JP2013077998A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 明るさにムラが生じにくい光源を備えたイメージセンサモジュールを提供すること。
【解決手段】 イメージセンサモジュール101は、主走査方向xに並べられた複数の受光部を有する受光手段と、主走査方向xに並べられた複数の第1,2の発光素子412,422を有し、厚さ方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第1,2の発光手段410,420と、第1の発光手段410および第2の発光手段420を収容するケース200と、を備えている。複数の第1の発光素子412は、第1の間隔dPを隔てて主走査方向xに隣り合う1対の第1の発光素子412を含んでおり、複数の第2の発光素子422は、主走査方向xにおいて上記1対の第1の発光素子412に挟まれる位置に配置された第2の発光素子422を含んでいる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)を光源として備えるイメージセンサモジュールに関する。
イメージセンサモジュールは、縮小光学系タイプと等倍光学系タイプとに大別される。縮小光学系タイプでは、複数のミラーおよびレンズを用い、読取部に縮小画像を結像させて読み取りを行う。等倍光学系タイプでは、レンズアレイを用い、読取部に等倍画像を結像させて読み取りを行う。いずれのタイプにおいても、読取対象物を照明するための光源が必要となる。イメージセンサモジュールに用いられる光源として、基板上に複数のLED素子を配列させたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
図19および図20には、従来のイメージセンサモジュールで用いられる光源装置の一例を示している。図19および図20に示す光源装置90は、1対の基板91,92と、基板91に配列された複数のLED素子911と、基板92に配列された複数のLED素子921とを備えている。1対の基板91,92は、光源装置90が組み込まれるイメージセンサモジュールの主走査方向に沿って長く延びており、複数のLED素子911,921は主走査方向に沿って配列されている。
図19に示すように、光源装置90は原稿載置台93に載置された読取対象物94の図中下面941の所定位置を図中の左右から照明するように構成されている。読取対象物94を図中左右から照明することにより、たとえば、読取対象物94に皺などがあった場合にも影が生じにくくなる。
しかしながら、このような光源装置90では、複数のLED素子911,912の主走査方向xにおけるピッチに応じて明るさにムラが生じることがあった。このような明るさのムラは、読取対象物94が原稿載置台93から浮いた場合などに、読取画像のムラの原因となることがあった。
特開2011−66799号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、明るさにムラが生じにくい光源を備えたイメージセンサモジュールを提供することをその課題とする。
本発明の第1の側面によって提供されるイメージセンサモジュールは、主走査方向に並べられた複数の受光部を有する受光手段と、主走査方向に並べられた複数の第1の発光素子を有し、主走査方向および副走査方向と直交する第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第1の発光手段と、主走査方向に並べられた複数の第2の発光素子を有し、上記第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第2の発光手段と、上記第1の発光手段および上記第2の発光手段を収容するケースと、を備えており、上記複数の第1の発光素子は、第1の間隔を隔てて主走査方向に隣り合う1対の第1の発光素子を含んでおり、上記複数の第2の発光素子は、主走査方向において上記1対の第1の発光素子に挟まれる位置に配置された第2の発光素子を含んでいることを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1の発光手段は、主走査方向に沿って長く延びる第1の基板を有しており、上記複数の第1の発光素子は上記第1の基板に搭載されており、上記第2の発光手段は、主走査方向に沿って長く延び、副走査方向において上記第1の基板よりも一方側に配置された第2の基板を有しており、上記複数の第2の発光素子は上記第2の基板に搭載されている。
本発明の好ましい第1の実施の形態においては、上記複数の第1の発光素子のうち、主走査方向における一方側の端に位置する第1の発光素子は、上記第1の基板の主走査方向における一方側の端から第1の距離だけ離れた位置に設置されており、上記複数の第2の発光素子のうち、主走査方向における一方側の端に位置する第2の発光素子は、上記第2の基板の主走査方向における一方側の端から上記第1の距離よりも短い第2の距離だけ離れた位置に設置されている。
より好ましくは、上記複数の第1の発光素子のうち、主走査方向における他方側の端に位置する第1の発光素子は、上記第1の基板の主走査方向における他方側の端から上記第2の距離だけ離れた位置に設置されており、上記複数の第2の発光素子のうち、主走査方向における他方側の端に位置する第2の発光素子は、上記第2の基板の主走査方向における他方側の端から上記第1の距離だけ離れた位置に設置されている。
本発明の好ましい第2の実施の形態においては、上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、上記第1の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、上記第2の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記第1の位置調整部材は、上記第2の位置調整部材よりも主走査方向に長く形成されている。
より好ましくは、上記第1の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第1の位置調整部材と、上記第2の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記追加の第1の位置調整部材は、上記追加の第2の位置調整部材よりも主走査方向に短く形成されている。
本発明の好ましい第3の実施の形態においては、上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、上記第1の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、上記第2の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記第1の基板の主走査方向における他方側の端部は、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部に当接しており、上記第2の基板の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部に当接している。
本発明の好ましい第4の実施の形態においては、上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している。
好ましくは、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している。
本発明のより好ましい実施の形態においては、上記第1の凹部に収容される金属製の第1の支持部材と、上記第2の凹部に収容される金属製の第2の支持部材とをさらに備えており、上記第1の基板は上記第1の支持部材に支持されており、上記第2の基板は上記第2の支持部材に支持されている。
より好ましくは、上記第1の支持部材は、上記第1の方向における一方側ほど副走査方向における他方側に変位する第1の斜面を有しており、上記第1の基板は上記第1の斜面に支持されており、上記第2の支持部材は、上記第1の方向における一方側ほど副走査方向における一方側に変位する第2の斜面を有しており、上記第2の基板は上記第2の斜面に支持されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記受光手段を支持する読取基板と、主走査方向に長く延び、上記第1の方向において上記読取基板の一方側に配置されるレンズアレイと、をさらに備えており、上記レンズアレイは、副走査方向において上記第1の基板および上記第2の基板に挟まれている。
好ましい一例では、上記複数の第1の発光素子および上記複数の第2の発光素子は、上記第1の間隔ごとに配列されている。
上述の好ましい一例においては、上記各第2の発光素子は、主走査方向において、上記複数の第1の発光素子のいずれかから上記第1の間隔の半分の距離だけ離れている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記第1の方向において、上記第1の発光手段および上記第2の発光手段の一方側に配置される透明カバーと、上記透明カバーの上記第1の方向における他方側の面を、上記第1の方向視において上記レンズアレイと重なる領域を露出させるように覆う光拡散部材と、をさらに備えている。
本発明の別の好ましい実施の形態においては、上記受光手段を支持する読取基板と、上記読取対象物と上記受光手段との間の光路上に配置されたレンズと、上記読取対象物と上記レンズとの間の光路上に配置されたミラーと、をさらに備えており、上記読取対象物と上記ミラーとの間の光路は、副走査方向において上記第1の基板と上記第2の基板とに挟まれている。
このような構成によれば、上記第1の発光手段は、上記複数の第1の発光素子のピッチに応じた明るさのムラを有する傾向がある。すなわち、主走査方向において、上記第1の発光素子がある部分は比較的明るく、隣り合う1対の第1の発光素子同士の間の部分は比較的暗くなる。同様に、上記第2の発光手段においても、上記第2の発光素子がある部分は比較的明るく、隣り合う1対の第2の発光素子同士の間の部分は比較的暗くなる。本発明の構成においては、上記第2の発光素子が、主走査方向において、隣り合う1対の第1の発光素子の間に挟まれるように配置されている。このため、第1の発光手段が比較的暗くなる部分では第2の発光手段が比較的明るくなり、明るさのムラが相殺されることになる。従って、本発明に基づくイメージセンサモジュールは、第1の発光手段および第2の発光手段によって読取対象物をよりムラの少ない明るさで照明して読み取りを行うことができる。
本発明の第2の側面によって提供されるイメージセンサモジュールは、主走査方向に並べられた複数の受光部を有する受光手段と、主走査方向および副走査方向と直交する第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第1の発光手段と、副走査方向において上記第1の発光手段よりも一方側に位置し、上記第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第2の発光手段と、上記第1の発光手段および上記第2の発光手段を収容するケースと、を備えており、上記第1の発光手段は、主走査方向に長く延びる第1の導光体を有しており、上記第1の導光体には、主走査方向に並べられた複数の第1の溝部が形成されており、上記第2の発光手段は、主走査方向に長く延びる第2の導光体を有しており、上記第2の導光体には、主走査方向に並べられた複数の第2の溝部が形成されており、上記複数の第1の溝部は、第1の間隔を隔てて主走査方向に隣り合う1対の第1の溝部を含んでおり、上記複数の第2の溝部は、主走査方向において上記1対の第1の溝部に挟まれる位置に配置された第2の溝部を含んでいることを特徴とする。
本発明の第2の側面の好ましい実施の形態においては、上記ケースには、上記第1の発光手段を収容する第1の凹部および上記第2の発光手段を収容する第2の凹部が形成されており、上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、上記第1の発光手段は、主走査方向において上記第1の導光体を挟む1対の第1の発光部を有しており、上記第2の発光手段は、主走査方向において上記第2の導光体を挟む1対の第2の発光部を有している。
本発明の第2の側面の好ましい第1の実施の形態においては、上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部は、主走査方向において、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部よりも長く形成されている。
より好ましくは、上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部は、主走査方向において、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部よりも短く形成されている。
本発明の第2の側面の好ましい第2の実施の形態においては、上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記第1の位置調整部材は、上記第2の位置調整部材よりも主走査方向に長く形成されている。
より好ましくは、上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第1の位置調整部材と、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記追加の第1の位置調整部材は、上記追加の第2の位置調整部材よりも主走査方向に短く形成されている。
本発明の第2の側面の好ましい第3の実施の形態においては、上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、上記第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部の主走査方向における他方側の端部は、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部に当接しており、上記第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部に当接している。
本発明の第2の側面の好ましい第4の実施の形態においては、上記ケースには、上記第1の発光手段を収容する第1の凹部および上記第2の発光手段を収容する第2の凹部が形成されており、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している。
好ましくは、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す要部平面図である。 図1のイメージセンサモジュールを示す要部拡大平面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のイメージセンサモジュールのセンサICを示す要部平面図である。 図4のV−V線に沿う要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す要部拡大平面図である。 本発明の第3実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す要部拡大平面図である。 本発明の第4実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す要部拡大平面図である。 本発明の第5実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す概略構成図である。 図9に示すイメージセンサモジュールの要部拡大平面図である。 本発明の第6実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示す要部平面図である。 図11に示すイメージセンサモジュールの要部拡大平面図である。 図11のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図13に示す導光体を説明するための図である。 図11に示すイメージセンサモジュールの要部を説明するための底面図である。 図11に示すイメージセンサモジュールの変形例を示す要部平面図である。 図11に示すイメージセンサモジュールの変形例を示す要部平面図である。 図11に示すイメージセンサモジュールの変形例を示す要部平面図である。 従来のイメージセンサモジュールの一例を示す断面図である。 図19に示すイメージセンサモジュールの要部を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール101は、等倍光学系タイプのものであり、ケース200、読取基板300、第1の発光手段410、第2の発光手段420、第1の支持部材510、第2の支持部材520、複数のスペーサ530、レンズユニット600、センサIC700、透明カバー800、第1の光拡散部材810、および、第2の光拡散部材820を備えている。なお、簡略化のために、図1および図2では、透明カバー800、第1の光拡散部材810、および、第2の光拡散部材820を省略している。イメージセンサモジュール101は、たとえば、A3サイズの比較的大判な原稿890を読み取る用途に用いられる。
ケース200は、イメージセンサモジュール101の外形を構成し、その他の構成要素を収容している。ケース200は、主走査方向xに長く延びており、副走査方向yおよび厚さ方向z(主走査方向xおよび副走査方向yのいずれに対しても直角である方向)によって規定される断面形状が、概略矩形状とされている。なお、厚さ方向zは、本発明で言う第1の方向に相当する。ケース200の材質としては、たとえばアルミニウムが挙げられる。
図1に示すように、ケース200には、第1の凹部210、第2の凹部220、および、溝230が形成されている。第1の凹部210、第2の凹部220、および、溝230は、それぞれ主走査方向xに長く延びている。図3に示すように、副走査方向yにおいて、第1の凹部210は溝230の図中右側に位置し、第2の凹部220は溝230の図中左側に位置している。本実施形態では、第1の凹部210および第2の凹部220の両端部は主走査方向xにおいて同一の位置にある。
図3に示すように、ケース200には、厚さ方向zにおける図中上方に開口する開口部240と、厚さ方向zにおける図中下方に開口する開口部250とが形成されている。開口部240には透明カバー800が嵌め込まれ、開口部250には読取基板300が嵌め込まれている。
読取基板300は、主走査方向xを長手方向、副走査方向yを幅方向とする長矩形状であり、たとえば、ガラスエポキシ樹脂、またはセラミックスからなる。基板300には、センサIC700が搭載されている。また、第1の発光手段410および第2の発光手段420が接続されている。
図3に示すように、第1の発光手段410および第2の発光手段420は、厚さ方向zにおける図中上方側に位置する読取対象物890を照明するように構成されている。本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420は、副走査方向yにおいてレンズアレイ600を間に挟んで離間している。読取対象物890のレンズアレイ600の図3中真上に位置する帯状領域800Aを、第1の発光手段410は図中右方側から照明し、第2の発光手段420は図中左方側から照明する。帯状領域800Aの副走査方向yにおける長さ寸法は、たとえば2mm程度である。
第1の発光手段410は、第1の基板411と、主走査方向xに並べられた複数のLEDモジュール412とを有している。第1の基板411は、たとえばガラスエポキシ樹脂またはセラミックスからなる絶縁基板であり、主走査方向xに長く延びる長矩形状である。第1の基板411には複数のLEDモジュール412を点灯させるための図示しない配線パターンが形成されている。第1の基板411は、第1の支持部材510に支持されている。
LEDモジュール412は、本発明で言う第1の発光素子に相当し、白色光を出射するように構成されている。各LEDモジュール412は、たとえば、青色光を出射するLEDチップと、LEDチップを覆う蛍光樹脂とを備えている。蛍光樹脂は、たとえばLEDチップ40からの青色光によって励起されることにより黄色光を発する。LEDチップからの青色光と上記蛍光材料からの黄色光とが混色することにより、LEDモジュール412からは白色光が発せられる。なお、上記蛍光材料に代えて、青色光によって励起されることにより赤色光を発する蛍光材料と緑色光を発する蛍光材料とを合わせて用いてもよい。
図2に示すように、複数のLEDモジュール412は、第1の基板411に一定の間隔dPで並べられている。複数のLEDモジュール412のうち、主走査方向xにおける図2中右方側の端に位置するLEDモジュール412aは、第1の基板411の図2中右端から第1の距離dAだけ離れた位置に設置されている。複数のLEDモジュール412のうち、主走査方向xにおける図2中左方側の端に位置するLEDモジュール412bは、第1の基板411の図2中左端から第2の距離dBだけ離れた位置に設置されている。本実施形態では、距離dBは、距離dAよりも間隔dPの半分の長さだけ短くなっている。
第2の発光手段420は、第2の基板421と、主走査方向xに並べられた複数のLEDモジュール422とを有している。第2の基板421は、たとえばガラスエポキシ樹脂またはセラミックスからなる絶縁基板であり、主走査方向xに長く延びる長矩形状である。本実施形態では、第1の基板411と第2の基板421とは、主走査方向xにおける寸法が同一である。第2の基板421には複数のLEDモジュール422を点灯させるための図示しない配線パターンが形成されている。第2の基板421は、第2の支持部材520に支持されている。
LEDモジュール422は、本発明で言う第2の発光素子に相当し、白色光を出射するように構成されている。各LEDモジュール422は、各LEDモジュール412と同様に、青色光を出射するLEDチップと、LEDチップを覆う蛍光樹脂とを備えている。
図2に示すように、複数のLEDモジュール422は、第2の基板421に一定の間隔dPで並べられている。複数のLEDモジュール422のうち、主走査方向xにおける図2中右方側の端に位置するLEDモジュール422aは、第2の基板421の図2中右端から第2の距離dBだけ離れた位置に設置されている。複数のLEDモジュール422のうち、主走査方向xにおける図2中左方側の端に位置するLEDモジュール422bは、第2の基板421の図2中左端から第1の距離dAだけ離れた位置に設置されている。
なお、具体的には、間隔dPはたとえば5〜20mmであり、距離dAはたとえば2〜15mmであり、距離dBはたとえば1〜10mmである。
上述の構成によれば、図2に示すように、複数のLEDモジュール422の列は、複数のLEDモジュール412の列に対して、間隔dPの半分の長さ分だけずれた位置に配置されることになる。すなわち、各LEDモジュール422は、複数のLEDモジュール412のいずれかから、間隔dPの半分の距離だけ離れている。換言すれば、隣り合う1対のLEDモジュール412に挟まれる位置に、LEDモジュール422は配置されている。
第1の支持部材510は、金属製であり、主走査方向xに長く延びるように形成されている。本実施形態では、第1の支持部材510は、主走査方向xにおける長さが第1の基板411と同じとなるように形成されている。第1の支持部材510の材質としては、たとえばアルミニウムを用いることができる。図3に示すように、第1の支持部材510は、z方向における上方側ほど、副走査方向yにおける右方側に変位する第1の斜面511を有している。第1の斜面511に第1の基板411は固定されている。
図3に示すように、第1の支持部材510の図中右下部分は凹んでいる。この凹みには、たとえば、第1の基板411に設けられた配線パターンと読取基板300とを接続するためのケーブルが収容される。
第2の支持部材520は、金属製であり、主走査方向xに長く延びるように形成されている。本実施形態では、第2の支持部材520は、主走査方向xにおける長さが第1の基板411および第2の基板421と同じとなるように形成されている。第2の支持部材520の材質としては、たとえばアルミニウムを用いることができる。図3に示すように、第2の支持部材520は、z方向における上方側ほど、副走査方向yにおける左方側に変位する第2の斜面521を有している。第2の斜面521に第2の基板421は固定されている。
図2に示すように、第1の支持部材510および第2の支持部材520の主走査方向xにおける両側には、それぞれスペーサ530が配置されている。本実施形態における4つのスペーサ530は同一のものである。4つのスペーサ530の1つは、第1の支持部材510および第1の基板411の主走査方向xにおける図2中右方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図2中右方側の端部との間に設けられている。また、別の1つは、第1の支持部材510および第1の基板411の主走査方向xにおける図2中左方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図2中左方側の端部との間に設けられている。これらのスペーサ530は、第1の凹部210内における、第1の支持部材510および第1の基板411の主走査方向xの位置を固定するために設けられている。また、別の1つは、第2の支持部材520および第2の基板421の主走査方向xにおける図2中右方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図2中右方側の端部との間に設けられている。また、別の1つは、第2の支持部材520および第2の基板421の主走査方向xにおける図2中左方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図2中左方側の端部との間に設けられている。これらのスペーサ530は、第2の凹部220内における、第2の支持部材520および第2の基板421の主走査方向xの位置を固定するために設けられている。本実施形態では、図2に示すように、第1の基板411および第2の基板421が主走査方向xにおいて同一の位置に配置されている。
図3に示すように、第2の支持部材520の図中左下部分は凹んでいる。この凹みには、たとえば、第2の基板421に設けられた配線パターンと読取基板300とを接続するためのケーブルが収容される。
レンズユニット600は、読み取り対象物890から厚さ方向zに進行してきた光を、正立等倍でセンサIC700に集光する。レンズユニット600は、複数のレンズ610とレンズホルダ620とからなる。複数のレンズ610は、それぞれの光軸が厚さ方向zに沿っており、主走査方向xに配列されている。レンズホルダ620は、不透明な樹脂からなり、複数のレンズ610を保持している。
センサIC700は、本発明で言う受光手段の一例であり、読取基板300に搭載されている。図4および図5に示すように、センサIC700は、複数の受光部710および複数のフィルタ720を備える。
複数のフィルタ720は、第1フィルタ721、第2フィルタ722、および第3フィルタ723からなる。これらの第1〜第3フィルタ721,722,723は、それぞれが主走査方向xに延びる帯状であり、副走査方向yに間隔を置いて互いに平行に配置されている。本実施形態においては、第1フィルタ721は、赤色光を選択的に透過させるものであり、赤色以外の可視光および紫外光を減衰させる。第2フィルタ722は、緑色光を選択的に透過させるものであり、緑色以外の可視光および紫外光を減衰させる。第3フィルタ723は、青色光を選択的に透過させるものであり、青色以外の可視光および紫外光を減衰させる。
複数の受光部710は、第1グループ711、第2グループ712、および第3グループ713に分けられている。第1〜第3グループ711,712,713は、各々が主走査方向xに沿って、たとえば43μmごとに配列されている。また、第1〜第3グループ711,712,713は、副走査方向yに、たとえば43μmの距離を隔てて互いに平行に配置されている。第1グループ711は、第1フィルタ721によって覆われており、第2グループ712は、第2フィルタ722によって覆われており、第3グループ713は、第3フィルタ723によって覆われている。
レンズユニット600によって集光された光は、第1〜第3フィルタ721,722,723を透過して、第1〜第3グループ711,712,713に受光される。第1グループ711は、集光された光の赤色成分を受光し、第2グループ712は、集光された光の緑色成分を受光し、第3グループ713は、集光された光の青色成分を受光する。センサIC700は、たとえばパッド730から、第1グループ711、第2グループ712、第3グループ713ごとに、受光した光の強度に応じた強さの電気信号を出力する光電変換機能を有する。
透明カバー800は、たとえば、ガラスまたはアクリル樹脂製であり、主走査方向xに長く延びる板状に形成されている。透明カバー800は、第1の発光手段410および第2の発光手段420からの光を透過する。
第1の光拡散部材810および第2の光拡散部材820は、第1の発光手段410および第2の発光手段420からの光を拡散させつつ透過させる部材である。第1の光拡散部材810および第2の光拡散部材820は、たとえば、白色の樹脂製シートであり、透明カバー800の図3中下面に、主走査方向xの略全長に渡って貼り付けられている。図3に示すように、第1の拡散部材810は、帯状領域800Aを露出させるように、帯状領域800Aよりも図中右方側に設けられている。第1の拡散部材810の図中右方側の端は、たとえば、第1の基板411の図中右方側の端とほぼ同じ位置である。また、第2の光拡散部材820は、帯状領域800Aを露出させるように、帯状領域800Aよりも図中左方側に設けられている。第2の拡散部材820の図中左方側の端は、たとえば、第2の基板421の図中左方側の端とほぼ同じ位置である。このような構成とすることで、第1の発光手段410から読取対象物890へ向かう光は第1の光拡散部材810を通過し、第2の発光手段420から読取対象物890へ向かう光は第2の光拡散部材820を通過する。かつ、読取対象物890で反射してレンズアレイ600へ向かう光が、第1の光拡散部材810または第2の光拡散部材820により散乱されるのを防ぐことができる。
次に、イメージセンサモジュール101の作用について説明する。
第1の発光手段410では、複数のLEDモジュール412が等ピッチ(間隔dP)で並べられており、このピッチに応じた明暗ができる傾向がある。すなわち、複数のLEDモジュール412同士の間の部分において比較的暗くなる傾向がある。この傾向は第2の発光手段420にも見られるものである。本実施形態によれば、図2に示すように、複数のLEDモジュール412の列と、複数のLEDモジュール422の列とが、間隔dPの半分の距離だけずれている。このため、主走査方向xにおいて複数のLEDモジュール412が配置されていない位置に複数のLEDモジュール422が配置されることになり、第1の発光手段410が比較的暗くなる部分では、第2の発光手段420が比較的明るくなる。従って、イメージセンサモジュール101では、第1の発光手段410と第2の発光手段420とが互いの明るさのムラを相殺する構成となっており、読取対象物890をよりムラの少ない明るさで照明して読み取りを行うことができる。
さらに、本実施形態では、第1の光拡散部材810および第2の光拡散部材820が設けられており、第1の発光手段410および第2の発光手段420からの光は読取対象物890に届く前にある程度拡散されることになる。このため、第1の発光手段410および第2の発光手段420からの光は明暗がぼやけやすくなっており、よりムラの少ない照明を得ることができる。
またさらに、本実施形態では、第1の支持部材510、第2の支持部材520、および、ケース200が金属製であり、複数のLEDモジュール412,422が駆動時に発する熱を冷却する上で望ましい構成となっている。
図6〜図18は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図6は、本発明の第2実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール102は、4つのスペーサ530の代わりに2種類のスペーサ531,532を2つずつ備えている点でイメージセンサモジュール101と異なっている。また、第1の発光手段410および第2の発光手段420についても以下の点でイメージセンサモジュール101と異なっている。
本実施形態では、図6に示すように、LEDモジュール412aは第1の基板411の主走査方向xにおける図中右方側の端部から距離dBだけ離れた位置に設置されている。また、LEDモジュール422bは第2の基板421の主走査方向xにおける図中左方側の端部から距離dBだけ離れた位置に設置されている。すなわち、本実施形態では、第1の基板411における複数のLEDモジュール412の配置と、第2の基板421における複数のLEDモジュール422の配置は同様となっている。このため、本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420に互換性があり、共通の部品を共用可能である。
スペーサ531は、図6に示すように、主走査方向xにおいてスペーサ532よりも、間隔dPの半分の長さ分だけ長くなるように形成されている。スペーサ531の1つは、第1の基板411の主走査方向xにおける図6中右方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図6中右方側の端部との間に設けられている。このスペーサ531は、本発明で言う第1の位置調整部材に相当する。
スペーサ532の1つは、第2の基板421の主走査方向xにおける図6中右方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図6中右方側の端部との間に設けられている。このスペーサ532は、本発明で言う第2の位置調整部材に相当する。
さらに、スペーサ531のもう1つは、第2の基板421の主走査方向xにおける図6中左方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図6中左方側の端部との間に設けられている。このスペーサ531は、本発明で言う追加の第2の位置調整部材に相当する。
さらに、スペーサ532の1つは、第1の基板411の主走査方向xにおける図6中左方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図6中左方側の端部との間に設けられている。このスペーサ532は、本発明で言う追加の第1の位置調整部材に相当する。
これらのスペーサ531およびスペーサ532によって、図6に示すように、第1の基板411と第2の基板421とが、主走査方向xにおいて間隔dPの半分の長さ分だけずれた位置に配置されることになる。このため、LEDモジュール412の列と、LEDモジュール422の列とが、イメージセンサモジュール101の場合と同様に、間隔dPの半分の長さ分だけずれ、互いの明暗を補うようになっている。
図7は、本発明の第3実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール103は、4つのスペーサ530の代わりに2つのスペーサ533を備えている点でイメージセンサモジュール101と異なっている。また、第1の光源手段410および第2の光源手段420の細部がイメージセンサモジュール101とは異なっている。
本実施形態では、図7に示すように、LEDモジュール412aは第1の基板411の主走査方向xにおける図中右方側の端部から距離dCだけ離れた位置に設置されている。LEDモジュール412bは第1の基板411の主走査方向xにおける図中左方側の端部から距離dCだけ離れた位置に設置されている。また、LEDモジュール422aは第2の基板421の主走査方向xにおける図中右方側の端部から距離dCだけ離れた位置に設置されている。LEDモジュール422bは第2の基板421の主走査方向xにおける図中左方側の端部から距離dCだけ離れた位置に設置されている。すなわち、本実施形態では、第1の基板411における複数のLEDモジュール412の配置と、第2の基板421における複数のLEDモジュール422の配置は同様となっている。このため、本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420に互換性があり、共通の部品を共用可能である。
さらに、本実施形態では、図7に示すように、第1の基板411の主走査方向xにおける図中左方側の端部が第1の凹部210の図中左方側の端部に当接している。また、第2の基板421の主走査方向xにおける図中右方側の端部が第2の凹部220の図中右方側の端部に当接している。
図7に示すように、スペーサ533の1つは、第1の基板411の主走査方向xにおける図中右方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中右方側の端部との間に設けられている。スペーサ533のもう1つは、第2の基板421の主走査方向xにおける図中左方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中左方側の端部との間に設けられている。
スペーサ533は、たとえば、主走査方向xにおける寸法が間隔dPの半分の長さとなるように形成されている。このようなスペーサ533を上述のように配置することにより、第1の基板411と第2の基板421とが主走査方向xにおいて間隔dPの半分の長さだけずれることになる。このため、LEDモジュール412の列と、LEDモジュール422の列とが、イメージセンサモジュール101の場合と同様に、間隔dPの半分の長さ分だけずれ、互いの明暗を補うようになっている。
図8は、本発明の第4実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール104は、第1の凹部210および第2の凹部220の位置がイメージセンサモジュール101の場合と異なっている。また、第1の光源手段410および第2の光源手段420の細部がイメージセンサモジュール101とは異なっている。
本実施形態では、図8に示すように、LEDモジュール412aは第1の基板411の主走査方向xにおける図中右方側の端部から距離dBだけ離れた位置に設置されている。また、LEDモジュール422bは第2の基板421の主走査方向xにおける図中左方側の端部から距離dBだけ離れた位置に設置されている。すなわち、本実施形態では、第1の基板411における複数のLEDモジュール412の配置と、第2の基板421における複数のLEDモジュール422の配置は同様となっている。このため、本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420に互換性があり、共通の部品を共用可能である。
さらに、本実施形態では、図8に示すように、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中右方側の端部は、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中右方側の端部よりも主走査方向xにおいて左方側に位置している。また、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中左方側の端部は、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中左方側の端部よりも主走査方向xにおいて左方側に位置している。すなわち、第2の凹部220は第1の凹部210に対して間隔dPの半分の長さ分だけずれた位置に形成されている。このような構成によっても、第1の基板411と第2の基板421とを主走査方向xにおいて間隔dPの半分の長さだけずらすことが可能である。本実施形態においても、LEDモジュール412の列と、LEDモジュール422の列とが、イメージセンサモジュール101の場合と同様に、間隔dPの半分の長さ分だけずれ、互いの明暗を補うようになっている。
図9および図10は、本発明の第5実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール105は、縮小光学系タイプのものであり、ケース200と、読取基板300と、第1の発光手段410と、第2の発光手段420と、第1の支持部材510と、第2の支持部材520と、複数のスペーサ530と、レンズ630と、複数のミラー640と、センサIC700とを備えている。
本実施形態のケース200には、第1の発光手段410を収容する第1の凹部210と、第2の発光手段420を収容する第2の凹部220と、副走査方向yにおいて第1の凹部210および第2の凹部220に挟まれた溝230が形成されている。本実施形態における第1の凹部210および第2の凹部220は、イメージセンサモジュール101の場合と同様に、主走査方向xにおいて同一の位置に形成されている。
複数のミラー640の1つは、溝230の図9中下方側に配置されており、溝230を通過した読取対象物890からの光を他のミラー640へと反射する。換言すれば、読取対象物890とミラー640との間の光路は溝230に挟まれている。
レンズ630は、読取対象物890とセンサIC700との間の光路上に配置されている。複数のミラー640は、読取対象物890とレンズ630との間の光路上に配置されている。溝230を通過してミラー640に反射された光は、レンズ630によってセンサIC700の図示しない受光部に結像させられる。なお、本実施形態のセンサIC700は、たとえば、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Devices)により構成されている。
本実施形態における第1の発光手段410においては、複数のLEDモジュール412の配置が、イメージセンサモジュール101の場合と異なっている。縮小光学系タイプにおいては、レンズ630の影響を考慮し、主走査方向にxにおける両端部において、中央部よりも大きな光量が要求される。このため、図10に示すように、本実施形態における複数のLEDモジュール412は、主走査方向xにおける両端部においては比較的狭いピッチ(間隔dP1)で配置されており、主走査方向xにおける中央部においては比較的広いピッチ(間隔dP2)で配置されている。また、本実施形態においては、主走査方向xにおける右方側の端に位置するLEDモジュール412aは、第1の基板411の主走査方向xにおける右方側の端から距離dAの位置に設置されている。主走査方向xにおける左方側の端に位置するLEDモジュール412bは、第1の基板411の主走査方向xにおける左方側の端から距離dBの位置に設置されている。イメージセンサモジュール101の場合と同様に、距離dAは距離dBよりも長くなっている。具体的には、距離dAは、距離dBよりも間隔dP1の半分の長さ(dP1/2)だけ長くなっている。
本実施形態における第2の発光手段420においては、複数のLEDモジュール422の配置が、複数のLEDモジュール412の配置に応じて定められている。本実施形態における各LEDモジュール422は、各LEDモジュール412からずれた位置に配置されている。たとえば、複数のLEDモジュール422のうち、主走査方向xにおける図10中右端のLEDモジュール422aは、LEDモジュール412aに対して、主走査方向xにdP1/2だけ図10中右方にずれた位置に設置されている。また、主走査方向xにおける図10中左端のLEDモジュール422bは、LEDモジュール412bに対して、主走査方向xにdP1/2だけ図10中右方にずれた位置に設置されている。主走査方向xにおける中央部においては、LEDモジュール422は、LEDモジュール412に対して、主走査方向xにdP2/2だけ図10中右方ずれた位置に設置されている。
このような配置によれば、複数のLEDモジュール422は、LEDモジュール422aを除き、それぞれ、主走査方向xにおいて、隣り合う1対のLEDモジュール412の中間に配置されることになる。このため、第2の発光手段420は、第1の発光手段410において生じる明暗を補うことができる。
なお、縮小光学系タイプのイメージセンサモジュールにおいても、イメージセンサモジュール102〜104で示したような、第1の基板411と第2の基板421との位置をずらす方法を採用することは可能である。
図11〜図13は、本発明の第6実施形態に基づくイメージセンサモジュールを示している。本実施形態のイメージセンサモジュール106は、第1の発光手段410および第2の発光手段420の構成がイメージセンサモジュール101の場合と異なっている。イメージセンサモジュール106のその他の構成は、イメージセンサモジュール101と同様となっている。
本実施形態における第1の発光手段410は、1対の第1の発光部431A,431Bと、導光体450と、導光体450の大部分を覆うリフレクタ460とを有している。第1の発光部431Aは、LEDモジュール441と、LEDモジュール441を保持するLEDケース442と、調整部材443とを有している。調整部材441は、LEDケース442の主走査方向xにおける図12中右端部に取り付けられている。第1の発光部431AにおけるLEDモジュール441は、主走査方向xにおける図12中左方に向けて白色光を出射するように構成されている。第1の発光部431Bは、LEDモジュール441と、LEDモジュール441を保持するLEDケース442とを有している。第1の発光部431BにおけるLEDモジュール441は、主走査方向xにおける図12中右方に向けて白色光を出射するように構成されている。第1の発光部431Aは、調整部材443の分だけ、第1の発光部431Bよりも主走査方向xに長くなっている。
本実施形態における第2の発光手段420は、1対の第2の発光部432A,432Bと、導光体450と、導光体450の大部分を覆うリフレクタ460とを有している。第2の発光部432Aは、LEDモジュール441と、LEDモジュール441を保持するLEDケース442とを有している。第2の発光部432AにおけるLEDモジュール441は、主走査方向xにおける図12中左方に向けて白色光を出射するように構成されている。第2の発光部432Bは、LEDモジュール441と、LEDモジュール441を保持するLEDケース442と、調整部材443とを有している。第2の発光部432BにおけるLEDモジュール441は、主走査方向xにおける図12中右方に向けて白色光を出射するように構成されている。調整部材441は、LEDケース442の主走査方向xにおける図12中左端部に取り付けられている。第2の発光部432Bは、調整部材443の分だけ、第2の発光部432Aよりも主走査方向xに長くなっている。
導光体450は、たとえばアクリル樹脂製であり、主走査方向xに長く延びる棒状である。図13に示すように、導光体450は断面略円形であり、その一部がリフレクタ460から露出している。このリフレクタ460から露出する部分の反対側には反射部451が設けられている。図14は、導光体450の反射部451が正面となるようにした図である。図14に示すように、反射部451は、主走査方向xにおける略全長に渡って設けられている。さらに、反射部451には、主走査方向xに並べられた複数の溝部452が形成されている。
本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420において同一の型の導光体450が用いられている。第1の発光手段410においては、導光体450は主走査方向xにおいて1対の第1の発光部431A,431Bに挟まれている。導光体450の図12中右端面から第1の発光部431Aから出射される光が導光体450の内部に取り込まれ、導光体450の図12中左端面から第1の発光部431Bから出射される光が導光体450の内部に取り込まれる。第2の発光手段420においては、導光体450は主走査方向xにおいて1対の第2の発光部432A,432Bに挟まれている。導光体450の図12中右端面から第2の発光部432Aから出射される光が導光体450の内部に取り込まれ、導光体450の図12中左端面から第2の発光部432Bから出射される光が導光体450の内部に取り込まれる。
リフレクタ460は、たとえば白色の樹脂製であり、導光体450から光が漏れるのを防いでいる。導光体450のリフレクタ460から露出する部分から光は出射される。
導光体450の主走査方向xにおける両端部から入射した光は、主走査方向xの内部を反射しながら主走査方向xに進行していく。反射部451で反射された光は、リフレクタ460から露出する部分に向かい、そこから外部へと出射される。複数の溝部452においては、光が散乱されやすく、外部へ光が出射されやすい傾向がある。導光体450では、主走査方向xにおける両端部において複数の溝部452の設置密度を小さく、主走査方向xにおける中央部において複数の溝部452の設置密度を大きくなっている。これは、主走査方向xに沿って出射される光量が一定となるように意図してのことである。
このような構成の第1の発光手段410および第2の発光手段420においては、複数の溝部452の配置に応じた光のムラが生じることがあった。
図15は、第1の発光手段410と第2の発光手段420との差異を説明するための図である。図15では、説明のため、リフレクタ460を省略している。第1の発光手段410は、図15における図中右方の端に主走査方向xにおいて比較的長い第1の発光部431Aが配置され、左方の端に比較的短い第1の発光部431Bが配置されている。それに対して、第2の発光手段420では、図15における図中右方の端に主走査方向xにおいて比較的短い第2の発光部432Aが配置され、左方の端に比較的長い第2の発光部432Bが配置されている。このため、導光体450の位置が、第1の発光手段410と第2の発光手段420とで調整部材443の長さ分だけずれることになる。
本実施形態のイメージセンサモジュール106では、適切な調整部材443の長さを選択することで、第2の発光手段420における複数の溝部452が、第1の発光手段410における隣り合う1対の溝部452に挟まれるような配置とすることができる。このため、第1の発光手段410および第2の発光手段420の光の明るさのムラを相殺することが可能である。
なお、本実施形態では、第1の発光手段410および第2の発光手段420で同じ導光体450を用いているが、両者で異なる導光体450を用いてもよい。たとえば、予め、溝部452の配置が互いにずれている2つの導光体450を用意しておけば、第1の発光手段410と第2の発光手段420とを主走査方向xにおいて同一の位置に配置した場合でも明るさのムラを相殺することが可能である。
図16〜図18には、イメージセンサモジュール106の変形例を示している。図11〜図13に示したイメージセンサモジュール106では、調整部材443を用いて第1の発光手段410と第2の発光手段420とにおいて、導光体450の位置をずらしている。図16〜図18では調整部材443を用いない例を示している。
図16に示す変形例では、イメージセンサモジュール102の場合と同様に、2種類のスペーサ531,532を用いることで、第1の発光手段410と第2の発光手段420との位置をずらしている。
主走査方向xにおいて比較的長いスペーサ531の1つは、第1の発光部431Aの図16中右方側の端部と第1の凹部210の図16中右方側の端部との間に配置されている。もう1つのスペーサ531は、第2の発光部432Bの図16中左方側の端部と第2の凹部220の図16中左方側の端部との間に配置されている。
主走査方向xにおいて比較的短いスペーサ532の1つは、第1の発光部431Bの図16中左方側の端部と第1の凹部210の図16中左方側の端部との間に配置されている。もう1つのスペーサ532は、第2の発光部432Aの図16中右方側の端部と第2の凹部220の図16中右方側の端部との間に配置されている。
図17に示す変形例では、イメージセンサモジュール103の場合と同様に、スペーサ533を用いることで、第1の発光手段410と第2の発光手段420との位置をずらしている。
図17に示すように、第1の発光部431Bの主走査方向xにおける図中左方側の端部が第1の凹部210の図中左方側の端部に当接している。また、第2の発光部432Aの主走査方向xにおける図中右方側の端部が第2の凹部220の図中右方側の端部に当接している。
スペーサ533の1つは、第1の発光部431Aの主走査方向xにおける図中右方側の端部と、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中右方側の端部との間に設けられている。スペーサ533のもう1つは、第2の発光部432Bの主走査方向xにおける図中左方側の端部と、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中左方側の端部との間に設けられている。
図18に示す変形例では、イメージセンサモジュール104の場合と同様に、第1の凹部210と第2の凹部220との位置をずらすことで、第1の発光手段410と第2の発光手段420との位置をずらしている。
図18に示すように、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中右方側の端部は、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中右方側の端部よりも主走査方向xにおいて左方側に位置している。また、第1の凹部210の主走査方向xにおける図中左方側の端部は、第2の凹部220の主走査方向xにおける図中左方側の端部よりも主走査方向xにおいて左方側に位置している。
本発明に係るイメージセンサモジュールは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るイメージセンサモジュールの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。たとえば、上述した実施形態ではケース200は金属製であるが、樹脂製のものを用いても構わない。
101〜106 イメージセンサモジュール
200 ケース
210 第1の凹部
220 第2の凹部
230 溝
240,250 開口部
300 読取基板
410 第1の発光手段
411 第1の基板
412 LEDモジュール(第1の発光素子)
420 第2の発光手段
421 第2の基板
422 LEDモジュール(第2の発光素子)
431A,431B 第1の発光部
432A,432B 第2の発光部
441 LEDモジュール
442 LEDケース
443 調整部材
450 導光体
451 反射部
452 溝部
460 リフレクタ
510 第1の支持部材
511 第1の斜面
520 第2の支持部材
521 第2の斜面
530,531,532,533 スペーサ
600 レンズユニット
610 レンズ
620 レンズホルダ
630 レンズ
640 ミラー
700 センサIC(受光手段)
710 受光部
711 第1グループ
712 第2グループ
713 第3グループ
720 フィルタ(紫外光減衰手段)
721 第1フィルタ
722 第2フィルタ
723 第3フィルタ
730 パッド
800 透明カバー
800A 帯状領域
810 第1の光拡散部材
820 第2の光拡散部材
890 読取対象物
x 主走査方向
y 副走査方向
z 厚さ方向

Claims (25)

  1. 主走査方向に並べられた複数の受光部を有する受光手段と、
    主走査方向に並べられた複数の第1の発光素子を有し、主走査方向および副走査方向と直交する第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第1の発光手段と、
    主走査方向に並べられた複数の第2の発光素子を有し、上記第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第2の発光手段と、
    上記第1の発光手段および上記第2の発光手段を収容するケースと、
    を備えており、
    上記複数の第1の発光素子は、第1の間隔を隔てて主走査方向に隣り合う1対の第1の発光素子を含んでおり、
    上記複数の第2の発光素子は、主走査方向において上記1対の第1の発光素子に挟まれる位置に配置された第2の発光素子を含んでいることを特徴とする、イメージセンサモジュール。
  2. 上記第1の発光手段は、主走査方向に沿って長く延びる第1の基板を有しており、
    上記複数の第1の発光素子は上記第1の基板に搭載されており、
    上記第2の発光手段は、主走査方向に沿って長く延び、副走査方向において上記第1の基板よりも一方側に配置された第2の基板を有しており、
    上記複数の第2の発光素子は上記第2の基板に搭載されている、請求項1に記載のイメージセンサモジュール。
  3. 上記複数の第1の発光素子のうち、主走査方向における一方側の端に位置する第1の発光素子は、上記第1の基板の主走査方向における一方側の端から第1の距離だけ離れた位置に設置されており、
    上記複数の第2の発光素子のうち、主走査方向における一方側の端に位置する第2の発光素子は、上記第2の基板の主走査方向における一方側の端から上記第1の距離よりも短い第2の距離だけ離れた位置に設置されている、請求項2に記載のイメージセンサモジュール。
  4. 上記複数の第1の発光素子のうち、主走査方向における他方側の端に位置する第1の発光素子は、上記第1の基板の主走査方向における他方側の端から上記第2の距離だけ離れた位置に設置されており、
    上記複数の第2の発光素子のうち、主走査方向における他方側の端に位置する第2の発光素子は、上記第2の基板の主走査方向における他方側の端から上記第1の距離だけ離れた位置に設置されている、請求項3に記載のイメージセンサモジュール。
  5. 上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、
    上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、
    上記第1の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、
    上記第2の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記第1の位置調整部材は、上記第2の位置調整部材よりも主走査方向に長く形成されている、請求項2に記載のイメージセンサモジュール。
  6. 上記第1の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第1の位置調整部材と、
    上記第2の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記追加の第1の位置調整部材は、上記追加の第2の位置調整部材よりも主走査方向に短く形成されている、請求項5に記載のイメージセンサモジュール。
  7. 上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、
    上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、
    上記第1の基板の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、
    上記第2の基板の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記第1の基板の主走査方向における他方側の端部は、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部に当接しており、
    上記第2の基板の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部に当接している、請求項2に記載のイメージセンサモジュール。
  8. 上記ケースには、上記第1の基板を収容する第1の凹部および上記第2の基板を収容する第2の凹部が形成されており、
    上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している、請求項2に記載のイメージセンサモジュール。
  9. 上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している、請求項8に記載のイメージセンサモジュール。
  10. 上記第1の凹部に収容される金属製の第1の支持部材と、上記第2の凹部に収容される金属製の第2の支持部材とをさらに備えており、
    上記第1の基板は上記第1の支持部材に支持されており、
    上記第2の基板は上記第2の支持部材に支持されている、請求項5ないし9のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  11. 上記第1の支持部材は、上記第1の方向における一方側ほど副走査方向における他方側に変位する第1の斜面を有しており、
    上記第1の基板は上記第1の斜面に支持されており、
    上記第2の支持部材は、上記第1の方向における一方側ほど副走査方向における一方側に変位する第2の斜面を有しており、
    上記第2の基板は上記第2の斜面に支持されている、請求項10に記載のイメージセンサモジュール。
  12. 上記受光手段を支持する読取基板と、
    主走査方向に長く延び、上記第1の方向において上記読取基板の一方側に配置されるレンズアレイと、をさらに備えており、
    上記レンズアレイは、副走査方向において上記第1の基板および上記第2の基板に挟まれている、請求項2ないし11のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  13. 上記複数の第1の発光素子および上記複数の第2の発光素子は、上記第1の間隔ごとに配列されている、請求項12に記載のイメージセンサモジュール。
  14. 上記各第2の発光素子は、主走査方向において、上記複数の第1の発光素子のいずれかから上記第1の間隔の半分の距離だけ離れている、請求項13に記載のイメージセンサモジュール。
  15. 上記第1の方向において、上記第1の発光手段および上記第2の発光手段の一方側に配置される透明カバーと、
    上記透明カバーの上記第1の方向における他方側の面を、上記第1の方向視において上記レンズアレイと重なる領域を露出させるように覆う光拡散部材と、をさらに備えている、請求項12ないし14のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  16. 上記受光手段を支持する読取基板と、
    上記読取対象物と上記受光手段との間の光路上に配置されたレンズと、
    上記読取対象物と上記レンズとの間の光路上に配置されたミラーと、
    をさらに備えており、
    上記読取対象物と上記ミラーとの間の光路は、副走査方向において上記第1の基板と上記第2の基板とに挟まれている、請求項2ないし11のいずれかに記載のイメージセンサモジュール。
  17. 主走査方向に並べられた複数の受光部を有する受光手段と、
    主走査方向および副走査方向と直交する第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第1の発光手段と、
    副走査方向において上記第1の発光手段よりも一方側に位置し、上記第1の方向における一方側に位置する読取対象物を照明する第2の発光手段と、
    上記第1の発光手段および上記第2の発光手段を収容するケースと、
    を備えており、
    上記第1の発光手段は、主走査方向に長く延びる第1の導光体を有しており、
    上記第1の導光体には、主走査方向に並べられた複数の第1の溝部が形成されており、
    上記第2の発光手段は、主走査方向に長く延びる第2の導光体を有しており、
    上記第2の導光体には、主走査方向に並べられた複数の第2の溝部が形成されており、
    上記複数の第1の溝部は、第1の間隔を隔てて主走査方向に隣り合う1対の第1の溝部を含んでおり、
    上記複数の第2の溝部は、主走査方向において上記1対の第1の溝部に挟まれる位置に配置された第2の溝部を含んでいることを特徴とする、イメージセンサモジュール。
  18. 上記ケースには、上記第1の発光手段を収容する第1の凹部および上記第2の発光手段を収容する第2の凹部が形成されており、
    上記第1の凹部および上記第2の凹部の主走査方向における両端部は同一位置にあり、
    上記第1の発光手段は、主走査方向において上記第1の導光体を挟む1対の第1の発光部を有しており、
    上記第2の発光手段は、主走査方向において上記第2の導光体を挟む1対の第2の発光部を有している、請求項17に記載のイメージセンサモジュール。
  19. 上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部は、主走査方向において、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部よりも長く形成されている、請求項18に記載のイメージセンサモジュール。
  20. 上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部は、主走査方向において、上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部よりも短く形成されている、請求項19に記載のイメージセンサモジュール。
  21. 上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、
    上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記第1の位置調整部材は、上記第2の位置調整部材よりも主走査方向に長く形成されている、請求項18に記載のイメージセンサモジュール。
  22. 上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第1の位置調整部材と、
    上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる追加の第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記追加の第1の位置調整部材は、上記追加の第2の位置調整部材よりも主走査方向に短く形成されている、請求項21に記載のイメージセンサモジュール。
  23. 上記1対の第1の発光部のうち主走査方向における一方側の第1の発光部の主走査方向における一方側の端部と、上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部とに間に設けられる第1の位置調整部材と、
    上記1対の第2の発光部のうち主走査方向における他方側の第2の発光部の主走査方向における他方側の端部と、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部とに間に設けられる第2の位置調整部材と、をさらに備えており、
    上記第1の発光部のうち主走査方向における他方側の第1の発光部の主走査方向における他方側の端部は、上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部に当接しており、
    上記第2の発光部のうち主走査方向における一方側の第2の発光部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部に当接している、請求項18に記載のイメージセンサモジュール。
  24. 上記ケースには、上記第1の発光手段を収容する第1の凹部および上記第2の発光手段を収容する第2の凹部が形成されており、
    上記第1の凹部の主走査方向における一方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における一方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している、請求項17に記載のイメージセンサモジュール。
  25. 上記第1の凹部の主走査方向における他方側の端部は、上記第2の凹部の主走査方向における他方側の端部よりも主走査方向において他方側に位置している、請求項24に記載のイメージセンサモジュール。
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