JP2013116480A - 板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置 - Google Patents

板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】曲げ角度検出より大きな外力が検出部に加わったときに検出部の損傷を防止することができる板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置を提供する。
【解決手段】上部テーブルと、上型と、下部テーブルと、下型9とを備えた板材曲げ加工装置に用いられ、下型9の近傍に配置されて曲げ加工された板材11と接触して曲げ角度を検出する板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1において、下型9の近傍に配置される本体部15と、この本体部15に設けられ板材11の曲げ加工部17が挿入される溝部19と、この溝部19内に配置され板材11の曲げ加工部17と接触して曲げ加工部17の曲げ角度を検出する検出部21,23とを有し、本体部15に、検出部21,23に溝部19内から出る方向に板材11の曲げ加工部17の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、検出部21,23を溝部19の外側に可動させる退避手段25を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置に関する。
従来、板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置としては、上部テーブルと、上型としてのパンチと、下部テーブルと、下型としてのダイとを備え、パンチとダイとの間に板材としてのワークを配置させ、上部テーブルを下部テーブルに対して相対的に移動させることによりパンチとダイとでワークを曲げ加工する板材曲げ加工装置に用いられ、ダイの近傍に配置されて曲げ加工されたワークと接触して曲げ角度を検出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置は、ダイを含み一対のガイド部材などからなる本体部と、この本体部に設けられワークの曲げ加工部が挿入される溝部としての曲げ溝と、この曲げ溝内に配置されワークの曲げ加工部と接触して曲げ加工部の曲げ角度を検出する検出部としての一対の接触子とを有している。
このような板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、パンチによってワークの曲げ加工部が曲げ溝内に挿入されると、一対の接触子が曲げ加工部に接触されて下方向へ押圧される。この一対の接触子の下方向への押圧量を検知することによって、ワークの曲げ加工部の曲げ角度を検出している。
特開2005−131650号公報
ところで、上記のような板材曲げ加工装置では、板材を下型上に配置させる際に、板材の端面が下型のV溝内に入ってしまうことがある。このような板材の端面のV溝内への進入が発生してしまうと、下型の近傍に位置する板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置においても、板材の端面が溝部内に進入してきてしまう。
この溝部内には、板材の曲げ加工部と接触して曲げ加工部の曲げ角度を検出する検出部が配置されているので、板材の端面が溝部内に進入すると、板材の端面によって検出部が損傷されてしまうことがあった。
そこで、この発明は、曲げ角度検出より大きな外力が検出部に加わったときに検出部の損傷を防止することができる板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置の提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、上部テーブルと、この上部テーブルに固定された上型と、前記上部テーブルに対向して配置された下部テーブルと、この下部テーブルに固定された下型とを備え、前記上型と前記下型との間に板材を配置させ、前記上部テーブルを前記下部テーブルに対して相対的に移動させることにより前記上型と前記下型とで前記板材を曲げ加工する板材曲げ加工装置に用いられ、前記下型の近傍に配置されて曲げ加工された前記板材と接触して曲げ角度を検出する板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、前記下型の近傍に配置される本体部と、この本体部に設けられ前記板材の曲げ加工部が挿入される溝部と、この溝部内に配置され前記板材の曲げ加工部と接触して前記曲げ加工部の曲げ角度を検出する検出部とを有し、前記本体部には、前記検出部に前記溝部内から出る方向に前記板材の曲げ加工部の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、前記検出部を前記溝部の外側に可動させる退避手段が設けられていることを特徴とする。
この板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、本体部に検出部に溝部内から出る方向に板材の曲げ加工部の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、検出部を溝部の外側に可動させる退避手段が設けられているので、検出部に加わる大きな力を退避手段が検出部を可動させることによって溝部の外側に逃がすことができる。
従って、このような板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、曲げ角度検出より大きな外力が検出部に加わったときに、退避手段によって検出部に外力が入力されることを抑制でき、検出部の損傷を防止することできる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、前記退避手段は、前記検出部を保持する保持部材と、この保持部材を前記溝部の外側に回動させる回動軸とを有することを特徴とする。
この板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、検出部に曲げ角度検出より大きな外力が加わったときに、保持部材が回動軸によって溝部の外側に回動されるので、検出部に加わる外力を溝部の外側に逃がすことができる。加えて、検出部を保持する保持部材が回動されるので、検出部の周辺環境を変化させることがなく、検出部による曲げ角度検出を安定させることができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、前記保持部材には、前記検出部と反対側の端部を付勢して前記検出部を前記溝部の内部側に移動させる付勢部材と、この付勢部材によって移動される前記検出部を前記板材の曲げ加工部の曲げ角度を検出する初期位置に位置決めさせるストッパ部とが設けられていることを特徴とする。
この板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、検出部の初期位置が付勢部材とストッパ部とによって位置決めされているので、曲げ角度検出より大きな外力が検出部に加わったときの検出部の損傷を防止しつつ、検出部による曲げ角度検出精度を維持することができる。
本発明によれば、曲げ角度検出より大きな外力が検出部に加わったときに検出部の損傷を防止することができる板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置が適用される板材曲げ加工装置の概略図である。 (a)は本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置の正面図である。(b)は本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置に板材が誤挿入されたときの正面図である。 (a)は図2(a)の本体部の内部を示す正面図である。(b)は本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置の検出部及び保持部材の正面図である。
図1〜図3を用いて本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置について説明する。
本実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1は、上部テーブル3と、この上部テーブル3に固定された上型5と、上部テーブル3に対向して配置された下部テーブル7と、この下部テーブル7に固定された下型9とを備え、上型5と下型9との間に板材11を配置させ、上部テーブル3を下部テーブル7に対して相対的に移動させることにより上型5と下型9とで板材11を曲げ加工する板材曲げ加工装置13に用いられ、下型9の近傍に配置されて曲げ加工された板材11と接触して曲げ角度を検出する。
また、板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1は、下型9の近傍に配置される本体部15と、この本体部15に設けられ板材11の曲げ加工部17が挿入される溝部19と、この溝部19内に配置され板材11の曲げ加工部17と接触して曲げ加工部17の曲げ角度を検出する検出部21,23とを有する。
そして、本体部15には、検出部21,23に溝部19内から出る方向に板材11の曲げ加工部17の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、検出部21,23を溝部19の外側に可動させる退避手段25が設けられている。
また、退避手段25は、検出部21,23を保持する保持部材27と、この保持部材27を溝部19の外側に回動させる回動軸29とを有する。
さらに、保持部材27には、検出部21,23と反対側の端部を付勢して検出部21,23を溝部19の内部側に移動させる付勢部材31と、この付勢部材31によって移動される検出部21,23を板材11の曲げ加工部17の曲げ角度を検出する初期位置に位置決めさせるストッパ部33とが設けられている。
図1に示すように、板材曲げ加工装置13は、上部テーブル3と、上型5と、下部テーブル7と、下型9とを備えている。
上部テーブル3は、下部テーブル7の上方に下部テーブル7から離間して配置され、電動モータなどを有する駆動機構(不図示)に接続されて下部テーブル7に対して昇降可能とされている。この上部テーブル3には、ボルトなどの固定手段(不図示)によって上型ホルダ(不図示)が固定されており、この上型ホルダを介して上型5が上部テーブル3と一体的に配置されている。
上型5は、直方体状に形成され、上型ホルダとの間にそれぞれ凹凸形状の係合部(不図示)が形成されて上型ホルダの側面からスライド式に組付けられ、ボルトなどの固定手段(不図示)によって上型ホルダに固定される。
この上型5の下型9側の端面には、V字状に形成された加工部35が設けられている。この加工部35は、上部テーブル3の下降によって板材11を押圧し、板材11を曲げ加工するパンチとなっている。この上型5の下方には、下部テーブル7が設置されている。
下部テーブル7は、上部テーブル3及び上型5の下方に上部テーブル3及び上型5から離間して配置されている。この下部テーブル7には、ボルトなどの固定手段(不図示)によって複数の下型ホルダ(不図示)が固定されており、この下型ホルダを介して複数の下型9が下部テーブル7と一体的に配置されている。
下型9は、直方体状に形成され、下型ホルダとの間にそれぞれ凹凸形状の係合部(不図示)が形成されて下型ホルダの側面からスライド式に組付けられ、ボルトなどの固定手段(不図示)によって下型ホルダに固定される。
この下型9の上型5側の端面には、板材11を所定角度曲げ加工するために設定されたV溝37が形成されている。このV溝37は、上型5の加工部35とで板材11を挟み込んで押圧(加圧)して曲げ加工するダイとなっている。
このような板材曲げ加工装置13によって曲げ加工されるワークとしての板材11は、鋼などからなり、上型5と複数の下型9とで曲げ加工されて曲げ加工部17が形成される。この曲げ加工部17の曲げ角度は、複数の下型9間に配置された板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1によって検出される。
図2,図3に示すように、板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1は、本体部15と、溝部19と、検出部21,23とを備えている。本体部15は、矩形状に形成されて下型9の近傍に配置され、下側が下型ホルダなどに固定される。また、本体部15の下方には、検出部21,23に接続されたリード線39が収容されており、このリード線39は本体部15の外部に引き出されて演算手段や記憶手段などを有する制御装置(不図示)に接続されている。この本体部15の上方には、溝部19が設けられている。
溝部19は、下型9のV溝37と同一形状をなしており、上型5と下型9とで曲げ加工された板材11の曲げ加工部17が挿入される。この溝部19の板材11の曲げ加工部17の外面が位置させる部分には、検出部21,23が配置されている。
検出部21,23は、本体部15の内部に配置されたスプリング(不図示)によって付勢力が付与され、溝部19側の先端が溝部19内に位置されている。また、検出部21,23には、制御装置に接続されるリード線39が接続されている。この検出部21,23は、溝部19側の先端が曲げ加工されて溝部19内に挿入された板材11の曲げ加工部17と接触して下方(本体部15の内部側)に移動される。このときに検知された検出部21,23の沈込量が制御装置に伝達され、この検出部21,23の沈込量から制御装置が板材11の曲げ加工部17の曲げ角度を検出する。
このような検出部21,23は、曲げ角度検出より大きな外力が検出部21,23に加わったときに検出部21,23の損傷を防止する退避手段25によって保護されている。この退避手段25は、本体部15に設けられている。
退避手段25は、保持部材27と、回動軸29とを備えている。保持部材27は、筒状に形成され、内部に検出部21,23が移動可能に配置されている。また、保持部材27の検出部21,23の背面側は、それぞれの保持部材27,27を配置させたときに、溝部19(もしくはV溝37)と同様な形状となるように形成されている。この保持部材27の中間部には、回動軸29が設けられている。
回動軸29は、保持部材27と本体部15とに挿通され、保持部材27を本体部15に対して回動可能となるように保持部材27を軸支している。この回動軸29は、例えば、上型5と下型9との間に板材11を配置させるときに、例えば、図2(b)に示すように、検出部23に板材11の端面41が当接した場合、保持部材27を溝部19の外側(図2(b)における右方向)に回動させる。この保持部材27の回動により、保持部材27と共に検出部21,23も溝部19の外側に回動され、検出部21,23に加わる外力を溝部19の外側に逃がすことができる。このため、板材11の端面41を誤って溝部19内に挿入したとしても、検出部21,23の損傷を防止することができる。
このような退避手段25は、保持部材27を溝部19の外側に回動させることによって検出部21,23の損傷を防止させているが、この状態の保持部材27では、板材11を曲げ加工する際にも溝部19の外側に回動されてしまい、検出部21,23で板材11の曲げ加工部17の曲げ角度を検出することができない。そこで、保持部材27には、付勢部材31と、ストッパ部33とが設けられている。
付勢部材31は、スプリングからなり、一端側が本体部15に固定され、他端側が保持部材27の検出部21,23の先端が配置された部分(上部)と反対側の端部(下部)を付勢する。また、付勢部材31の付勢力は、板材11を曲げ加工する際に、上型5の押圧力によって保持部材27が溝部19の外側に回動されないように設定されている。この付勢部材31は、保持部材27の下部を付勢することにより、回動軸29を介して保持部材27の検出部21,23が位置された上部側を溝部19の内部側に回動させる。このような付勢部材31による保持部材27の回動は、ストッパ部33によって規制される。
ストッパ部33は、保持部材27の回動軸29近傍に設けられ、本体部15に設けられた当接部43に当接される。なお、当接部43には、板材11の曲げ加工によるストッパ部33との当接によって当接部43の沈込量を検出するための初期位置を規定する検出用スプリング45が設けられている。この当接部43の沈込量を検知することによっても、板材11の曲げ加工部17の曲げ角度が検出される。このストッパ部33は、当接部43と当接することにより、付勢部材31による保持部材27の回動を規制し、検出部21,23を板材11の曲げ加工部17の曲げ角度を検出する初期位置に位置決めさせる。
なお、保持部材27には、ストッパ部33の他に、ストッパピン47が設けられている。このストッパピン47は、本体部15に設けられた長孔49内に配置され、長孔49内で保持部材27の初期位置と退避位置(外力によって保持部材27が溝部19の外側に移動されたときの位置)との間を移動する。このようなストッパピン47により、保持部材27の初期位置と退避位置との間の回動を規定することができる。
このように構成された板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1は、上型5と下型9とによって曲げ加工された板材11の曲げ加工部17に検出部21,23が接触し、この検出部21,23の沈込量を検知することにより板材11の曲げ加工部17の曲げ角度を検出する。このときの検出部21,23の溝部19内における配置位置は、保持部材27のストッパ部33及びストッパピン47によって保持されており、付勢部材31の付勢力によって板材11の曲げ加工時の押圧力で検出部21,23が溝部19の外側に移動することがない。
このような板材11の曲げ角度検出に対して、板材11の曲げ角度検出前に、板材11の端面41が誤って溝部19内に挿入されたとき、検出部21,23は板材11の端面41に強く当接されてしまう。しかしながら、検出部21,23は、保持部材27の溝部19の外側への回動により、溝部19の外側へ退避され、板材11の端面41との当接による衝撃を溝部19の外側へ逃がすことができる。このように曲げ角度検出より大きな外力が検出部21,23に加わったとしても、退避手段25によって検出部21,23を退避させることができ、検出部21,23の損傷を防止することができる。
このような板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1では、本体部15に検出部21,23に溝部19内から出る方向に板材11の曲げ加工部17の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、検出部21,23を溝部19の外側に可動させる退避手段25が設けられているので、検出部21,23に加わる大きな力を退避手段25が検出部21,23を可動させることによって溝部19の外側に逃がすことができる。
従って、このような板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置1では、曲げ角度検出より大きな外力が検出部21,23に加わったときに、退避手段25によって検出部21,23に外力が入力されることを抑制でき、検出部21,23の損傷を防止することできる。
また、検出部21,23は、曲げ角度検出より大きな外力が加わったときに、検出部21,23を保持する保持部材27が回動軸29によって溝部19の外側に回動されるので、検出部21,23に加わる外力を溝部19の外側に逃がすことができる。加えて、検出部21,23を保持する保持部材27が回動されるので、検出部21,23の周辺環境を変化させることがなく、検出部21,23による曲げ角度検出を安定させることができる。
さらに、検出部21,23の初期位置は、保持部材27に設けられた付勢部材31とストッパ部33とによって位置決めされているので、曲げ角度検出より大きな外力が検出部21,23に加わったときの検出部21,23の損傷を防止しつつ、検出部21,23による曲げ角度検出精度を維持することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置では、検出部がスティックタイプの接触式角度センサとなっているが、これに限らず、検出部をディスクタイプの接触式角度センサとし、この検出部を保持部材に保持させてもよい。このような場合であっても、検出部に加わる外力を溝部の外側に逃がすことができ、検出部の損傷を防止することができる。
1…板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置
3…上部テーブル
5…上型
7…下部テーブル
9…下型
11…板材
13…板材曲げ加工装置
15…本体部
17…曲げ加工部
19…溝部
21,23…検出部
25…退避手段
27…保持部材
29…回動軸
31…付勢部材
33…ストッパ部

Claims (3)

  1. 上部テーブルと、この上部テーブルに固定された上型と、前記上部テーブルに対向して配置された下部テーブルと、この下部テーブルに固定された下型とを備え、前記上型と前記下型との間に板材を配置させ、前記上部テーブルを前記下部テーブルに対して相対的に移動させることにより前記上型と前記下型とで前記板材を曲げ加工する板材曲げ加工装置に用いられ、前記下型の近傍に配置されて曲げ加工された前記板材と接触して曲げ角度を検出する板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、
    前記下型の近傍に配置される本体部と、この本体部に設けられ前記板材の曲げ加工部が挿入される溝部と、この溝部内に配置され前記板材の曲げ加工部と接触して前記曲げ加工部の曲げ角度を検出する検出部とを有し、
    前記本体部には、前記検出部に前記溝部内から出る方向に前記板材の曲げ加工部の曲げ角度検出より大きい力が加わったときに、前記検出部を前記溝部の外側に可動させる退避手段が設けられていることを特徴とする板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置。
  2. 請求項1記載の板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、
    前記退避手段は、前記検出部を保持する保持部材と、この保持部材を前記溝部の外側に回動させる回動軸とを有することを特徴とする板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置。
  3. 請求項2記載の板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置であって、
    前記保持部材には、前記検出部と反対側の端部を付勢して前記検出部を前記溝部の内部側に移動させる付勢部材と、この付勢部材によって移動される前記検出部を前記板材の曲げ加工部の曲げ角度を検出する初期位置に位置決めさせるストッパ部とが設けられていることを特徴とする板材曲げ加工装置用曲げ角度検出装置。
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