JP2013104147A - 印刷用塗工紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフセット印刷適性を維持したまま、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおいて、良好なインクセット性を備えた印刷用塗工紙を提供する。また、欠陥(白筋)の発生がなく、印刷品位の良好な印刷用塗工紙を提供する。
【解決手段】カチオン性樹脂を含有する原紙の少なくとも一方の面に、JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料およびラテックスを主成分とする塗工層を設け、該塗工層中に界面活性剤を片面あたり0.05〜2g/m含有する印刷用塗工紙。
【選択図】なし

Description

本発明は、印刷用塗工紙に関するものであり、さらに詳しくは、オフセット印刷用塗工紙としての適性を損なうことなく、インクジェットプリンティングシステムにおいて、良好なインクセット性、適切なドットの拡がりを有する印刷用塗工紙に関するものである。
近年、記録方式としては水溶性インクによるインクジェット記録方式が目覚ましい進歩を遂げ、急速に普及しつつある。インクジェット記録方式は、種々の作動原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録シートに付着させ、画像・文字などの記録を行うものである。インクジェット記録方式を用いるインクジェットプリンティングシステムは、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大きい、現像−定着が不要などの特徴があり、漢字を含め各種図形およびカラー画像などの記録装置として種々の用途において急速に普及している。さらに、多色インクジェット記録方式により形成される画像は、製版方式による多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色のない記録を得ることが可能である。また、作成部数が少なくて済む用途においては、従来方式よりも安価であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつある。
さらに最近では、輪転型インクジェットプリンティングシステムも開発され、宛名書き印刷、顧客情報印刷、ナンバリング印刷、バーコード印刷などのオンデマンドプリンティング用途に利用されている。このインクジェットプリンティングシステムとオフセット印刷システムを組み合わせ、フルカラーの固定情報は予めオフセット印刷しておき、可変情報をインクジェットプリンティングする印刷用途が好適に行われるようになっている。また、インクジェットプリンティングシステムの印刷速度についても生産性の観点からますます速くなっており、印刷速度が100m/分を超える輪転型インクジェットプリンティングシステムも登場してきている。
しかしながら、従来のオフセット印刷用塗工紙をインクジェットプリンティングシステムに使用した場合、水性インクに対するインクセット性が悪いために印刷後に転写汚れが発生する。これを回避するためには印刷速度を極端に遅くする必要があり、生産性を著しく低下させていた。
従って、インクジェットプリンティングシステムとオフセット印刷システムを組み合わせる印刷用途において、印刷用塗工紙に、従来のオフセット印刷用塗工紙としての適性を損なうことなく、インクジェットプリンティングシステム、特に輪転型インクジェットプリンティングシステムに対しても十分なインクセット性を有することが要求される。
インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性を改良するために、単純に塗工層のバインダーを減量させるなどの手段を用いた場合あるいは塗工層の顔料として多孔質性の顔料を多用した場合、インクセット性は改良されるが、塗工層強度の低下を招き、オフセット印刷ではブランパイリングの発生など印刷トラブルを引き起こすこととなる。
インクセット性を改良する方法として、無機顔料を主体とする塗工層にカチオンポリマーを添加する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。カチオンポリマーを塗工層に添加する方法はインクセット性を非常に良好なものとするが、むしろ塗工層強度の低下を招き、オフセット印刷時にブランパイリングを発生する場合が多い。
近年のインクジェットプリンティングシステムにおいて、印刷物の画像保存性の観点から顔料インクを用いることが増えている。しかしながら、顔料インクを使用した場合の問題点のひとつにドットの拡散不良が挙げられる。
ドットの拡散不良とは、印刷用塗工紙にインクが衝突・吸収される過程においてインク滴の紙の平面方向への拡がりが不足する現象である。このためにインク滴により形成されるドットの重なり合いが不足し、画像部に白い抜けが生じ、紙の搬送方向に白い筋が発生する「白筋」と呼ばれる印刷品位の欠陥が生じる。
従って、インクのドットを印刷用塗工紙表面で適度に拡散させることにより、白筋の発生を防ぐことが必要となる。平均粒子径が100nm以下の無機微粒子の顔料としてシリカやアルミナを主体とする塗工液に、動的表面張力で規定された特定の界面活性剤を添加して塗工することでインクのドットを拡散させた記録シートや記録用紙が開示されている(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。しかしながら、このような記録シートや記録用紙はインクジェット記録方式のみに印刷できるものであり、オフセット印刷適性について検討されていなく、オフセット印刷ではブランパイリングの発生など印刷トラブルを引き起こすものである。
特開2009−56596号公報 特開2005−219369号公報 特開2003−80839号公報
上述したとおり、オフセット印刷用塗工紙としての適性を損なうことなく、特に輪転型インクジェットプリンティングシステムにおいて、インクセット性を満足する印刷用塗工紙は得られていないのが現状である。
インクジェットプリンティングシステムは、可変情報を含むようなダイレクトメール、小冊子およびパンフレットなど用途の印刷物に使用される場合が主流であり、両面印刷が前提となる場合が多い。輪転型のインクジェットプリンティングシステムでは、通常両面印刷をする際、片面印刷後に印刷機が備える乾燥機で印刷用塗工紙を乾燥させ、続いて反対面印刷を実行する。そのために反対面印刷を実行するとき、印刷用塗工紙は一時的に乾燥した状態に陥る。本発明者らは、印刷用塗工紙が乾燥している状態でインクジェットプリンティングシステムで印刷すると白筋の発生が顕著になることを発見した。従って、顔料インクを用いるインクジェットプリンティングシステムにおいては、ドットの拡散不良、特に輪転型であって面印刷の場合に顕著となるドットの拡散不良による白筋を防止することが求められている。
本発明の目的は、印刷用塗工紙において次の課題を満足させることである。
1.オフセット印刷適性が良いこと。
2.輪転型インクジェットプリンティングシステムにおいて、良好なインクセット性を有すること。
3.顔料インクを用いるインクジェットプリンティングシステムにおいて、ドットを適度に拡散させることにより印刷品位の欠陥(白筋)の発生を防ぐこと。
本発明者らは、上記に鑑み鋭意研究した結果、カチオン性樹脂を含有する原紙の少なくとも一方の面に、JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料およびラテックスを主成分とする塗工層を設け、該塗工層中に界面活性剤を片面あたり0.05〜2g/m含有する印刷用塗工紙により、上記の課題を解決するに至った。
また好ましくは、界面活性剤が、臨界ミセル濃度0.0050質量%以下のエーテル系界面活性剤である。
本発明の印刷用塗工紙は、オフセット印刷適性が良好であり、特に輪転型インクジェットプリンティングシステムにおいても良好なインクセット性を得ることができる。また、顔料インクを用いる特に輪転型インクジェットプリンティングシステムにおいて、ドットが適度に拡散することにより白筋の発生を防ぎ、良好な印刷品位を得ることができる。
以下、本発明の印刷用塗工紙について詳細に説明する。
本発明において、原紙は、LBKP、NBKPなどの化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプ、DIPなどの古紙パルプおよび軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリンなどの各種填料、必要に応じてサイズ剤、歩留まり剤、紙力増強剤などの各種添加剤を配合した紙料から、酸性、中性、アルカリ性などで抄造した紙である。
本発明において、紙料中には、その他の添加剤としてサイズ剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤などを適宜配合することができる。
また、原紙は、サイズプレス処理により公知の表面サイズ剤を付与しても構わない。表面サイズ剤としては、スチレン−アクリル系サイズ剤、オレフィン系サイズ剤、スチレン−マレイン系サイズ剤を使用することができる。ただし、後述するカチオン性樹脂との凝集を避けるため、表面サイズ剤はカチオン系かノニオン系のものが望ましい。
本発明において、原紙はカチオン性樹脂を含有する。このような原紙を用いることにより、原紙上に設ける塗工層のインクセット性が向上する。また、カチオン性樹脂を含有する原紙上に、後述する顔料、および界面活性剤を含有する塗工層を設けることにより、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性が得られるばかりでなく、顔料インクのドットを適度に拡散することができる。原紙がカチオン性樹脂を含有しないものであると、このような効果は得られない。
本発明において、原紙にカチオン性樹脂を含有させる方法は、カチオン性樹脂を含有する液を原紙に塗工または含浸することによって達成することができる。例えば、サイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーター、ブレードコーター、ロッドコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーターなど各種塗工方式を用いて塗工し含有させる方法が好ましい。コストの点からは抄紙機に設置されているサイズプレス、ゲートロールコーター、フィルムトランスファーコーターなどオンマシンで塗工し含有させる方法がより好ましい。
かかるカチオン性樹脂は、水に溶解したとき解離してカチオン性を呈するカチオン性ポリマー、カチオン性オリゴマーなどの一般的に使用されているものであり、その種類は特に限定されない。水に溶解したとき解離してカチオン性を呈する1級〜3級アミンまたは4級アンモニウム塩を含有するポリマーまたはオリゴマーが好ましい。具体例としては、例えば、ポリエチレンイミン、ポリビニルピリジン、ポリアミンスルホン、ポリジアルキルアミノエチルメタクリレート、ポリジアルキルアミノエチルアクリレート、ポリジアルキルアミノエチルメタクリルアミド、ポリジアルキルアミノエチルアクリルアミド、ポリエポキシアミン、ポリアミドアミン、ジシアンジアミド−ホルマリン重縮合物、ジシアンジアミドポリアルキル−ポリアルキレンポリアミン重縮合物、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン等の化合物およびこれらの塩酸塩、さらにポリジアリルジメチルアンモニウムクロライドおよびジアリルジメチルアンモニウムクロライドとアクリルアミド等との共重合物、ポリジアリルメチルアミン塩酸塩、ジメチルアミン−アンモニア−エピクロルヒドリン重縮合物、ジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物等を挙げることができるが、これらに限定されない。本発明において、カチオン性樹脂の平均分子量は特に限定されないが、好ましくは500以上20,000以下、より好ましくは1,000以上10,000以下である。
原紙が含有するカチオン性樹脂の乾燥固形分量は0.2g/m以上10g/m以下の範囲が好ましい。また、上記の各種塗工方式を用いて塗工し含有させる方法では、片面あたり0.1g/m以上5g/m以下の範囲が好ましく、インクセット性とコストの点から1g/m以上3g/m以下の範囲がさらに好ましい。
本発明において、塗工層は、特定の吸油度の顔料およびラテックスを主成分として含有する。このような塗工層を設けることにより、印刷画質や高級感の点で上質紙と差別化することができる。主成分とは、塗工層の固形分の50質量%以上を特定の吸油度の顔料およびラテックスで占めることである。
本発明において、塗工層は、JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料を含有する。塗工層にこのような比較的吸油度が小さい顔料を含有することにより、オフセット印刷におけるブランパイリングの発生を抑えることができる。また、前述のカチオン性樹脂を含む原紙上に、吸油度が100ml/100g以下の顔料および後述する界面活性剤を含有する塗工層を設けることにより、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性が得られるばかりでなく、顔料インクのドットを適度に拡散することができる。顔料の吸油度が本発明の範囲外のものである場合、このような効果は得られない。
JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料は、従来公知の顔料から1種ないしは2種以上組み合わせて塗工層に含有することができる。吸油度が100ml/100g以下の顔料としては、例えば、カオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、サチンホワイト、クレー、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、合成シリカ、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウムなどが挙げられる。これらの中でも重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カオリンが好ましい。さらに好ましくは、インクセット性の点で重質炭酸カルシウムである。塗工層中の総顔料100質量部に対して重質炭酸カルシウムが50質量部以上であると、オフセット印刷適性およびインクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性が特に良好となる。吸油度が100ml/100g以下の顔料は各種市販されており、本発明にかかる顔料として用いることができる。
上記の顔料の中で、合成シリカに代表されるような多孔質性の顔料は比較的高い吸油度の値を示すものが多く、合成シリカには吸油度が100ml/100gを超えるものも存在する。このような高い吸油度の顔料およびラテックスを主成分とした塗工層は、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおける十分なインクセット性や顔料インクのドットを適度に拡散する効果が得られないばかりか、塗工層強度が低下し、オフセット印刷におけるブランパイリング発生などのトラブルを引き起こすこととなる。
本発明において、塗工層は、バインダーとしてラテックスを含有する。ラテックスとしては、例えば、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルの重合体または共重合体ラテックス、アクリル酸およびメタクリル酸の重合体または共重合体などのアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのビニル系重合体ラテックス、あるいはこれらの各種重合体のカルボキシル基などの官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックスなどを挙げることができる。これらラテックスは、単独あるいは2種以上を混合して用いることができる。
ラテックスとして、塗工層強度の点で共役ジエン系重合体ラテックスが好ましく、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスが最も好ましい。
塗工層におけるラテックスの含有量は、塗工層強度とインクセット性の点から、塗工層中の顔料の総和100質量部に対して5質量部以上50質量部以下が好ましく、8質量部以上30質量部以下であればより好ましい。
本発明において、塗工層は、片面あたり0.05g/m以上2g/m以下の範囲で界面活性剤を含有する。前述のカチオン性樹脂を含む原紙上に、吸油度が100ml/100g以下の顔料、および片面あたり0.05g/m以上2g/m以下の範囲の界面活性剤を含有する塗工層を設けることにより、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性が得られるばかりでなく、顔料インクのドットを適度に拡散することができる。片面あたり0.05g/m以上2g/m以下の範囲の界面活性剤を含有しない場合、このような効果は得られない。界面活性剤としては、エーテル系界面活性剤、エステル系界面活性剤、アルキルベタイン系界面活性剤、カルボン酸系界面活性剤、アルキルアミン塩系界面活性剤など従来公知のアニオン性、カチオン性、両イオン性、ノニオン性などの界面活性剤を用いることができる。塗工層に界面活性剤を含有させる方法としては、塗工層塗工液に界面活性剤を配合する方法が好ましい。
塗工層中の界面活性剤の片面あたりの含有量が上記の範囲より少ない場合、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおける十分なインクセット性、および顔料インクのドットを適度に拡散する効果が得られない。そのため、輪転型インクジェットプリンティングシステムにおける転写汚れの発生や、顔料インクを用いるインクジェットプリンティングシステムにおけるドットの拡散不良による白筋を発生する場合がある。また、上記の範囲より多い場合、顔料インクを用いるインクジェットプリンティングシステムにおけるドットが拡散し過ぎてインクにじみが起こる、あるいは印刷用塗工紙上でのインク変色が起こる。
本発明において、より好ましくは、界面活性剤の臨界ミセル濃度が0.0050質量%以下であり、且つ界面活性剤がエーテル系界面活性剤である。臨界ミセル濃度が低い値の界面活性剤ほどミセルを形成し易く、ミセル内に色材を取り込み、より良好に適度にドットを拡散することがでる。またエーテル系界面活性剤を選択することにより、理由は定かではないが、インクセット性を妨害することなくより良好にドットを拡散することができる。
本発明において、エーテル系界面活性剤は、式:R−O−A−H(式中、Rは直鎖状または分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基、Aはオキシエチレン基またはオキシプロピレン基などを持つポリオキシアルキレン鎖である。)で示されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル系界面活性剤またはポリオキシアルキレンアルケニルエーテル系界面活性剤である。好ましくはRとして、例えば、デシル、ラウリル、トリデシル、セチル、ステアリル、パルミチル、オレイル、リノイル、リノレイル、リシノレイルなど、またはヒマシ油などこれら混合物を挙げることができる。エーテル系界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油エーテル、ポリオキシアルキレントリデシルエーテルなどポリオキシアルキレンアルキルエーテルやポリオキシアルキレンアルケニルエーテルを挙げることができる。これら各種界面活性剤は、例えば、日本乳化剤株式会社から各種臨界ミセル濃度の界面活性剤が市販されている。
本発明において、塗工層の塗工量は、印刷用塗工紙の質感とインクセット性の点で、2g/m以上10g/m以下の範囲であることが好ましい。
本発明において、塗工層は、JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料およびラテックス以外に、必要に応じて従来公知の顔料やバインダー、さらには種々の添加剤を含有することができる。添加剤としては、光沢発現剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、架橋剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、染料定着剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤などが挙げられる。
本発明において、塗工層は、単層または複数層のいずれでも構わない。本発明にかかるカチオン性樹脂を含有する原紙上に、本発明にかかる顔料、ラテックスおよび界面活性剤を含有する塗工層が少なくとも1層設けられていればよい。好ましくは、本発明にかかる顔料、ラテックスおよび界面活性剤を含有する塗工層が最表層である。
本発明において、印刷用塗工紙は、これら塗工層を原紙の両面に設けることができる。両面に設けることで、印刷機によっては両面に印刷できるために好ましい。
本発明において、光沢感を上げる目的のために、光沢発現能力の高いプラスチックピグメントを適宜使用して光沢感を調整することができる。また、カレンダー処理を施すことによって、より高い光沢度を得ることができる。その際のカレンダー処理装置としては、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトニップカレンダーなどが挙げられる。また、公知のキャスト処理法を用いて光沢を施すこともできる。
本発明による塗工層を原紙に塗工する方法は、特に限定するものではなく、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ショートドウェルコーター、カーテンコーターなどの各種塗工装置を用いることが可能である。
本発明において、塗工層を塗工した原紙は、印刷用塗工紙としてそのままでも使用することができるが、必要に応じてマシンカレンダー、ソフトニップカレンダー、スーパーカレンダー等により表面を平滑化することもできる。
ただし、平滑化のため過度のカレンダー処理を行うと、インクセット性を低下させる場合があるため、カレンダー処理は軽度であることが好ましい。
本発明の印刷用塗工紙は、オフセット印刷機やインクジェットプリンティングシステムの他に、グラビア印刷や他の印刷方式に用いることも可能である。
以下に、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、実施例において示す「部」および「%」は、特に明示しない限り質量部および質量%を示す。顔料の吸油度は、JIS K5101−13−2:2004に従い求めた値である。
(実施例1)
<原紙1の作製>
濾水度400mlcsfのLBKP100部からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、奥多摩工業社製)12部、両性澱粉(商品名:Cato3210、日本NSC社製)0.8部、硫酸バンド0.8部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤(商品名:サイズパインK903、荒川化学工業社製)0.05部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で酸化澱粉(商品名:MS#3800、日本食品化工社製)を両面あたりの乾燥付着量で3g/m、カチオン性樹脂としてジメチルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物(商品名:ジェットフィックス5052、里田化工社製)を両面あたりの乾燥付着量で2g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量115g/mの原紙1を作製した。
<印刷用塗工紙の作製>
軽質炭酸カルシウム(商品名:Brilliant−115、白石工業社製、吸油度:44ml/100g)20部、重質炭酸カルシウム(商品名:エスカロン1500、三共精粉社製、吸油度:30ml/100g)80部からなる顔料に対し、ラテックスとしてスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:JSR−2605G、JSR社製)10部、燐酸エステル化澱粉(商品名:MS#4600、日本食品化工社製)4部、界面活性剤としてポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名:ニューコール1607、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)9部を配合し、塗工液を得た。この塗工液を片面あたり7g/mとなるよう上記の原紙1上にブレードコーターで両面塗工し、軽度のスーパーカレンダー処理をして実施例1の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は0.51g/mとなる。
(実施例2)
実施例1において、重質炭酸カルシウム(商品名:エスカロン1500、三共精粉社製、吸油度:30ml/100g)を合成シリカ(商品名:SUNSIL−130NP、リンデン社製、吸油度:50ml/100g)に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例2の印刷用塗工紙を得た。
(実施例3)
実施例1において、重質炭酸カルシウム(商品名:エスカロン1500、三共精粉社製、吸油度:30ml/100g)を合成シリカ(商品名:SUNSIL−130、リンデン社製、吸油度:100ml/100g)に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例3の印刷用塗工紙を得た。
(実施例4)
実施例1において、界面活性剤の配合量を9部から0.9部に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例4の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は0.055g/mとなる。
(実施例5)
実施例1において、界面活性剤をポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名:ニューコール1607、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)からポリオキシアルキレントリデシルエーテル(商品名:ニューコール1308−FA(90)、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0050%)に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例5の印刷用塗工紙を得た。
(実施例6)
実施例5において、界面活性剤の配合量を9部から37部に変更し、片面あたりの塗工量を7g/mから8g/mに変更した以外は実施例5と同様に行い、実施例6の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は1.96g/mとなる。
(実施例7)
実施例6において、界面活性剤をポリオキシアルキレントリデシルエーテル(商品名:ニューコール1308−FA(90)、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0050%)からポリオキシエチレンヒマシ油エーテル(商品名:ニューコール1500−S、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0080%)に変更した以外は実施例6と同様に行い、実施例7の印刷用塗工紙を得た。
(実施例8)
実施例1において、界面活性剤をポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名:ニューコール1607、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)からポリオキシエチレントリデシルエーテル(商品名:ニューコール1305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0019%)に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例8の印刷用塗工紙を得た。
(実施例9)
実施例1において、界面活性剤をポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名:ニューコール1607、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)からポリオキシエチレンオレイルエーテル(商品名:ニューコール1210、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)に変更した以外は実施例1と同様に行い、実施例9の印刷用塗工紙を得た。
(比較例1)
実施例1において、重質炭酸カルシウム(商品名:エスカロン1500、三共精粉社製、吸油度:30ml/100g)を合成シリカ(商品名:SUNSIL−130SH、リンデン社製、吸油度:230ml/100g)に変更した以外は実施例1と同様に行い、比較例1の印刷用塗工紙を得た。
(比較例2)
実施例1において、界面活性剤の配合量を9部から0.7部に変更した以外は実施例1と同様に行い、比較例2の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は0.043g/mとなる。
(比較例3)
実施例1において、界面活性剤の配合量を9部から40部に変更し、片面あたりの塗工量を7g/mから8g/mに変更した以外は実施例1と同様に行い、比較例3の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は2.08g/mとなる。
(比較例4)
実施例1において、原紙1を下記の原紙2に変更した以外は実施例1と同様に行い、比較例4の印刷用塗工紙を得た。
<原紙2の作製>
濾水度400mlcsfのLBKP100部からなるパルプスラリーに、填料として軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、奥多摩工業社製)12部、両性澱粉(商品名:Cato3210、日本NSC社製)0.8部、硫酸バンド0.8部、アルキルケテンダイマー型サイズ剤(商品名:サイズパインK903、荒川化学工業社製)0.05部を添加して、長網抄紙機で抄造し、サイズプレス装置で酸化澱粉(商品名:MS#3800、日本食品化工社製)を両面あたりの乾燥付着量で3g/m付着させ、マシンカレンダー処理をして坪量115g/mの原紙2を作製した。
(比較例5)
実施例1において、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:JSR−2605G、JSR社製)を、ポリビニルアルコール(商品名:JF−04、日本酢ビ・ポバール社製)に変更した以外は同様に行い、比較例5の印刷用塗工紙を得た。
(比較例6)
実施例1において、ポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名:ニューコール1607、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0009%)を添加しない以外は実施例1と同様に行い、比較例6の印刷用塗工紙を得た。
実施例1〜9および比較例1〜6の印刷用塗工紙について、以下の方法でオフセット印刷適性、インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性、インクジェットプリンティングシステムにおける顔料インクのドットの拡散性、インクジェットプリンティングシステムにおけるインクにじみに関する評価を行った。
<オフセット印刷適性の評価>
ミヤコシ社製オフセットフォーム輪転機で、印刷速度:150m/分、使用インク:T&K TOKA UVベストキュア墨および金赤、UV照射量:8kW2基の条件で6000mの印刷を行い、印刷後のブランパイリングの発生状況および印刷サンプルの状態について目視評価で判定した。評価基準は以下の指標に従った。3〜5の評価であれば実用上に問題はない。
5:ブランパイリングが全く発生せず、特性良好。
4:僅かなブランパイリングが発生するが、特性は概ね良好。
3:ブランパイリングが発生するが、実用上問題ない。
2:ブランパイリングの発生が目立ち、実用上問題あり。
1:ブランパイリングの発生が酷く、特性不良。
<インクセット性の評価>
輪転型インクジェットプリンティングシステムTruepressJet520(大日本スクリーン製造社製)を用い、評価画像を印刷速度128m/分で印刷し、200%ベタ画像部のインクの転写汚れ具合を目視評価で判定した。評価基準は以下の指標に従った。3〜5の評価であれば実用上に問題はない。
5:転写汚れが全くなく、特性良好。
4:転写汚れがごく薄く発生しているが、特性は概ね良好。
3:転写汚れが僅かに発生しているが、実用上問題ない。
2:転写汚れの発生が顕著であり、実用上問題あり。
1:転写汚れが酷く、特性不良。
<ドットの拡散性の評価>
90℃の温風乾燥機で120秒間予め印刷用塗工紙を乾燥し、直後に顔料インクを搭載するセイコーエプソン製インクジェットプリンタPX−V630(推奨設定、モード「きれい」)で評価用画像を印刷した。印刷画像部に認められる白筋の程度を目視評価で判定した。評価基準は、以下の指標に従った。3〜5の評価であれば実用上に問題はない。
5:白筋が認められず、良好。
4:白筋が色によってごく僅かに認識できるが、概ね良好。
3:白筋が僅かに発生しているが、実用上問題ない程度。
2:白筋が認識でき、実用上印刷品位に問題となる程度。
1:白筋が認識でき、程度が酷く印刷不良となる程度。
<インクにじみの評価>
輪転型インクジェットプリンティングシステムTruepressJet520(大日本スクリーン製造社製)で、評価画像を印刷速度128m/分で印刷し、インクにじみとして、レッド、ブルー、グリーン各色ベタ画像部の印刷境界部分のにじみを目視評価で判定した。評価基準は以下の指標に従った。3〜5の評価であれば実用上に問題はない。
5:インクにじみが全くなく、特性良好。
4:色によってはごく僅かにインクにじみが認識されるが、特性は概ね良好。
3:インクにじみが僅かに発生しているが、実用上問題ない。
2:インクにじみ発生が顕著であり、実用上問題あり。
1:インクにじみの発生が酷く、特性不良。
評価結果を表1に示す。
Figure 2013104147
表1から明らかなように、実施例1〜9と比較例1〜4との比較から、カチオン性樹脂を含有する原紙上に、吸油度が100ml/100g以下である顔料、ラテックスおよび界面活性剤を含有する印刷用塗工紙は、オフセット印刷適性を有しつつ、インクジェットプリンティングシステムに対しても優れた印刷適性を有することが分かる。さらに、界面活性剤の臨界ミセル濃度と種類について検討した。
(実施例10)
重質炭酸カルシウム(商品名:エスカロン1500、三共精粉社製、吸油度:30ml/100g)100部の顔料に対し、ラテックスとしてスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:JSR−2605G、JSR社製)12部、バインダーとして燐酸エステル化澱粉(商品名:MS#4600、日本食品化工社製)3部、界面活性剤としてエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0011%)9部を配合し、塗工液を得た。この塗工液を片面あたり7g/mとなるよう上記の原紙1上にブレードコーターで両面塗工し、軽度のスーパーカレンダー処理をして実施例10の印刷用塗工紙を得た。片面あたりの界面活性剤の含有量は0.51g/mとなる。
(実施例11)
実施例10において、界面活性剤をエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0011%)からエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2310、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0028%)に変更した以外は実施例10と同様に行い、実施例11の印刷用塗工紙を得た。
(実施例12)
実施例10において、界面活性剤をエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0011%)からエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2314、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0056%)に変更した以外は実施例10と同様に行い、実施例12の印刷用塗工紙を得た。
(実施例13)
実施例10において、界面活性剤をエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0011%)からエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2303、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0093%)に変更した以外は実施例10と同様に行い、実施例13の印刷用塗工紙を得た。
(実施例14)
実施例10において、界面活性剤をエーテル系界面活性剤(商品名:ニューコール2305、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0011%)からアルキルベタイン系界面活性剤(商品名:テクスノールR2、日本乳化剤社製、臨界ミセル濃度:0.0029%)に変更した以外は実施例10と同様に行い、実施例14の印刷用塗工紙を得た。
実施例10〜14の印刷用塗工紙について、実施例1〜9および比較例1〜4と同様の方法でオフセット印刷適性、インクジェットプリンティングシステムにおけるインクセット性、インクジェットプリンティングシステムにおける顔料インクのドットの拡散性、インクジェットプリンティングシステムにおけるインクにじみに関する評価を行った。
評価結果を表2に示す。
Figure 2013104147
表2から明らかなように、実施例10〜14から本発明の界面活性剤は、臨界ミセル濃度が0.0050質量%以下のエーテル系界面活性剤であるものがより好ましいことが分かる。

Claims (2)

  1. カチオン性樹脂を含有する原紙の少なくとも一方の面に、JIS K5101−13−2:2004に従い求められる吸油度が100ml/100g以下の顔料およびラテックスを主成分とする塗工層を設け、該塗工層中に界面活性剤を片面あたり0.05〜2g/m含有することを特徴とする印刷用塗工紙。
  2. 界面活性剤が、臨界ミセル濃度0.0050質量%以下のエーテル系界面活性剤である請求項1記載の印刷用塗工紙。
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