JP6318051B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、ドラム式洗濯機に関する。
従来、ドア構造体としては、樹脂成形された環状の化粧板を装飾し、化粧板と蓋本体で蓋カバーを挟み込んで、化粧板の外周部に設けたツメによって化粧板を蓋本体に係止したものがある(例えば、特許第4544105号(特許文献1)参照)。
特許第4544105号
ところで、上記ドア構造体では、環状の化粧板は構造上あまり細くすることができず、蓋本体の外周部分をシャープな印象のデザインにすることが困難であるという問題がある。
なお、このような構成のドア構造体において、化粧板の幅を細くしたとしても、ドア径と同じ大きさは必要であるため、大きな金型が必要となり、金型コストが高くつくと共に、製作に時間がかかる。また、上記ドア構造体では、化粧板が嵌合により蓋本体に取り付けられて嵌め殺しになっているため、化粧板の取り外しが容易にできず、リサイクル時の分別が困難である。
そこで、この発明の課題は、簡単な構成でデザイン性を向上できるドア構造体を提供することにある。
また、この発明の課題は、簡単な構成でデザイン性を向上できるドア構造体を備えたドラム式洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のドラム式洗濯機は、
透明の円形部分を有するドアカバーと、
上記ドアカバーと係合するドア枠部材と、
上記ドアカバーと上記ドア枠部材に挟まれて配置された飾り部材と、を有するドア構造体を備え、
上記飾り部材は、上記透明の円形部分より後ろ側で、かつ正面から視認できるように、上記ドアカバーの円形部分の外周縁に沿って環状に延在すると共に、
上記ドア枠部材は、外周部の前面側に形成された環状畝部を有し、
上記飾り部材は、外側に露出する面を有する基部と、上記基部から径方向内側に延びて、上記ドアカバーと上記ドア枠部材に挟まれる被挟持部と、上記ドア枠部材の上記環状畝部に嵌合する溝状凹部とを有することを特徴とする。
また、一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記飾り部材は、弾性部材である。
また、一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記ドアカバーは、円形状の本体部と、上記本体部の外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブまたは上記本体部の外周部の後面側に立設された環状リブを有し、
上記複数のリブの肉厚または上記環状リブの肉厚は、上記本体部の肉厚の1/30以上かつ1/3以下である。
また、一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記ドアカバーは、上記複数のリブまたは上記環状リブの後面側に設けられ、上記ドア枠部材に係合する複数の係合部を有し、
上記ドアカバーの上記複数の係合部の肉厚は、上記本体部の肉厚の1/2以上である。
また、一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記ドア枠部材は、外周部の前面側かつ上記環状畝部の内周側に、上記環状畝部に沿うように設けられた環状の溝部を有し、
上記飾り部材は、上記ドア枠部材の上記環状畝部に上記溝状凹部が嵌合した状態で、上記ドア枠部材の上記環状の溝部に挟まれたリブを有する。
以上より明らかなように、この発明によれば、円形状のドアカバーとそのドアカバーの後面側に取り付けられた環状のドア枠部材に飾り部材が挟まれて保持され、飾り部材がドアカバーの外周縁に沿って延在することによって、簡単な構成でデザイン性を向上できるドラム式洗濯機を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。 図2は上記ドラム式洗濯乾燥機のドアを開けた状態の斜視図である。 図3は上記ドアの裏面図である。 図4は上記ドアの要部の分解斜視図である。 図5(a)〜(c)は上記ドアのドアカバーの裏面図と側面図と下面図である。 図6は上記ドアのドアカバーの正面図である。 図7は図6のVII−VII線から見た断面図である。 図8は図7に示す要部S1の拡大図である。 図9(a)〜(c)は上記ドアのドア枠部材の正面図と側面図と下面図である。 図10は図9(a)に示す要部S2の拡大図である。 図11は上記ドア枠部材の裏面図である。 図12は図9のXII−XII線から見た断面図である。 図13は図9のXIII−XIII線から見た断面図である。 図14は上記ドアの斜視図である。 図15は上記ドアの正面図である。 図16は図15のXVI−XVI線から見た断面図である。 図17は図16に示す要部S3の拡大図である。 図18は図16に示す飾り部材を含む要部の説明をするための図である 図19は図15のXVIII−XVIII線から見た断面図である。 図20は図19に示す要部S4の拡大図である。 図21は図19に示す飾り部材を含む要部の説明をするための図である
以下、この発明のドラム式洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機の斜視図を示している。
この第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、図1に示すように、外箱1と、開口部4(図2に示す)を開閉する略円盤状のドア2と、外箱1内に配置された洗濯槽(図示せず)と、その洗濯槽内に回転可能に配置された回転ドラム3を備える。
上記外箱1の前面上側に、運転動作を選択して指示入力すると共に運転状態を表示する操作パネル6を設けている。また、外箱1の天面の左後面側に給水ホース接続口7と風呂水吸水口8を設けている。また、外箱1の天面の右後面側に乾燥フィルタ装置9を装着している。また、外箱1の前面の左上側に洗剤ケース61を装着し、外箱1の前面の左下側に糸くずフィルタ装置62を装着している。なお、図1において、63は排水ホース接続口である。
また、ドア2の外縁側に、手前に引いてドア2を開くドアハンドル10を取り付けている。
図2はドラム式洗濯乾燥機のドア2を開けた状態の斜視図を示している。
図2に示すように、略円盤状のドア2を、ドア取付金具20と外箱1側のヒンジ部30を介して外箱1の開口部4に取り付けている。外箱1の開口部4の左側に設けられたヒンジ部30は、ドア2を回動可能に支持する。なお、外箱1の開口部4の内縁側に環状の枠部材5を取り付けている。
また、ドア2の外縁側かつドアハンドル10の下側に係合ツメ11を設けている。一方、外箱1の開口部4の右側に、係合凹部40aを有するロック機構40を設けている。ドア2を閉めた状態で係合ツメ11が係合凹部40aと係合する。
なお、ヒンジ部30を外箱1の開口部4の右側に設け、ロック機構40を外箱1の開口部4の左側に設けてもよい。
ドア2が閉められると、ドア2の係合ツメ11が外箱1の係合凹部40aに係合する一方、ドア2を閉じた状態で、ドアハンドル10が手前に引かれることによって、係合ツメ11をドア2の中央側に向けて移動させて係合ツメ11が係合凹部40aから外れる。
また、外箱1内に配置された洗濯槽(図示せず)および回転ドラム3は、ドア2側に開口しており、ドア2を開くことにより外箱1の開口部4を介して回転ドラム3内に乾燥対象物(図示せず)を出し入れできる。また、ドア2を閉じることで、洗濯槽は水密かつ気密が保たれる。
また、上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1内の背面側下部に配置された乾燥用のヒートポンプユニット(図示せず)と、そのヒートポンプユニットを介して洗濯槽内の空気を循環させるための循環経路を備えている。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機では、操作パネル6(図1に示す)から運転コースの選択や各工程の時間設定などが入力されると、その選択情報や設定情報が入力された制御装置(図示せず)によって、例えば洗濯から乾燥までの一連の動作を実行する。
図3はドア2の裏面図を示している。ドア2は、図3に示すように、円形状のドアカバー21(図4に示す)と、環状の飾り部材22(図4に示す)と、環状のドア枠部材23と、その環状のドア枠部材23の内側に取り付けられた円錐台形状のガラス製の窓部材24と、環状のドア枠部材23の裏面側に取り付けられた環状の押さえ部材25とを有している。ドアカバー21は、透明樹脂を成形したものであり、ドア枠部材23と押さえ部材25は、樹脂を成形したものである。
環状のドア枠部材23の正面視右側(図3では左側)にカバー部材26を取り付けている。また、環状のドア枠部材23の正面視左側(図3では右側)に接続部材27を取り付けている。この接続部材27には、図2に示すドア取付金具20を介してヒンジ部30が接続される。
また、ドア2は、環状のドア枠部材23の正面視右側(図3では左側)にドアハンドル10と係合ツメ11を有する。図3では、係合ツメ11は、図2に示す外箱1の係合凹部40aに係合可能な位置に半径方向外向に突出している。
また、図4は上記ドア2の要部の分解斜視図を示している。図4の左側から順に、透明樹脂製の円形状のドアカバー21、樹脂製の飾り部材22、樹脂製の環状のドア枠部材23、ガラス製の窓部材24、樹脂製の押さえ部材25が配置される。
図4に示すように、透明樹脂製の円形状のドアカバー21の後面側に樹脂製の環状のドア枠部材23を取り付けている。このドアカバー21とドア枠部材23に挟まれて保持された飾り部材22が、ドアカバー21の外周縁に沿って延在している。さらに、ドア枠部材23と押さえ部材25により窓部材24を挟んで固定するように、ドア枠部材23の後面側に押さえ部材25を取り付けている。
上記ドアカバー21とドア枠部材23と飾り部材22と窓部材24と押さえ部材25とを有するドア2は、ドア構造体の一例である。
上記飾り部材22は、エラストマーを用いた押し出し成形により形成したものであり、その押し出し成形後の成形品の所定の表面に対して、金属皮膜を含むコーティングを施したものである。
図5(a)はドア2のドアカバー21の裏面図を示し、図5(b)はドアカバー21の側面図を示し、図5(c)はドアカバー21の下面図を示している。また、図6はドアカバー21の正面図を示している。
また、図7は図6のVII−VII線から見た断面図を示している。図7に示すように、ドアカバー21は、凸球面を有する円形状の本体部21aと、本体部21aの外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブ21b,21cを有している。複数のリブ21bと複数のリブ21cは、周方向に間隔をあけて交互に配列されている(図5(b),(c)参照)。
また、図8は図7に示す要部S1の拡大図を示している。図8に示すように、複数のリブ21b,21cの肉厚D2は、本体部21aの肉厚D1(この実施形態では3mm)の1/30以上かつ1/3以下である。また、ドアカバー21は、複数のリブ21cの後面側に設けられ、ドア枠部材23(図4に示す)に係合する複数の係合部21dを有している。この係合部21dには、径方向に貫通する係合穴101を設けている。
上記ドアカバー21の複数の係合部21dの肉厚D3は、本体部21aの肉厚D1の1/2以上である。
図9(a)はドア2のドア枠部材23の正面図を示している。図9(b)はドア枠部材23の側面図を示している。図9(c)はドア枠部材23の下面図を示している。図9(a)〜(c)に示すように、ドア枠部材23は、環状の枠本体部23aと、枠本体部23aから後面側に向かって延びる環状リブ23bを有している。
また、図10は図9(a)に示す要部S2の拡大図を示している。ドア枠部材23の環状の枠本体部23aの外周部の前面側に環状畝部121を形成している(図18参照)。また、枠本体部23aの外周部の前面側かつ環状畝部121の内周側に、環状畝部121に沿うように環状の溝部122を設けている(図21参照)。さらに、枠本体部23aの環状の溝部122の内周側に、周方向に間隔をあけて複数の貫通穴123を設けている。その貫通穴123内の外側壁面から径方向内側に向かって突出する係合ツメ124を設けている(図18参照)。
また、図11はドア枠部材23の裏面図を示している。図11において、図9(a)〜(c)および図10と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図12は図9のXII−XII線から見た断面図を示しており、図13は図9のXIII−XIII線から見た断面図を示している。
次に、図14はドア2の全体斜視図を示しており、図15はドア2の正面図を示している。図14,図15に示すように、円形状のドアカバー21と飾り部材22とドア枠部材23と窓部材24と押さえ部材25(図16,図19に示す)が組み立てられ、ドア枠部材23の裏面側にドアハンドル10を取り付けている。
また、図16は図15のXVI−XVI線から見た断面図を示しており、図17は図16に示す要部S3の拡大図を示している。図16,図17において、図4と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図18は図16に示す飾り部材22を含む要部の説明をするための図を示している。図18では、ドアカバー21と飾り部材22とドア枠部材23の要部の断面のみを示している。
図18に示すように、飾り部材22は、断面略台形状の基部22aと、基部22aから径方向内側(図中上側)に延びて、ドアカバー21とドア枠部材23に挟まれる被挟持部22bと、被挟持部22bの先端側から後面側に向かって屈曲して延びるリブ22cとを有する。このような断面形状を有する飾り部材22は、ドアカバー21の外周の長さと略同一の長さの紐形状をしている。上記断面略台形状の基部22aの底辺側の面(組立時に外側に露出する面)が、金属皮膜を含むコーティングを施した装飾面となる。
上記断面略台形状の基部22aと被挟持部22bとリブ22cで溝状凹部131を形成している。
ドアカバー21と飾り部材22とドア枠部材23の組立時に、まず、ドア枠部材23の環状畝部121に飾り部材22の溝状凹部131が嵌め込まれる。これにより、ドアカバー21とドア枠部材23により飾り部材22を挟み込む前に、飾り部材22をドア枠部材23に位置決めすることが可能になる。
そして、ドアカバー21の複数のリブ21cの後縁から後面側に向かって延びるように設けられた複数の係合部21dの係合穴101とドア枠部材23の係合ツメ124が係合する(図17参照)。
図19は図15のXIX−XIX線から見た断面図を示しており、図20は図19に示す要部S4の拡大図を示している。図19,図20において、図4と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図21は図19に示す飾り部材22を含む要部の説明をするための図を示している。図21では、ドアカバー21と飾り部材22とドア枠部材23の要部の断面のみを示している。
図21に示すように、組立時に、まず、図18で説明した様にドア枠部材23の環状畝部121に飾り部材22の溝状凹部131が嵌め込まれると、同時に、飾り部材22のリブ22cがドア枠部材23の環状の溝部122に挟まれて、ドア枠部材23に飾り部材22が保持される(図20参照)。これにより、ドア枠部材23にドアカバー21を取り付けるときに、飾り部材22がドア枠部材23に保持されてずれたりしないので、組み立ての作業性がさらに向上する。
図17,図20に示すように、ドアカバー21とドア枠部材23の環状畝部121に飾り部材22の被挟持部22bが挟まれた状態で、飾り部材22の被挟持部22bの先端側から屈曲して延びるリブ22cを設けることよって、飾り部材22の被挟持部22bがドアカバー21とドア枠部材23の環状畝部121の間から径方向外側に抜けるのを確実に防止できる。
上記構成のドア構造体によれば、円形状のドアカバー21とそのドアカバー21の後面側に取り付けられた環状のドア枠部材23に飾り部材22が挟まれて保持され、飾り部材22がドアカバー21の外周縁に沿って延在することによって、飾り部材22の幅をより細くしてシャープな印象のデザインにすることが容易にでき、簡単な構成でデザイン性を向上できる。また、飾り部材22がドアカバー21とドア枠部材23に挟まれて保持されているだけなので、組立や分解の作業性が向上する。
また、上記飾り部材22が弾性部材であるので、押し出し成形により飾り部材22を製作することが可能となる。したがって、飾り部材22の金型を最小限にでき、金型の製作コストを低減できると共に、金型も含めた飾り部材22の製作時間を短縮できる。
また、上記ドアカバー21の円形状の本体部21aの外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブ21b,21cによって、本体部21aを補強すると共に、ドアカバー21の後面側へのドア枠部材23の取り付けに利用できる。この複数のリブ21b,21cの肉厚を本体部21aの肉厚の1/30以上かつ1/3以下とすることにより、ドアカバー21が透明のものであっても、ドアカバー21とドア枠部材23との係合部分が目立ちにくく、デザイン性がより向上する。
上記ドアカバー21の複数のリブ21b,21cの肉厚が本体部21aの肉厚の1/30以上であれば、十分な強度が得られる。なお、複数のリブ21b,21cの肉厚が本体部21aの肉厚の1/3を越えると、ドアカバー21が透明のものでは複数のリブ21b,21cが目立ちにやすくなり、デザイン性が悪くなる。
また、上記ドアカバー21の複数のリブ21b,21cの後面側に設けられた複数の係合部21dがドア枠部材23に係合する。このドアカバー21の複数の係合部21dの肉厚を本体部21aの肉厚の1/2以上とすることにより、ドアカバー21とドア枠部材23との取り付け強度を確保できる。
また、上記ドア枠部材23の外周部の前面側に形成された環状畝部121に、飾り部材22の溝状凹部131が嵌合するので、ドアカバー21とドア枠部材23により飾り部材22を挟み込む前に、飾り部材22をドア枠部材23に位置決めすることが可能になる。これにより、飾り部材22が位置決めされたドア枠部材23に対してドアカバー21を取り付けることが容易にでき、組み立ての作業性がより向上する。
また、上記ドア枠部材23の外周部の前面側かつ環状畝部121の内周側に、環状畝部121に沿うように環状の溝部122を設け、ドア枠部材23の環状畝部121に飾り部材22の溝状凹部131が嵌合した状態で、飾り部材22のリブ22cがドア枠部材23の環状の溝部122に挟まれて、ドア枠部材23に飾り部材22が保持される。これにより、ドア枠部材23にドアカバー21を取り付けるときに、飾り部材22がドア枠部材23に保持されてずれたりしないので、組み立ての作業性がさらに向上する。
また、上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、簡単な構成でデザイン性を向上できるドア構造体を備えることによって、デザイン性のよいドラム式洗濯乾燥機を実現することができる。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機は、ドアカバーを除いて第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしている。
第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機では、本体部21aの外周部の複数のリブ21bと複数のリブ21cが周方向に間隔をあけて交互に配列されたドアカバー21を備えていたのに対して、この第2実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機では、円形状の本体部の外周部の後面側に全周に渡って環状リブが立設されたドアカバーを備えている。
上記第2実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機は、第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機は、ドアカバーをドア枠部材に取り付ける構成を除いて第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしている。
第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機では、図17に示すように、ドアカバー21の複数の係合部21dの係合穴101とドア枠部材23の係合ツメ124が係合することにより、ドアカバー21をドア枠部材23に取り付けたのに対して、この第3実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機では、ドアカバーに設けたねじ穴にドア枠部材に設けた貫通穴を介してねじを螺合させることによって、ドアカバーをドア枠部材に取り付けている。
なお、ドアカバーをドア枠部材に取り付ける構成は、第1〜第3実施形態に限らず、他の取り付け構造であってもよい。
上記第3実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機は、第1実施形態のドア構造体を備えたドラム式洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、ドアカバー21と飾り部材22とドア枠部材23と窓部材24と押さえ部材25とを有するドア2をドア構造体として説明したが、ドア構造体はこれに限らず、ドアカバーとドア枠部材と飾り部材を備えたものであればよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ドア構造体の飾り部材22を弾性部材により形成したが、樹脂成形などにより形成された飾り部材を備えたドア構造体にこの発明を適用してもよい。
上記第1〜第3実施形態では、ドア構造体を備えた洗濯機としてのドラム式洗濯乾燥機について説明したが、乾燥機能を有しないドラム式洗濯機や縦型洗濯機にこの発明を適用してもよい。また、この発明は、ドラム式洗濯乾燥機として説明したが、洗濯機能を備えない乾燥機であってもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明のドア構造体は、
円形状のドアカバー21と、
上記ドアカバー21の後面側に取り付けられた環状のドア枠部材23と、
上記ドアカバー21と上記ドア枠部材23に挟まれて保持され、上記ドアカバー21の外周縁に沿って延在する飾り部材22と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、円形状のドアカバー21とそのドアカバー21の後面側に取り付けられた環状のドア枠部材23に飾り部材22が挟まれて保持され、飾り部材22がドアカバー21の外周縁に沿って延在することによって、飾り部材22の幅をより細くしてシャープな印象のデザインにすることが容易にでき、簡単な構成でデザイン性を向上できる。また、飾り部材22がドアカバー21とドア枠部材23に挟まれて保持されているだけなので、組立や分解の作業性が向上する。
また、一実施形態のドア構造体では、
上記飾り部材22は、弾性部材である。
上記実施形態によれば、飾り部材22が弾性部材であるので、押し出し成形により飾り部材22を製作することが可能となる。したがって、飾り部材22の金型を最小限にでき、金型の製作コストを低減できると共に、金型も含めた飾り部材22の製作時間を短縮できる。
また、一実施形態のドア構造体では、
上記ドアカバー21は、円形状の本体部21aと、上記本体部21aの外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブ21b,21cまたは上記本体部21aの外周部の後面側に立設された環状リブを有し、
上記複数のリブ21b,21cの肉厚または上記環状リブの肉厚は、上記本体部21aの肉厚の1/30以上かつ1/3以下である。
上記実施形態によれば、ドアカバー21の円形状の本体部21aの外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブ21b,21c(または本体部21aの後面側に立設された環状リブ)によって、本体部21aを補強すると共に、ドアカバー21の後面側へのドア枠部材23の取り付けに利用できる。この複数のリブ21b,21c(または環状リブ)の肉厚を本体部21aの肉厚の1/30以上かつ1/3以下とすることにより、ドアカバー21が透明のものであっても、ドアカバー21とドア枠部材23との係合部分が目立ちにくく、デザイン性がより向上する。
上記ドアカバー21の複数のリブ21b,21c(または環状リブ)の肉厚が本体部21aの肉厚の1/30以上であれば、十分な強度が得られる。一方、複数のリブ21b,21c(または環状リブ)の肉厚が本体部21aの肉厚の1/3を越えると、ドアカバー21が透明のものでは複数のリブ21b,21c(または環状リブ)が目立ちにやすくなり、デザイン性が悪くなる。
また、一実施形態のドア構造体では、
上記ドアカバー21は、上記複数のリブ21b,21cまたは上記環状リブの後面側に設けられ、上記ドア枠部材23に係合する複数の係合部21dを有し、
上記ドアカバー21の上記複数の係合部21dの肉厚は、上記本体部21aの肉厚の1/2以上である。
上記実施形態によれば、ドアカバー21の複数のリブ21b,21c(または環状リブ)の後縁から後面側に向かって延びるように設けられた複数の係合部21dがドア枠部材23に係合する。このドアカバー21の複数の係合部21dの肉厚を本体部21aの肉厚の1/2以上とすることにより、ドアカバー21とドア枠部材23との取り付け強度を確保できる。
また、一実施形態のドア構造体では、
上記ドア枠部材23は、外周部の前面側に形成された環状畝部121を有し、
上記飾り部材22は、上記ドア枠部材23の上記環状畝部121に嵌合する溝状凹部131を有する。
上記実施形態によれば、ドア枠部材23の外周部の前面側に形成された環状畝部121に、飾り部材22の溝状凹部131が嵌合するので、ドアカバー21とドア枠部材23により飾り部材22を挟み込む前に、飾り部材22をドア枠部材23に位置決めすることが可能になる。これにより、飾り部材22が位置決めされたドア枠部材23に対してドアカバー21を取り付けることが容易にでき、組み立ての作業性がより向上する。
また、一実施形態のドア構造体では、
上記ドア枠部材23は、外周部の前面側かつ上記環状畝部121の内周側に、上記環状畝部121に沿うように設けられた環状の溝部122を有し、
上記飾り部材22は、上記ドア枠部材23の上記環状畝部121に上記溝状凹部131が嵌合した状態で、上記ドア枠部材23の上記環状の溝部122に挟まれたリブ22cを有する。
上記実施形態によれば、ドア枠部材23の外周部の前面側かつ環状畝部121の内周側に、環状畝部121に沿うように環状の溝部122を設け、ドア枠部材23の環状畝部121に飾り部材22の溝状凹部131が嵌合した状態で、飾り部材22のリブ22cがドア枠部材23の環状の溝部122に挟まれて、ドア枠部材23に飾り部材22が保持される。これにより、ドア枠部材23にドアカバー21を取り付けるときに、飾り部材22がドア枠部材23に保持されてずれたりしないので、組み立ての作業性がさらに向上する。
また、この発明の洗濯機では、
上記のいずれか1つのドア構造体を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、簡単な構成でデザイン性を向上できるドア構造体を備えることによって、デザイン性のよい洗濯機を実現できる。
1…外箱
2…ドア
3…回転ドラム
4…開口部
5…枠部材
6…操作パネル
7…給水ホース接続口
8…風呂水吸水口
9…乾燥フィルタ装置
10…ドアハンドル
11…係合ツメ
20…ドア取付金具
21…ドアカバー
21a…本体部
21b,21c…複数のリブ
21d…係合部
22…飾り部材
22a…基部
22b…被挟持部
22c…リブ
23…ドア枠部材
23a…枠本体部
23b…環状リブ
24…窓部材
25…押さえ部材
26…カバー部材
27…接続部材
30…ヒンジ部
40…ロック機構
40a…係合凹部
61…洗剤ケース
62…糸くずフィルタ装置
63…排水ホース接続口
101…係合穴
121…環状畝部
122…環状の溝部
123…貫通穴
124…係合ツメ
131…溝状凹部

Claims (4)

  1. 透明の円形部分を有するドアカバーと、
    上記ドアカバーと係合するドア枠部材と、
    上記ドアカバーと上記ドア枠部材に挟まれて配置された飾り部材と、を有するドア構造体を備え、
    上記飾り部材は、上記透明の円形部分より後ろ側で、かつ正面から視認できるように、上記ドアカバーの円形部分の外周縁に沿って環状に延在すると共に、
    上記ドア枠部材は、外周部の前面側に形成された環状畝部を有し、
    上記飾り部材は、外側に露出する面を有する基部と、上記基部から径方向内側に延びて、上記ドアカバーと上記ドア枠部材に挟まれる被挟持部と、上記ドア枠部材の上記環状畝部に嵌合する溝状凹部とを有することを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    上記飾り部材は、弾性部材であることを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載のドラム式洗濯機において、
    上記ドアカバーは、円形状の本体部と、上記本体部の外周部の後面側に周方向に間隔をあけて立設された複数のリブまたは上記本体部の外周部の後面側に立設された環状リブを有し、
    上記複数のリブの肉厚または上記環状リブの肉厚は、上記本体部の肉厚の1/30以上かつ1/3以下であることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載のドラム式洗濯機において、
    上記ドア枠部材は、外周部の前面側かつ上記環状畝部の内周側に、上記環状畝部に沿うように設けられた環状の溝部を有し、
    上記飾り部材は、上記ドア枠部材の上記環状畝部に上記溝状凹部が嵌合した状態で、上記ドア枠部材の上記環状の溝部に挟まれたリブを有することを特徴とするドラム式洗濯機。
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