JP2013103721A - 開封履歴明示バンドを備えた螺子キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャップ本体1のスカート部6の下端に設けられた筒状形状の開封履歴明示バンド2は、上下方向スリット30によって、キャップの開栓側に位置する開栓側部2bとキャップの閉栓側に位置する閉栓側部2cとに区画されており、開栓側部2bと閉栓側部2cとは、開栓に際して破断可能な連結部31により接続されており、開封履歴明示バンド2の上端とスカート部6の下端とは、キャップの開栓に際して破断せず且つ折り返し部21aを有するストリップ21によって互いに連結されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
筒状形状を有する前記開封履歴明示バンドは、上下方向に延びている上下方向スリットによって、キャップの開栓側に位置する開栓側部とキャップの閉栓側に位置する閉栓側部とに区画されており、該開栓側部と閉栓側部とは、開栓に際して破断可能な連結部により接続されており、
前記開封履歴明示バンドの上端と前記スカート部の下端とは、キャップの開栓に際して破断せず且つ折り返し部を有するストリップによって互いに連結されており、
キャップの開栓に際して、前記開封履歴明示バンドの開栓側部は前記ストリップによってキャップ本体と共に開栓方向側に強制的に移動し、前記開封履歴明示バンドの閉栓側部は前記ラチェットによって開栓方向側への移動が制限され、これにより、該開栓側部と閉栓側部とを接続している連結部が破断し、該開封履歴明示バンドが分断されることを特徴とする螺子キャップが提供される。
(1)前記ストリップと前記スカート部との接合部L2は、前記上下方向スリットに対して閉栓側に位置していること、
(2)前記上下方向スリットが複数箇所に設けられており、且つ、前記ストリップが該上下方向スリットに対応する数だけ設けられていること、
(3)前記上下方向スリットによって形成された開栓側部の端面の上部に、前記接合部L1が形成され、前記上下方向スリットによって区画された閉栓側部の端面には、該接合部L1から延びている前記ストリップを許容する切り欠きが形成されていること、
が好ましい。
この接合部57は、水平方向に張り出している多段の水平張り出し片58と、垂直方向に張り出している一対の垂直張り出し片59とを備えており、これら張り出し片58,59に袋状のプラスチックフィルムをヒートシールにより接合するようになっている。
さらに、スカート部6の外面には、滑り止め用のローレット15が形成されており、キャップ本体1の閉栓方向及び開栓方向への旋回をスムーズに行い得るようになっている。
このストリップ21は、キャップの開栓に際しては破断せず、このキャップ本体1を容器口部50から取り外したとき、TEバンド2が容器口部50側に残らずにキャップ本体1と共に容器口部50から取り外されるようにするための部材である。
また、必要に応じて、TEバンド2の上端とスカート部6の下端とは小幅のブリッジ23により連結される。この小幅のブリッジ23は、キャップの開栓に際して破断するものであり、キャップの供給時、或いはキャップ本体1を容器口部50に装着した際(キャッピング)、TEバンド2が変形せずに、安定にキャップ本体1と共に容器口部50に装着されるようにするために設けられるものである。
図に示した例では、開栓側部2bの端面の上部に接合部L1が形成されている。
特に、キャップが小さいときには、TEバンド2の径がかなり小さくなるため、TEバンド2の分断を看過してしまう傾向が極めて大きいが、本発明では、ストリップ21が非常に長いものであるため、リシールに際しては、その歪みが非常に大きく、一般需要者にも容易に認識でき、優れたTE性を確保することができる。
また、ストリップ21とスカート部6の下端との接合部L2は太幅に形成されていることが、TEバンド21を繋いだ状態で垂れ下がったストリップ21を安定に保持する上で好ましい。さらに、折り返し部21aは閉栓方向Y側に膨らんでおり、全体として湾曲した弧状形状を有しており、その閉栓方向Y側の面及び開栓方向X側の面の何れにもストレートな面が形成されていないことが、折り返し部21aでの応力集中を防止し、折り返し部21aの破断を防止する上で好ましい。
尚、ストリップ21は、スリット30に対して閉栓方向Y側に延びているが、これとは逆に開栓方向X側に延びるようにすることもできる。
このような本発明のキャップは、袋状容器(パウチ)に口部として設けられているスパウトのような小径の容器口部にラチェット式の螺子キャップを装着する場合に最適であるが、このようなスパウト用のキャップに限定されるものではなく、ボトル等の容器の口部に用いるキャップとしても好適に使用することができる。
2:TEバンド
2b:開栓側部
2c:開栓側部
17:ラチェット
21:ストリップ
30:上下方向スリット
31:薄肉連結部
50:容器口部
53:突部
Claims (4)
- 螺子係合により容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体のスカート部下端に設けられ且つ筒状形状を有する開封履歴明示バンドとからなり、該バンドの内面には、閉栓方向への回転は許容するが、容器口部の外面に形成されている突起部との当接によって開栓方向への回転を制限するラチェットが少なくとも1個設けられている螺子キャップにおいて、
筒状形状を有する前記開封履歴明示バンドは、上下方向に延びている上下方向スリットによって、キャップの開栓側に位置する開栓側部とキャップの閉栓側に位置する閉栓側部とに区画されており、該開栓側部と閉栓側部とは、開栓に際して破断可能な連結部により接続されており、
前記開封履歴明示バンドの上端と前記スカート部の下端とは、キャップの開栓に際して破断せず且つ折り返し部を有するストリップによって互いに連結されており、
キャップの開栓に際して、前記開封履歴明示バンドの開栓側部は前記ストリップによってキャップ本体と共に開栓方向側に強制的に移動し、前記開封履歴明示バンドの閉栓側部は前記ラチェットによって開栓方向側への移動が制限され、これにより、該開栓側部と閉栓側部とを接続している連結部が破断し、該開封履歴明示バンドが分断されることを特徴とする螺子キャップ。 - 前記ストリップと前記スカート部との接合部L2は、前記上下方向スリットに対して閉栓側に位置している請求項1に記載の螺子キャップ。
- 前記上下方向スリットが複数箇所に設けられており、且つ、前記ストリップが該上下方向スリットに対応する数だけ設けられている請求項1に記載の螺子キャップ。
- 前記上下方向スリットによって形成された開栓側部の端面の上部に、前記接合部L1が形成され、前記上下方向スリットによって区画された閉栓側部の端面には、該接合部L1から延びている前記ストリップを許容する切り欠きが形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の螺子キャップ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015217966A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 日本クロージャー株式会社 | 螺子キャップ |
JP2018104059A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社吉野工業所 | 封緘付きねじキャップ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06135452A (ja) * | 1991-10-17 | 1994-05-17 | Guala Spa | びん等の詰替防止ふた |
JP2008285205A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Toppan Printing Co Ltd | 不正開封防止付キャップ |
JP2011201559A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Japan Crown Cork Co Ltd | 合成樹脂製容器蓋 |
-
2011
- 2011-11-10 JP JP2011246535A patent/JP5918977B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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