JP2013116986A - エポキシ樹脂組成物、光半導体装置、および成形品 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、光半導体装置、および成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】透明性に優れるとともに、耐紫外線、耐熱性、および寸法安定性に優れる硬化物が得られ、かつ異なる硬化系を採用できるエポキシ樹脂組成物を提供する。
【解決手段】エポキシ樹脂組成物は、(A)脂環式エポキシ樹脂、(B)下記一般式(1)で表される酸無水物と、水酸基を有する環状エーテル化合物とのエステル化合物、(C)硬化剤、および(D)触媒を必須成分として含有し、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と前記(B)成分のエステル化合物との合計量中、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂の割合が30〜85質量%である。
Figure 2013116986

(Rは水素または炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
【選択図】なし

Description

本発明は、エポキシ樹脂組成物、これを用いた光半導体装置および成形品に係り、特に、透明性に優れるとともに、耐紫外線、耐熱性、および寸法安定性に優れる硬化物が得られ、光半導体素子の封止や透明な成形品の製造に好ましく用いられるエポキシ樹脂組成物、これを用いた光半導体装置および成形品に関する。
従来、バックライト、表示板、ディスプレイ、各種インジケータ等に使用される発光ダイオード(LED)等の半導体発光素子は、透明樹脂組成物による封止が一般的である。封止に用いられる透明樹脂組成物としては、例えば、透明液状のビスフェノールA型エポキシ樹脂を主剤とし、これに硬化剤として透明液状の酸無水物を配合したものが、耐熱性、耐水性、機械的強度、電気特性等が良好で、かつ透明性に優れることから多用されている。
近時、LED分野において、発光効率の良い青色等の短波長の光を発光するものが開発され、LED素子を封止する透明樹脂組成物には以下のような問題が生じている。従来の透明樹脂組成物に使用されているビスフェノールA型エポキシ樹脂はベンゼン環を含んでいる。これらベンゼン環は、豊富なπ電子を有し、紫外線を吸収しやすい。その結果、透明樹脂が徐々に劣化着色して透明性の低下を招く。また、LED素子を封止する透明樹脂組成物には、リフロー時の信頼性、具体的には耐熱性や寸法安定性などの信頼性に優れることが求められている。さらには、開放系の成形には揮発が少ない硬化系を採用でき、閉鎖系の成形には酸無水物硬化系を採用でき、いずれの硬化系の場合についても成形性が良好であることが求められている。
このような問題を解決するものとして、例えば、脂環骨格を有し、透明性および耐熱性に優れる脂環式エポキシ樹脂を使用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、透明樹脂板などの成形において、酸無水物系硬化剤を部分エステル化することで、温度上昇による急激な粘度低下を抑制し、精密な板厚制御を行うことが知られている(例えば、特許文献2、3参照)。さらに、内部応力を低減して信頼性を向上させるために、ハーフエステル化したオルガノポリシロキサンとエポキシ樹脂との反応生成物を含有させることが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特願2006−548807号公報 特開2001−59015号公報 特開2001−59017号公報 特開平6−100762号公報
本発明は、上記事情に対処してなされたもので、透明性に優れるとともに、耐紫外線、耐熱性、および寸法安定性に優れる硬化物が得られるエポキシ樹脂組成物を提供することを目的とする。また、本発明は、異なる硬化系を採用でき、成形性の良好なエポキシ樹脂組成物を提供することを目的とする。さらに、本発明は、このようなエポキシ樹脂組成物を用いた光半導体装置および成形品を提供することを目的とする。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)脂環式エポキシ樹脂、(B)下記一般式(1)で表される酸無水物と、水酸基を有する環状エーテル化合物とのエステル化合物、(C)硬化剤、および(D)触媒を必須成分として含有し、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と前記(B)成分のエステル化合物との合計量中、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂の割合が30〜85質量%であることを特徴とする。
Figure 2013116986
(Rは水素または炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
本発明の光半導体装置は、光半導体素子と、該光半導体素子を封止するエポキシ樹脂組成物とを有する光半導体装置であって、該エポキシ樹脂組成物が上記した本発明のエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする。
本発明の成形品は、エポキシ樹脂組成物を成形してなる成形品であって、該エポキシ樹脂組成物が上記した本発明のエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする。
本発明によれば、透明性に優れるとともに、耐紫外線、耐熱性、および寸法安定性に優れる硬化物が得られるエポキシ樹脂組成物を提供することができる。また、本発明によれば、異なる硬化系を採用でき、成形性の良好なエポキシ樹脂組成物を提供することができる。
さらに、本発明によれば、透明性の低下が抑制されることで輝度の低下が抑制されるとともに信頼性に優れた光半導体装置、また透明性の低下が抑制された成形品を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)脂環式エポキシ樹脂、(B)下記一般式(1)で表される酸無水物と、水酸基を有する環状エーテル化合物とのエステル化合物、(C)硬化剤、および(D)触媒を必須成分として含有する。また、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計量中、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂の割合が30〜85質量%である。
Figure 2013116986
(Rは水素または炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
(A)成分の脂環式エポキシ樹脂は、2以上の脂環式エポキシ基(3,4−エポキシシクロヘキシル基)を有するものである。このような脂環式エポキシ樹脂としては、下記一般式(2)で表される構造を有するものが挙げられる。
Figure 2013116986
上記一般式(2)において、Xは連結基を示し、例えば、単結合、2価の炭化水素基、カルボニル基(−CO−)、エーテル結合(−O−)、エステル結合(−COO−)、アミド結合(−CONH−)、カーボネート結合(−OCOO−)、およびこれらが複数個連結した基などが挙げられる。
上記2価の炭化水素基としては、炭素数が1〜18の、直鎖状、分岐鎖状のアルキレン基や2価の脂環式炭化水素基(特に2価のシクロアルキレン基)などが例示される。さらに、直鎖状、分岐鎖状のアルキレン基としては、メチレン、メチルメチレン、ジメチルメチレン、エチレン、プロピレン、トリメチレン基などが例示される。また、2価の脂環式炭化水素基としては、1,2−シクロペンチレン、1,3−シクロペンチレン、シクロペンチリデン、1,2−シクロへキシレン、1,3−シクロへキシレン、1,4−シクロへキシレン、シクロヘキシリデン基などが例示される。
(A)成分の脂環式エポキシ樹脂は、例えば、対応する脂環式オレフィン化合物を脂肪族過カルボン酸などによって酸化させることにより製造される。(A)成分の脂環式エポキシ樹脂としては、特に下記式(3)で表される3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートが好ましい。このようなものとしては、市販されているものを用いることができ、例えば、ダイセル化学工業社製の商品名「セロキサイド2021P」などが例示される。
Figure 2013116986
(B)成分のエステル化合物は、一般式(1)で表される酸無水物と、水酸基を有する環状エーテル化合物とのエステル化合物である。
一般式(1)で表される酸無水物は、所定の条件を満たせば必ずしも制限されないが、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸などが好ましいものとして例示され、二重結合を持たないものが好ましい。一般式(1)で表される酸無水物は、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。一般式(1)で表される酸無水物としては、市販されているものを用いることができる。このようなものとしては、例えば、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸である日立化成工業社製の商品名「HN−5500E」が好ましいものとして例示される。
水酸基を有する環状エーテル化合物は、水酸基と含酸素環状構造である環状エーテル基とを有するものである。水酸基を有する環状エーテル化合物は、水酸基と環状エーテル基とが、単結合、2価の炭化水素基、エーテル結合(−O−)、およびこれらが複数個連結した基によって連結された構造を有することが好ましい。2価の炭化水素基としては、炭素数が1〜10の、直鎖状、分岐鎖状のアルキレン基などが例示される。さらに、直鎖状、分岐鎖状のアルキレン基としては、メチレン、メチルメチレン、ジメチルメチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、トリメチレンなどが例示される。
水酸基は、アルコール性水酸基が好ましい。分子内における水酸基の基数は必ずしも制限されるものではなく、一般式(1)で表される酸無水物と完全に反応可能なものであれば2以上の水酸基を有してもよいが、通常、分子内における水酸基の基数は1つが好ましい。環状エーテル基は必ずしも制限されるものではなく、エポキシ基、グリシジル基、脂環式エポキシ基、オキセタン基などが例示される。水酸基を有する環状エーテル化合物は、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
水酸基を有する環状エーテル化合物としては、飽和第1級アルコールが好ましいものとして例示され、例えば、下記式(4)で表される3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、下記式(5)で表される3−エチル−3−(4−ヒドロキシブチル)オキシメチル−オキセタンなどが好ましいものとして例示される。これら3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンや3−エチル−3−(4−ヒドロキシブチル)オキシメチル−オキセタンとしては、市販されているものを用いることができ、例えば、宇部興産社製の商品名「EHO」、「HBOX」などが例示される。
Figure 2013116986
Figure 2013116986
(B)成分のエステル化合物は、一般式(1)で表される酸無水物と水酸基を有する環状エーテル化合物とを、例えば、水酸基を有する環状エーテル化合物における水酸基の当量(b1)に対する一般式(1)で表される酸無水物におけるカルボキシル基の当量(b2)の比[b2/b1]が0.1〜2.0の範囲内となるように配合し、好ましくは50〜200℃、より好ましくは70〜180℃で、0.5〜3時間程度の加熱混合などの公知の方法によってエステル化することにより調製できる。(B)成分のエステル化合物としては、市販されているものを用いることもできる。このようなものとしては、例えば、下記式(6)で表される無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物であるプリンテック社製の商品名「EPOX−MK R540」が例示される。
Figure 2013116986
(A)成分と(B)成分との配合割合は、(A)成分と(B)成分との合計量中、(A)成分の含有量が30〜85質量%、すなわち(B)成分の含有量が15〜70質量%である。(B)成分の配合割合が上記範囲未満であると、硬化物が硬くもろくなりやすい。一方、(B)成分の配合割合が上記範囲を超えると、150℃以下で硬化しないおそれがある。(A)成分と(B)成分との配合割合は、上記範囲内であれば必ずしも制限されないが、(A)成分の含有量が(B)成分の含有量と同一またはそれよりも多いことが好ましい。
本発明においては、本発明の効果を阻害しない範囲で、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂を併用することができる。このようなエポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA 型エポキシ樹脂、ビスフェノールF 型エポキシ樹脂、ビスフェノールS 型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌレートなどの複素環型エポキシ樹脂、これらを水素化したエポキシ樹脂等が例示される。これらのなかでも、透明性の観点から着色の少ないビスフェノール型エポキシ樹脂の使用が好ましい。
(A)成分の脂環式エポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂の含有量は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計量100質量部に対し、10質量部以下が好ましい。10質量部以下とすることで、耐紫外線性を良好にできる。(A)成分の脂環式エポキシ樹脂以外のエポキシ樹脂の含有量は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計量100質量部に対し、5質量部以下がより好ましく、3質量部以下がさらに好ましい。
(C)成分の硬化剤としては、例えば、シラン化合物もしくはシリコーンオリゴマー、または酸無水物が挙げられる。
シラン化合物としては、(メタ)アクリル基、エポキシ基、イソシアネート基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を有するアルコキシシラン化合物が好ましい。(メタ)アクリル基を有するアルコキシシラン化合物としては、1分子中に(メタ)アクリル基を1個以上有し、アルコキシ基を2個あるいは3個有するシラン化合物であればよい。例えば、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシランなどが例示される。
エポキシ基を有するアルコキシシラン化合物としては、1分子中にエポキシ基を1個以上有し、アルコキシ基を2個あるいは3個有するシラン化合物であればよい。例えば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどが例示される。
イソシアネート基を有するアルコキシシラン化合物としては、1分子中にイソシアネート基を1個以上有し、アルコキシ基を2個あるいは3個有するシラン化合物であればよい。例えば、γ−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルエチルジメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルエチルジエトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリクロロシランなどが例示される。
シラン化合物は、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。シラン化合物は、透明性および耐熱性に優れるとともに、成形性の良好なエポキシ樹脂組成物が得られることから、エポキシ基を有するアルコキシシラン化合物が好ましく、特にエポキシシクロヘキシル基を有するアルコキシシラン化合物が好ましい。このようなものとしては、市販されているものを用いることができ、例えば、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランである信越化学工業社製の商品名「KBM303」が例示される。
シリコーンオリゴマーは、例えば、アルコキシシランの加熱および脱水により得られるアルコキシシランの縮合物であって、重合度が好ましくは2〜100、より好ましくは2〜70のものである。アルコキシシランとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラブトキシシラン、テトラ(2−メタクリロキシエトキシ)シラン、テトラ(2−アクリロキシエトキシ)シラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリブトキシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、3,3,3−トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、トリメチルメトキシシラン、トリエチルシラン、ベンジルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルシラン、フェニルトリアセトキシシラン、フェニルトリアミノシラン、フェニルトリエトキシシラン、キシリルトリメトキシシラン、ビフェニルトリメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−スルファニルプロピルトリメトキシシランなどが例示され、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(C)成分の硬化剤がシラン化合物またはシリコーンオリゴマーの場合、(D)成分の触媒は金属キレート化合物が好ましい。金属キレート化合物としては、アルミニウム−イソプロピレート、アルミニウム−sec−ブチレート、モノ−sec−ブトキシアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムアセチルアセトナート、アルミニウムジイソプロポキシドモノエチルアセテート、アルミニウムジ−n−ブトキシドモノメチルアセトアセテート、アルミニウムジ−n−ブトキシドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムジイソブトキシドモノメチルアセトアセテート、アルミニウムジイソブトキシドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムジ−sec−ブトキシドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムトリス(アセチルアセトナート)、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムモノアセチルアセトナートビス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート等のアルミニウムキレート、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エチルヘキシルオキシ)チタン、テトラステアリルオキシチタン、ジイソプロポキシビス(アセチルアセトナート)チタン、ジ−n−ブトキシビス(トリエタノールアミナート)チタン、チタニウムイソプロポキシオクチレングリコレート、チタニウムステアレート等のチタンキレート、ジルコニウム−n−プロピレート、ジルコニウム−n−ブチレート、テトラ−n−ブトキシジルコニウム等のジルコニウムキレートなどが好ましいものとして例示される。
(C)成分の硬化剤がシラン化合物またはシリコーンオリゴマーの場合、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計した含有量100質量部に対し、(C)成分の硬化剤であるシラン化合物またはシリコーンオリゴマーの含有量が0.5〜5質量部、(D)成分の触媒の含有量が0.2〜2質量部であることが好ましい。(C)成分の硬化剤または(D)成分の触媒のいずれかが上記含有量未満の場合、十分な硬化性が得られないおそれがある。また、(C)成分の硬化剤または(D)成分の触媒のいずれかが上記含有量を超える場合、硬化物の透明性が低下するおそれがある。
なお、(C)成分の硬化剤としてシラン化合物またはシリコーンオリゴマーを使用する場合であっても、硬化剤の一部として酸無水物を併用することができる。このような酸無水物としては、例えば、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、無水コハク酸、無水ドデセニルコハク酸などが例示され、これらの中でも透明性の高い硬化物を得る観点から、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸などの二重結合を持たないものが好ましいものとして例示される。(C)成分の硬化剤としてシラン化合物またはシリコーンオリゴマーに加えて酸無水物を併用する場合、酸無水物の含有量は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計した含有量100質量部に対して10質量部以下であり、好ましくは3質量部以下である。
また、(D)成分の触媒として金属キレート化合物を使用する場合であっても、触媒の一部として他の触媒を併用することもできる。他の触媒としては、例えば、芳香族スルホニウム六フッ化リン塩、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、トリエタノールアミン、2−エチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、4−メチルイミダゾール、4−エチルイミダゾール、第4級ホスホニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルホスホニウム−o,o−ジエチルホスホロジチオエート等が例示される。(D)成分の触媒として金属キレート化合物に加えて他の触媒を併用する場合、他の触媒の含有量は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計した含有量100質量部に対して1質量部以下である。
(C)成分の硬化剤としての酸無水物、すなわちシラン化合物またはシリコーンオリゴマーを使用しない場合の酸無水物としては、例えば、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、無水コハク酸、無水ドデセニルコハク酸などが例示され、これらの中でも透明性の高い硬化物を得る観点から、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸などの二重結合を持たないものが好ましいものとして例示される。これらは1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(C)成分としての酸無水物は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂のエポキシ基(a)および(B)成分のエステル化合物のグリシジル基、エポキシ基、またはオキセタン基(b)の当量の合計に対する(C)成分の酸無水物におけるカルボキシル基(c)の当量の比[(c)/{(a)+(b)}]が0.1〜2.0の範囲内となるように配合することが好ましい。当量比が0.1未満または2.0を超えると、耐熱性、耐紫外線性、成形作業性、または硬化物の電気特性が低下するおそれがあり、いずれの場合も好ましくない。当量比は、0.5〜1.5の範囲内が好ましく、0.8〜1.3の範囲内がより好ましい。
(C)成分の硬化剤が酸無水物の場合、(D)成分の触媒はイミダゾール類やアミン類などの樹脂を着色させないものが好ましいものとして例示され、1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、(D)成分の触媒には、リン系の硬化促進剤を使用することもできる。具体的には、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(DBU)、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、トリエタノールアミン、2−エチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、4−メチルイミダゾール、4−エチルイミダゾール、第4級ホスホニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルホスホニウム−o,o−ジエチルホスホロジチオエート等が挙げられ、これらは1種のみを使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(C)成分の硬化剤が酸無水物の場合における(D)成分の触媒の含有量は、(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と(B)成分のエステル化合物との合計した含有量100質量部に対し、0.01〜2質量部が好ましく、0.05〜1質量部がより好ましい。(D)成分の触媒が上記含有量未満の場合、十分な硬化促進効果が得られないおそれがある。また、(D)成分の触媒が上記含有量を超える場合、硬化物の透明性が低下するおそれがある。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、本発明の目的に反しない限り、無機充填材、酸化防止剤、光安定剤、離型剤、低応力付与剤などを含有させることができる。
無機充填材としては、溶融シリカ、結晶シリカ、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸バリウムなどが例示され、透明性を保てる範囲内で添加することができる。酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−p−ヒドロトルエン、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノールなどのフェノール系酸化防止剤、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイトなどのリン系酸化防止剤、ジフェニルアミン等のアミノ系酸防止剤などが例示される。離型剤としては、合成ワックス、天然ワックス、エステル類、直鎖脂肪族類などが例示される。低応力付与剤としては、シリコーンオイル、シリコーンゴムなどが例示される。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)〜(D)成分の各成分と必要に応じて配合される他の成分を万能混合機などを用いて攪拌混合することにより調製できる。また、常温で固形のエポキシ樹脂組成物を調製する場合、それぞれ常温で固体あるいは液体の(A)〜(D)成分と必要に応じて配合される他の成分を万能混合機などによって十分に溶融混合した後、必要ならインキュベーターなどで熟成し、冷却した後、適当な大きさに粉砕する。
本発明の光半導休装置は、上記エポキシ樹脂組成物を用いて各種の光半導体素子を封止することにより製造することができる。具体的には、上記エポキシ樹脂組成物による封止後、加熱により硬化させることで、最終的に上記エポキシ樹脂組成物の硬化物によって封止された光半導体装置が得られる。封止を行う光半導体素子としては、発光ダイオード、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトIC、電荷結合素子、フォトサイリスタ、フォトコンダクタなどが例示される。また、本発明の成形品は、上記エポキシ樹脂組成物を用いて成形を行うことにより製造することができる。本発明の成形品としては、例えば、レンズ、棒材などが例示されるが、必ずしもこれらのものに限定されるものではない。封止方法あるいは成形方法としては、低圧トランスファー法、射出成形法、圧縮成形法、注型法などが適用可能である。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)50質量部、エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)50質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部をマグネチックスターラーにより混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例2
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)50質量部、エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)50質量部、硬化剤(シラン化合物)としてβ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、商品名「KBM303」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例3
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)70質量部、エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)30質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例1
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)100質量部、硬化剤(シラン化合物)としてβ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、商品名「KBM303」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例2
エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)100質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例3
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)20質量部、エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)80質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例4
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)80質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]20質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。なお、oxetan1は、下記式(7)で表されるものである。
Figure 2013116986
実施例5
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)60質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]40質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例6
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)50質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]50質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例7
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)50質量部、エステル化合物としてoxetan2[3−エチル−3−(4−ヒドロキシブチル)オキシメチル−オキセタンとしてのHBOX(宇部興産社製、商品名)94gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gを120℃で2時間混合したもの]50質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。なお、oxetan2は、下記式(8)で表されるものである。
Figure 2013116986
実施例8
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)50質量部、エステル化合物としてEp1[セロキサイド2021P(ダイセル化学工業社製、商品名)25.23gとNaOH4gと純水36gを室温で混合し、酢酸エチルで抽出した有機相をエバポレータで蒸留し溜分を冷却して得られた固形物のうち5.8gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)3.8gとを150℃で1時間混合したもの]50質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。なお、Ep1は、下記式(9)で表されるものである。
Figure 2013116986
比較例4
エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]100質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例5
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)20質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]80質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例6
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)20質量部、エステル化合物としてEp1[セロキサイド2021P(ダイセル化学工業社製、商品名)25.23gとNaOH4gと純水36gを室温で混合し、酢酸エチルで抽出した有機相をエバポレータで蒸留し溜分を冷却して得られた固形物のうち5.8gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)3.8gとを150℃で1時間混合したもの]80質量部、硬化剤(シリコーンオリゴマー)としてメチルトリメトキシシランおよびフェニルトリメトキシシランの部分加水分解縮合物であるメチル基およびフェニル基含有アルコキシシリコーンオリゴマー(信越化学工業社製、商品名「KR−213」)2質量部、触媒(アルミニウムキレート触媒)としてアルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)(川研ファインケミカル社製、商品名「ALCH−TR」)0.38質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.01質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例9
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)22質量部、エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)22質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)56質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例10
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)25質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]25質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)50質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例11
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)26質量部、エステル化合物としてoxetan2[3−エチル−3−(4−ヒドロキシブチル)オキシメチル−オキセタンとしてのHBOX(宇部興産社製、商品名)94gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gを120℃で2時間混合したもの]26質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)48質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例12
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)25質量部、エステル化合物としてEp1[セロキサイド2021P(ダイセル化学工業社製、商品名)25.23gとNaOH4gと純水36gを室温で混合し、酢酸エチルで抽出した有機相をエバポレータで蒸留し溜分を冷却して得られた固形物のうち5.8gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)3.8gとを150℃で1時間混合したもの]25質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)50質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例7
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)44質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)56質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例8
エステル化合物として無水ヘキサヒドロフタル酸グリシジルエステル化合物(プリンテック社製、商品名「EPOX−MK R540」)47質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)53質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例9
エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]55質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)45質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例10
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)10.5質量部、エステル化合物としてoxetan1[3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタンとしてのEHO(宇部興産社製、商品名)58gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)42gとを80℃で1時間混合したもの]42質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)47.6質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例11
エステル化合物としてEp1[セロキサイド2021P(ダイセル化学工業社製、商品名)25.23gとNaOH4gと純水36gを室温で混合し、酢酸エチルで抽出した有機相をエバポレータで蒸留し溜分を冷却して得られた固形物のうち5.8gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)3.8gとを150℃で1時間混合したもの]56質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)44質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
比較例12
脂環式エポキシ樹脂(ダイセル化学工業社製、商品名「セロキサイド2021P」)10.5質量部、エステル化合物としてEp1[セロキサイド2021P(ダイセル化学工業社製、商品名)25.23gとNaOH4gと純水36gを室温で混合し、酢酸エチルで抽出した有機相をエバポレータで蒸留し溜分を冷却して得られた固形物のうち5.8gと、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸としてのHN−5500E(日立化成社製、商品名)3.8gとを150℃で1時間混合したもの]42質量部、硬化剤(酸無水物)としてメチルヘキサヒドロ無水フタル酸(日立化成工業社製、商品名「HN−5500E」)47.6質量部、触媒(日本化学工業社製、商品名「PX−4ET」)0.2質量部、酸化防止剤(ジャパンケムテック社製、商品名「Ionol CP」)0.2質量部を混合しエポキシ樹脂組成物を得た。
実施例および比較例のエポキシ樹脂組成物について、以下に示す方法でその特性を評価した。実施例および比較例のエポキシ樹脂組成物の組成を表1、3、5に示す。また、実施例および比較例のエポキシ樹脂組成物の評価結果を表2、4、6に示す。
[光透過率]
エポキシ樹脂組成物を100℃で2時間、150℃で2時間加熱成形し、20mm×20mm×1mmの試験片を得た。この試験片について、分光光度計V−570(日本分光社製、商品名)を用いて波長460nmの光透過率を測定した。また、150℃、168時間放置後の透過率を測定した。また、UV照射装置UV800(オーク製作所製、商品名)により、高圧水銀ランプを使用して30時間照射後の光透過率を測定した。
[点灯試験]
LEDのSMD(Surface Mount Device)の枠にエポキシ樹脂組成物を注型して、100℃で2時間、150℃で2時間加熱成形し、460nmの光を連続点灯し、輝度が初期の90%を切るのが7日後以降のものを○、4日後以降のものを△、それ以下のものを×とした。
[TCT]
LEDのSMD(Surface Mount Device)の枠に樹脂組成物を注型して、100℃で2時間、150℃で2時間加熱成形し、気相で−40℃⇔120℃各5分の工程を100回繰り返すTCTを行い、クラックやワイヤーオープンの発生したものの個数を数えた。
Figure 2013116986
Figure 2013116986
Figure 2013116986
Figure 2013116986
Figure 2013116986
Figure 2013116986
表1〜6から明らかなように、脂環式エポキシ樹脂と特定のエステル化合物とを所定の割合で使用することで、透明性に優れるとともに、耐紫外線、耐熱性、および寸法安定性に優れる硬化物を得ることができる。また、このようなものによれば、硬化剤として、シラン化合物もしくはシリコーンオリゴマー、または酸無水物のいずれも使用できることがわかる。さらに、このようなものによれば、輝度の低下が抑制されるとともに信頼性に優れた光半導体装置が得られることがわかる。

Claims (9)

  1. (A)脂環式エポキシ樹脂、
    (B)下記一般式(1)で表される酸無水物と、水酸基を有する環状エーテル化合物とのエステル化合物、
    (C)硬化剤、および
    (D)触媒
    を必須成分として含有し、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂と前記(B)成分のエステル化合物との合計量中、前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂の割合が30〜85質量%であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
    Figure 2013116986
    (Rは水素または炭素数1〜5の炭化水素基を示す。)
  2. 前記(C)成分の硬化剤としてシラン化合物もしくはシリコーンオリゴマーを前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂および前記(B)成分のエステル化合物の合計した含有量100質量部に対して0.5〜5質量部含有し、前記(D)成分の触媒として金属キレート化合物を前記(A)成分の脂環式エポキシ樹脂および前記(B)成分のエステル化合物の合計した含有量100質量部に対して0.2〜2質量部含有量することを特徴とする請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 前記(C)成分の硬化剤として酸無水物を含有することを特徴とする請求頃1記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 前記(B)成分のエステル化合物は、前記一般式(1)で表される酸無水物と、前記水酸基を有する環状エーテル化合物との加熱混合により得られたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 前記水酸基を有する環状エーテル化合物はグリシジル基を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 前記水酸基を有する環状エーテル化合物は脂環式エポキシ基を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物。
  7. 前記水酸基を有する環状エーテル化合物はオキセタン基を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物。
  8. 光半導体素子と、前記光半導体素子を封止するエポキシ樹脂組成物とを有する光半導体装置であって、
    前記エポキシ樹脂組成物が請求項1乃至7のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする光半導体装置。
  9. エポキシ樹脂組成物を成形してなる成形品であって、
    前記エポキシ樹脂組成物が請求項1乃至7のいずれか1項記載のエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする成形品。
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