JP2013084301A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既存の保守契約商品と他の保守契約商品との関係に基づく重複契約の可否確認を行なえる情報処理装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、顧客に関する情報、機器に関する情報、及び当該機器に対する保守契約の少なくともいずれかを入力するための入力手段と、入力手段による入力結果を、顧客に関する情報、機器に関する情報及び保守契約を関連付けた情報と、機器に対して複数の保守契約から一の保守契約を指定するための情報とを有した画面として出力する出力手段とを備え、出力手段は、画面から一の保守契約が指定された場合の、一の保守契約と前記複数の保守契約との関係を、一の保守契約が複数の保守契約と同時に締結可能であるかのメッセージと関連付けて出力する。
【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムの分野に関する。
近年、コンピュータ社会を迎え、あらゆる業態、環境下においてコンピュータシステムが稼動する中、これらシステムを安定的に稼動させるためには、日常的にシステムを監視し、万一の障害発生時には、迅速且つ効率的な復旧対応が求められる。そのため、機器メーカーや機器販売者(保守サービス提供者という)は、単に機器を販売して設置するだけではなく、その後の販売機器の安定的な運用を目的として、顧客に対して各種対応内容に応じた様々な保守商品(保守サービス商品)を用意・提供している。
一般に、新規の機器販売の場合、販売機器には半年〜1年間程度の無償保守契約が付いていることが多いが、これは購入直後の機器につき品質保証的な意味合いがある。従って無償保守契約の内容は最低限の保証内容である場合が多いため、保守サービス提供者は、さらに複数の様々な保守商品(オプション商品)を用意し、ユーザ毎のニーズに対応している。
保守契約締結の際、保守サービス提供者(例えば営業担当者)は、顧客の保守ニーズをヒアリングし、複数の様々な保守商品の中から適切な商品を顧客に提案する。そして保守契約書を作成し、一または複数の保守商品についての保守契約締結を行う(例えば特許文献1参照)。
ここで、保守商品はその種類、内容等、非常に多種多様に及んでおり、実際、営業担当者が顧客に対し、一体どの保守商品を提案してよいのかを判断することは非常に困難であった。例えば、機器単体毎に契約される保守商品として、ハードウェアに対しての保守、ソフトウェアに対しての保守、ハードウェア及びソフトウェア両方を含む保守などがあるし、さらには機器を特定せず、顧客の事業所単位、顧客企業全体単位一括の保守契約がある。また、その保守内容に関しても、保守対応時間(24時間365日、平日9〜17時など)、パーツ交換の無償又は有償など、様々なサービスレベルの保守商品が存在する。また、これら商品の中には保守内容が重複するなどして、同時に契約してはならない保守商品も存在している。
営業担当者は、まず顧客の管理システムなどを利用して、顧客の現在の保守契約状況を確認したうえで、保守内容が重複しないよう慎重に保守商品を選択しなければならない(図1(a))。顧客の管理システムでは、顧客情報、機器情報、保守契約情報などを参照できるものの、このようなシステムの保守契約情報には、あくまで契約している保守商品名、契約期間、金額等の基本的情報しか登録されていない場合も多く、この場合、より詳細な保守契約情報を調べるためには、営業担当者は、別途、保守の管理システムにアクセスし、またもしくは保守サービス業務担当者に問合せを行う作業が必要である(図1(b))。そして営業担当者は、詳細な保守契約情報を確認してから、商品は異なるがサービス内容が重複し同時に契約することができない保守商品を顧客に提案してしまわぬよう手間と時間をかけ煩雑な確認作業を行なわなければならなかった。
そこで本発明では上記のような問題に鑑みて、顧客、機器を検索単位として既存の保守契約商品を網羅的に確認できるとともに、既存の保守契約商品と他の保守契約商品との関係に基づく重複契約の可否確認を行なえる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、顧客に関する情報、機器に関する情報、及び当該機器に対する保守契約の少なくともいずれかを入力するための入力手段と、前記入力手段による入力結果を、前記顧客に関する情報、前記機器に関する情報及び前記保守契約を関連付けた情報と、前記機器に対して複数の保守契約から一の保守契約を指定するための情報とを有した画面として出力する出力手段とを備え、前記出力手段は、前記画面から前記一の保守契約が指定された場合の、当該一の保守契約と前記複数の保守契約との関係を、当該一の保守契約が前記複数の保守契約と同時に締結可能であるかのメッセージと関連付けて出力する。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、既存の保守契約商品と他の保守契約商品との関係に基づく重複契約の可否確認を行なえる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することができる。
従来技術の一例を示す図である。 本実施形態に係る全体構成図である。 保守契約管理サーバ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。 保守契約管理サーバ10の一実施形態の主要機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る重複契約判定マスタの一例を示す。 保守契約管理画面例を示す。 検索結果画面例を示す。 重複契約判定結果画面例(その1)を示す。 保守契約書のデータファイル例を示す。 重複契約判定結果画面例(その2)を示す。 保守契約管理サーバ10の情報処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を各実施形態において図面を用いて説明する。
[システム]
(全体構成)
はじめに、具体的な発明の内容を説明する前に、本発明を実施するにあたっての全体構成について説明する。図2は、本実施形態に係る全体構成図である。図に示されるように、本発明に係る保守契約管理サーバ10、顧客管理システム20及び保守管理システム30を含み構成され、ネットワークを介して相互に接続されている。
保守契約管理サーバ10は、ユーザ(例えば営業担当者)の操作に応じて、顧客管理システム20及び保守管理システム30から各種情報の取得(検索)提示を行う。つまりユーザは保守契約管理サーバ10にアクセスすることにより、顧客の情報、顧客に設置されている機器の情報、また設置機器に対し契約されている保守の情報といった顧客に関する現在の情報全般を参照できるようになっている。また、保守契約管理サーバ10は重複契約判定マスタを保持し、現在(既存)の保守契約商品と他の保守契約商品との関係に基づく重複契約の可否確認を行なえるようになっている。この点、後述する。
顧客管理システム20は、顧客管理DB21にて、顧客の情報、顧客に設置されている機器の情報、また設置機器に対し契約されている保守の情報(簡易)が保持されている既存システムである。いわゆる一般的な顧客管理システムであり、営業担当者やサービスコールセンターなどにより広く利用されている。
保守管理システム30は、保守サービス全般を管理する保守管理システムである。図に示されるように、保守商品毎の詳細情報を商品DB31〜33にて保持していることは勿論のこと、保守活動のスケジュールや実績管理のDB(非図示)を備え、実際のサービスマンによる保守活動のスケジュールや実績の管理をも含み管理する既存システムである。サービスコールセンターやサービスマンにより主に利用されている。
(ハードウェア)
ここで、保守契約管理サーバ10のハードウェア構成について簡単に説明しておく。図3は、保守契約管理サーバ10の一実施形態の主要構成を示すハードウェア構成図である。設定サーバ10は、主要な構成として、CPU101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、補助記憶装置104、記憶媒体読取装置105、入力装置106、表示装置107、及び通信装置108を含む構成である。
CPU101は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路から構成され、装置全体を制御する回路である。また、ROM102は、CPU101で実行される所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を格納するメモリであり、RAM103は、CPU101がROM102に格納された所定の制御プログラム(ソフトウェア部品)を実行して各種の制御を行うときの作業エリア(ワーク領域)として使用するメモリである。
補助記憶装置104は、汎用のOS(Operating System)、各種プログラムを含む各種情報を格納する装置であり、不揮発性の記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)などが用いられる。
入力装置106は、ユーザが各種入力操作を行うための装置である。入力装置106は、マウス、キーボード、表示装置107の表示画面上に重畳するように設けられたタッチパネルスイッチなどを含む。表示装置107は、各種データを表示画面に表示する装置である。例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。
通信装置108は、ネットワークを介して他の機器との通信を行う装置である。有線ネットワークや無線ネットワークなど含む各種ネットワーク形態に応じた通信をサポートする。
(機能)
次に、本実施形態に係る保守契約管理サーバ10の主要機能構成についてそれぞれ簡単に説明する。図4は、保守契約管理サーバ10の一実施形態の主要機能を示す機能ブロック図である。図に示されるように保守契約管理サーバ10は、主要な機能として、記憶部11、顧客保守契約情報取得部12、入力部13、重複契約判定部14、及び出力部15を有している。
記憶部11は、保守商品と他の保守商品との関係に基づく重複契約の可否を規定した重複契約判定マスタを記憶している。重複契約判定マスタについては具体例を挙げて後述する。
顧客保守契約情報取得部12は、顧客管理システム20及び保守管理システム30から、顧客情報、機器情報又は保守契約情報のうち一の属性情報に基づき、一の顧客に関し、契約済みの保守契約情報を取得する機能を有している。つまりユーザの操作に応じて、顧客保守契約情報取得部12は、顧客情報、機器情報又は保守契約情報のうちの属性情報を検索キーとして、顧客管理システム20及び保守管理システム30から顧客の情報、顧客に設置されている機器の情報、また設置機器に対し契約されている保守の情報を取得することにより、ユーザは顧客に関する現在契約済みの保守契約情報を参照できる。
入力部13は、新たに契約可能か否かの判定を行う保守商品の保守商品情報を入力する機能を有している。具体的には、営業担当者がこれから顧客に対し提案しようを考える保守商品の重複契約判定を行う際、対象の保守商品の保守商品情報を保守契約管理サーバ10に入力できる。
また入力部13は、保守管理システム30から、登録されている全ての保守商品情報を取得する保守商品情報取得部13−2を有している。そのため、営業担当者からの入力に代え、自動的に保守管理システム30や重複契約判定マスタ(詳細後述)から、登録されている全ての保守商品情報を取得し、保守契約管理サーバ10に入力できる。具体的には、営業担当者が全ての保守商品の中から契約可能な保守商品を参照したい場合に利用される。
また入力部13は、保守契約書の情報を取得する保守契約書情報取得部13−3を有している。そのため、営業担当者が作成した保守契約書(情報)を保守契約管理サーバ10に入力できる。具体的には、営業担当者が一旦保守契約書を作成したものの、契約書内の保守商品は契約済みの保守商品との関係から問題はないかどうかの重複契約判定を行う場合に利用される。
重複契約判定部14は、顧客保守契約情報取得部12により取得された契約済みの保守契約情報に基づく保守商品と、入力部13より入力された保守商品情報に基づく保守商品とに対し、重複契約判定マスタを参照することにより、重複契約の可否を判定する機能を有している。重複契約判定マスタには、保守商品の組み合わせにより重複契約の可否が規定されており、重複契約判定部14は、契約済みの保守商品と、営業担当者がこれから顧客に対し提案しようを考える保守商品とが重複契約の問題が生じないかどうかの判定を行う。なお重複契約判定部14は、契約期間についても含め重複契約の可否を判定することができる(後述)。同一保守商品であっても契約期間が重複しなければ契約は可能だからである。
出力部15は、重複契約判定部14の判定に基づき、新たに契約可能又は不可能な保守商品を出力する機能を有している。営業担当者に対し、これから顧客に対し提案しようと考える保守商品は、契約済みの保守商品との関係上、適切かどうかを提示するのである。
以上、保守契約管理サーバ10の主要機能構成である。なおこれらの機能は、実際には各装置のCPUが実行するプログラムによりコンピュータに実現させるものである。
(重複契約判定マスタ例)
図5は、本実施形態に係る重複契約判定マスタの一例を示す。表中、横軸(行)には「既存契約商品」の商品名が規定され、縦軸(列)には「新規契約商品」の商品名が規定されている。「既存契約商品」とは、顧客が既に契約済みの保守商品をいい、「新規契約商品」とは、これから新たに顧客に対し提案・契約しようとする保守商品をいう。重複契約判定マスタには、「既存契約商品」と「新規契約商品」との組み合わせ毎に、重複契約の可否が規定されている(OK、NG、又はワーニング)。OKは重複契約の可を示し、NGは重複契約の不可を示す。ワーニングは、ユーザに注意を促すもので、一部の瑕疵や条件によって重複契約の可や不可の場合があることを示す。
この保守商品及び可否の情報は、管理者等により重複契約判定マスタ上予め登録(規定)されており、また新しい保守商品が新発売されたような場合、保守商品及び可否の情報は、都度重複契約判定マスタ上追加登録される。
具体的に、例えばある顧客は、契約済みの「既存契約商品」として、「HD保守」の保守商品を既に現在契約しているものとする。営業担当者は、「新規契約商品」として、「あんしんP」を新たにこの顧客に対し提案しようとする場合、重複契約判定マスタによれば、契約済みの「HD保守」との関係上、保守内容が重複するため、「あんしんP」は「HD保守」と重複して契約できない(NG)保守商品である。一方例えば、「新規契約商品」として、「ソフト保守」を新たにこの顧客に対し提案しようとする場合、重複契約判定マスタによれば、契約済みの「HD保守」との関係上、保守内容が重複せず、「ソフト保守」は「あんしんP」と重複して契約できる(OK)保守商品である。
上述の重複契約判定部14は、このような重複契約判定マスタを参照することにより、契約済みの保守契約情報に基づく保守商品と、入力部13より入力された保守商品情報に基づく保守商品とに対し、重複契約の可否を判定することになる。
(操作画面例)
次に、保守契約管理サーバ10の操作画面例を示しながら具体的に説明する。図6は、保守契約管理画面例を示す。ユーザ(例えば営業担当者)は、PC端末等から保守契約管理サーバ10にアクセスし、例えば保守契約管理画面を表示、参照する。図に示されるように、ユーザは、顧客IDや顧客名などの顧客情報、機器IDや機器名などの機器情報、契約IDなどの保守契約情報をキーとして、顧客の顧客情報、顧客の機器情報、及び顧客又は機器単位による契約済みの保守契約情報を検索し、一元的に参照できるようになっている。ここでは、顧客ID「00012」が入力され、「検索」を行なうものとする。
図7は、検索結果画面例を示す。図に示されるように、検索結果画面には、顧客ID「00012」の顧客の顧客情報(顧客名、住所等)、設置された機器情報(機器名、機器ID等)、及び保守契約情報(保守契約の有無、保守契約商品、契約期間等)が表示されている。ユーザは一元的にこれら情報を参照できる。
また検索結果画面例においては、設置機器に対する保守契約情報について、新規保守商品を入力することにより重複契約判定を行うことができる。図に示されるように、新規保守商品を「リストから選択して入力」する場合、ユーザはチェックボックスにチェックを入れる。そしてリストには全ての新規保守商品が表示されるので、この中から一の新規保守商品を選択する。ユーザがこれから顧客に対し提案しようを考える新規保守商品の重複契約判定を行う場合などに利用される。
またもしくは、新規保守商品を「保守契約書から入力」する場合、ユーザはチェックボックスにチェックを入れてから、「ファイル参照」ボタンなどを操作し、一の保守契約書のデータファイルを指定する。ユーザが一旦保守契約書を作成したものの、契約書内の新規保守商品は契約済みの保守商品との関係から問題はないかどうかの重複契約判定を行う場合などに利用される。
またもしくは、新規保守商品として「全ての保守商品を入力」する場合、ユーザはチェックボックスにチェックを入れる。ユーザが全ての保守商品の中から契約可能な新規保守商品を参照したい場合などに利用される。いずれの場合も、最後に「重複判定」ボタンを押下する。
ここで、「リストから選択して入力」し、リストから新規保守商品「あんしんP」が選択されたものとする。図8は、重複契約判定結果画面例(その1)を示す。当顧客の設置機器「MFP model001」(機器ID:A01001)には、既存の保守契約商品「HD保守」の保守契約がなされており、そして既存の保守契約商品「HD保守」に対し、新規保守商品「あんしんP」は、重複契約「NG」であり「同時に契約できない商品です」との判定の結果が表示されたことになる。上述のように、この重複契約判定は重複契約判定マスタ(図5)に基づくものである。
また一方、図7で「保守契約書から入力」のチェックボックスにチェックを入れ、保守契約書のデータファイル(例えば図9)を「ファイル参照」ボタンなどを操作し指定、「重複判定」ボタンを押下されるとする。「リストから選択して入力」された場合と同様、当顧客の設置機器「MFP model001」(機器ID:A01001)には、既存の保守契約商品「HD保守」の保守契約がなされており、保守契約書に基づき、新規保守商品として「あんしんP」が入力されている。よって結果は図8の重複契約判定結果画面例と同様である。既存の保守契約商品「HD保守」に対し、新規保守商品「あんしんP」は、「NG」及び「同時に契約できない商品です」との判定の結果が表示されたことになる。
また一方、図7で「全ての保守商品を入力」のチェックボックスにチェックを入れ、「重複判定」ボタンを押下されるとする。図10は、重複契約判定結果画面例(その2)を示す。当顧客の設置機器「MFP model001」(機器ID:A01001)には、既存の保守契約商品「HD保守」の保守契約がなされており、そして既存の保守契約商品「HD保守」に対し、全ての新規保守商品との関係において、それぞれの判定の結果が表示されたことになる。上述のように、この重複契約判定は重複契約判定マスタ(図5)に基づくものである。続いて、保守契約管理サーバ10の具体的な情報処理について説明していく。
[情報処理]
図11は、保守契約管理サーバ10の情報処理を示すフローチャートである。適宜上述の操作画面例を併せて参照しながら以下説明する。
S1において、顧客保守契約情報取得部12は、顧客管理システム20及び保守管理システム30から、顧客情報、機器情報、及び当該機器に対し契約済みの保守契約情報(既存契約商品)を取得する(図7)。
S2において、入力部13は、新規契約商品の取得を行う。入力方法は例えば上記3通りの方法によることができる(図7)。
S2−1:リストから選択された一の新規契約商品を取得
S2−2:保守契約書から一又は複数の新規契約商品を取得
S2−3:保守管理システム又は重複契約判定マスタから全ての新規契約商品を取得
S3において、新規契約商品が入力(取得)されると、重複契約判定部14は、既存契約商品と新規契約商品との重複契約の可否を判定する。上述したように、重複契約判定部14は、顧客保守契約情報取得部12により取得された契約済みの保守契約情報に基づく保守商品と、入力部13より入力された保守商品情報に基づく保守商品とに対し、重複契約判定マスタを参照することにより、重複契約の可否を判定する。
S4において、出力部15は、判定結果(契約可否)を出力する。重複契約判定部14の判定に基づき、新たに契約可能又は不可能な保守商品を出力し、ユーザに対し、これから顧客に対し提案・契約しようを考える新規保守商品は、契約済みの保守商品との関係上、適切かどうかを提示するのである(図8、10)。
なお、S2−2の保守契約書から新規契約商品を取得する場合、保守契約書には、一のみならず複数の新規契約商品の情報が含まれている場合、複数分の新規契約商品を取得する。また、保守契約書から新規契約商品の情報する方法としては、例えば予め契約書のフォーマット(様式)を決めておき所定位置の情報を新規契約商品の情報として判断し取得できる。またフォーマットによらずとも、言語解析等によって新規契約商品の情報を判断し取得することができる。
またなお、S3にて、重複契約判定部14は、既存契約商品と新規契約商品との重複契約の可否判定を行うが、判定日時は新規契約商品の情報が入力された時点のものとして説明した。しかしながら、例えば新規保守商品の入力(図7)に際し、新規保守商品の契約予定日の情報を併せて入力できるようにしておけば、その将来時点の日時においての重複契約の可否判定を行うことも可能である。
[総括]
以上のように本実施形態に係る保守契約管理サーバ10は、顧客管理システム20及び保守管理システム30とネットワークを介し接続され、少なくとも顧客情報、顧客の機器情報、及び顧客又は機器単位による契約済みの保守契約情報を一元的に参照可能な保守契約管理装置である。そして、顧客管理システム20及び保守管理システム30から、顧客情報、機器情報又は保守契約情報のうち一の属性情報に基づき、一の顧客に関し、契約済みの保守契約情報を取得し、新たに契約可能か否かの判定を行う保守商品の保守商品情報を入力し、保守商品と他の保守商品との関係に基づく重複契約の可否を規定した重複契約判定マスタを記憶し、契約済みの保守契約情報に基づく保守商品と、入力された保守商品情報に基づく保守商品とに対し、重複契約判定マスタを参照することにより、重複契約の可否を判定し、その判定に基づき、新たに契約可能又は不可能な保守商品を出力する。
従って、ユーザは保守契約管理サーバ10にアクセスすることにより、顧客の情報、顧客に設置されている機器の情報、また設置機器に対し契約されている保守の情報といった顧客に関する現在の情報全般を一元的に参照できる。またユーザは、当該顧客が契約済みの保守商品と、営業担当者がこれから顧客に対し提案しようを考える保守商品を簡便に入力することにより、これら保守商品の間で重複契約の問題が生じないかどうかの可否確認を行うことができるので、商品は異なるが保守サービス内容が重複し同時に契約することができない保守商品を顧客に提案・契約してしまうといった事態を避けることができる(仮に契約したとしても顧客にとって不利益となる)。
即ち以上の本発明によれば、既存の保守契約商品と他の保守契約商品との関係に基づく重複契約の可否確認を行なえる契約管理装置等を提供することが可能となる。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 保守契約管理サーバ
11 重複契約判定マスタ
12 顧客保守契約情報取得部
13 入力部
13−2 保守商品情報取得部
13−3 保守契約書情報取得部
14 重複契約判定部
15 出力部
20 顧客管理システム
21 顧客管理DB
30 保守管理システム
31 A商品DB
32 B商品DB
33 C商品DB
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 補助記憶装置
105 記憶媒体読取装置
106 入力装置
107 表示装置
108 通信装置
特開2008−269551号

Claims (7)

  1. 顧客に関する情報、機器に関する情報、及び当該機器に対する保守契約の少なくともいずれかを入力するための入力手段と、
    前記入力手段による入力結果を、前記顧客に関する情報、前記機器に関する情報及び前記保守契約を関連付けた情報と、前記機器に対して複数の保守契約から一の保守契約を指定するための情報とを有した画面として出力する出力手段とを備え、
    前記出力手段は、前記画面から前記一の保守契約が指定された場合の、当該一の保守契約と前記複数の保守契約との関係を、当該一の保守契約が前記複数の保守契約と同時に締結可能であるかのメッセージと関連付けて出力すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記一の保守契約と前記複数の保守契約との関係が適切であるかどうかを、前記メッセージと関連付けて出力すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は、前記入力結果を、前記顧客に関する情報と前記機器に関する情報とに関連付けられた前記保守契約について当該契約を表す契約商品情報及び該契約商品の契約期間とを関連付けた画面として出力すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記顧客に関する情報と、前記機器の情報と、前記保守契約に関する情報とを取得する取得手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか一に記載の情報処理装置。
  5. 前記一の保守契約が前記複数の保守契約と同時に締結可能であるか否かを判定する判定手段を更に有すること
    を特徴とする請求項1ないし4いずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 顧客に関する情報、機器に関する情報、及び当該機器に対する保守契約の少なくともいずれかを入力するための入力手段と、
    前記入力手段による入力結果を、前記顧客に関する情報、前記機器に関する情報及び前記保守契約を関連付けた情報と、前記機器に対して複数の保守契約から一の保守契約を指定するための情報とを有した画面として出力する出力手段とを備え、
    前記出力手段は、前記画面から前記一の保守契約が指定された場合の、当該一の保守契約と前記複数の保守契約との関係を、当該一の保守契約が前記複数の保守契約と同時に締結可能であるかのメッセージと関連付けて出力すること
    を特徴とする情報処理システム。
  7. コンピュータを、
    顧客に関する情報、機器に関する情報、及び当該機器に対する保守契約の少なくともいずれかを入力するための入力手段と、
    前記入力手段による入力結果を、前記顧客に関する情報、前記機器に関する情報及び前記保守契約を関連付けた情報と、前記機器に対して複数の保守契約から一の保守契約を指定するための情報とを有した画面として出力する出力手段として機能させ、
    前記出力手段は、前記画面から前記一の保守契約が指定された場合の、当該一の保守契約と前記複数の保守契約との関係を、当該一の保守契約が前記複数の保守契約と同時に締結可能であるかのメッセージと関連付けて出力する情報処理装置として機能させること
    を特徴とするプログラム。
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