JP2013119809A - 内燃機関のインバランス検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フューエルカット後のリッチ空燃比制御を行う場合に、回転変動に基づくインバランス検出機会が確保され難くなる弊害を抑制することができる内燃機関のインバランス検出装置を提供する。
【解決手段】複数の気筒を有する内燃機関1において、ECU60は、内燃機関1のフューエルカットの後に内燃機関1の空燃比をリッチ空燃比とするF/C後リッチ制御を実行する。内燃機関1の回転変動に基づいて気筒間空燃比インバランス検出を行う。F/C後リッチ制御によるリッチ空燃比制御中は、気筒間空燃比インバランス検出を停止する。F/C後リッチ制御によるリッチ空燃比制御の開始後に、リッチ空燃比制御の期間が所定値Aに達したか否かを判定する。リッチ空燃比制御の期間が所定値Aに達したときは、F/C後リッチ制御を終了させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関のインバランス検出装置に関する。
従来、例えば、特開平7−279732号公報に開示されているように、内燃機関の回転変動(回転速度変動)を算入して各種演算を行うことにより、内燃機関の気筒間の空燃比のインバランスを検出する内燃機関のインバランス検出装置が知られている。以下、内燃機関の気筒間の空燃比のインバランスを、簡単に「インバランス」とも称す。
特開平7−279732号公報
回転変動に基づく気筒間空燃比インバランス検出を行うにあたっては、まず、その根拠とすべき回転変動を検出することが必要である。しかしながらインバランス異常時の回転変動が表れにくい運転状態が存在するため、そのような運転状態での運転中には、気筒間空燃比インバランス検出を行うことを避けることが好ましい。仮にそのような運転状態で検出した回転変動を根拠とすると、適切なインバランス検出結果が得られず、本来異常と判断すべきところを誤って正常と判断してしまうからである。
回転変動が出にくい運転状態として、フューエルカット後のリッチ空燃比制御の実行中が挙げられる。以下、このようなフューエルカット後のリッチ空燃比制御を、「F/C後リッチ制御」とも称する。F/C後リッチ制御は、F/C終了後において触媒に流入する排ガスの空燃比(機関に供給される混合気の空燃比)をリッチ空燃比に意図的に制御して、触媒の酸素吸蔵量を適切な値に調整する技術である。
回転変動が出にくいという理由から、F/C後リッチ制御中においては、回転変動に基づく気筒間空燃比インバランス検出を行うことを避けることが好ましい。しかしながら、その結果として、フューエルカット後のリッチ空燃比制御を行う内燃機関においては、回転変動に基づくインバランス検出の機会が減少し、検出機会が確保され難くなってしまう。特にフューエルカット後のリッチ空燃比制御を長期にわたって実行する内燃機関では、検出機会の確保が更に困難である。このように、従来の技術には、フューエルカット後のリッチ空燃比制御の要請と回転変動に基づくインバランス検出機会の確保の要請とを両立するという観点から、未だ改善の余地が残されていた。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、フューエルカット後のリッチ空燃比制御を行う場合に、回転変動に基づくインバランス検出機会が確保され難くなる弊害を抑制することができる内燃機関のインバランス検出装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、複数の気筒を有する内燃機関について前記内燃機関のフューエルカットの後に前記内燃機関の空燃比をリッチ空燃比とするリッチ制御手段を有する内燃機関の気筒間空燃比インバランスを検出する検出装置であって、
前記内燃機関の回転変動に基づいて気筒間空燃比インバランス検出を行う検出手段と、
前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御中は前記気筒間空燃比インバランス検出を停止する停止手段と、
前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御の開始後に前記リッチ空燃比制御の期間が所定期間に達したときは、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御を終了させるリッチ制御終了手段と、
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記内燃機関の排気通路に設けられた触媒の酸素吸蔵能力を検出するOSC検出手段と、
前記OSC検出手段で検出した酸素吸蔵能力に基づいて前記所定期間を可変に設定する期間設定手段と、
を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記検出手段は、前記内燃機関の空燃比に関する条件を含む所定の実行条件が満たされたか否かに基づいて前記気筒間空燃比インバランス検出を開始する手段を含み、
前記リッチ制御手段は、前記内燃機関のフューエルカットの後に所定のリッチ制御保持期間は前記内燃機関の空燃比をリッチ空燃比に保持する手段を含み、
前記リッチ制御終了手段は、
前記実行条件のうち前記空燃比に関する条件以外の条件が満たされたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記実行条件のうち前記空燃比に関する条件以外の条件が満たされたと判定された場合において、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御の開始後に当該リッチ空燃比制御の期間が前記所定期間に達したときは、前記リッチ制御保持期間の経過の有無にかかわらず、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御を終了させる強制終了手段と、
を備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、フューエルカット後のリッチ制御期間が長くなることにより回転変動に基づくインバランス検出機会が確保され難くなる弊害を、抑制することができる。
第2の発明によれば、フューエルカット後のリッチ空燃比制御の期間を、触媒の状態に応じて調節することができる。
第3の発明によれば、インバランス検出の実行条件の充足状況を考慮して、エミッション特性悪化抑制に配慮しつつフューエルカット後のリッチ空燃比制御を早期に終了させることができる。
本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置の構成を、これが搭載される内燃機関システム構成とともに示す図である。 本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 本実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置に対する比較例を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置においてECUが実行するルーチンのフローチャートである。
実施の形態.
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置の構成を、これが搭載される内燃機関システム構成とともに示す図である。本実施の形態のシステムは、内燃機関1を備えている。内燃機関1は複数の気筒2を有しているが、図1には、そのうちの1気筒のみを示している。本実施の形態では、内燃機関1は、具体的には車両搭載用の直列4気筒ガソリンエンジンであるものとする。
内燃機関1は、内部にピストン4を有するシリンダブロック6を備えている。シリンダブロック6の上部にはシリンダヘッド8が組み付けられている。ピストン4上面からシリンダヘッド8までの空間は燃焼室10を形成している。シリンダヘッド8には、燃焼室10内の混合気に点火する点火プラグ12が設けられている。
シリンダヘッド8は、燃焼室10と連通する吸気ポート14を備えている。吸気ポート14と燃焼室10との接続部には吸気バルブ16が設けられている。吸気ポート14には、吸気通路18が接続されている。吸気通路18には、吸気ポート14近傍に燃料を噴射するインジェクタ20が設けられている。
吸気通路18の途中にはサージタンク22が設けられている。サージタンク22の上流にはスロットルバルブ24が設けられている。スロットルバルブ24は、スロットルモータ26により駆動される電子制御式のバルブである。スロットルバルブ24は、アクセル開度センサ30により検出されるアクセル開度AAに基づいて駆動されるものである。スロットルバルブ24の近傍には、スロットル開度TAを検出するスロットル開度センサ28が設けられている。スロットルバルブ24の上流には、吸入空気量Gaを検出するエアフロメータ32が設けられている。エアフロメータ32の上流にはエアクリーナ34が設けられている。
また、シリンダヘッド8は、燃焼室10と連通する排気ポート40を備えている。排気ポート40と燃焼室10との接続部には排気バルブ42が設けられている。排気ポート40には排気通路44が接続されている。排気通路44には、排気ガスを浄化する排気浄化触媒(以下「触媒」という。)46が設けられている。触媒46には、触媒床温を検出する触媒床温センサ48が設けられている。排気通路44における触媒46の上流には第1の排気ガスセンサ50が、触媒46の下流には第2の排気ガスセンサ52が、それぞれ設けられている。第1及び第2の排気ガスセンサ50,52は、具体的には、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサである。
また、本実施の形態のシステムは、制御装置としてのECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の出力側には、点火プラグ12、インジェクタ20、スロットルモータ26等が接続されている。ECU60の入力側には、スロットル開度センサ28、アクセル開度センサ30、エアフロメータ32、クランク角センサ36、触媒床温センサ48、排気ガスセンサ50,52等が接続されている。
ECU60は、クランク角センサ36の出力に基づいて、クランク角の値、ピストン4の位置から決まる筒内容積、および内燃機関1の機関回転数Neなどを計算するための各種プログラムを備えている。
(フューエルカット処理、F/C後リッチ制御処理)
ECU60は、内燃機関1の減速時等の所定条件の成立時にフューエルカットを行うフューエルカット処理を実行することができる。また、ECU60は、このフューエルカット後に、内燃機関1をリッチ空燃比に制御する処理を備えている。以下、この「フューエルカット後における、内燃機関1のリッチ空燃比制御」を「F/C後リッチ制御」とも称し、F/C後リッチ制御を実現するための処理を「F/C後リッチ制御処理」とも称する。このF/C後リッチ制御処理は、F/C終了後において触媒に流入する排ガスの空燃比(機関に供給される混合気の空燃比)をリッチ空燃比に意図的に制御して、触媒の酸素吸蔵量を適切な値に調整する技術である。触媒46がその酸素吸蔵機能を十分に発揮し得る状態とするためには、触媒46の酸素吸蔵量がある適切な量に収まっていることが好ましい。しかしながら、内燃機関1のフューエルカット処理実行中においては、吸入した空気がそのまま排気通路44へと流出して触媒46へと流入するため、触媒46に流入するガスの空燃比が過度のリーンとなる。その結果、F/C終了時点(言い換えれば、燃料噴射および燃焼が開始された時期)には、触媒の酸素吸蔵量が、過多(究極的には、最大酸素吸蔵量)に達している場合が多い。本実施の形態では、F/C後リッチ制御処理により、F/C終了後において触媒に流入する排ガスの空燃比をリッチ空燃比に意図的に制御して、触媒46が吸蔵した酸素を放出し、触媒の酸素吸蔵量を適切な値に調整することができる。
(回転変動計算処理、インバランス検出処理)
ECU60は、内燃機関1の回転変動に基づいて気筒間空燃比インバランス検出を行う処理を実行することができる。先ず、ECU60は、クランク角センサ36の出力に基づいて回転変動を計算する処理(回転変動計算処理)を備えている。内燃機関の出力軸の回転速度を単に「回転速度」と呼ぶこともある。一般に、内燃機関の運転中では、燃焼行程(膨張行程)が周期的に現れる。具体的には、例えば4気筒・4サイクル内燃機関では、燃焼行程が180°クランク角毎に現れる。このことに起因して、内燃機関の出力軸(クランク軸)の回転速度は、燃焼行程に対応する期間では「山」となりその他の行程に対応する期間では「谷」となるように周期的に略均一に変動する。このように燃焼行程が周期的に現れることに起因する回転速度変動は、いわば正常な変動である。そして、この回転速度変動が正常な変動から乖離していわば非対称の山谷(一部の気筒の燃焼行程で、他の気筒との比較で極端に山谷が異なる)を描くようになっている状態は、気筒間の空燃比が異なっていることを示しており、その相違が異常な程度に大きければ気筒間空燃比インバランス異常が発生していると判断できる。つまり、回転速度変動が正常な変動からどの程度乖離しているかを評価すれば、気筒間空燃比インバランスの有無を検出できる。ECU60は、このような原理に基づいて回転変動を基礎として気筒間空燃比インバランスを検出するための処理を記憶している(以下、この処理を、「インバランス検出処理」とも称す)。これによりインバランスOBD(On-board diagnostics)が実現される。
(条件判定処理、検出停止処理)
なお、本実施の形態では、ECU60が、上記のインバランス検出処理に関連して、次の処理も実行する。
ECU60は、インバランス検出処理を実行する条件が満たされているか否かを判定する条件判定処理を記憶しており、これを実行することができる。この条件判定処理は、気筒間空燃比インバランス検出処理を実行する場合におけるエミッションへの影響を極力少なくするため、そのようなエミッション影響への抑制できる条件(モニタ条件)の成立時にのみインバランス検出処理を実行させるためのものである。
この条件判定処理は、具体的には、本実施の形態では、次の3つの条件がすべて満たされているか否かを判定する処理である。
条件(1) 内燃機関1がアイドル中であるか
条件(2) 内燃機関1の空燃比が荒れていないか(ストイキで安定しているか)
条件(3) 内燃機関1におけるパージ学習がある程度進んでいるか
なお、条件(3)については、どの程度のパージ学習が必要かどうかの判定基準を、内燃機関1の具体的構成に応じてあらかじめ設定しておく。本実施の形態によれば、ECU60においてこれらの条件が満たされたか否かに基づいてインバランス検出処理の実行可否を判断可能であるため、エミッションへの影響を抑制することができる。
ECU60は、所定の場合にはインバランス検出処理を停止する検出停止処理を記憶しており、これを実行することができる。この検出停止処理は、本実施の形態では、具体的には、上述した「F/C後リッチ制御処理」の実行中には、インバランス検出処理を停止する処理である。
回転変動に基づく気筒間空燃比インバランス検出を行うにあたっては、まず、その根拠とすべき回転変動を検出することが必要である。しかしながらインバランス異常時の回転変動が表れにくい運転状態が存在するため、そのような運転状態での運転中には、気筒間空燃比インバランス検出を行うことを避けることが好ましい。仮にそのような運転状態で検出した回転変動を根拠とすると、適切なインバランス検出結果が得られず、本来異常と判断すべきところを誤って正常と判断してしまうからである。
(OSC測定処理)
ECU60は、触媒の酸素吸蔵能力(Oストレージ能力)を測定するための測定処理を実行することができる。酸素吸蔵能力は、OSC(Oxygen Storage Capacity)とも称される。OSCを算出する技術は既に公知であり、各種技術が知られているためそれらの各種公知技術を用いればよいが、本実施の形態では、一例として下記の手法によりOSCを算出するものとする。
本実施の形態において、ECU60は、アクティブ制御処理を備えている。アクティブ制御処理とは、筒内に供給される混合気の目標空燃比を制御することで、触媒上流の排気空燃比を強制的に燃料リーン側(以下「リーン側」と略する。)と燃料リッチ側(以下「リッチ側」と略する。)とに交互に切り換える処理である。触媒上流の排気空燃比をリッチ側(又はリーン側)からリーン側(又はリッチ側)に強制的に変化させてから触媒下流の酸素センサ出力(排気ガスセンサ)が変化(反転)するまでの時間に、触媒46に流入する排気ガスの酸素過不足量を演算することで、触媒46の最大酸素吸蔵量Cmaxを算出することができる。この最大酸素吸蔵量Cmaxは触媒46の劣化に伴い減少するものであるため、Cmaxに基づいて現在の触媒の酸素吸蔵能力OSCを求めることができる。なお、ここで記載した技術のさらなる詳細は、特開2007−332914号に記載されている。
[実施の形態の動作]
図2は、本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置の動作を説明するためのタイムチャートである。以下、時刻t1、t2、t3のそれぞれのタイミングにおける動作について、図2を参照して説明する。
(時刻t1)
図2の「車速」に示すように内燃機関1を搭載した車両の減速(アクセル開度低減)が行われた際、ECU60は前述したフューエルカット処理を実行する。これにより内燃機関1でフューエルカットが実施されるともに、ECU60はF/C後リッチ制御処理を実施する。この様子が、図2の「F/C後リッチ制御」のラインに表されている。すなわち、時刻t1においてF/C後リッチ制御のフラグがオン(立ち上がり)となり、ECU60がF/C後リッチ制御処理を開始している。この制御開始に応じてECU60において時間のカウントが開始され、図2の「F/C後リッチ制御時間」のラインが時間の経過とともに徐々に立ち上がる。さらに、ECU60は、前述した「検出停止処理」によって、F/C後リッチ制御処理の実行中にはインバランス検出処理を停止する。
(時刻t2)
次に、F/C後リッチ制御処理の実行中に、「F/C後リッチ制御以外のモニタ条件成立フラグ」がオンとなった場合を考える。本実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置は、前述した条件判定処理および検出停止処理を備えている。ここで、本実施の形態では、「条件判定処理」における条件(1)〜(3)のうち、「空燃比に関する条件(すなわち、前述の条件(2))」以外の条件が満たされている場合には、「F/C後リッチ制御以外のモニタ条件成立フラグ」をオンとする。このフラグがオンとなった場合には、図2に示す「ガード時間」が設定される。ECU60は、この「ガード時間」を設定するためのガード時間設定処理を記憶している。
(時刻t3)
図2における時刻t3は、上述したガード時間が設定された後、F/C後リッチ制御時間がガード時間に達したタイミングである。本実施の形態では、F/C後リッチ制御時間がガード時間に達した場合には、F/C後リッチ制御処理によるリッチ空燃比制御を終了させ、ECU60はストイキ制御を開始する。図2では、「F/C後リッチ制御」のフラグが時刻t3でオフ(立ち下り)となる様子が示されている。時刻t3での当該フラグのオフに応じて、すなわちストイキ制御の開始に応じて、条件判定処理における条件(2)が満たされる。前述したように時刻t2において条件(1)および(3)は満たされていたので、時刻t3において条件判定処理における条件(1)〜(3)の全てが満たされたことになる。よって、時刻t3では、図2における「モニタ条件成立フラグ」がオン(立ち上がり)となっている。この「モニタ条件成立フラグ」のオンは、前述した「検出停止処理」によるインバランス検出処理の実行禁止を解除するものである。従って、時刻t3以降の期間(図2における符号70を付した矢印参照)については、ECU60が、回転変動計算処理およびインバランス検出処理を実行することができるようになる。
以上説明した動作によれば、フューエルカット後のリッチ制御期間が長くなることにより回転変動に基づくインバランス検出機会が確保され難くなる弊害を、抑制することができる。すなわち、フューエルカット後のリッチ空燃比制御中は、回転変動に基づく空燃比インバランス検出を行うことが難しいことから、インバランス検出を控えることができる。その一方で、空燃比インバランス検出を開始できないリッチ制御期間に制限を設けることで、リッチ制御を強制的に終了させてインバランス検出の強制停止を解くことができる。これにより、フューエルカット後のリッチ制御期間が長くなることにより回転変動に基づくインバランス検出機会が確保され難くなるという弊害を、抑制することができる。いわば、フューエルカット後のリッチ空燃比制御の要請と、回転変動に基づくインバランス検出機会の確保の要請とを、両立することができる。
[比較例]
図3は、本実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置に対する比較例を示すタイムチャートである。図3における破線74、76および78が比較例の動作を表している。図2を用いて説明したようにガード時間の設定を行わない場合、図3の破線74に示すように、「F/C後リッチ制御時間」がある程度長期間にわたることになる。その理由は、「F/C後リッチ制御」が、比較的長期に定められた期間Tにわたって実施されることで、破線78のように長期間継続される場合がありうるからである。これに応じて破線76にあるようにモニタ条件成立フラグがオンとなる時期が遅くなり、検出停止処理によるインバランス検出の停止期間も長期間にわたってしまう。そうすると、時刻t3以降よりも遅い時刻t4以降の期間(図3における矢印72を付した矢印参照)にECU60が回転変動計算処理およびインバランス検出処理を実行することとなる。特に、触媒能力が高い触媒を備えた内燃機関では、F/C後リッチ制御の期間Tをある程度長く設定するケースが想定される。その結果、検出停止処理によるインバランス検出の停止期間もより長期間にわたってしまうため、検出機会の確保が困難である。本実施の形態によれば、このような弊害を抑制することができる。
[実施の形態にかかる具体的処理]
図4は、本発明の実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置においてECU60が実行するルーチンのフローチャートである。
図4のルーチンでは、先ず、ECU60が、リーンインバランスOBDモニタ条件が成立したか否かを判定する処理を実行する(ステップS100)。具体的には、ECU60が、前述した「条件判定処理」を実行する。
なお、ここで「リーンインバランス」とは、多気筒内燃機関において、ある特定の気筒の燃料噴射弁の特性が「指示された燃料噴射量よりも小さい量の燃料を噴射する特性」となっている場合を意味している。インバランスには、リーンインバランスのほか、リッチインバランスもある。リッチインバランスとは、ある特定の気筒の燃料噴射弁の特性が「指示された燃料噴射量よりも大きい量の燃料を噴射する特性」となる場合を意味している。リッチインバランス状態では、リーンインバランス状態に比して、過度に不均一な回転速度変動の発生が、起きにくい。そこで、本実施の形態では、リーンインバランスOBDをモニタすることとしている。この点に関しては、例えば特開2011−196195号公報にも技術的説明が記載されている。
ステップS100における条件成立が認められた場合には、ECU60が、回転変動を算出するために回転変動計算処理を実行し、続いて、気筒間空燃比インバランス検出を行うためにインバランス検出処理を実行する(ステップS110)。その後、今回のルーチンが終了する。
ステップS100における条件成立が認められなかった場合には、ECU60が、「F/C後リッチ制御中を除いたリーンインバランスOBDモニタ条件」が成立しているか否かを判定する処理を実行する(ステップS102)。すなわち、このステップでは、ECU60が、前述した図2の時刻t2の「F/C後リッチ制御以外のモニタ条件成立フラグ」にかかる制御動作を実現するための処理を実行する。具体的には、前述した条件判定処理の条件(1)および条件(3)が満たされているかどうかを判定する処理をECU60に実行させればよい。
ステップS102における条件成立が認められなかった場合には、今回の処理が終了し、処理はリターンする。
ステップS102における条件成立が認められた場合には、続いて、ECU60が、現在F/C後リッチ制御中であるかどうかを判定する処理を実行する(ステップS104)。このステップでは、図2における「F/C後リッチ制御」のフラグがオンかどうかの判定を行えばよい。ステップS104により、条件判定処理の条件(2)が満たされない現時点の状態がF/C後リッチ制御に起因するものであるか否かを、正確に判断することができる。すなわち、ステップS104により、内燃機関1の空燃比がストイキで安定していないという状況がF/C後リッチ制御に起因するものか否かを、正確に判断することができる。
ステップS104における条件成立が認められなかった場合には、今回の処理が終了し、処理はリターンする。
ステップS104における条件成立が認められた場合には、続いて、ECU60が、F/C後リッチ制御時間(秒)が、所定値A(秒)を越えているかどうかを判定する処理を実行する(ステップS106)。この所定値Aは、図2に示す「ガード時間」の役割を果たすものである。
本実施の形態では、ECU60が所定値Aを算出する処理を備えている。この処理は、次の2つのステップ(OSC検出ステップ、期間設定ステップ)を備えている。本実施の形態では、ECU60が、この所定値Aを算出する処理を図4のルーチンとは別に所定のタイミングで実行するものとする。
(1)OSC検出ステップ
OSC検出ステップは、前述したOSC測定処理により触媒46の現時点における酸素吸蔵能力を検出するステップである。OSC測定処理を実行可能な運転領域を特定の領域に限定している内燃機関の場合には、例えば、最新の酸素吸蔵能力(最大酸素吸蔵量Cmax)を所定値Aの算出に用いればよい。
(2)期間設定ステップ
期間設定ステップは、OSC検出ステップで検出した酸素吸蔵能力に基づいて、今回の所定値Aを設定するステップである。期間設定ステップは、触媒能力と酸素吸蔵能力との間に相関があるという考え方に基づいて、所定値Aを設定するものである。具体的には、OSCが大きいほど(言い換えれば、初期状態の触媒からの劣化が少ないほど)、所定値Aは大きな値に設定されるように定めた演算式又はマップをECU60に記憶させておき、この演算式又はマップを用いて所定値Aを計算すればよい。所定値Aが大きな値になるほど、F/C後リッチ制御の期間が長くなる。
ステップS106における条件成立が認められなかった場合には、今回の処理が終了し、処理はリターンする。
ステップS106の条件の成立が認められた場合には、ECU60が、F/C後リッチ制御を停止する処理を実行する(ステップS108)。
続いて、ステップS110へと処理が進む。ステップS110では、ECU60が、回転変動計算処理およびインバランス検出処理を実行する。その後、今回のルーチンが終了する。
図4に示すルーチンによれば、図2で説明した実施の形態にかかる動作と図3で説明した比較例の動作とを、条件判定処理において定められた条件(1)〜(3)の充足状況に基づいて、使い分けることができる。すなわち、上記のステップS102、S104またはS106において条件成立が認められなかった場合には、処理がリターンする。この場合にはステップS106およびS108にかかるガードがかからないため、結果的に、前述した「比較例」での動作が実現されることとなる。つまり、図3の破線78に示すように、F/C後リッチ制御が期間Tにわたって実施される。この期間Tは、所定値Aで定まる期間よりも長く定められ、触媒の酸素吸蔵量調整を重視する観点から十分な長さに確保されることが好ましい。例えば、好ましい例としては、触媒46の酸素吸蔵量がその最大酸素吸蔵量Cmaxの半分程度に調整されるまでF/C後リッチ制御を継続するように、期間Tを定めてもよい。これにより、本実施の形態にかかる内燃機関のインバランス検出装置は、エミッション特性悪化抑制に配慮しつつF/C後リッチ制御を早期に終了させるとともに、F/C後リッチ制御の早期終了が可能な状況ではない場合にはF/C後リッチ制御の本来の制御動作を実現することができる。
図4のルーチンには、下記に述べるように、前述した「検出停止処理」が含まれている。上記のステップS102、S104またはS106において条件成立が認められなかった場合に、処理がリターンした後、再度図4のルーチンが開始されてステップS100の判定処理が実行される。このルーチンの開始時点でF/C後リッチ制御の終了等により空燃比がストイキに安定しているときは、ステップS110へと処理が進んでインバランス検出処理が実行される。一方、F/C後リッチ制御中の場合には、処理はステップS100→S102→S104→S106へと進み、ステップS106の条件成立までは、処理がループする。従って、ステップS106の条件が成立するまでは、ECU60はステップS110における回転変動算出等の処理を行うことができない。このように、F/C後リッチ制御処理の実行中にインバランス検出処理を停止する処理、すなわち検出停止処理が図4のルーチン上で実現されている。
尚、上述した実施の形態においては、ECU60が「F/C後リッチ制御処理」を実行することにより、前記第1の発明における「リッチ制御手段」が実現され、ECU60が図4のルーチンのステップS110の処理を実行することにより、前記第1の発明における「検出手段」が実現され、ECU60が図4のルーチンにおけるステップS100、S102、S104、およびS106の処理を実行することにより、前記第1の発明における「停止手段」が実現されている。さらに、上述した実施の形態においては、ECU60が図4のルーチンのステップS106およびS108の処理を実行することにより、前記第1の発明における「リッチ制御終了手段」が実現されており、所定値Aが、前記第1の発明における「所定期間」に相当している。
尚、上述した実施の形態においては、条件判定処理における条件(1)〜(3)が、前記第3の発明における「所定の実行条件」に、そのうちの条件(2)が、前記第3の発明における「内燃機関の空燃比に関する条件」に、期間Tが、前記第3の発明における「リッチ制御保持期間」に、それぞれ相当している。また、上述した実施の形態においては、ECU60が図4のルーチンにおけるステップS102の処理を実行することにより、前記第3の発明における「判定手段」が実現され、ECU60が図4のルーチンのステップS104、S106およびS108の処理を実行することにより、前記第3の発明における「強制終了手段」が実現されている。すなわち、本実施の形態で実現されている強制終了手段は、判定手段により実行条件のうち空燃比に関する条件以外の条件が満たされたと判定された場合において(ステップS102でYES)、リッチ制御手段のリッチ空燃比制御の開始後(ステップS104でYES)に当該リッチ空燃比制御の期間が所定期間(所定値A)に達したときは(ステップS106でYES)、リッチ制御保持期間(期間T)の経過の有無にかかわらず、リッチ制御手段のリッチ空燃比制御を終了させる(ステップS108)。
1 内燃機関
2 気筒
4 ピストン
6 シリンダブロック
8 シリンダヘッド
10 燃焼室
12 点火プラグ
14 吸気ポート
16 吸気バルブ
18 吸気通路
20 インジェクタ
22 サージタンク
24 スロットルバルブ
26 スロットルモータ
28 スロットル開度センサ
30 アクセル開度センサ
32 エアフロメータ
34 エアクリーナ
36 クランク角センサ
40 排気ポート
42 排気バルブ
44 排気通路
46 触媒
48 触媒床温センサ
50 排気ガスセンサ
52 排気ガスセンサ
60 ECU

Claims (3)

  1. 複数の気筒を有する内燃機関について前記内燃機関のフューエルカットの後に前記内燃機関の空燃比をリッチ空燃比とするリッチ制御手段を有する内燃機関の気筒間空燃比インバランスを検出する検出装置であって、
    前記内燃機関の回転変動に基づいて気筒間空燃比インバランス検出を行う検出手段と、
    前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御中は前記気筒間空燃比インバランス検出を停止する停止手段と、
    前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御の開始後に前記リッチ空燃比制御の期間が所定期間に達したときは、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御を終了させるリッチ制御終了手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関のインバランス検出装置。
  2. 前記内燃機関の排気通路に設けられた触媒の酸素吸蔵能力を検出するOSC検出手段と、
    前記OSC検出手段で検出した酸素吸蔵能力に基づいて前記所定期間を可変に設定する期間設定手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のインバランス検出装置。
  3. 前記検出手段は、前記内燃機関の空燃比に関する条件を含む所定の実行条件が満たされたか否かに基づいて前記気筒間空燃比インバランス検出を開始する手段を含み、
    前記リッチ制御手段は、前記内燃機関のフューエルカットの後に所定のリッチ制御保持期間は前記内燃機関の空燃比をリッチ空燃比に保持する手段を含み、
    前記リッチ制御終了手段は、
    前記実行条件のうち前記空燃比に関する条件以外の条件が満たされたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記実行条件のうち前記空燃比に関する条件以外の条件が満たされたと判定された場合において、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御の開始後に当該リッチ空燃比制御の期間が前記所定期間に達したときは、前記リッチ制御保持期間の経過の有無にかかわらず、前記リッチ制御手段のリッチ空燃比制御を終了させる強制終了手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関のインバランス検出装置。
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