JP2013117340A - 吹出口装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吹出口装置10は、基端側に供給された空気を先端側から吹き出し可能である。この吹出口装置10は、筒状の筒部21と、この筒部21の中心軸に沿って延びる軸部30と、この軸部30の先端側に設けられたコーン40と、軸部30を進退させる進退装置50と、を備える。筒部21の中央部212の内径は、筒部21の基端側開口213および先端側開口211よりも大きく、コーン40は、筒部21の先端側開口211に嵌合可能であり、進退装置50は、ステッピングモータ51と、このステッピングモータ51の回転軸の回転運動を軸部の往復運動に変換する運動変換機構52と、を備える。
【選択図】図1
Description
このような吹出口装置としては、軸流とふく流とを切り替え可能なものが知られている。
例えば、筒状のノズル部と、このノズル部の内部に設けられた風量調整体と、を備える吹出口装置が知られている(特許文献1参照)。風量調整体は、ノズル部の内側に向かって細くなる円錐形状となっている。
一方、ノズル部を回転させて、風量調整体をノズル部の先端側に位置させた状態で、空気をノズル部の基端側に供給する。すると、この空気は、ノズル部の内部を流れた後、風量調整体の円錐部分の表面に沿って拡がって、先端側から吹き出す。これにより、吹出口装置からの吹出し気流は、ふく流となる。
この吹出口装置によれば、パンカルーバの摘みを手動で操作することで、パンカルーバの吹出口を開閉し、外筒を回転させることで、外筒の吹出口を開閉する。これにより、多数のふく流用吹出口からふく流として吹き出したり、パンカルーバから軸流として吹き出したりできる。
また、コーンを複数の羽根を有するプロペラ状とした場合には、羽根の角度の設定が難しく、吹出し気流の特性が安定しないが、本発明によれば、コーンに形成する溝の深さを調整するだけでよいので、吹出し気流の特性を微調整できる。
吹出口装置10は、居室の天井面2に設けられており、居住者の頭上に位置している。具体的には、居室の天井裏空間には、箱状のチャンバ3が設けられており、吹出口装置10は、このチャンバ3の下面に取り付けられている。また、このチャンバ3の上面には、ダクト5が接続される。
コーン40の基端側である基端部41には、軸部30から周縁に向かって放射状に延びてかつ軸部30から周縁に向かうに従って深くなる3つの溝411が形成されている。一方、コーン40の先端側である先端部42は、滑らかな曲面となっている。
また、このコーン40の外径は、筒部の先端側開口211の内径より僅かに小さくなっている。
運動変換機構52は、スコッチ・ヨーク機構であり、ステッピングモータ51により回転駆動されて突起531が形成されたクランクディスク53と、軸部30に設けられてクランクディスク53の突起531が係合する係合穴541が形成されたスライダ54と、を備える。
突起531は、クランクディスク53の回転軸から離れた位置に形成され、係合穴541の内部を移動可能である。
拡散性気流吹出状態では、コーン40は筒部21の先端側開口211の外側に位置しており、クランクディスク53の突起531は吹出口装置10の最も先端側に位置している。リミットスイッチ60は、この状態でのクランクディスク53の突起531を検出するので、このクランクディスク53の回転角を0°とする。
ここで、コーン40に溝411が形成されているため、吹き出された気流はこれら溝411に沿って流れて放射線状に吹出し、吹出口装置10の直下の居住者を包み込むように流れる。
停止状態では、コーン40が筒部21の先端側開口211に嵌合しており、クランクディスク53の突起531は、中間位置に位置している。このとき、クランクディスク53の回転角は90°である。
この状態では、筒部21の基端側に供給された空気は、筒部21から吹き出ることはなく、吹出しが停止する。
指向性気流吹出状態では、コーン40は筒部21の基端側開口213の内側に位置しており、クランクディスク53の突起531は吹出口装置10の最も基端側に位置している。このとき、クランクディスク53の回転角は180°である。
制御装置70は、リモコン受信部71と、モータ駆動部72と、を備える。
リモコン73は、例えば居住者により操作されて、拡散性気流吹出状態、指向性気流吹出状態、または吹出停止状態の3つの状態の中の1つが選択されると、この選択された状態を目標状態信号として出力する。
リモコン受信部71は、リモコン73から出力された目標状態信号を受信する。
制御装置70の動作は、以下のようになる。
まず、ステップS1では、クランクディスク53の位置の初期設定を行う。すなわち、モータ駆動部72により、リミットスイッチ60が作動するまでステッピングモータ51を回転させて、吹出口装置10を拡散性気流状態とする。さらに、このときのクランクディスク53の位置を回転角0°とし、この回転角0°を現在位置として記憶する。
すなわち、目標状態信号が拡散性気流状態である場合には、クランクディスク53の目標位置を回転角0°とし、目標状態信号が指向性気流状態である場合には、クランクディスク53の目標位置を回転角180°とし、目標状態信号が停止状態である場合には、クランクディスク53の目標位置を回転角90°とする。
(1)居住者がリモコン73を操作するだけで、進退装置50により軸部30を進退させて、吹出し気流の特性を3段階で選択できる。よって、居住者の好みに応じて吹出し気流の特性を調整できるので、居住者にとって快適な空気調和状態を容易に実現できる。
このとき、ステッピングモータ51および運動変換機構52を含んで進退装置50を構成したので、ステッピングモータ51を駆動するだけでコーン40が進退するので、簡単な機構で吹出し気流の特性を調整できる。
また、コーンを複数の羽根を有するプロペラ状とした場合には、羽根の角度の設定が難しく、吹出し気流の特性が安定しないが、本発明によれば、コーン40に形成する溝411の深さを調整するだけでよいので、吹出し気流の特性を微調整できる。
例えば、コーンの位置をさらに多段階で選択できるようにしたり、コーンを任意の位置に設定できるようにしたりすることで、吹出し気流の特性をより微調整することも可能である。
3…チャンバ
5…ダクト
10…吹出口装置
20…吹出部
21…筒部
22…支持部
23…カバー
30…軸部
40…コーン
41…基端部
42…先端部
50…進退装置
51…ステッピングモータ
52…運動変換機構
53…クランクディスク
54…スライダ
60…リミットスイッチ
70…制御装置
71…リモコン受信部
72…モータ駆動部
73…リモコン
211…先端側開口
212…中央部
213…基端側開口
531…突起
541…係合穴
411…溝
Claims (3)
- 基端側に供給された空気を先端側から吹き出し可能な吹出口装置であって、
筒状の筒部と、当該筒部の中心軸に沿って延びる軸部と、当該軸部の先端側に設けられたコーンと、前記軸部を進退させる進退装置と、を備え、
前記筒部の中央部の内径は、当該筒部の基端側開口および先端側開口よりも大きく、
前記コーンは、前記筒部の先端側開口に嵌合可能であり、
前記進退装置は、モータと、当該モータの回転軸の回転運動を軸部の往復運動に変換する運動変換機構と、を備えることを特徴とする吹出口装置。 - 前記コーンの基端側には、前記軸部から周縁に向かって放射状に延びてかつ前記軸部から周縁に向かうに従って深くなる溝が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吹出口装置。
- 前記運動変換機構は、前記モータにより回転駆動されて突起が形成されたクランクディスクと、前記軸部に設けられて前記クランクディスクの突起が係合する係合穴が形成されたスライダと、を備え、
前記係合穴は、前記軸部の進退方向に交差する方向に延びており、
前記突起は、前記クランクディスクの回転軸から離れた位置に形成され、前記係合穴の内部を前記軸部の進退方向に交差する方向に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の吹出口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011264679A JP5641580B2 (ja) | 2011-12-02 | 2011-12-02 | 吹出口装置 |
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JP2011264679A JP5641580B2 (ja) | 2011-12-02 | 2011-12-02 | 吹出口装置 |
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JP2013117340A true JP2013117340A (ja) | 2013-06-13 |
JP5641580B2 JP5641580B2 (ja) | 2014-12-17 |
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ID=48712021
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JP2011264679A Active JP5641580B2 (ja) | 2011-12-02 | 2011-12-02 | 吹出口装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015145020A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 株式会社畑鉄工所 | 回転式粉末圧縮成型装置の成型品排出装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0210049A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気吹出装置 |
JPH1183148A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-26 | Taisei Corp | 空気調和設備用吹出し口 |
JP2010117068A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Takenaka Komuten Co Ltd | 吹出口装置 |
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2011
- 2011-12-02 JP JP2011264679A patent/JP5641580B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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