JP2013083274A - 蒸気タービン - Google Patents
蒸気タービン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013083274A JP2013083274A JP2013026941A JP2013026941A JP2013083274A JP 2013083274 A JP2013083274 A JP 2013083274A JP 2013026941 A JP2013026941 A JP 2013026941A JP 2013026941 A JP2013026941 A JP 2013026941A JP 2013083274 A JP2013083274 A JP 2013083274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- inner casing
- cooling medium
- diaphragm outer
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
【解決手段】蒸気タービン10は、内部ケーシング20と外部ケーシング21を備え、内部ケーシング20内に、動翼24が植設されたタービンロータ22が貫設されている。内部ケーシング20の内側には、ダイアフラム外輪25とダイアフラム内輪26との間に支持された静翼27を備えている。内部ケーシング20の内周面に、周方向に亘ってタービンロータ側に突出するように形成され、かつ上流側の側面がダイアフラム外輪25の下流側の側面と当接する突条部28と、内部ケーシング20の内周面およびダイアフラム外輪25の外周面によって構成される空隙部41、および突条部28に形成された、空隙部41に連通する貫通口61を備え、冷却媒体を通す冷却媒体通路50とを備える。
【選択図】図4
Description
図1は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の、タービンロータ22の中心軸を含む断面(子午断面)を示す図である。
第2の実施の形態の蒸気タービン10では、上記した第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成を変更した以外は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の構成と同じである。ここでは、第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成と異なる冷却媒体通路50について主に説明する。
第3の実施の形態の蒸気タービン10では、上記した第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成を変更した以外は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の構成と同じである。ここでは、第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成と異なる冷却媒体通路60について主に説明する。
第4の実施の形態の蒸気タービン10では、上記した第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成を変更した以外は、第1の実施の形態の蒸気タービン10の構成と同じである。ここでは、第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体通路40の構成と異なる冷却媒体通路70について主に説明する。
第5の実施の形態の蒸気タービン10は、上記した第1の実施の形態の蒸気タービン10における冷却媒体による冷却機構を備えない構成である。そのため、第5の実施の形態の蒸気タービン10では、図1に示される、供給配管45、冷却媒体通路40、冷却媒体漏洩防止部材33、およびこの冷却媒体漏洩防止部材33を嵌合する嵌合溝34を備えない構成となる。
Claims (9)
- 外部ケーシングと内部ケーシングとから構成される二重構造のケーシングと、
前記外部ケーシングの入口部と、前記内部ケーシングの入口部とを連通するように設けられ、外部からの蒸気が導入される蒸気入口管と、
前記内部ケーシング内に貫設され、複数段の動翼が植設されたタービンロータと、
前記内部ケーシングの内周側に、周方向に沿って設けられたダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間に支持され、前記タービンロータの軸方向に前記動翼と交互に配設された複数段の静翼と、
各タービン段落に対応させて前記内部ケーシングの内周面に、周方向に亘って前記タービンロータ側に突出するように形成され、かつ上流側の側面が前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と当接する突条部と、
前記内部ケーシングと前記ダイアフラム外輪との間に形成され、前記内部ケーシングの内周面および前記ダイアフラム外輪の外周面によって構成される空隙部、および前記突条部に形成された、前記空隙部に連通する貫通口を備え、冷却媒体を通す冷却媒体通路と、
前記冷却媒体通路に前記冷却媒体を供給する供給配管と、
膨張仕事をしながら前記内部ケーシング内を流動し、最終段の動翼を通過した作動流体を前記内部ケーシング内から外部に導く排気流路と
を具備することを特徴とする蒸気タービン。 - 前記空隙部における、前記内部ケーシングの内周面と前記ダイアフラム外輪の外周面との間に、周方向に亘って設けられた、複数の孔が形成された板状部材をさらに備え、
(1)前記冷却媒体が下流方向に流れる前記冷却媒体通路においては、前記突条部に形成された貫通口が、前記板状部材と前記内部ケーシングの内周面との間に位置する前記突条部の上流側の側面から、前記板状部材よりも前記ダイアフラム外輪側となる前記突条部の下流側の側面に貫通して形成され、
(2)前記冷却媒体が上流方向に流れる前記冷却媒体通路においては、前記突条部に形成された貫通口が、前記板状部材と前記内部ケーシングの内周面との間に位置する前記突条部の下流側の側面から、前記板状部材よりも前記ダイアフラム外輪側となる前記突条部の上流側の側面に貫通して形成され、
前記板状部材の複数の孔を介して、前記ダイアフラム外輪側から前記内部ケーシングの内周面に向かって前記冷却媒体が噴出されることを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン。 - 前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と当接する前記突条部の上流側の側面、または前記突条部の上流側の側面と当接する前記ダイアフラム外輪の下流側の側面を熱遮断構造体としたことを特徴とする請求項1または2記載の蒸気タービン。
- 前記熱遮断構造体が、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面または前記突条部の上流側の側面に設けられた、前記内部ケーシングを構成する材料よりも熱伝導率の小さな部材で構成されていることを特徴とする請求項3記載の蒸気タービン。
- 前記熱遮断構造体が、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と前記突条部の上流側の側面との接触面積を減少させるように、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面および前記突条部の上流側の側面のいずれか一方の表面粗さを、他方の表面粗さよりも粗くすることで構成されていることを特徴とする請求項3記載の蒸気タービン。
- 外部ケーシングと内部ケーシングとから構成される二重構造のケーシングと、
前記外部ケーシングの入口部と、前記内部ケーシングの入口部とを連通するように設けられ、外部からの蒸気が導入される蒸気入口管と、
前記内部ケーシング内に貫設され、複数段の動翼が植設されたタービンロータと、
前記内部ケーシングの内周側に、周方向に沿って設けられたダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間に支持され、前記タービンロータの軸方向に前記動翼と交互に配設された複数段の静翼と、
各タービン段落に対応させて、前記内部ケーシングの内周面に、周方向に亘って前記タービンロータ側に突出するように形成され、かつ上流側の側面が前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と当接する突条部と、
前記内部ケーシングと前記ダイアフラム外輪との間に形成され、前記内部ケーシングの内周面および前記ダイアフラム外輪の外周面によって構成される空隙部、および前記ダイアフラム外輪から前記突条部に亘って連通するように形成された、前記空隙部に連通する連通穴を備え、冷却媒体を通す冷却媒体通路と、
前記冷却媒体通路に前記冷却媒体を供給する供給配管と、
膨張仕事をしながら前記内部ケーシング内を流動し、最終段の動翼を通過した作動流体を前記内部ケーシング内から外部に導く排気流路と
を具備することを特徴とする蒸気タービン。 - 前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と当接する前記突条部の上流側の側面、または前記突条部の上流側の側面と当接する前記ダイアフラム外輪の下流側の側面を熱遮断構造体としたことを特徴とする請求項6記載の蒸気タービン。
- 前記熱遮断構造体が、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面または前記突条部の上流側の側面に設けられた、前記内部ケーシングを構成する材料よりも熱伝導率の小さな部材で構成されていることを特徴とする請求項7記載の蒸気タービン。
- 前記熱遮断構造体が、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面と前記突条部の上流側の側面との接触面積を減少させるように、前記ダイアフラム外輪の下流側の側面および前記突条部の上流側の側面のいずれか一方の表面粗さを、他方の表面粗さよりも粗くすることで構成されていることを特徴とする請求項7記載の蒸気タービン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026941A JP5606564B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 蒸気タービン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026941A JP5606564B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 蒸気タービン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009184406A Division JP5367497B2 (ja) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | 蒸気タービン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013083274A true JP2013083274A (ja) | 2013-05-09 |
JP5606564B2 JP5606564B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=48528667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013026941A Active JP5606564B2 (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 蒸気タービン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5606564B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109653814A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-04-19 | 国家能源集团宿迁发电有限公司 | 一种用于汽轮机端盖降温的猫爪冷却装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611809A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Hitachi Ltd | 蒸気タ−ビンのケ−シング |
JP2006104951A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 蒸気タービン |
-
2013
- 2013-02-14 JP JP2013026941A patent/JP5606564B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611809A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Hitachi Ltd | 蒸気タ−ビンのケ−シング |
JP2006104951A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Toshiba Corp | 蒸気タービン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109653814A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-04-19 | 国家能源集团宿迁发电有限公司 | 一种用于汽轮机端盖降温的猫爪冷却装置 |
CN109653814B (zh) * | 2019-02-22 | 2024-03-22 | 国家能源集团宿迁发电有限公司 | 一种用于汽轮机端盖降温的猫爪冷却装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5606564B2 (ja) | 2014-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5367497B2 (ja) | 蒸気タービン | |
US9249678B2 (en) | Transition duct for a gas turbine | |
JP5865204B2 (ja) | 軸流タービン及び発電プラント | |
JP2013139801A (ja) | タービン組立体及びタービン構成部品間の流体の流れを低減するための方法 | |
JP2014527597A (ja) | 流体機械のための冷却 | |
JP2013139806A (ja) | タービン内のガス流路を封止するための装置及び方法 | |
JP2017025907A (ja) | 固定ブレード用冷却構造体 | |
US9732621B1 (en) | Air riding seal with purge cavity | |
JP5955345B2 (ja) | 蒸気タービンを含む熱機関の流体シール構造 | |
EP3929411A1 (en) | Supercritical co2 turbine | |
KR101660679B1 (ko) | 가스터빈의 고온부품, 이를 구비하는 가스터빈, 및 가스터빈의 고온부품 제조방법 | |
JP5606564B2 (ja) | 蒸気タービン | |
JP6173811B2 (ja) | シール装置およびガスタービン | |
JP2014521872A (ja) | スラストバランスピストンを備えている蒸気タービン | |
JP4690353B2 (ja) | ガスタービンのシール装置 | |
JP2009013837A (ja) | ガスタービン設備 | |
JP4867203B2 (ja) | ガスタービン | |
JP2009127515A (ja) | 高温蒸気タービン | |
JPWO2019035178A1 (ja) | タービン静翼列及びタービン | |
JP7106440B2 (ja) | タービン車室の製造方法 | |
JP5461636B2 (ja) | タービン分割環 | |
JP5808173B2 (ja) | 蒸気タービン | |
JP2014040800A (ja) | 蒸気タービン | |
JP2012202248A (ja) | 蒸気タービン | |
JP2010031754A (ja) | タービン分割環 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140826 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5606564 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |