JP2013096728A - コンセントユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンセントユニット100は、複数のコンセント部11a〜11dと、コンセント部11a〜11dの各々に取り付けられた複数の電流センサ12a〜12dと、各電流センサ12a〜12dで検出された値に基づいて、各コンセント部11a〜11dの電力の使用状態を演算する演算装置14とを含む。
【選択図】図1
Description
以下、本発明のコンセントユニットの一実施形態を、図面を参照して説明する。実施形態に係るコンセントユニット100は、例えば電源タップ等のように、複数のコンセント部に取り付けられた電流センサの電流値から、各コンセント部に接続された機器の電力使用量等を演算するためのコンセントユニットである。
図1は、第1実施形態におけるコンセントユニット100の構成例を示す図である。
演算装置14は、各電流センサ12a〜12dで検出された値に基づいて、コンセント部11a〜11dに接続された各機器の電力の使用状態を演算する。電力の使用状態としては、瞬時電力や積算の電力使用量、電気料金、負荷電流値などがある。
次に、本実施形態の電流センサ12a〜12dの構成について図3および図4を参照して説明する。本実施形態では、電流センサ12a〜12dは、磁気センサを用いており、磁性体コアを有さない構成を例にとって説明するが、それ以外の電流センサを適用することも可能である。ただし、本実施形態の電流センサ12a〜12dが、電力損失や発熱を生じない電流センサであり、コンセントユニット100のサイズを最小とすることができるので好適である。
次に、コンセントユニット100内の各電流センサ12a〜12dの位置関係について、図6を参照して説明する。
図9(A)は、図3の電流センサ200の変形例1を示す図である。図9(A)に示す電流センサ600は、ICチップ630を除いて電流センサ200と同一である。ICチップ630は、支持部220Aに配置した際に、第1の磁電変換素子630Aが、平面視において、電流経路210AのU字形の内側に配置されるとともに、第2の磁電変換素子630Bが、電流経路210AのU字形の外側であって、電流経路210Aに近接する位置に配置されるように設計されている。図10に、図9(A)のX-X線に沿った断面図を示す。1次導体210に電流が流れることにより発生する第1の磁電変換素子630Aの位置の磁束密度をB1s、第2の磁電変換素子630Bの位置の磁束密度をB2sとする。外来磁気ノイズにより発生する磁束密度をそれぞれB1n、B2nとすると、第1の磁電変換素子630A、第2の磁電変換素子630Bの出力Vo1、Vo2は、
Vo1=k1×(B1s+B1n)+Vu1
Vo2=k2×(-B2s+B2n)+Vu2
となる。但し、k1、k2は各々の磁電変換素子の感度係数、Vu1、Vu2は各々の磁電変換素子のオフセット値である。
双方の磁電変換素子の距離が近いのでB1n=B2nと近似したときのVo1−Vo2の値を出力電圧Voとすると、
Vo=Vo1-Vo2=k×(B1s+B2s)
となり、外来磁場によるノイズが消えるとともに、U字形内側の第1の磁電変換素子630Aのみの場合よりも大きな信号が得られるので、電流センサの感度向上につながる。
ここで、3つの磁電変換素子の特性にばらつきが極めて小さく、k1=k2=k3=k、Vu1=Vu2=Vu3が成り立つとし、3つの磁電変換素子の距離が近いのでB1n=B2n=B3nと近似して、Vo1−(Vo2+Vo3)/2の値を出力電圧Voとすると、
Vo=Vo1-(Vo2+Vo3)/2=k×(B1s+(B2s+B3s)/2)
となり、2つの場合と同様に外来磁場によるノイズが消え電流センサの感度も向上するとともに、1次導体210とICチップ730の位置関係が3つの磁電変換素子の配置方向にズレが生じた場合でも、出力Voの変動レベルを極力抑えることができるようになる。
図11は、電流センサ200の変形例2を示す図である。図11に示す電流センサ800が、図3の電流センサ200と異なるのは、ICチップ230が側面視において支持部220Aから突出する代わりに、信号端子側部材220の支持部820Aが、切欠部820A’を有し、電流経路210Aが、平面視において切欠部820A’に部分に突出している点である。したがって、ICチップ230は突出しないものの、平面視において、ICチップ230と電流経路210Aは重複する。図12(A)に側面図、図12(B)に断面図を示す。第1の実施形態と比較して側面視において高さの異なる電流経路210Aが、平面視において切欠部820A’に部分に突出しているためにリードフレームのスタンピング金型の加工が若干複雑になるが、ICチップ内の磁電変換素子の配置に自由度が生まれ、ICチップのより内側に磁電変換素子を配置できるようになるため、応力起因によるオフセットへの影響を低減することができる。また支持部とICチップとの接着面積が増えるためICチップをより安定に支持することが可能となり、製造工程上余裕のある構成といえる。
図13は、電流センサ200の変形例3を示す図である。図13に示す電流センサ300では、図3の電流センサ200と異なり、ホール素子等の磁電変換素子330AがICチップ330に含まれておらず、別個に設けられている。この実施形態の電流センサ300は、ICとのハイブリッド構造で構成されている。
12a〜12d 電流センサ
14 演算装置
100,100A コンセントユニット
210 一次導体
210A 電流経路
220 信号端子側部材
220A 支持部
220B リード端子
220C 段差部
230 ICチップ
230A 磁電変換素子
630 ICチップ
Claims (13)
- 機器と接続可能に構成された複数のコンセント部と、
前記複数のコンセント部のうち、所定数のコンセント部の各々に取り付けられた複数の電流センサと、
前記各電流センサで検出された値に基づいて、前記各コンセント部の電力の使用状態を演算する演算装置と、
を含むことを特徴とするコンセントユニット。 - 前記電流センサは、直流電流および交流電流の計測が可能であることを特徴とする請求項1に記載のコンセントユニット。
- 前記電流センサが、周囲温度信号も出力することを特徴とする請求項1または2に記載のコンセントユニット。
- 前記電流センサは、磁気センサを用いて構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記電流センサの厚さが0.5mm以上〜3mm以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記電流センサは、磁性体コアを有さないことを特徴とする請求項4または5に記載のコンセントユニット。
- 前記電流センサは、電流センサ用基板、および、ICチップを備え、
前記電流センサ用基板は、U字形の電流経路を有する一次導体と、磁電場変換素子が内蔵された信号処理ICを支持するための支持部およびリード端子を有する信号端子側部材とを備え、前記電流経路は、平面視において前記支持部と重複しないように前記支持部に近接して配置され、側面視において前記支持部と高さが異なる電流センサ用基板とを有し、
前記ICチップは、前記支持部に配置され、前記電流経路を流れる電流から生じる磁束を検出する磁電変換素子を有することを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載のコンセントユニット。 - 前記電流センサは、化合物半導体を磁電変換素子に用い、信号処理用のICとのハイブリッド構造で構成し、前記電流センサ用基板は、U字形の電流経路を有する一次導体と、磁電変換素子を支持するための第1の支持部と信号処理ICを支持するための第2の支持部およびリード端子を有する信号端子側部材とを備え、前記電流経路は、平面視において前記第1の支持部と重複しないように前記第1の支持部に近接して配置された電流センサ用基板とを有し、前記電流経路を流れる電流から生じる磁束を検出する磁電変換素子を有することを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 複数のコンセントが連結して取り付けられる場合、隣接するコンセント内の各電流センサは、取り付け位置が互いに異なるように配置されていることを特徴とする請求項4ないし8のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記コンセントに磁気シールド処理が施されていることを特徴とする請求項4ないし9のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記演算装置は、ADコンバータ回路を備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記演算装置は、前記電流センサの温度特性データを保持するメモリを備え、前記温度特性データに基づいて、前記電流センサの出力を補正するように構成されている請求項1ないし11のいずれかに記載のコンセントユニット。
- 前記演算装置は、前記電流センサに電源を供給することを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載のコンセントユニット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015045634A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-03-12 | 旭化成エレクトロニクス株式会社 | 電流センサ |
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-
2011
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