JP2013119405A - ヒートシール用ヒーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物が、熱風吹き出し用スリットや熱風吹き出し用孔に詰まり、塞いでしまうことがないヒートシール用ヒーター装置を提供する。
【解決手段】ヒーターで加熱された気体を、ヒーターチャンバーを経て、ヒーターノズルに設けられた吹き出し用孔、または、吹き出し用スリットより吹き出すヒートシール用ヒーター装置であって、ヒーターチャンバー内の気体の流路に、前記吹き出し用孔の径、または、吹き出し用スリットの間隔より小さい複数の貫通孔が開けられたパンチング板を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートシール用ヒーター装置に関するものである。
容器包装において、フィルムやシート状の包装材料を用いて容器包装を成形するには、一般にヒートシールによって包装材料の内面に設けられたシーラント層を溶着して成形している。これに用いるヒートシール用ヒーター装置としては、容器包装が包装袋などの場合は、重ね合わせた包装材料の外面側に圧着されたヒートシールバーなどで加熱して溶融させ、ヒートシールを行っている。
一方、板紙を包装材料の1層に設けた液体紙容器や、紙カップなどにおいては板紙による断熱効果があるので、包装材料の外面側からの加熱によって、外面側の表面を劣化させることなく、包装材料の内面に設けられたシーラント層を溶融させることは難しい。
このため、重ね合わせた包装材料のヒートシール部に、電熱により加熱した熱風を当ててシーラント層を溶融させてヒートシールをしたり、その熱風をシーラント層に当ててシーラント層を溶融させ、圧着させてヒートシールをしたりしている。
例えば、先端に熱風吹き出し用スリットを設けて、この熱風吹き出し用スリットより供給されてきた熱風を重ね合わせた包装材料のヒートシール部に吹き付けてヒートシールするヒーターノズルがある(特許文献1)。
また、ヒーターノズルの全周に複数段にわたり、それぞれ異なる位置に多数の熱風吹き出し用孔を設け、外気導入部とヒーター部とヒーターチャンバーを順次通過してきた熱風を、多数の熱風吹き出し用孔から吹き出して、包装材料の内面に設けられたシーラント層に当てて溶融させるヒーターノズルがある(特許文献2)。
公知文献を以下に示す。
特開平9−254281号公報 特開2008−296918号公報
上記、特許文献1、2においては、ヒーター部のヒーターに設けられた絶縁体のセラミックが破損して発生した異物や、ヒーター部の断熱材のカスなどが、熱風吹き出し用スリットや熱風吹き出し用孔に詰まり、塞いでしまうことがあった。
これによって熱風の吹き出しのバランスが崩れ、シール不良や、シーラント層の過加熱による発泡などの品質異常が発生してしまうことがある。この品質異常が発見されると、それまで生産されていたものを廃棄したり、全品検査したりしなければならなくなる。そして、その異常の原因追求や、修正に多くの時間を取られてしまう。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、異物が、熱風吹き出し用スリットや熱風吹き出し用孔に詰まり、塞いでしまうことがないヒートシール用ヒーター装置を提供す
ることを課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、ヒーターで加熱された気体を、ヒーターチャンバーを経て、ヒーターノズルに設けられた吹き出し用孔、または、吹き出し用スリットより吹き出すヒートシール用ヒーター装置であって、ヒーターチャンバー内の気体の流路に、前記吹き出し用孔の径、または、吹き出し用スリットの間隔より小さい複数の貫通孔が開けられたパンチング板を設けたことを特徴とするヒートシール用ヒーター装置である。
本発明のヒートシール用ヒーター装置は、異物が、熱風吹き出し用スリットや熱風吹き出し用孔に詰まり、塞いでしまうことがない。また、吹き出す熱風の温度の均一化や、流れの整流化をできる。
本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例を模式的に正面で示した説明図である。 本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例でパンチング板を設けることを模式的に正面で示した説明図である。 本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例のパンチング板の複数の孔の配置を模式的に平面で示した説明図である。(A)格子状の配列の例である。(B)千鳥格子状の配列の例である。
以下本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例を模式的に正面で示した説明図、図2は、本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例でパンチング板を設けることを模式的に正面で示した説明図、図3は、本発明のヒートシール用ヒーター装置の一例のパンチング板の複数の貫通孔の配置を模式的に平面で示した説明図で、(A)は、格子状の配列の例、(B)は、千鳥格子状の配列の例である。
本例のヒートシール用ヒーター装置100は、図1のように、ヒーター部1にあるヒーターで気体を加熱して得られた熱風が、ヒーターチャンバー2を経て、ヒーターノズル3に設けられた吹き出し用孔4より吹き出すようになっている。そして、ヒーターチャンバー2内の気体の流路にはパンチング板5が設けられている。
本例では、ヒーターノズル3に吹き出し用孔4を設けているが、吹き出し用孔4の代わりに吹き出し用スリットを設けても良い。また、ヒーターは電熱線で加熱するタイプで、ヒーター部1の内側にセラミック製の絶縁体などを介して電熱線が取り付けられている。
ヒーターで加熱される気体は、外気をファンで取り入れて送るようにしてヒーター部1に送るようになっている。場合によっては、熱風によってヒートシール層の酸化が進まないように、窒素ガスなどの活性のない気体を高圧ボンベから送るようにしても良い。
ヒーターチャンバー2は、図2のように、ヒーターチャンバー上部21とヒーターチャンバー下部22に分離できるようになっていて、その間にパンチング板5を挟みこむように収められている。
パンチング板5は、耐熱性の高い金属が好ましく、特にステンレス鋼鈑が好ましく用いられる。また、パンチング板5には、熱風が通るように複数の貫通孔6が開けられている
。貫通孔6の形状は特に限定されるものではないが、円形の貫通孔6が、異物の形状によって通過してしまったりすることがなく好ましい。パンチング板5は、打ち抜きにより孔が設けられている場合もあるが必ずしも、貫通孔6を打ち抜きにより設けたものでなくても良い。場合によっては金網にしても良い。
パンチング板5に設けられた複数の貫通孔6は、図3の(A)のように、長方形の頂点に貫通孔が配置されるように格子状に配列させてもよい。また(B)のように、三角形の頂点に貫通孔が配置されるように千鳥格子状に配列させても良い。
また、円形の孔の直径は、吹き出し用孔4、または、吹き出し用スリットの径、または、間隔より小さくなければならない。1.0mmないし1.5mmの直径の吹き出し用孔4に対しては、パンチング板5に設けられた貫通孔6の直径は、0.8mm程度が妥当である。また、隣接する貫通孔6どうしの間隔としては、2mmが好ましい。
このように、吹き出し用孔4、または、吹き出し用スリットの径、または、間隔にたいして、円形の貫通孔6の径を0.5から0.8の比率にし、貫通孔6どうしの間隔を1.3から2.0の比率にすることが好ましい。
本例のヒートシール用ヒーター装置100で紙容器などを成形するためにヒートシールするには、外気をファンでヒーター部1に送風して、ヒーター部1内に絶縁体を介して取り付けられている電熱線で加熱するタイプのヒーターで加熱して、熱風を作る。
この熱風をヒーターチャンバー2に送り込み、ヒーターチャンバー2に設けられたパンチング板5の複数の孔を通過させるようにする。そして、パンチング板5の複数の貫通孔6を通過した熱風は、ヒーターノズル3に入り、ヒーターノズル3に設けられた吹き出し用孔から、吹き出される。
この吹き出された熱風を、重ね合わせた包装材料のヒートシール部に吹き付け、あるいは、包装材料の内面に設けられたシーラント層に当てて溶融させた後シーラント層どうしを接するように押圧して、ヒートシールして紙容器を成形する。
このように、ヒーター部1で加熱されてできた熱風は、ヒーターチャンバー2内に設けられたパンチング板5の複数の貫通孔6を通過するので、吹き出す熱風の温度が均一化され、流れが整流化される。
そして、ヒーター部1のヒーターに設けられた絶縁体のセラミックが破損したり、ヒーター部1の断熱材のカスが落ちたりして、異物が発生しても、ヒーターチャンバー2内に設けられたパンチング板5の貫通孔6を通過できないので、この異物が熱風吹き出し用孔に詰まって塞いでしまうことがない。
熱風吹き出し用孔が塞がれないので、塞がれて起きる熱風の吹き出しのバランスのくずれから起きるシール不良や、シーラント層の過加熱による発泡などの品質異常が発生してしまうことがない。
そのため、この品質異常による生産品の廃棄することもなく、全品検査をする必要もなくなる。また、その異常の原因追求や、修正に多くの時間を取られてしまうこともない。
100・・・ヒートシール用ヒーター装置
1・・・ヒーター部
2・・・ヒーターチャンバー
21・・・ヒーターチャンバー上部
22・・・ヒーターチャンバー下部
3・・・ヒーターノズル
4・・・吹き出し用孔
5・・・パンチング板
6・・・貫通孔

Claims (1)

  1. ヒーターで加熱された気体を、ヒーターチャンバーを経て、ヒーターノズルに設けられた吹き出し用孔、または、吹き出し用スリットより吹き出すヒートシール用ヒーター装置であって、ヒーターチャンバー内の気体の流路に、前記吹き出し用孔の径、または、吹き出し用スリットの間隔より小さい複数の貫通孔が開けられたパンチング板を設けたことを特徴とするヒートシール用ヒーター装置。
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