JP2013117375A - グロープラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力センサ付グロープラグにおいてハウジングの歪みにより生じるノイズを低減する。
【解決手段】
グロープラグ100は、筒状のハウジングを有している。ハウジング内部には、圧力センサを格納する筒状のセンサ格納部材が配置される。センサ格納部材は、センサ格納部材からその外周側に延出された接合部210をハウジングに接合することにより、ハウジングの内周面から離間した位置に固定される。
【選択図】図4

Description

この発明は、自着火方式の内燃機関で使用されるグロープラグにおいて、内燃機関の燃焼圧を検出する技術に関する。
ディーゼルエンジン等の自着火方式の内燃機関において始動を補助するためのグロープラグに圧力センサを設け、内燃機関の燃焼圧を検出することが行われている(例えば、特許文献1参照)。このようなグロープラグでは、圧力センサはシリンダヘッドに取り付けられるグロープラグ本体(ハウジング)の内部に格納される。
特開2007−120939号公報
一般に、内燃機関のシリンダヘッドには、燃焼室側から強い圧力が加わり、内燃機関の運転に伴って歪みが発生する。そして、シリンダヘッドに発生した歪みは、シリンダヘッドに取り付けられたグロープラグに伝達され、グロープラグ本体に歪みが生じる。圧力センサを格納するグロープラグ本体が歪むと、グロープラグの構造によってはグロープラグ本体の歪みによって圧力センサに加わる荷重が変化する。通常、圧力センサは、圧力センサ自体に加わる荷重に応じて検出信号を出力する。そのため、歪みによって圧力センサに加わる荷重が変化すると、圧力センサが出力する出力信号には、グロープラグの歪みに応じたノイズが重畳する可能性がある。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、圧力センサ付グロープラグにおいてハウジングの歪みにより生じるノイズを低減することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
筒状のハウジングを備えたグロープラグであって、
圧力センサを格納する筒状のセンサ格納部材を前記ハウジング内に配置し、
前記センサ格納部材から前記センサ格納部材の外周側に延出された接合部を、前記ハウジングに接合することにより、前記センサ格納部材を前記ハウジングの内周面から離間した位置に固定した
グロープラグ。
この適用例によれば、圧力センサを格納するセンサ格納部材がハウジングの内周面から離間した位置に固定されるので、ハウジングの歪みは、センサ格納部材に直接伝達されない。そのため、ハウジングの歪みによるセンサ格納部材およびセンサ格納部材に格納された圧力センサに加わる荷重の変化が抑制されるので、ハウジングの歪みにより生じるノイズを低減することができる。
[適用例2]
適用例1記載のグロープラグであって、
前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれは、前記ハウジングの一方の端と他方の端とを結ぶ軸方向に垂直な軸方向直交面を有し、
前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれの軸方向直交面は互いに接触している
グロープラグ。
接合部とハウジングとの軸方向直交面が互いに接するようにすることで、接合前の段階における接合部の保持がより容易となる。そのため、グロープラグをより容易に製造することができる。
[適用例3]
適用例2記載のグロープラグであって、
前記接合部は、前記ハウジングと前記軸方向に垂直な径方向に接する
グロープラグ。
接合部とハウジングとが径方向に接するようにすることにより、接合部とハウジングとの径方向の位置関係を規定することがより容易となる。そのため、ハウジングと圧力センサとの軸合わせがより容易となる。
[適用例4]
適用例3記載のグロープラグであって、
前記接合部と前記ハウジングとは、前記ハウジングが前記接合部の一部を外周側から覆うことにより、前記径方向に接する
グロープラグ。
この適用例によれば、ハウジングに接合部の外周側に接触する面を設けることにより、ハウジングと接合部とが径方向に接するようにすることができる。そのため、ハウジングと接合部とが径方向に接する構成をより容易に実現できる。
[適用例5]
適用例4記載のグロープラグであって、
前記接合部は、平板状の部材である
グロープラグ。
接合部を平板状の部材とすることにより、接合部の形成がより容易となる。
[適用例6]
適用例3記載のグロープラグであって、
前記接合部は、
前記センサ格納部材から前記軸方向と垂直に延びる平板状の板状部と、
前記板状部の外周側において前記軸方向に延びる軸方向延長部と
を有しており、
前記接合部と前記ハウジングとは、前記軸方向延長部において接している
グロープラグ。
この適用例によれば、ハウジングに軸方向延長部の軸方向に垂直な面と接触する面を設けることにより、ハウジングと接合部とが径方向に接するようにすることができる。そのため、ハウジングと接合部とが径方向に接する構成をより容易に実現できる。
[適用例7]
適用例1ないし6のいずれか記載のグロープラグであって、
前記ハウジングは、前記軸方向に前記接合部を挟み込む2つのハウジング構成部材を有している
グロープラグ。
この適用例によれば、接合部が2つのハウジング構成部材により挟み込まれるので、ハウジングと接合部との組み立てがより容易となる。
[適用例8]
適用例7記載のグロープラグであって、
前記2つのハウジング構成部材のそれぞれは、前記ハウジングの外周方向への互いの移動を規制する移動規制面を有している
グロープラグ。
2つのハウジング構成部材のそれぞれに、外周方向への互いの移動を規制する移動規制面を設けることにより、2つのハウジング構成部材の位置合わせがより容易となる。
[適用例9]
適用例1ないし8のいずれか記載のグロープラグであって、
前記ハウジングと前記接合部とは、前記ハウジングに前記接合部を組み付けたときに生じる空隙を避けて溶接することにより接合されている
グロープラグ。
ハウジングに接合部を組み付けたときに生じる空隙を避けて溶接することにより、空隙中の気体が溶接中に膨張し、膨張した気体が外部に放出されることが抑制される。そのため、溶接部の荒れを抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、グロープラグ、グロープラグの製造方法、およびその製造方法で製造されたグロープラグ、それらのグロープラグを使用した内燃機関の始動補助装置、その始動補助装置を使用した内燃機関、その内燃機関を使用した移動体、等の態様で実現することができる。
本発明の一実施例としてのグロープラグの外観を示す外観図。 主体金具の先端側に取り付けられる先端構造体の構成を示す断面図 先端構造体の先端側を拡大した拡大断面図。 先端構造体の後端側を拡大した拡大断面図。 比較例としてのグロープラグの先端構造体の構成を示す断面図。 第2実施例のグロープラグにおける先端構造体の構成を示す断面図。 先端構造体取付方法の第1の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第2の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第3の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第4の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第5の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第6の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第7の変形例を示す説明図。 先端構造体取付方法の第8の変形例を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.グロープラグの構造:
A2.先端構造体の構成:
A3.比較例:
B.第2実施例:
C.先端構造体の取付方法の変形例:
A1.グロープラグの構造:
図1は、本発明の一実施例としてのグロープラグの外観を示す外観図である。グロープラグ100は、配線保持部110と、主体金具120と、先端スリーブ200と、先端チップ130と、メンブレン300と、外筒140と、ヒータ150とを備えている。
配線保持部110は、グロープラグ100に設けられた圧力センサ(後述する)の出力信号を外部に出力するセンサケーブル112と、ヒータ150に電力を供給するための通電ケーブル114とを保持している。配線保持部110において、センサケーブル112の複数の心線は、それぞれ、圧力センサに接続された複数のセンサ信号線(図示しない)と接続されている。また、通電ケーブル114の心線は、ヒータ150に電力を供給するための中軸(後述する)に接続されている。
主体金具120は、筒状の部材であり、ディーゼルエンジン等の自着火方式の内燃機関が有するシリンダヘッドに装着される。第1実施例では、主体金具120を炭素鋼(S45C)で形成している。但し、主体金具120の材質としては、高強度の材料であれば、ステンレス鋼(例えば、SUS630,SUS430)等、種々の材料を用いることができる。主体金具120の配線保持部110側の端部には、シリンダヘッドに取り付ける際に使用する工具と係合する係合部122が形成されている。主体金具120の中間部には、グロープラグ100をシリンダヘッドに固定するためのネジ部124が形成されている。係合部122を工具で回転させることにより、シリンダヘッドとネジ部124とが締結され、グロープラグ100はシリンダヘッドに取り付けられる。これにより、グロープラグ100のヒータ150は、内燃機関の燃焼室内に曝される。なお、以下では、軸線Oに沿ったヒータ150側の方向(矢印R方向)を「先端側」とも呼び、配線保持部110側の方向(矢印L方向)を「後端側」とも呼ぶ。
先端チップ130は、SUS430で形成された筒状の部材である。なお、先端チップ130を、炭素鋼や他のステンレス鋼で形成することも可能である。先端チップ130は、外径が軸線Oに沿ってほぼ一定の円筒部132と、先端側に向かって外径が細くなっているテーパ部134とを有している。このように、テーパ部134を設けることにより、シリンダヘッドにグロープラグを締め付けた際に、先端チップ130がシリンダヘッド側に設けられたテーパシート面を押さえつけ、変形させることにより、燃焼室の気密を確保できる。
先端スリーブ200は、鍔部210が形成された筒状の部材であり、鍔部210以外の部分は主体金具120および先端チップ130の内部に格納されている。先端スリーブ200は、SUS430により形成されている。なお、先端スリーブ200の材質としては、高強度の材料であれば、炭素鋼(例えば、S45C)や他のステンレス鋼(例えば、SUS630)等、種々の材料を用いることができる。先端スリーブ200の鍔部210は、主体金具120と先端チップ130に挟み込まれた状態で溶接される。これにより、主体金具120、先端スリーブ200、及び先端チップ130は固定的に接合される。
メンブレン300は、SUS630で形成された筒状の部材である。メンブレン300は、SUS630の他、繰り返し耐力を有するとともにヤング率が低い種々の材料(例えば、マルエージ鋼、SUS430、純チタン、チタン合金(Ti−6Al−4V))を用いて形成することができる。メンブレン300は、主体金具120の内部で先端スリーブ200に溶接されている。
外筒140は、SUS630で形成された筒状の部材である。外筒140は、SUS630の他、炭素鋼(例えば、S45C)や他のステンレス鋼(例えば、SUS430)等の高強度の材料で形成することも可能である。外筒140には、ヒータ150が圧入されている。ヒータ150が圧入された外筒140は、先端スリーブ200に接合されたメンブレン300に圧入されている。このようにして、ヒータ150は、外筒140、メンブレン300、および先端スリーブ200を介して、主体金具120に接合されている。
先端スリーブ200、メンブレン300、外筒140、およびヒータ150と、図示しない種々の部材とは、1つの構造体(先端構造体)102を形成している。上述のように、先端スリーブ200の鍔部210は、主体金具120と先端チップ130に固定的に接合される。そのため、先端構造体102は、主体金具120および先端チップ130(併せて「ハウジング」とも呼ばれる)に固定的に接合されている。
A2.先端構造体の構成:
図2は、先端構造体の構成を示す断面図である。先端構造体102は、先端スリーブ200と、メンブレン300と、外筒140と、ヒータ150と、リング400と、中軸500と、センサユニット600とから構成されている。先端構造体102を構成する先端スリーブ200と、メンブレン300と、外筒140と、リング400と、中軸500とは、いずれも金属(ステンレス鋼)で形成されており、先端構造体102は、ヒータ150に通電するための通電機構として機能する。先端構造体102は、また、燃焼室内の圧力を検出するための圧力検出機構としても機能する。なお、先端構造体102を構成する各部材の具体的な構成と、圧力検出機構としての機能については、後述する。
ヒータ150は、絶縁性のセラミックスで形成された絶縁部152と、導電性のセラミックスで形成された導電部154とを有している。2本の導電部154は、ヒータ150の後端側から先端側に向かって延長されており、ヒータ150の先端側で互いに接続されている。導電部154は、ヒータ150の外周に露出した2つの露出部156,158を有している。先端側の露出部156は、外筒140、メンブレン300、および先端スリーブ200を介して主体金具120に電気的に接続されている。また、後端側の露出部158は、リング400および中軸500を介して通電ケーブル114(図1)に電気的に接続されている。そのため、主体金具120と通電ケーブル114との間に電圧を加えると、導電部154に電流が流れ、ヒータ150が加熱される。
図3および図4は、先端構造体102の先端側および後端側を拡大した拡大断面図である。上述のように、先端スリーブ200は、主体金具120に取り付けられる鍔部210を有している。鍔部210は、軸線Oと垂直な方向(径方向)に延びる平板状の板状部212と、板状部212から後端側に設けられた冠状部214と、を有している。冠状部214が主体金具120の先端に設けられた切欠部126と嵌合することにより、先端スリーブ200と主体金具120との軸合わせが行われる。
先端スリーブ200と主体金具120と先端チップ130とは、上述のように、溶接により接合される。具体的には、図3の黒三角Lで示す位置において外周からレーザ溶接を行うことにより、先端スリーブ200と主体金具120と先端チップ130とが溶接される。なお、レーザ溶接は、先端スリーブ200と主体金具120と先端チップ130との接合が可能であれば、任意の位置で行うことができる。但し、第1実施例では、図3に示すように、レーザ溶接を、先端スリーブ200の冠状部214と板状部212とで形成される凹部の隅と、切欠部126の隅とを避けて行っている。これにより、溶接中に部材と部材との間に生じる空隙中の空気が膨張し、膨張した空気が外部に放出されることで生じる溶接部の荒れの発生を抑制することができる。一般的に、3つの部材200,120,130の溶接は、各部材を組み立てた状態において空隙が生じない位置で行うのが好ましい。なお、先端スリーブ200と主体金具120と先端チップ130とは、レーザ溶接に限らず、他の方法により接合することもできる。例えば、これらの部材200,120,130は、電子ビーム溶接、抵抗溶接、アークスポット溶接、あるいはロウ付けにより接合することも可能である。
先端スリーブ200の鍔部210から先端側には、内径が他の部分よりも大きいメンブレン取付部220が設けられている。一方、先端スリーブ200の鍔部210よりも後端側には、外径がメンブレン取付部220とほぼ同じ円筒部230と、外径が円筒部230よりも小さいセンサ取付部240とが設けられている。メンブレン取付部220と円筒部230の外径は、いずれも、主体金具120および先端チップ130の内径よりも小さくなっている。なお、本実施例では、円筒部230とセンサ取付部240とを別個の部材としているが、こららを一体の部材で構成することもできる。
先端スリーブ200のメンブレン取付部220には、メンブレン300が接合されている。メンブレン300には、後端側から先端側に向かって、スリーブ取付部310と、スリーブ突当部320と、薄肉部330と、外筒保持部340とがこの順で形成されている。スリーブ取付部310とスリーブ突当部320とは、いずれも内径が外筒140の外径よりも大きくなっている。スリーブ取付部310の外径は、先端スリーブ200のメンブレン取付部220と嵌合し得るように、メンブレン取付部220の内径とほぼ同じとなっている。そして、スリーブ突当部320の外径をメンブレン取付部220の外径とほぼ同じにすることにより、先端スリーブ200とメンブレン300との軸線O方向に沿った位置関係が規定される。先端スリーブ200とメンブレン300とは、スリーブ取付部310とメンブレン取付部220とを嵌合した状態で、スリーブ取付部310の外周側からレーザ溶接により接合される。なお、先端スリーブ200とメンブレン300との接合は、他の方法によって行うことも可能である。先端スリーブ200とメンブレン300とは、例えば、アークスポット溶接等の他の溶接や、ロウ付けにより接合することも可能である。
薄肉部330は、外径がスリーブ突当部320の外径よりも小さく、内径が外筒140の外径よりも大きい部材である。外筒保持部340は、外径が薄肉部330の外径とほぼ同じで、内径が外筒140の外径とほぼ同じ部材である。外筒保持部340には、ヒータ150が圧入された外筒140が圧入される。なお、ヒータ150と外筒140、および外筒140と外筒保持部340とは、いずれも圧入し、その後、合わせ位置にレーザ溶接を施すことにより接合されているが、ロウ付けなどの他の方法で接合することも可能である。
ヒータ150は、その後端側においてリング400に圧入されている。リング400は、内径がヒータ150とほぼ同じ円筒状の部材であり、SUS630で形成されている。リング400の後端側には、中軸500が接合されている。中軸500は、SUS430で形成されている。但し、リング400および中軸500を、導電性で強度が高い材料であれば他の材料(炭素鋼や他のステンレス鋼等)で形成することも可能である。
中軸500には、テーパ部510と、嵌合部520と、胴部530と、センサ当接部540とが設けられている。嵌合部520は、外径がリング400の内径(すなわち、ヒータ150の外径)とほぼ同じとなっている。嵌合部520の先端側に外径が先端側に向かって細くなっているテーパ部510を設けることにより、中軸500とリング400への挿入が容易となっている。胴部530は、外径がリング400の外径とほぼ同じとなっている。そのため、中軸500をリング400に挿入する際、リング400が胴部530に突き当たり、中軸500とリング400との軸線Oに沿った位置関係が規定される。中軸500とリング400とは、嵌合部520をリング400に挿入した後、リング400の外周側からレーザ溶接で接合される。なお、中軸500とリング400との接合は、アークスポット溶接などの他の溶接方法やロウ付けなどによって行うことも可能である。
図4に示すように、先端スリーブ200の後端側には、センサユニット600が設けられている。センサユニット600は、センサケース610と、第1の絶縁ブロック620と、第1の電極ブロック630と、センサ素子640と、第2の電極ブロック650と、第2の絶縁ブロック660と、素子止め部材670とを有している。
センサケース610は、SUS430で形成された筒状の部材である。センサケース610には、外径が先端スリーブ200のセンサ取付部240の内径とほぼ同じスリーブ接合部612が形成されている。センサケース610は、スリーブ接合部612がセンサ取付部240に挿入された状態で、センサ取付部240の外周部から溶接されることにより先端スリーブ200に接合される。なお、第1実施例では、センサ取付部240の肉厚を薄くすることにより、スリーブ接合部612とセンサ取付部240との溶接を容易に行うことができる。
センサケース610には、その後端側に、円筒部614が形成されている。第1の絶縁ブロック620と、第1の電極ブロック630と、センサ素子640と、第2の電極ブロック650と、第2の絶縁ブロック660とは、この順に先端側から円筒部614内に挿入されている。
センサ素子640は、ニオブ酸リチウムで形成された円盤状の部材であり、軸線Oの応力に応じた電荷(センサ出力信号)が発生する。なお、センサ素子640は、応力に応じて電気的な特性が変化する素子であれば、ニオブ酸リチウム以外の圧電材料(例えば、水晶)で形成してもよい。また、センサ素子640をピエゾ抵抗材料で形成することも可能である。この場合、センサ素子640周辺の構造は、ピエゾ抵抗材料の使用に伴って適宜変更される。
電極ブロック630,650は、SUS430で形成された筒状の部材である。2つの電極ブロック630,650のそれぞれには、センサケーブル112(図1)に接続されたセンサ信号線(図示しない)が接続されている。圧力センサとして機能するセンサ素子640で発生した電荷は、電極ブロック630,650と、センサ信号線と、センサケーブル112とを介してグロープラグ100の外部に出力される。また、この発生電荷を主体金具120の内部にある回路(図示しない)により電圧信号に変換し、変換された電圧信号を外部に出力するものとしてもよい。なお、電極ブロック630,650は、高強度で導電性の材料であれば他の材料で形成することも可能である。また、電極ブロック630,650に換えて、円盤状の電極板を使用することも可能である。
絶縁ブロック620,660は、アルミナで形成された筒状の部材である。第1の絶縁ブロック620は、その先端側が中軸500のセンサ当接部540の後端側に当接している。なお、絶縁ブロック620,660は、アルミナの他、ジルコニア、あるいは窒化ケイ素等の高強度で絶縁性の材料で形成してもよい。
素子止め部材670は、SUS430で形成された筒状の部材である。素子止め部材670は、SUS430の他、炭素鋼や他のステンレス鋼等の高強度の材料で形成することもできる。素子止め部材670の外径は、センサケース610の円筒部614の内径とほぼ同じである。素子止め部材670と円筒部614とは、素子止め部材670に先端方向への荷重(「予荷重」と呼ばれる)を加えた状態で、円筒部614の外周部からレーザ溶接される。なお、素子止め部材670と円筒部614との接合は、アークスポット溶接やロウ付けなどの他の方法により行うこともできる。
このように形成されたグロープラグ100(図1)は、内燃機関のシリンダヘッドに装着され、内燃機関の燃焼室内の圧力の検出を行う。燃焼室内の圧力が変動すると、メンブレン300の薄肉部330が変形して、ヒータ150が主体金具120に対して軸線Oに沿って変位する。一方、センサ素子640は、第2の電極ブロック650、第2の絶縁ブロック660、素子止め部材670、センサケース610、および先端スリーブ200を介して、主体金具120に固定されている。そのため、ヒータが変位すると、リング400、中軸500、第1の絶縁ブロック620、およびセンサ素子640の全体の長さが変化し、長さの変化に伴い各部材400,500,620,640に加わる応力が変化する。このように、センサ素子640に加わる荷重は、ヒータ150の主体金具120に対する変位に応じて変化し、圧電材料で形成されたセンサ素子640には、ヒータ150の変位に応じた電荷が発生する。発生した電荷は、電極ブロック630,650、図示しないセンサ信号線と、配線保持部110(図1)においてセンサ信号線に接続されたセンサケーブル112を介して外部に出力される。なお、上述の説明から明らかなように、先端スリーブ200の円筒部230およびセンサ取付部240と、センサケース610とは、センサ素子640を格納する筒状の部材(センサ格納部材)を構成する。
A3.比較例:
図5は、比較例としてのグロープラグ1100の先端構造体の構成を示す断面図である。比較例の先端構造体1102は、先端スリーブ1200と、主体金具1120との形状が第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同じである。
図5に示すように、先端スリーブ1200は、鍔部1210が円盤状となっている点と、鍔部1210の後端側に外径が主体金具1120の内径とほぼ同じ主体金具当接部1202が設けられている点とで、図4に示す第1実施例の先端スリーブ200と異なっている。また、比較例の主体金具1120は、切欠部126を有していない点で、第1実施例の主体金具120と異なっている。
比較例の先端スリーブ1200は、主体金具1120に圧入される。これにより、主体金具当接部1202と主体金具1120の内壁とが当接し、先端スリーブ1200と主体金具1120との軸合わせが行われる。そして、先端スリーブ1200と主体金具1120と先端チップ130とを外周側から溶接することにより、これらの部材1200,1120,130は接合される。
比較例のグロープラグ1100では、主体金具1120と先端スリーブ1200とが当接しているので、シリンダヘッドが歪んで主体金具1120に歪みが生じると先端スリーブ1200が変形する。先端スリーブ1200が変形すると、先端スリーブ1200の軸線O方向の長さが変わり、センサ素子640に加わる応力が変化する。そのため、シリンダヘッドが歪むと、センサ出力信号にはシリンダヘッドの歪みに応じたノイズが重畳される。
一方、第1実施例のグロープラグ100では、図4に示すように、先端スリーブ200と主体金具120との軸合わせを、鍔部210の冠状部214と主体金具120の切欠部126とを当接させて行っている。これにより、主体金具120と先端スリーブ200の円筒部230との間には間隙が設けられ、先端スリーブ200は、主体金具120の内周面と接触しないように配置される。そのため、主体金具120に生じた歪みの先端スリーブ200への伝達が抑制され、センサ出力信号へのノイズの重畳が抑制される。
このように、第1実施例では、先端スリーブ200を主体金具120に取り付けるための鍔部210に、主体金具120の切欠部126と当接する冠状部214を設けることにより、主体金具120と先端スリーブ200との軸合わせを容易にするとともに、主体金具120の歪みによるセンサ出力信号へのノイズの重畳が抑制される。
B.第2実施例:
図6は、第2実施例のグロープラグ100aの先端構造体102a付近の構成を示す断面図である。第2実施例のグロープラグ100aは、先端スリーブ200aの鍔部210aが、主体金具120aの外径よりも小さい円盤状に形成されている点と、先端チップ130aが後端側に延びた冠状部138aを有している点と、主体金具120aの切欠部126aが、先端チップ130aの冠状部138aと嵌合するように形成されている点とで、図4に示す第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例とほぼ同じである。
第2実施例において、先端チップ130aは、冠状部138aが主体金具120aの切欠部126aに嵌合することにより主体金具120aと同軸に配置される。そして、鍔部210aの外周が冠状部138aの内周に当接することにより、先端スリーブ200aは、先端チップ130aおよび主体金具120aと同軸に配置される。
先端スリーブ200aと主体金具120aと先端チップ130aは、図6の黒三角Lで示す位置において、外周からレーザ溶接される。このように、先端スリーブ200aと主体金具120aと先端チップ130aとを接合することにより、グロープラグが形成される。なお、第1実施例と同様に、レーザ溶接は、先端スリーブ200aと主体金具120aと先端チップ130aとを組み立てた際に空隙が生じる位置、すなわち、先端チップ130aの隅と主体金具120aの隅とを避けて行われる。なお、図6に示すように、第2実施例は、一箇所で溶接しても空隙が生じる位置を避けることができる点で、第1実施例よりも好ましい。
このように形成された第2実施例のグロープラグ100aにおいても、先端スリーブ200aの円筒部230と、主体金具120aの内壁との間には間隙が設けられる。そのため、第1実施例と同様に、主体金具120aと先端スリーブ200aとの軸合わせを容易にするとともに、主体金具120aの歪みによるセンサ出力信号へのノイズの重畳が抑制される。
C.先端構造体の取付方法の変形例:
図7ないし図13は、先端構造体の主体金具への取付方法の変形例を示す説明図である。図7ないし図13においては、便宜上、センサ格納部材および接合部材を構成する先端スリーブ200と、ハウジングを構成する主体金具および先端チップのみを図示している。これらの変形例によっても、先端スリーブは、主体金具の内周面に接触しないように配置される。そのため、主体金具の歪みによるセンサ出力信号へのノイズの重畳が抑制される。なお、図7ないし図13に示す変形例においては、変形例ごとに別個の符号を付している。
図7は、先端構造体取付方法の第1の変形例を示す説明図である。第1の変形例は、冠状部128bが主体金具120b側に設けられている点と、冠状部128bに嵌合する切欠部136bが先端チップ130b側に設けられている点とで、図6に示す第2実施例と異なっている。他の点は、第2実施例とほぼ同じである。
図8は、先端構造体取付方法の第2の変形例を示す説明図である。第2の変形例は、先端スリーブ200cの鍔部210cが、主体金具120cの外径よりも小さい円盤状に形成されている点と、主体金具120cが先端側に延びた冠状部128cを有している点と、先端チップ130cが後端側に延びた冠状部138cを有している点とで、図4に示す第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例とほぼ同じである。
図9は、先端構造体取付方法の第3の変形例を示す説明図である。第3の変形例は、先端スリーブ200dの鍔部210dが、板状部212dと薄板部216dとを有している点と、主体金具120dに設けられた冠状部128dおよび先端チップ130dに設けられた冠状部138dとの長さが薄板部216dの分だけ短くなっている点で、図8に示す第2の変形例と異なっている。他の点は、第2の変形例と同様である。
図10は、先端構造体取付方法の第4の変形例を示す説明図である。第4の変形例は、先端スリーブ200eの鍔部210eが、板状部212eと、後端側に延びた冠状部214eと、切欠部218eとを有している点と、先端チップ130eが切欠部218eに嵌合する冠状部138eを有している点とで、図4に示す第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例とほぼ同じである。
図11は、先端構造体取付方法の第5の変形例を示す説明図である。第5の変形例では、先端スリーブ200fの鍔部210fにおいて冠状部214fが先端側に延びており、切欠部218fが後端側に設けられている。また、主体金具120fが冠状部128fを有しており、先端チップ130fが切欠部136fを有している。すなわち、板状部212fに対する先端側と後端側の位置関係が逆になっている点で、図10に示す第3の変形例と異なっている。他の点は、第3の変形例と同じである。
図12は、先端構造体取付方法の第6の変形例を示す説明図である。第6の変形例は、鍔部210gに設けられた冠状部214gが先端側にも延びている点と、先端チップ130gに冠状部214gと嵌合する切欠部136gが設けられている点とで、図4に示す第1実施例と異なっている。他の点は、第1実施例と同じである。
図13は、先端構造体取付方法の第7の変形例を示す説明図である。第7の変形例では、先端チップが省略され、主体金具120hによりハウジングが構成されている。主体金具120hには、後端側に大径穴182hが設けられており、先端側に小径穴184hが設けられている。先端スリーブ200hを含む先端構造体は、この主体金具120hの後端側から挿入され、小径穴184hに突き当たる。これにより、先端スリーブ200hと主体金具120hとの位置関係が規定される。なお、第7の変形例では、溶接は深部の溶接が容易な電子ビーム溶接(図13の黒三角Eで示す)で行うのが好ましい。但し、先端スリーブ200hの鍔部210hと主体金具120hとの接合が可能であれば、レーザ溶接やロウ付けなど他の方法で鍔部210hと主体金具120hとを接合しても良い。
図14は、先端構造体取付方法の第8の変形例を示す説明図である。第8の変形例は、後端側に小径穴182iが設けられている点と、先端側に大径穴184iが設けられている点とで、図13に示す第7の変形例と異なっている。なお、第8の変形例では、先端スリーブ200iを含む先端構造体は、主体金具120iの先端側から挿入され、小径穴182iに突き当たる。
なお、上記各実施例および変形例においては、接合前の状態において先端スリーブの保持がより容易となるように、先端スリーブとハウジングとのそれぞれに、互いに接する軸線Oに垂直な面(軸方向直交面)を設けている。但し、軸方向直交面を省略しても良い。
また、上記各実施例および変形例においては、先端スリーブの鍔部は、ハウジングと径方向に接するように構成されている。そのため、上記各実施例と同様に、主体金具と先端スリーブとの軸合わせが容易となる。但し、必ずしも、鍔部とハウジングとが径方向に接するように構成する必要はない。要求される軸合わせの精度や、ハウジングと先端スリーブとの保持方法によっては、鍔部とハウジングが径方向に接するようにしなくても良い。
上記各実施例および変形例においては、先端スリーブをハウジングに固定する接合部材として先端スリーブから延出された鍔部を設けているが、一般に、鍔部に換えて、先端スリーブから延出された種々の形状の接合部材により先端スリーブとハウジングとを固定することも可能である。例えば、円筒部230から外周側に向かって延出された棒状の部材を用いて、先端スリーブをハウジングに固定することも可能である。なお、先端スリーブから延出される接合部材は、必ずしも先端スリーブに一体に形成されていなくても良く、先端スリーブとは別個に形成された接合部材を先端スリーブに接合するものとしても良い。
100,100a…グロープラグ
102,102a…先端構造体
110…配線保持部
112…センサケーブル
114…通電ケーブル
120,120a〜120i…主体金具
122…係合部
124…ネジ部
126,126a,126e,126g…切欠部
128b,128c,128d,128f…冠状部
130,130a〜130g…先端チップ
132…円筒部
134…テーパ部
136b,136f,136g…切欠部
138a,138c,138d,138e…冠状部
140…外筒
150…ヒータ
152…絶縁部
154…導電部
156,158…露出部
182h,184i…大径穴
184h,182i…小径穴
200,200a〜200i…先端スリーブ
210,210a〜210i…鍔部
212,212d〜212g…板状部
214,214e,214f,214g…冠状部
216d…薄板部
218e,218f…切欠部
220…メンブレン取付部
230…円筒部
240…センサ取付部
300…メンブレン
310…スリーブ取付部
320…スリーブ突当部
330…薄肉部
340…外筒保持部
400…リング
500…中軸
510…テーパ部
520…嵌合部
530…胴部
540…センサ当接部
600…センサユニット
610…センサケース
612…スリーブ接合部
614…円筒部
620,660…絶縁ブロック
630,650…電極ブロック
640…センサ素子
670…素子止め部材
1100…グロープラグ
1102…先端構造体
1120…主体金具
1200…先端スリーブ
1202…主体金具当接部
1210…鍔部
[適用例1]
筒状のハウジングと、前記ハウジング内であって前記ハウジングの一方の端と他方の端とを結ぶ軸方向の先端側に配置されたヒータと、を備えたグロープラグであって、
圧力センサを格納する筒状のセンサ格納部材を前記ハウジング内に配置し、
前記センサ格納部材から前記センサ格納部材の外周側に延出された接合部を前記ハウジングのうち前記圧力センサよりも前記軸方向の先端側部位に接合することにより、前記センサ格納部材を前記ハウジングの内周面から離間した位置に固定し、さらに、
前記センサ格納部材は前記ハウジングに前記接合部のみによって固定される
グロープラグ。
[適用例2]
請求項1記載のグロープラグであって、
前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれは、前記軸方向に垂直な軸方向直交面を有し、
前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれの軸方向直交面は互いに接触している
グロープラグ。

Claims (9)

  1. 筒状のハウジングを備えたグロープラグであって、
    圧力センサを格納する筒状のセンサ格納部材を前記ハウジング内に配置し、
    前記センサ格納部材から前記センサ格納部材の外周側に延出された接合部を、前記ハウジングに接合することにより、前記センサ格納部材を前記ハウジングの内周面から離間した位置に固定した
    グロープラグ。
  2. 請求項1記載のグロープラグであって、
    前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれは、前記ハウジングの一方の端と他方の端とを結ぶ軸方向に垂直な軸方向直交面を有し、
    前記接合部と前記ハウジングとのそれぞれの軸方向直交面は互いに接触している
    グロープラグ。
  3. 請求項2記載のグロープラグであって、
    前記接合部は、前記ハウジングと前記軸方向に垂直な径方向に接する
    グロープラグ。
  4. 請求項3記載のグロープラグであって、
    前記接合部と前記ハウジングとは、前記ハウジングが前記接合部の一部を外周側から覆うことにより、前記径方向に接する
    グロープラグ。
  5. 請求項4記載のグロープラグであって、
    前記接合部は、平板状の部材である
    グロープラグ。
  6. 請求項3記載のグロープラグであって、
    前記接合部は、
    前記センサ格納部材から前記軸方向と垂直に延びる平板状の板状部と、
    前記板状部の外周側において前記軸方向に延びる軸方向延長部と
    を有しており、
    前記接合部と前記ハウジングとは、前記軸方向延長部において接している
    グロープラグ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか記載のグロープラグであって、
    前記ハウジングは、前記軸方向に前記接合部を挟み込む2つのハウジング構成部材を有している
    グロープラグ。
  8. 請求項7記載のグロープラグであって、
    前記2つのハウジング構成部材のそれぞれは、前記ハウジングの外周方向への互いの移動を規制する移動規制面を有している
    グロープラグ。
  9. 請求項1ないし8のいずれか記載のグロープラグであって、
    前記ハウジングと前記接合部とは、前記ハウジングに前記接合部を組み付けたときに生じる空隙を避けて溶接することにより接合されている
    グロープラグ。
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