JP2013101761A - 2線式負荷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチ素子としてラッチ式リレーを用いた2線式負荷制御装置において、ラッチ式リレーの開閉接点の状態を検出し、ユーザにより入力された操作情報と比較し、スイッチ素子の状態を検出する。
【解決手段】スイッチ素子12が非導通状態のときの直流電力を出力するオフ電源部14と、スイッチ素子12が導通状態のときの直流電力を出力するオン電源部17と、オフ電源部14から直流電力が出力されているか否かを検出するオフ電源動作検出部30と、オン電源部17から直流電力が出力されているか否かを検出するオン電源動作検出部31と、外部から入力される操作情報に基づいて、スイッチ素子12の導通及び非導通を制御すると共に、操作情報と、オフ電源動作検出部30による検出情報及びオン電源動作検出部31による検出情報に基づいて、スイッチ素子12の異常を検出し、異常検知情報を出力する制御部20を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置などの負荷のオン及びオフを制御するための2線式負荷制御装置に関する。
従来、トライアックなどの半導体スイッチ素子を用いた負荷制御装置が知られている。このような半導体スイッチ素子を用いた負荷制御装置のうち、2線式の負荷制御装置は、交流電源と負荷の間に直列に接続されるため、配線工事が簡単である。その反面、負荷がオフされているときでも半導体スイッチ素子や制御回路(CPUなど)を駆動するための電源を確保する必要がある。そのため、半導体スイッチ素子に並列に整流回路を接続し、負荷をオフするときでも、実際には負荷がオン又は誤動作しない程度の微弱電流を負荷に流し、整流された電流をバッファコンデンサに充電し、負荷がオフしているときの電源(オフ電源部)を確保している。また、負荷がオンしているときも、整流回路により整流された電流を用いて、負荷がオンしているときの電源(オン電源部)を確保している。(特許文献1参照)
オフ電源部は、例えば電流を制限する抵抗と、電圧をクランプするツェナーダイオード(定電圧ダイオード)と、トランジスタなどで構成された定電圧回路(ブートストラップ回路)であり、整流回路により全波整流された脈流が入力される。オフ電源回路から出力される電流の一部は制御部に流れ、CPUなどを駆動するために用いられる。また、残りの電流は、バッファコンデンサを充電する。整流回路により全波整流された脈流の電圧がツェナー電圧よりも低いときは、バッファコンデンサが電源となるため、バッファコンデンサは充放電を繰り返す。このように、上記のように本来負荷がオフの状態であっても、ツェナーダイオード及び整流回路を介して負荷に電流が流れる。
一方、負荷をオンさせるには、例えば、制御部から半導体スイッチ素子のゲートに駆動信号を入力し、半導体スイッチ素子をオンさせる。それによって、整流回路の整流電圧がほぼ零になり、オン電源部及びオフ電源部が非導通となる。オン電源部及びオフ電源部が非導通の間、制御部にはバッファコンデンサから電力が供給され、バッファコンデンサの端子電圧が徐々に低下する。そして、交流電源の電流が零になると、自己消弧により半導体スイッチ素子が非導通になり、整流回路に電圧が発生する。このように、交流の1/2周期ごとに、負荷制御装置の自己回路電源確保、半導体スイッチ素子の導通/非導通動作が繰り返される。
トライアックなどの半導体スイッチ素子は、その導通及び非導通を制御するために必要な電力は比較的少ない。そのため、上記のようにバッファコンデンサに充電された電力によって半導体スイッチ素子を駆動することができる。その反面、半導体スイッチ素子によって流しうる負荷電流は比較的少なく、大電流を必要とする負荷には適していない。そのため、大電流を必要とする負荷のオン及びオフを制御するために、例えばラッチ式リレーなど、機械的に駆動される接点を備えたスイッチ素子の使用が考えられる。ところが、このような機械的な接点を導通及び非導通させるには、例えば電磁石装置などを駆動する必要があり、大きな電力が必要となる。そのため、短時間のうちに、頻繁に負荷をオン/オフさせようとすると、電磁石装置を駆動するために十分な電力が確保できないうちに、駆動信号が出力されることになる。その結果、電磁石装置が駆動されず、ラッチ式リレーが導通状態から非導通状態に又はその逆に切り替えられず、負荷がオン/オフされなくなる。
また、ラッチ式リレーは、機械的に開閉される開閉接点を有しているため、衝撃によって開閉接点が不用意に開閉されてしまうおそれがある。例えば、ラッチ式リレーを用いた2線式負荷制御装置が扉の傍の壁面に設けられていたとする。ユーザが、負荷制御装置を操作して照明装置などの負荷をオフしたにも拘わらず、扉を閉めたときの衝撃で開閉接点が導通していまい、照明装置が再点灯してしまう可能性がある。そして、負荷がオンしているときも、また負荷がオフしているときも、負荷制御装置の自己回路電源が確保されるので、負荷制御装置の制御部は、オン電源とオフ電源のいずれから電力が供給されているか判断できない。そのため、衝撃によってラッチ式リレーが不用意に導通したとしても、従来の構成では、そのことを検出することができなかった。
特開2008−97535号公報
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、蛍光灯照明装置などの負荷を制御するための2線式負荷制御装置において、スイッチ素子としてラッチ式リレーを用いた場合に、ラッチ式リレーの開閉接点の状態を検出し、ユーザによって入力された操作情報と比較し、スイッチ素子の状態を検出することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る2線式負荷制御装置は、
交流電源及び負荷にそれぞれ接続される2つの入力端子と、
前記2つの入力端子の間に接続されたラッチ式リレーを用いたスイッチ素子及び電流変成器の直列回路と、
前記スイッチ素子の開閉部の両端に並列に接続され、前記交流電源から前記負荷を介して流れる交流電流を用いて、前記スイッチ素子が非導通状態のときの直流電力を出力するオフ電源部と、
前記電流変成器の2次側に接続され、前記電流変成器の2次側に流れる交流電流を用いて、前記スイッチ素子が導通状態のときの直流電力を出力するオン電源部と、
前記オフ電源部から直流電力が出力されているか否かを検出するオフ電源動作検出部と、
前記オン電源部から直流電力が出力されているか否かを検出するオン電源動作検出部と、
前記オフ電源部及び前記オン電源部から出力される直流電力によって駆動され、外部から入力される操作情報に基づいて、前記スイッチ素子の導通及び非導通を制御すると共に、前記操作情報と、前記オフ電源動作検出部による検出情報及び前記オン電源動作検出部による検出情報に基づいて、前記スイッチ素子の異常を検出し、異常検知情報を出力する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、前記制御部は、前記スイッチ素子の異常を検出したときに、前記スイッチ素子を正常状態に復帰させるための駆動信号を出力することが好ましい。
また、前記オフ電源動作検出部が前記オフ電源部から直流電力が出力されていないことを検出し、且つ、前記オン電源動作検出部が前記オン電源部から直流電力が出力されていないことを検出したときに、前記制御部は前記交流電源が停電であると判断することが好ましい。
また、前記制御部が、前記交流電源が停電であると判断したときは、前記交流電源の停電中に操作情報が入力されても、その操作情報を破棄して、前記スイッチ素子の導通又は非導通の制御を行わないことが好ましい。
また、前記制御部は、前記交流電源が停電であると判断したときは、前記交流電源の停電中に入力された操作情報を記憶しておき、前記交流電源が停電から回復したとき、記憶された前記操作情報に応じて、前記スイッチ素子の導通又は非導通の制御を行うことが好ましい。
また、前記オフ電源部又は前記オン電源部と前記制御部の間に設けられ、前記制御部に直流電力を供給する第1補助電源部と、前記スイッチ素子が非導通状態から導通状態に切り替えられる際に、前記スイッチ素子を駆動するための直流電力を供給する第2補助電源部をさらに備えたことが好ましい。
また、前記制御部は、駆動電圧の異なる複数の制御回路を備え、
前記オフ電源部及び前記オン電源部は、それぞれ前記複数の制御回路の駆動電圧に対応して、駆動電圧が異なる複数の電圧系統を有し、
前記第1補助電源部は、前記複数の電圧系統のうち、駆動電圧の高い電圧系統に設けられ、前記第2補助電源部は、前記複数の電圧系統のうち、駆動電圧の低い電圧系統に設けられていることが好ましい。
また、前記第1補助電源部及び前記第2補助電源部は、前記オフ電源部又は前記オン電源部から出力される直流電力によって受電される蓄電素子を有することが好ましい。
上記構成によれば、オフ電源動作検出部による検出情報及びオン電源動作検出部による検出情報に基づくスイッチ素子の状態と、外部から入力される操作情報が不一致の場合、スイッチ素子の異常と判断することができる。例えば、操作情報がスイッチ素子の非導通であるにも拘わらず、オン電源から直流電力が出力されているときは、スイッチ素子の開閉接点が乖離しておらず、負荷に大電流が流れていると判断することができる。逆の場合も同様である。また、オフ電源動作検出部及びオン電源動作検出部が、オフ電源部及びオン電源部のいずれも直流電力を出力していないことを検出した場合には、交流電源の停電と判断することができる。それによって、例えばLEDなど表示素子により異常発生を表示したり、制御部からリセット信号などを出力したりすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る2線式負荷制御装置の基本構成を示すブロック図。 上記2線式負荷制御装置の具体的構成を示す回路図。 上記2線式負荷制御装置のスイッチ素子が衝撃などによって再導通した場合の各部の電圧などの波形図。 上記2線式負荷制御装置において、交流電源の停電とスイッチ素子の異常との区別を説明するための各部の電圧などの波形図。 上記2線式負荷制御装置において、交流電源の停電中に操作情報が入力された場合の各部の電圧などの波形図。
本発明の一実施形態に係る2線式負荷制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る2線式負荷制御装置1の基本的なブロック構成を示し、図2は具体的な回路構成を示す。この2線式負荷制御装置1は、交流電源2及び負荷3にそれぞれ接続される2つの入力端子11a,11bと、2つの入力端子11a,11bの間に接続されたスイッチ素子12及び電流変成器13の直列回路を備えている。本実施形態においては、スイッチ素子12は、ラッチ式リレーなどの機械的に駆動される接点を備えたスイッチ素子である。
スイッチ素子12の開閉部の両端子12a,12bには、交流電源2から負荷3を介して流れる交流電流を用いて、スイッチ素子12が非導通状態のときの直流電力を出力するオフ電源部14が接続されている。より具体的には、スイッチ素子12の開閉部の両端子12a,12bには、ダイオードブリッジなどで構成され、交流電源2から負荷3を介して流れる交流電流を直流電流(脈流)に変換する第1整流回路15が並列に接続されている。第1整流回路15には、例えば、電流を制限する抵抗と、電圧をクランプするツェナーダイオード(定電圧ダイオード)と、トランジスタなどで構成された定電圧回路(ブートストラップ回路)16が接続されている。これら第1整流回路15と、定電圧回路16とでオフ電源部14を構成する。図2に示す回路構成では、オフ電源部14は、例えば駆動電圧が24Vの高電圧系統と、駆動電圧が12Vの低電圧系統の、2つの電圧系統を有している。
スイッチ素子12が非導通であり、負荷3がオフ状態であっても、スイッチ素子12の開閉部の両端子12a,12bには、第1整流回路15が接続されているので、交流電源2、負荷3、第1整流回路15の直列回路には微弱な電流が流れる。このときの電流は、負荷3が誤動作しない程度の微小電流であり、オフ電源部14のインピーダンスが高くなるように設定されている。第1整流回路15から全波整流された脈流が入力されると、ツェナーダイオードのツェナー電圧により、オフ電源部14からの出力の電圧波形は略台形状となる。オフ電源部14から出力される電流の一部はレギュレータによって降圧され、第1制御部21に供給される。それと平行して、CPU動作用の補助電源部(第1補助電源部)23のバッファコンデンサを充電する。第1整流回路15により全波整流された脈流の電圧がツェナー電圧よりも低いときは、補助電源部23のバッファコンデンサが電源となって、レギュレータを介して第1制御部21に電力を供給する。そのため、負荷3がオフ状態のとき、補助電源部23のバッファコンデンサは充放電を繰り返す。同様に、オフ電源部14から出力される電流の一部は、第2制御部22に供給されると共に、それと平行して、接点開閉用の補助電源部(第2補助電源部)24のバッファコンデンサを充電する。
オフ電源部14の第1整流回路15には、半波整流用のダイオード、抵抗、コンデンサ及びトランジスタなどで構成されたオフ電源動作検出部30が接続されている。スイッチ素子12の開閉接点が非導通のとき、すなわち、負荷3がオフ状態であり、オフ電源部14から直流電力が出力されている状態では、ダイオードにより半波整流された直流電流(脈流)がオフ電源動作検出部30に入力される。半波整流された直流電流の電圧変化に応じてトランジスタがオン/オフされ、オフ電源動作検出部30からパルス信号が出力され、このパルス信号が第1制御部21に入力される。第1制御部21は、オフ電源動作検出部30からのパルス信号が入力されていると、スイッチ素子12の開閉接点が非導通であると判断することができる。一方、スイッチ素子12の開閉接点が導通すると、オフ電源部14の第1整流回路15に印加される電圧が低下し、オフ電源部14が動作しなくなる。また、オフ電源動作検出部30に印加される電圧も低下し、オフ電源動作検出部30からパルス信号が出力されなくなる。第1制御部21は、オフ電源動作検出部30からのパルス信号が入力されていないとき、スイッチ素子12の開閉接点が導通していると推測することができる。
電流変成器13の2次側には、電流変成器13の2次側に流れる交流電流を用いて、スイッチ素子12が導通状態のときの直流電力を出力するオン電源部17が接続されている。より具体的には、ダイオードブリッジなどで構成され、交流電源2から負荷3を介して流れる交流電流を直流電流(脈流)に変換する第2整流回路18が接続されている。第2整流回路18には、コンデンサ及びツェナーダイオードなどで構成された定電圧回路19が接続されている。オン電源部17も、例えば駆動電圧が24Vの高電圧系統と、駆動電圧が12Vの低電圧系統の、2つの電圧系統を有している。オフ電源部14の高電圧系統の出力端子とオン電源部17の高電圧系統の出力端子は、それぞれ逆流防止用のダイオードを介して接続されている。同様に、オフ電源部14の低電圧系統の出力端子とオン電源部17の低電圧系統の出力端子は、それぞれ逆流防止用のダイオードを介して接続されている。
オン電源部17の高電圧系統の出力端子には、抵抗及びコンデンサなどで構成されたオン電源動作検出部31が接続されており、コンデンサの端子間電圧(閾値電圧よりもハイレベル又はローレベル)が第1制御部21に入力される。スイッチ素子12の開閉接点が非導通のときでも、オフ電源部14の第1整流回路15から電流変成器13の1次側に電流が流れる。しかしながら、このときに流れる電流は負荷3を誤動作させない程度の微弱電流であり、電流変成器13の2次側に流れる電流量はさらに少なく、ほとんど無視しうる程度である。従って、コンデンサの端子間電圧は閾値よりもローレベルであり、第1制御部21は、スイッチ素子12の開閉接点が非導通であると判断することができる。一方、スイッチ素子12の開閉接点が導通すると、すなわち、負荷3がオンすると、負荷を駆動するために十分な電流が電流変成器13の1次側に流れ、それに伴って電流変成器13の2次側に流れる電流量も増加する。電流変成器13の2次側に流れる電流は、第2整流回路18によって全波整流され、オン電源部17のコンデンサを充電する。そして、オン電源部17の高電圧系統の出力端子の電圧が所定の電圧になり、オン電源動作検出部31のコンデンサの端子間電圧は閾値電圧よりもハイレベルになる。それによって、第1制御部21は、スイッチ素子12の開閉接点が導通していると判断することができる。
制御部20は、例えば壁面に設けられた操作ハンドルやリモコン装置などの入力部25をユーザが操作したときに、その操作情報に応じてスイッチ素子12の導通及び非導通を制御する。制御部20は、例えばCPUなどで構成され、低電圧(例えば3V)で駆動される第1制御部21と、高電圧(例えば24V)で駆動される第2制御部22を備えている。第1制御部21は、レギュレータを介して、オフ電源部14及びオン電源部17の低電圧系統の出力端子に接続されている。レギュレータは、低電圧系統の駆動電圧12Vをさらに低電圧の例えば3V程度に降圧させるためのものである。第2制御部22は、スイッチ素子12を構成するラッチ式リレーの電磁石装置などを駆動するための大電力を出力する。
さらに、レギュレータを介して、オフ電源部14及びオン電源部17の低電圧系統の出力端子と第1制御部21の間には、CPU動作用の補助電源部23が接続されている。また、オフ電源部14及びオン電源部17の高電圧系統の出力端子と第2制御部22の間には、スイッチ素子12の接点開閉用の補助電源部24が接続されている。CPU動作用の補助電源部23及び接点開閉用の補助電源部24は、いずれも、バッファコンデンサなどで構成されている。
次に、本実施形態に係る負荷制御装置1の基本動作について、図3を参照しつつ説明する。図3は、スイッチ素子12を導通状態から非導通状態に切り替える際に、扉を閉めたときの衝撃などによって、スイッチ素子12の開閉接点が再導通した場合の、各部の電圧などの波形を示す。
はじめに、スイッチ素子12が導通であり、負荷3はオン状態である(例えば照明装置が点灯している)とする。負荷電流は、交流電源2、負荷3、スイッチ素子12、電流変成器13、交流電源2の順に流れる。このとき、電流変成器13の2次側に流れる電流は比較的大きく、オン電源部17の第2整流回路18により整流され、オン電源部17の高電圧系統の出力端子及び定電圧系統の出力端子からそれぞれ電圧の異なる2系統の直流電力が出力される。オン電源部17の高電圧系統の出力端子には、オン電源動作検出部31が接続されており、第1制御部21は、オン電源動作検出部31の出力電圧はハイレベルである。また、スイッチ素子12の開閉接点に並列に接続されたオフ電源部14の第1整流回路15には電流が流れないので、オフ電源動作検出部30には半波整流された脈流は流れず、オフ電源動作検出部30からパルス信号は出力されない。それによって、第1制御部21は、スイッチ素子12の開閉接点が導通し、負荷3がオン状態であると判断する。さらに、第1制御部21は、直前に入力された操作情報(負荷3をオンする)を記憶しており、この操作情報と、オフ電源動作検出部30による検出情報及びオン電源動作検出部31による検出情報に基づいて、スイッチ素子12が正常であると判断する。
次に、入力部25から負荷3をオフさせる操作情報が入力されると、第1制御部21は、スイッチ素子12を導通状態から非導通状態に切り替えるために、駆動信号を出力する。第2制御部22は、この駆動信号を受けて、スイッチ素子12の電磁石装置を駆動するための駆動電力を出力する。この駆動電力は、例えば補助電源部24のバッファコンデンサを放電することによって供給される。それによって、スイッチ素子12の開閉接点が導通状態から非導通状態に切り替えられ、オフ電源部14の第1整流回路15に電流が流れ始め、同時に、電流変成器13の2次側にはほとんど電流が流れなくなる。オフ電源部14の第1整流回路15に電流が流れると、オフ電源動作検出部30からパルス信号が出力される。また、電流変成器13の2次側に電流が流れなくなると、オン電源動作検出部31の出力電圧はハイレベルからローレベルに切り替わる。それによって、第1制御部21は、スイッチ素子12の開閉接点が非導通になり、負荷3がオフ状態になったと判断する。さらに、第1制御部21は、操作情報(負荷3をオフさせる)と、オフ電源動作検出部30による検出情報及びオン電源動作検出部31による検出情報に基づいて、スイッチ素子12が正常であると判断する。
その後、扉を閉めたときの衝撃などによってスイッチ素子12の開閉接点が導通状態になったとする。そうすると、電流変成器13の2次側に流れる電流が増加すると同時に、接点間電圧の低下が発生する。接点間電圧がある一定の値よりも低下すると、オフ電源部14が動作しなくなり、また、オフ電源動作検出部30からパルス信号が出力されなくなる。また、電流変成器13の2次側に流れる電流が増加すると、オン電源動作検出部31の出力電圧はローレベルからハイレベルに切り替わる。それによって、第1制御部21は、スイッチ素子12の開閉接点が導通し、負荷3がオン状態になったと判断する。さらに、第1制御部21は、記憶している操作情報(負荷3をオフさせる)と、オフ電源動作検出部30による検出情報及びオン電源動作検出部31による検出情報に基づいて、スイッチ素子12の異常を検出する。スイッチ素子12の異常を検出すると、第1制御部21は、異常検出情報を出力する。異常検出情報は、例えばLEDの点滅などであってもよいし、音声による出力であってもよい。あるいは、異常検出情報は、LEDの点滅や音声による出力を行わずに、直接スイッチ素子の異常を修正するための駆動信号であってもよい。後者の場合、第1制御部21は、スイッチ素子12の異常を修正して負荷3をオフ状態にするために、駆動信号を再度出力する。第2制御部22は、この駆動信号を受けて、スイッチ素子12の電磁石装置を駆動するための駆動電力を出力する。それによって、負荷3がオフ状態にされる。
負荷3が照明装置である場合、ユーザは照明装置を消灯した後、その場から離れると考えられるので、消灯したはずの照明装置が再点灯していることに気付かない可能性が高い。従って、この2線式負荷制御装置1は、扉の付近の壁に設置されている照明装置用のスイッチとして使用する場合などに有効である。また、負荷3をオフ状態からオン状態に切り替える場合も同様である。もっとも、負荷3が照明装置である場合、一度点灯した照明装置がすぐに消灯するので、ユーザはスイッチ素子12の接触不良に気付くと思われる。そのため、この2線式負荷制御装置1は、ユーザから直接見えない場所にある負荷を遠隔操作する場合などにも有効である。
また、スイッチ素子12の異常により一度点灯した照明装置がすぐに消灯したと仮定すると、ユーザはすぐに入力部25を再操作すると考えられる。スイッチ素子12としてラッチ式リレーを用いた場合、スイッチ素子12の開閉接点の導通/非導通を切り替えるために電磁石装置などを駆動しなければならず、大きな電力が必要である。そのため、最初の入力部25の操作によって接点開閉用の補助電源部24のバッファコンデンサの電荷が放電された後、再充電されるまでに入力部25が再操作されると、補助電源部24の出力電力が不十分であり、スイッチ素子12の開閉接点の導通/非導通を確実に切り替えることができない可能性がある。そのため、入力部25から操作情報が入力された後、補助電源部24のバッファコンデンサを充電するのに必要な所定時間内に次の操作情報が入力されたときは、後の操作情報を記憶しておき、所定時間経過後にその操作情報に応じた駆動信号を出力してもよい。
次に、何らかの原因で交流電源2が停電した場合と、上記スイッチ素子12の異常との区別について、図4を参照しつつ説明する。始めに、負荷3はオフ状態であり、その間に交流電源2が停電したとする。交流電源2が停電していない状態では、オフ電源動作検出部30からパルス信号が出力され、オン電源動作検出部31の出力電圧はローレベルのままである。この状態から交流電源2が停電すると、オフ電源部14の第1整流回路15には電流が流れなくなり、オフ電源動作検出部30からパルス信号は出力されない。このように、オフ電源動作検出部30からパルス信号とオン電源動作検出部31の出力電圧の両方を常時モニタしておけば、交流電源2が停電した場合とスイッチ素子12の異常を区別することができる。負荷3がオン状態のときに交流電源2が停電した場合も同様である。なお、ここで言う停電とは、図2における補助電源部23のバッファコンデンサの電荷が完全に放電してしまわない程度の一時的な停電を言う。
ユーザによる入力部25の操作と、交流電源2の停電がたまたま重複した場合について、図5を参照しつつ説明する。第1制御部21は、オフ電源動作検出部30からパルス信号とオン電源動作検出部31の出力電圧の両方を常時モニタしており、交流電源2が停電しているか否か、及びスイッチ素子12に異常が生じているか否かを判断しているものとする。上記のように、第1制御部21は、入力部25から操作情報が入力されると、その操作情報を記憶する。それと並行して、第1制御部21は、交流電源2が停電しているか否かを判断し、交流電源2が停電しているときは、駆動信号を出力しない。そして、交流電源2が復旧し、所定時間経過した後、第1制御部21は駆動信号を出力する。すなわち、交流電源2の停電中、接点開閉用の補助電源部24にスイッチ素子12の電磁石装置を駆動するのに十分な電荷が蓄えられている保証はない。従って、交流電源2の停電中に駆動信号を出力しても、スイッチ素子12の開閉接点を非導通状態から導通状態に(又はその逆に)切り替えられない可能性がある。それに対して、交流電源2が復旧し、所定時間経過する間に、補助電源部24にスイッチ素子12の電磁石装置を駆動するのに十分な電荷が蓄えられている。このように、交流電源2が復旧し、所定時間経過した後に駆動信号を出力することにより、確実にスイッチ素子12の開閉接点を非導通状態から導通状態に(又はその逆に)切り替えることができる。
1 2線式負荷制御装置
2 交流電源
3 負荷
11a,11b 入力端子
12 スイッチ素子
13 電流変成器
14 オフ電源部
15 第1整流回路
16 定電圧回路
17 オン電源部
18 第2整流回路
19 定電圧回路
20 制御部
21 第1制御部
22 第2制御部
23 CPU動作用の補助電源部(第1補助電源部)
24 接点開閉用の補助電源部(第2補助電源部)
30 オフ電源動作検出部
31 オン電源動作検出部

Claims (8)

  1. 交流電源及び負荷にそれぞれ接続される2つの入力端子と、
    前記2つの入力端子の間に接続されたラッチ式リレーを用いたスイッチ素子及び電流変成器の直列回路と、
    前記スイッチ素子の開閉部の両端に並列に接続され、前記交流電源から前記負荷を介して流れる交流電流を用いて、前記スイッチ素子が非導通状態のときの直流電力を出力するオフ電源部と、
    前記電流変成器の2次側に接続され、前記電流変成器の2次側に流れる交流電流を用いて、前記スイッチ素子が導通状態のときの直流電力を出力するオン電源部と、
    前記オフ電源部から直流電力が出力されているか否かを検出するオフ電源動作検出部と、
    前記オン電源部から直流電力が出力されているか否かを検出するオン電源動作検出部と、
    前記オフ電源部及び前記オン電源部から出力される直流電力によって駆動され、外部から入力される操作情報に基づいて、前記スイッチ素子の導通及び非導通を制御すると共に、前記操作情報と、前記オフ電源動作検出部による検出情報及び前記オン電源動作検出部による検出情報に基づいて、前記スイッチ素子の異常を検出し、異常検知情報を出力する制御部とを備えたことを特徴とする2線式負荷制御装置。
  2. 前記制御部は、前記スイッチ素子の異常を検出したときに、前記スイッチ素子を正常状態に復帰させるための駆動信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の2線式負荷制御装置。
  3. 前記オフ電源動作検出部が前記オフ電源部から直流電力が出力されていないことを検出し、且つ、前記オン電源動作検出部が前記オン電源部から直流電力が出力されていないことを検出したときに、前記制御部は前記交流電源が停電であると判断することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の2線式負荷制御装置。
  4. 前記制御部が、前記交流電源が停電であると判断したときは、前記交流電源の停電中に操作情報が入力されても、その操作情報を破棄して、前記スイッチ素子の導通又は非導通の制御を行わないことを特徴とする請求項3に記載の2線式負荷制御装置。
  5. 前記制御部は、前記交流電源が停電であると判断したときは、前記交流電源の停電中に入力された操作情報を記憶しておき、前記交流電源が停電から回復したとき、記憶された前記操作情報に応じて、前記スイッチ素子の導通又は非導通の制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の2線式負荷制御装置。
  6. 前記オフ電源部又は前記オン電源部と前記制御部の間に設けられ、前記制御部に直流電力を供給する第1補助電源部と、前記スイッチ素子が非導通状態から導通状態に切り替えられる際に、前記スイッチ素子を駆動するための直流電力を供給する第2補助電源部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の2線式負荷制御装置。
  7. 前記制御部は、駆動電圧の異なる複数の制御回路を備え、
    前記オフ電源部及び前記オン電源部は、それぞれ前記複数の制御回路の駆動電圧に対応して、駆動電圧が異なる複数の電圧系統を有し、
    前記第1補助電源部は、前記複数の電圧系統のうち、駆動電圧の高い電圧系統に設けられ、前記第2補助電源部は、前記複数の電圧系統のうち、駆動電圧の低い電圧系統に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の2線式負荷制御装置。
  8. 前記第1補助電源部及び前記第2補助電源部は、前記オフ電源部又は前記オン電源部から出力される直流電力によって受電される蓄電素子を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の2線式負荷制御装置。
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