JP2013095440A - 吐出器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器の口部に配設され、容器の内容物を吸い上げる吸上げ筒と、吸上げ筒が連結されたシリンダと、吸上げ筒とシリンダとの連通および遮断を切り替える吸上げ弁と、シリンダ内に上方付勢状態で下方移動自在に配設されたピストンと、シリンダに直結されて側方に向けて延びる吐出筒6と、吐出筒6に配設され、内容物を吐出する吐出口27aを有する吐出口部材7と、を備え、吐出口部材7は、スリット状の吐出口27aが形成された弾性変形可能な吐出膜27と、吐出膜27を吐出筒6の内側から支持して吐出口27aを閉塞する台座28と、を備え、シリンダの内圧変動に伴う吐出膜27の弾性変形により、吐出口27aとシリンダとの連通および遮断が切り替えられることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明に係る吐出器は、容器の口部に配設され、前記容器の内容物を吸い上げる吸上げ筒と、前記吸上げ筒が連結されたシリンダと、前記吸上げ筒と前記シリンダとの連通および遮断を切り替える吸上げ弁と、前記シリンダ内に上方付勢状態で下方移動自在に配設されたピストンと、前記シリンダに直結されて側方に向けて延びる吐出筒と、前記吐出筒に配設され、前記内容物を吐出する吐出口を有する吐出口部材と、を備え、前記吐出口部材は、スリット状の前記吐出口が形成された弾性変形可能な吐出膜と、前記吐出膜を前記吐出筒の内側から支持して前記吐出口を閉塞する台座と、を備え、前記シリンダの内圧変動に伴う前記吐出膜の弾性変形により、前記吐出口と該シリンダとの連通および遮断が切り替えられることを特徴とする。
このように、吐出口部材の吐出口が確実に閉塞されて、該吐出口からエアーがシリンダ内へ流入することが防止されているので、内容物の計量が精度よく行われる。
このように吐出膜が台座に当接した状態で、前述のようにピストンがシリンダ内を上方移動することで、シリンダ内が再び負圧となり、吐出膜はより強く台座に押し当てられて、吐出口を確実に閉塞する。
そして、このような作用効果を奏しつつも、吐出口部材は吐出膜と台座とを備えた簡単な構成とされているので、部品点数の増加が抑えられる。
図1に示すように、吐出器1は、例えば、水や酒類等の液状の内容物が充填される容器100の口部101に装着されるものである。吐出器1は、容器100の口部101に配設され、容器100の内容物を吸い上げる吸上げ筒2と、吸上げ筒2が連結されたシリンダ3と、吸上げ筒2とシリンダ3との連通および遮断を切り替える吸上げ弁4と、シリンダ3内に上方付勢状態で下方移動自在に配設されたピストン5と、シリンダ3に直結されて側方に向けて延びる吐出筒6と、吐出筒6に配設され、内容物を吐出する吐出口27aを有する吐出口部材7と、を備えている。
また、口部101には、シリンダ3を支持する支持筒8が内挿されている。支持筒8には、シリンダ径方向の外方に向けて突設されるとともにシリンダ周方向に沿って延びる環状のフランジ8aが形成されている。フランジ8aは、口部101の上端開口縁に上側から当接している。
吸上げ弁4は、有底筒状をなしており、吸上げガイド筒10の上端部に内嵌される外筒4aと、該外筒4aの下端部に弾性変形可能な複数の腕部を介して連結される円板状の弁部4bと、を備えている。前記複数の腕部は、弁部4bの外周においてシリンダ周方向に間隔をあけて配置されている。隣り合う前記腕部同士の間には隙間が形成されており、該隙間には容器100の内容物が流通するようになっている。
また、前記腕部は1つだけとしてもよく、この場合は前記隙間を設けなくてもよい。
閉塞部32は、フランジ31aの吐出軸径方向内方に位置している。閉塞部32において吐出筒6の外側(吐出膜27側)を向く面は、吐出筒6の内側へ向けて窪む凹曲面状に形成されている。
また、フランジ36は、台座支持筒31のフランジ31aに吐出筒6の外側から当接している。
このように構成される吐出口部材7は、シリンダ3の内圧変動に伴う吐出膜27の弾性変形により、吐出口27aとシリンダ3との連通及び遮断(吐出口27aの開閉)を切り替える構成とされている。
また、ピストン5に一体とされた連結筒22のフランジ22aは、ピストンガイド筒13の底壁板18に下側から当接しており、これにより、シリンダ3に対するピストン5の上側への移動が規制されている。
そして、シリンダ3の内圧が低下すると、吐出膜27の膜部34は弾性復元力により復元変形して、再び台座28の閉塞部32に当接される。
また、シリンダ3内に内容物が定量吸い上げられて該シリンダ3の内圧が増加すると、吸上げ弁4の弁部4bは前記腕部が弾性復元力で復元変形することにより、再びフランジ10aに当接される。これにより、吸上げ弁4が遮断状態とされる。
このとき、吸上げ弁4の弁部4bは、より強い力でフランジ10aに当接(圧接)される。
このように、吐出口部材7の吐出口27aが確実に閉塞されて、該吐出口27aからエアーがシリンダ3内へ流入することが防止されているので、内容物の計量が精度よく行われる。
このように吐出膜27が台座28に当接した状態で、前述のようにピストン5がシリンダ3内を上方移動することで、シリンダ3内が再び負圧となり、吐出膜27はより強く台座28に押し当てられて、吐出口27aを確実に閉塞する。
そして、このような作用効果を奏しつつも、吐出口部材7は吐出膜27と台座28とを備えた簡単な構成とされているので、部品点数が抑えられる。
2 吸上げ筒
3 シリンダ
4 吸上げ弁
5 ピストン
6 吐出筒
7 吐出口部材
27 吐出膜
27a 吐出口
28 台座
32 閉塞部(台座)
34 膜部(吐出膜)
38 環状突起
100 容器
101 口部
Claims (3)
- 容器の口部に配設され、前記容器の内容物を吸い上げる吸上げ筒と、
前記吸上げ筒が連結されたシリンダと、
前記吸上げ筒と前記シリンダとの連通および遮断を切り替える吸上げ弁と、
前記シリンダ内に上方付勢状態で下方移動自在に配設されたピストンと、
前記シリンダに直結されて側方に向けて延びる吐出筒と、
前記吐出筒に配設され、前記内容物を吐出する吐出口を有する吐出口部材と、を備え、
前記吐出口部材は、
スリット状の前記吐出口が形成された弾性変形可能な吐出膜と、
前記吐出膜を前記吐出筒の内側から支持して前記吐出口を閉塞する台座と、を備え、
前記シリンダの内圧変動に伴う前記吐出膜の弾性変形により、前記吐出口と該シリンダとの連通および遮断が切り替えられることを特徴とする吐出器。 - 請求項1に記載の吐出器であって、
前記台座のうち前記吐出筒の外側を向く面は、前記吐出筒の内側へ向けて窪む凹曲面状に形成され、
前記吐出膜のうち前記吐出筒の内側を向く面は、前記吐出筒の内側へ向けて突出する凸曲面状に形成されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1又は2に記載の吐出器であって、
前記吐出膜の前記吐出筒の内側を向く面には、前記吐出口を囲繞するように環状をなすとともに、前記台座の外周に着脱自在に嵌合する環状突起が突設されていることを特徴とする吐出器。
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