JP2013085625A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】デザインの自由度を向上させることができるドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】筐体1は、開口部11aを有する前面パネル10と、開口部11aの内側に位置して洗濯槽(外槽5および回転ドラム6)と連通して衣類を投入する投入口形成部20と、を備えるとともに、前面パネル10と投入口形成部20とを別体で構成し、前面パネル10と投入口形成部20との間にリング部30を設けた。リング部30は、屈曲可能な樹脂製の本体部にシート部材を積層した押出成形品である。
【選択図】図3

Description

本発明は、筐体の正面にドアが設けられたドラム式洗濯機に関する。
ドラム式洗濯機は、筐体の前面に設けられたドアによって開閉される円形の開口部を備え、この開口部を介して衣類を出し入れするタイプのものが一般的である(特許文献1参照)。
特開2008−93150号公報
しかしながら、近年、消費者の嗜好性の多様化により、ライフスタイル等に応じて多種多様なデザインを好む傾向があり、従来の構造のドラム式洗濯機では、デザインの自由度を向上させることが困難であった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、デザインの自由度を向上させることができるドラム式洗濯機を提供することを課題とする。
本発明は、洗濯槽を収容する筐体を備えたドラム式洗濯機において、前記筐体は、開口部を有する前面パネルと、前記開口部の内側に位置して前記洗濯槽と連通して衣類を投入する投入口形成部と、を備えるとともに、前記前面パネルと前記投入口形成部とを別体で構成し、前記前面パネルと前記投入口形成部との間にリング部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、デザインの自由度を向上させることができるドラム式洗濯機を提供できる。
本実施形態に係るドラム式洗濯機の外観を示す斜視図である。 筐体から前面カバーおよび上面カバー等を取り外した状態を示す斜視図である。 前面カバーの分解斜視図である。 リング部の断面図である。 図3の一部拡大斜視図である。 前面カバーを示す斜視図である。 図6のA−A線断面図である。 (a)は図7のB部拡大図、(b)は図7のC部拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のドラム式洗濯機A(以下、洗濯機と表記する)は、洗濯から乾燥までの工程を行うことができるものであり、外郭が鋼板と樹脂成型品とを組み合わせて構成された筐体1を有する。この筐体1には、操作パネル2、洗剤投入部3、給水ユニット4、外槽5(洗濯槽)、回転ドラム6(洗濯槽)、ダンパ7、扉8などが設けられている。
筐体1は、樹脂製のベースBs、左右の側板1a,1b(図2参照)、前面カバー1c、背面カバー1d(図2参照)、上面カバー1e、下部前面カバー1fなどで構成されている。
操作パネル2は、筐体1の上部右側に設けられ、電源スイッチ、各種操作ボタン、表示器などを備えている。
洗剤投入部3は、操作パネル2の左側に設けられ、粉末洗剤、液体洗剤、柔軟剤などを投入するそれぞれに区画されたボックスを備えている。また、洗剤投入部3は、上下方向に回動可能な蓋部材3aを備えている。
給水ユニット4は、筐体1の上部の洗剤投入部3の後方に設けられ、水道栓からの給水ホース接続口4a、風呂の残り湯の吸水ホース接続口4b、洗剤投入部3などに給水するための給水管(不図示)等が設けられている。なお洗剤投入部3に供給された水は、図示しない配管を介して後記する外槽5内に導入されるようになっている。
外槽5は、洗いおよびすすぎの際に、使用する水が注がれて一時的に貯留されるドラム形の水槽であり、衣類投入口側が開口された有底円筒体からなる。また、外槽5の背面には、後記する回転ドラム6を回転駆動させるモータが設けられている。
回転ドラム6は、洗濯兼脱水槽として機能し、外槽5内に同軸上に内包される有底円筒体からなる。また、回転ドラム6は、前側(手前側)端面に衣類を出し入れするための開口部(図示せず)、および周壁に通水および通風のための多数の貫通孔(図示せず)を有している。
また、回転ドラム6の内周壁には、奥行き方向(軸方向)に延びるリフタ(不図示)が複数個設けられている。洗濯、乾燥時に回転ドラム6が回転すると、衣類などがリフタと遠心力で周壁に沿って持ち上がり、重力で落下するような動きを繰り返すようになっている。また、回転ドラム6の回転中心は、開口部側が高くなるように傾斜している。
ダンパ7は、外槽5の下部を弾性的に支持するとともに、上部が補助ばね(不図示)で筐体1の上補強材1g(図2参照)に弾性的に吊り下げられている。
扉8は、前面カバー1cに設けられた開口部20a(図4参照)を開閉するものであり、例えば、扉8に設けられた図示省略した操作レバーを操作することで扉8が開放し、扉8を前面カバー1c側に押し当てることで扉8と前面カバー1cとが係合してロックされるように構成されている。
なお、図示していないが、洗濯機Aは、乾燥工程時に、外槽5(回転ドラム6)内の空気を除湿する除湿手段、除湿した空気を加熱する加熱手段、外槽5(回転ドラム6)内と加熱手段および除湿手段との間において空気を循環させる循環手段などを備えている。
図2に示すように、筐体1は、左右の側板1a,1bが、上補強材1g、前補強材1h、後補強材1iで結合されており、ベースBsを含めて箱状の筐体1を形成し、筐体として十分な強度を有している。
前補強材1hは、前面カバー1c(図1参照)の裏側に位置し、外槽5(図1参照)の開口部(図示せず)と同心状に、衣類を出し入れするための円形の開口部1h1を有している。また、前補強材1hの開口部1h1の左右には、扉8を開閉するヒンジ部材(図示せず)を取り付けるためのヒンジ固定部1h2,1h3が形成されている。これにより、1種類の前補強材1hのみで、扉8の左開き用と右開き用に対応することができる。
図3に示すように、前面カバー1cは、前面パネル10と、投入口形成部20と、リング部30と、固定金具40(金具)とで構成されている。
前面パネル10には、前面部11、この前面部11の左側縁部から後方に延びる左側面部12a、前面部11の右側縁部から後方に延びる右側面部12b、前面部11の上縁部から後方に延びる上面部13を有している。
前面部11には、前記開口部1h1(図2参照)よりも大径の円形の開口部11aが形成されている。左側面部12aは、側板1a(図2参照)の前端部にねじ固定され、右側面部12bは、側板1b(図2参照)の前端部にねじ固定されている。上面部13は、右側に操作パネル2が収容される収容部13aが形成され、左側に洗剤投入部3が収容される収容部13bが形成されている。なお、前面部11の表面(前面)は、上下方向および左右方向にそれぞれ湾曲した面により構成され、デザインの向上が図られている。
投入口形成部20は、略環状に形成され、円形の環状部21と、この環状部21よりも軸方向Gの奥側に位置して略C字状に形成されたドア当接部22とが一体に形成されている。
環状部21は、前面部11と扉8との間において前面に露出する部分である。ドア当接部22は、環状部21よりも一段奥まった位置に形成され、扉8を閉じたときに扉8の表面(前面)と環状部21の前面21a1とが略面一となるように形成されている。
なお、図3に示す投入口形成部20は、左開き用の場合であり、ドア当接部22の左側の前記ヒンジ固定部1h2に対応する位置にヒンジ部材(図示せず)を挿通するためのヒンジ挿通用切欠部22aが形成されている。なお、右開き用の場合には、ドア当接部の右側の前記ヒンジ固定部1h3に対応する位置にヒンジ挿通用切欠部が形成されている。また、ヒンジ挿通用切欠部22aは、図示しない別部材のカバー部材によって前補強材1h(図2参照)とヒンジ部材(図示せず)との連結部分が外部に露出しないように構成されている。
また、環状部21の外周縁部には、投入口形成部20を前面パネル10に固定するための取付部21bが略周方向に沿って形成されている。この取付部21bには、周方向に間隔を置いて貫通孔21sが複数個所に形成される。この取付部21bは、前面パネル10に形成された開口部11aの縁部の裏面11b(図8(a)参照)側に対向するように配置される。なお、取付部21bの貫通孔21sは、前面パネル10の裏面11bに形成された嵌合突起(不図示)と嵌合して、投入口形成部20が前面パネル10に固定されるようになっている。
また、投入口形成部20には、扉8の開き角度を大きくするためのテーパ面21cが環状部21を切り欠くようにして形成されている。このテーパ面21cは、後記する外周側のリング部30から内周側に向けて傾斜するように形成されている。また、投入口形成部20には、前記テーパ面21cと軸中心を挟んで略反対側に、扉8に設けられた操作レバー(図示せず)を操作するための挿入部21dが凹状に形成されている。
ドア当接部22には、投入口形成部20を前補強材1h(図2参照)にねじ固定するための、ねじ挿通孔22bが周方向に間隔を置いて複数個所に形成されている。また、ドア当接部22には、扉8に設けられた操作レバー(不図示)を投入口形成部20に係合させて扉8をロックするための係合部22cが形成されている。
なお、投入口形成部20の開口部20aと、前補強材1hに設けた開口部1h1(図2参照)と、外槽5の開口(不図示)とは、ゴム製のパッキン(不図示)で接続され、このパッキンにより外槽5と扉8との水密性が維持されるようになっている。これにより、洗い、すすぎおよび脱水時の水漏れの防止が図られている。
図4に示すように、リング部30は、いわゆるモール部材(モールディング部材)と称されるものであり、屈曲可能な樹脂製の棒状の素材を押し出しなどにより成形した本体部31にシート部材32を積層して構成したものである。シート部材32は、本体部31の前面に露出する領域に積層されるフィルム状のものであり、光沢を有する銀色を呈するように構成されている。光沢を有する銀色とすることにより、製品(洗濯機A)に高級感を与えることができる。このリング部30は、前面パネル10の開口部11aと投入口形成部20との間に形成された環状の隙間にリング部30を作業者が手で変形させながら装着するものである。
本体部31は、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC:polyvinyl chloride)などの屈曲可能(軟質)な樹脂で形成されている。シート部材32は、例えば、アルミ箔の表面にポリエステルなどの樹脂製の透明なフィルムを積層して構成されている。
リング部30は、この例では押出成形品であり、本体部31を押し出し成形する際に、シート部材32を積層して、所定の口金(金型)から押し出すことで形成される。なお、本体部31とシート部材32とは、例えば、接着剤を介して接着されている。
本体部31は、前端部(正面側)に位置する基部31aと、この基部31aから後方(奥側)へ延びる第1リブ31bと、この第1リブ31bに直交し且つ外周側に延びる第2リブ31cと、第2リブ31cに対して後方(奥側)に突出する鉤状の突起部31dと、を備えて構成されている。
図5に示すように、リング部30は、線状に形成された部材を周方向の長さと略同じ長さとなるように形成され、リング部30の端部30aと端部30bとが対向する部分に後記する固定金具40を取り付けるようになっている。
固定金具40は、ステンレス製の薄板をプレス成形によって略コ字状に形成したものである。また、固定金具40は、リング部30と同系色である銀色で光沢を呈するように構成されている。
また、固定金具40は、前記基部31aの表面に沿う形状の凹部41を有し、前記隙間30cよりも周方向に幅広に形成されている。よって、固定金具40によって、隙間30cの全体を覆うことができる。また、リング部30の前面と同系色である光沢を有する銀色の固定金具40とすることにより、固定金具40を取り付けたときのリング部30と固定金具40との色の違いを目立たなくすることができる。
また、固定金具40は、略コ字状の凹部41を有し、凹部41の下面(内周側)から後方(奥側)に延びる係止爪42が形成され、上面から後方(奥側)に延びる係止爪43,43が形成されている。係止爪42は、投入口形成部20に形成された貫通孔21b5に挿入され、係止爪43,43は、投入口形成部20に形成された貫通孔21b6に挿入される。
図6に示すように、筐体1の前面カバー1cは、前面パネル10の開口部11aの内側に投入口形成部20が位置し、投入口形成部20の開口部20aを通して衣類等が投入可能となっている。また、前面カバー1cは、前面パネル10と投入口形成部20の環状部21aとの間にリング部30が配置されるようになっている。また、固定金具40は、一番低い位置においてリング部30を固定するようになっている。
図7のB部拡大図である図8(a)に示すように、投入口形成部20の取付部21bは、断差状の基部収容部21b1と、この基部収容部21b1から後方に延びる第1溝部21b2と、第1溝部21b2の外周側において第1溝部21b2と平行、かつ、第1溝部21b2よりも短く延びる第2溝部21b3と、を有している。
これにより、基部収容部21b1内には、本体部31の基部31aが収容されることで、本体部31のシート部材32(図4参照)が積層された前面と、前面パネル10の前面部11の表面と、投入口形成部20の環状部21aの前面21a1とが互いに面一の状態となる。
また、第1溝部21b2には、第1リブ31bが嵌合した状態で挿入されるように構成されている。これにより、投入口形成部20にリング部30を取り付けた後(仮固定した後)に、投入口形成部20の環状部21aの前面21a1を下向きにした状態で、投入口形成部20を前面パネル10に組み付けたとしても、リング部30が投入口形成部20から脱落しないようになっている。
また、第2溝部21b3には、突起部31dが挿入されるように構成されている。これにより、前面パネル10に、リング部30を挟んで投入口形成部20を組み付けたときに、突起部31dが第2溝部21b3内に係止され、組み付け後にリング部30が外れるのを確実に防止できる。
図7のC部拡大図である図8(b)に示すように、固定金具40は、リング部30の本体部31を覆うように前面部11(前面パネル10)と環状部21a(投入口形成部20)との間の隙間Sに挿入される。そして、外周側の係止爪42は、投入口形成部20に形成された貫通孔21bに挿通された後に、貫通孔21b5から突出した先端部が内周側(図示上側)に折り曲げられる。また、内周側の係止爪42は、投入口形成部20に形成された貫通孔21b6に挿通された後に、貫通孔21b6から突出した先端部が内周側(図示上側)に折り曲げられる。この固定金具40により、リング部30の両端部30a、30bの境界部分が保持されるとともに、リング部30が隙間Sから外れることなく確実に固定される。
以上説明したように、本実施形態に係る洗濯機Aでは、開口部11aを有する前面パネル10と、開口部11aの内側に位置して洗濯槽(外槽5および回転ドラム6)と連通して衣類を投入する投入口形成部20と、を備えるとともに、前面パネル10と投入口形成部20とを別体で構成し、前面パネル10と投入口形成部20との間にリング部を設けたものである。これによれば、前面パネル10と投入口形成部20とを別体で構成し、さらにリング部30を備えることにより、デザインの自由度を向上させることができる。
つまり、前面カバー1c(前面パネル10+投入口形成部20)が一体のパネルで構成されていると、1枚の前面カバー1cで1種類の色のパターンしか得ることしかできず、ユーザのデザインの多様化に対応することが困難であった。そこで、本実施形態では、前面パネル10と投入口形成部20とを別体で構成し、それぞれ複数色用意することにより、組み合わせパターンを増大させることができる。例えば、前面パネル10を3色、投入口形成部20を3色用意することで、9種類の色のパターンを提供することが可能になる。さらに、リング部30を複数色(光沢を有する銀、金など)用意することにより、デザインの自由度をさらに向上させることが可能になる。
また、前面パネル10と投入口形成部20とを別体で構成することで、左開き用と右開き用とを、投入口形成部20の変更のみで対向することが可能になる。
ところで、リング部30を、ステンレス板をプレス成形によって構成すると、ステンレス板を円形にくり抜いたときに、くり抜いた部分は、別の部材にしか使用することができず、板取りが悪いものであった。また、リング部を、ステンレス製のものとした場合、極端に幅の狭いリング部を形成することも困難であった。さらに、リング状の部材にめっき処理をすることも困難であった。
そこで、本実施形態では、リング部30を、ポリ塩化ビニルなどの屈曲可能な樹脂製の棒材を原料として押し出し成型により加工した本体部31に銀色で光沢を有するシート部材32を積層することで構成したものである。このように樹脂製のリング部とすることにより、ステンレスなどの金属製と比べて製造コストを削減することが可能になる。また、リング部30の幅を、ステンレス製のものと比べて細く形成することが可能となり、よりデザイン性に優れた製品を提供できる。
また、屈曲可能(弾性変形可能)な樹脂を加工したリング部30とすることにより、扉8を急激に開放したとしても、扉8がリング部30に当ることで、扉8から受ける衝撃を緩和することができる。また、逆に扉8を急激に閉めたときに、投入口形成部20から前面パネル10への衝撃が樹脂製のリング部30によって緩和され、前面パネル10や投入口形成部20が壊れ難くなる。
また、リング部30を屈曲可能な樹脂を加工したものとすることにより、例えば、本実施形態のように、前面パネル10が上下および左右とも曲面になっているような複雑な形状のものにおいてもリング部30を容易に適用させることができ、ステンレス製のリング部と比べてデザイン性に優れたものを提供することできる。ちなみに、ステンレス製の場合には、本実施形態のような曲面の前面パネルに適用するには、しぼりなどの高度な加工が必要になり、コスト高となる。
また、屈曲可能な樹脂を加工した本体部31にシート部材32を積層したものであるので、塗装の製品と比べて安価に構成することが可能になる。
また、本実施形態では、リング部30は、投入口形成部20の軸方向Gに延びる第1リブ31bと、第1リブ31bに直交して前面パネル10の裏面に沿って延びる第2リブ31cと、第2リブ31cに直交し且つ後方に突出する突起部31dと、を備え、投入口形成部20は、第1リブ31cが挿入されて嵌合する第1溝部21b2と、突起部31dが挿入される第2溝部21b3と、を備えている。これによれば、第1リブ31bを第1溝部21b2に仮止めできるので、投入口形成部20にリング部30を取り付けた状態で逆さまにした状態で前面パネル10に組み付けた場合でも、前面パネル10から脱落することがなく、組み付け作業を容易に行うことができる。また、第2リブ31cを第2溝部21b3に挿入した状態で投入口形成部20を前面パネル10に固定することで、使用時にリング部30が投入口形成部20から抜け出るのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、リング部30の両端部30a,30bは、ステンレス製の固定金具40で覆われて投入口形成部20に固定されているので、固定金具40の厚みを薄く形成することができ、リング部30の幅(太さ)に対して固定金具40の位置での幅(太さ)が過度に大きくなり過ぎることなく装着可能になる。
1 筐体
5 外槽(洗濯槽)
6 内槽(洗濯槽)
10 前面パネル
11a 開口部(前面パネルの開口部)
11b 裏面(前面パネルの裏面)
20 投入口形成部
21b2 第1溝部
21b3 第2溝部
30 リング部
30a,30b 端部
31 本体部
31a 基部
31b 第1リブ
31c 第2リブ
31d 突起部
32 シート部材
40 固定金具(金具)
A 洗濯機(ドラム式洗濯機)

Claims (4)

  1. 洗濯槽を収容する筐体を備えたドラム式洗濯機において、
    前記筐体は、開口部を有する前面パネルと、前記開口部の内側に位置して前記洗濯槽と連通して衣類を投入する投入口形成部と、を備えるとともに、前記前面パネルと前記投入口形成部とを別体で構成し、
    前記前面パネルと前記投入口形成部との間にリング部を設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記リング部は、屈曲可能な樹脂製の本体部にシート部材を積層して形成した押出成形品である請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記リング部は、前記投入口形成部の軸方向に延びる第1リブと、前記第1リブに直交して前記前面パネルの裏面に沿って延びる第2リブと、前記第2リブに直交して突出する突起部と、を備え、
    前記投入口形成部は、前記第1リブが挿入されて嵌合する第1溝部と、前記突起部が挿入される第2溝部と、を備え、
    前記第2リブは、前記前面パネル10の裏面と前記投入口形成部の外周縁部とで挟持された状態で前記前面パネルと前記投入口形成部とが固定されることを特徴とする請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記リング部の両端部は、ステンレス製の金具で覆われて前記投入口形成部に固定されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のドラム式洗濯機。
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