JP2013090510A - 地上落下防止用シートおよびその使用方法 - Google Patents

地上落下防止用シートおよびその使用方法 Download PDF

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Tatsuya Arai
達也 新井
Koji Suzuki
康士 鈴木
Masahiko Morita
政彦 盛田
Shogo Kawamura
正吾 河村
Masaki Odaka
将樹 尾高
Shunsuke Ito
俊輔 伊藤
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Abstract

【課題】 設置場所が高所であっても簡便に昇降させることができる可搬性に優れ、設置および撤収作業を容易に行い得る地上落下防止用シートを提供する。
【解決手段】 シート部材1と、該シート部材1の四隅に分散させて一方の端部を結合させた固定用ロープ2A〜2Dと、シート部材1の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の固定用ロープ2A〜2Dのシート部材1に対する各結合部位間の中央部から一方の固定用ロープ側へ離れた部位と他方の固定用ロープ側へ離れた部位とに一方の端部がそれぞれ結合された固縛用ロープ4A〜4Hとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は地上落下防止用シートおよびその使用方法に関し、特に鉄塔に営巣された鳥の巣を撤去する際に適用して有用なものである。
送電線の鉄塔等、電力送電関連物に鳥が営巣した場合、鳥の巣が原因となって送電線の停電を生起するという事故が発生している。これは、鳥が巣を作る際に持ってくる枝がアークホーンや碍子に引っかかるなどして、絶縁間隔が狭くなり地絡事故につながるからである。
また、前記巣の材料である枝が落下し、電気事業者の客の所有物、例えば車等に傷をつける虞もある。このため被害を被る可能性がある客からは前記巣を撤去するよう要望される場合があり、可及的迅速な対応が必要とされる。
そこで、電力送電関連物に営巣が発見された場合には、速やかに巣の撤去作業を実施している。
従来の鳥の巣の撤去作業においては、基本的に、工具袋またはビニール袋を使用し、作業員が撤去した巣を前記工具袋またはビニール袋等に収納して撤去している。ここで、工具袋やビニール袋は容量が少ないため、大きな鳥の巣の場合は複数の袋を使用するとともに、袋詰めに際し、鳥の巣の材料となっている木の枝を細かく折る必要がある。この袋詰は、枝を地上に落とさないよう細心の注意を払いながら行う必要がある。また、撤去・袋詰めした後の巣を、地上に降ろす際は複数の袋を作業員が腰に付け下ろしている。
なお、鳥の巣等の地上への落下を良好に防止し、鳥の巣の撤去作業時の安全性にも優れた地上落下防止用ネットを開示する公知文献として特許文献1が存在する。これは、配電線用に開発され、電力送電関連構成物に取付け、その中に鳥の巣を落下させることで収納する枠体付の地上落下防止用ネットを開示するものである。
特開2008−261123号公報
上述の如き従来技術に係る鳥の巣の撤去作業においては次のような問題を生起している。
1)工具袋やビニール袋の容量では少なすぎるため複数枚の袋を用意する必要がある。
2)鉄塔上で鳥の巣を崩して袋に詰めるため、注意をしていても地上に鳥の巣の枝が落下する可能性が大きい。
3)営巣する鉄塔は市街地に位置するものがほとんどで、鳥の巣の枝が客の宅地内や駐車場の車両上に落下し、この場合には客先に迷惑を掛ける。
4)枝が落下しないように十分留意しつつ鳥の巣を崩して袋に詰め、詰めた複数の袋を人力で降ろす作業自体、作業員に精神的、体力的な大きな負担を強いることとなる。
5)また、特許文献1に開示する「地上落下防止用ネット」は、基本的に配電線用に開発されたものであり、配電柱より高所で使用する鉄塔では可搬性に難がある。
本発明は、上記従来技術に鑑み、設置場所が高所であっても簡便に昇降させることができる可搬性に優れ、設置および撤収作業を容易に行い得る地上落下防止用シートおよびその使用方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
シート部材と、
該シート部材の四隅に分散させて一方の端部を結合させた固定用ロープと、
前記シート部材の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の前記固定用ロープの前記シート部材に対する各結合部位間の中央部から一方の固定用ロープ側へ離れた部位と他方の固定用ロープ側へ離れた部位とに一方の端部がそれぞれ結合された固縛用ロープとを有することを特徴とする地上落下防止用シートにある。
本態様によれば、中心部に凹部が形成された四隅の固定用ロープを固定し、固縛用ロープの二本を一組として中央部の両側からシート部材を寄せるようにして固縛することで、シート部材の中心部に凹部が形成されるよう容易に折り曲げることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載する地上落下防止用シートにおいて、
前記固定用ロープの結合部位を挟んだ両側でそれぞれ隣接している前記固縛用ロープの結合部位間をそれぞれ直線で結ぶ折り線と、
前記各中央部から前記シート部材の中心に向かう谷折り線とを前記シート部材の表面に形成したことを特徴とする地上落下防止用シートにある。
本態様によれば、折り線と、谷折り線とが予め形成されているので、シート部材を所定形状に折り曲げる作業を簡便に行うことができる。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様に記載する地上落下防止用シートにおいて、
上方に伸びる構造物の途中に前記四隅を前記固定用ロープの他方の端部を介して取り付けるとともに、前記各中央部を挟んだ両側で前記シート部材に結合された前記固縛用ロープの他方の端部を近接させてそれぞれ前記構造物の水平部材に固縛するとともに、前記折り線と前記谷折り線とに沿って前記シート部材を折り曲げることにより前記シート部材の中心部に、下方に突出する凹部が形成されていることを特徴とする地上落下防止用シートにある。
本態様によれば、中心部に凹部が形成されたシート部材を構造物の途中の水平面内に展張することができるので、上方からの落下物を、地上に落下させることなく確実に受け止めることができる。
本発明の第4の態様は、第1〜第3の態様のいずれか一つに記載する地上落下防止用シートにおいて、
前記固縛用ロープの前記シート部材に対する結合位置は、前記シート部材の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の前記固定用ロープの前記シート部材に対する各結合部位間の距離をそれぞれ三等分した位置であることを特徴とする地上落下防止用シートにある。
本態様によれば、各固定用ロープの間を均等に分割することができ、シート部材の中心部に凹部を形成するための、折り線および谷折り線に沿うシート部材の所定の折り曲げ作業が容易になる。
本発明の第5の態様は、第1〜第4の態様のいずれか一つに記載する地上落下防止用シートの使用方法であって、
上方に伸びる構造物の途中に営巣された鳥の巣よりも下方の位置において、前記シート部材の四隅を前記固定用ロープの他方の端部を介して前記構造物に取り付けるとともに、前記各中央部を挟んだ両側で前記シート部材に結合された固縛用ロープの他方の端部を近接させてそれぞれ前記構造物の水平部材に固縛するとともに、前記折り線と前記谷折り線とに沿って前記シート部材を折り曲げることにより前記シート部材の中心部に、下方に突出する凹部を形成する工程と、
前記鳥の巣を前記凹部に向けて落下させる工程と、
前記固定用ロープおよび固縛用ロープを解くことにより前記凹部に鳥の巣が収納された前記シート部材を前記構造物から取り外す工程と、
前記構造物から取り外した前記シート部材の端部を前記固縛用ロープで縛ることにより前記シート部材を内部に前記鳥の巣を収納した袋状の部材とする工程と、
前記袋状の部材となったシート部材を前記構造物の設置箇所から地上に降ろす工程とを有することを特徴とする地上落下防止用シートの使用方法にある。
本態様によれば、シート部材の四隅を構造物の四箇所に固定し下方に突出する凹部をシート部材の中心部に形成することで鳥の巣を形成している枝等の落下物の地上への落下を確実に防止することができる。すなわち、袋状にしたシート部材の中心部に鳥の巣をそのまま落下させることができる。さらに、固縛用ロープで鳥の巣等の落下物を収納したシート部材を袋状に緊縛することにより、そのまま一括して地上に降ろして撤去作業を完了させることができる。
本発明によれば、シート状の部材である地上落下防止用シートを畳んで作業員の腰袋に収納した状態で鉄塔等の高所に昇塔することができる。すなわち、地上落下防止用シートとして可搬性に優れたものとなる。また、鳥の巣の撤去作業に適用した場合には、鳥の巣の枝を崩す際、枝が地上に落下するのを未然に防止し得る。また、枝が落下することがないため、客先に迷惑を掛ける心配がなく、また作業員の精神的負担もが低減できる。
さらに、鳥の巣の撤去作業のみならず、高所作業に伴う工具の地上への落下を途中で回収することで防止する等、安全ネットとしての機能も発揮させることができる。
本発明の実施の形態に係る地上落下防止用シートを示す平面図である。 図1に示す地上落下防止用シートの折り線を説明するための平面図である。 図1に示す地上落下防止用シートを鉄塔に装着した状態を示す平面図である。 図3を側面から見た側面図である。 鉄塔に営巣された鳥の巣の撤去作業の態様(撤去前)を示す斜視図である。 鉄塔に営巣された鳥の巣の撤去作業の態様(撤去後)を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る地上落下防止用シート、本形態では鉄塔等に営巣された鳥の巣を撤去する際に用いる地上落下防止用シートを示す平面図である。同図に示すように、シート部材1は、高所に営巣される電力送電関連構造物である鉄塔の設置場所における幅以上の矩形の一枚の平面状部材である。かかるシート部材1の四隅には、孔を介して固定用ロープ2A,2B,2C,2Dの一端部が結合されている。また、各固定用ロープ2A〜2Dの他端部にはカラビナ3A,3B,3C,3Dが連結されている。シート部材1の各辺を三等分した位置には、孔を介して固縛用ロープ4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4Hの一端部が結合されている。
図2は、図1に示す地上落下防止用シートの折り線を説明するための平面図である。当該地上落下防止用シートの使用時には図2中に点線で示す折り線5A,5B,5C,5Dおよび谷折り線6A,6B,6C,6Dに沿って折り曲げられる。この結果、矩形の中心部7が底となるような凹部が形成される。ここで、谷折り線6A〜6Dとは、図2中の矢印で示すように左右両側からシート部材1を寄せて谷折り線6A,6B,6C,6Dが底となるように折るための折り線をいう。なお、折り線5A〜5Dおよび谷折り線6A〜6Dは、例えばシート部材1に折り癖を付けることにより予め容易に形成することができる。
図3は本形態に係る地上落下防止用シートを鉄塔に装着した状態を示す平面図、図4は図3を側面から見た側面図である。両図に示すように、本形態に係る地上落下防止用シートは、上方に伸びる構造物である鉄塔8の途中であり、かつ営巣された鳥の巣9の下方に、四隅を固定用ロープ2A〜2Dの他方の端部のカラビナ3A〜3Dを介して取り付ける。さらに、具体的には、カラビナ3A〜3Dをポスト(図示せず)に係止する。同時に、二本で一組の固縛用ロープ(4A,4B)、(4C,4D)、(4E,4F)、(4G,4H)の他方の端部を近接させてシート部材1の各辺の中央部をそれぞれ鉄塔8の水平部材8Aに固縛する。このとき折り線5A〜5Dと谷折り線6A〜6Dとに沿ってシート部材1を折り曲げることによりシート部材1の中心部7に、下方に突出する凹部10を形成させる。
かくして鳥の巣9の下方の位置で、鉄塔8の最外部の鉄骨で区画されるその内部の水平面内一杯に凹部10が形成された地上落下防止用シートが展張される。
次に、上記本形態に係る地上落下防止用シートを用いた鳥の巣の撤去方法を例に採り、当該地上落下防止用シートの使用方法を説明しておく。
1) 地上落下防止用シートを畳んで作業員の腰袋に収納した状態で、鉄塔8の高所である所定高さ位置まで昇塔する。
2) 図5に示すように、鉄塔8の途中に営巣された鳥の巣9よりも下方の位置である所定高さ位置において、シート部材1の四隅を、固定用ロープ2A〜2Dの他方の端部をカラビナ3A〜3Dを介して鉄塔8に取り付けるとともに、固縛用ロープ(4A,4B)、(4C,4D)、(4E,4F)、(4G,4H)の他方の端部を近接させてシート部材1の各辺の中央部をそれぞれ鉄塔8の水平部材8Aに固縛する。
3) 同時に、折り線5A〜5Dと谷折り線6A〜6Dとに沿ってシート部材1を折り曲げることによりシート部材1の中心部に、下方に突出する凹部10を形成する。ここで、本形態においては折り線5A〜5Dおよび谷折り線6A〜6Dが形成されているので、容易に凹部10を形成することができる。
4) 図6に示すように、鳥の巣9を撤去し、下方に落下させることにより凹部10に収納する。ここでシート部材1は四隅を鉄塔8のポスト四脚に固定されて袋状の部材となって鳥の巣の下方の空間一杯に展張されているので、枝の地上への落下が防止される。
5) 固定用ロープ2A〜2Dおよび固縛用ロープ4A〜4Hを解くことにより凹部10に鳥の巣9が収納されたシート部材1を前記鉄塔8から取り外す。
6) 鉄塔8から取り外したシート部材1の端部を固縛用ロープ4A〜4Hで縛ることによりシート部材1を内部に鳥の巣9を収納した袋状の部材とする。
7) 袋状の部材となったシート部材1を鉄塔8の設置箇所から地上に降ろす。かかる作業には鉄塔8に設置されている通い綱を利用することで容易かつ安全に行うことができる。ここで、通い綱とは、鉄塔8等の高所に昇った作業者が、ロープ(このロープを「通い綱ロープ」という。)を用いて必要な資材や工具などを地上から引き上げるために所定の工事に先だって鉄塔8に設置するものである。例えば鉄塔8上に工具を引き上げる際には、工具を布製のバケツに入れ、これを鉄塔8上から垂れ下げた通い綱ロープの先端に形成した輪環にカラビナやナス環などの締結具を用いて連結してやることが一般的である。
なお、上記実施の形態においては地上落下防止用シートを鳥の巣を撤去する際に使用するものとして説明しているが、この用途に限るものではない。鉄塔8等の上方に伸びる構造物の上方から地上に落下する物体、例えば高所作業の際、作業員が誤って落下させた工具等を受け止める落下防止用の安全シートとしても機能させることができる。また、シート部材1は矩形でなくても良い。シート部材1を展張する鉄塔等の内部平面の形状に合わせて、例えば円形とする場合等も考えられる。
また、上記実施の形態では、折り線5A〜5Dと谷折り線6A〜6Dとを予め形成するようにしたが、これは固縛用ロープ4A〜4Hを鉄塔8の水平部材8Aに固縛した状態で谷折り線6A〜6Dに沿う部分を谷折りすることで自然に折り曲げることができる。
さらに固縛用ロープ4A〜4Hのシート部材1に対する結合位置は、シート部材1の各辺を三等分した位置としたが、中心部に対して両側の部位であれば特にかかる位置に限定されるものではない。ただ、三等分した位置とすることで各辺を均等に分割することができ、折り線5A〜5Dおよび谷折り線6A〜6Dに沿うシート部材1の所定の折り曲げ作業が容易になり、その分容易に凹部10を形成することができる。
なお、固縛用ロープ4A〜4Hのシート部材1に対する結合位置は、一般的には、シート部材1の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の固定用ロープ2A〜2Dの、シート部材1に対する各結合部位間の中央部から一方の固定用ロープ側へ離れた部位と他方の固定用ロープ側へ離れた部位であれば良い。
本発明は電力設備であり高所における営巣の可能性がある鉄塔等を管理する電力業界等の産業分野において有効に利用することができる。
1 シート部材
2A〜2D 固定用ロープ
3A〜3D カラビナ
4A〜4H 固縛用ロープ
5A〜5D 折り線
6A〜6D 谷折り線
7 中心部
8 鉄塔
8A 水平部材
9 鳥の巣
10 凹部

Claims (5)

  1. シート部材と、
    該シート部材の四隅に分散させて一方の端部を結合させた固定用ロープと、
    前記シート部材の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の前記固定用ロープの前記シート部材に対する各結合部位間の中央部から一方の固定用ロープ側へ離れた部位と他方の固定用ロープ側へ離れた部位とに一方の端部がそれぞれ結合された固縛用ロープとを有することを特徴とする地上落下防止用シート。
  2. 請求項1に記載する地上落下防止用シートにおいて、
    前記固定用ロープの結合部位を挟んだ両側でそれぞれ隣接している前記固縛用ロープの結合部位間をそれぞれ直線で結ぶ折り線と、
    前記各中央部から前記シート部材の中心に向かう谷折り線とを前記シート部材の表面に形成したことを特徴とする地上落下防止用シート。
  3. 請求項1または請求項2に記載する地上落下防止用シートにおいて、
    上方に伸びる構造物の途中に前記四隅を前記固定用ロープの他方の端部を介して取り付けるとともに、前記各中央部を挟んだ両側で前記シート部材に結合された前記固縛用ロープの他方の端部を近接させてそれぞれ前記構造物の水平部材に固縛するとともに、前記折り線と前記谷折り線とに沿って前記シート部材を折り曲げることにより前記シート部材の中心部に、下方に突出する凹部が形成されていることを特徴とする地上落下防止用シート。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載する地上落下防止用シートにおいて、
    前記固縛用ロープの前記シート部材に対する結合位置は、前記シート部材の外縁に沿う方向でそれぞれ隣接している二本の前記固定用ロープの前記シート部材に対する各結合部位間の距離をそれぞれ三等分した位置であることを特徴とする地上落下防止用シート。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載する地上落下防止用シートの使用方法であって、
    上方に伸びる構造物の途中に営巣された鳥の巣よりも下方の位置において、前記シート部材の四隅を前記固定用ロープの他方の端部を介して前記構造物に取り付けるとともに、前記各中央部を挟んだ両側で前記シート部材に結合された固縛用ロープの他方の端部を近接させてそれぞれ前記構造物の水平部材に固縛するとともに、前記折り線と前記谷折り線とに沿って前記シート部材を折り曲げることにより前記シート部材の中心部に、下方に突出する凹部を形成する工程と、
    前記鳥の巣を前記凹部に向けて落下させる工程と、
    前記固定用ロープおよび固縛用ロープを解くことにより前記凹部に鳥の巣が収納された前記シート部材を前記構造物から取り外す工程と、
    前記構造物から取り外した前記シート部材の端部を前記固縛用ロープで縛ることにより前記シート部材を内部に前記鳥の巣を収納した袋状の部材とする工程と、
    前記袋状の部材となったシート部材を前記構造物の設置箇所から地上に降ろす工程とを有することを特徴とする地上落下防止用シートの使用方法。
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