JP2013086602A - 床下格納式昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降プラットホームを折り畳んで床下に格納可能する場合に、折り畳み状態のプラットホームの保持を確実にして、プラットホームが走行時に降下することを防ぐ。
【解決手段】シャーシ1に取り付けられたスライドガイド5と、これに対して摺動自在なランナ14を有する本体フレーム10と、これを車両床下に引き込むシリンダ機構15と、折り畳み自在であって、展開状態にて平板状となる昇降プラットホーム60と、本体フレーム10側に設けられてプラットホーム60を昇降駆動する昇降駆動用リンク機構と、プラットホーム降下防止機構90とを備えている。降下防止機構90はプラットホームの折り返される裏面側に設けられたローラー91とスライドガイド側に揺動自在に枢支されたフック100とを有し、プラットホーム60の格納時には、ローラー91にフック101が引っ掛かる。
【選択図】図1

Description

本発明は、貨物自動車等の車両後部に装着されて、昇降プラットホームの昇降動作により貨物の積み下ろしの便宜を図るための昇降装置に係り、とくにプラットホームを折り畳んで車両床下に格納する構造の床下格納式昇降装置に関する。
従来、貨物自動車に装着する昇降装置としては、貨物自動車の後部ゲートを昇降プラットホームとして利用し、後部ゲート兼用のプラットホームをリンク機構で昇降させるのが一般的であった。
ところで、貨物自動車の車体がゲートを有しない構造で、例えば観音開き扉、スライド扉、アコーディオン扉、側面全開式屋根等を具備する構造では、昇降プラットホームが車体のゲートを兼ねる構造ではかえって不便である。
そこで、本出願人提案の下記特許文献1の昇降装置では、昇降プラットホームを折り畳み構造とし、該プラットホームを折り畳んだ状態で車体床下に格納する構造としている。
登録実用新案第3092748号公報
ところで、特許文献1のようなプラットホームを折り畳んで車体床下に格納して走行する車両の場合、折り畳み状態のプラットホームを格納状態に保持する機構が必要である。さもないと、走行中にプラットホームを昇降駆動する昇降駆動用リンク機構に故障が生じた場合、例えば、昇降駆動用リンク機構を回動させる昇降用油圧シリンダの作動油供給経路が破損した場合等にプラットホームが下降して走行の妨げとなる。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、昇降プラットホームを折り畳んで床下に格納する場合に、折り畳み状態のプラットホームの保持を確実にして、プラットホームが走行時に降下する危険性を除去可能な床下格納式昇降装置を提供することにある。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明のある態様の床下格納式昇降装置は、車両のシャーシに沿って前後方向に取り付けられたスライドガイドと、
前記スライドガイドに対して摺動自在なランナを一体に有していて、前記シャーシに対して前後方向に摺動自在な本体フレームと、
該本体フレームを前記車両の床下に引き込むスライド駆動手段と、
折り畳み自在であって、展開状態にて上面が平板状となる昇降プラットホームと、
前記本体フレーム側に設けられて前記プラットホームを昇降駆動する昇降駆動用リンク機構と、
プラットホーム降下防止機構とを備え、
前記プラットホーム降下防止機構は、前記プラットホームの折り返される裏面側に設けられたローラー又はピンと、前記スライドガイドの先端側に揺動自在に枢支されたフックと、前記スライドガイドの中間側に枢支されたレバーと、前記フックと前記レバーとを連結する連結リンクとを有し、
前記プラットホームの先端で前記レバーが押されたときに前記フックが前記ローラー又はピンに引っ掛かることを特徴とする。
前記床下格納式昇降装置において、前記フックを前記ローラー又はピンから外れる方向に付勢するばねが設けられているとよい。
本発明に係る床下格納式昇降装置によれば、昇降プラットホームを折り畳んで床下に格納可能する場合に、折り畳み状態のプラットホームの保持を確実にし、プラットホームが走行時に降下する危険性を除去可能である。
本発明に係る床下格納式昇降装置の実施の形態であって昇降プラットホームの格納完了状態を示す側面図である。 実施の形態における昇降プラットホームの折り畳み完了で格納前の状態を示す側面図である。 実施の形態における昇降プラットホームの昇降動作を説明する側面図である。 実施の形態における昇降用リンク機構部分を主として示す側面図である。 実施の形態におけるプラットホーム降下防止機構であって、(A)はプラットホーム保持状態、(B)はプラットホーム解放状態を示す側面図である。 図5(A)の状態におけるプラットホーム降下防止機構の平面図である。 図5(A)の状態におけるプラットホーム降下防止機構の正面図である。 実施の形態におけるスライド駆動用油圧シリンダ機構の平面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図3は本発明の実施の形態の全体構成を示す(但し、図3ではプラットホーム降下防止機構90の図示は省略)。これらの図において、貨物自動車のシャーシ1上には例えば箱型等の車体2が載置、固定され、床下格納式昇降装置の固定フレーム4は、貨物自動車のシャーシ1の後部に固定されている。固定フレーム4にはスリット付き角パイプ状スライドガイド5が横向きでシャーシ1の両側に固定されている。角パイプ状スライドガイド5のスリットは後述するランナ14を通過させるために設けられている。
床下格納式昇降装置の本体フレーム10は、連結部材としての角パイプ11とその両側にそれぞれ固着されたブラケット12,13と、両側のブラケットよりも内側に一対設けられるランナ14とを有し、ランナ14の下部はメイン角パイプ11外周に固着されている。また、左右のランナ14間はメイン角パイプ11と平行な連結部としてのサブ角パイプ19が固着されている。サブ角パイプ19はメイン角パイプ11よりも後方位置(シャーシ1の前後を基準としたとき)にある。
前記スライドガイド5に対し本体フレーム10と一体のランナ14が横方向(車両の前後方向)に摺動自在に設けられている。すなわち、ランナ14の上部両端にはスライドガイド5の上下内面に摺動自在に接するナイロン樹脂等の耐摩耗性で摩擦係数の小さな方形板状摺動部材14aが固定され、これらによりランナ14の上部はスライドガイド5内をがたつきなく円滑に摺動するようになっている。ランナ14の下部はスライドガイド5のスリットを通して下方に延長して角パイプ11に接続している。
前記固定フレーム4側、つまりスライドガイド5の前側(シャーシ1の前後を基準としたとき)と本体フレーム10側との間にはランナ14を横方向(前後方向)に動かすためのスライド駆動手段としてのスライド駆動用油圧シリンダ機構15が取り付けられ、この油圧シリンダ機構15及びスライドガイド5内を摺動するランナ14とで本体フレーム10を前後方向に駆動するスライド駆動機構が構成されている。
スライド駆動用油圧シリンダ機構15は、1本の油圧シリンダでもよいが、ここでは、図8に示すように、ストロークを伸ばすために2つの油圧シリンダを並列配置した機構であり、相互に反対向きの2つの油圧シリンダ81,82のシリンダ本体部81a,82aを溶接等で機械的に一体化したものである。油圧シリンダ81のピストンロッド81bは本体部81aからシャーシ1の前方に伸び、油圧シリンダ82のピストンロッド82bは本体部82aからシャーシ1の後方に伸びるものである。
一方のピストンロッド81bの先端部の雄ネジ部81cは、スライドガイド5の前側端(シャーシ1の前後を基準としたとき)に固着された取付部材83にナット84で固定されている。また、他方のピストンロッド82bは本体フレーム10(つまり、左右のランナ14を連結一体化したフレーム部)側に連結されている。具体的には、延長部材としての延長角パイプ89(サブ角パイプ19の中間部に溶接等で連結されている)に固着されたブラケット18間に、ピストンロッド82bの先端部がピン85で連結されている。また、このピン85でローラー86が回転自在に支持されている。ローラー86は、昇降プラットホーム60が展開状態から折り畳み状態に移行したときに、折り畳まれるプラットホーム部分(つまり後述する先端側プレート62)を下から支えるものである。
そして、そのシリンダ機構15の各ピストンロッドの伸長状態では、図2のように本体フレーム10(ランナ14)は車体2の床部3の後端側に近づき、逆に縮んだ状態では図1のように本体フレーム10は車体床下の奥方向に引き込まれた状態となる。
前記本体フレーム10に対して昇降駆動用リンク機構を介して連結される昇降プラットホーム60は、主プレート61と、この先端側に回動自在に連結された先端側プレート62とからなり、両プレートをダブルヒンジ(回転支点が2箇所ある2重蝶番)64で折り畳み自在に連結したものである。つまり、図3のプラットホーム60の展開状態において、ダブルヒンジ64が有する連結小リンク65の一方は枢着点(回転支点)66で主プレート61先端部の上部に連結され、他方は枢着点(回転支点)67で先端側プレート62の基端部の上部に連結されている。
主プレート61及び先端側プレート62は、平板状に展開した状態では主プレート61裏側の補強材及び先端側プレート62裏側の補強材同士(あるいは両プレート61,62の端面同士)が突き合わされ、上面が平坦な1枚の平板状プラットホームとして機能するようになっている。また、折り畳んだ状態では、先端側プレート62が主プレート61上に裏返して重ねられた状態となる。
昇降プラットホーム60を自動開閉するために、主プレート61の下面側に開閉用油圧シリンダ(複動油圧シリンダ)70が配置されている。すなわち、開閉用油圧シリンダ70の本体の端部は主プレート61の下面に取付具で取り付け固定され(下面側にピン70aで枢着され)、開閉用リンク71の一端が開閉用油圧シリンダ70のピストンロッド先端に枢着され、開閉用リンク71の他端が先端側プレート62の基端部下部に一体のブラケット72に枢着されている。ここで、開閉用リンクの両端の枢着点71a,71bは、プラットホーム60の展開状態にて開閉用油圧シリンダ70の軸方向の一直線上(又は当該直線の近傍位置)にある。従って、開閉用油圧シリンダ70が伸動し始めるプラットホーム折り畳み動作の初期には、ダブルヒンジ64の連結小リンク65の先端側プレート62への枢着点67を回転支点として先端側プレート62が回動する。これにより、開閉用リンク71が先端側プレート62の回動の妨げにならないようにすることができる。また、開閉用リンク71は、主プレート61及び先端側プレート62のダブルヒンジ64による連結側の縁への接触を回避するように円弧状に湾曲している(プラットホーム展開状態のとき開閉用リンク71の中間部が下がった形状である。なお、図示は省略するが、開閉用油圧シリンダ70のピストンロッド先端位置(開閉用リンク71の枢着点71a)にはローラーが枢着されており、このローラーが主プレート61の下面側に固定されたガイドレールで直線的に移動するように案内されている。
プラットホーム60の展開状態から開閉用油圧シリンダ70を伸動させて行くと、当初は前記枢着点67を回転支点として先端側プレート62が回動し始めるが、以後連結小リンク65の主プレート61側の枢着点66を中心とした回動も加わり、最後には先端側プレート62が裏返しで主プレート61に重なった折り畳み状態となる。このとき、先端側プレート62はローラー111で受け止められて、停止する。
プラットホーム60の折り畳み状態から展開状態への動作は開閉用油圧シリンダ70の縮動による逆動作によって行うことができる。
図4のように、前記本体フレーム10のブラケット12にはピン21により小アーム20の上端部が枢着(回転自在に取り付け)され、小アーム20の下部当接部20aが角パイプ11側に設けられたストッパ部16に当接するようになっている。メインアーム25の基端部はピン26で小アーム20の途中位置に枢着され、先端部は主プレート61の基端側上部にピン31で枢着されている。小アーム20の下端部とメインアーム25の先端寄り途中位置間に昇降用油圧シリンダ27がピン28,29で枢着されている。さらに、前記本体フレーム10のブラケット13と主プレート61の基端側下部間にサブアーム35がピン36,37で枢着されている。メインアーム25及びサブアーム35は昇降駆動用リンク機構を成し、小アーム20の下部当接部20aが角パイプ11側のストッパ16に当接した状態を維持しているとき、メインアーム25の両端部のピン26,31及びサブアーム35の両端部のピン36,37はそれぞれ平行四辺形の頂点に位置し、展開状態の昇降プラットホーム60は水平状態を維持する。そして、昇降用油圧シリンダ27が縮動したときはメインアーム25の先端は下がり(プラットホーム60が下降し)、伸長したときにはメインアーム25の先端は上昇位置(プラットホーム60が上昇位置)となる。シリンダ27伸動時の反力による小アーム20の回動は下部当接部20aが角パイプ側ストッパ16に当接していることで阻止される。
図1、図2、図5乃至図7に示すように、折り畳んで車両床下に格納された状態の昇降プラットホーム60の意図しない降下(油圧系統の故障等による)を防止するためにプラットホーム降下防止機構90が設けられている。
このプラットホーム降下防止機構90は、プラットホーム60の折り返される裏面側、つまり、先端側プレート62の裏側部分に設けられたローラー91と、スライドガイド5の先端寄り位置(シャーシ後側)にピン101にて揺動自在に枢支されたフック100と、スライドガイド5の中間部にピン111にて枢支されたレバー110と、フック100とレバー110とを連結する連結リンク120とを有している。
図6及び図7に示すように、先端側プレート62の裏側に固定されたブラケット92をピン93が貫通しており、このピン93の端部に前記ローラー91が回転自在に取り付けられている。フック100はローラー91が入り込む溝部102を有する。レバー110はその中間部がピン111で枢支されているものであり、レバー110の上部と連結リンク120の一端部とがピン112で連結され、連結リンク120の他端部とフック100の下部とがピン103で連結されている。また、連結リンク120の他端部とスライドガイド5間に伸長ばね125が設けられており、フック100の溝部102がローラー91から外れる向きに付勢している。スライドガイド5側にはフック100の揺動範囲を規制するストッパ129が固着されている。
そして、図1のようにプラットホーム60が引き込まれて、プラットホーム60の先端でレバー110が押されたときにフック100が伸長ばね125の引っ張りに抗してローラー91に引っ掛かるようになっている。
なお、プラットホーム降下防止機構90のフック100、レバー110は、直接スライドガイド5に枢着される構造でもよいし、スライドガイド5に固定の取付部材130にピン101,111でそれぞれ枢着される構造でもよい。
次にこの床下格納式昇降装置の実施の形態の動作説明を行う。
通常の荷役作業を行う場合には、図3(イ)、(ロ)のようにスライド駆動用油圧シリンダ機構15は伸長状態で、ランナ14及び本体フレーム10は車体2の床端部に近い状態にスライドされており、昇降プラットホーム60を構成する主プレート61及び先端側プレート62は平板状に展開しておく(昇降プラットホーム60の展開操作を開閉用油圧シリンダ70を縮動させて行う)。そして、昇降駆動用リンク機構が有するメインアーム25を駆動する昇降用油圧シリンダ27を伸動乃至縮動させることにより、平行リンク状態のメインアーム25及びサブアーム35を回動させてプラットホーム60を図3仮想線(イ)の着地状態から車体2の床面3A(床部3の上面)の高さの実線(ロ)の位置にまで水平状態を維持して上昇させたり、床面3Aの高さから着地状態にまで下降させることができ、このようなプラットホーム60の昇降動作を利用することで、地上から車体床面へ又は車体床面から地上への荷役作業を行うことができる。
昇降プラットホーム60の着地状態において、昇降用油圧シリンダ27を更に縮動させて行くと、小アーム20の下部当接部20aが角パイプ11側のストッパ16から離れ(図4参照)、メインアーム25の取付支点(ピン26)が車体2の後側に移動するため、図3の仮想線(ハ)のように昇降プラットホーム60の傾動動作を実行して、着地状態におけるプラットホーム60への荷物の搬入あるいは搬出を効率的に行うようにすることもできる。
通常の荷役終了後のプラットホーム格納動作は次のように行う。図3(イ)の状態、つまり昇降プラットホーム60の展開状態において、開閉用油圧シリンダ70を伸動させ、当初は前記枢着点67を回転支点として先端側プレート62を回動させ、以後連結小リンク65の主プレート61側の枢着点66を中心とした回動も加え、最後に先端側プレート62を裏返して主プレート61に重ねた折り畳み状態とし、折り畳み状態のプラットホーム60の高さを格納直前の所定高さにする(図2参照)。
この図2の状態からスライド駆動用油圧シリンダ15を縮動させることにより、図1のように折り畳んだ昇降プラットホーム60が車体2の床下に引き込まれて格納されて行くが、このときプラットホーム降下防止機構90の図5(B)の状態にあったレバー110がプラットホーム60の先端、つまり裏返しの先端側プレート62の先端で押し込まれ、フック100が伸長ばね125の引っ張りに抗して図5(A)のようにローラー91に引っ掛かって、プラットホーム60を保持し、その降下を防止する。
昇降プラットホーム60の格納状態から荷役が可能なように展開する動作は、格納動作の逆であり、まずスライド駆動用油圧シリンダ15を伸動させてランナ14及び本体フレーム10を車体2の床部3の後端側に移動させ(図5(B)のようにフック100が伸長ばね125の引っ張りでローラー91から外れる)、その後開閉用油圧シリンダ70を縮動させて折り畳み状態の昇降プラットホーム60を展開して1枚の平板状のプラットホーム形状とする。以後、昇降用油圧シリンダ27を縮動又は伸動させてメインアーム25及びサブアーム35を介してプラットホーム60を昇降駆動する。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) 昇降プラットホーム60を折り畳んで車体2の床下に格納する場合、折り畳み状態のプラットホーム60の保持が問題となるが、プラットホーム降下防止機構90を設けたことで、プラットホーム60の降下を防止できる。走行時の油圧系統の故障等に起因するプラットホーム60の降下事故を未然に防止可能である。
(2) 上記のプラットホーム降下防止機構90による折り畳み状態のプラットホーム60の保持は、プラットホーム60の床下への引き込み動作によって自動的に行われるから、操作者の負担にならない。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本実施の形態では、プラットホーム降下防止機構90のフック100がローラー91に引っ掛かるようにしたが、ローラー91の代わりにピンを先端側プレート62の裏側部分に設けてもよい。また、プラットホームの折り畳み動作は開閉用油圧シリンダで自動化したが、プラットホームの折り畳み動作が手動であっても本発明を適用可能である。また、昇降プラットホームは主プレートと先端側プレートとを折り畳み自在に連結した2分割構造を例示したが、昇降プラットホームは折り畳み自在な3分割構造とした場合であっても本発明を適用可能である。
1 シャーシ
2 車体
3 床部
4 固定フレーム
5 スライドガイド
10 本体フレーム
11 角パイプ
12,13 ブラケット
14 ランナ
15 スライド駆動用油圧シリンダ機構
16 ストッパ
20 小アーム
25 メインアーム
27 昇降用油圧シリンダ
35 サブアーム
60 昇降プラットホーム
61 主プレート
62 先端側プレート
64 ダブルヒンジ
70 開閉用油圧シリンダ
71 開閉用リンク
90 プラットホーム降下防止機構
91 ローラー
92 ブラケット
93,101,111 ピン
100 フック
101 溝部
110 レバー
120 連結リンク
125 伸長ばね

Claims (2)

  1. 車両のシャーシに沿って前後方向に取り付けられたスライドガイドと、
    前記スライドガイドに対して摺動自在なランナを一体に有していて、前記シャーシに対して前後方向に摺動自在な本体フレームと、
    該本体フレームを前記車両の床下に引き込むスライド駆動手段と、
    折り畳み自在であって、展開状態にて上面が平板状となる昇降プラットホームと、
    前記本体フレーム側に設けられて前記プラットホームを昇降駆動する昇降駆動用リンク機構と、
    プラットホーム降下防止機構とを備え、
    前記プラットホーム降下防止機構は、前記プラットホームの折り返される裏面側に設けられたローラー又はピンと、前記スライドガイドの先端側に揺動自在に枢支されたフックと、前記スライドガイドの中間側に枢支されたレバーと、前記フックと前記レバーとを連結する連結リンクとを有し、
    前記プラットホームの先端で前記レバーが押されたときに前記フックが前記ローラー又はピンに引っ掛かることを特徴とする床下格納式昇降装置。
  2. 前記フックを前記ローラー又はピンから外れる方向に付勢するばねが設けられている請求項1記載の床下格納式昇降装置。
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