JP2013118504A - 遠隔監視システムの管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】走行作業機械又は船舶に備えられる遠隔監視端末装置と通信する遠隔監視システムの管理サーバであって、前記遠隔監視端末装置のメンテナンス状況を容易に一元管理することができる遠隔監視システムの管理サーバを提供する。
【解決手段】管理サーバ130は、起動開始日時及び起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間をメンテナンス項目138r毎に遠隔監視端末装置200単位で算出し、算出した稼動時間138qの前回メンテナンスから累計した累計経過時間138uをメンテナンス項目138r毎に遠隔監視端末装置200単位で算出し、メンテナンス間隔138t及び累計経過時間138uをメンテナンス項目138r毎に遠隔監視端末装置200単位で出力部162,133に出力させる。
【選択図】図16

Description

本発明は、遠隔監視端末装置(特に、建設機械や農業機械など走行作業機械、プレジャーボートや漁船など船舶に備えられる遠隔監視端末装置)と通信する遠隔監視システムの管理サーバに関するものである。
走行作業機械等に備えられる遠隔監視端末装置と、遠隔監視センターに設けられる管理サーバとの間で通信を行って、走行作業機械等を監視する遠隔監視システムは従来から公知となっている。
例えば、特許文献1は、項目ごとの前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでのメンテナンス間隔と稼動時間に基づいて次回のメンテナンスまでの残り時間が所定時間以内となった場合に警告を発する表示手段を遠隔監視端末装置側に設ける構成を開示している(例えば、図1、図11及び0015段落参照)
特許第4714382号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遠隔監視システムでは、メンテナンス状況の管理は、各遠隔監視端末装置側に委ねられており、管理サーバ側で一元管理することが困難であった。
そこで、本発明は、走行作業機械又は船舶に備えられる遠隔監視端末装置と通信する遠隔監視システムの管理サーバであって、前記遠隔監視端末装置のメンテナンス状況を容易に一元管理することができる遠隔監視システムの管理サーバを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、走行作業機械又は船舶に備えられる遠隔監視端末装置と通信する遠隔監視システムの管理サーバであって、予め定めた所定メンテナンス項目毎に前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでのメンテナンス間隔を前記走行作業機械又は前記船舶の種類毎に設定し、前記遠隔監視端末装置が起動したときに、前記遠隔監視端末装置の起動開始日時を前記遠隔監視端末装置から受信し、前記遠隔監視端末装置が起動停止したときに、前記遠隔監視端末装置の起動停止日時を前記遠隔監視端末装置から受信し、前記起動開始日時及び前記起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で算出し、算出した前記稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で算出し、前記メンテナンス間隔及び前記累計経過時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で出力部に出力させる構成とされていることを特徴とする遠隔監視システムの管理サーバを提供する。
本発明にいう前記出力部としては、前記管理サーバに備えられる出力部や、前記遠隔監視端末装置とは別に前記管理サーバに接続されて前記管理サーバにおけるデータを利用するパーソナルコンピュータやタブレット型コンピュータ、携帯電話機等の端末装置(具体的にはクライアントコンピュータ)に備えられる出力部を例示できる。前記出力部としては、代表的には、ディスプレイ等の表示部やプリンタ等の印刷部を例示できる。
本発明に係る管理サーバによれば、前記メンテナンス間隔及び前記累計経過時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で前記出力部に出力させる構成とされているので、前記遠隔監視端末装置のメンテナンス状況を容易に一元管理することが可能となる。
本発明において、前記メンテナンス項目に対してメンテナンスを実施したことを示す実施情報を前記メンテナンス項目毎に受け付ける受け付け部を備え、前記受け付け部にて受け付けた前記実施情報に対応する前記メンテナンス項目については前記累計経過時間をリセットする構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記受け付け部にて受け付けた前記実施情報に対応する前記メンテナンス項目については前記累計経過時間をリセットする構成とされているので、前記メンテナンス項目毎のメンテナンスの実施状況を容易に管理することが可能となる。
以上説明したように、本発明によると、前記遠隔監視端末装置のメンテナンス状況を容易に一元管理することが可能となる。
農業機械を遠隔監視する遠隔監視システムを模式的に示す概略構成図である。 遠隔監視端末装置を備えた農業機械の概略構成を示すブロック図である。 農業機械における遠隔監視端末装置の概略構成を示すブロック図である。 制御部における起動情報送信制御部による起動情報送信機能の動作過程を模式的に示す動作図である。 位置情報記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図である。 起動情報送信制御部による動作例を示すフローチャートである。 遠隔監視システムにおける管理サーバとして作用する遠隔監視装置の概略構成を示すブロック図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第1格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第2格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第3格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第4格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第5格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第6格納テーブルを示す図である。 記憶部に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、記憶部に設けられた第7格納テーブルを示す図である。 メンテナンス項目コードに対してメンテナンス間隔を設定する設定画面の一例を説明するための説明図であり、メンテナンス項目コードに対してメンテナンス時間を入力する入力画面を示す図である。 メンテナンス情報を表示する表示画面の一例を説明するための説明図であり、メンテナンス項目に対するメンテナンス時間の表示画面を示している。
以下、本発明の実施の形態について走行作業機械又は船舶としてコンバイン、耕耘機や田植機等の農業機械を例にとって添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[遠隔監視システムの全体構成について]
図1は、農業機械110,…を遠隔監視する遠隔監視システム100を模式的に示す概略構成図である。図2は、遠隔監視端末装置200を備えた農業機械110,…の概略構成を示すブロック図である。また、図3は、農業機械110における遠隔監視端末装置200の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、遠隔監視システム100は、1つ又は複数(ここでは複数)の農業機械(走行作業機械の一例)110,…と、農業機械110,…にそれぞれ設けられた遠隔監視端末装置200と、遠隔監視端末装置200に通信網140を介して接続される遠隔監視装置130とを備えている。
遠隔監視装置130は、農業機械110,…に対して遠く離れた位置にある遠隔監視センター120に配置されており、農業機械110の稼動状態に関するデータを収集して蓄積するようになっている。そして、遠隔監視装置130は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワーク150を介してパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータや携帯端末機等の端末装置160,…に接続され、蓄積したデータが端末装置160,…に取り込まれることで、農業機械110のユーザやディーラ等の利用者によって利用されるようになっている。なお、端末装置160,…は、制御部161、表示部162(出力部の一例)及び通信部163を備えている。
詳しくは、遠隔監視端末装置200及び遠隔監視装置130は、それぞれ、通信部210,131(具体的には通信モジュール)を有し、通信網140を介して互いの通信部210,131で接続されることで、遠隔監視端末装置200と遠隔監視装置130との間で情報の送受信を行うことが可能とされている。これにより、遠隔監視装置130は、遠隔監視センター120で利用者により農業機械110,…を遠隔監視できるようになっている。
なお、通信網140は、有線通信網でもよいし、無線通信網でもよく、有線通信網及び無線通信網を組み合わせたものであってもよい。通信網140としては、代表的には、電気通信事業者が提供する公衆回線網であって、固定電話機や携帯電話機等の端末機同士を通信させる公衆回線網を挙げることができる。
図2に示すように、農業機械110,…は、1つ又は複数(ここでは複数)の作業部111,…と、遠隔監視端末装置200とを備えている。ここで、作業部111,…としては、例えば、農業機械がコンバインである場合には、走行作業部、刈り取り作業部、脱穀作業部等を挙げることができる。
各作業部111,…には、電子制御装置(具体的にはコントローラ)113,…が設けられている。電子制御装置113,…は、各種アクチュエータ(図示せず)に対して指令し、各作業部111,…への運転状態を適切に制御する。各電子制御装置113,…は、CAN(Controller Area Network)規格に基づいて互いにデータ転送されるようになっている。
詳しくは、各電子制御装置113,…は、各作業部111,…での後述する各種センサにて検出した検出値情報(信号)及び後述する各種スイッチのオン・オフ情報に基づいて各作業部111,…への運転状態を作動制御する。また、各電子制御装置113,…は、農業機械110の故障等の異常が発生した否かの異常発生の有無を適宜判断し、異常が発生した場合には、該異常に応じたエラー情報(具体的にはエラーコード)を生成する。
作業部111,…のうちのエンジン112を作動させる作動部(走行作業部111a)は、エンジン112と、エンジン112の回転数や負荷状態などを監視し、最適な噴射圧力や噴射時期を燃料システムに指示してエンジン全体を制御する電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)と、発電機114と、起動スイッチSWとを備えており、バッテリーBTが搭載されている。そして、電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)は、作動部111(走行作業部111a)の作動制御の他、運転開始/休止の操作や、エンジン112の駆動による運転状態の制御が行われるようになっている。
なお、作動部111(走行作業部111a)の起動状態(エンジン112の稼動状態)において、発電機114から供給される電力によってバッテリーBTの充電が適宜行われるようになっている。
作動部111(走行作業部111a)に備えられている起動スイッチSWは、バッテリーBTから遠隔監視端末装置200における制御部240(図3参照)及び電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)へ電力を供給する電源オン状態と、バッテリーBTから遠隔監視端末装置200における制御部240及び電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)への電力供給を遮断する電源オフ状態とを選択的に切り替える切り替えスイッチとされている。
詳しくは、バッテリーBTは、遠隔監視端末装置200における制御部240に接続された電源接続ラインL1及び電子制御装置113(エンジンコントローラ113a)に接続された電源接続ラインL2の双方に起動スイッチSWを介して接続されている。
この例では、起動スイッチSWは、所謂キースイッチと呼ばれるスイッチであり、「ON」端子は、エンジン112の運転状態での電源接続ラインL1,L2の接続端子である。「OFF」端子は、起動スイッチSWがオフ状態のときの端子である。
なお、後述するように、定期的に電源を起動させるために、起動スイッチSWのオン状態及びオフ状態に関わらず、バッテリーBTと遠隔監視端末装置200における電源制御部220とが電源接続ラインLbtを介して接続されている。これにより、遠隔監視端末装置200における電源制御部220は、バッテリーBTからの電力が常時供給されるようになっている。
[遠隔監視端末装置について]
図3に示すように、遠隔監視端末装置200は、通信部210と、農業機械110の起動スイッチSWがオフ状態のときに、定期的に電源を起動させる電源制御部220と、通信時におけるデータの送受信、各種の入出力制御及び演算処理の制御を行う制御部240と、農業機械110の稼動状態に関するデータが入力される複数の接続端子T,…とを備えている。
(通信部)
通信部210は、遠隔監視センター120における遠隔監視装置130の通信部131と同一の通信プロトコル(通信規約)で通信可能とされている。通信時に送受信されるデータは、通信プロトコルに従うように通信部210で変換される。そして、通信部210は、制御部240にて取得した農業機械110の稼動状態に関するデータを遠隔監視装置130に送信する。
(電源制御部)
電源制御部220は、タイマー機能を有しており、起動スイッチSWのオフ状態及びオン状態に関わらず、バッテリーBTに接続されている。具体的には、バッテリーBTと電源制御部220の入力側電源ライン(図示せず)とが電源接続ラインLbtによって接続されている。これにより、電源制御部220は、バッテリーBTからの電力が常時供給されるようになっている。
また、電源制御部220の出力側電源ライン(図示せず)と制御部240の電源ライン(図示せず)とが電源接続ラインL3によって接続されている。
そして、バッテリーBTの電力消費量を抑えるという観点から、起動スイッチSWがオフ状態となり、バッテリーBTと制御部240の入力側電源ラインとを接続する電源接続ラインL1への電力供給が遮断されているときに、遠隔監視端末装置200において、電源制御部220のタイマー機能によりバッテリーBTからの電力を定期的に制御部240へ供給するようになっている。
(位置検出部)
本実施の形態では、遠隔監視端末装置200は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信するGPSセンサ(位置センサの一例)231と、GPSセンサ231にて受信した電波に基づいて農業機械110の位置情報を検出する位置検出部232と、位置検出部232にて検出した位置情報を一時的に格納する位置情報記憶部233とをさらに備えている。
GPSセンサ231は、GPS衛星からの電波(世界標準日時を含む情報)を受信するようになっている。ここで、世界標準日時は、協定世界時(UTC:Universal Time, Coordinated)を意味する。
位置検出部232は、農業機械110の位置情報の他、農業機械110の速度情報を検出したり、農業機械110の方位情報を検出したりすることができる。すなわち、位置情報は、農業機械110の緯度、経度、速度及び方位の情報を含んでいる。
具体的には、位置検出部232は、GPSセンサ231及びGPS衛星と共にGPS衛星システム(測位システム)を構成している。
位置情報記憶部233は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとされている。位置情報記憶部233は、電源制御部220に接続されており、バッテリーBTからの電力が常時供給されるようになっている。これにより、位置情報記憶部233は、起動スイッチSWがオフ状態のときでも、位置情報を保持できるようになっている。
(制御部)
制御部240は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部250と、ROM(Read Only Memory)、RAM等の揮発性メモリを含む記憶部(データ記憶部の一例)260とを有している。
制御部240は、処理部250が記憶部260のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部260のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。
そして、制御部240は、起動情報を送信する起動情報送信機能として作用する起動情報送信制御部241を有している。
[起動情報送信機能]
図4は、制御部240における起動情報送信制御部241による起動情報送信機能の動作過程を模式的に示す動作図である。
制御部240は、農業機械110が運転されて遠隔監視端末装置200が起動したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたときに)(図4のα1参照)に起動情報を遠隔監視装置130に送信する起動情報送信制御部241を備えている。ここで、起動情報は、起動時の農業機械110の稼動開始位置情報(具体的には経度、緯度)及び稼動開始日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)とされている。なお、位置情報は、農業機械110の速度や方位を含んでいてもよい。
詳しくは、起動情報送信制御部241は、農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けるオン操作受付部241aと、オン操作受付部241にて受け付けたときに、GPSセンサ231及び位置検出部232により農業機械110の稼動開始位置情報及び稼動開始日時を検出して取得するデータ取得部241bと、データ取得部241bにて取得した稼動開始位置情報及び稼動開始日時を位置情報記憶部233に一時的に格納させるデータ格納制御部241cと、位置情報記憶部233が格納している稼動開始位置情報及び稼動開始日時を通信部210から遠隔監視装置130に送信するデータ送信部241dとを含む動作部として機能する構成とされている。
図5は、位置情報記憶部233に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図である。
図5に示すように、位置情報記憶部233には、農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたとき(起動時)の稼動開始日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)及び稼動開始位置情報(緯度、経度)が格納される。なお、位置情報記憶部233には、農業機械110の起動スイッチSWのオフ操作を受け付けたとき(起動停止時)の稼動停止日時(具体的には世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)及び稼動停止位置情報(緯度、経度)も格納される。
ここで、起動スイッチSWのオン操作を受け付けた時点から、GPSセンサ231による検知動作によって農業機械110の稼動開始位置情報及び稼動開始日時を取得するまでの時間t(図4参照)としては、40秒〜180秒程度を例示できる。
なお、位置情報記憶部233には、起動スイッチSWのオン・オフ操作を1オン・オフ操作回数として過去の予め定めたオン・オフ操作回数分(例えば1オン・オフ操作回数分)の起動情報が保持される。
また、遠隔監視端末装置200は、通信部210にて各種情報を遠隔監視装置130の通信部131の通信プロトコルに応じたフォーマットに変換した後、通信網140及び通信部131を経て遠隔監視装置130に送信する。これにより、遠隔監視センター側で農業機械110の起動情報(具体的には緯度、経度及び世界標準の西暦、年、月、日、時、分、秒)を確認することができる。
(起動情報送信制御部による動作例)
次に、起動情報送信制御部241による動作例について図6を参照しながら以下に説明する。図6は、起動情報送信制御部241による動作例を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートでは、起動スイッチSWのオン操作を受け付けると(ステップSa1:Yes)、GPSセンサ231及び位置検出部232により農業機械110の起動情報(ここでは稼動開始位置情報及び稼動開始日時)を検出する(ステップSa2)。
次に、農業機械110の起動情報を取得したか否かを判断し(ステップSa3)、起動情報を取得できなかった場合には(ステップSa3:No)、ステップSa2に移行する。一方、起動情報を取得した場合には(ステップSa3:Yes)、取得した起動情報を位置情報記憶部233に格納し(ステップSa4)、位置情報記憶部233が格納している起動情報を遠隔監視端末装置200の端末識別情報(ここでは端末電話番号)と共に遠隔監視装置130に送信する(ステップSa5)。
次に、起動スイッチSWのオフ操作を受け付けると(ステップSa6:Yes)、GPSセンサ231及び位置検出部232により農業機械110の起動停止位置情報及び起動停止日時を検出して取得し(ステップSa7)、取得した起動停止位置情報及び起動停止日時を起動停止位置情報記憶部233に格納する(ステップSa8)。
そして、格納した位置情報及び日時を端末識別情報(ここでは端末電話番号)と共に遠隔監視装置130に送信し(ステップSa9)、電源制御部220により電源をオフし(ステップSa10)、処理を終了する。
[遠隔監視装置について]
図7は、遠隔監視システム100における管理サーバとして作用する遠隔監視装置130の概略構成を示すブロック図である。
図7に示すように、遠隔監視センター120における遠隔監視装置130は、通信部131と、通信時におけるデータの送受信、各種の入出力制御及び演算処理の制御を行う制御部132と、制御部132からの後述する表示制御データ135a(出力制御データの一例)を表示する表示部133(出力部の一例)とを備えている。通信部131は、第1及び第2通信部131a,131bを備えている。
(第1通信部)
第1通信部131aは、遠隔監視端末装置200の通信部210と同一の通信プロトコル(通信規約)で通信可能とされている。通信時に送受信されるデータは、通信プロトコルに従うように第1通信部131aで変換される。第1通信部131aは、起動情報、稼動情報及び位置情報を受信する。
(第2通信部)
第2通信部131bは、端末装置(具体的にはクライアントコンピュータ)160,…の通信部163,…と同一の通信プロトコル(通信規約)で通信可能とされている。通信時に送受信されるデータは、通信プロトコルに従うように第2通信部131bで変換される。第2通信部131bは、後述するように、表示制御データ135aを端末装置(具体的にはクライアントコンピュータ)160,…に送信する。
(制御部)
制御部132は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロコンピュータからなる処理部134と、ROM(Read Only Memory)、RAM等の揮発性メモリ及びハードディスク装置やフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリとを含む記憶部135とを有している。
制御部132は、処理部134が記憶部135のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部135のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行うようになっている。
そして、制御部132は、メンテナンス情報を表示するメンテナンス情報表示機能として作用するメンテナンス情報表示制御部136を有している。
[メンテナンス情報表示機能]
メンテナンス情報表示制御部136は、予め定めた所定メンテナンス項目毎に前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでのメンテナンス間隔を農業機械110の種類(例えばトラクターやコンバインなどの型式)毎に設定し、遠隔監視端末装置200が起動したときに、遠隔監視端末装置200の起動開始日時を遠隔監視端末装置200から受信し、遠隔監視端末装置200が起動停止したときに、遠隔監視端末装置200の起動停止日時を遠隔監視端末装置200から受信し、起動開始日時及び起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間をメンテナンス項目毎に遠隔監視端末装置200単位で算出し、算出した稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間をメンテナンス項目毎に遠隔監視端末装置200単位で算出し、メンテナンス間隔及び累計経過時間をメンテナンス項目毎に遠隔監視端末装置200単位で表示部133及び/又は表示部162に表示させる表示制御データ135aを作成する。
ここで、表示制御データ135aは、HTML言語等のWebページの表示画面を記述するためのマークアップ言語で作成されたデータとされている。メンテナンス情報表示制御部136における後述する表示制御部136fは、記憶部135に格納した表示制御データ135aを表示部133に表示する。また、遠隔監視装置130に接続されている端末装置(具体的にはクライアントコンピュータ)160,…(図1参照)においては、端末装置160,…の制御部161は、遠隔監視装置130から表示制御データ135aを取得し、取得した表示制御データ135aを端末装置160,…の表示部162に表示する。
なお、端末装置160,…は、遠隔監視端末装置200に対して、農業機械110のユーザやディーラ等の利用者が暗証番号を入力する等の認証動作を行うことによってログインされるようになっている。
詳しくは、メンテナンス情報表示制御部136は、受信制御部136aと、メンテナンス間隔設定部136bと、格納制御部136cと、第1演算部136dと、第2演算部136eと、表示制御部136fと、受け付け部136gとを含む動作部として機能する構成とされている。
受信制御部136aは、農業機械110が運転されて遠隔監視端末装置200が起動したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオン操作を受け付けたときに)、遠隔監視端末装置200の起動開始日時を端末識別情報と共に遠隔監視端末装置200の通信部210から受信し、かつ、農業機械110の運転が停止されて遠隔監視端末装置200が起動停止したときに(具体的には、遠隔監視端末装置200が農業機械110の起動スイッチSWのオフ操作を受け付けたときに)、遠隔監視端末装置200の起動停止日時を端末識別情報と共に遠隔監視端末装置200の通信部210から受信する。
図8から図14は、記憶部135に格納されたデータ例を模式的に示すデータ構造図であり、それぞれ、記憶部135に設けられた第1から第7格納テーブルTa1〜Ta7を示している。
図8に示す第1格納テーブルTa1には、利用者の識別番号を示すオーナーID138a、契約開始日138b、契約終了日138c、走行作業機械又は船舶(ここでは農業機械110)の型式138d、機番138e、遠隔監視端末装置200に通信接続するための端末電話番号138fが登録される。
図9に示す第2格納テーブルTa2には、オーナーID138aに対して、利用者を示すオーナー名/会社名138g、グループ名138h、走行作業機械又は船舶(ここでは農業機械110)に対してメンテナンスを行うメンテナンス担当者138iが登録される。
図10に示す第3格納テーブルTa3には、型式138dに対して、カテゴリ138j、商品区分138k、シリーズ名138lが登録される。
図11に示す第4格納テーブルTa4には、端末電話番号138fに対して、起動した日付を示す起動日付138m、稼動期間を示す稼動期間コード(ここでは稼動期間番号138n)、起動開始日時138o、起動停止日時138p、稼動時間138qが登録される。なお、図11に示す日時は、世界標準時(日時)から現地日時に換算した日時となっている。
図12に示す第5格納テーブルTa5には、メンテナンス項目138r(具体的にはエンジンオイル交換、マフラー点検、冷却ファンベルト調整などの項目)、メンテナンス項目138rを示すメンテナンス項目コード138s(具体的にはA01,A02などのコード)が登録される。
図13に示す第6格納テーブルTa6には、型式138d及びメンテナンス項目コード138sに対して、メンテナンス間隔138t(時間)が登録される。
図14に示す第7格納テーブルTa7には、端末電話番号138fに対して、稼動期間番号138n、メンテナンス項目コード138s、累計経過時間138u及びメンテナンスを実施したか否かを示す実施情報138vが登録される。なお、第7格納テーブルTa7の「実施情報」において、「0」はメンテナンス実施が実施されていないことを意味し、「1」はメンテナンス実施が実施されたことを意味する。
メンテナンス間隔設定部136b(図7参照)は、メンテナンス項目コード138sに対するメンテナンス間隔138t(図13参照)を農業機械110の種類(具体的には型式138d)毎に記憶部135の第6格納テーブルTa6(図13参照)に格納(設定)する。
図15は、メンテナンス項目コード138sに対してメンテナンス間隔138tを設定する設定画面の一例を説明するための説明図であり、メンテナンス項目コード138sに対してメンテナンス間隔138tを入力する入力画面Maを示している。
管理サーバとして作用する遠隔監視装置130やクライアントコンピュータとして作用する端末装置160において、利用者によってログインされて型式138d(例えばEF×××)が入力され、さらに、メンテナンス間隔を設定する設定ボタン(図示省略)が選択(具体的にはクリック)されると、表示部133や表示部162に図15に示す設定画面Maが表示される。
図15に示す入力画面Maは、メンテナンス項目入力領域Ma1とメンテナンス間隔入力領域Ma2とメンテナンス項目表示領域Ma3とに分けられている。
メンテナンス項目入力領域Ma1は、利用者により遠隔監視装置130及び/又は端末装置160におけるキーボード等の入力操作部(図示せず)から入力されたメンテナンス項目コード138sを受け付ける。メンテナンス間隔入力領Ma2は、利用者により遠隔監視装置130及び/又は端末装置160におけるキーボード等の入力操作部(図示せず)から入力されたメンテナンス時間138tを受け付ける。そして、メンテナンス間隔設定部136bは、表示ボタンBT1が選択(具体的にはクリック)されると、記憶部135の第5格納テーブルTa5(図12参照)からメンテナンス項目入力領域Ma1で受け付けたメンテナンス項目コード138s(図示例ではA01,A02,A03,…)に対するメンテナンス項目138r(図示例ではエンジンオイル交換、マフラー点検、冷却ファンベルト調整、…)を読み出してメンテナンス項目表示領域Ma3に表示する。また、メンテナンス間隔設定部136bは、確定ボタンBT2が選択(具体的にはクリック)されると、メンテナンス項目コード138sに対するメンテナンス間隔入力領Ma2で受け付けたメンテナンス間隔138r(図示例では100、100、…)を型式138d(図示例ではEF×××)毎に記憶部135の第6格納テーブルTa6(図13参照)に格納する。なお、メンテナンス間隔設定部136bは、戻るボタンBT3が選択(具体的にはクリック)されると、前画面に戻るようになっている。
格納制御部136c(図7参照)は、受信制御部136aにて受信した起動日付138m、起動開始日時138o、起動停止日時138p(図11参照)を、起動開始から起動停止までの稼動期間(ここでは稼動期間番号138n)毎に遠隔監視端末装置200の端末識別情報(ここでは端末電話番号138f)単位で記憶部135の第4格納テーブルTa4(図11参照)に格納する。なお、端末電話番号138fと、型式138d及び機番138eを組み合わせた情報とは、一意(1対1:ユニーク)とされているため、端末識別情報は、型式138d及び機番138eを組み合わせた情報であってもよい。
第1演算部136d(図7参照)は、記憶部135の第4格納テーブルTa4(図11参照)が格納している起動日付138m、起動開始日時138o、起動停止日時138pについて起動停止日時138pから起動開始日時138oを差し引いた稼動時間138qを稼動期間(ここでは稼動期間番号138n)毎に端末識別情報(ここでは端末電話番号138f)単位で算出して第4格納テーブルTa4に格納する。
第2演算部136e(図7参照)は、記憶部135の第4格納テーブルTa4(図11参照)が格納している稼動時間138qの前回メンテナンスから累計した累計経過時間138uを稼動期間(ここでは稼動期間番号138n)及びメンテナンス項目コード138s毎に端末識別情報(ここでは端末電話番号138f)単位で算出して第7格納テーブルTa7(図14参照)に格納する。
そして、表示制御部136f(図7参照)は、記憶部135の第6格納テーブルTa6(図13参照)が格納しているメンテナンス間隔138t、及び、記憶部135の第7格納テーブルTa7(図14参照)が格納している累計経過時間138uをメンテナンス項目138r毎に端末識別情報(ここでは端末電話番号138f)単位で表示部133及び/又は表示部162に表示させる表示制御データ135aを作成し、得られた表示制御データ135aを記憶部135(図7参照)に格納する。本実施の形態では、表示制御部136fは、累計経過時間138uがメンテナンス間隔138tを超えている場合には、メンテナンスを実施する旨を表示部133及び/又は表示部162に表示させ、累計経過時間138uがメンテナンス間隔138tとメンテナンス間隔138tよりも所定時間だけ少ないメンテナンス間近時間との間にある場合には、メンテナンス時期が迫っている旨を表示部133及び/又は表示部162に表示させる。また、表示制御部136fは、記憶部135の第4格納テーブルTa4(図11参照)が格納している稼動時間138qを累積した全累積経過時間を端末識別情報(ここでは端末電話番号138f)毎に算出して表示部133及び/又は表示部162に表示させる。
図16は、メンテナンス情報を表示する表示画面の一例を説明するための説明図であり、メンテナンス項目に対するメンテナンス時間の表示画面133を示している。
管理サーバとして作用する遠隔監視装置130やクライアントコンピュータとして作用する端末装置160において、利用者によってログインされて端末電話番号138fが入力されるか、或いは、型式138d及び機番138eが入力され、さらに、メンテナンス情報を表示選択する表示選択ボタン(図示省略)が選択(具体的にはクリック)されると、表示部133や表示部162に図16に示す表示画面133が表示される。以下、端末識別情報を端末電話番号138f(図示例では080××××××××)として説明する。
図16に示す表示画面133では、図8に示す第1格納テーブルTa1から端末電話番号138f(図示例では080××××××××)に対応するオーナーID138a(図示例ではAAAAAA)、契約開始日138b(図示例では2011/04/28)、契約終了日138c(図示例では2011/10/28)、型式138d(図示例ではEF×××)、機番138e(図示例では030127)が読み出され、図9に示す第2格納テーブルTa2からオーナーID138a(図示例ではAAAAAA)に対応するオーナー名/会社名138g(図示例では○○○○株式会社)、グループ名138h(図示例では△△営業所)、メンテナンス担当者138i(図示例では□□□□)が読み出され、さらに、図10に示す第3格納テーブルTa3から型式138d(図示例ではEF×××)に対応するカテゴリ138j(図示例では農協機械)、商品区分138k(図示例ではコンバイン)、シリーズ名138l(図示例では○○○/×××)が読み出され、これらのデータが第1画面領域G1に表示される。
そして、第2画面領域G2では、図14に示す第7格納テーブルTa7から端末電話番号138f(図示例では080××××××××)に対応するメンテナンス項目コード138s(図示例ではA01,…)、最新の累計経過時間138u(図示例では稼動期間番号6の11:51:23,…)が読み出され、図12に示す第5格納テーブルTa5からメンテナンス項目コード138s(図示例ではA01,…)に対するメンテナンス項目138r(図示例ではエンジンオイル交換、…)が読み出され、図13に示す第6格納テーブルTa6から型式138d(図示例ではEF×××)及びメンテナンス項目コード138s(図示例ではA01,…)に対するメンテナンス間隔138t(100、…)が読み出され、これらのデータが第1表示領域G2aに表示される。なお、図16に示すメンテナンス後の累計経過時間138uにおいて、「分、秒」については切り捨てて(時間のみを)表示している。
また、第2画面領域G2の第2表示領域G2bには、累計経過時間138uがメンテナンス間隔138tを超えている場合には、メンテナンスを実施する旨(図示例では“実施してください。”)が表示され、累計経過時間138uがメンテナンス間隔138tとメンテナンス間近時間との間にある場合には、メンテナンス時期が迫っている旨(図示例では“実施時期が迫っています。”)が表示される。
また、第2画面領域G2の第3表示領域G2cには、図11に示す第4格納テーブルTa4が格納している稼動時間138qを累積した全累積経過時間が更新日時と共に表示される。
本実施の形態では、受け付け部136g(図7参照)は、メンテナンス項目138rに対してメンテナンスを実施したことを示す実施情報138v,…(図14及び図16参照)をメンテナンス項目138r,…毎に受け付ける。
そして、第2演算部136e(図7参照)は、受け付け部136gにて受け付けた実施情報138vに対応する稼動期間(ここでは稼動期間番号138n)のメンテナンス項目138rについては累計経過時間138uをリセットする。
詳しくは、第2演算部136eは、図14に示すように、受け付け部136gにて受け付けたときの稼動期間(図示例では稼動期間番号5)でのメンテナンス項目コード138s(図示例ではA02)に対する第7格納テーブルTa7の実施情報138vに「1」を格納して、次の稼動期間(図示例では稼動期間番号6)を累計起点として稼動時間138qを累計する。
例えば、稼動期間として稼動期間番号が「5(2011/06/25 00:00:20〜01:30:25)」(図11参照)のときに、マフラー点検して、図16に示す第2画面領域G2において、実施情報(具体的には上から2つ目の「実施」ボタンBT4)がクリックされた場合には、第2演算部136eは、メンテナンス項目138r(マフラー点検)に対応するメンテナンス項目コード138s(A02)に対して、図14に示す第7格納テーブルTa7の稼動期間(稼動期間番号5)に対する実施情報138vに「1」を格納し、図11に示す第4格納テーブルTa4における次の稼動期間(稼動期間番号6)に対する稼動時間138q(00:54:45)から累計経過時間の累計を始める。
以上説明した遠隔監視装置130によれば、メンテナンス間隔138t及び累計経過時間138uをメンテナンス項目138r毎に遠隔監視端末装置200(ここでは端末電話番号138f)単位で表示部162及び/又は表示部133に表示させる構成とされているので、遠隔監視端末装置200のメンテナンス状況を容易に一元管理することが可能となる。
また、遠隔監視装置130では、受け付け部136gにて受け付けた実施情報138vに対応するメンテナンス項目138rについては累計経過時間138uをリセットする構成とされているので、メンテナンス項目138r毎のメンテナンスの実施状況を容易に管理することが可能となる。
(他の実施の形態について)
本実施の形態に係る遠隔監視システム100は、コンバイン、耕耘機や田植機等の走行作業機械に適用したが、それに限定されるものではなく、トラクター、ショベルカー、ホイルローダやキャリヤ等の建設作業機械といった走行作業機や、プレジャーボート、漁船といった船舶にも好適に適用することができる。
100 遠隔監視システム
110 農業機械(走行作業機械の一例)
120 遠隔監視センター
130 遠隔監視装置
131 通信部
132 制御部
133 表示部
134 処理部
135 記憶部
135a 表示制御データ
136 メンテナンス情報表示制御部
136a 受信制御部
136b メンテナンス間隔設定部
136c 格納制御部
136d 第1演算部
136e 第2演算部
136f 表示制御部
136g 受け付け部
140 通信網
150 ネットワーク
160 端末装置
161 制御部
162 表示部
200 遠隔監視端末装置
210 通信部
220 電源制御部
231 GPSセンサ
232 位置検出部
233 位置情報記憶部
240 制御部
241 起動情報送信制御部
250 処理部
260 記憶部
BT バッテリー
SW 起動スイッチ
T,… 接続端子
TA 所定周期
TB 平均化周期
TC サンプリング周期
Ta1 第1格納テーブル
Ta2 第2格納テーブル
Ta3 第3格納テーブル
Ta4 第4格納テーブル
Ta5 第5格納テーブル
Ta6 第6格納テーブル
Ta7 第7格納テーブル

Claims (2)

  1. 走行作業機械又は船舶に備えられる遠隔監視端末装置と通信する遠隔監視システムの管理サーバであって、
    予め定めた所定メンテナンス項目毎に前回のメンテナンスから次回のメンテナンスまでのメンテナンス間隔を前記走行作業機械又は前記船舶の種類毎に設定し、前記遠隔監視端末装置が起動したときに、前記遠隔監視端末装置の起動開始日時を前記遠隔監視端末装置から受信し、前記遠隔監視端末装置が起動停止したときに、前記遠隔監視端末装置の起動停止日時を前記遠隔監視端末装置から受信し、前記起動開始日時及び前記起動停止日時に基づいて、起動開始から起動停止までの稼動時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で算出し、算出した前記稼動時間の前回メンテナンスから累計した累計経過時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で算出し、前記メンテナンス間隔及び前記累計経過時間を前記メンテナンス項目毎に前記遠隔監視端末装置単位で出力部に出力させる構成とされていることを特徴とする遠隔監視システムの管理サーバ。
  2. 請求項1に記載の遠隔監視システムの管理サーバであって、
    前記メンテナンス項目に対してメンテナンスを実施したことを示す実施情報を前記メンテナンス項目毎に受け付ける受け付け部を備え、
    前記受け付け部にて受け付けた前記実施情報に対応する前記メンテナンス項目については前記累計経過時間をリセットする構成とされていることを特徴とする遠隔監視システムの管理サーバ。
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