示位置集中を解消するためのものではない。実際、写真が重なりあう場合について表示位置をずらす必要性を認めているが、具体的な手法を開示していない。そのため、撮影地点/撮影対象位置と写真表示位置の位置関係が矛盾するという問題が発生する。
本発明は、上記の問題点に解決するものである。すなわち、撮影地点/撮影対象位置と写真表示位置の位置関係を矛盾させずに、写真の重なりが少なくする地図上での写真一覧表示を実現するものである。これによって、分かりやすい写真一覧装置及び写真一覧方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の問題点に解決するものである。すなわち、撮影地点/撮影対象位置と写真表示位置の位置関係を矛盾させずに、写真の重なりが少なくする地図上での写真一覧表示を実現するものである。これによって、分かりやすい写真一覧装置及び写真一覧方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像表示装置は、以下の構成を備える。即ち、複数の写真画像を写真一覧として表示する画像表示装置であって、写真データを保持する写真保持手段と、前記写真データに対応する写真の撮影地点の位置を示す撮影地点位置情報を取得する撮影地点位置情報取得手段と、前記写真データに対応する写真の撮影対象の位置を示す撮影対象位置情報を取得する撮影対象位置情報取得手段と、前記撮影地点位置情報と撮影対象位置情報に対応して前記写真一覧上に表示される写真画像の表示位置を前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報の示す位置の中間となるように算出する表示位置算出手段と、前記算出された表示位置に前記写真画像を表示する写真画像表示手段とからなることを特徴とする画像表示装置。
本発明によれば、地図上に撮影地点または撮影対象位置に応じた写真のサムネール一覧を表示する際、撮影地点/撮影対象位置と写真表示位置との距離関係を維持しつつ写真の分散した写真一覧表示が得られる。
<実施形態1>
以下、図面を参照しながら本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
以下、図面を参照しながら本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の写真一覧表示装置の構成を示すブロック図である。
図示の構成において、CPU101はマイクロプロセッサであり、写真一覧表示処理、写真登録処理、画面制御処理等のための演算、論理判断等を行い、バスを介してバスに接続された各デバイスを制御する。
BUS106はバスであり、マイクロプロセッサCPU101の制御対象である各デバイスを指示するアドレス信号、コントロール信号を転送する。また、各デバイス間のデータ転送を行う。
入力部102はボタン、タッチパネル等であり、オペレータが各種の指示を行う。
表示部103は液晶ディスプレイ等である。
撮像部104は撮像センサ等であり、映像を読み取って電子データに変換する。
通信部105はネットワークコントローラである。有線あるいは無線の通信路を介して外部とのデータ交換を行う。
ROM107は読出専用の不揮発性メモリである。マイクロプロセッサCPU101によるブートプログラム、システムの制御プログラム、各種処理で参照される各種初期データ等を記憶する。ブートプログラムはシステム起動時に初期データをRAM108にロードし、マイクロプロセッサCPU101に制御プログラムを実行させる。制御プログラムについては、後にフローチャートを参照して詳述する。
RAM108は読み書き可能なランダムアクセスメモリであって、週記憶として各デバイスからの各種データの一次記憶に用いる。処理に必要なデータを記憶する各種ワーク領域、処理中に必要なスタック、処理中に値変更が行われる各種データが格納される。後述する、写真一覧表示に必要なデータを一時的に記憶する写真表示テーブル等がここに格納される。
DISK109は大量記憶装置であり、大量のデータを変更可能に記憶する。SDカード、CFカード等の記録メモリ、あるいは、ハードディスク等で構成される。写真データを管理する写真管理テーブル、写真に付与されるメタデータを管理するメタデータテーブル、メタデータとして付与されるランドマークに関する情報を管理するランドマークテーブル等はここに格納され、必要に応じて随時内容が修正される。なお、マイクロプロセッサCPU101により実行される制御プログラムをここに格納する構成も可能である。その場合は、必要に応じてRAM108に示す主記憶にロードし、実行することになる。そのようにすることでプログラムを固定化せず途中で修正可能に構成することができ、柔軟なシステムを実現することができる。
かかる各デバイスからなる本写真一覧表示装置は、入力部102等からの各種イベントに応じて作動するものである。入力部102等からのインタラプトが供給されるとインタラプト信号がマイクロプロセッサCPU101に送られる。それに伴ってイベントが発生し、イベントに応じてCPU101がROM107またはRAM108内に記憶されている各種命令を読み出し、CPU101の実行によって各種の制御が行われる。
なお、実施形態1の写真一覧表示装置のCPUはプログラムを実行することで各種の手段として機能する。CPUと協調して動作するASICなどの制御回路がこれらの手段として機能してもよい。また、CPUと制御回路との協調によってこれらの手段が実現されてもよい。また、CPUは単一のものである必要はなく、複数であってもよい。この場合、複数のCPUは分散して処理を実行する。また、複数のCPUは単一のコンピュータに配置されていてもよいし、物理的に異なる複数のコンピュータに配置されていてもよい。なお、CPUがソフトウェアを実行することで実現する手段が専用の回路によって実現されてもよい。
図2は、本実施形態の写真一覧表示装置における写真一覧の表示例であって、各写真を撮影地点の位置に表示する場合の例を示している。図2(a)は、従来装置での写真一覧の表示例である。写真の撮影対象の位置をバツ印201で示し、写真の撮影地点の位置を黒丸印202で示す。地図上の写真の撮影地点に写真サムネール203が表示される。2つの写真の撮影地点が非常に近いため写真が重なって表示されており、個々の写真の確認が困難であることが分かる。図2(b)は、これに対し、写真表示位置を若干ずらす改良を施した場合の写真一覧の例を示している。各写真の位置的な関係を強調して、表示位置が反発するようにずらした場合である。このように処理すると、写真の表示位置が撮影対象の位置から遠ざかる場合がある。スカイツリーを撮った写真が言問橋の近くに、言問橋を撮った写真がスカイツリーの近くに表示されてしまう。図2(c)は本発明による写真一覧の表示例である。写真の表示位置を、撮影地点と撮影対象の中間という条件を満たしつつ補正する。これにより、言問橋を撮った写真が言問橋の近くに、スカイツリーを撮った写真がスカイツリーの近くに表示され、各写真が違和感なく分散して見やすい一覧表示が得られている。
図3は、本実施形態の写真一覧表示装置における写真一覧の表示例であって、各写真を撮影対象の位置に表示する場合の例を示している。図3(a)は、従来装置での写真一覧の表示例である。同様に、写真の撮影対象の位置をバツ印301で示し、写真の撮影地点の位置を黒丸印302で示す。写真サムネール303が地図上の撮影対象の位置に表示されている。撮影対象は同一になることが多いので、この場合は2枚の写真が重なって表示されることになり、下側の写真を確認することはできない。図3(b)は、これに対し、写真表示位置をずらす改良を施した場合の写真一覧の例を示している。表示位置は同一なので位置的な関係を強調してずらすことができないので、例えば撮影時間順等に並べて表示している。このように処理すると、写真の表示位置が撮影地点から遠ざかる場合がある。図3(c)が本発明による表示例である。写真の表示位置が、撮影地点と撮影対象の中間という条件を満たしつつ補正されているので、各写真が違和感なく適度に分散して見やすい一覧表示が得られている。
図4は、本実施形態の写真一覧表示装置における画面表示例を示した図である。図4(a)は撮影地点の位置に写真を表示した場合の例である。地図表示領域401に地図が表示されている。写真表示位置スライダーバー402を操作することで、写真サムネール403を撮影地点または撮影対象の位置のどのあたりに表示するかが指示できる。図4(a)では写真表示位置スライダーバーが撮影位置寄りに設定されているので、写真サムネールは撮影地点の位置に寄っている。図4(b)はこれに対して、写真表示位置スライダーバーが対象位置寄りに設定され、写真サムネールが対象位置寄りに表示されている。なお、図では撮影地点を示さずに写真を表示しているが、画面上で撮影地点をマークして表示するようにすることもできる。撮影地点に対応する位置に黒丸印等をマークすることによって可能である。そのようにすることで、どの位置から撮った写真であるかが分かりやすくなる。また、前記マークした黒丸印と表示する写真を線分等で連結して表示することで、更に分かりやすくすることもできる。同様に撮影対象位置をマークして示すこともできる。
図5は本実施形態の写真一覧表示装置における写真管理テーブル、写真表示テーブルの構成を示した図である。図5(a)は写真管理テーブルの構成である。写真管理テーブルは写真データを管理するテーブルである。行単位で1枚の写真に対応する写真データを保持し管理する写真保持手段である。写真ID501には写真データを一意に特定するIDを格納する。写真画像502には写真画像を格納する。撮影位置座標503にはその写真を撮影した地点の座標(撮影地点位置情報)を格納する。対象位置座標504には写真撮影時にカメラが撮影対象に向けられた撮影方向が格納される。撮影距離505には撮影時の焦点距離などから推定される撮影距離が格納される。図5(b)は写真表示テーブルの構成を示した図である。写真管理テーブルは写真画像のサムネールを実際に地図上に一覧表示する際に一時領域として使用されるテーブルである。画面上の地図領域に入る写真データを抜き出して表示に必要なデータを格納して管理する。写真ID506には写真データに対応するIDが格納される。表示画像507には、地図上に表示するために、写真画像から適度な縮尺に圧縮生成された写真サムネール画像が格納される。表示座標508には写真サムネールを地図上に表示する際の各写真の表示位置を示す座標を格納する。撮影方向509にはその写真が撮影されたときの撮影方向が格納される。グループIDには地図上に表示する際に類似する写真をまとめてグループ化する場合の各グループを識別するIDが格納される。
図6は、本実施形態の写真一覧表示装置におけるメタデータテーブル、ランドマークテーブルの構成を示した図である。図6(a)はメタデータテーブルの構成を示した図である。メタデータテーブルは写真に付与されたメタデータを検索可能に構成したテーブルである。特に写真に付与されたランドマークを記述するメタデータ(ランドマークメタデータ)を保持するランドマークメタデータ保持手段である。写真ID601には写真データに対応するIDを格納する。ランドマークID602には写真に付与されたランドマークメタデータに対応するランドマークに対応するIDが格納される。図6(b)はランドマークテーブルの構成を示した図である。ランドマークテーブルはランドマークの属性を管理するテーブルである。ランドマークID603にはそのランドマークを一意に特定するIDを格納する。ランドマーク名604にはそのランドマークの名称を格納する。ランドマーク座標605にはそのランドマークが存在する場所の座標を格納する。
図7は本実施形態の写真一覧表示装置における撮影地点の位置と撮影対象位置の中間位置の補正座標を求める計算式の例を示した図である。ここで、αは0から1の値であり、表示位置を撮影地点寄りにするか撮影対象寄りにするかの程度を示す値である。写真表示位置スライダーバー402で指示する値がベースとなる。撮影地点寄りの場合はαが1に近づき、撮影対象位置に近づけばαが0に近づく。この式によって、写真が表示される位置を撮影地点から撮影対象の位置までの距離に応じて任意に定めることになる。すなわち、撮影対象が近い写真は撮影地点の近くに、撮影対象が遠い写真は撮影地点から遠くに表示されることになる。これによって、写真の表示位置がオペレータにとって直感的に把握しやすくなり、より分かりやすい写真一覧装置を実現できる。
上述の動作をフローチャートに従って説明する。
図8は本実施形態の地理情報写真一覧表示装置の動作、より具体的にはマイクロプロセッサCPU101の処理手順を示すフローチャートである。ステップS801はシステムの初期化処理であり、各種パラメータの初期化や初期画面の表示等を行う処理である。ステップS802はタッチパネル等の入力部102から何らかのイベントが発生するのをマイクロプロセッサCPU101において待つ処理である。イベントが発生すると、ステップS803においてマイクロプロセッサCPU101がこのイベントを判別し、イベントの種類に応じて各種の処理に分岐する。各種イベントに対応した分岐先の複数の処理をステップS804という形でまとめて表現している。図9で詳述する写真一覧表示処理はこの分岐先の一部となる。その他の処理としては、詳細は記述されないが、画面制御処理、写真撮影処理などの処理がある。ステップS805は上記の各処理の処理結果や処理終了を通知し、画面を各処理の指示に従って表示する処理である。検索結果出力の画面表示、エラーがあった場合のエラー表示、正常な処理が行われた場合の画面表示への反映など通常広く行われる処理である。
図9はステップS804の一部である写真一覧表示処理を詳細化したフローチャートである。ステップS901において、画面に表示すべき地図の位置と縮尺を決定する。ステップS902において、ステップS901で決定された位置と縮尺の地図を表示する。ステップS903において、図10に詳述する写真レイアウト決定処理を行う。地図上に表示される個々の写真の位置を決定し、写真表示テーブルを作成する。ステップS904において、図11に詳述する同種写真グループ化処理を行う。同様な位置から同様な方向に撮影した同種の写真をグループ化する処理を行い、写真表示テーブルに反映する。ステップS905において、図12に詳述する表示位置調整処理を行う。地図上に表示される個々の写真の位置を写真同士の重なりが少なくなるように写真表示テーブルに格納された表示位置を微調整する。ステップS906において写真画像表示する。具体的には、写真表示テーブルに従って個々の写真を地図上に表示する。
図10は、ステップS903の写真レイアウト決定処理を詳細化したフローチャートである。ステップS1001において、写真管理テーブルから写真データを1件取得する。ステップS1002において、写真管理テーブルからの写真の取得が終了したかどうかを判定する。すべての写真取得が終了していて取得できなかったときはリターンする。取得できたときはステップS1003に進み、ステップS1003において、その写真について撮影地点位置情報取得する。具体的には写真管理テーブルからその写真の撮影位置座標を取得する。ステップS1004において、図13に詳述する対象位置取得処理を行い、撮影対象位置情報取得する。具体的には、撮影対象の位置である対象位置座標を取得する。ステップS1005において取得された撮影位置座標と対象位置座標から写真を表示すべき座標(補正座標)を図7に示す算出式から算出する。ステップS1006において表示位置算出を行う。具体的には、画面に表示される地図の座標と縮尺に応じて写真を表示すべき画面上の座標(表示座標)を求める。ステップS1007において、求めた値を写真表示テーブルに登録し、ステップS1001にループする。
図11は、ステップS904の同種写真グループ化処理を詳細化したフローチャートである。ステップS1101において写真表示テーブルから写真データを1件取得する。ステップS1102において写真が取得できたかを判定し、すべての写真の取得を終了して取得できなかったときはステップS1108に分岐する。取得できたときはステップS1103に進む。ステップS1103において取得した写真の表示座標を他の写真の表示座標と比較し、類似するか判定する。座標が類似するかどうかの判定とはすなわち座標が所定距離内にあるかどうかの判定である。ステップS1104において、表示座標が類似していないときはステップS1101にループし、類似しているときはステップS1105に進む。ステップS1105において、表示座標が類似する写真について撮影方向の座標が他の写真の撮影方向の座標と類似するかどうか比較し判定する。ステップS1106において、撮影方向の座標が類似しないときはステップS1101にループし、類似するときはステップS1107に進む。ステップS1107において、表示座標と撮影方向の座標の双方が類似する写真を同一グループに統合するよう写真表示テーブルのグループIDの欄を変更する。ステップS1108において代表写真(代表画像)選定する。具体的には、グループ化された写真群について代表写真を1件ずつ選定し、代表写真以外の写真を写真表示テーブルから削除する。このように撮影位置と撮影方向が類似する写真群をグループ化し代表写真を設けることにより、多数の写真が写真一覧画面上に表示されることを防ぎ、より見やすい写真一覧表示を実現できる。
図12は、ステップS905の表示位置調整処理を詳細化したフローチャートである。ステップS1201において写真表示テーブルから写真データを1件取得する。ステップS1202において写真が取得できたかを判定し、すべての写真の取得を終了して取得できなかったときはリターンする。取得できたときはステップS1203に進む。ステップS1203において、取得された写真が、表示上、他の写真と重なりが生じるかを判定する。重なりが生じないと判定されたときはステップS1201にループし、重なりが生じると判定されたときはステップ1204に進む。ステップS1204において、重なりが生じているので写真の表示位置を調整する必要があり、このときに撮影方向が示す方向に表示座標を調整する。具体的には、写真同士が離れるように、図7に示す算出式のαの値を変動させて、補正座標、更には地図位置と縮尺に応じて表示座標を求める。このことによって、表示位置が調整されても、写真が撮影地点または撮影対象位置に近づくことになるので、他の写真との相対関係において自然な表示位置に表示されるという効果が得られる。
図13はステップS1004の対象位置取得処理を詳細化したフローチャートである。指定した写真について撮影対象位置取得を行う。ステップS1301においてメタデータテーブルをサーチして該当写真に対応するメタデータを特定する。ステップS1302においてメタデータに記載されたランドマークIDを取得する。ステップS1303において、ランドマークが取得できたかどうかを判定し、取得できた場合ステップS1304に分岐し、取得できなかった場合ステップS1307に分岐する。ステップS1304においてランドマークテーブルからランドマークに対応するランドマーク座標を取得する。ステップS1305において取得できたランドマーク座標のうち撮影位置座標に最も近いランドマークを選定する。ステップS1306において選定されたランドマーク座標を対象位置座標として選定し、リターンする。このように撮影位置にもっと近いランドマーク座標を選定することで、遠景に見える対象物が撮影対象とみなされ、近くを撮っている写真が地図上で遠景の位置に配置されることを防ぐ。ステップS1307からは、ランドマークメタデータが存在しない場合の処理である。写真管理テーブルから、ステップS1307において撮影位置座標、ステップS1308において撮影方向、ステップS1309において撮影距離をそれぞれ取得する。ステップS13010において上記取得された撮影位置座標、撮影方向、撮影距離から撮影対象の位置座標を算出する。その後、リターンする。このように撮影位置と撮影方向、撮影距離から撮影対象の位置を求めることによって、特定のランドマークメタデータが付与されない写真についても撮影対象の位置を特定することができ、写真一覧上の分かりやすい位置に写真サムネールを表示することができる。
このように実施形態1の構成によれば、地図上に表示される写真一覧において、写真のサムネールが撮影地点と撮影対象の位置の中間に配置され表示される。写真の撮影地点/撮影対象位置が写真が表示される位置から直感的に把握できるので、分かりやすい写真一覧表示が実現できる。
<実施形態2>
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるのではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更が可能である。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるのではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更が可能である。
これまで述べた実施形態においては、写真一覧表示上での写真サムネール表示を平面的に表示するとしていた。これを立体的に表示することも可能である。このようにすれば、写真の撮影方向を明示した一覧表示を実現することができる。
図14は、写真サムネールをそのように表示した場合の写真一覧表の例である。写真サムネールが撮影対象位置1401と撮影地点1402の間に立体的に表示されている。立体的な写真の向きから個々の写真の撮影方向を明確に把握できる。
この場合には、地図上での個々の写真サムネールの表示は以下のフローチャートで行われる。
図15は実施形態2における写真表示のフローチャートである。ステップS1501において写真のビュー方向を取得する。写真表示テーブルの撮影方法を取得することにより行う。ステップS1502において写真が裏向きになるかどうか判定する。裏向きとは撮影地点が撮影対象よりも相対的に遠くにある場合であり、その場合、論理的には写真の裏側(通例真っ白な紙)が表示されることになってしまう。裏向きでない場合はステップS1504にスキップする。裏向きになる場合はステップS1503に進み、ビュー方向を180°回転し、写真の表が見えるようにする。ステップS1504において、写真をビュー方向に合わせて3D回転し、立体的に表示する。その後リターンする。
このように実施形態2によれば、写真一覧上の個々の写真を立体的に表示することで写真の撮影方向を明示することができ、分かりやすい地図上の写真一覧表示を実現することができる。
なお、実施形態2によれば、写真が裏向きの場合に180°回転して表向きを表示するようにしたが、裏向きの場合は鏡像を表示するという形態も考えられる。この場合は、裏向きの写真表示の際に画像データを鏡像になるように画像処理して表示することにより実現できる。このようにすると、鏡像表示から撮影方向が裏向きになっていることを容易に知ることができる。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
CPU マイクロプロセッサ
BUS バス
ROM 読出専用の不揮発性メモリ
RAM 読み書き可能なランダムアクセスメモリ
DISK 大量記憶装置
BUS バス
ROM 読出専用の不揮発性メモリ
RAM 読み書き可能なランダムアクセスメモリ
DISK 大量記憶装置
Claims (8)
- 複数の画像を一覧表示する画像表示装置であって、
画像を保持する画像保持手段と、
前記画像の撮影地点の位置を示す撮影地点位置情報を取得する撮影地点位置情報取得手段と、
前記画像の撮影対象の位置を示す撮影対象位置情報を取得する撮影対象位置情報取得手段と、
前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とに基づいて前記画像の表示位置を前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とが示す位置の中間となるように決定する表示位置決定手段と、
前記決定された表示位置に前記画像を表示する画像表示手段と
を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記画像保持手段は、撮影時の撮影方向と撮影距離の情報を更に保持し、
前記撮影対象位置情報取得手段は、前記撮影地点位置情報から前記撮影方向と前記撮影距離に従って撮影対象位置を算出して取得することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記画像表示手段は、前記画像を、撮影方向が分かるように立体的に表示することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記画像に付与されたランドマークをメタデータとして保持するランドマークメタデータ保持手段を更に有し、
前記撮影対象位置情報取得手段は、前記画像に付与された前記ランドマークのうち撮影地点に最も近いランドマークの位置を撮影対象位置情報として取得することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記表示位置決定手段は、表示位置を撮影地点から撮影対象位置までの距離に応じて定めることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報によって、撮影地点の位置と撮影対象位置の双方が所定距離内にある画像を同一グループにグループ化するグループ化手段と、
同一グループの画像から代表画像を選定する代表画像選定手段とを更に有し、
前記画像表示手段は、前記代表画像を前記表示位置に表示することを特徴とする請求項1、4記載の写真一覧表示装置。 - 複数の画像を一覧表示する画像表示方法であって、
画像を保持手段に保持する工程と、
前記画像の撮影地点の位置を示す撮影地点位置情報を取得する撮影地点位置情報取得工程と、
前記画像の撮影対象の位置を示す撮影対象位置情報を取得する撮影対象位置情報取得工程と、
前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とに基づいて前記画像の表示位置を前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とが示す位置の中間となるように決定する表示位置決定工程と、
前記決定された表示位置に前記画像を表示する画像表示工程と
を備えることを特徴とする画像表示方法。 - コンピュータを、
画像を保持する画像保持手段と、
前記画像の撮影地点の位置を示す撮影地点位置情報を取得する撮影地点位置情報取得手段と、
前記画像の撮影対象の位置を示す撮影対象位置情報を取得する撮影対象位置情報取得手段と、
前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とに基づいて前記画像の表示位置を前記撮影地点位置情報と前記撮影対象位置情報とが示す位置の中間となるように決定する表示位置決定手段と、
前記決定された表示位置に前記画像を表示する画像表示手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011267847A JP2013120477A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム |
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JP2011267847A JP2013120477A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム |
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JP2011267847A Pending JP2013120477A (ja) | 2011-12-07 | 2011-12-07 | 画像表示装置、画像表示方法、及びプログラム |
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JP (1) | JP2013120477A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6180878A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-24 | Hitachi Ltd | 超電導マグネツト用クライオスタツト |
JP2016154023A (ja) * | 2016-03-16 | 2016-08-25 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
JP2017067834A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社オプティム | 無人航空機の撮像画像表示装置、撮像画像表示方法、および撮像画像表示プログラム |
-
2011
- 2011-12-07 JP JP2011267847A patent/JP2013120477A/ja active Pending
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