JP2013103771A - 薄板状ワーク保管装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ラインの途中において、薄板状ワークの搬送方向に沿う両側縁部以外の部分に接触することなく、一時保管可能な薄板状ワーク保管装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板Wを支持する棚段31を上下方向に複数具備して、複数枚のガラス基板Wを互いに間隔をおいて積層状態で格納可能としたワーク格納カセット3と、カセット昇降機構5と、ガラス基板Wにワーク格納カセット3の棚段31に対する搬入搬出の移動力を付与する駆動ローラ6を備え、棚段31は、ガラス基板Wの搬入搬出方向と直交する方向に対向配置されて、ガラス基板Wの両側縁部Wsと当接して上方への湾曲状態を保持しつつ回転する一対のローラ32,32をガラス基板Wの搬入搬出方向に複数組具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄板状ワーク、例えば、液晶表示パネル用の厚みが0.3mm以下のガラス基板を搬送するラインに設置するのに好適な薄板状ワーク保管装置に関するものである。
従来、上記した薄板状ワーク保管装置としては、例えば、特許文献1に開示されている薄板状ワーク保管装置がある。
この薄板状ワーク保管装置は搬送ラインの途中に設置され、複数の薄板状ワークを水平状態で且つ互いに間隔をおいて格納可能としたワーク格納カセットと、薄板状ワークの下面両側縁部に対して移動力を付与してワーク格納カセットに対する薄板状ワークの搬入搬出を行う搬送ローラを備えており、ワーク格納カセット内における複数のワーク格納部位では、ワーク搬送方向と直交する方向に間隔をおいて設置された複数本のワイヤによって薄板状ワークを水平状態で支持するようになっている。
ここで、薄板状ワークが、例えば、液晶表示パネル用のガラス基板である場合には、その支持状態においてできるだけ接触箇所を少なくすることが求められる。しかしながら、上記した薄板状ワーク保管装置において、自重による撓みが大きくなる極薄のガラス基板を保管する場合には、ガラス基板の撓みを少なくするべくワーク格納部位におけるワイヤの数を増やす、すなわち、接触箇所を増やす必要があり、好ましいとは言えない。
従来において、接触箇所の低減を図るべく提案された薄板状ワークの保持方法が、例えば、特許文献2に開示されている。
この薄板状ワークの保持方法は、複数本のピンにより薄板状ワークの搬送方向に沿う両側縁部間を上方に湾曲させ、薄板状ワークの両側縁部にブロックをそれぞれ当接させて湾曲状態を固定するようになっている。
特許第4371009号 特開2011-035146号
ところが、上記した特許文献2に開示された薄板状ワークの保持方法では、湾曲させた薄板状ワークを一時保管する場合、薄板状ワークをブロックごと移動させたり積み上げたりするロボット等の搬送位置決め装置が必要であり、その結果、搬送ラインの途中に設置する特許文献1に開示された薄板状ワーク保管装置には、この薄板状ワークの保持方法を採用することができない。
また、上記した薄板状ワークの保持方法では、薄板状ワークを上方に湾曲させるのに複数本のピンを用いている都合上、薄板状ワークにダメージを与える可能性が高いという問題を有しており、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、搬送ラインの途中において、薄板状ワークがより薄くなった場合であったとしても、薄板状ワークの搬送方向に沿う両側縁部以外の部分に接触することなく支持して、一時保管することが可能である薄板状ワーク保管装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る薄板状ワーク保管装置は、ワーク搬送ラインの途中に設置されて、例えば、厚みが0.3mm以下のガラス基板を一時的に保管するのに好適な保管装置であって、薄板状ワークを支持する棚段を上下方向に複数具備して、全体で複数枚の薄板状ワークを互いに間隔をおいて積層状態で格納可能としたワーク格納カセットと、前記薄板状ワークの搬入位置に対して前記ワーク格納カセットを昇降させるカセット昇降機構と、前記薄板状ワークに前記ワーク格納カセットの前記棚段に対する搬入搬出の移動力を付与する駆動ローラを備え、前記ワーク格納カセットの前記棚段は、前記薄板状ワークの搬入搬出方向と直交する方向に対向配置されて、該搬入搬出方向と直交する方向の中央部分が上方に向けて湾曲した状態の前記薄板状ワークの両側縁部と当接して該薄板状ワークの上方への湾曲状態を保持しつつ回転する一対のローラを前記薄板状ワークの搬入搬出方向に複数組具備している構成としたことを特徴としており、この構成の薄板状ワーク保管装置を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
本発明の請求項2に係る薄板状ワーク保管装置において、前記ワーク格納カセットに対する前記薄板状ワークの搬入位置で該薄板状ワークの搬入方向と直交する方向の中央部分を上方に向けて湾曲させるべく空気を吹き付けるエア吹き付け部を備えている構成としている。
本発明の請求項3に係る薄板状ワーク保管装置において、前記駆動ローラは、前記薄板状ワークの側縁部を吸引しつつ該側縁部に前記ワーク格納カセットの前記棚段に対する搬入搬出の移動力を付与する吸引機能付き駆動ローラである構成としている。
本発明の請求項4に係る薄板状ワーク保管装置において、前記ワーク格納カセットの前記棚段は、前記薄板状ワークの搬入搬出方向と直交する方向に配置した帯板を具備している構成としている。
本発明に係る薄板状ワーク保管装置において、薄板状ワークにワーク格納カセットの棚段に対する搬入搬出の移動力を付与する駆動ローラの数や、ワーク格納カセットの棚段に配置されて薄板状ワークの上方への湾曲状態を保持しつつ回転する一対のローラのセット数は、薄板状ワークの厚みや大きさに応じて適宜決定される。
本発明に係る薄板状ワーク保管装置は、搬入搬出方向と直交する方向の中央部分が上方に向けて湾曲した状態で搬送ラインを流れる薄板状ワークの保管に適しているが、上記したように、ワーク格納カセットに対する薄板状ワークの搬入位置にエア吹き付け部を配置して、薄板状ワークの搬入方向と直交する方向の中央部分を上方に向けて湾曲させるべく空気を吹き付けるように成せば、平らな状態で搬送される薄板状ワークの保管も行い得ることとなる。
なお、湾曲した状態で搬送ラインを流れる薄板状ワークの保管を行う場合において、エア吹き付け部をワーク格納カセットの内部に配置すれば、薄板状ワークの上方への湾曲状態を保つための補助機構として使用することができる。
本発明に係る薄板状ワーク保管装置では、搬送ラインを流れる薄板状ワークが、例えば、搬入搬出方向と直交する方向の中央部分が上方に向けて湾曲した状態の薄板状ワークが、ワーク格納カセットの搬入位置に差し掛かると、薄板状ワークの前端側がワーク格納カセット内に進入する。
ここで、搬送ラインを流れる薄板状ワークが平らな状態を成している場合には、薄板状ワークの搬入位置に配置したエア吹き付け部から上向きに噴出する空気により、薄板状ワークの前端側が上方に凸となるように湾曲しながらワーク格納カセット内に進入する。
次いで、ワーク格納カセットに進入した薄板状ワークの湾曲した前端側は、棚段の最も搬入位置に近い一対のローラ間に入り込むのでその湾曲状態が維持され、続いて、薄板状ワークに駆動ローラから移動力が付与されて、薄板状ワークはさらに奥に進む。
この際、駆動ローラが、薄板状ワークの側縁部を吸引する吸引機能付き駆動ローラである場合には、薄板状ワークの側縁部を吸引した状態で、駆動ローラから側縁部に移動力が付与されるので、移動力の確実な伝達が成されることとなる。
そして、薄板状ワークが搬出口側に到達すると、薄板状ワークは、全体が上方に凸となるように湾曲した状態で、棚段において保持されることとなり、以降、昇降機構の作動によりワーク格納カセットを順次上昇させ、上記と同様にして薄板状ワークをワーク格納カセットに格納する。
このように、本発明に係る薄板状ワーク保管装置では、薄板状ワークがより薄くなった場合であったとしても、ワーク格納カセットの各棚段において、薄板状ワークの搬入搬出方向に複数組配置された一対のローラが、薄板状ワークの両側縁部と当接して薄板状ワークの上方への湾曲状態を保持するので、したがって、薄板状ワークの搬送方向に沿う両側縁部以外の部分に接触することなく、一時保管し得ることとなる。
また、本発明に係る薄板状ワーク保管装置において、ワーク格納カセットの棚段が、薄板状ワークの搬入搬出方向と直交する方向に配置される帯板を具備するように成せば、湾曲状の薄板状ワークの頂上付近が落ち込むのを防ぎ得ることとなる。
本発明に係る薄板状ワーク保管装置では、上記した構成としているので、搬送ラインの途中において、薄板状ワークがより薄くなった場合であったとしても、薄板状ワークの搬送方向に沿う両側縁部以外の部分に触れることなく、一時保管することが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。
本発明の一実施形態に係る薄板状ワーク保管装置の側面方向からの断面説明図である。 図1に示した薄板状ワーク保管装置の正面方向からの断面説明図である。 図1に示した薄板状ワーク保管装置におけるワーク格納カセットの平面方向からの断面説明図(a)及び図3(a)におけるA−A線位置での説明図(b)である。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明に係る薄板状ワーク保管装置の一実施形態を示しており、この実施形態では、薄板状ワークが液晶表示パネル用の厚み0.3mm以下の極薄ガラス基板である場合を例に挙げて説明する。
図1及び図2に示すように、この薄板状ワーク保管装置1は、ワーク搬送ラインLの途中に設置されて、表面に回路パターンが形成された、もしくは表面に回路パターンを形成予定のガラス基板Wを一時的に保管する装置であって、ベース2と、ボックス状を成すワーク格納カセット3と、このワーク格納カセット3を昇降させるカセット昇降機構5を備えており、この実施形態において、ガラス基板Wは、その搬入搬出方向と直交する方向の中央部分が上方に向けて湾曲した状態でワーク搬送ラインLを流れてくるようになっている。
ボックス状を成すワーク格納カセット3は、天板3a,縦枠3b及び底板3cを具備しており、これらの天板3a,縦枠3b及び底板3cで囲まれた内部空間には、多数の棚段31が設けてある。
棚段31は、図3(a)にも示すように、ガラス基板Wの搬入方向と直交する方向に対向して配置した樹脂製の一対のローラ32,32と、同じくガラス基板Wの搬入方向と直交する方向に配置した帯板33を具備しており、一対のローラ32,32及び帯板33は、いずれもガラス基板Wの搬入方向に所定の間隔で複数ずつ配置してある。
棚段31の各ローラ32は、天板3a及び底板3c間に設置した軸34に回転自在に支持されており、図2の拡大円内にも示すように、軸部32aと、上方に凸となるように湾曲させたガラス基板Wの側縁部Wsを軸部32aとともに受ける鍔部32bとから成っている。
一方、帯板33は弾性を有する材料から成り、ガラス基板Wとほぼ同じ曲率で上方に湾曲させた状態で縦枠3b,3b間に架設されている。なお、この帯板33には、ガラス基板Wにおける下面の指定接触部位に当接して、湾曲状のガラス基板Wの中心線CL付近が落ち込むのを防ぐ支持ピンを必要に応じて設置することができる。
カセット昇降機構5は、ワーク格納カセット3の底板3cを支持するブラケット51と、このブラケット51を図外のモータ出力を得て上下動させるボールねじ52と、ブラケット51の上下動を案内するガイド53と、ワーク格納カセット3の位置検出を行って各棚段31を受け渡し高さHで停止させる図示しないセンサを具備している。
また、この薄板状ワーク保管装置1は、図3(b)にも示すように、ベース2に設けた支柱22に支持される吸引機能付き駆動ローラ6を備えている。この吸引機能付き駆動ローラ6は搬送方向に沿って配置されて、ワーク格納カセット3内のガラス基板Wの側縁部Wsを吸引しつつこの側縁部Wsを介してガラス基板Wに移動力を与えるようになっている。
この実施形態に係る薄板状ワーク保管装置1では、搬送ラインLを流れてきたガラス基板Wが、すなわち、中央部分が上方に向けて湾曲した状態のガラス基板Wが、ワーク格納カセット3の搬入位置Eに差し掛かると、ガラス基板Wの前端側がワーク格納カセット3内に進入する。
このとき、ガラス基板Wには、その後端側に対して搬送ラインLの駆動手段から移動力が付与されているので、ワーク格納カセット3の搬入位置Eでガラス基板Wが停滞することはない。
次いで、ワーク格納カセット3に進入したガラス基板Wの前端側は、受け渡し高さHに位置している棚段31の最も搬入位置Eに近い一対のローラ32,32間に入り込んでその湾曲状態が維持され、続いて、ガラス基板Wの前端側の側縁部Wsが、吸引機能付き駆動ローラ6に吸引されるのと同時に、この側縁部Wsと吸引機能付き駆動ローラ6との接触により移動力が付与されて、ガラス基板Wはさらに奥に進む。この際、駆動ローラ6が、ガラス基板Wの側縁部Wsを吸引する機能を有しているので、移動力の確実な伝達が成されることとなる。
そして、ガラス基板Wが吸引機能付き駆動ローラ6から移動力を得て移動して、前端側が搬送方向中央のローラ32,32間を通過して搬出側のローラ32,32間に入り込むと、これを図示しないセンサが検出して駆動ローラが停止し、その結果、ガラス基板Wは、全体的に中央部分が上方に凸となるように湾曲した状態で棚段31に保持されることとなる。
次に、昇降機構5のボールねじ52の回転によりワーク格納カセット3を上昇させ、先にガラス基板Wを搬入した棚段31の一つ下の棚段31を受け渡し高さHに合わせ、以降上記と同様にしてガラス基板Wをワーク格納カセット3に順次格納する。
このように、本実施形態に係る薄板状ワーク保管装置1では、ガラス基板Wがより薄くなった場合であったとしても、ワーク格納カセット3の各棚段31において、ガラス基板Wの搬入搬出方向に複数組配置した一対のローラ32,32が、ガラス基板Wの両側縁部Ws,Wsと当接してその上方への湾曲状態を保持するので、ガラス基板Wの中央部分にまったく触れることなく、一時保管し得ることとなる。
また、本実施形態に係る薄板状ワーク保管装置1では、ワーク格納カセット3の各棚段31に、ガラス基板Wの搬入搬出方向と直交する方向の複数の帯板33を設けているので、湾曲状のガラス基板Wの頂上付近が落ち込むのを防ぎ得ることとなる。
上記した実施形態では、ワーク格納カセット3の各棚段31において、一対のローラ32,32を3セット配置すると共に、4本の帯板33を設置した構成としているが、これに限定されるものではなく、吸引機能付き駆動ローラ6の個数を含めて一対のローラ32,32のセット数及び帯板33の本数は、ガラス基板Wの大きさに応じて適宜変更することができ、ローラ32の形状も図示例に限定されない。
また、上記した実施形態では、ガラス基板Wが、その搬入搬出方向と直交する方向の中央部分を上方に向けて湾曲させた状態でワーク搬送ラインLを流れてくる場合を説明したが、これに限定されない。
例えば、図1〜図3に仮想線で示すように、ガラス基板Wの搬入位置Eに設けたブラケット21上に、ガラス基板Wの搬入方向と直交する方向の中央部分に対して下から空気Aiを吹き付けるエア吹き付け部4を配置することで、平らな状態で搬送されるガラス基板Wにも対応し得る。
すなわち、エア吹き付け部4を有する薄板状ワーク保管装置1では、ワーク格納カセット3の搬入位置Eにおいて、平らな状態で搬送ラインLを流れてきたガラス基板Wに対してエア吹き付け部4から空気Aiを上向きに噴出させることで、ワーク格納カセット3内に進入するガラス基板Wの前端側を上方に凸となるように湾曲させるのに続いて、後端側をも上方に凸となるように湾曲させることができる。
したがって、受け渡し高さHに位置している棚段31では、奥まで進んだガラス基板Wの両側縁部Ws,Wsに複数組の一対のローラ32,32がそれぞれ当接してその上方への湾曲状態を保持するので、ガラス基板Wが湾曲した状態でワーク搬送ラインLを流れてくる場合と同様に、ガラス基板Wの中央部分にまったく触れることなく、一時保管し得ることとなる。
なお、湾曲した状態で搬送ラインLを流れるガラス基板Wの保管を行う場合において、エア吹き付け部4をワーク格納カセット3の内部に配置すれば、ガラス基板Wの上方への湾曲状態を保つための補助機構として使用することができる。
本発明に係る薄板状ワーク保管装置の構成は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、本発明に係る薄板状ワーク保管装置で保管する薄板状ワークは、上記した実施形態における極薄のガラス基板Wに限定されない。
1 薄板状ワーク保管装置
3 ワーク格納カセット
4 エア吹き付け部
5 昇降機構
6 吸引機能付き駆動ローラ
31 棚段
32 ローラ
33 帯板
34 軸
Ai 空気
CL 中心線
E 搬入位置
W ガラス基板(薄板状ワーク)
Ws 側縁部

Claims (4)

  1. 薄板状ワークを支持する棚段を上下方向に複数具備して、全体で複数枚の薄板状ワークを互いに間隔をおいて積層状態で格納可能としたワーク格納カセットと、
    前記薄板状ワークの搬入位置に対して前記ワーク格納カセットを昇降させるカセット昇降機構と、
    前記薄板状ワークに前記ワーク格納カセットの前記棚段に対する搬入搬出の移動力を付与する駆動ローラを備え、
    前記ワーク格納カセットの前記棚段は、前記薄板状ワークの搬入搬出方向と直交する方向に対向配置されて、該搬入搬出方向と直交する方向の中央部分が上方に向けて湾曲した状態の前記薄板状ワークの両側縁部と当接して該薄板状ワークの上方への湾曲状態を保持しつつ回転する一対のローラを前記薄板状ワークの搬入搬出方向に複数組具備している
    ことを特徴とする薄板状ワーク保管装置。
  2. 前記ワーク格納カセットに対する前記薄板状ワークの搬入位置で該薄板状ワークの搬入方向と直交する方向の中央部分を上方に向けて湾曲させるべく空気を吹き付けるエア吹き付け部を備えている請求項1に記載の薄板状ワーク保管装置。
  3. 前記駆動ローラは、前記薄板状ワークの側縁部を吸引しつつ該側縁部に前記ワーク格納カセットの前記棚段に対する搬入搬出の移動力を付与する吸引機能付き駆動ローラである請求項1又は2に記載の薄板状ワーク保管装置。
  4. 前記ワーク格納カセットの前記棚段は、前記薄板状ワークの搬入搬出方向と直交する方向に配置した帯板を具備している請求項1〜3のいずれかひとつの項に記載の薄板状ワーク保管装置。
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