JP2013087891A - スチームトラップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 出口通路及び出口の侵食を防止できるスチームトラップを提供する。
【解決手段】 入口4が上部に開口した弁室5と、この弁室5から隔てられ出口6が上部に開口した出口通路7とをケーシングに形成し、弁室5側端に弁孔14が開口し出口通路7側端に分岐孔18が開口した弁座部材16を出口通路7の下部に設けて弁室5と出口通路7を連通し、弁孔14を開閉するフロート13を弁室5内に配置し、出口7側端の排出孔11を出口6に向けて開口させた耐浸食性を有する管部材12を出口通路7内に配置して、管部材12の内側を通して分岐孔18と出口6側を連通し、出口6に向けて拡開させた耐浸食性を有する拡開管部材28を排出孔11に連結し、拡開管部材28の出口6側端を出口配管27が接続される出口6内に開口させて、拡開管部材28の内側を通して排出孔11と出口6を連通する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するスチームトラップに関し、特に排出復水の高速流による出口通路の侵食を防止できるようにしたものに関する。
出口通路の侵食を防止できるようにしたスチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置し、出口側端の排出孔を出口に向けて開口させた耐浸食性を有する管部材を出口通路内に配置して、管部材の内側を通して分岐孔と出口側を連通するものである。
特開2002−276893号公報
上記従来技術のスチームトラップは、排出復水が耐浸食性を有する管部材の内側を流下し出口通路の内壁に衝突しないので、出口通路の浸食を防止できるものであるが、
管部材排出孔から排出された排出復水が出口の内壁に衝突するために、出口の内壁が排出復水によって侵食されると言う問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、出口通路及び出口の侵食を防止できるスチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のスチームトラップは、入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置し、出口側端の排出孔を出口に向けて開口させた耐浸食性を有する管部材を出口通路内に配置して、管部材の内側を通して分岐孔と出口側を連通するものにおいて、出口に向けて拡開させた耐浸食性を有する拡開管部材を排出孔に連結し、拡開管部材の出口側端を出口配管が接続される出口内に開口させて、拡開管部材の内側を通して排出孔と出口を連通することを特徴とするものである。
本発明によれば、排出復水が耐浸食性を有する管部材及び拡開管部材の内側を流下し出口通路及び出口の内壁に衝突しないので、出口通路及び出口の浸食を防止できるという優れた効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わるフリーフロート式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本実施形態はフリーフロート式スチームトラップに適用したものである。鋳造成形された本体1に蓋部材2をボルトで締結してケーシングを形成する。ケーシングの内部は仕切壁3で、入口4の連通する弁室5と出口6の連通する出口通路7に隔てる。入口4は弁室5の上部に開口し、スクリーン8及び通孔9を開けたフロートカバー10を介して連通する。出口通路7の内周壁に出口6側に向けて開口する排出孔11を有する管部材12を取り付ける。管部材12は出口通路7が排出流体によって浸食されることを防止するために耐浸食性を有するステンレス鋼で作る。出口6に向けて拡開させた拡開管部材28を排出孔11に圧入して管部材12に拡開管部材28を連結する。拡開管部材28は出口6が排出流体によって浸食されることを防止するために耐浸食性を有するステンレス鋼で作る。拡開管部材28の出口側端は出口配管27が接続される出口6内に出口6の軸方向に向けて開口させる。管部材12の内側を通して分岐孔が出口6側に連通し、拡開管部材28の内側を通して排出孔12が出口6に連通する。弁室5内に弁部材としての中空球形のフロート13を自由状態で配置する。フロート13は弁室5の液位に従って浮上降下し、その外表面で下記の弁孔14の弁室5側端を開閉する。本体1の底壁にフロート座15を形成する。フロート13はフロート座15に接した位置で弁孔14を完全に閉じる。
本体1の側壁開口から出口通路7及び仕切壁3を貫通して先端が弁室5に突出する弁座部材16を挿入し、本体1にねじ結合する弁座保持部材17で弁座部材16を保持する。弁座部材16は軸方向の中心に貫通した弁孔14と弁孔14から上方に向けて開口した分岐孔18を有する。弁座部材16と本体1の仕切壁3の間に気密保持用のOリング19を設ける。弁座部材16は外面に一体に突出した凸部20を有し、本体1は弁座部材16の凸部20が嵌る凹部21を有する。弁座部材16の凸部20を本体1の凹部21に嵌め合わせることにより、分岐孔18を出口通路7に向ける。蓋部材2に排気弁孔22を開けた排気弁座部材23を間に保持ガイド24を挟んでねじ結合する。保持ガイド24に係止するバネ25で温度応動素子26を保持ガイド24に係止する。温度応動素子26はほぼ円板状の密閉体カプセルで図示はしていないが内部に薄板ダイヤフラムと熱膨張収縮液を充填して形成する。排気弁孔22は蓋部材に形成した排気通路27から管部材12の排出孔11を通して出口6に連通する。
上記フリーフロート式スチームトラップの作動は次の通りである。蒸気と復水及び空気が入口4から弁室5に流入し、蒸気と空気が上部に復水が下部に分離して溜まる。弁室5内の温度が高い場合、温度応動素子26は膨張して排気弁孔22を閉じる。弁室5内の温度が低くなると、温度応動素子26は収縮して排気弁孔22を開き、弁室5内の復水や空気を排気弁孔22から出口6へ排出する。弁室5内の液位が上昇すると、フロート13は浮上して弁孔14を開き、弁室5内の復水を主弁口18から出口6へ排出する。復水の排出によって弁室5内の液位が低下すると、フロート13は降下して外表面で弁孔14を直接閉じる。
上記実施例ではフリーフロート式スチームトラップを例示したが、本発明はレバーフロート式やフリーバケット式やレバーバケット式あるいはディスク式その他の型式のスチームトラップにも適用できるものである。
本発明は、蒸気輸送管や蒸気使用機器等の蒸気配管系に発生する復水を自動的に排出するスチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 蓋部材
4 入口
5 弁室
6 出口
7 出口通路
11 排出孔
12 管部材
13 フロート
14 弁孔
16 弁座部材
18 分岐孔
27 出口配管
28 拡開管部材

Claims (1)

  1. 入口が上部に開口した弁室と、この弁室から隔てられ出口が上部に開口した出口通路とをケーシングに形成し、弁室側端に弁孔が開口し出口通路側端に分岐孔が開口した弁座部材を出口通路の下部に設けて弁室と出口通路を連通し、弁孔を開閉する弁部材を弁室内に配置し、出口側端の排出孔を出口に向けて開口させた耐浸食性を有する管部材を出口通路内に配置して、管部材の内側を通して分岐孔と出口側を連通するものにおいて、出口に向けて拡開させた耐浸食性を有する拡開管部材を排出孔に連結し、拡開管部材の出口側端を出口配管が接続される出口内に開口させて、拡開管部材の内側を通して排出孔と出口を連通することを特徴とするスチームトラップ。
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