JP2013117690A - 携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法 - Google Patents

携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者が簡易な操作により画面の表示モードを切り替えて効率良くかつ詳細に情報を参照することができる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】長方形の表示画面と、重力加速度を検出する加速度センサと、表示画面に長方形の第1および第2の情報ウインドウを描画する描画部とを備え、いずれか一方の情報ウインドウが表示画面に表示され、検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が第一の所定の割合に至ったときに、第1および第2の情報ウインドウを並べて表示するように構成され;両情報ウインドウが並べて表示されているとき、検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が第二の所定の割合に至ったときに、情報ウインドウの一方を選択して大きく表示画面に表示するように構成する。第1および第2の情報ウインドウは横長および縦長のいずれであってもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法に関し、より詳細には、遠隔教育番組を視聴するための携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法に関する。
携帯情報端末は操作者が所望する情報を表示画面の適切な領域に表示することができる。携帯情報端末は表示画面を複数の領域に分割して操作者が所望する複数の情報を同時に表示することができる。また、携帯情報端末は操作者の操作に応じて表示画面の表示を切り替えて情報の表示をおこなうことができる。また、携帯情報端末の操作者である遠隔教育の受講者は遠隔教育番組を携帯情報端末を用いて視聴して遠隔教育を受講することができる。
従来、表示画面の短辺方向を縦方向として、表示画面内に1画面分の1画面表示領域を形成する第1の表示モードと、表示画面の長辺方向を縦方向として、表示画面内に2画面分の第1表示領域及び第2表示領域を形成し、第1表示領域と第2表示領域とを上下に並べるようにして形成する第2の表示モードとを有する画像表示装置が知られている。(例えば、特許文献1、請求項1参照。)特許文献1には、操作者の操作に応じて表示画面に切り替え操作画面を表示すると共に、切り替え操作画面の操作者による操作に応じて、表示画面に1画面を表示する第1の表示モードと表示画面に2画面を表示する第2の表示モードとを切り替える画像表示装置が開示されている。(例えば、特許文献1、段落0067、図10参照。)
特開2008−020901号公報
しかしながら、特許文献1に開示される画像表示装置では、操作者が複数の操作ボタンを順次押下することにより画面の表示モードを切り替えるための切り替え操作画面を表示画面に表示すると共に、さらに操作者が複数の操作ボタンを順次押下することにより表示画面に表示された切り替え操作画面に情報を入力しなければ表示画面の表示モードの切り替えをおこなうことができなかった。また、表示画面に2画面分の表示領域を表示する第2の表示モードから表示画面に1画面分の表示領域のみを表示する第1の表示モードに切り替えをおこなう場合に、操作者は第1の表示モードにおいて表示すべき一の表示領域を複数の操作ボタンを押下することにより選択する情報の入力をおこなう必要があった。このため、操作者は複雑な操作をおこなわなければ携帯情報端末の画面表示を切り替えることができなかった。
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、操作者が簡易な操作により画面の表示モードを切り替えて効率良くかつ詳細に情報を参照することができる携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る携帯情報端末10は、例えば図1に示すように、操作者に情報を表示する長方形の表示画面11と;重力加速度100(図2参照)を検出する加速度センサ12と;表示画面11に長方形の第1の情報ウインドウ1(図2参照)および長方形の第2の情報ウインドウ2(図2参照)を描画する描画部14と;情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)を記録保存する記録保存部21とを備え;描画部14は、第1の情報ウインドウ1または第2の情報ウインドウ2のいずれか一方が表示画面11に表示D01(図2参照)されているとき、該検出された重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)の表示画面短辺方向成分100b(図2参照)に対する割合が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める第一の所定の割合に至ったD01A(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02(図2参照)するように構成され;描画部14は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが並べて表示D02されているとき、該検出された重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める第二の所定の割合に至ったD02A(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01S(図5参照)し選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを表示画面長辺方向11aに並べて表示D02していたときよりも大きく表示画面11に表示D01するように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが横長C01(図2(a)参照)で、両情報ウインドウ1、2が表示画面長辺方向11aに並べて表示D02されるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示され、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01するとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示されるように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが縦長C02(図2(b)参照)で、両情報ウインドウ1、2が表示画面長辺方向11aに並べて表示D02されるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示され、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01するとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示されるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の角度まで傾ける所定の操作を該加速度センサにより検出することができる。また、該操作者がおこなう該所定の操作により該第一の所定の角度まで傾けられた該携帯情報端末は、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウのいずれか一方の情報ウインドウを選択すると共に該選択した情報ウインドウを第1の表示モードにより該表示画面に拡大して表示することができる。一方、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の角度まで傾ける所定の操作を該加速度センサで検出することができる。また、該操作者がおこなう所定の操作により該第二の所定の角度まで傾けられた携帯情報端末は、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを第2の表示モードにより該表示画面に並べて表示することができる。また、該情報ウインドウは該横長にも該縦長にも設けることができる。
このため、該携帯情報端末の操作者は、該第1の表示モードにおいて該表示画面に拡大して表示される、該携帯情報端末が該情報ウインドウ表示基準に従って選択する情報ウインドウを詳細に参照することにより該情報ウインドウに表示された情報を詳細に把握することができる。また、該携帯情報端末の操作者は、該第2の表示モードにおいて該表示画面に並べて表示される該第1および第2の情報ウインドウを同時に参照することにより、該第1および第2の情報ウインドウに表示される情報を統合して、あるいは相互に比較して、該第1および第2の情報ウインドウに表示された情報を総合的に把握することができる。このようにして、該携帯情報端末の操作者は、簡易な操作により該第1および第2の表示モードを随意に切り替えて、効率良くかつ詳細に情報を参照することができる。
また、本発明の第2の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第1の態様に係る携帯情報端末10において、例えば図2に示すように、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01S(図5参照)して大きく表示D01するとき、表示画面11を該2つの情報ウインドウ1、2を並べて表示した状態D02から、表示画面11を左に傾けたD02Bときと右に傾けたD02Cときとで、選択D01Sする情報ウインドウを第1の情報ウインドウ1とするか第2の情報ウインドウ2とするかを情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により予め定めておく。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を左に傾けたときと右に傾けたときで、それぞれの操作に関連付けられた該情報ウインドウ表示基準で定める所定の情報ウインドウを選択して第1の表示モードにより拡大して表示することができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該携帯情報端末を左または右のいずれか一方に傾けることにより、該第1または第2の情報ウインドウを随意に指定して拡大表示することができる。
また、本発明の第3の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第1の態様に係る携帯情報端末10において、例えば図3に示すように、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01S(図5参照)して大きく表示D01するとき、表示画面11を該2つの情報ウインドウ1、2を並べて表示した状態D02から、左と右のいずれかに傾けるD02D毎に、選択D01Sする情報ウインドウを第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とで切り替えるように情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により予め定めておく。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を左または右に傾ける度に、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを交互に選択して第1の表示モードにより拡大して表示することができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該携帯情報端末を左または右のいずれか一方に傾けることにより、該第1または第2の情報ウインドウを交互に指定して拡大表示することができる。
また、本発明の第4の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第1乃至第3の態様のいずれか一の態様に係る携帯情報端末10において、例えば図4に示すように、加速度センサ12(図1参照)が情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に定める所定の加速度100cを検出S01Aしたときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2とは異なる情報を表示する第3の情報ウインドウ3および第4の情報ウインドウ4を第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2と入れ替えるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該情報ウインドウ表示基準に定める所定の加速度を検出した際に、該第1および第2の情報ウインドウと該第3および第4の情報ウインドウとを入れ替えて第1または第2の表示モードにより表示することができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、3以上の多数の情報ウインドウを随意に入れ替えて、該第1または第2の表示モードにより情報を表示して、該多数の情報ウインドウを順次参照することができる。
また、本発明の第5の態様に係る携帯情報端末10は、例えば図1に示すように、操作者に情報を表示する長方形の表示画面11と;表示画面11の法線の周りの回転200(図2参照)を検出するジャイロセンサ13と;長方形の表示画面11に長方形の第1の情報ウインドウ1(図2参照)および長方形の第2の情報ウインドウ2(図2参照)を描画する描画部14と;情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準D01SS(図6参照)を記録保存する記録保存部21とを備え;描画部14は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2との一方が表示画面11に表示D01(図2参照)されているとき、検出された回転200が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD01R(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02(図2参照)するように構成され;描画部14は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが並べて表示D02されているとき、該検出された回転200が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD02R(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01S(図6参照)し選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02していたときよりも大きく表示画面11に表示D01するように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の角度まで回転させる所定の操作を該ジャイロセンサにより検出することができる。また、該操作者がおこなう該所定の操作により該第一の所定の角度まで回転された該携帯情報端末は、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウのいずれか一方の情報ウインドウを選択すると共に該選択した情報ウインドウを第1の表示モードにより該表示画面に拡大して表示することができる。一方、該携帯情報端末は、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の角度まで回転させる所定の操作を該ジャイロセンサで検出することができる。また、該操作者がおこなう所定の操作により該第二の所定の角度まで回転された携帯情報端末は、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを第2の表示モードにより該表示画面に並べて表示することができる。また、該情報ウインドウは該横長にも該縦長にも設けることができる。
このため、該携帯情報端末の操作者は、該第1の表示モードにおいて該表示画面に拡大して表示される、該携帯情報端末が該情報ウインドウ表示基準に従って選択する情報ウインドウを詳細に参照することにより該情報ウインドウに表示された情報を詳細に把握することができる。また、該携帯情報端末の操作者は、該第2の表示モードにおいて該表示画面に並べて表示される該第1および第2の情報ウインドウを同時に参照することにより、該第1および第2の情報ウインドウに表示される情報を統合して、あるいは相互に比較して、該第1および第2の情報ウインドウに表示された情報を総合的に把握することができる。このようにして、該携帯情報端末の操作者は、簡易な操作により該第1および第2の表示モードを随意に切り替えて、効率良くかつ詳細に情報を参照することができる。
また、本発明の第6の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第1乃至第4の態様のいずれか一の態様に係る携帯情報端末10において、例えば図1に示すように、表示画面11の法線の周りの回転200(図2参照)を検出するジャイロセンサ13を備え;描画部14は、該検出された重力加速度100(図2参照)の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と表示画面短辺方向成分100b(図2参照)との差異を検出できないS01B(図5参照)ときであって、第1の情報ウインドウ1(図2参照)と第2の情報ウインドウ2(図2参照)との一方が表示画面11に表示D01(図2参照)されているとき、該検出された回転200が情報ウインドウ表示基準D01SS(図6参照)で定める所定の値を越えたD01R(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02(図2参照)するように構成され;描画部14は、該検出された重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aと表示画面短辺方向成分100bとの差異を検出できないS01Bときであって、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが並べて表示D02されているとき、該検出された回転200が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD02R(図2参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01S(図6参照)し選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02していたときよりも大きく表示画面11に表示D01するように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該表示画面を水平にして該携帯情報端末が置かれたために加速度センサにより該重力加速度の分力成分の差異を検出できない場合にも、該ジャイロセンサにより該携帯情報端末の回転を検出して表示モードを切り替えることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該加速度センサおよびジャイロセンサの双方で該携帯情報端末の回転を検出することにより、確実に第1および第2の表示モードを切り替えて情報を表示して参照することができる。
また、本発明の第7の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第5または第6の態様に係る携帯情報端末10において、例えば図2に示すように、センサ12、13(図1参照)の検出結果に基づいて、表示画面11を縦長に用いるC01/D02、C02/D01場合には表示画面11の2つの短辺11bの一方を下辺と定め、あるいは表示画面11を横長に用いるC01/D01、C02/D02場合には表示画面11の2つの長辺11aの一方を下辺と定め、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2との一方を選択D01S(図5参照)して大きく表示D01するとき、および両方の情報ウインドウ1、2を並べて表示D02するとき、いずれも情報ウインドウ1、2の下方向を表示画面11の該下辺に向けて表示する。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該加速度センサおよび/またはジャイロセンサによる検出結果に基づいて、該携帯情報端末の操作者によって該表示画面が縦長に用いられる場合には該表示画面の2つの短辺の一方を下辺と定め、あるいは該表示画面が横長に用いられる場合には該表示画面の2つの長辺の一方を下辺と定めることができる。また、該定めた表示画面の下辺と該情報ウインドウの下方向とを合わせて表示することができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、常に該情報ウインドウの上下方向が正しく表示された状態で情報を参照することができる。
また、本発明の第8の態様に係る携帯情報端末10は、本発明の第1乃至第7の態様のいずれか一の態様に係る携帯情報端末10において、例えば、図8に示すように、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01S(図5および図6参照)して表示画面11に表示D01するときに、他方の情報ウインドウを表示画面11に縮小表示1w、2wにより表示するように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末は、該一方の情報ウインドウを選択して第1の表示モードにより拡大して表示するときにも、該他方の情報ウインドウを該縮小表示により表示することができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該一方の情報ウインドウを該拡大表示すると共に該他方の情報ウインドウを該縮小表示することで、該第1および第2の情報ウインドウの情報の両方を常に参照して情報を閲覧することができる。
また、本発明の第9の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、例えば図5に示すように、携帯情報端末10(図2参照)にインストールして携帯情報端末10に次のステップをおこなわせるためのプログラムであって;加速度センサ12(図1参照)に重力加速度100(図2参照)を検出させるステップS01と;長方形の表示画面11(図2参照)に長方形の第1の情報ウインドウ1(図2参照)および長方形の第2の情報ウインドウ2(図2参照)を描画させるステップS02とを備え;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1または第2の情報ウインドウ2のいずれか一方を表示画面11に表示D01させているとき、該検出させた重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)の表示画面短辺方向成分100b(図2参照)に対する割合が情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準D01SSで定める第一の所定の割合に至ったD01Aときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるように構成され;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とを並べて表示D02させているとき、該検出させた重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める第二の所定の割合に至ったD02Aときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01Sし選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させていたときよりも大きく表示画面11に表示D01させるように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが横長C01(図2(a)参照)で、両情報ウインドウ1、2を表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示させ、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示させるように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが縦長C02(図2(b)参照)で、両情報ウインドウ1、2を表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示させ、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示させるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の角度まで傾ける所定の操作を該加速度センサに検出させることができる。また、該操作者がおこなう該所定の操作により該第一の所定の角度まで傾けられた該携帯情報端末にインストールされた該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウのいずれか一方の情報ウインドウを選択すると共に該選択した情報ウインドウを第1の表示モードにより該表示画面に拡大して表示させることができる。一方、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の角度まで傾ける所定の操作を該加速度センサに検出させることができる。また、該操作者がおこなう所定の操作により該第二の所定の角度まで傾けられた携帯情報端末にインストールされた該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを第2の表示モードにより該表示画面に並べて表示させることができる。また、該情報ウインドウを該横長にも該縦長にも表示させることができる。
このため、該携帯情報端末の操作者は、該第1の表示モードにおいて該表示画面に拡大して表示される、該携帯情報端末を制御するプログラムが該情報ウインドウ表示基準に従って選択する情報ウインドウを詳細に参照することにより該情報ウインドウに表示された情報を詳細に把握することができる。また、該携帯情報端末の操作者は、該第2の表示モードにおいて該表示画面に並べて表示される該第1および第2の情報ウインドウを同時に参照することにより、該第1および第2の情報ウインドウに表示される情報を統合して、あるいは相互に比較して、該第1および第2の情報ウインドウに表示された情報を総合的に把握することができる。このようにして、該携帯情報端末の操作者は、簡易な操作により該第1および第2の表示モードを随意に切り替えて、効率良くかつ詳細に情報を参照することができる。
また、本発明の第10の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第9の態様に係るプログラムにおいて、例えば図5に示すように、第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、表示画面11(図2参照)に該2つの情報ウインドウ1、2を並べて表示させた状態D02から、表示画面11が左に傾けられたD02Bときと右に傾けられたD02Cときとで、選択D01Sする情報ウインドウを第1の情報ウインドウ1とするか第2の情報ウインドウ2とするかを情報ウインドウ表示基準D01SSにより予め定めておく(M01)。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を左に傾けたときと右に傾けたときで、それぞれの操作に関連付けられた該情報ウインドウ表示基準で定める所定の情報ウインドウを選択して第1の表示モードにより拡大して該表示画面に表示させることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該携帯情報端末を左または右のいずれか一方に傾けることにより、該第1または第2の情報ウインドウを随意に指定して拡大表示することができる。
また、本発明の第11の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第9の態様に係るプログラムにおいて、例えば図5に示すように、第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、表示画面11(図2参照)に該2つの情報ウインドウ1、2を並べて表示させた状態D02から、表示画面11が左と右のいずれかに傾けられるD02D毎に、選択D01Sする情報ウインドウを第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とで切り替えるように情報ウインドウ表示基準D01SSにより予め定めておく(M02)。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を左または右に傾ける度に、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを交互に選択して第1の表示モードにより拡大して該表示画面に表示させることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該携帯情報端末を左または右のいずれか一方に傾けることにより、該第1または第2の情報ウインドウを交互に指定して拡大表示することができる。
また、本発明の第12の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第9乃至第11の態様のいずれか一の態様に係るプログラムにおいて、例えば図5に示すように、加速度100(図4参照)を検出させるステップS01において、情報ウインドウ表示基準D01SSに定める所定の加速度100c(図4参照)が検出されたときS01Aに、第1の情報ウインドウ1(図4参照)および第2の情報ウインドウ2(図4参照)とは異なる情報を表示する第3の情報ウインドウ3(図4参照)および第4の情報ウインドウ4(図4参照)と第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2とを入れ替えるステップS03を備える。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該情報ウインドウ表示基準に定める所定の加速度が検出された際に、該第1および第2の情報ウインドウと該第3および第4の情報ウインドウとを入れ替えて第1または第2の表示モードにより表示画面に表示させることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、3以上の多数の情報ウインドウを随意に入れ替えて、該第1または第2の表示モードにより情報を表示して、該多数の情報ウインドウを順次参照することができる。
また、本発明の第13の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、例えば図6に示すように、携帯情報端末10(図2参照)にインストールして携帯情報端末10に次のステップをおこなわせるためのプログラムであって;長方形の表示画面11(図2参照)の法線の周りの回転200(図2参照)をジャイロセンサ13(図1参照)に検出させるステップS04と;長方形の表示画面11に長方形の第1の情報ウインドウ1(図2参照)および長方形の第2の情報ウインドウ2(図2参照)を描画させるステップS05とを備え;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS05は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2との一方を表示画面11に表示D01させているとき、該検出させた回転200が情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD01Rときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるように構成され;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS05は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とを並べて表示D02させているとき、該検出させた回転200が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD02Rときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01Sし選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させていたときよりも大きく表示画面11に表示D01させるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の角度まで回転させる所定の操作を該ジャイロセンサに検出させることができる。また、該操作者がおこなう該所定の操作により該第一の所定の角度まで回転された該携帯情報端末にインストールされた該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウのいずれか一方の情報ウインドウを選択すると共に該選択した情報ウインドウを第1の表示モードにより該表示画面に拡大して表示させることができる。一方、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該携帯情報端末の操作者が該携帯情報端末を該情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の角度まで回転させる所定の操作を該ジャイロセンサに検出させることができる。また、該操作者がおこなう所定の操作により該第二の所定の角度まで回転された携帯情報端末にインストールされた該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該情報ウインドウ表示基準に従って該第1および第2の情報ウインドウを第2の表示モードにより該表示画面に並べて表示させることができる。また、該情報ウインドウを該横長にも該縦長にも表示させることができる。
このため、該携帯情報端末の操作者は、該第1の表示モードにおいて該表示画面に拡大して表示される、該携帯情報端末を制御するプログラムが該情報ウインドウ表示基準に従って選択する情報ウインドウを詳細に参照することにより該情報ウインドウに表示された情報を詳細に把握することができる。また、該携帯情報端末の操作者は、該第2の表示モードにおいて該表示画面に並べて表示される該第1および第2の情報ウインドウを同時に参照することにより、該第1および第2の情報ウインドウに表示される情報を統合して、あるいは相互に比較して、該第1および第2の情報ウインドウに表示された情報を総合的に把握することができる。このようにして、該携帯情報端末の操作者は、簡易な操作により該第1および第2の表示モードを随意に切り替えて、効率良くかつ詳細に情報を参照することができる。
また、本発明の第14の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第9乃至第12の態様のいずれか一の態様に係るプログラムにおいて、例えば図5および図6に示すように、長方形の表示画面11(図2参照)の法線の周りの回転200(図2参照)をジャイロセンサ13(図1参照)に検出させるステップS04を備え;第1および第2の情報ウインドウ1、2(図2参照)を描画させるステップS05(図6参照)は、該検出させる重力加速度100(図2参照)の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と表示画面短辺方向成分100b(図2参照)との差異が検出できないS01B(図5参照)ときであって、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2との一方を表示画面11に表示D01(図6参照)させているとき、該検出させた回転200が情報ウインドウ表示基準D01SS(図6参照)で定める所定の値を越えたD01R(図6参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに並べて表示D02(図6参照)させるように構成され;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS05は、該検出させる重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aと表示画面短辺方向成分100bとの差異が検出できないS01Bときであって、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とを並べて表示D02させているとき、該検出させた回転200が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の値を越えたD02R(図6参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01S(図6参照)し選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させていたときよりも大きく表示画面11に表示D01させるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該表示画面を水平にして該携帯情報端末が置かれたために加速度センサにより該重力加速度の分力成分の差異を検出できない場合にも、該ジャイロセンサに該携帯情報端末の回転を検出させて表示モードを切り替えることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該加速度センサおよびジャイロセンサの双方で該携帯情報端末の回転を検出することにより、確実に第1および第2の表示モードを切り替えて情報を表示して参照することができる。
また、本発明の第15の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第13または第14の態様に係るプログラムにおいて、例えば図5および図6に示すように、第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02(図5参照)、S05(図6参照)は、センサ12、13(図1参照)の検出結果に基づいて、表示画面11(図2参照)が縦長に用いられるC01/D02、C02/D01場合には表示画面11の2つの短辺11b(図2参照)の一方を下辺と定め、あるいは表示画面11が横長に用いられるC01/D01、C02/D02場合には表示画面11の2つの長辺11a(図2参照)の一方を下辺と定め、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2との一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、および両方の情報ウインドウ1、2を並べて表示D02させるとき、いずれも情報ウインドウ1、2の下方向を表示画面11の該下辺に向けて表示D01V、D02Vさせる。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該加速度センサおよび/またはジャイロセンサに検出させた検出結果に基づいて、該携帯情報端末の操作者によって該表示画面が縦長に用いられる場合には該表示画面の2つの短辺の一方を下辺と定め、あるいは該表示画面が横長に用いられる場合には該表示画面の2つの長辺の一方を下辺と定めることができる。また、該定めた表示画面の下辺と該情報ウインドウの下方向とを合わせて表示させることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、常に該情報ウインドウの上下方向が正しく表示された状態で情報を参照することができる。
また、本発明の第16の態様に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムは、本発明の第9乃至第15の態様のいずれか一の態様に係るプログラムにおいて、例えば、図8に示すように、第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02(図5参照)、S05(図6参照)は、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01S(図5および図6参照)して表示画面11に表示D01させるときに、他方の情報ウインドウを表示画面11に縮小表示1w、2wにより表示させるように構成される。
このように構成することにより、該携帯情報端末を制御するためのプログラムは、該一方の情報ウインドウを選択して第1の表示モードにより拡大して表示させるときにも、該他方の情報ウインドウを該縮小表示により表示させることができる。このため、該携帯情報端末の操作者は、該一方の情報ウインドウを該拡大表示すると共に該他方の情報ウインドウを該縮小表示することで、該第1および第2の情報ウインドウの情報の両方を常に参照して情報を閲覧することができる。
また、本発明の第17の態様に係る携帯情報端末10を用いて遠隔教育をおこなう方法は、例えば図5および図7に示すように、携帯情報端末10(図7参照)を用いて携帯情報端末10を操作する遠隔教育の受講者に遠隔教育をおこなう方法であって;加速度センサ12(図1参照)に重力加速度100(図2参照)を検出させるステップS01(図5参照)と;長方形の表示画面11(図7参照)に長方形の第1の情報ウインドウ1(図7参照)および長方形の第2の情報ウインドウ2(図7参照)を描画させるステップS02(図5参照)とを備え;第1および第2の情報ウインドウ1、2を描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1または第2の情報ウインドウ2のいずれか一方を表示画面11に表示D01(図7参照)させているとき、該検出させた重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)の表示画面短辺方向成分100b(図2参照)に対する割合が情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)で定める第一の所定の割合に至ったD01A(図5参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2を第1の情報ウインドウ長辺方向1a(図2参照)と第2の情報ウインドウ長辺方向2a(図2参照)とが表示画面長辺方向11a(図2参照)と直交するように表示画面長辺方向11aに表示画面長辺方向11aに並べて表示D02(図7参照)させるように構成され;第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップS02は、第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とを並べて表示D02させているとき、該検出させた重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める第二の所定の割合に至ったD02A(図5参照)ときに、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を情報ウインドウ表示基準D01SSに従って選択D01S(図5参照)し選択D01Sされた情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と表示画面長辺方向11aとが同じ方向となるように選択D01Sされた情報ウインドウを、表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させていたときよりも大きく表示画面11に表示D01させるように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが横長C01(図2(a)参照)で、両情報ウインドウ1、2を表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示させ、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示させるように構成され;第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが縦長C02(図2(b)参照)で、両情報ウインドウ1、2を表示画面長辺方向11aに並べて表示D02させるとき、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の下方向が重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bの向きとなるように表示させ、第1の情報ウインドウ1および第2の情報ウインドウ2の一方を選択D01Sして大きく表示D01させるとき、選択D01Sされた情報ウインドウの下方向が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの向きとなるように表示させるように構成され;第1の情報ウインドウ1には第1の情報300(図7参照)が表示され;第2の情報ウインドウ2には第1の情報300を補完する第2の情報400(図7参照)が表示される。
このように構成することにより、該遠隔教育の受講者は該携帯情報端末の第1の情報ウインドウに表示される該第1の情報である該遠隔教育をおこなう講師の映像を視聴することにより、該遠隔教育をおこなう講師の表情、身振り、手振り等を把握して総合的に学習をおこなうことができる。また、該遠隔教育の受講者は、該携帯情報端末の第2の情報ウインドウに表示される該第1の情報を補完する第2の情報である、該遠隔教育内容の要点を要約してまとめた、あるいは詳細な補足説明のための文章、図表を含む関連参考情報により構成された、要約/補足(文書)情報であるレジュメを把握して効率良く学習をおこなうことができる。このため、該遠隔教育をおこなう方法は総合的かつ効率的な優れた遠隔教育を実現することができる。
本発明によれば、操作者が簡易な操作により画面の表示モードを切り替えて効率良くかつ詳細に情報を参照することができる携帯情報端末、携帯情報端末を制御するためのプログラムおよび遠隔教育方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10の画面の表示および切り替えを説明する説明図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯情報端末10の画面の表示および切り替えを説明する説明図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10の画面の表示および入れ替えを説明する説明図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムがおこなう実行処理を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10を制御するためのプログラムがおこなう実行処理を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10を用いて遠隔教育をおこなう方法を示す説明図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10を用いて遠隔教育をおこなう方法を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1のブロック図を参照して本発明の実施の形態に係る携帯情報端末10の構成を説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は遠隔教育の受講者が遠隔教育番組を視聴するために用いる携帯情報端末10として設けられているが、携帯情報端末10は、より一般的に、操作者がインターネット等の情報通信回線網を介して情報通信をおこなうことにより任意の情報を閲覧するために用いることができる。本実施の形態の携帯情報端末10は小型軽量のスマートフォン10(図7および図8参照)として設けられているが、携帯情報端末10は携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC、ネットブック、MID(Mobile Internet Devices)、ノートパソコン等の多様なモバイル情報通信端末として設けられてもよい。あるいは、携帯情報端末10は、携帯ゲーム機、PND(PortableNavigation Device)、携帯型TV等の任意の携帯情報端末として設けてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える表示画面11について説明する。表示画面11は、遠隔教育の受講者がおこなう操作に従って複数の情報ウインドウ1、2(図2参照)を表示画面11に表示して受講者に遠隔教育番組の情報を提示する表示装置(ディスプレイ)である。具体的には、表示画面11は、液晶表示画面11(図2参照)として設けられることにより軽量に設けられていると共に、視認性の高い映像の表示をおこなうことができる。しかしながら一の実施の形態では、表示画面11は有機エレクトロルミネッセンス表示画面(不図示)により設けられるものとして液晶表示画面11では必要なバックライトを廃止してさらなる軽量化をおこなうものとしてもよい。あるいは他の実施の形態では、表示画面11はプラズマ表示画面(不図示)により設けられるものとしてさらに視認性を高めるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10は、音声伝達装置(不図示)を備えるものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10は、遠隔教育番組の音声を受講者に提示するために空気伝導スピーカ(不図示)を備える。このため、遠隔教育の受講者は、例えばイヤフォンに内蔵された空気伝導スピーカにより遠隔教育番組の音声を聴くことができる。しかしながら一の実施の形態では、携帯情報端末10は、骨伝導スピーカ(不図示)を備えるものとして受講者が遠隔教育番組を視聴する際にも周囲の音を聞くことができるように設けるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える表示画面11は、遠隔教育の受講者がタッチ入力をおこなうことができるように設けるものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備える表示画面11は、液晶表示画面11(図2参照)に透明電極により設けられたマトリクス・スイッチが重ねられた投影型静電容量方式のタッチスクリーン(タッチパネル)装置として設けるものとするとよい。このように設けることにより、遠隔教育の受講者は液晶表示画面11にタッチして携帯情報端末10に指示を与えることで、随意に情報閲覧(ブラウジング)をおこなうことができる。また、このように設けることにより、携帯情報端末10をさらに軽量に設けることができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える表示画面11を投影型静電容量方式のタッチスクリーン装置として設けることにより、多数の導通点を同時に検出することができるマルチ・タッチ検出をおこなうことができる。このため、遠隔教育の受講者は複数本の指で同時に液晶表示画面11(図2参照)にタッチして、タップ操作、フリック(スワイプ)操作、ドラッグ操作およびピンチ操作等をおこなうことで、情報閲覧(ブラウジング)操作をより容易におこなうことができる。具体的には、例えば、遠隔教育の受講者は、液晶表示画面11に表示された表示画面上の任意の1点を中心点として部分拡大表示をおこないたい場合に、部分拡大表示の中心点に2本の指でタッチすると共にピンチオープン操作をおこなうことにより容易に任意の拡大中心点を中心とした部分拡大表示を随意におこなうことができる。
しかしながら一の実施の形態では、表示画面11は、より簡易に表面型静電容量方式によるタッチスクリーンとして設けるものとしてもよい。また他の実施の形態では、さらに簡易に抵抗膜方式によるタッチスクリーンとして設けるものとしてもよい。これらタッチスクリーン装置が簡易に設けられた実施の形態では、マルチ・タッチ検出をおこなうことはできないが、遠隔教育の受講者は、順次連続して一連のタッチ操作をおこなうことで、マルチ・タッチ操作に相当する入力操作をおこなうことができる。例えば、遠隔教育の受講者は、液晶表示画面11(図2参照)に表示される「部分拡大表示アイコン」(不図示)に最初にタッチした後に、続けて任意の拡大中心点をタッチして指定し、さらに続けて任意の拡大倍率をドラッグ操作により入力することで部分拡大表示操作を随意におこなうことができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える情報通信装置について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、情報通信をおこなうことによりインターネット等の情報通信回線網(不図示)を通じて送信可能化された遠隔教育番組を表示画面11に表示するための情報通信装置である情報通信部15を備える。情報通信部15は、典型的にはブロードバンド・ルータにより構成するとよい。本実施の形態の情報通信部15は、無線により情報通信をおこなうように設けられている。このため、遠隔教育の受講者は、情報通信端末10に情報通信をおこなうための情報通信ケーブルを接続する必要が無く、場所を選ばず、より容易に遠隔教育番組を視聴することができる。しかしながら一の実施の形態では、情報通信部15は有線により情報通信をおこなうように設けるものとしてもよい。本発明の携帯情報端末10は、遠隔教育の受講者が手で把持して回転操作をおこなうことができればよいから、無線による接続の他、有線による接続をおこなうものとしてもよい。このように設けることにより、遠隔教育の受講者は、無線通信をおこなう電波環境に影響されることなく、安定して遠隔教育番組を視聴することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える放送受信装置(チューナ)について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、放送される遠隔教育番組を受信して表示画面11に表示するために、チューナ(不図示)をさらに備えるものとしてもよい。チューナを備えることにより、携帯情報端末10は、地上波放送または衛星放送によるTV(またはラジオ)放送を受信して液晶表示画面11(図2参照)(またはスピーカ(不図示))に表示することができる。さらに本実施の形態の携帯情報端末10は、チューナにより有線放送を受信することができるように設けるものとしてもよい。このように設けることにより、携帯情報端末10が備えるチューナに有線放送ケーブルを接続することで、有線放送を受信して液晶表示画面11に表示することができる。このように、携帯情報端末10がチューナを備えることにより、遠隔教育の受講者は放送される遠隔教育番組を受信して視聴することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える再生装置(プレーヤ)について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、情報記録媒体に記録された遠隔教育番組を再生して表示画面11に表示するために、情報記録媒体用の再生装置(プレーヤ)(不図示)をさらに備えるものとしてもよい。情報記録媒体用の再生装置を備えることにより、携帯情報端末10は、例えば、DVD(Digital‐Versatile‐Disc)等の情報記録媒体に記録された遠隔教育番組を再生して表示することができる。情報記録媒体用の再生装置(プレーヤ)はあらゆる規格の情報記録媒体を再生可能に設けることができるから、遠隔教育の受講者はあらゆる規格の情報記録媒体を再生して遠隔教育番組を視聴することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える情報記録保存装置について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える記録保存部21は、携帯情報端末10が情報通信等を介して取得した遠隔教育番組の情報他の全ての情報を記録して保存しておくことができる情報記録保存装置である。記録保存部21は、例えば、強誘電体メモリ等の不揮発性のRAMまたは小型軽量のハードディスク等により設けるものとするとよい。遠隔教育の受講者は、記録保存部21に保存した任意の遠隔教育番組他の情報を随時読み出して液晶表示画面11(図2参照)に表示して視聴または閲覧をおこなうことができる。また、記録保存部21は、本実施の形態の携帯情報端末10が備える表示画面11への情報ウインドウ1、2(図2参照)の表示並びに切り替えについて定める、後に詳述する情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)を記録保存しておくことができる。このため、携帯情報端末10は記録保存部21が記録保存する情報ウインドウ表示基準D01SSを随時読み出して参照することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度検出装置について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、重力加速度100(図2参照)を検出することにより遠隔教育の受講者が典型的には片手で把持して操作する携帯情報端末10の姿勢を検知することができる加速度検出装置である。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、複数の静電容量型の加速度検出回路が半導体パッケージに内蔵された静電容量型のカルテシアン座標系における3軸3自由度の加速度を検出することができる加速度センサにより設けるものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、MEMS(Micro‐Electro‐Mechanical‐Systems)技術を用いることにより小型軽量に設けるものとするとよい。しかしながら一の実施の形態では、加速度センサ12はMEMS技術を用いることなく、より安価な機械式の加速度計を用いるものとしてもよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、3軸3自由度の各検出軸に沿った重力加速度100の各分力成分の検出を随時デジタル信号情報として出力することができるように設けるものとするとよい。
本実施の形態の携帯情報端末10への加速度センサ12の組み付けについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、液晶表示画面11(図2参照)の表示画面長辺方向11a(図2参照)と表示画面短辺方向11b(図2参照)とに加速度の検出軸を合わせて携帯情報端末10の重心位置に組み付けるものとするとよい。このように設けることにより、液晶表示画面11の表示画面長辺方向11aに沿って検出される重力加速度100(図2参照)の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と液晶表示画面11の表示画面短辺方向11bに沿って検出される重力加速度100の表示画面短辺方向成分100b(図2参照)とを同時に正確に検出することができる。また、このように設けることにより、本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、液晶表示画面11の表示画面長辺方向11aと表示画面短辺方向11bとに直交する方向(液晶表示画面11の法線方向)に沿って検出される重力加速度100の法線方向成分も同時に正確に検出することができる。このため、加速度センサ12は、携帯情報端末10がどのような姿勢にある場合にも死角を生じることが無く、重力加速度100の総スカラ量を変動することの無い一定の量として連続的に検出することができる。このように、本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、重力加速度(並びに重力加速度方向)100を常に正確に把握することができる。
また、本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12は、前述のように携帯情報端末10の重心位置に組み付けるものとするとよい。このように設ける場合には、加速度センサ12が組み付けられた携帯情報端末10の重心位置を中心として携帯情報端末10が回転する回転運動である携帯情報端末10のロール、ピッチ、ヨーの各回転運動が、加速度センサ12による重力加速度100(図2参照)の検出に影響を与えることがない。しかしながら一の実施の形態では、携帯情報端末10の重心位置からオフセットした位置に加速度センサ12を組み付けるものとしてもよい。この場合には、加速度センサ12による重力加速度100の検出は携帯情報端末10のロール、ピッチ、ヨー運動の影響を受けることとなるものの、携帯情報端末10の重心位置には加速度センサ12より密度(重量)の大きい、例えば、バッテリ(不図示)等の重量物を配置することができることとなる。このように、携帯情報端末10の重心位置に重量物を配置するように設ける場合には、携帯情報端末10の慣性モーメントを減少させることができる。このように、携帯情報端末10の慣性モーメントを減少させることにより、携帯情報端末10をより把持し易く、また扱い易く設けることができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12による重力加速度100(図2参照)の検出方法について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12による重力加速度100(表示画面長辺方向成分100a、表示画面短辺方向成分100b(図2参照))の検出は、一定の検出期間の間(例えば、0.5秒間)、変動しない加速度(成分)を重力加速度100として検出するように設けるものとするとよい。あるいは、適切なローパスフィルタ(不図示)を用いることにより、高い周波数の加速度の変動成分を除去するものとしてもよい。このように設けることにより、遠隔教育の受講者が把持して携帯することに起因して携帯情報端末10に不規則に加えられることとなる変動する加速度(成分)と変動することの無い重力加速度100(表示画面長辺方向成分100a、表示画面短辺方向成分100b)とを区別して検出することができる。また、一の実施の形態では、携帯情報端末10の重心位置からオフセットして配置される加速度センサ12が検出する携帯情報端末10のロール、ピッチ、ヨー運動に伴う加速度(成分)の検出を重力加速度100の検出から区別することができる。
本発明の携帯情報端末10が備える加速度センサ12による重力加速度100(図2参照)の検出では、表示画面11への情報ウインドウ1、2(図2参照)の描画方向を定めるために、重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と表示画面短辺方向成分100b(図2参照)とを比較することができればよい。このため、本実施の形態の携帯情報端末10が備える3軸3自由度の加速度センサ12は、液晶表示画面11(図2参照)の長辺方向11a(図2参照)に沿って検出される重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aを検出するものとするとよい。また、加速度センサ12は、液晶表示画面11の短辺方向11b(図2参照)に沿って検出される重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bを検出するとよい。後に詳述する本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は加速度センサ12が検出した重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aおよび/または表示画面短辺方向成分100bに基づいて表示画面11への情報ウインドウ1、2の描画方向を定めるように設けることができる。
他の実施の形態においては、加速度センサ12は、1軸1自由度の検出軸に沿って加速度を検出する1軸1自由度の加速度センサ12を複数組み合わせて設けるものとしてもよい。この場合には、例えば、一の1軸1自由度の加速度センサ12は、液晶表示画面11(図2参照)の表示画面長辺方向11a(図2参照)の重力加速度100(図2参照)の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)のみを検出するように設けるものとするとよい。また、他の1軸1自由度の加速度センサ12は、液晶表示画面11の表示画面短辺方向11b(図2参照)の重力加速度100の表示画面短辺方向成分100b(図2参照)のみを検出するように設けるものとするとよい。この場合にも、後に詳述する描画部14は、一の加速度センサ12が検出する重力加速度100の表示画面長辺方向分力成分100aと他の加速度センサ12が検出する重力加速度100の表示画面短辺方向分力成分100bとを比較して情報ウインドウ1、2(図2参照)の描画方向を決定するように設けることができる。
さらに他の実施の形態では、本実施の形態の携帯情報端末10が備える3軸3自由度の加速度センサ12は、液晶表示画面11(図2参照)の長辺方向11a(図2参照)または短辺方向11b(図2参照)のいずれか一方向(1軸1自由度)の検出軸に沿った重力加速度100(図2参照)の一分力成分のみを検出するように設けるものとしてもよい。あるいは、液晶表示画面11の長辺方向11aまたは短辺方向11bのいずれか一方向の検出軸に沿った重力加速度100の一分力成分のみを一の1軸1自由度の加速度センサ12を備えることにより検出するように設けるものとしてもよい。この場合には、検出された一の重力加速度100の分力成分と比較すべき他の重力加速度100の分力成分は後に詳述する描画部14により推定して定めるものとするとよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12による重力加速度100(図2参照)の一の分力成分の検出に基づく他の分力成分の推定について説明する。例えば、本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12により液晶表示画面11(図2参照)の表示画面長辺方向11a(図2参照)に沿って検出された重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と地球上における標準的な重力加速度100の値(例えば、9.80665m/s^2)とを比較することができる。この場合には、例えば、三角法(逆余弦関数)を用いることにより携帯情報端末10の鉛直方向に対する傾斜角θ(図2参照)を推定することができる。また、推定された傾斜角θに基づいて同じく三角法(正弦関数)により重力加速度100の表示画面短辺方向成分11b(図2参照)を同時に推定することができる。このため、液晶表示画面11の長辺方向11aまたは短辺方向11bのいずれか一方向の検出軸に沿った重力加速度100の分力成分のみを検出する、例えば、一の1軸1自由度の加速度センサ12を用いる場合にも、重力加速度100の長辺方向成分100aと短辺方向成分100bとを検出並びに推定して比較することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える回転検出装置について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、液晶表示画面11(図2参照)の法線方向の軸周りの回転(角速度、角加速度)200(図2参照)を検出することにより遠隔教育の受講者が典型的には片手で把持して操作する携帯情報端末10の姿勢(回転角度)を検知することができる回転検出装置であるジャイロセンサ13を備える。本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13は一の検出軸周りの回転200の角速度または角加速度を検出する回転検出回路が半導体パッケージに内蔵された振動型のジャイロセンサにより設けるものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13は、また、MEMS(Micro‐Electro‐Mechanical‐Systems)技術を用いることにより小型軽量に設けるものとするとよい。あるいは、本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13は、より精密に携帯情報端末10の回転の角速度または角加速度を検出し得るミラー又は光ファイバーを用いてレーザー光の光路差を測定する光学式のジャイロセンサを用いるものとしてもよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13は液晶表示画面11の法線方向軸の周りの回転(角速度または角加速度)200の検出を随時デジタル信号情報により出力するように設けるものとするとよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13による携帯情報端末10の回転200(図2参照)の角速度、角加速度の検出に基づく携帯情報端末10の回転200の角度(姿勢)の検知について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13は、典型的には液晶表示画面11(図2参照)の重心位置(対角線の交点位置)を通る法線の軸周りの回転200の角速度または角加速度を検出するように設けるものとするとよい。しかしながら、ジャイロセンサ13は携帯情報端末10(液晶表示画面11)の回転200を検出することができればよいから、ジャイロセンサ13は、液晶表示画面11の重心位置以外の携帯情報端末10内の任意の点を通る液晶表示画面11の法線の軸周りの回転(角速度、角加速度)200を検出するように設けるものとしてもよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13が携帯情報端末10の回転200の角加速度を連続して出力する場合には、出力された角加速度を時間により2階積分することにより携帯情報端末10の液晶表示画面11の法線方向の軸周りの回転200の角度を検知することができる。あるいはジャイロセンサ13が携帯情報端末10の回転200の角速度を連続して出力する場合には、出力された角速度を時間により1階積分することにより携帯情報端末10の液晶表示画面11の法線方向の軸周りの回転200の角度を検知することができる。
なお、本実施の形態の携帯情報端末10は、加速度センサ12とジャイロセンサ13との両方を備えるために、ジャイロセンサ13による携帯情報端末10の回転200(図2参照)の角度の検知のための初期値(初期角度)は加速度センサ12を用いることにより前述の傾斜角θ(図2参照)を検出(推定)して定めるものとするとよい。あるいは、後に詳述する描画部14により最初の情報ウインドウ1(図2参照)を液晶表示画面11に表示したときの携帯情報端末10の角度(姿勢)を初期値として携帯情報端末10の回転(角速度、角加速度)200を積分して算出するものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画(表示)装置について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画(表示)装置である描画部14は、表示画面11に自在に情報を描画(表示)することができるグラフィックチップ(グラフィック回路)により構成するものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は、重力加速度100(図2参照)を検出する加速度センサ12および/または携帯情報端末10の液晶表示画面11(図2参照)の法線方向の軸周りの回転200(図2参照)を検出するジャイロセンサ13による重力加速度100および/または回転200の検出結果を参照して描画(表示)をおこなうものとするとよい。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は、加速度センサ12および/またはジャイロセンサ13による重力加速度100および/または回転200の検出結果に応じて液晶表示画面11に情報ウインドウ1、2(図2参照)を表示すると共に、液晶表示画面11の画面表示を切り替えるものとするとよい。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14による情報ウインドウ1、2(図2参照)の表示および切り替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は、後に詳述するように、液晶表示画面11(図2参照)を2つの表示領域に分割してそれぞれに異なる情報を表示する2つの情報ウインドウ1、2を並べて表示D02(図2参照)することができる(第2の表示モード)。また、描画部14は、後に詳述する情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に従って一の情報ウインドウを選択D01S(図5参照)し、選択D01Sした一の情報ウインドウを液晶表示画面11に拡大表示D01(図2参照)することができる(第1の表示モード)。さらに、描画部14は、加速度センサ12およびジャイロセンサ13による検出結果に応じて第1の表示モード(拡大表示)D01と第2の表示モード(2画面並列表示)D02とを情報ウインドウ表示基準D01SSが定める条件に従って随時切り替えて液晶表示画面11に表示(描画)をおこなうことができる。このため、本実施の形態の携帯情報端末10は遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を傾ける(回転する)操作に応じて液晶表示画面11の表示モード(描画モード)を随時切り替えて情報の表示(描画)をおこなうことができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える他の構成について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、この他に、携帯情報端末10における情報処理と制御とを統括しておこなう小型の中央演算装置であるマイクロプロセッサ(MPU)20を備える。また、表示画面11、加速度センサ12、ジャイロセンサ13、描画部14および情報通信部15の各機能および作動をそれぞれ補助するランダムアクセスメモリ22(RAM)を備える。なお、本実施の形態では、情報ウインドウ表示基準D01SSは記録保存部21に記録保存されるものとしたが、一の実施の形態では、情報ウインドウ表示基準D01SSはランダムアクセスメモリ(RAM)22に記録保存されるものとしてもよい。あるいは、他の実施の形態では、情報ウインドウ表示基準D01SSはマイクロプロセッサ(MPU)20に組み込み実装されてハードウェア的に構成されるものとしてもよい。
図2の画面表示の切り替えを示す図を参照して、本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)による液晶表示画面11への情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えについて一の例を示して説明する。図2(a)は液晶表示画面11に表示すべき情報が横長C01の情報である場合の情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えの例を示す。また、図2(b)は液晶表示画面11に表示すべき情報が縦長C02の情報である場合の情報ウインドウ1、2の表示並びに切り替えの例を示す。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)がおこなう情報ウインドウ1、2の初期的な表示方向の判断C01/C02について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は、表示すべき情報に応じて、初期的に横長C01に情報の表示をおこなうべきか、あるいは縦長C02に情報の表示をおこなうべきかについて自動的に判断して表示(描画)をおこなうものとするとよい。例えば、描画部14は、遠隔教育の受講者が表示すべきとして指定する情報(第1および第2の情報ウインドウ1、2に表示すべき情報)が横800x縦600の画素数(画面サイズ、グラフィックモード)の画像により構成された映像情報である場合には、表示すべき情報の画素数の縦横比を比較することにより該情報を初期的に横長C01に表示(描画)するものと判断するとよい。あるいは、描画部14は表示すべき情報(画像)を画像解析することにより、例えば、顔検出または文字検出をおこなって、表示すべき情報の横長C01または縦長C02を判断するものとするとよい。
具体的には、初期的に表示すべき情報(例えば、第1の情報ウインドウ1に表示すべき情報)が、例えば、遠隔教育をおこなう講師の映像である横長(横1600x縦1200の画素数)C01の映像情報300(図9参照)である場合には、描画部14(図1参照)は横長C01(図2(a)参照)に第1の情報ウインドウ1を表示することを決定するものとするとよい。一方、初期的に表示すべき情報(例えば、第1の情報ウインドウ1に表示すべき情報)が、例えば、A4規格の書面を縦長に示す縦長(横1600x縦2400の画素数)C02の文書情報(不図示)である場合には、描画部14は縦長C02(図2(b)参照)に第1の情報ウインドウ1を表示することを決定するものとするとよい。なお、情報の天地方向(縦長C01/横長C02)は典型的には情報の提供者が決定して指定することができる。例えば、情報の提供者は、重力加速度100を検出する加速度センサ12(図1参照)を備えたデジタルカメラ(不図示)により写真撮影をおこなうことにより、画像の天地方向を加速度センサ12が検出する重力加速度100により決定して指定することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)による初期的な描画方向(表示モードD01/D02)の判別D00V(図5参照)について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14は、加速度センサ12(図1参照)および/またはジャイロセンサ13(図1参照)により検出した重力加速度100および/または携帯情報端末10の回転(角度)200に基づいて遠隔教育の受講者が携帯情報端末10をどの向きに把持しているかを検知することができる。このため、描画部14は、第1および第2の情報ウインドウ1、2に表示すべき情報の初期的な画面表示(描画方向、1画面表示D01または2画面表示D02)を判別D00Vして情報ウインドウ1、2の表示をおこなうものとするとよい。
例えば、図2(a)に示すように、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)が横長C01である場合に、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を縦長D02に把持している場合には、描画部14(図1参照)は液晶表示画面11に第1および第2の情報ウインドウ1、2を2画面表示D02により並べて表示するものとするとよい。この場合には、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)の描画方向(横長C01)と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(縦長D02)とが不一致(図5参照)であったものといえる。一方、最初に描画すべき情報(情報ウインドウに表示すべき情報)が横長C01である場合に、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を横長D01に把持している場合には、描画部14は液晶表示画面11に第1の情報ウインドウ1を1画面表示D01により拡大して表示するものとするとよい。この場合には、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)の描画方向(横長C01)と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(横長D01)とが一致(図5参照)していたものといえる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)による天地方向判別D01V、D02V(図5および図6参照)について説明する。描画部14は、情報の横長C01/縦長C02の別を判別し、初期的に第1の表示モードD01で表示すべきか、あるいは第2の表示モードD02で表示すべきかについて判別D00V(図5参照)をおこなった後に、携帯情報端末10の天地方向を検知して液晶表示画面11の天地方向(一の下辺)を決定D01V、D02Vするとよい。
例えば、図2(a)に示す液晶表示画面11への横長C01の情報の表示において、描画部14(図1参照)は、加速度センサ12(図1参照)および/またはジャイロセンサ13(図1参照)による検出結果(重力加速度(方向)100および/または携帯情報端末10の回転(角度)200)を把握することができる。このため、描画部14は、1画面表示D01または2画面表示D02のいずれの表示モードにより情報ウインドウ1、2を表示する場合にも、情報ウインドウ(情報)1、2の下辺方向と遠隔教育の受講者が把持する携帯情報端末10が備える液晶表示画面11の下辺方向(鉛直下方向)とを合わせて表示D01V、D02V(図5参照)をおこなうことができる。
同じく、図2(b)に示す例を用いて具体的に例えば、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)が縦長C02である場合に、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を横長D02に把持している場合には、描画部14(図1参照)は液晶表示画面11に第1および第2の情報ウインドウ1、2を2画面表示D02により並べて表示するものとするとよい。この場合には、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)の描画方向(縦長C02)と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(横長D02)とが不一致(図5参照)であったものといえる。一方、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)が縦長C02である場合に、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を縦長D01に把持している場合には、描画部14は液晶表示画面11に第1の情報ウインドウ1を1画面表示D01により拡大して表示するものとするとよい。この場合には、最初に描画すべき情報(情報ウインドウ1に表示すべき情報)の描画方向(縦長C02)と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(縦長D01)とが一致(図5参照)していたものといえる。
この際、描画部14(図1参照)は、加速度センサ12(図1参照)および/またはジャイロセンサ13(図1参照)による検出結果(重力加速度(方向)100および/または携帯情報端末10の回転(角度)200)を把握することができる。このため、描画部14は、1画面表示D01または2画面表示D02のいずれの表示モードにより情報ウインドウ1、2を表示する場合にも、情報ウインドウ(情報)1、2の下辺方向と遠隔教育の受講者が把持する携帯情報端末10が備える液晶表示画面11の下辺方向(鉛直下方向)とを合わせて、すなわち、天地方向を合わせて、表示D01V、D02V(図5参照)をおこなうことができる。
本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、液晶表示画面11に初期的に2画面表示D02がなされた状態から、遠隔教育の受講者がおこなう携帯情報端末10を左に傾ける操作D02Bあるいは右に傾ける操作D02Cに応じて、画面表示を1画面表示D01に切り替えるように設けるものとするとよい。1画面表示D01において表示すべき一の情報ウインドウは、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を左に傾ける操作D02Bをおこなうか、あるいは右に傾ける操作D02Cをおこなうかに応じて、いずれか一の情報ウインドウを情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に従って描画部14(図1参照)が選択D01S(図5参照)するものとするとよい。遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を左または右に傾ける操作は携帯情報端末10を片手で把持する遠隔教育の受講者が主として手首を捻って携帯情報端末10を回転200させることで特別容易におこなうことができる操作である。このため、遠隔教育の受講者は、第1および第2の情報ウインドウ1、2に表示される情報を統合して、あるいは相互に比較して参照することができる2画面表示D02と、選択D01Sした一の情報ウインドウを拡大して詳細に参照することができる1画面表示D01とを随意に切り替えることができる。
本実施の形態の携帯情報端末10を左右に傾けておこなう画面表示(表示モード)の切り替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10の2画面表示D02と1画面表示D01との切り替えは、前述のように、加速度センサ12(図1参照)により検出される重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aと表示画面短辺方向成分100bとを比較することによりおこなうものとするとよい。例えば、携帯情報端末10を2画面表示D02された状態から徐々に左に傾けるD02B場合には、例えば、図2(a)に示すように、加速度センサ12により検出される重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aは地球上における標準的な重力加速度の値である1Gから徐々に減少する。一方、重力加速度100の表示画面短辺方向成分100bは0Gから徐々に増加することとなる。このため、重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合が情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)で定める所定の割合(閾値)に至ったときD02B(D02A)に2画面表示D02から1画面表示D01に切り替えるものとするとよい。
例えば、2画面表示D02から1画面表示D01へ切り替えをおこなうD02B(D02A)ときの閾値は、携帯情報端末10が備える記録保存部21(図1参照)が記録保存する情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により定めるものとするとよい。情報ウインドウ表示基準D01SSで定める重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する所定の割合(閾値)は、例えば、携帯情報端末10を把持する遠隔教育の受講者から見る鉛直方向から左方向への表示画面長辺方向成分100aの傾斜角θが左45度となったD02Bときにおける1とするものと定めてもよい。
図2(a)において携帯情報端末10を左に傾けるC01/D02B場合には、表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合は、余接関数(コタンジェント)に沿って減少し、鉛直方向から左方向へ表示画面長辺方向成分100aの傾斜角θが左45度となったD02Bときに長辺方向成分100aと短辺方向成分100bとが等しくなって閾値である1となる。この際、携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)は、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に従って第1の情報ウインドウ1(上側の情報ウインドウ1)を1画面表示D01するように切り替えるものとするとよい。情報ウインドウ表示基準D01SSは、例えば、「2画面表示されているC01/D02ときに、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)が鉛直方向から左に45度傾いた(傾斜角θ=左45度)D02Bときには第1の情報ウインドウ1を1画面表示D01する」と定めるものとするとよい。情報ウインドウ表示基準D01SSは、あるいは第1の情報ウインドウ1(上側の情報ウインドウ1)に代えて、第2の情報ウインドウ2(下側の情報ウインドウ2)を拡大表示D01するように定めるものとしてもよい。
画面表示が1画面表示D01に切り替えられた後も、さらに携帯情報端末10を左に傾け続けるD02B場合には、表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合は、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)の鉛直方向に対する傾斜角θが左45度D02Bにおける1からさらに余接関数に沿って減少し、傾斜角θが左90度D01において0となる。この状態において、遠隔教育の受講者は選択D01S(図5参照)した第1の情報ウインドウ1に表示された情報を1画面表示D01により拡大表示された状態で詳細に閲覧することができる。
携帯情報端末10が横転した状態(傾斜角θ=左90度D01)から、さらに左に傾け続ける場合には、表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合は、傾斜角θが左90度を超える(例えば、傾斜角θ=左120度等)こととなるから、余接関数に従って、例えば、負(マイナス)の値となるものと定義するものとしてもよい。また、さらに左に傾け続けて、傾斜角θが左180度となった(不図示)場合には、携帯情報端末10の天地が入れ替わった状態(端末倒立状態)となり、この状態において、典型的には、画面表示の天地を入れ替えて、初期の2画面表示(画面表示正立状態)D02をおこなうものとするとよい。
あるいは、画面表示の天地を入れ替えて2画面表示(画面表示正立状態)D02をおこなうことなく、そのまま第1の情報ウインドウ1を表示したままの状態で、傾斜角θが左180度(画面表示横転状態)を越えて、さらに左に傾け続けられる場合の傾斜角θを余接関数(コタンジェント)に従って右方向への傾斜角θに変換するものとしてもよい。すなわち、例えば、傾斜角θ=左210度を傾斜角θ=右150度に変換して画面表示の切り替えをおこなうものとしてもよい。この場合には、携帯情報端末10がさらに左に傾け続けられることにより、傾斜角θ=左270度=右90度となったときに、第1の情報ウインドウ1の1画面表示(画面表示倒立状態)D01から、後に詳述するように、第2の情報ウインドウ2の1画面表示(画面表示正立状態)D01に直接切り替えるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10を左方向に傾けられた状態(第1の情報ウインドウ1が1画面表示D01された状態)から元に戻すことによって、2画面表示D02への切り替えをおこなう場合について説明する。1画面表示D01から2画面表示D02へ切り替えをおこなうD01Aときの閾値も情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により同様に定めるものとするとよい。この場合にも、加速度センサ12(図1参照)により検出される重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100に対する所定の割合(閾値)を、例えば、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)の鉛直方向からの傾斜角θが左45度まで戻されたD01Aときにおける1とするものと定めてもよい。このように、典型的には、2画面表示(第2の表示モード)D02から1画面表示(第1の表示モード)D01へ切り替えるための第1の閾値(第1の角度)と、1画面表示D01から2画面表示D02へ切り替えるための第2の閾値(第2の角度)とを同一の値(例えば、同一の角度または分力成分の割合)(例えば、前述の通り傾斜角θ=左45度)として設けるものとするとよい。しかしながら、後に詳述するように、第1の閾値(例えば、第1の角度)と第2の閾値(例えば、第1の角度)とを異なる値(例えば、異なる角度または分力成分の割合)として設けるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10を左に傾けた状態から元に戻す場合には、表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合は、余接関数(コタンジェント)に沿って増加し、鉛直方向から左方向へ表示画面長辺方向成分100aの傾斜角θが左45度まで戻されたD01Aときに再び長辺方向成分100aと短辺方向成分100bとが等しくなって閾値である1となる。この際、携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)は、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に従って第1および第2の情報ウインドウ1、2を元のように並べて2画面表示D02するように切り替えるものとするとよい。情報ウインドウ表示基準D01SSは、例えば、「1画面表示されているC01/D01ときに、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)が鉛直方向から左に45度(傾斜角θ=左45度)まで戻されたD01Aときには第1および第2の情報ウインドウ1、2を並べて2画面表示D02する」と定めるものとするとよい。
あるいは、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)は、この際、例えば、「第1および第2の情報ウインドウ1、2の上下の位置を入れ替えて2画面表示D02をおこなう」ものと定めるものとしてもよい。このように1画面表示D01から2画面表示D02への切り替えをおこなう際に、第1および第2の情報ウインドウ1、2の上下(あるいは左右)の位置を入れ替えるように設けることにより、連続して携帯情報端末10を同一方向に傾ける場合にも、交互に異なる情報ウインドウを選択D01S(図5参照)して1画面表示D01により拡大して表示させることもできる。
画面表示が2画面表示D02に切り替えられた後も、さらに携帯情報端末10を左から鉛直方向に起こし(戻し)続ける場合には、表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合は、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)の鉛直方向に対する傾斜角θが左45度D01Aにおける1からさらに余接関数に沿って増加し、傾斜角θが左0度において左に傾ける前の状態に戻る。この状態において、遠隔教育の受講者は第1および第2の情報ウインドウ1、2を2画面表示D02により並べて表示された状態で閲覧することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10を右に傾けておこなう画面表示の切り替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10を右に傾けておこなう2画面表示D02から1画面表示D01への切り替えの閾値も、例えば、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により同様に、重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する割合によって定めるものとするとよい。この場合にも、前述の携帯情報端末10を左に傾けるD02B場合と同様に、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)の鉛直方向からの傾斜角θが右45度となったD02Cときにおける1と定めてもよい。情報ウインドウ表示基準D01SSは、例えば、「2画面表示されているC01/D02ときに、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)が鉛直方向から右に45度傾いた(傾斜角θ=右45度)D02Cときには第2の情報ウインドウ2を1画面表示D01する」と定めるものとするとよい。
前述の携帯情報端末10を左に傾けるD02B場合と同様に、携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)は、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)に従って第2の情報ウインドウ2(下側の情報ウインドウ2)を選択D01S(図5参照)して1画面表示D01するように切り替えることができる。この場合にも、情報ウインドウ表示基準D01SSは任意に定めることができるから、あるいは第2の情報ウインドウ2(下側の情報ウインドウ2)に代えて、第1の情報ウインドウ1(上側の情報ウインドウ1)を拡大表示D01するように定めるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10を右方向に傾けられた状態(第2の情報ウインドウ2が1画面表示D01された状態)(傾斜角θ=右90度D01)から元に戻すことによって、2画面表示D02への切り替えをおこなう場合について説明する。1画面表示D01から2画面表示D02への切り替えをおこなうD01Aときの閾値も情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により同様に定めるものとするとよい。この場合にも、加速度センサ(図1参照)により検出される重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aの表示画面短辺方向成分100bに対する所定の割合(閾値)を、例えば、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)の鉛直方向からの傾斜角θが右45度まで戻されたD01Aときにおける1とするものと定めてもよい。情報ウインドウ表示基準D01SSは、例えば、「1画面表示されているC01/D01ときに、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)が鉛直方向から右に45度(傾斜角θ=右45度)まで戻されたD01Aときには第1および第2の情報ウインドウ1、2を元のように並べて2画面表示D02する」と定めるものとするとよい。携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)は、情報ウインドウ表示基準D01SSに従って第1のおよび第2の情報ウインドウ1、2を元のように並べて2画面表示D02するように切り替えるものとするとよい。
あるいは、前述の説明と同様に、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)は、この際、例えば、「第1および第2の情報ウインドウ1、2の上下の位置を入れ替えて2画面表示D02をおこなう」ものと定めるものとしてもよい。このように1画面表示D01から2画面表示D02への切り替えをおこなう際に、第1および第2の情報ウインドウ1、2の上下(あるいは左右)の位置を入れ替えるように設けることにより、連続して携帯情報端末10を同一方向に傾ける場合にも、交互に異なる情報ウインドウを選択D01S(図5参照)して1画面表示D01により拡大して表示させることもできる。
また、前述の通り、2画面表示D02から1画面表示D01への切り替えをおこなうための閾値D02A、D02B、D02Cと1画面表示D01から2画面表示D02への切り替えをおこなうための閾値D01Aとは典型的には同値に設けるものとするとよい。しかしながら、例えば、遠隔教育の受講者の手首の可動回転角度の非対称性等の人間工学的な理由に起因して両閾値(例えば、角度または分力成分の割合)を異なる値により設けるものとしてもよい。例えば、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により「2画面表示C01/D02されているときに、携帯情報端末10(重力加速度100の表示画面長辺方向成分100a)が鉛直方向から左に30度傾いた(傾斜角θ=左30度)D02Bときには第1の情報ウインドウ1を1画面表示D01する」(第1の閾値)と定めるものとしてもよい。一方で、情報ウインドウ表示基準D01SSにより「1画面表示C01/D01されているときに、携帯情報端末10(表示画面長辺方向成分100a)が左に傾けられた状態から鉛直方向より左に50度(傾斜角θ=左50度)まで戻されたD01Aときには第1および第2の情報ウインドウ1、2を並べて2画面表示D02する」(第2の閾値)と定めるものとしてもよい。
このように異なる閾値(例えば、角度または分力成分の割合)により2画面表示D02と1画面表示D01との間の切り替えをおこなうことにより、例えば、2画面表示C01/D02されている携帯情報端末10を鉛直方向から左へ傾けるD02Bときと1画面表示C01/D01されている携帯情報端末10を左から元へ(鉛直方向へ)戻すD01Aときとの間の携帯情報端末10の回転200の角速度の差異を補うことができる。このため、遠隔教育の受講者は2画面表示C01/D02されている携帯情報端末10を鉛直方向から左へ傾けるD02Bときと1画面表示C01/D01されている携帯情報端末10を左から元へ(鉛直方向へ)戻すD01Aときとで同じ操作感覚により画面表示の切り替え操作をおこなうことができる。また、同様の理由から、画面表示の切り替えのための閾値は、例えば、2画面表示C01/D02された携帯情報端末10を鉛直方向から左D02Bまたは右D02Cへ傾けるときと、1画面表示C01/D01された携帯情報端末10を左または右から元へ(鉛直方向へ)戻すD01Aときとで、全て異なる値により定めるものとしてもよい。
あるいは、例えば、2画面表示C01/D02から1画面表示C01/D01への切り替えをおこなうための閾値(例えば、角度または分力成分の割合)(第1の閾値)と、1画面表示C01/D01から2画面表示C01/D02への切り替えをおこなうための閾値(第2の閾値)とが同値であることに起因する制御上の不安定の発生の可能性を排除するために、両閾値を異なる値に設けるものとしてもよい。例えば、前述の例により、両閾値を共に鉛直方向から左に45度(傾斜角θ=左45度)に設けた場合には、例えば、偶然にも閾値上(傾斜角θ=左45度)で携帯情報端末10を傾ける回転の角速度が0となって折り返されるように携帯情報端末10を傾けるD02B動作がおこなわれた場合には、画面表示の切り替え制御が不安定となる可能性を有する。この場合には、描画部14(図1参照)は、2画面表示C01/D02から1画面表示C01/D01に画面表示を切り替えようとすると共に、1画面表示C01/D01から2画面表示C01/D02に画面表示を切り替えようとすることとなって、画面表示の切り替え制御が不安定となる可能性を有する。
このような制御上の特異点が生じる可能性を排除するために、例えば、2画面表示C01/D02から1画面表示C01/D01への切り替えをおこなうための閾値(第1の閾値)を、例えば、鉛直方向から左へ50度(傾斜角θ=左50度)まで傾けたD02B位置に設けるものとするとよい。一方で、例えば、1画面表示C01/D01から2画面表示C01/D02への切り替えをおこなうための閾値(第2の閾値)を、例えば、鉛直方向から左へ30度(傾斜角θ=左30度)まで傾けたD01A位置に設けるものとするとよい。このように、両閾値を相互に交差する(オーバーラップする)領域を有するように設けることにより、両閾値を同値に設けた場合に生じ得る制御上の不安定が生じる可能性を排除することができる。
本実施の形態の携帯情報端末10が備えるジャイロセンサ13(図1参照)を用いた携帯情報端末10の画面表示の切り替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えは、加速度センサ12(図1参照)による重力加速度100の検出に基づいておこなうことができる他、ジャイロセンサ13による携帯情報端末10が備える液晶表示画面11の法線の周りの回転200の検出に基づいてもおこなうことができるように設けるものとするとよい。このように設けることにより、携帯情報端末10を、例えば、机等の水平面上に置いた場合、すなわち、加速度センサ12により重力加速度100を液晶表示画面11の長辺方向11aおよび/または短辺方向11bに沿って検出できない場合でも、ジャイロセンサ13の検出に基づいて画面表示の切り替えをおこなうことができる。このような構成は、例えば、遠隔教育の受講者がタブレットPC(例えば、iPad(登録商標))等の比較的大型の携帯情報端末10を机上に置いて操作するような場合にも、ジャイロセンサ13により携帯情報端末10の回転200を検知して画面表示の切り替えをおこなうことができるという効果を奏する。
本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えは、加速度センサ12(図1参照)による重力加速度100の検出とジャイロセンサ13(図1参照)による携帯情報端末10の回転200の検出とを組み合わせた検出結果に応じておこなうように設けるものとするとよい。携帯情報端末10を略水平に把持する場合には、加速度センサ12により検出される重力加速度100の表示画面長辺方向分力成分100aと表示画面短辺方向分力成分100bとは共に小さな値となる。一方で、例えば、鉛直方向に対して遠隔教育の受講者の頭部が左右に傾いている場合には、遠隔教育の受講者は、左右に傾いた頭部より見る視線に対して携帯情報端末10の表示画面11を垂直に合わせるように携帯情報端末10を把持することもある。この場合には、携帯情報端末10は遠隔教育の受講者にとって入力する意図の無い遠隔教育の受講者から見て左右の方向の重力加速度100の分力成分を生じて、該分力成分を加速度センサ12が検出することとなる。このような場合には、携帯情報端末10が略水平に把持されることにより小さな値となった表示画面長辺方向成分100a、表示画面短辺方向成分100bと受講者から見て左右方向に生じる重力加速度100の該分力成分とが混在することとなる。このような場合には、加速度センサ12は表示画面長辺方向成分100aと表示画面短辺方向成分100bとの差異を比較可能に検出することができなくなるS01B(図5参照)。
本実施の形態の携帯情報端末10が備える描画部14(図1参照)は、加速度センサ12(図1参照)により重力加速度100の長辺方向成分100aと短辺方向成分100bとの差異を比較可能に検出することができなくなったS01B(図5参照)場合には、ジャイロセンサ(図1参照)の検出に基づいて画面表示の切り替えをおこなうように設けられている。例えば、本実施の形態の携帯情報端末10が備える加速度センサ12により検出される液晶表示画面11の法線方向の重力加速度100の分力成分が、例えば、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)で定める閾値を超えて増大したときに、ジャイロセンサ13の検出結果に応じて画面表示を切り替えるS05(図6参照)ものとするとよい。この場合には、例えば、情報ウインドウ表示基準D01SSにより「表示画面11の法線方向の重力加速度100の分力成分が0.8Gを超えたときには、ジャイロセンサ13の検出結果に応じて表示画面の切り替えS05をおこなう」ものと定めるとよい。このように、加速度センサ12とジャイロセンサ13とを組み合わせて用いることにより検出結果を相互に補完して適切に画面表示を切り替えることができる。
携帯情報端末10の画面表示の切り替えは、一の実施の形態では、加速度センサ12(図1参照)による重力加速度100の検出のみに応じておこなうものとしてもよい。また、他の実施の形態では、ジャイロセンサ13(図1参照)による表示画面11の法線の軸周りの回転200の検出のみに応じておこなうものとしてもよい。このように設けることにより、より簡易に本発明の携帯情報端末10を構成することができる。
以上、本実施の形態の携帯情報端末10における画面表示の切り替えは、一の情報ウインドウ表示基準D01SS/M01(図5参照)に基づき、2画面表示C01/D02された携帯情報端末10を鉛直方向から左に傾けたD02Bときには第1の情報ウインドウ1を、右に傾けたD02Cときには第2の情報ウインドウ2を選択D01S(図5参照)して拡大表示D01をおこなうものと説明した。この場合には、遠隔教育の受講者は携帯情報端末10を傾ける回転方向によって第1の情報ウインドウ1(例えば、2画面表示D02された上側の情報ウインドウ)と第2の情報ウインドウ2(例えば、下側の情報ウインドウ)とのいずれを拡大表示D01すべきかについて選択D01Sして指定することができる。しかしながら、本実施の形態の携帯情報端末10は、以下に(図3を示して)詳述するように、他の情報ウインドウ表示基準D01SS/M02(図5参照)に基づいて表示画面の切り替えをおこなうものとしてもよい。
図3の画面表示の切り替えを示す図を参照して、本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えを他の情報ウインドウ表示基準D01SS/M02(図5参照)に基づいておこなう他の例について説明する。本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えは、前述の一の情報ウインドウ表示基準D01SS/M01(図5参照)とは異なる他の情報ウインドウ表示基準D01SS/M02に基づいておこなうように設けるものとしてもよい。この場合の情報ウインドウ表示基準D01SSの切り替えの選択は遠隔教育の受講者が、例えば、携帯情報端末10に任意にタッチ入力をおこなうことにより指定しておこなうものとするとよい。前述の一の情報ウインドウ表示基準D01SS/M01では、携帯情報端末10の左方向への回転D02Bと右方向への回転D02Cとがそれぞれ特定の情報ウインドウの選択D01S(図5参照)に関連付けられるものと説明した。一方、他の情報ウインドウ表示基準D01SS/M02では、携帯情報端末10の回転D02Dの方向を問うことなく、情報ウインドウを順次交互に表示するように設けるものとしてもよい。
本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の切り替えでは、情報ウインドウ表示基準D01SS/M02(図5参照)により、例えば、「2画面表示C01/D02された携帯情報端末10を鉛直方向から左右いずれかに45度(傾斜角θ=左右45度)まで傾けるD02D毎に第1および第2の情報ウインドウ1、2を交互に拡大表示D01する」ものと定めるものとしてもよい。この場合には、2画面表示C01/D02された携帯情報端末10を、例えば、鉛直方向から右方向に45度(傾斜角θ=右45度)以上まで回転する1回目の回転D02Dでは、第1の情報ウインドウ1(例えば、2画面表示C01/D02における上側の情報ウインドウ)を拡大表示C01/D01することができる。また、情報ウインドウ表示基準D01SS/M02により、例えば、「1画面表示C01/D01された携帯情報端末10が左右いずれかより鉛直方向から45度(傾斜角θ=左右45度)まで傾きが戻されたときは第1および第2の情報ウインドウ1、2を並べて2画面表示D02する」ものと定めるものとしてもよい。この場合には、1画面表示C01/D01された携帯情報端末10を、例えば、右に傾けられた状態から鉛直方向から右方向に45度(傾斜角θ=右45度)まで元に戻すと、第1および第2の情報ウインドウ1、2を並べて2画面表示C01/D02することができる。
さらに、2画面表示C01/D02された携帯情報端末10を鉛直方向から再び右方向に45度(傾斜角θ=右45度)以上まで回転する2回目の回転D02Dによって、第2の情報ウインドウ2(例えば、2画面表示C01/D02における下側の情報ウインドウ)が拡大表示C01/D01される。このように、2画面表示C01/D02において並べて表示された第1および第2の情報ウインドウ1、2を交互に拡大して1画面表示C01/D01するように設けることができる。このように設けることにより、例えば、遠隔教育の受講者が利き手に把持した携帯情報端末10を遠隔教育の受講者が特定の傾け易い一方向にのみ傾ける動作D02Dに応じて携帯情報端末10の画面表示を切り替えることができる。
図4のフロー図を参照して、本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の入れ替えについて説明する。本実施の形態の携帯情報端末10は、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5および図6参照)に定められた所定の加速度100cまたは回転200cを加速度センサ12(図1参照)またはジャイロセンサ13(図1参照)が検出したS01A(図5および図6参照)ときに、第1および第2の情報ウインドウ1、2を第3および第4の情報ウインドウ3、4と入れ替えるように設けるものとするとよい。例えば、情報ウインドウ表示基準D01SS(図5参照)により「水平方向に2G以上の加速度が検出されたS01A(図5参照)ときは情報ウインドウの入れ替えをおこなう」と定めるものとするとよい。この場合には、携帯情報端末10を水平方向に強く振る100cことで、情報ウインドウの入れ替えをおこなうことができる。あるいは、例えば、情報ウインドウ表示基準D01SS(図6参照)により「360度/秒以上の角速度の回転が検出されたS01A(図6参照)ときは情報ウインドウの入れ替えをおこなう」と定めるものとするとよい。この場合には、携帯情報端末10を速く回転200cさせることで、情報ウインドウの入れ替えをおこなうことができる。
また、本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の入れ替えは、図示する通り、4を超える多数の情報ウインドウ(例えば、第5および第6の情報ウインドウ5、6)が存在する場合には、順次全ての情報ウインドウを表示するように設けるものとするとよい。また、全ての情報ウインドウを表示し終えた後には、図示するように、再び第1および第2の情報ウインドウ1、2に戻って繰り返し表示をおこなうものとするとよい。このように設けることにより、携帯情報端末10を操作する遠隔教育の受講者は携帯情報端末10に所定の加速度100cまたは回転200cを与える容易な操作によって多数の情報ウインドウを自在に入れ替えることができる。また、遠隔教育の受講者が入れ替えた情報ウインドウは2画面表示D02により並べて、あるいは、1画面表示D01により拡大して表示することができる。このため、遠隔教育の受講者は多くの情報を効率良くかつ詳細に参照することができる。
さらに、本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の入れ替えと同様に、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10に所定の加速度100cまたは回転200cを与えて指示する操作に応じて、携帯情報端末10の2画面表示D02の表示方向C01/C02を切り替えるものとしてもよい。例えば、携帯情報端末10に情報ウインドウ表示基準D01SS(図5および図6参照)で定める所定の加速度100cまたは回転200cが検出されたときに、2画面表示D02における第1の表示方向(例えば、縦に並べて表示C01(図2(a)参照))と第2の表示方向(例えば、横に並べて表示C02(図2(b)参照))とを切り替えて表示するものとしてもよい。さらに、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10の画面表示の切り替えを加速度センサ12(図1参照)またはジャイロセンサ13(図1参照)のいずれの検出結果に基づいておこなうべきかを選択することができるように設けるものとするとよい。このように設けることにより、遠隔教育の受講者はより随意に携帯情報端末10に情報を表示して閲覧することができる。
図5のフローチャートを参照して、本実施の形態の携帯情報端末10(図2参照)にインストールして、携帯情報端末10に所定の制御並びに実行処理をおこなわせるためのプログラムについて説明する。プログラムは、加速度センサ12(図1参照)に重力加速度100(図2参照)の表示画面長辺方向成分100a(図2参照)と表示画面短辺方向成分100b(図2参照)とを検出させる(S01)ものとするとよい。加速度センサ12が重力加速度100の表示画面長辺方向成分100aと表示画面短辺方向成分100bとの差異を情報ウインドウ表示基準D01SSに照らして比較可能に検出できないS01B場合には、ジャイロセンサ13(図1参照)に携帯情報端末10の回転200(図2参照)を検出させるサブルーチンプログラム(図6参照)に移行するものとするとよい。
プログラムは、また、加速度センサ12(図1参照)に検出させた加速度が情報ウインドウ表示基準D01SSで定める所定の加速度100c(図4参照)であるか否かを、例えば、マイクロプロセッサ20(図1参照)または描画部14(図1参照)のリソースを用いて判断する(S01A)ものとするとよい。加速度センサ12が検出した加速度が所定の加速度100cであれば、描画部14を用いて、液晶表示画面11(図4参照)に表示すべき情報ウインドウを現在表示している第1および第2の情報ウインドウ1、2(図4参照)から後続の第3および第4の情報ウインドウ3、4(図4参照)に入れ替えるものとするとよい。
プログラムは、また、描画部14(図1参照)を用いて液晶表示画面11(図2参照)に新規に情報ウインドウを表示させる際に、前述の通り、例えば、表示させるべき情報の描画サイズを参照することにより、情報ウインドウを横長表示C01(図2(a)参照)とすべきか、あるいは縦長表示C02(図2(b)参照)とすべきかについて決定するものとするとよい。
プログラムは、また、描画部14(図1参照)を用いて液晶表示画面11(図2参照)に新規に情報ウインドウを表示させる際に、表示させるべき最初の情報ウインドウ(例えば、第1の情報ウインドウ1(図2参照))の描画方向(横長表示C01(図2(a)参照)または縦長表示C02(図2(b)参照))と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向とを比較D00Vするものとするとよい。この際、最初の情報ウインドウの描画方向(例えば、横長表示C01)と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(例えば、液晶表示画面11(図2(a)参照)を横長D01(図2(a)参照)に把持)とが一致した場合には、1画面表示D01により描画部14を用いて液晶表示画面11に初期的に情報ウインドウの表示をおこなう(S02)ものとするとよい。
プログラムは、また、最初の情報ウインドウの描画方向(例えば、横長表示C01(図2(a)参照))と遠隔教育の受講者による携帯情報端末10の把持方向(例えば、液晶表示画面11(図2(a)参照)を縦長D02(図2(a)参照)に把持)とが不一致である場合には、2画面表示D02により描画部14(図1参照)を用いて液晶表示画面11に初期的に情報ウインドウの表示をおこなう(S02)ものとするとよい。
プログラムは、また、描画部14(図1参照)を用いて液晶表示画面11(図2参照)に情報ウインドウを表示させる際に、加速度センサ12(図1参照)および/またはジャイロセンサ13(図1参照)による重力加速度100(図2参照)および/または携帯情報端末10(図2参照)の回転200(図2参照)の検出結果を参照するとよい。重力加速度100および/または携帯情報端末10の液晶表示画面11の法線方向の軸周りの回転200の検出結果を参照することにより、プログラムは携帯情報端末10の姿勢を検知して、表示すべき情報ウインドウの下辺方向と携帯情報端末10の下辺方向とを合わせて情報を正しく表示D01V、D02Vさせるものとするとよい。
プログラムは、また、1画面表示D01がおこなわれている(S02)ときに、記録保存部21(図1参照)により記録保存される情報ウインドウ表示基準D01SSを参照することにより、情報ウインドウ表示基準D01SSに照らして画面表示を切り替えるべき重力加速度100が検出されたか否かをマイクロプロセッサ20(図1参照)または描画部14(図1参照)のリソースを用いて判断D01Aするものとするとよい。プログラムは、1画面表示D01がおこなわれている(S02)ときに、情報ウインドウ表示基準D01SSに照らして画面表示を切り替えるべき重力加速度100が検出されたと判断D01Aした場合には、描画部14を用いて1画面表示D01から2画面表示D02へと画面表示を切り替えるものとするとよい(S02)。
プログラムは、また、反対に、2画面表示D02から1画面表示D01へと切り替える場合には、1画面表示D01において拡大して表示すべきいずれか一の情報ウインドウを情報ウインドウ表示基準D01SSに基づいて、例えば、マイクロプロセッサ20(図1参照)または描画部14(図1参照)のリソースを用いて判断して選択D01Sするものとするとよい。プログラムは、選択D01Sした一の情報ウインドウを、前述の通り、重力加速度100(図2参照)および/または携帯情報端末10(図2参照)の回転200(図2参照)の情報に基づいて描画の上下方向を判別D01Vして描画部14に1画面表示D01させるものとするとよい(S02)。
プログラムは、また、1画面表示D01と2画面表示D02との間の表示切替判定D01A、D02Aを1度おこなった後の2度目の表示切替判定D01A、D02Aでは、判断をおこなうことなくプログラムを終了するものとするとよい。表示切替判定D01A、D02Aの判定回数は、例えば、フラグを用いることによりカウントするものとするとよい。このように設けることにより、プログラムはループすることなく速やかに一連の処理を実行することができる。遠隔教育の受講者が携帯情報端末10(図2参照)を使用している間は、以上一連の実行処理をおこなうプログラムを連続的に実行することで、携帯情報端末10の姿勢を監視すると共に、遠隔教育の受講者による画面表示の切り替えの指示(携帯情報端末10の回転操作)を捕捉して表示画面の切り替えをおこなうことができる。
図6のフローチャートを参照して、本実施の形態の携帯情報端末10(図2参照)にインストールして、携帯情報端末10に所定の制御並びに実行処理をおこなわせるためのプログラムについて説明する。プログラムは、前述の通り図5に示すプログラムのサブルーチン・プログラムとして用いることができる他、ジャイロセンサ13(図1参照)のみにより携帯情報端末10(図2参照)の回転200(図2参照)を検出する実施の形態では、独立した制御プログラムとして図5に示すプログラムと同様に用いることができる。図6に示すプログラムは、図5に示すプログラムと略同様の構成によるものであるが、図5に示すプログラムが加速度センサ12(図1参照)による重力加速度100(図2参照)の検出に応じて処理をおこなうのに対し、図6に示すプログラムはジャイロセンサ13による回転200の検出に応じて処理をおこなう点で異なる。
プログラムは、ジャイロセンサ13(図1参照)に携帯情報端末10(図2参照)の液晶表示画面11(図2参照)の法線の軸周りの回転200(図2参照)を検出させて処理をおこなう点で、図5に示すプログラムが加速度センサ12(図1参照)に重力加速度100(図2参照)を検出させて処理をおこなう構成と異なる。具体的には、ジャイロセンサ13に回転200を検出させる処理(S04)、所定の回転200c(図4参照)を検出させる処理(S04A)、回転200に基づいて1画面表示D01または2画面表示D02させる処理(S05)、回転200に基づいて画面表示の切替判定D01R、D02Rをおこなう処理の点で異なる。
図7を参照して、本実施の形態の携帯情報端末10を用いて携帯情報端末10を操作する遠隔教育の受講者に遠隔教育をおこなう方法について説明する。図7(a)では、携帯情報端末10の液晶表示画面11に第1の情報ウインドウ1に表示する第1の情報である遠隔教育をおこなう講師の映像300と第2の情報ウインドウ2に表示する第1の情報を補完する第2の情報である、遠隔教育内容の要点を要約してまとめた遠隔教育内容のレジュメ400の映像とが2画面表示D02により並べて表示されている。なお、第2の情報ウインドウ2に表示する第2の情報である遠隔教育内容のレジュメ400は第1の情報ウインドウ1に表示される第1の情報である遠隔教育をおこなう講師の映像300を補完する情報であればよく、遠隔教育内容を要約して示す要約情報であっても、遠隔教育内容を詳細に補足説明するための文章または図表により構成される補足情報であってもよい。
図示の長方形の第1の情報ウインドウ1および長方形の第2の情報ウインドウ2の各辺の長さの割合は、例えば、長辺:短辺=√2:1とするとよい。このように構成すると、2つの情報ウインドウを上下に並べて2画面表示D02したときと一つの情報ウインドウを大きく拡大して表示D01したときとで、情報ウインドウの縦横比を変更する必要が無い。あるいは、情報ウインドウを1画面表示D01により拡大して表示するときは、長辺/短辺の比を√2よりも大きく表示してもよい。この場合は情報ウインドウを拡大して表示D01したときには多少横長になるが、TVのワイド画面表示と同様に文字等が大きく表示されて見易く表示することができる。あるいは、情報ウインドウ1、2の縦横比は、より標準的に、長辺:短辺=4:3として表示するものとしてもよい。
図7(a)に示す第1および第2の情報ウインドウ1、2が横長C01に表示されているのは、人の両目が左右に離間してそれぞれに視野を有することに起因して、横方向に広い横長C01の表示画面が一般的に視認しやすい表示形態であるためである。一方で、一般的な携帯情報端末10の液晶表示画面11は携帯性を高めるために、図7(a)に示すように縦長の長方形に設けられていることが多い。本発明の携帯情報端末10によれば、携帯性を優先して典型的には縦長の長方形に設けられる携帯情報端末10の液晶表示画面11に、人が視認しやすい横長C01の第1および第2の情報ウインドウ1、2を2画面表示D02する際に、可能な限り大きく情報を表示することができる。また、遠隔教育の受講者が指定する第1または第2のいずれかの情報ウインドウを拡大表示D01する場合には、横転D02A(図2参照)された携帯情報端末10の液晶表示画面11に人が視認し易い横長C01の情報ウインドウをさらに拡大して1画面表示D01により表示することができる。
図7(a)に示す本実施の形態の携帯情報端末10では、例えば、第1の横長C01の情報ウインドウ1には主に右脳の機能により理解し易い映像や図形等の情報を表示すると共に、第2の横長C01の情報ウインドウ2には主に左脳の機能により理解することができる文字情報を表示することにより、情報の全体を特別に把握し易く表示するものとするとよい。あるいは第1の横長C01の情報ウインドウ1には定性的な情報を表示すると共に、第2の横長C01の情報ウインドウ2には定量的な情報を表示することにより、情報の全体を特別に判り易く表示するものとするとよい。あるいは、第1の情報ウインドウ1には第1の比較情報を表示すると共に、第2の情報ウインドウ2には第2の比較情報を表示することにより、両者の差異を的確に把握することができるように、情報を特別に判り易く表示するものとするとよい。
図7(a)に示す本実施の形態の携帯情報端末10では、第1の情報ウインドウ1には第1の情報である遠隔教育の講師が遠隔教育をおこなう様子を写した映像300が表示されている。このため、遠隔教育の受講者は遠隔教育の講師がおこなう講義の内容を、講師の表情、身振り、手振りから、講師の思考、感情、意思を把握して総合的に学習することができる。また、第2の情報ウインドウ2には、第1の情報を補完する第2の情報である遠隔教育内容の要点を集約して文字および図表により示したレジュメ400が表示されている。このため、遠隔教育の受講者は遠隔教育の要点を的確かつ集中的に学習することができる。また、遠隔教育の受講者は第1の情報ウインドウ1に表示される総合的な情報を提示する遠隔教育の講師の映像300(第1の情報)と第2の情報ウインドウ2に表示される集約的な情報を提示する遠隔教育内容のレジュメの映像400(第1の情報を補完する第2の情報)とを同時に比較して参照することにより特別に効率的に学習をおこなうことができる。
また、前述の通り、図7(b)および図7(c)に示すように、遠隔教育の受講者が第1および第2の情報ウインドウ1、2のいずれか一方に表示される情報のみをより詳細に検証したい場合には、携帯情報端末10を左右いずれかの方向に90度回転D02A(図2参照)することで容易に所望の情報ウインドウを拡大表示D01して閲覧することができる。遠隔教育の受講者は携帯情報端末10を把持する片手を例えば左方向に90度回転するD02B(図2(a)参照)ことで、遠隔教育の講師の映像300(第1の情報)を視認し易い横長C01の長方形の表示画面11により大きく拡大D01して詳細に閲覧することができる(図7(b)参照)。一方、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を把持する片手を例えば右方向に90度回転するD02C(図2(a)参照)ことで、遠隔教育内容のレジュメ400の映像(第1の情報を補完する第2の情報)を視認し易い横長C01の長方形の表示画面11により大きく拡大D01して詳細に閲覧することができる(図7(c)参照)。
遠隔教育の受講者は携帯情報端末10を把持する片手を回転する特別におこない易い動作によって、特別に視認し易い横長C01の第1および第2の2つの情報ウインドウ1、2に表示される情報の全体を2画面表示D02により並べて表示することができる(図7(a)参照)。また、第1の横長C01の情報ウインドウ1の詳細を拡大して表示する1画面表示D01(図7(b)参照)と、第2の横長C01の情報ウインドウ2の詳細を拡大して表示する1画面表示D01(図7(c)参照)とを自在に切り替えて情報を詳細に閲覧することができる。
図8の画面表示の他の例を参照して、本実施の形態の携帯情報端末10における1画面表示D01において、拡大表示される一の情報ウインドウと縮小表示1w、2wされる他の情報ウインドウとについて説明する。図8(b)は、例えば、遠隔教育の受講者が携帯情報端末10を左に傾けた(回転した)D02B動作に応じて、第1の情報ウインドウ1を1画面表示D01により拡大して表示した状態を示す。図8(b)に示す第1の情報ウインドウ1の拡大表示(1画面表示)D01では、2画面表示D02から1画面表示D01に切り替えるD02A(図5参照)ときに選択D01S(図5参照)されなかった他方の情報ウインドウ(第2の情報ウインドウ2)が第1の情報ウインドウ1に重ねて縮小表示2wされている。
このように画面表示をおこなうことにより、遠隔教育の受講者は、第1の情報ウインドウ1を選択D01S(図5参照)して拡大表示D01して参照するときも、第2の情報ウインドウ2に表示される情報を縮小表示2wにより参照して把握することができる。このため、遠隔教育の受講者は、第2の情報ウインドウ2の情報が更新されたときは、縮小表示2wされた第2の情報ウインドウ2の情報(第2の情報)が更新されることによりその変化を把握することができる。また、第2の情報ウインドウ2の内容に遠隔教育の受講者の関心が移ったときは、遠隔教育の受講者は随時2画面表示D02(図8(a)参照)により第2の情報ウインドウ2を大きく表示して参照することができる。さらに、遠隔教育の受講者は、携帯情報端末10を右方向に傾ける(回転する)D02Cことにより第2の情報ウインドウを拡大表示D01して参照することができる(図8(c)参照)。
なお、図8(c)に示す本実施の形態の携帯情報端末10の画面表示の例のように、拡大表示D01される第2の情報ウインドウ2と縮小表示1wされる第1の情報ウインドウ1とを並べて表示するものとしてもよい。このように表示することにより、拡大表示D01される第2の情報ウインドウ2の情報を縮小表示1wされる第1の情報ウインドウ1の情報が隠してしまうことが無く、第2の情報ウインドウ2の情報を好適に拡大表示D01することができる。この場合には、第2の情報ウインドウ2の1画面表示D01においても第1の情報ウインドウ1と第2の情報ウインドウ2とが2画面表示D02において表示されていた方向とは異なる方向に並べて表示されているが、図8(c)に示す情報ウインドウの表示方法は、本質的に第2の情報ウインドウ2を拡大表示D01するものであって、図7に示す情報ウインドウの表示方法と同様に本発明の精神に包含されるものである。
本発明による携帯情報端末および携帯情報端末を制御するためのプログラムは、遠隔教育番組を視聴する遠隔教育の受講者を対象とした遠隔教育に用いることができる他、広く携帯情報端末の操作者がインターネット等の情報通信回線網を介しておこなう携帯情報端末を用いた情報通信全般に用いることができる。
1 第1の情報ウインドウ
1a 第1の情報ウインドウ長辺方向(長辺)
1b 第1の情報ウインドウ短辺方向(短辺)
1w 第1の情報ウインドウの縮小表示
2 第2の情報ウインドウ
2a 第2の情報ウインドウ長辺方向(長辺)
2b 第2の情報ウインドウ短辺方向(短辺)
2w 第2の情報ウインドウの縮小表示
3 第3の情報ウインドウ
4 第4の情報ウインドウ
5 第5の情報ウインドウ
6 第6の情報ウインドウ
10 携帯情報端末
11 表示画面(液晶表示画面)
11a 表示画面長辺方向
11b 表示画面短辺方向
12 加速度センサ
13 ジャイロセンサ
14 描画部
20 マイクロプロセッサ(MPU)
21 記録保存部
22 ランダムアクセスメモリ(RAM)
100 重力加速度
100a 表示画面長辺方向成分(重力加速度)
100b 表示画面短辺方向成分(重力加速度)
100c 情報ウインドウ表示基準に定める所定の加速度
200 表示画面の法線周りの回転
200a 操作者から見て反時計周りの回転
200b 操作者から見て時計回りの回転
200c 情報ウインドウ表示基準に定める所定の回転
300 遠隔教育をおこなう講師の映像(第1の情報)
400 遠隔教育内容のレジュメの映像(第2の情報)

Claims (17)

  1. 操作者に情報を表示する長方形の表示画面と;
    重力加速度を検出する加速度センサと;
    前記表示画面に長方形の第1の情報ウインドウおよび長方形の第2の情報ウインドウを描画する描画部と;
    前記情報ウインドウの表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準を記録保存する記録保存部とを備え;
    前記描画部は、前記第1の情報ウインドウまたは第2の情報ウインドウのいずれか一方が前記表示画面に表示されているとき、前記検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示するように構成され;
    前記描画部は、前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが並べて表示されているとき、前記検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを前記表示画面長辺方向に並べて表示していたときよりも大きく前記表示画面に表示するように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが横長で、両情報ウインドウが前記表示画面長辺方向に並べて表示されるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示され、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示するとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示されるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが縦長で、両情報ウインドウが前記表示画面長辺方向に並べて表示されるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示され、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示するとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示されるように構成された;
    携帯情報端末。
  2. 前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示するとき、前記表示画面を前記2つの情報ウインドウを並べて表示した状態から、前記表示画面を左に傾けたときと右に傾けたときとで、選択する情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウとするか第2の情報ウインドウとするかを前記情報ウインドウ表示基準により予め定めておく;
    請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示するとき、前記表示画面を前記2つの情報ウインドウを並べて表示した状態から、左と右のいずれかに傾ける毎に、選択する情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとで切り替えるように前記情報ウインドウ表示基準により予め定めておく;
    請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記加速度センサが前記情報ウインドウ表示基準に定める所定の加速度を検出したときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウとは異なる情報を表示する第3の情報ウインドウおよび第4の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウと入れ替えるように構成された、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  5. 操作者に情報を表示する長方形の表示画面と;
    前記表示画面の法線の周りの回転を検出するジャイロセンサと;
    前記長方形の表示画面に長方形の第1の情報ウインドウおよび長方形の第2の情報ウインドウを描画する描画部と;
    前記情報ウインドウの表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準を記録保存する記録保存部とを備え;
    前記描画部は、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとの一方が前記表示画面に表示されているとき、前記検出された回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示するように構成され;
    前記描画部は、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとが並べて表示されているとき、前記検出された回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示していたときよりも大きく前記表示画面に表示するように構成された;
    携帯情報端末。
  6. 前記表示画面の法線の周りの回転を検出するジャイロセンサを備え;
    前記描画部は、前記検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分と表示画面短辺方向成分との差異を検出できないときであって、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとの一方が前記表示画面に表示されているとき、前記検出された回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示するように構成され;
    前記描画部は、前記検出された重力加速度の表示画面長辺方向成分と表示画面短辺方向成分との差異を検出できないときであって、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとが並べて表示されているとき、前記検出された回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示していたときよりも大きく前記表示画面に表示するように構成された;
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  7. 前記センサの検出結果に基づいて、前記表示画面を縦長に用いる場合には前記表示画面の2つの短辺の一方を下辺と定め、あるいは前記表示画面を横長に用いる場合には前記表示画面の2つの長辺の一方を下辺と定め、前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとの一方を選択して大きく表示するとき、および両方の情報ウインドウを並べて表示するとき、いずれも前記情報ウインドウの下方向を前記表示画面の前記下辺に向けて表示する、請求項5または請求項6に記載の携帯情報端末。
  8. 前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記選択して前記表示画面に表示するときに、他方の情報ウインドウを前記表示画面に縮小表示により表示するように構成された、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  9. 携帯情報端末にインストールして前記携帯情報端末に次のステップをおこなわせるためのプログラムであって;
    加速度センサに重力加速度を検出させるステップと;
    長方形の表示画面に長方形の第1の情報ウインドウおよび長方形の第2の情報ウインドウを描画させるステップとを備え;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウまたは第2の情報ウインドウのいずれか一方を前記表示画面に表示させているとき、前記検出させた重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウの表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示させるように構成され;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとを並べて表示させているとき、前記検出させた重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示させていたときよりも大きく前記表示画面に表示させるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが横長で、両情報ウインドウを前記表示画面長辺方向に並べて表示させるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示させ、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示させるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが縦長で、両情報ウインドウを前記表示画面長辺方向に並べて表示させるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示させ、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示させるように構成された;
    携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  10. 前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記表示画面に前記2つの情報ウインドウを並べて表示させた状態から、前記表示画面が左に傾けられたときと右に傾けられたときとで、選択する情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウとするか第2の情報ウインドウとするかを前記情報ウインドウ表示基準により予め定めておく;
    請求項9に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  11. 前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記表示画面に前記2つの情報ウインドウを並べて表示させた状態から、前記表示画面が左と右のいずれかに傾けられる毎に、選択する情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとで切り替えるように前記情報ウインドウ表示基準により予め定めておく;
    請求項9に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  12. 前記加速度を検出させるステップにおいて、前記情報ウインドウ表示基準に定める所定の加速度が検出されたときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウとは異なる情報を表示する第3の情報ウインドウおよび第4の情報ウインドウと前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウとを入れ替えるステップを備える、請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  13. 携帯情報端末にインストールして前記携帯情報端末に次のステップをおこなわせるためのプログラムであって;
    長方形の表示画面の法線の周りの回転をジャイロセンサに検出させるステップと;
    前記長方形の表示画面に長方形の第1の情報ウインドウおよび長方形の第2の情報ウインドウを描画させるステップとを備え;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとの一方を前記表示画面に表示させているとき、前記検出させた回転が前記情報ウインドウの表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示させるように構成され;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとを並べて表示させているとき、前記検出させた回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示させていたときよりも大きく前記表示画面に表示させるように構成された;
    携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  14. 前記長方形の表示画面の法線の周りの回転をジャイロセンサに検出させるステップを備え;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記検出させる重力加速度の表示画面長辺方向成分と表示画面短辺方向成分との差異が検出できないときであって、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとの一方を前記表示画面に表示させているとき、前記検出させた回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示させるように構成され;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記検出させる重力加速度の表示画面長辺方向成分と表示画面短辺方向成分との差異が検出できないときであって、前記第1の情報ウインドウと前記第2の情報ウインドウとを並べて表示させているとき、前記検出させた回転が前記情報ウインドウ表示基準で定める所定の値を越えたときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示させていたときよりも大きく前記表示画面に表示させるように構成された;
    請求項9乃至請求項12のいずれか1項に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  15. 前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記センサの検出結果に基づいて、前記表示画面が縦長に用いられる場合には前記表示画面の2つの短辺の一方を下辺と定め、あるいは前記表示画面が横長に用いられる場合には前記表示画面の2つの長辺の一方を下辺と定め、前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとの一方を選択して大きく表示させるとき、および両方の情報ウインドウを並べて表示させるとき、いずれも前記情報ウインドウの下方向を前記表示画面の前記下辺に向けて表示させる、請求項13または請求項14に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  16. 前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記選択して前記表示画面に表示させるときに、他方の情報ウインドウを前記表示画面に縮小表示により表示させるように構成された、請求項9乃至請求項15のいずれか1項に記載の携帯情報端末を制御するためのプログラム。
  17. 携帯情報端末を用いて前記携帯情報端末を操作する遠隔教育の受講者に遠隔教育をおこなう方法であって;
    加速度センサに重力加速度を検出させるステップと;
    長方形の表示画面に長方形の第1の情報ウインドウおよび長方形の第2の情報ウインドウを描画させるステップとを備え;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウまたは第2の情報ウインドウのいずれか一方を前記表示画面に表示させているとき、前記検出させた重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウの表示並びに切り替えについて定める情報ウインドウ表示基準で定める第一の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび前記第2の情報ウインドウを前記第1の情報ウインドウ長辺方向と前記第2の情報ウインドウ長辺方向とが前記表示画面長辺方向と直交するように前記表示画面長辺方向に並べて表示させるように構成され;
    前記第1および第2の情報ウインドウを描画させるステップは、前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとを並べて表示させているとき、前記検出させた重力加速度の表示画面長辺方向成分の表示画面短辺方向成分に対する割合が前記情報ウインドウ表示基準で定める第二の所定の割合に至ったときに、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を前記情報ウインドウ表示基準に従って選択し前記選択された情報ウインドウの情報ウインドウ長辺方向と前記表示画面長辺方向とが同じ方向となるように前記選択された情報ウインドウを、前記表示画面長辺方向に並べて表示させていたときよりも大きく前記表示画面に表示させるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが横長で、両情報ウインドウを前記表示画面長辺方向に並べて表示させるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示させ、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示させるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウと第2の情報ウインドウとが縦長で、両情報ウインドウを前記表示画面長辺方向に並べて表示させるとき、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面短辺方向成分の向きとなるように表示させ、前記第1の情報ウインドウおよび第2の情報ウインドウの一方を選択して大きく表示させるとき、前記選択された情報ウインドウの下方向が前記重力加速度の表示画面長辺方向成分の向きとなるように表示させるように構成され;
    前記第1の情報ウインドウには第1の情報が表示され;
    前記第2の情報ウインドウには前記第1の情報を補完する第2の情報が表示される;
    携帯情報端末を用いて遠隔教育をおこなう方法。
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