JP2013087063A - 新規な10−置換−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】式(1)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物。
(Z1はアクリロイル基又はメタクリロイル基を、Z2は水素原子、アルキル基、アシル基のいずれかを、X、Yは水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。)
【選択図】なし
Description
<一般式(2)の10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物の製造方法>
本発明の10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物は、一般式(5)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物を塩基の存在下ハロゲン化(メタ)アクリロイルと反応させる第一反応により得られる。
本発明の10−アルコキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物は、まず、一般式(5)で表される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物をハロゲン化(メタ)アクリロイルと反応させる第一反応により、一般式(2)で表される10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−(メタ)アクリレート化合物としたのち、当該10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−(メタ)アクリレート化合物を塩基の存在下、エーテル化剤と反応させる第二反応により得ることができる。
本発明の10−アシルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物は、まず、一般式(5)で表される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物をハロゲン化(メタ)アクリロイルと反応させる第一反応により、一般式(2)で表される10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−(メタ)アクリレート化合物としたのち、当該10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−(メタ)アクリレート化合物を塩基の存在下、アシル化剤と反応させる第三反応により得ることができる。
(1)融点:ゲレンキャンプ社製の融点測定装置、型式MFB−595(JIS K0064に準拠)
(2)屈折率:アッベ屈折率計:エルマー社製、形式ER−7MW−H
(3)赤外線(IR)分光光度計:日本分光社製、型式IR−810
(4)核磁気共鳴装置(NMR):日本電子社製、型式GSX FT NMR Spectorometer
1,4−ナフトキノン22g(140ミリモル)、o−キシレン100g、t−ブチルカテコール0.05g、1,3−ブタジエン18g(333ミリモル)をオートクレーブに仕込み、窒素雰囲気下120℃で6時間反応させた。反応終了後、1,3−ブタジエンを放圧し、さらに減圧して溶媒のo−キシレンを50g留去したのち、メタノール200ml中に注いだ。白い結晶が析出したので、吸引濾過、メタノール洗い、乾燥して1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラセン−9,10−ジオンの白色結晶27.6g(123ミリモル)を得た。1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラセン−9,10−ジオンの原料である1,4−ナフトキノンに対する収率は88モル%であった。
温度計、攪拌機付きの容積が300mlの三口フラスコに、窒素雰囲気下、合成例1と同様にして得られた1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラセン−9,10−ジオン10.6g(50ミリモル)をトルエン100gに溶解した。そこへp−トルエンスルホン酸100mgを加えた。105℃で30分間加熱した。白い針状結晶が多量析出した。反応混合物を冷却し、吸引濾過し、トルエン洗いしたのち、窒素雰囲気下で乾燥し、1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオールの白い針状結晶を9.1g(43ミリモル)得た。原料である1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラセン−9,10−ジオンに対する収率は86モル%であった。
温度計、攪拌機付きの容積が300mlの三口フラスコに、窒素雰囲気下、合成例2と同様にして得られた1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール4.2g(20ミリモル)を水50gでスラリー化したものを加えた。そこへ水酸化ナトリウム1.04g(26ミリモル)を水6gに溶解した溶液を加えた。60℃で30分間加熱したのち赤色の溶液となるので、該溶液を氷で冷やし、該溶液を攪拌下に、塩化アクリロイル2.72g(30ミリモル)とトルエン7gとヘキサン3gを混合した溶液を加え、良く攪拌した。攪拌5分後、溶液の色が消えて無色となった。その後10分間攪拌を続けた。その後、水層を捨て、残りの有機層のスラリーを水15mlで良く洗った。次いで、残りの有機層のスラリーを吸引濾過し、固形分を最初に水洗い、次にトルエン洗いした。トルエン洗いと同時に固形分の色はカーキ色から薄黄色になった。この固形分を乾燥して、10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−アクリレートの薄黄色の粉2.55g(9.6ミリモル)を得た。原料である1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオールに対する収率は48モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.650
(3)IR(KBr,cm−1):3425,1710,1665,1648,1590,1410,1400,1290,1260,1060,995,750,698,648,615.(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3)δ=2.78−3.43(bm,4H),5.58(s,1H),5.79−5.90(m,2H),6.48−6.57(m,1H),6.75−6.82(m,1H),7.24−7.42(m,2H),7.77−7.83(m,1H),8.29−8.34(m,1H).
温度計、攪拌機付きの容積が300mlの三口フラスコに、窒素雰囲気下、合成例2と同様にして得られた1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール6.36g(30ミリモル)を水70gでスラリー化したものを加えた。そこへ水酸化ナトリウム1.56g(39ミリモル)を水10gに溶解した溶液を加えた。60℃で30分間加熱したのち赤色の溶液となるので、該溶液を水で冷やし、そこへ塩化メタクリロイル4.70g(45ミリモル)とトルエン10gとヘキサン8gを混合した溶液を加え、良く攪拌した。攪拌5分後、溶液の色が消えて無色となった。水層を捨て、残りの有機層のスラリーを水15mlで良く洗った。次いで、残りの有機層のスラリーを吸引濾過し、固形分を最初に水洗い、次にトルエン洗いした。トルエン洗いと同時に固形分の色はカーキ色から薄黄色になった。この固形分を乾燥して、10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートの薄黄色の粉3.79g(13.5ミリモル)を得た。原料である1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオールに対する収率は45モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.643
(3)IR(KBr,cm−1):3445,3040,2890,1708,1672,1661,1638,1600,1400,1320,1302,1226,1152,1091,942,751,640.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=2.17(s,3H),3.06−3.54(bm,4H),5.27−5.38(bs,1H),5.86(s,1H),5.88(s,2H),6.54(s,1H),7.34−7.47(m,2H),7.62(d,J=9Hz,1H),7.97(d,J=8Hz,1H).
温度計、攪拌機付きの200ml三口フラスコ中に、実施例2と同様の方法で得た10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレート5.60g(20ミリモル)、ジメチルアセトアミド27g、ジメチル硫酸3.02g(24ミリモル)を添加した。得られた薄茶色の溶液に、窒素雰囲気下、水酸化ナトリウム0.90g(22ミリモル)の水10g溶液を氷冷下に加えた。真っ赤な液となるが、5分後に水飴状物が沈み、液の色が薄くなる。30分攪拌後、上澄みを捨て、底の水飴状物を水洗いしたのち、メタノールを50ml加え、一晩放置する。生じた結晶を吸引濾過、メタノール洗いした。乾燥後、10−メトキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートの白い粉末を2.4g(8.2ミリモル)得た。原料10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートに対する収率は41モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.627
(3)IR(KBr,cm−1):3040,2940,2900,2840,1730,1458,1360,1310,1290,1266,1128,1092,1068,990,951,760.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=2.16(s,3H),3.33−3.70(bm,2H),3.90(s,2H),3.94(s,3H),5.86(s,1H),5.89−5.96(m,1H),5.96−6.02(m,1H),6.53(s,1H),7.41−7.50(m,2H),7.68(d,J=9Hz,1H),8.04(d,J=8Hz,1H).
温度計、攪拌機つきの200ml三口フラスコ中、実施例2と同様の方法で得た10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレート5.60g(20ミリモル)にトルエン30gを加えてスラリーとし、次いで、無水酢酸2.65g(26ミリモル)を加えた。該スラリーに、トリエチルアミン2.4g(24ミリモル)とトルエン8gを混合した液を氷水で冷やしながら添加した。すると、該スラリーが溶けたので、室温に戻し、30分攪拌したのち、メタノール70gを加え、減圧濃縮した。すると結晶が析出したので、この析出した結晶を吸引濾過・乾燥し、10−アセチルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートの白色結晶を2.7g(8.4ミリモル)得た。原料10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートに対する収率は42モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.616
(3)IR(KBr,cm−1):3070,3040,2890,1760,1736,1635,1600,1440,1432,1364,1297,1209,1180,1130,1075,1042,970,940,888,758.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=2.16(s,3H),2.49(s,3H),3.18−3.56(bs,4H),5.88(s,1H),5.92(s,2H),6.54(s,1H),7.43−7.49(m,2H),7.67−7.84(m,2H).
温度計、攪拌機つきの200ml三口フラスコ中、実施例2と同様の方法で得た10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレート2.80g(10ミリモル)にトルエン18gを加えてスラリーとし、次いで、塩化プロピオニル1.20g(13ミリモル)を加えた。 該スラリーにトリエチルアミン1.2g(12ミリモル)のトルエン4g液を氷水で冷やしながら添加した。すると、該スラリーが溶けたので、室温に戻し、30分攪拌したのち、メタノール40gを加え、減圧濃縮した。析出した結晶を吸引濾過・乾燥し、10−プロピオニルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートの白色結晶を1.54g(4.6ミリモル)得た。原料10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートに対する収率は46モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.599
(3)IR(KBr,cm−1):3430,1752,1730,1638,1502,1460,1420,1312,1136,835,754,660.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=1.32−1.47(m,3H),2.01−2.11(m,3H),2.72−2.87(m,2H),3.20−3.50(bm,4H),5.83−5.97(m,3H)、6.50−6.58(m、1H)、7.40−7.50(m,2H),7.64−7.75(m,2H).
温度計、攪拌機つきの200ml三口フラスコ中、実施例2と同様の方法で得た10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレート5.60g(20ミリモル)にトルエン30gを加えてスラリーとし、次いで、塩化ベンゾイル3.36g(24ミリモル)を加えた。該スラリーにトリエチルアミン2.2g(22ミリモル)のトルエン9g液を氷水で冷やしながら添加した。アミンの添加と同時にスラリーは均一溶液となったが、直ぐにトリエチルアミンの臭素酸塩の沈殿が生じゾル状となった。さらに1分後白い沈殿が多量に析出した。室温で30分攪拌したのち、水10gを加えトリエチルアミンの臭素酸塩を溶解させた。水層を捨て、トルエンスラリーを吸引濾過紙、メタノール洗いした。10−ベンゾイルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−メタクリレートの白色結晶を5.6g(15ミリモル)得た。原料10−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロアントラセン−9−イル−アクリレートに対する収率は75モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.652
(3)IR(KBr,cm−1):3075,3040,2875,1734,1600,1458,1312,1260,1250,1130,1090,1070,1053,1021,942,757,710,663.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ=2.18(s,3H),3.19−3.64(bm,4H),5.85−5.96(bs,3H),6.56(s,1H),7.40−7.49(m,2H),7.56−7.64(m,2H),7.68−7.76(m,2H),7.77−7.84(m,1H),8.31−8.40(m,2H).
温度計、攪拌機付の200mlの三口フラスコ中に、水75.0ml、トルエン15.0ml、水酸化ナトリウム1.4g(35.0ミリモル)、及び1,4−ナフタレンジオール5.0g(31.3ミリモル)を仕込んだ。次に、窒素ガス雰囲気下、冷却及び攪拌しながら、メタクリル酸クロライド3.5g(33.0mmol)を滴下した。この間、反応容器の内温を5℃以下に保った。滴下の途中から、多量の結晶の析出が認められた。滴30分間攪拌後多量の結晶の析出が見られた。該反応混合物を吸引濾過し、ロート上30mlの水で洗い、さらに30mlのトルエンで洗って、4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートの灰白色結晶6.0g(26.3ミリモル)を得た。該4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート4.56g(20ミリモル)とジメチルアセトアミド18ml、ジエチル硫酸3.39g(22ミリモル)を、攪拌機、温度計付きの100mlの三口フラスコ中に、窒素雰囲気下仕込み、攪拌したところ無色溶液となった。次いで、氷水で冷やしつつ、水酸化ナトリウム088g(22ミリモル)の水10ml溶液を加えた。添加と同時に液の底に薄赤色の水飴状のオイルが沈んだ。1時間静置後、上澄みを捨て、オイル状物を水10mlで2回洗い、メタノール30ml加えて可溶分を溶解させた。メタノール溶液を濃縮し、4−エトキシ−1−ナフチルメタクリレートの薄赤いオイル状物 3.0g(11.7ミリモル)を得た。原料4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートに対する収率は58モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.583
(3)IR(KBr,cm−1):3080,2990,2940,1742,1640,1602,1591,1465,1390,1272,1241,1230,1132,1090,810,768.
(4)1H−NMR(400MHz、CDCl3):δ1.54(t,J=8Hz,3H),2.16(s,3H),4.20(q,J=8Hz,2H),5.82(s,1H),6.49(s,1H),6.76(d,J=8Hz,1H),7.14(d,J=8Hz,1H),7.46−7.53(m,2H),7.74−7.80(m,1H),8.27−8.33(m、1H).
温度計、攪拌機付の200mlの三口フラスコ中に、水75.0ml、トルエン15.0ml、水酸化ナトリウム1.4g(35.0ミリモル)、及び1,4−ナフタレンジオール5.0g(31.3ミリモル)を仕込んだ。次に、窒素ガス雰囲気下、冷却及び攪拌しながら、メタクリル酸クロライド3.5g(33.0mmol)を滴下した。この間、反応容器の内温を5℃以下に保った。滴下の途中から、多量の結晶の析出が認められた。滴30分間攪拌後多量の結晶の析出が見られた。該反応混合物を吸引濾過し、ロート上30mlの水で洗い、さらに30mlのトルエンで洗って、4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートの灰白色結晶6.0g(26.3ミリモル)を得た。該4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレート5.0g(21.9mmol)とジメチルアセトアミド30ml、トリエチルアミン6.6g(65.7mmol)を、攪拌機、温度計付きの300mlの三口フラスコ中に仕込んだ。次に、窒素ガス雰囲気下、冷却及び攪拌しながら、市販品アセチルクロライド1.88g(24.0mmol)を、アセトニトリル10mlに溶かした液を滴下した。この間、内温を5℃以下に保った。滴下終了後、室温にもどし、更に30分間攪拌を続けた。その後、該反応液に水5g、メタノール50ml加えた。数日後結晶が析出したので、吸引濾過、メタノール洗い、乾燥して4−アセチルオキシ−1−ナフチルメタクリレートの白色結晶3.65g(13.5ミリモル)を得た。原料4−ヒドロキシ−1−ナフチルメタクリレートに対する収率は62モル%であった。
(2)屈折率:nD=1.584
(3)IR(KBr,cm−1):1770,1735,1640、1605、1396、1378,1320,1205,1128,955,900,770.
(4)1H−NMR(270MHz、CDCl3):δ=2.13(s,3H),2. 46(s,3H),5.85(s,1H),6.49(s,1H),7.21−7.31(m,2H),7.48−7.58(m,2H),7.82−7.91(m,2H).
Claims (7)
- 下記一般式(1)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物。
(一般式(1)中、Z1はアクリロイル基又はメタクリロイル基を示し、Z2は水素原子、アルキル基、アシル基のいずれかを示し、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(2)で示される10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物。
(一般式(2)中、Z1はアクリロイル基又はメタクリロイル基を示し、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(3)で示される10−アルコキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物。
(一般式(3)中、Z1はアクリロイル基又はメタクリロイル基を示し、Z3は、アルキル基を示し、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(4)で示される10−アシルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物。
(一般式(4)中、Z1はアクリロイル基又はメタクリロイル基を示し、Z4はアシル基を示し、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(5)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物をモノ(メタ)アクリロイル化することよりなる請求項2に記載の10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物の製造方法。
(一般式(5)中、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(5)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物をモノ(メタ)アクリロイル化した後、得られた10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物をエーテル化することよりなる請求項3に記載の10−アルコキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物の製造方法。
(一般式(5)中、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。) - 下記一般式(5)で示される1,4−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール化合物をモノ(メタ)アクリロイル化した後、得られた10−ヒドロキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物をアシル化することよりなる請求項4に記載の10−アシルオキシ−1,4−ジヒドロアントラセン−9−イル−(メタ)アクリレート化合物の製造方法。
(一般式(5)中、X、Yは同一であっても異なっていても良く、水素原子、アルキル基又はハロゲン原子のいずれかを示す。)
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