JP2013108517A - コイル固定構造 - Google Patents

コイル固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013108517A
JP2013108517A JP2011251563A JP2011251563A JP2013108517A JP 2013108517 A JP2013108517 A JP 2013108517A JP 2011251563 A JP2011251563 A JP 2011251563A JP 2011251563 A JP2011251563 A JP 2011251563A JP 2013108517 A JP2013108517 A JP 2013108517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
case
leaf spring
solenoid
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011251563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5673503B2 (ja
Inventor
Yasunao Yoshizaki
泰直 吉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2011251563A priority Critical patent/JP5673503B2/ja
Publication of JP2013108517A publication Critical patent/JP2013108517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5673503B2 publication Critical patent/JP5673503B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

【課題】車両用ブレーキ制御システムの電磁弁内のコイルの固定構造において、コイルの体格が小さい場合でもケースに対してコイルをしっかりと固定する。
【解決手段】通電により開閉されるソレノイドバルブを構成するコイル10をケース20に固定する構造を開示する。この構造は、内部にソレノイドが挿入され、電力供給を受けるための二本の端子14を有するコイル10と、コイルの上面と対向するケース内面との間に間挿される弾性部材50と、を備える。弾性部材50は、ケース内面と三箇所で当接し、かつ二本の端子14とソレノイドの中心とを結ぶ直線上に位置する二箇所でコイル10の上面と当接するように形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブレーキ制御システムで使用されるソレノイドバルブのコイルを固定する構造に関する。
車両用ブレーキ制御システムでは複数の電磁弁が使用される。この電磁弁は、ケース内に設けられ、コイルへの通電により開閉されるソレノイドバルブを備えている。コイルとケースとの間には、コイルに付勢力を付与する弾性部材が介在されている。この付勢力によって、ソレノイドバルブが設けられたケースに向けてコイルが押圧されて、車両走行中の振動やコイルに発生する電磁力に抗してコイルが所定の位置関係に確保される。
特許文献1には、コイルの上面を3点で当接する板ばねを用いて、コイルをハウジングに対して押し付ける固定構造が開示されている。
特開平11−043032号公報 特開2004−360864号公報
特許文献1に記載の構造では、コイルの体格が小さくなると板ばねを配置する空間が限られるため、コイルの重心を外れて板ばねを配置しなくてはならなくなる。この場合、コイルをしっかりと押し付けられないため、コイルに電磁力が発生したときにコイルが傾き、内部に挿入されているソレノイドと干渉して干渉音が発生する可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、コイルの体格が小さい場合でもケースに対してコイルをしっかりと固定することができる構造を提供することにある。
本発明の一態様は、通電により開閉されるソレノイドバルブを構成するコイルをケースに固定する構造であって、内部にソレノイドが挿入され、電力供給を受けるための二本の端子を有するコイルと、前記コイルの上面と、対向するケース内面との間に間挿される弾性部材と、を備え、前記弾性部材は、前記ケース内面と三箇所で当接し、かつ前記二本の端子と前記ソレノイドの中心とを結ぶ直線上に位置する二箇所で前記コイルの上面と当接するように形成されることを特徴とするコイル固定構造である。
この態様によると、弾性部材のコイル上面への当接部が二箇所であるため、コイルの体格が小さい場合でも設置可能である。また、ケース内面に対して三箇所で当接するので、コイルに電磁力が発生した場合でもコイル重心の傾きを抑えて干渉音の発生を抑制することができる。
本発明によれば、コイルの体格が小さい場合でもケースに対してコイルをしっかりと固定することができる。
本発明の一実施形態に係る固定構造で固定されるコイルの一例を示す図である。 一実施形態に係るコイルに付勢力を与える板ばねを示す図である。 図2の板ばねを用いてコイルをケースに固定する構造を示す図である。 一変形例を示す図である。
車両用ブレーキ制御システムには、複数の電磁弁が使用されている。電磁弁は、一般に、ケース内に設けられコイルへの通電により開閉されるソレノイドバルブである。このようなソレノイドバルブ自体は周知であるので、本明細書では詳細な説明を省略する。
図1は、ソレノイドバルブを構成するコイル10の一例を示す。図1(a)はコイルの斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図である。コイル10の穴13の中にソレノイド(図示せず)が挿入され、コイルへの通電をオンオフすることでソレノイドが上下方向に移動し、電磁弁の機能を発揮する。
車両に搭載されるとき、コイル10を鉛直下方に、すなわち図1(a)に矢印で示す方向に力を加えて押さえ込む必要がある。これは、コイルを励起したときに生じる電磁力により発生する力によって、ケース内でコイルが傾いたり動いたりして振動や異音が発生するのを防止するためである。
一般に、平面に対してある物体をばね等を用いて安定的に押さえつけるためには、三点以上の支点が必要である。コイルの体格が大きい場合、三点以上の支点をコイル側に設けることは比較的容易である。これに対し、コイルの体格が小さくなるほど、ばねを配置するための空間的な余裕が限られてくるため、三点の支点を設けることが困難になる。また、図1に示すようなコイル10では、コイルに通電をするための端子14が突出しているため、コイルのこの部分にばねを設けることができないという問題もある。
上記の問題を解決するため、例えば、図1(b)にA、Bで示すような二点でコイルとケースの間にばねを間挿してコイルに付勢力を与える方法も考えられる。しかしながら、このようにコイルの重心を外した押さえ方をすると、例えばコイルへの通電時にコイルに発生する電磁力C、D(図1(c)参照)が左右で相違するような場合に、十分な付勢力をコイルに与えて力を押さえ込むことができず、コイルが傾いてしまうことがある。すると、コイルの穴13内に挿入されているソレノイドとコイル10とが干渉して、干渉音が発生してしまう。
そこで、本実施形態では、コイルが小さいためにコイルとケースの間にばねを配置する空間が限られている場合でも、コイルに発生する電磁力を押さえ込むことができるコイルの固定構造を提供する。
図2は、本発明の一実施形態に係る、コイル10に付勢力を与える板ばね50を示す。図2(a)は、板ばね50の平面図、図2(b)は板ばね50の斜視図である。
図示するように、板ばね50は、一端が互いに接合された二本のアーム54a、54bを有する。アーム54a、54bの接合部52は平坦な上面を有する。アーム54a、54bは、接合部52から分かれて下方に折れ曲がり、屈曲部58a、58bで今度は上方に折れ曲がり末端部56a、56bに至る、全体として「へ」の字形状をなしている。アーム54a、54bの末端部56a、56bも平坦な上面を有する。接合部52の平坦面と、末端部56a、56bの平坦面とは、同一平面上に位置するように形成される。
二つの屈曲部58a、58bのうちコイル10に対向する側は、同一平面上に位置する平坦面を構成するようにそれぞれ形成されている。
図1(b)を参照して、コイル10の穴の中心(すなわち挿入されるソレノイドの中心)Oと、コイルの上面12から二本の端子14が突出する点とを結ぶ交差する二本の直線を描き、これらの直線同士がなす角度θを、アーム54a、54bがなす角度として使用する。
板ばね50は、コイルとケースとの間に間挿されたときに、コイルに発生する電磁力に抗して十分な付勢力をコイルに対して与えられるように、弾性を有する金属または樹脂材料で形成されることが望ましい。金属材料の場合、表面に絶縁コーティングが施されることが好ましい。
図3は、板ばね50を用いてコイル10を固定する構造を示す。図3は、ケース内にコイル10が配置され、コイル10の上面12とケース内面20との間に板ばね50が介在された状態の断面図である。
板ばね50は、コイルの上面12とケース内面20との間に、上下方向にわずかに圧縮された状態で配置される。このとき、板ばね50は、ケース内面20と三箇所の平坦面52、56a、56bで当接する。上述したように、これらの平坦面は同一平面上になるように形成されているので、ケース内面と板ばねの平坦面との間で良好な接触状態が確保される。また、ケース内面と三点で接触することで、コイルを安定的に押さえつけることができる。
また、板ばね50は、コイル10の上面12と二箇所の平坦面58a、58bで当接する。同様に、これらの平坦面は同一平面上になるように形成されているので、コイルの上面と板ばねとの間で良好な接触状態が確保される。また、コイル側の当接部は二箇所であるため、コイル上面の面積が小さい場合でも接触部を確保しやすいという利点がある。
上述のように、板ばね50の二本のアーム54a、54bの間の角度は、コイルの中心Oと二本の端子14とを結ぶ直線のなす角度に合わせてあるため、板ばねとケース内面との三箇所の当接部は全てこの直線上に位置することになる。したがって、コイルの重心付近を押さえることができる。したがって、コイルに励磁電流が供給されコイルに電磁力が発生した場合でも、コイルの傾きを抑制しやすい。
以上説明したように、本実施形態によれば、弾性部材のコイル上面への当接部が二箇所であるため、コイルの体格が小さい場合でも設置可能である。また、ケース内面に対して三箇所で当接するので、コイルに電磁力が発生した場合でもコイル重心の傾きを抑えて干渉音の発生を抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態はあくまで例示であり、実施の形態同士の任意の組み合わせ、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスの任意の組み合わせなどの変形例もまた、本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能である。
図1に示した以外の形状のコイルに対しても、本実施形態に係る板ばねを使用して押さえつけることができる。図4はそのような変形例を示す。
この変形例では、図4(a)に示すようにコイル10’が丸形であり、端子14’が直径の両側に位置するような形状をしている。この場合、図4(b)に示すように、板ばね50’の二本のアーム54a、54bが一直線状になるように板ばね50を形成する。接合部、52’、屈曲部58a’、58b’、末端部56a’、56b’の構造は、図2(b)に示す対応する部分と同様である。そして、図4(c)に示すように、コイルの上面12’とケース内面20との間に、板ばね50’を介在させる。このとき、コイル上面との二箇所の当接部(すなわち屈曲部58a’、58b’)の中心がコイルの重心に来るように板ばね50を設置する。
コイル上面と二箇所で当接する板ばねについて説明したが、ケース内面と三箇所で当接する限り、コイルとの当接が一箇所であってもよい。この場合、コイルと板ばねとが当接部が、図1(b)の中心点Oを通る左右方向の中心線上に位置するように板ばね形状を形成することが好ましい。
上述の実施形態では、板ばねのアームは二つの直線からなるへの字状であるが、アームがわずかに湾曲していてもよい。
実施の形態では弾性部材として板ばねを用いることを説明したが、ばね以外の弾性部材を使用してもよい。
10 コイル、 14 端子、 20 ケース、 50 板ばね、 52 接合部、 54a、54b アーム、 56a、56b 末端部、 58a、58b 屈曲部。

Claims (2)

  1. 通電により開閉されるソレノイドバルブを構成するコイルをケースに固定する構造であって、
    内部にソレノイドが挿入され、電力供給を受けるための二本の端子を有するコイルと、
    前記コイルの上面と、対向するケース内面との間に間挿される弾性部材と、を備え、
    前記弾性部材は、前記ケース内面と三箇所で当接し、かつ前記二本の端子と前記ソレノイドの中心とを結ぶ直線上に位置する二箇所で前記コイルの上面と当接するように形成されることを特徴とするコイル固定構造。
  2. 前記弾性部材は一端が互いに接続された二本のアームを有する板ばねであり、該二本のアームがそれぞれ一箇所で前記コイルの上面と当接するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のコイル固定構造。
JP2011251563A 2011-11-17 2011-11-17 コイル固定構造 Expired - Fee Related JP5673503B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011251563A JP5673503B2 (ja) 2011-11-17 2011-11-17 コイル固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011251563A JP5673503B2 (ja) 2011-11-17 2011-11-17 コイル固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013108517A true JP2013108517A (ja) 2013-06-06
JP5673503B2 JP5673503B2 (ja) 2015-02-18

Family

ID=48705478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011251563A Expired - Fee Related JP5673503B2 (ja) 2011-11-17 2011-11-17 コイル固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5673503B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143310A (ja) * 1986-12-04 1988-06-15 Nippon Denso Co Ltd オイルフイルタのサポ−トスプリング
JPS63123842U (ja) * 1987-02-05 1988-08-11
JPH0719365A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Unisia Jecs Corp 電磁制御弁の組立構造
JPH11278230A (ja) * 1997-12-30 1999-10-12 Mando Mach Co Ltd アンチロックブレ―キ装置のソレノイド支持部材
JP2004360864A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toyota Motor Corp 電磁弁組立体の誤組み付け防止構造
JP2011190847A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toyota Motor Corp ソレノイドバルブ及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63143310A (ja) * 1986-12-04 1988-06-15 Nippon Denso Co Ltd オイルフイルタのサポ−トスプリング
JPS63123842U (ja) * 1987-02-05 1988-08-11
JPH0719365A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Unisia Jecs Corp 電磁制御弁の組立構造
JPH11278230A (ja) * 1997-12-30 1999-10-12 Mando Mach Co Ltd アンチロックブレ―キ装置のソレノイド支持部材
JP2004360864A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toyota Motor Corp 電磁弁組立体の誤組み付け防止構造
JP2011190847A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toyota Motor Corp ソレノイドバルブ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5673503B2 (ja) 2015-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108124027B (zh) 电子设备
US10483833B2 (en) Vibration motor
JP4404067B2 (ja) 電磁開閉装置
US9865420B2 (en) Electromagnetic relay
JP2006310247A (ja) 電磁開閉装置
JP2006351654A (ja) リアクトル装置
KR20150053104A (ko) 선형 진동 발생장치
JP2019175603A (ja) リレー
JP2014165152A (ja) 電磁継電器
JPH0869736A (ja) 電磁リレー用の接極子保持部
JP5673503B2 (ja) コイル固定構造
JP2011150807A (ja) コネクタ
JP2012212668A (ja) 接点装置及び電磁開閉器
KR20160000274A (ko) 진동모터
JP2006351674A (ja) リアクトル装置
WO2019107272A1 (ja) ノイズ対策部材
JP5494896B1 (ja) 電磁接触器
JP6327992B2 (ja) 電磁継電器
WO2023032837A1 (ja) アクチュエータ
JP6830259B2 (ja) 電磁継電器
JP2023035246A (ja) アクチュエータ
WO2018012085A1 (ja) 発電装置
JP2023128905A (ja) 電磁継電器
JP2022132592A (ja) 電子機器
JP2023105409A (ja) アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140114

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141215

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5673503

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees