JP2013109814A - スピンドルモータ用プリングプレート(pullingplate)及びこれを備えるスピンドルモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】プリングプレートの締結強度を向上させ、締結時の変形量を減少させると共に、プリングプレート設置時の汚染発生を低減することのできる、スピンドルモータ用プリングプレート及びこれを備えるスピンドルモータを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートは、円環形状を有する本体と、前記本体から上方に突設されて装着時に塑性変形する塑性変形部とを含む。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートは、円環形状を有する本体と、前記本体から上方に突設されて装着時に塑性変形する塑性変形部とを含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、スピンドルモータ用プリングプレート及びこれを備えるスピンドルモータに関する。
近年、パーソナルコンピュータや周辺機器に搭載される記録ディスク駆動装置(Hard Disk Drive,HDD)用スピンドルモータのデータ読み書き速度の高速化の要求が高まっており、高記録密度化によりスピンドルモータの低振動、低騒音、及び低消費電力の要求も高まっている。
また、スピンドルモータ動作時の振動、騒音、及び消費電流の増加の原因であるコギングトルクの影響を低減し、過電流を抑制し、さらにモータの消費電流を低減しようとする要求が増大している。
それと共に、回転体のスラスト方向に発生する不要な振動の抑制も強く求められている。
このために、ベース部材にプリングプレートが設置される。すなわち、駆動マグネットの下部にプリングプレートが配置されるように、ベース部材にプリングプレートが設置される。
一方、従来、プリングプレートは、接着剤によりベース部材に固定設置される。ところが、このようにプリングプレートが接着剤によりベース部材に設置された場合は、温度変化が生じると、それぞれの材料の線膨張係数の差により、プリングプレートの接合強度が低下するという問題がある。
また、プリングプレートが圧入されてベース部材に設置された場合は、プリングプレートが薄いため、圧入時にプリングプレートに変形が生じたり、圧入設置時にプリングプレートがベース部材を削り出してパーティクルが発生し、パーティクルによる汚染が発生するという問題がある。
本発明の目的は、プリングプレートの締結強度を向上させることのできる、スピンドルモータ用プリングプレート及びこれを備えるスピンドルモータを提供することにある。
本発明の他の目的は、締結時の変形量を減少させることのできる、スピンドルモータ用プリングプレート及びこれを備えるスピンドルモータを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、プリングプレート設置時の汚染発生を低減することのできる、スピンドルモータ用プリングプレート及びこれを備えるスピンドルモータを提供することにある。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートは、円環形状を有する本体と、前記本体から上方に突設されて装着時に塑性変形する塑性変形部とを含む。
前記塑性変形部は、上方に突設される突起で構成されてもよい。
前記塑性変形部は、設置前の横断面が半円形状を有してもよい。
前記塑性変形部は、円周方向に沿って複数個が離隔配置されてもよい。
前記塑性変形部は、中心角が120°の角度を有するように離隔配置されてもよい。
前記塑性変形部が形成される部分の前記本体には、半径方向外側に延びる延長部が備えられてもよい。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータは、スリーブが固定設置されるベース部材と、前記スリーブが回転可能に支持するシャフトに固定設置されて回転するロータハブと、前記ロータハブに固定設置される駆動マグネットと、前記駆動マグネットの下部に配置されるように前記ベース部材に設置されるプリングプレートとを含み、前記プリングプレートは、円環形状を有する本体と、前記本体から上方に突設されて装着時に塑性変形する塑性変形部とを備えてもよい。
塑性変形部を変形させてプリングプレートをベース部材に設置することができるので、プリングプレートとベース部材の結合強度を向上させることができるという効果がある。
また、塑性変形部のみが変形してプリングプレートがベース部材に設置されるので、締結時の変形量を減少させることができるという効果がある。
さらに、プリングプレートがベース部材に圧入装着される場合と比較して、プリングプレートがベース部材を削り出して発生する汚染を低減することができるという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明の思想は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想を理解する当業者であれば、同一の思想の範囲内で構成要素の追加、変更、削除などにより、退歩的な他の発明や本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができるが、これらも本発明の思想の範囲内に含まれるといえるであろう。
なお、本発明を説明するにあたって、関連する公知機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態によるスピンドルモータを示す概略断面図であり、図2は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートを示す平面図であり、図3は図2のA−A'線に沿う拡大断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、ベース部材110、スリーブ120、シャフト130、ロータハブ140、プリングプレート150を含んでもよい。
一方、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、記録ディスクを回転させる記録ディスク駆動装置に適用されるモータであってもよい。
まず、方向に関する用語を定義すると、軸方向とは、図1における上下方向、すなわちシャフト130の上部から下部に向かう方向、又はシャフト130の下部から上部に向かう方向を意味し、半径方向とは、図1における左右方向、すなわちロータハブ140の外周面からシャフト130に向かう方向、又はシャフト130からロータハブ140の外周面に向かう方向を意味する。
また、円周方向とは、ロータハブ140及びシャフト130の外周面に沿って回転する方向を意味する。
一方、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、大きくステータ20とロータ40とから構成される。ステータ20は、ロータ40を回転可能に支持するあらゆる固定部材を示し、ロータ40は、ステータ20に支持されて回転する回転部材を示す。
ベース部材110は、ロータ40を回転可能に支持する固定部材であって、ステータ20を構成する。また、ベース部材110は、スリーブ120が固定設置される設置部112を備えてもよい。
設置部112は、軸方向上方に突設され、スリーブ120を挿入設置できるように、設置ホール112aが形成されてもよい。
すなわち、スリーブ120は、設置部112に固定設置されるようにしてもよい。
一方、設置部112の外周面には、ステータコア101を挿入固定できるように、段差部112bが備えられてもよい。すなわち、ステータコア101は、設置部112の外周面に形成された段差部112bに係合された状態で設置部112に固定設置されるようにしてもよい。
また、ベース部材110には、挿入溝114が形成されてもよい。挿入溝114は、ベース部材110の上面から凹むように形成されてもよい。
スリーブ120は、ベース部材110と共にステータ20を構成し、ロータ40を回転可能に支持する固定部材である。
前述したように、スリーブ120は設置部112に固定設置されてもよい。すなわち、スリーブ120の中央には貫通孔122が形成され、シャフト130は貫通孔122に挿入されてスリーブ120により回転可能に支持されるようにしてもよい。
一方、スリーブ120の底面には、潤滑流体の漏れを防止するために、カバー部材102が設置されてもよい。
シャフト130は、ステータ20により回転可能に支持されて回転するロータ40を構成する回転部材である。
前述したように、シャフト130は、スリーブ120により回転可能に支持される。すなわち、シャフト130はスリーブ120の貫通孔122に挿入設置され、このとき、シャフト130の外周面とスリーブ120の内周面とは所定間隔離隔配置されてベアリング間隙を形成する。
また、前記ベアリング間隙には、シャフト130の回転時に流体動圧を発生させるように、潤滑流体が充填されてもよい。
一方、シャフト130の外周面及びスリーブ120の内周面の少なくとも一方には、シャフト130の回転時に潤滑流体をポンピングして流体動圧を発生させる動圧グルーブ(図示せず)が形成されてもよい。
すなわち、シャフト130の回転時に動圧グルーブによりシャフト130を支持する流体動圧が発生し、結局、シャフト130がより安定して回転することができる。
一方、ベアリング間隙はスリーブ120とカバー部材102とによっても形成され、スリーブ120とカバー部材102とにより形成されるベアリング間隙にも潤滑流体が充填される。
また、シャフト130がスリーブ120に設置される場合、シャフト130の底面はカバー部材102の上面に接触する。そして、シャフト130が回転する場合、潤滑流体がスリーブ120とカバー部材102との間に流入し、シャフト130が所定の高さに浮上する。
また、シャフト130の上端部には、スラストプレート103が設置されてもよい。また、スラストプレート103は、スリーブ120の上面に対向配置されるように、シャフト130に固定設置されてもよい。
これにより、シャフト130の回転時、スラストプレート103は、シャフト130と連動して回転することができる。つまり、スラストプレート103は、シャフト130と共にロータ40を構成する回転部材である。
一方、スラストプレート103の上部には、キャップ部材104が対向配置される。また、キャップ部材104は、スリーブ120に設置されてもよい。つまり、キャップ部材104は、スリーブ120に設置されるステータ20を構成する固定部材である。
また、キャップ部材104の底面とスラストプレート103の上面とにより潤滑流体と空気との界面が形成されるようにしてもよい。このために、キャップ部材104の底面端部には、傾斜面が形成されてもよい。
すなわち、前述したベアリング間隙に充填された潤滑流体は、毛細管現象により、キャップ部材104の底面とスラストプレート103の上面とにより形成される空間で空気との界面を形成する。
ロータハブ140は、スリーブ120が回転可能に支持するシャフト130に固定設置されて回転する。すなわち、ロータハブ140は、シャフト130と連動して回転する回転部材であって、ロータ40を構成し、スラストプレート103の上部に配置されるようにシャフト130に固定設置される。
一方、ロータハブ140は、シャフト130が貫通する装着ホール142aが形成された円盤状のロータハブ本体142と、ロータハブ本体142の縁部から軸方向下方に延設されるマグネット設置部144と、マグネット設置部144の端部から半径方向外側に延設されるディスク載置部146とを備えてもよい。
すなわち、ロータハブ140は、コップ形状を有してもよく、ベース部材110と共に内部空間を形成する。また、ステータコア101は、ロータハブ140とベース部材110とにより形成される内部空間に配置される。
また、マグネット設置部144には、駆動マグネット144aが固定設置されてもよい。すなわち、駆動マグネット144aは、ステータコア101の先端に対向配置されるように、マグネット設置部144の内周面に固定設置される。
そして、駆動マグネット144aは、環形状を有してもよく、円周方向に沿ってN極とS極とが交互に着磁されて所定の強さの磁気力を発生する永久磁石であってもよい。すなわち、駆動マグネット144aは、ロータハブ140を回転駆動するための駆動力を発生する役割を果たす。
言い換えれば、ステータコア101に巻回されたコイル101aに電源が供給されると、コイル101aが巻回されたステータコア101と駆動マグネット144aの電磁気的相互作用により、ロータハブ140を回転駆動する力が発生する。これにより、ロータハブ140が回転駆動される。
つまり、ロータハブ140の回転により、ロータハブ140と共に、シャフト130、シャフト130に固定設置されるスラストプレート103も回転する。
このようにロータハブ140が回転すると、ベアリング間隙に充填された潤滑流体が動圧グルーブ(図示せず)によりポンピングされる。これにより、流体動圧が発生してシャフト130が回転支持されると、ロータ40が所定の高さに浮上する。
プリングプレート150は、駆動マグネット144aの下部に配置されるように、ベース部材110に設置される。すなわち、プリングプレート150は、ベース部材110の挿入溝114に挿入装着され、駆動マグネット144aの下部に配置される。
また、図2及び図3に示すように、プリングプレート150は、円環形状を有する本体152と、本体152から上方に突設されて装着時に塑性変形する塑性変形部154と、塑性変形部154が形成される部分の本体152から半径方向外側に延びる延長部156とを備えてもよい。
本体152は、駆動マグネット144aの形状に対応するように、円環形状を有する。
また、塑性変形部154は、上方に突設される突起で構成されてもよい。すなわち、突起で構成される塑性変形部154が変形することによって、プリングプレート150がベース部材110の挿入溝114に固定設置される。これについての詳細は後述する。
さらに、塑性変形部154は、プリングプレート150がベース部材110に設置される前の横断面が半円形状を有する突起で構成されてもよい。ただし、これに限定されるものではなく、加圧により変形できればいかなる形状に形成されてもよい。例えば、塑性変形部154は楕円形状に形成されてもよい。
一方、塑性変形部154は、円周方向に沿って複数個が離隔配置されてもよい。
また、塑性変形部154は、中心角が120°の角度を有するように離隔配置されてもよい。
すなわち、プリングプレート150の中心がベース部材110の設置ホール112aの中心から偏心しないように、プリングプレート150がベース部材110に設置されなければならない。
ところが、塑性変形部154をベース部材110の挿入溝114に取り付けた状態で、塑性変形部154を変形させてプリングプレート150をベース部材110に設置する場合、プリングプレート150の中心がベース部材110の設置ホール112aの中心から偏心することがある。
しかし、塑性変形部154は中心角が120°の角度を有するように離隔配置されるため、プリングプレート150の変形量を減少させると共に偏心を抑制することができる。
本実施形態においては、塑性変形部154が3つの突起で構成され、突起の中心角が120°の角度を有するように離隔配置される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではない。
すなわち、塑性変形部154の数及び複数の塑性変形部154の中心角は変更可能である。
一方、延長部156は、塑性変形部154が形成される部分の本体152から半径方向外側に延設される。すなわち、延長部156は、本体152の外周面から突設され、外周面が円弧形状を有するようにしてもよい。
つまり、延長部156も、中心角が120°の角度を有するように離隔配置されてもよい。
また、延長部156は、塑性変形部154の変形によりベース部材110の挿入溝114を形成する側壁114aに接触する。
すなわち、塑性変形部154の変形時、延長部156は、半径方向外側に移動してベース部材110の挿入溝114を形成する側壁114aに圧入される。
これにより、プリングプレート150がベース部材110に固定設置される。
前述したように、塑性変形部154の変形により延長部156がベース部材110の挿入溝114を形成する側壁114aに圧入されるようにして、プリングプレート150をベース部材110に設置することができるので、プリングプレート110とベース部材110の結合強度を向上させることができる。
すなわち、温度変化に応じた素材の熱膨張差により塗布される接着剤に亀裂が生じることにより発生する接着強度の低下を防止することができる。
また、塑性変形部154のみが変形してプリングプレート150がベース部材110に設置されるので、プリングプレート150全体がベース部材110に圧入されて設置される場合と比較して、設置時の変形量を減少させることができる。
さらに、プリングプレート150全体がベース部材110に圧入されて設置される場合と比較して、プリングプレート150がベース部材110を削り出して発生する汚染を低減することができる。
言い換えれば、プリングプレート150の設置時にパーティクルの発生を低減することができるので、パーティクルによる汚染を低減することができる。
以下、図4〜図7を参照して本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートの設置工程を説明する。
図4〜図7は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートの設置工程を説明するための説明図である。
より詳細には、図4は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートとベース部材を準備する工程を示す説明図であり、図5は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートをベース部材に取り付ける工程を示す説明図であり、図6は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートを設置治具により加圧する工程を示す説明図であり、図7は本発明の一実施形態によるスピンドルモータ用プリングプレートがベース部材に設置された状態を説明するための説明図である。
まず、図4に示すように、ベース部材110とプリングプレート150を準備する。
次に、図5に示すように、プリングプレート150をベース部材110の挿入溝114に取り付ける。一方、プリングプレート150をベース部材110の挿入溝114に取り付ける前に、ベース部材110の挿入溝114にプリングプレート150を設置するための設置補助部材10を装着してもよい。
次に、プリングプレート150の本体152の内周面が設置補助部材10の外周面に接触するように挿入溝114に取り付ける。
ここで、プリングプレート150の延長部156は、図5に示すように挿入溝114の側壁114aから離隔配置されてもよい。
次に、図6に示すように、治具20を下降させてプリングプレート150の塑性変形部154を変形させる。
これにより、図7に示すように、塑性変形部154が変形し、延長部156が半径方向外側に移動して挿入溝114の側壁114aに接触する。このとき、延長部156が側壁114aに圧入されるように塑性変形部154が変形する。
つまり、塑性変形部154の変形により、プリングプレート150がベース部材110の挿入溝114に固定設置される。
次に、設置補助部材10をベース部材110から除去する。
前述したように、塑性変形部154の変形により延長部156がベース部材110の挿入溝114を形成する側壁114aに圧入されるようにして、プリングプレート150をベース部材110に設置することができるので、プリングプレート110とベース部材110の結合強度を向上させることができる。
すなわち、温度変化に応じた素材の熱膨張差により塗布される接着剤に亀裂が生じることにより発生する接着強度の低下を防止することができる。
また、塑性変形部154のみが変形してプリングプレート150がベース部材110に設置されるので、プリングプレート150全体がベース部材110に圧入されて設置される場合と比較して、設置時の変形量を減少させることができる。
さらに、プリングプレート150全体がベース部材110に圧入されて設置される場合と比較して、プリングプレート150がベース部材110を削り出して発生する汚染を低減することができる。
言い換えれば、プリングプレート150の設置時にパーティクルの発生を低減することができるので、パーティクルによる汚染を低減することができる。
100 スピンドルモータ
110 ベース部材
120 スリーブ
130 シャフト
140 ロータハブ
150 プリングプレート
110 ベース部材
120 スリーブ
130 シャフト
140 ロータハブ
150 プリングプレート
Claims (7)
- 円環形状を有する本体と、
前記本体から本体面に対して垂直方向に突設され、スピンドルモータへの設置時に塑性変形する塑性変形部と
を含む、スピンドルモータ用プリングプレート(pullin plate)。 - 前記塑性変形部は、前記本体面に対して垂直方向に突設される突起で構成される、請求項1に記載のスピンドルモータ用プリングプレート。
- 前記塑性変形部は、前記スピンドルモータへの設置前の横断面が半円形状を有する、請求項2に記載のスピンドルモータ用プリングプレート。
- 前記塑性変形部は、円周方向に沿って複数個が離隔配置される、請求項1から3の何れか1項に記載のスピンドルモータ用プリングプレート。
- 前記塑性変形部は、中心角が120°の角度を有するように離隔配置される、請求項4に記載のスピンドルモータ用プリングプレート。
- 前記塑性変形部が形成される部分の前記本体には、半径方向外側に延びる延長部が備えられる、請求項1から5の何れか1項に記載のスピンドルモータ用プリングプレート。
- スリーブが固定設置されるベース部材と、
前記スリーブが回転可能に支持するシャフトに固定設置されて回転するロータハブと、
前記ロータハブに固定設置される駆動マグネットと、
前記駆動マグネットと対向して配置されるように前記ベース部材に設置される請求項1から6の何れか1項に記載のプリングプレートと
を含むスピンドルモータ。
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