JP2013117517A - レーザ式ガス分析計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測定対象ガスの光吸収スペクトルを含む中赤外領域のレーザ光を受光し、測定対象ガスによる光吸収の影響を受けた信号成分の変化量からガス濃度を求めるレーザ式ガス分析計において、測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まず、煙道内部1に存在する水の光吸収スペクトルを含む近赤外領域のレーザ光を出射する近赤外レーザ発光部8と、近赤外レーザ光を煙道内部1に照射するレンズ9等の光学系と、近赤外レーザ光を受光して電気信号として出力するレンズ14及び近赤外受光素子13と、前記電気信号から煙道内部1に存在する水による光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、その変化量から水分濃度を演算する水分濃度演算部と、中赤外レーザ光を用いて求めた測定対象ガスの濃度測定値を水分濃度により補正するガス濃度補正部と、を備える。
【選択図】図1
Description
図19はアンモニア(NH3)の光吸収スペクトルの例であり、グラフの横軸は波長を示し、縦軸は光吸収率を示している。
このような光吸収スペクトルを利用して各種ガス濃度を検出するガス分析計として、レーザ式ガス分析計が知られている。この分析計は、測定対象ガスの光吸収スペクトルと同じ発光波長領域を有するレーザ光源からの出射光を測定対象ガスに照射し、測定対象ガスの分子・原子によるレーザ光の吸収を利用してガス濃度を計測するものである。
この受光により、煙道内部に測定対象ガスが存在する場合にはレーザ光が吸収されるので、この光吸収が測定対象ガスの濃度と関連性を有することを利用して、受光部回路基板208上の受光信号処理回路が測定対象ガス濃度を演算するものである。
これらのガスは、中赤外領域に光吸収スペクトルが存在する。例えば、図23はSO2の光吸収スペクトルであり、このような光吸収スペクトルを検出するためには、レーザ光源として、量子カスケードレーザ等の中赤外領域の波長のレーザ光を出射するものを用いることが好ましい。
すなわち、測定対象空間の水分濃度が高い場合、レーザ光源としての量子カスケードレーザから出射されるレーザ光は測定対象ガス以外に水の影響を受けるため、著しく減衰してしまう。
受光光量の減衰がダストによる影響だけであれば、特許文献2に記載された方法により補正が可能であるが、図25によれば、水分濃度(体積濃度)が高くなるにつれて受光光量が減衰することがわかる。このため、従来のレーザ式ガス分析計では、測定対象空間に水分が存在すると測定対象ガスの測定値が減衰してしまい、ガス濃度を正確に測定できないという問題があった。
測定対象ガスの光吸収スペクトルを含む中赤外領域の波長のレーザ光を出射する中赤外レーザ発光部と、
前記中赤外レーザ発光部を駆動する中赤外レーザ駆動部と、
前記中赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象ガスが存在する測定対象空間に照射する中赤外レーザ光学部と、
前記中赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な中赤外受光信号として出力する中赤外受光部と、
前記中赤外受光信号から測定対象ガスによる光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から測定対象ガス濃度を演算するガス濃度演算部と、
を有するレーザ式ガス分析計において、
すくなくとも測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まない近赤外領域の波長のレーザ光を出射する近赤外レーザ発光部と、
前記近赤外レーザ発光部を駆動する近赤外レーザ駆動部と、
前記近赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象空間に照射する近赤外レーザ光学部と、
前記近赤外レーザ光学系から照射されたレーザ光を受光して電気的な近赤外受光信号として出力する近赤外受光部と、
前記近赤外光受光素子の信号から前記空間のダストによる光量減少量を検出する光量減少量検出部と、
前記ガス濃度演算部により求めた測定対象ガスの濃度測定値を、前記光量減少量検出部により求めた光量減少量を用いて補正するガス濃度補正部と、
を備えたことを特徴とするものである。
測定対象ガスの光吸収スペクトルを含む中赤外領域の波長のレーザ光を出射する中赤外レーザ発光部と、
前記中赤外レーザ発光部を駆動する中赤外レーザ駆動部と、
前記中赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象ガスが存在する測定対象空間に照射する中赤外レーザ光学部と、
前記中赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な中赤外受光信号として出力する中赤外受光部と、
前記中赤外受光信号から測定対象ガスによる光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から測定対象ガス濃度を演算するガス濃度演算部と、
を有するレーザ式ガス分析計において、
測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まず、かつ、測定対象空間に存在する水の光吸収スペクトルを含む近赤外領域の波長のレーザ光を出射する近赤外レーザ発光部と、
前記近赤外レーザ発光部を駆動する近赤外レーザ駆動部と、
前記近赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象空間に照射する近赤外レーザ光学部と、
前記近赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な近赤外受光信号として出力する近赤外受光部と、
前記近赤外受光信号から測定対象領域に存在する水による光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から水分濃度を演算する水分濃度演算部と、
前記ガス濃度演算部により求めた測定対象ガスの濃度測定値を、前記水分濃度演算部により求めた水分濃度を用いて補正するガス濃度補正部と、
を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載のレーザ式ガス分析計において、
水分濃度演算部が、光量減少量検出を併せて行うことを特徴とするものである。
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載したレーザ式ガス分析計において、
前記中赤外レーザ発光部から出射される中赤外領域のレーザ光の波長が3〜10μmであり、前記近赤外レーザ発光部から出射される近赤外領域のレーザ光の波長が0.7〜3μmであることを特徴とするものである。
図1に戻るが、発光部筐体203aには発光部ケース3が取り付けられていると共に、その内部の発光部回路基板4には、詳しくは図2のブロック図で示すように、中赤外レーザ駆動部20及び近赤外レーザ駆動部21が搭載されている。これらの中赤外レーザ駆動部20及び近赤外レーザ駆動部21から中赤外レーザ発光部7及び近赤外レーザ発光部8に電気信号が送られて中赤外レーザ発光部7が中赤外光を、また、近赤外レーザ発光部8が近赤外光をそれぞれ出射するように構成されている。
一方、近赤外レーザ発光部8は、測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まず、煙道内部1(測定対象空間)に存在するダストの散乱を検出するための近赤外領域の波長0.7〜3μmの近赤外レーザ光を出射する半導体レーザ等の素子であり、近赤外レーザ駆動部21では、上記の近赤外領域の波長を掃引するようなレーザ駆動信号を生成して近赤外レーザ発光部8を発光させる。
また、近赤外レーザ発光部8からの出射光は、レンズ9によって平行光となり、近赤外レーザ光17として、凹面ミラー10の中央部付近に形成された開口部11から発光部フランジ201aの中心を通って煙道内部1に照射される。なお、レンズ9及び開口部11は、本発明の近赤外レーザ光学部を構成している。
上記のように、近赤外レーザ光17は中赤外レーザ光2の内部を同軸上に出射されることになり、この近赤外レーザ光17は、煙道内部1の測定対象ガスと同時に存在するダストによる光散乱の影響を受ける。
中赤外受光素子12は中赤外領域の波長に感度を持つMCT(Mercury Cadmium Tellurium)光導電素子等であり、中赤外受光素子12の出力信号は、受光部ケース5内の受光部回路基板6に搭載されるSO2などのガス濃度演算部22(図2参照)へ入力される。ガス濃度演算部22は、中赤外光受光素子13の信号を信号処理し、測定対象ガスの光吸収による信号変化成分が抽出されてガス濃度信号として得るものであり、光量減衰を補正しないときのSO2濃度を測定する。
近赤外受光素子13は、近赤外領域の波長に感度を持つフォトダイオード等の素子であり、近赤外受光素子13の出力信号は、受光部回路基板6の光量減少量検出部23(図2参照)へ入力される。光量減少量検出部23は、近赤外光受光素子14の信号を信号処理することで、ダストの光散乱による信号変化成分が抽出されて光量減少量を測定する。
図6は、図3のレーザ駆動信号発生部20cから出力される駆動信号(波長走査駆動信号発生部20aの出力信号と高周波変調信号発生部20bの出力信号との合成信号)の波形図である。この駆動信号は、一定周期で繰り返される台形形状である。レーザ駆動信号発生部20cが、この駆動信号を中赤外レーザ素子7aに供給すると、中赤外レーザ素子7aからは、測定対象ガスの0.2nm程度の吸光特性を波長幅0.02nm程度で検出可能な変調光が出力される。
測定対象ガスが存在する空間を介して伝播され、ガス吸収を受けた検出光は凹面ミラー15により集光されてから中赤外受光素子12により受光される。中赤外受光素子12は、受光量に応じて電気信号による検出信号を出力する。中赤外受光素子12は、例えばフォトダイオードであり、レーザの発光波長に感度を持つ素子を適用する。
測定対象ガス濃度=αA×GA×WA
測定対象ガスが存在する空間を介して伝播され、ダストにより散乱のため光量が減少した近赤外レーザ光17は凹面ミラー15の開口部16を通過してレンズ14により集光されてから近赤外受光素子13により受光される。近赤外受光素子13は、受光量に応じて電気信号による検出信号を出力する。
光量減少量=−log(受光光量相対値)
β=Pmax/Ps
測定対象ガス濃度(補正後)=β×測定対象ガス濃度(補正前)
=Pmax/Ps×測定対象ガス濃度(補正前)
測定対象ガス濃度(補正後)=αA×GA×WA×Pmax/Ps
また、濃度を測定するものとしたが、濃度がほぼ0の時には測定対象ガスが存在しないものと判定することで測定対象ガスの有無を検出することもできる。
これらのレーザ発光部7,8の配置以外に関しても、本発明は上述の実施形態に限定されず、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更を含むものである。
発光部筐体203aには発光部ケース3が取り付けられていると共に、その内部の発光部回路基板4には、詳しくは図3の回路ブロック図で示すような、中赤外レーザ駆動部20及び近赤外レーザ駆動部21が搭載されている。これらの中赤外レーザ駆動部20及び近赤外レーザ駆動部21から中赤外レーザ発光部7及び近赤外レーザ発光部8に電気信号が送られて中赤外レーザ発光部7から中赤外レーザ光が、及び、近赤外レーザ発光部8から近赤外レーザ光をそれぞれ出射するように構成されている。
一方、近赤外レーザ発光部8は、測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まず、煙道内部1(測定対象空間)に存在する水の光吸収スペクトルを含む近赤外領域の波長0.7〜3μmの近赤外レーザ光を出射する半導体レーザ等の素子であり、近赤外レーザ駆動部21では、上記の近赤外領域の波長を掃引するようなレーザ駆動信号を生成して近赤外レーザ素子8を発光させる。
また、近赤外レーザ発光部8からの出射光は、レンズ9によって平行光となり、近赤外レーザ光17として、凹面ミラー10の中央部付近に形成された開口部11から発光部フランジ201aの中心を通って煙道内部1に照射される。なお、レンズ9及び開口部11は、本発明の近赤外レーザ光学部を構成している。
上記のように、近赤外レーザ光17は中赤外レーザ光2の内部を同軸上に出射されることになり、この近赤外レーザ光17は、煙道内部1の測定対象ガスと同時に存在する水による光吸収の影響を受ける。
中赤外受光素子12は中赤外領域の波長に感度を持つMCT(Mercury Cadmium Tellurium)光導電素子等であり、中赤外受光素子12の出力信号は、受光部ケース5内の受光部回路基板6に搭載されたガス濃度演算部内の処理回路により増幅され、測定対象ガスの光吸収による信号変化成分が抽出されてガス濃度信号として得られるようになっている。
近赤外受光素子13は、近赤外領域の波長に感度を持つフォトダイオード等の素子であり、近赤外受光素子13の出力信号は、受光部回路基板6の水分濃度補正部26内の信号処理回路により増幅され、水の光吸収による信号変化成分が抽出されて水分濃度信号として得られるようになっている。
先に説明したように、SO2の光吸収スペクトルは図25のようになっており、この光吸収スペクトルに基づいて中赤外レーザ素子7が発光するレーザ光の波長を選定する。受光部回路基板6内のガス濃度演算部21では、中赤外レーザ光2の受光による中赤外受光素子12の出力信号(中赤外受光信号)から、SO2による吸収成分を抽出し増幅してSO2濃度を演算する。このガス濃度を求める方法は第1の形態で説明した方法(特許文献2に記載された方法)と同様であるため、詳述を省略する。
測定対象空間に水が存在する場合には、SO2による光吸収と水による光吸収とが干渉するので、SO2濃度を正確に測定することが困難になる。水による光吸収の影響を除去するためには、水の光吸収スペクトルとSO2の光吸収スペクトルとを比較して、水の光吸収スペクトルができるだけ存在しない波長を選定することが考えられる。この対策によれば、ある程度の水分濃度までは対応可能であるが、例えば水分濃度が10vol%(体積濃度)以上の高濃度の環境では水による光吸収が非常に強く、測定対象であるSO2測定値が減少するためSO2濃度を高精度に測定することができない。そこで、SO2濃度を正確に測定するためには、水分濃度に応じてSO2濃度を補正する必要がある。
以下、この補正方法について詳述する。
これに対し、SO2の光吸収スペクトルは、2μm以下の近赤外領域には存在しない。
そこで、水分濃度を測定するための近赤外レーザ素子8として、例えば波長1.3μmのレーザ光を出射する半導体レーザ素子を選定する。受光部回路基板6内の水分濃度演算部25では、近赤外レーザ光を受光した近赤外受光素子13の出力信号(近赤外受光信号)から、水による吸収成分を抽出し増幅して水分濃度を演算する。水分濃度演算部25は、図7で示すように、その内部にはガス濃度演算部22と同じ構成を有するものであり、I/V変換部22a、同期検波部22b、発振器22c、フィルタ22d、演算部22eを備える。そしてガス光量減少量検出部22と同様の周波数変調方式で水分子の濃度を算出する。
この補正方法としては、測定対象空間の水分濃度に応じてガス濃度測定値がどの程度減少するかは予め測定可能であるから、水分濃度による光量減少量に応じた既知のガス濃度測定値減少量を用いて、先に求めたガス濃度測定値を補正すればよい。水分濃度による光量減少量はダストによる光量減少量と同じ手法で算出することができる。
γ=Pmax/Ps
測定対象ガス濃度(補正後)=γ×測定対象ガス濃度(補正前)
=Pmax/Ps×測定対象ガス濃度(補正前)
測定対象ガス濃度(補正後)=αA×GA×WA×Pmax/Ps
これらのレーザ素子7,8の配置以外に関しても、本発明は上述の実施形態に限定されず、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更を含むものである。
このような第2形態ではダストや水分よる影響を排除した正確な検出を行うことができる。
2:中赤外レーザ光
3:発光部ケース
4:発光部回路基板
5:受光部ケース
6:受光部回路基板
7:中赤外レーザ発光部
7a:中赤外レーザ素子
7b:温度検出部(サーミスタ)
7c:温度調節部(ペルチェ素子)
8:近赤外レーザ発光部
8a:近赤外レーザ素子
9,14:レンズ
10,15:凹面ミラー
11,16:開口部
12:中赤外受光素子
13:近赤外受光素子
17:近赤外レーザ光
18,19:ウィンドウ
20:中赤外レーザ駆動部
20a:波長走査駆動信号発生部
20b:高周波変調信号発生部
20c:レーザ駆動信号発生部
20d:温度制御部
21:近赤外レーザ駆動部
22:ガス濃度演算部
23:光量減少量検出部
24:ガス濃度補正部
25:水分濃度演算部
26:ガス濃度補正部
101a,101b:煙道壁
201a:発光部フランジ
201b:受光部フランジ
203a:発光部筺体
203b:受光部筺体
Claims (4)
- 測定対象ガスの光吸収スペクトルを含む中赤外領域の波長のレーザ光を出射する中赤外レーザ発光部と、
前記中赤外レーザ発光部を駆動する中赤外レーザ駆動部と、
前記中赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象ガスが存在する測定対象空間に照射する中赤外レーザ光学部と、
前記中赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な中赤外受光信号として出力する中赤外受光部と、
前記中赤外受光信号から測定対象ガスによる光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から測定対象ガス濃度を演算するガス濃度演算部と、
を有するレーザ式ガス分析計において、
すくなくとも測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まない近赤外領域の波長のレーザ光を出射する近赤外レーザ発光部と、
前記近赤外レーザ発光部を駆動する近赤外レーザ駆動部と、
前記近赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象空間に照射する近赤外レーザ光学部と、
前記近赤外レーザ光学系から照射されたレーザ光を受光して電気的な近赤外受光信号として出力する近赤外受光部と、
前記近赤外光受光素子の信号から前記空間のダストによる光量減少量を検出する光量減少量検出部と、
前記ガス濃度演算部により求めた測定対象ガスの濃度測定値を、前記光量減少量検出部により求めた光量減少量を用いて補正するガス濃度補正部と、
を備えたことを特徴とするレーザ式ガス分析計。 - 測定対象ガスの光吸収スペクトルを含む中赤外領域の波長のレーザ光を出射する中赤外レーザ発光部と、
前記中赤外レーザ発光部を駆動する中赤外レーザ駆動部と、
前記中赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象ガスが存在する測定対象空間に照射する中赤外レーザ光学部と、
前記中赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な中赤外受光信号として出力する中赤外受光部と、
前記中赤外受光信号から測定対象ガスによる光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から測定対象ガス濃度を演算するガス濃度演算部と、
を有するレーザ式ガス分析計において、
測定対象ガスの光吸収スペクトルを含まず、かつ、測定対象空間に存在する水の光吸収スペクトルを含む近赤外領域の波長のレーザ光を出射する近赤外レーザ発光部と、
前記近赤外レーザ発光部を駆動する近赤外レーザ駆動部と、
前記近赤外レーザ発光部から出射されたレーザ光をコリメートして測定対象空間に照射する近赤外レーザ光学部と、
前記近赤外レーザ光学部から照射されたレーザ光を受光して電気的な近赤外受光信号として出力する近赤外受光部と、
前記近赤外受光信号から測定対象領域に存在する水による光吸収の影響を受けた信号成分を抽出し、この信号成分の変化量から水分濃度を演算する水分濃度演算部と、
前記ガス濃度演算部により求めた測定対象ガスの濃度測定値を、前記水分濃度演算部により求めた水分濃度を用いて補正するガス濃度補正部と、
を備えたことを特徴とするレーザ式ガス分析計。 - 請求項2に記載のレーザ式ガス分析計において、
水分濃度演算部が、光量減少量検出を併せて行うことを特徴とするレーザ式ガス分析計。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載したレーザ式ガス分析計において、
前記中赤外レーザ発光部から出射される中赤外領域のレーザ光の波長が3〜10μmであり、前記近赤外レーザ発光部から出射される近赤外領域のレーザ光の波長が0.7〜3μmであることを特徴とするレーザ式ガス分析計。
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