JP2000287027A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JP2000287027A
JP2000287027A JP11090123A JP9012399A JP2000287027A JP 2000287027 A JP2000287027 A JP 2000287027A JP 11090123 A JP11090123 A JP 11090123A JP 9012399 A JP9012399 A JP 9012399A JP 2000287027 A JP2000287027 A JP 2000287027A
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JP11090123A
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English (en)
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Toshio Tanabe
壽雄 田邊
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DAIWA HOOYUU KK
Original Assignee
DAIWA HOOYUU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その組み立てにおいて接着又はネジ止めが不
要であり、組み立て及びそれに掛かる管理が容易であ
り、手作業であっても簡単に組み立て可能なイメージセ
ンサを提供する。 【解決手段】 ケースを第1及び第2ケース部分1a,
1bと2つの端蓋1c,1dとの4つの部分から構成
し、これらを組み合わせた状態で少なくともLEDアレ
イ3とCCDアレイ5a(又はこれを実装したCOB基
板5)とを所定位置に位置決めすべくなしてあり、端蓋
1c,1dは夫々ロック爪14,14を有してこれらを
第1及び第2ケース部分1a,1bのロック溝11,1
1に係合することによって、第1及び第2ケース部分1
a,1bを組み合わせた状態で保持し更に止め具6,6
によってこの保持状態を強固にする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ハンドス
キャナに用いられるイメージセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭用のファクシミリ装置におい
て、ハンドスキャナを装備したものが市販されている。
ハンドスキャナは、ファクシミリ装置の本体部分とは別
体に設けられているため、厚みのある本、壁に描かれた
絵等を読み取ることを容易にすることができるものであ
る。
【0003】このようなハンドスキャナは、その筐体内
部に読み取りを行なう各部をユニット化したイメージセ
ンサを備えている。
【0004】図11は、従来のイメージセンサの要部の
構成を示す断面図である。イメージセンサは、図11に
おける紙面の前後方向を読み取りの主走査方向とし、こ
の方向へ長い箱状をなす硬質合成樹脂製のケース1を備
えている。ケース1の読み取り側の一面には、その全長
に亘って開口部分が設けられ、この開口部分を覆う態様
にガラス製の透光板2が接着されている。ケース1の内
部には、基板上に複数の発光体としてのLED3a,3
a,…をリニアに実装されたLEDアレイ3が、そのア
レイ方向を主走査方向へ向け、また、LED3a,3
a,…が実装された側を透光板2側へ向けて所定角度で
接着されている。
【0005】ケース1の内部のLED3a,3a,…に
臨む側には、やはり主走査方向に沿ってレンズアレイ4
がケース1に接着されている。このレンズアレイ4は、
ガラス繊維を含んだ硬質合成樹脂からなる角棒状をな
し、その一面を透光板2の面に略水平とされ、垂直方向
に貫通する円柱状の透明なレンズ体(図示せず)を複数
個、主走査方向に配置してなる。
【0006】ケース1の他面には、主走査方向に配置さ
れた受光体アレイとしてのCCDアレイ5aを実装した
COB(Chip On Board )基板5が、CCDアレイ5a
をレンズアレイ4の他面側に臨ませる態様にケース1に
ネジ止めされている。また、COB基板5は、LEDア
レイ3に接続されており、LEDアレイ3を発光すべく
電圧を印加する。発光のタイミング等の制御は、COB
基板5に実装されたIC5bにより実行され、この発光
タイミングに同期させてCCDアレイ5aによりサンプ
リングを実行すべく制御するようになっている。
【0007】イメージセンサは以上の如く構成されてお
り、透光板2を読み取り対象となる画像に近接させた状
態でLEDアレイ3を発光させ、前記画像での反射光を
レンズアレイ4を介してCCDアレイ5aでサンプリン
グし、前記画像に応じたアナログの電気信号を発生する
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
示した従来のイメージセンサにおいては、その組み立て
段階で、ケース1に固定される各部を接着又はネジ止め
する必要があるため、この作業を自動化した場合には、
接着剤を塗布するためのディスペンサ等の装置を必要と
して工程数が増大するばかりでなく、この装置の管理が
繁雑となっていた。
【0009】また、近年の多品種小ロット生産において
は、設備投資を控えたいというメーカの思惑もあり、手
作業であっても組み立て及びその管理が容易なイメージ
センサの開発が切望されていた。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、イメージセンサのケースとしての筐体を独立し
た複数の部分から構成し、これらの部分の何れかを組み
合わせた状態を保持具により保持させることにより、そ
の組み立てにおいて接着又はネジ止めが不要であり、組
み立て及びそれに掛かる管理が容易であり、手作業であ
っても簡単に組み立て可能なイメージセンサを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るイメージ
センサは、複数の発光体をアレイ状に配置してなる発光
体アレイと、該発光体アレイに対応して、光電変換する
複数の受光体をアレイ状に配置してなる受光体アレイと
を筐体内部に備え、前記発光体アレイが前記筐体外部の
対象面に光を照射し、前記受光体アレイが前記対象面で
の反射光を受光し、前記対象面の画像に応じた電気信号
を発生するイメージセンサにおいて、前記筐体を独立し
た複数の部分から構成し、該複数の部分の何れかを組み
合わせた状態で少なくとも前記発光体アレイ及び/又は
受光体アレイを所定位置に位置決めすべくなしてあり、
前記複数の部分の何れかを組み合わせた状態で保持する
保持具を備えることを特徴とする。
【0012】第2発明に係るイメージセンサは、複数の
発光体をアレイ状に配置してなる発光体アレイと、該発
光体アレイに対応して、光電変換する複数の受光体をア
レイ状に配置してなる受光体アレイとを筐体内部に備
え、前記発光体アレイが前記筐体外部の対象面に光を照
射し、前記受光体アレイが前記対象面での反射光を受光
し、前記対象面の画像に応じた電気信号を発生するイメ
ージセンサにおいて、前記筐体を独立した複数の部分か
ら構成し、各部分は、他の部分と組み合わせた状態で少
なくとも前記発光体アレイ及び/又は受光体アレイを所
定位置に位置決めし、前記他の部分と組み合わせた状態
を互いに保持する保持部分を夫々備えることを特徴とす
る。
【0013】第3発明に係るイメージセンサは、第1又
は第2発明のイメージセンサにおいて、組み合わせの対
となる前記複数の部分の一方に設けられ、その突出端部
分が基端部分よりも大きいレール状の突出部分と、他方
に設けられ、前記突出部分に嵌合する溝部分とを備え、
前記突出部分及び溝部分を摺接することにより、組み合
わせた対部分を互いに保持すべくなしてあることを特徴
とする。
【0014】第4発明に係るイメージセンサは、第1〜
第3発明のイメージセンサにおいて、組み合わせの対と
なる前記複数の部分に段付き部分を夫々設けてあること
を特徴とする。
【0015】第5発明に係るイメージセンサは、第1〜
第4発明にイメージセンサにおいて、前記発光体アレイ
が、主走査方向に適長離隔して設けられた複数の係合部
分を備え、前記筐体が、前記発光体の配置方向への前記
発光体アレイの移動を拘束すべく、各係合部分を係止す
る係止部分を備えることを特徴とする。
【0016】第6発明に係るイメージセンサは、複数の
発光体をアレイ状に配置してなる発光体アレイと、該発
光体アレイに対応して、光電変換する複数の受光体をア
レイ状に配置してなる受光体アレイとを筐体内部に備
え、前記発光体アレイが前記筐体外部の対象面に光を照
射し、前記受光体アレイが前記対象面での反射光を受光
し、前記対象面の画像に応じた電気信号を発生するイメ
ージセンサにおいて、前記筐体を、前記発光体又は受光
体の配列方向の両端部分と、該両端部分を除いた部分を
前記配列方向と交叉する方向に2分割した2つの部分と
の4つの部分から構成し、前記2つの部分には、前記配
列方向の端部に凹部分を、前記両端部分には、前記2つ
の部分の夫々の凹状部分に係合する凸部分を夫々設けて
あり、前記2つの部分をそれらの間に前記発光体アレイ
及び受光体アレイを介して組み合わせることによって、
前記発光体アレイ及び受光体アレイを少なくとも前記配
列方向と交叉する方向に位置決めし、さらに前記両端部
分をその凸部分を前記2つの部分の凹部分に係合しつつ
組み合わせることによって、前記発光体アレイ及び受光
体アレイを少なくとも前記配列方向に位置決めするとと
もに、前記2つの部分を組み合わせた状態で保持すべく
なしてあることを特徴とする。
【0017】第7発明に係るイメージセンサは、第6発
明のイメージセンサにおいて、前記2つの部分を組み合
わせた状態で保持する保持具を更に備えることを特徴と
する。
【0018】第8発明に係るイメージセンサは、第7発
明のイメージセンサにおいて、前記保持具が、略コの字
形に構成してあり、少なくともその両端部分にて前記2
つの部分を前記配列方向と交叉する方向に挟持すること
を特徴とする。
【0019】第1発明に係るイメージセンサによれば、
複数の発光体をアレイ状に配置してなる発光体アレイ
と、該発光体アレイに対応して、光電変換する複数の受
光体をアレイ状に配置してなる受光体アレイとを筐体内
部に備え、発光体アレイが筐体外部の対象面に光を照射
し、受光体アレイが対象面での反射光を受光し、対象面
の画像に応じた電気信号を発生するイメージセンサにお
いて、筐体を独立した複数の部分から構成し、該複数の
部分の何れかを組み合わせた状態で少なくとも発光体ア
レイ及び/又は受光体アレイが筐体内部の所定位置に位
置決めされるように構成したので、筐体の各部分を組み
合わせながら、発光体アレイとしてのLEDアレイと受
光体アレイとしてのCCDアレイとを筐体の所定位置近
傍に配置していくことで、これらアレイの位置決めを完
了することができる。なお、LEDアレイ及びCCDア
レイに限らず、例えば前述した如き透光板、レンズアレ
イ、CCDアレイを実装したCOB基板等をも位置決め
する構成としてもよい。
【0020】また、前記複数の部分の何れかを組み合わ
せた状態で保持具により保持する構成としたので、その
組み立てにおいて接着又はネジ止めが不要であって、手
作業であっても簡単に組み立て可能であり、組み立て及
びそれに掛かる管理が非常に容易である。
【0021】このように、接着剤を用いていないので、
分解しても各部品を再利用することが可能であり、各部
品の交換を容易とする。このため、イメージセンサの修
理、各部品のリサイクル等を容易に行なうことが可能と
なる。
【0022】なお、本発明はハンドスキャナに用いられ
るイメージスキャナに限定するものではなく、例えばフ
ラットベッド式のスキャナ装置、ファクシミリ装置等に
利用することも可能である。
【0023】第2発明に係るイメージセンサによれば、
上述した第1発明と同様に、筐体を独立した複数の部分
から構成する一方、各部分が他の部分と組み合わせた状
態を互いに保持する保持部分を夫々備える構成としたの
で、前述したような保持具を不要とし、部品同士を組み
合わせるだけで、簡単に組み立てを行なうことができ
る。
【0024】第3発明に係るイメージセンサによれば、
組み合わせの対となる筐体の部分の一方に、その突出端
部分が基端部分よりも大きいレール状の突出部分を設け
る一方、他方に、前記突出部分に嵌合する溝部分を設け
てあり、これらをスライドして互いに嵌合する構成とし
たので、筐体の各部分が互いに保持されて強固に組み合
わせた状態を維持することができるばかりでなく、特に
手作業で組み立てる際に、部品間の位置決めを容易にす
ることができる。
【0025】第4発明に係るイメージセンサによれば、
組み合わせの対となる前記複数の部分に段付き部分を夫
々設ける構成としたので、対となる段付き部分を互いに
密着するような形状とすることによって、筐体の外部か
らの光、埃等の侵入を防ぐことができる。
【0026】第5発明に係るイメージセンサによれば、
発光体アレイにその主走査方向に適長離隔して複数の係
合部分を設け、これら係合部分に対応する筐体の位置
に、発光体の配置方向への発光体アレイの移動を拘束す
るように各係合部分を係止する係止部分を設ける構成と
したので、発光体アレイの筐体における主走査方向の位
置決めを容易にすることができる。
【0027】第6発明に係るイメージセンサによれば、
筐体を、発光体又は受光体の配列方向の両端部分と、該
両端部分を除いた部分を配列方向と交叉する方向に2分
割した2つの部分との4つの部分から構成し、前記2つ
の部分には、配列方向の端部に凹部分を、両端部分に
は、前記2つの部分の夫々の凹状部分に係合する凸部分
を夫々設けてあり、前記2つの部分をそれらの間に発光
体アレイ及び受光体アレイを介して組み合わせることに
よって、発光体アレイ及び受光体アレイを少なくとも前
記配列方向と交叉する方向に位置決めし、さらに両端部
分をその凸部分を前記2つの部分の凹部分に係合しつつ
組み合わせることによって、発光体アレイ及び受光体ア
レイを少なくとも前記配列方向に位置決めするととも
に、前記2つの部分を組み合わせた状態で保持する構成
としたので、筐体を4つの部分から構成し、特に前記2
つの部分の如くに発光体又は受光体の配列方向に交叉す
る方向に分割構成することにより、発光体アレイ及び受
光体アレイを筐体内部に組み込むことが容易となる。
【0028】また、前記両端部分を、これに設けられた
凸部分を前記2つの部分の夫々に設けられた凹部分に夫
々係合するように、前記2つの部分に組み付ける構成と
したので、前述した第2発明の如くに、両端部分を組み
付けることで前記2つの部分を組み合わせた状態で保持
することができる。
【0029】第7発明に係るイメージセンサによれば、
前記2つの部分を組み合わせた状態で保持する保持具を
更に備える構成としたので、上述した保持力を更に強固
とすることができる。
【0030】第8発明に係るイメージセンサによれば、
前記保持具を略コの字形に構成してあり、少なくともそ
の両端部分にて前記2つの部分を前記配列方向と交叉す
る方向に挟持する構成としたので、簡易な構成で保持具
を構成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。
【0032】実施の形態1.図1は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態1の要部の構成を示す斜視図、
図2は、その分解斜視図、図3は、図1のA−A及びB
−B断面図である。
【0033】本発明に係るイメージセンサは、従来のイ
メージセンサと同様に、透光板2と、LEDアレイ3
(発光体アレイ)と、CCDアレイ5a(受光体アレ
イ)が実装されたCOB基板5(受光体アレイ)とを備
えている。これら各部の構成及び作用は従来構成と同様
であり、重複する部分には同一の参照符号を付してその
説明は省略する。なお、本発明に係るイメージセンサ
は、主としてそのケースの構造に特徴があり、これを以
後に説明する。
【0034】本発明に係る実施の形態1のイメージセン
サのケースは、従来構成のケース1の主走査方向の各端
面を別体とする一方、残りの部分を主走査方向に縦割り
にした態様の4つの部分から構成されている。ここで、
縦割りというのは主走査方向であって、且つ透光板2の
平面に対して直角方向ということであり、本実施の形態
においては、レンズユニット4を保持する部分で分割
し、図3において右側部分を第1ケース部分1a、左側
部分を第2ケース部分1bと夫々称し、また、主走査方
向の各端面を別体とした部分を端蓋1c,1dと夫々称
する。
【0035】なお、第1及び第2ケース部分1a,1
b、及び端蓋1c,1dは、各別に成形してもよいが、
第1及び第2ケース部分1a,1bは、一体に成形した
後で切断するようにしてもよい。
【0036】第1ケース部分1aは、透光板2、COB
基板5、及びレンズアレイ4を副走査方向の一側から保
持するとともに、レンズアレイ4を各図における上下方
向から挟持する態様に構成されている。また、第1ケー
ス部分1aは、その主走査方向の両端部の外側面に、各
端蓋1c,1dに係合するロック溝11,11が夫々設
けられている。さらに、前記外側面には、適宜の間隔で
凹部が設けられ、各凹部には、後述する止め具6に係合
する係止部分12が設けられている。
【0037】一方、第2ケース部分1bは、第1ケース
部分1aと同様に、透光板2、COB基板5、及びレン
ズアレイ4を副走査方向の他側から保持するとともに、
レンズアレイ4を各図における下方から保持する態様に
構成されている。また、レンズアレイ4を保持する部分
は若干上方へ突出してLEDアレイ支持部13が設けら
れているとともに、このLEDアレイ支持部13の基端
から前記部分を離れる方向へ、且つ上方へのテーパ面が
形成されており、このテーパ面にLEDアレイ3が載置
されるようになっている。第2ケース部分1bは、第1
ケース部分1aと同様に、ロック溝11,11と、係止
部分12,12(図示せず)とが設けられている。
【0038】各端蓋1c,1dは、水平方向の両端部
に、第1及び第2ケース部分1a,1bに夫々臨む側へ
突出したロック爪14,14を備えている。各対のロッ
ク爪14,14は、互いに対向する側へ鉤状とされてお
り、端蓋1c,1dを第1及び第2ケース部分1a,1
bの主走査方向の両端面に当接した際に、第1及び第2
ケース部分1a,1bのロック溝11,11に夫々係合
するようになっている。
【0039】また、各端蓋1c,1dの対向側の面に
は、透光板2、レンズアレイ4、及びCOB基板5の主
走査方向の両端部の一部を収納して保持する保持溝15
a,15b,15cが夫々設けられている。なお、前述
した第1及び第2ケース部分1a,1bの保持溝15
a,15cに対応する部分は、主走査方向の全長に亘る
保持溝15d,15dとなっている。
【0040】本実施の形態のイメージセンサは、このよ
うに構成されており、まず、レンズアレイ4を第1及び
第2ケース部分1a,1bの間に挟持するように組み合
わせ、一方の端蓋1dを、そのロック爪14,14(保
持部分)を第1及び第2ケース部分1a,1bのロック
溝11,11に沿って填め込んでロックする。
【0041】次に、他方の端蓋1cを取り付ける前に、
この側から、透光板2、COB基板5を保持溝15d,
15dに沿ってスライドさせて填め込むとともに、CO
B基板5と導線7により接続されたLEDアレイ3をL
EDアレイ支持部13と前記テーパ面とに当接させつ
つ、スライドさせて填めこむ。この状態においては、L
EDアレイ3は、その上方を透光板2によって拘束され
るようになっている。
【0042】そして、端蓋1cを第1及び第2ケース部
分1a,1bのロック溝11,11に沿って填め込んで
ロックし、コの字形に屈曲された板部材から構成された
止め具6,6(保持具)を下方から係止部分12が設け
られている凹部へ填め込み、各止め具6の両端部に夫々
穿設された係合部分6a,6aを係止部分12,12へ
被せてロックすることにより、図1に示す如く組み立て
が完了する。
【0043】なお、以上の説明における組み立て順はそ
の一例であって、他の組み立て順であってもかまわな
い。
【0044】図1における組み立て完了状態において
は、透光板2及びCOB基板5が、第1及び第2ケース
部分1a,1bの保持溝15d,15dによって副走査
方向及び上下方向への移動を拘束されるとともに、端蓋
1c,1dの保持溝15a,15cによって主走査方向
及び上下方向への移動を拘束されることによって位置決
め固定される。
【0045】また、レンズアレイ4は、第1及び第2ケ
ース部分1a,1bの間で副走査方向及び下方への移動
を拘束されるとともに、第1ケース部分1aのこのレン
ズアレイ4を保持する空間の上端部にその全長に亘って
設けられたリブによって上方への移動を拘束される。レ
ンズアレイ4は、更に、端蓋1c,1dの保持溝15b
に内嵌して副走査方向及び上下方向及び主走査方向への
移動を拘束されることによって位置決めされている。
【0046】また、LEDアレイ3は、第2ケース部分
1bの前記テーパ面及びLEDアレイ支持部13によっ
て副走査方向及び下方への移動を拘束されるとともに、
透光板2によって上方への移動を拘束される。LEDア
レイは3は、更に、端蓋1c,1dの対向側の面により
主走査方向への移動を拘束されることによって位置決め
されている。
【0047】このように各部を位置決め保持する第1及
び第2ケース1a,1bは、端蓋1c,1dによって主
走査方向への互いの摺動と、副走査方向への分離と、上
下方向への移動とを拘束されるとともに、止め具6,6
によって更に強固に拘束されて組み立て状態を維持され
るようになっている。なお、端蓋1c,1dによって十
分な拘束状態を維持できるのであれば、止め具6,6を
廃止する構成としても構わない。
【0048】実施の形態2.図4は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態2の要部の構成を示す斜視図で
ある。本実施の形態においては、そのケースが、実施の
形態1の一方の端蓋1dと、第1及び第2ケース部分1
a,1bとが一体に製作されている一方、第2ケース部
分1bが、レンズアレイ4を保持する部分の下側で分割
されている態様に構成されており、その他の構成は実施
の形態1と同様であり、重複する部分には同一の参照符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0049】従って、本実施の形態のケースは、上述し
た前者部分である第3ケース部分1eと、後者部分であ
る第4ケース部分1fと、端蓋1cとから構成されてお
り、第3ケース部分1eが略ケース全体を構成している
にも拘わらず、レンズアレイ4の組み込みが容易となっ
ている。
【0050】このように、本発明においては、ケースの
分割形態を様々に構成することが可能であり、ケースを
構成する各部分の成形し易さ、ケースを構成する部分の
個数による組み立て易さ等を勘案して決定するのが望ま
しい。
【0051】図5は、図4に示したケース部分によりイ
メージセンサを組み立てた状態を示す断面図である。図
5に示す如く、第3及び第4ケース部分1e,1fの接
合部分は、レンズアレイ4を保持する部分の下側、即ち
止め具6に係合する係止部分12,12の下側としてあ
るので、端蓋1cによって主走査方向への移動のみを拘
束されている第4ケース部分1fを、止め具6によって
第3ケース部分1eの下面に固定することができるよう
になっている。
【0052】実施の形態3.図6は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態3の要部の構成を示す斜視図で
ある。本実施の形態は、実施の形態1における第2ケー
ス部分1bの主走査方向の全長に亘って設けられていた
LEDアレイ支持部13を、主走査方向に適宜の間隔で
設けられた複数の突起として構成してあり、これら突起
として構成されたLEDアレイ支持部13a,13a,
…に対応するLEDアレイ3の位置に嵌合溝3b,3
b,…を夫々設けてある構成としており、その他の構成
は実施の形態1と同様であり、重複する部分には同一の
参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0053】このように構成することにより、LEDア
レイ3が第2ケース部分1bに主走査方向への移動を拘
束されて位置決めできるので、組み立てが容易であると
ともに、LEDアレイ支持部13a,13a,…が第2
ケース部分1bの主走査方向の全長に亘って連続して設
けられていないので、第2ケース部分1bを構成する材
料費を低減することが可能である。
【0054】実施の形態4.図7は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態4の要部の構成を示す断面図で
ある。本実施の形態は、実施の形態1の止め具6と、そ
のケース部分への係合部分の形状及び材質を変更したも
のであり、その他の構成は実施の形態1と同様であり、
重複する部分には同一の参照符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0055】まず、図7(a)に示す如く、金属製の止
め具6の係合部分6a,6aを孔状ではなく、止め具6
の両端部近傍を対向方向へ凸となるように湾曲して形成
してある。これに応じて第1及び第2ケース部分1a,
1bの係止部分12,12を突起ではなく、凹部として
構成してある。
【0056】また、図7(b)に示す如く、止め具6を
合成樹脂製とする場合には、止め具6の係合部分6a,
6aを鉤状に成形し、これに応じて第1及び第2ケース
部分1a,1bの係止部分12,12を凹部として構成
する。
【0057】このように、止め具6及び係止部分12の
形状及び材質を様々とすることができる。また、端蓋1
c,1dに設けた如きロック爪14を第1又は第2ケー
ス部分1a,1bの何れかに設け、止め具6を廃止する
構成とすることも可能である。
【0058】また、以上の各実施の形態においては、止
め具6をケースの主走査方向の中途にて配置する構成と
しているが、これに限らず、例えば主走査方向の両端部
を粘着テープ又は輪ゴム等から構成された止め具6にて
巻き付け固定するようにしてもよい。
【0059】実施の形態5.図8は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態5の要部の構成を示す断面図で
ある。本実施の形態は、実施の形態2において、第3ケ
ース部分1eの第4ケース部分1fとの接合部分に、主
走査方向への全長に亘ってガイド溝16を設けてあり、
これに対応する第4ケース部分1fの部分に、ガイド溝
16に内嵌するガイドレール17を主走査方向の全長に
亘って設けてある構成としてあり、その他の構成は実施
の形態2と同様であり、重複する部分には同一の参照符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0060】具体的には、ガイド溝16は、溝の底部近
傍でその入口部分よりも広く形成され、ガイドレール1
7は、このガイド溝16に嵌合する形状としてある。
【0061】第3及び第4ケース部分1e,1fの接合
の際には、第4ケース部分1fのガイドレール17を第
3ケース部分1eのガイド溝16に主走査方向の端部か
ら挿入し、スライドさせて行なう。これによって、第3
及び第4ケース部分1e,1fの互いの位置決めが自動
的になされるとともに、互いの接合状態を強固に保持す
ることができる。
【0062】なお、ガイド溝16及びガイドレール17
の第3及び第4ケース部分1e,1fにおける設置位
置、何れの側にガイド溝16又はガイドレール17を設
けるかについてを本発明は限定するものではない。ま
た、本実施の形態においては、実施の形態2の如く分割
されたケースを対象として説明したが、これに限らず、
例えば実施の形態1の第1及び第2ケース部分1a,1
bであっても、互いに接する部分を設ければ、本実施の
形態のようなガイド溝16及びガイドレール17を設け
ることが可能である。
【0063】実施の形態6.図9は、本発明に係るイメ
ージセンサの実施の形態6の要部の構成を示す断面図で
ある。本実施の形態は、実施の形態2において、第3ケ
ース部分1eの第4ケース部分1fとの接合部分に、主
走査方向への全長に亘って段付き部分18,19を夫々
設けてある構成としてある。その他の構成は実施の形態
2と同様であり、重複する部分には同一の参照符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0064】段付き部分18,19は、相互に隙間なく
密着するような形状としておくことが望ましく、これに
よって外部からの光、埃等の侵入を防止することができ
る。なお、段付き部分18,19の第3及び第4ケース
部分1e,1fにおける設置位置等についてを本発明は
限定するものではない。また、本実施の形態において
は、実施の形態2の如く分割されたケースを対象として
説明したが、これに限らず、例えば実施の形態1の第1
及び第2ケース部分1a,1bであっても、互いに接す
る部分を設ければ、本実施の形態のような段付き部分1
8,19を設けることが可能である。
【0065】実施の形態7.図10は、本発明に係るイ
メージセンサの実施の形態7の要部の構成を示す断面図
である。本実施の形態は、実施の形態1において、第1
及び第2ケース部分1a,1bの保持溝15d,15d
の形状と、これに嵌合して保持される透光板2の形状と
を変更した構成としてある。その他の構成は実施の形態
1と同様であり、重複する部分には同一の参照符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0066】図10(a)〜(c)に示した透光板2は
各保持溝15dに保持された状態で、その外側の面(読
み取り対象面側)に若干突出された態様に形成されてい
る。
【0067】図10(a)においては、各保持溝15d
は、実施の形態と同様の形状をなしているが、透光板2
がその被保持端に段付きとされて、細幅とされた側の面
を前述した如くに外側へ突出している。
【0068】図10(b)においては、透光板2の前記
被保持端が外側へ向かって細幅となるようにテーパ状と
されており、各保持溝15dは、これに嵌合すべくテー
パ状をなすとともに、透光板2がその細幅とされた側の
面を前述と同様に外側へ突出するように保持するように
なっている。
【0069】図10(c)においては、透光板2は、実
施の形態1と同様の形状をなしているが、上述した2例
と同様にその厚さ方向の半分部分を外側へ突出させるよ
うに、外側に保持する部分を持たない構成としてある。
【0070】なお、本実施の形態においては、実施の形
態1を対象として説明したが、その他の実施の形態に適
用してもよく、また、COB基板5側の保持溝15dに
適用する構成としてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るイメージ
センサにおいては、複数の発光体をアレイ状に配置して
なる発光体アレイと、該発光体アレイに対応して、光電
変換する複数の受光体をアレイ状に配置してなる受光体
アレイとを筐体内部に備え、発光体アレイが筐体外部の
対象面に光を照射し、受光体アレイが対象面での反射光
を受光し、対象面の画像に応じた電気信号を発生するイ
メージセンサにおいて、筐体を独立した複数の部分から
構成し、該複数の部分の何れかを組み合わせた状態で少
なくとも発光体アレイ及び/又は受光体アレイが筐体内
部の所定位置に位置決めされるように構成したので、筐
体の各部分を組み合わせながら、発光体アレイとしての
LEDアレイと受光体アレイとしてのCCDアレイとを
筐体の所定位置近傍に配置していくことで、これらアレ
イの位置決めを完了することができる。なお、LEDア
レイ及びCCDアレイに限らず、例えば前述した如き透
光板、レンズアレイ、CCDアレイを実装したCOB基
板等をも位置決めする構成としてもよい。
【0072】また、前記複数の部分の何れかを組み合わ
せた状態で保持具により保持する構成としたので、その
組み立てにおいて接着又はネジ止めが不要であって、手
作業であっても簡単に組み立て可能であり、組み立て及
びそれに掛かる管理が非常に容易である。
【0073】このように、接着剤を用いていないので、
分解しても各部品を再利用することが可能であり、各部
品の交換を容易とする。このため、イメージセンサの修
理、各部品のリサイクル等を容易に行なうことが可能と
なる。
【0074】なお、本発明はハンドスキャナに用いられ
るイメージスキャナに限定するものではなく、例えばフ
ラットベッド式のスキャナ装置、ファクシミリ装置等に
利用することも可能である。
【0075】また、上述した発明と同様に、筐体を独立
した複数の部分から構成する一方、各部分が他の部分と
組み合わせた状態を互いに保持する保持部分を夫々備え
る構成としたので、前述したような保持具を不要とし、
部品同士を組み合わせるだけで、簡単に組み立てを行な
うことができる。
【0076】また、組み合わせの対となる筐体の部分の
一方に、その突出端部分が基端部分よりも大きいレール
状の突出部分を設ける一方、他方に、前記突出部分に嵌
合する溝部分を設けてあり、これらをスライドして互い
に嵌合する構成としたので、筐体の各部分が互いに保持
されて強固に組み合わせた状態を維持することができる
ばかりでなく、特に手作業で組み立てる際に、部品間の
位置決めを容易にすることができる。
【0077】また、組み合わせの対となる前記複数の部
分に段付き部分を夫々設ける構成としたので、対となる
段付き部分を互いに密着するような形状とすることによ
って、筐体の外部からの光、埃等の侵入を防ぐことがで
きる。
【0078】また、発光体アレイにその主走査方向に適
長離隔して複数の係合部分を設け、これら係合部分に対
応する筐体の位置に、発光体の配置方向への発光体アレ
イの移動を拘束するように各係合部分を係止する係止部
分を設ける構成としたので、発光体アレイの筐体におけ
る主走査方向の位置決めを容易にすることができる。
【0079】また、筐体を、発光体又は受光体の配列方
向の両端部分と、該両端部分を除いた部分を配列方向と
交叉する方向に2分割した2つの部分との4つの部分か
ら構成し、前記2つの部分には、配列方向の端部に凹部
分を、両端部分には、前記2つの部分の夫々の凹状部分
に係合する凸部分を夫々設けてあり、前記2つの部分を
それらの間に発光体アレイ及び受光体アレイを介して組
み合わせることによって、発光体アレイ及び受光体アレ
イを少なくとも前記配列方向と交叉する方向に位置決め
し、さらに両端部分をその凸部分を前記2つの部分の凹
部分に係合しつつ組み合わせることによって、発光体ア
レイ及び受光体アレイを少なくとも前記配列方向に位置
決めするとともに、前記2つの部分を組み合わせた状態
で保持する構成としたので、筐体を4つの部分から構成
し、特に前記2つの部分の如くに発光体又は受光体の配
列方向に交叉する方向に分割構成することにより、発光
体アレイ及び受光体アレイを筐体内部に組み込むことが
容易となる。
【0080】また、前記両端部分を、これに設けられた
凸部分を前記2つの部分の夫々に設けられた凹部分に夫
々係合するように、前記2つの部分に組み付ける構成と
したので、両端部分を組み付けることで前記2つの部分
を組み合わせた状態で保持することができる。
【0081】また、前記2つの部分を組み合わせた状態
で保持する保持具を更に備える構成としたので、上述し
た保持力を更に強固とすることができる。
【0082】さらに、前記保持具を略コの字形に構成し
てあり、少なくともその両端部分にて前記2つの部分を
前記配列方向と交叉する方向に挟持する構成としたの
で、簡易な構成で保持具を構成することができる等、本
発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイメージセンサの実施の形態1の
要部の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A及びB−B断面図である。
【図4】本発明に係るイメージセンサの実施の形態2の
要部の構成を示す斜視図である。
【図5】図4に示したケース部分によりイメージセンサ
を組み立てた状態を示す断面図である。
【図6】本発明に係るイメージセンサの実施の形態3の
要部の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るイメージセンサの実施の形態4の
要部の構成を示す断面図である。
【図8】本発明に係るイメージセンサの実施の形態5の
要部の構成を示す断面図である。
【図9】本発明に係るイメージセンサの実施の形態6の
要部の構成を示す断面図である。
【図10】本発明に係るイメージセンサの実施の形態7
の要部の構成を示す断面図である。
【図11】従来のイメージセンサの要部の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1a 第1ケース部分 1b 第2ケース部分 1c,1d 端蓋 1e 第3ケース部分 1f 第4ケース部分 2 透光板 3 LEDアレイ 3b 位置決め溝 4 レンズアレイ 5 COB基板 5a CCDアレイ 6 止め具 6a 係合部分 11 ロック溝 12 係止部分 13a LEDアレイ支持部 14 ロック爪 15a〜15d 保持溝 16 ガイド溝 17 ガイドレール 18,19 段付き部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光体をアレイ状に配置してなる
    発光体アレイと、該発光体アレイに対応して、光電変換
    する複数の受光体をアレイ状に配置してなる受光体アレ
    イとを筐体内部に備え、前記発光体アレイが前記筐体外
    部の対象面に光を照射し、前記受光体アレイが前記対象
    面での反射光を受光し、前記対象面の画像に応じた電気
    信号を発生するイメージセンサにおいて、 前記筐体を独立した複数の部分から構成し、該複数の部
    分の何れかを組み合わせた状態で少なくとも前記発光体
    アレイ及び/又は受光体アレイを所定位置に位置決めす
    べくなしてあり、前記複数の部分の何れかを組み合わせ
    た状態で保持する保持具を備えることを特徴とするイメ
    ージセンサ。
  2. 【請求項2】 複数の発光体をアレイ状に配置してなる
    発光体アレイと、該発光体アレイに対応して、光電変換
    する複数の受光体をアレイ状に配置してなる受光体アレ
    イとを筐体内部に備え、前記発光体アレイが前記筐体外
    部の対象面に光を照射し、前記受光体アレイが前記対象
    面での反射光を受光し、前記対象面の画像に応じた電気
    信号を発生するイメージセンサにおいて、 前記筐体を独立した複数の部分から構成し、各部分は、
    他の部分と組み合わせた状態で少なくとも前記発光体ア
    レイ及び/又は受光体アレイを所定位置に位置決めし、
    前記他の部分と組み合わせた状態を互いに保持する保持
    部分を夫々備えることを特徴とするイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 組み合わせの対となる前記複数の部分の
    一方に設けられ、その突出端部分が基端部分よりも大き
    いレール状の突出部分と、他方に設けられ、前記突出部
    分に嵌合する溝部分とを備え、前記突出部分及び溝部分
    を摺接することにより、組み合わせた対部分を互いに保
    持すべくなしてある請求項1又は2記載のイメージセン
    サ。
  4. 【請求項4】 組み合わせの対となる前記複数の部分に
    段付き部分を夫々設けてある請求項1乃至3の何れかに
    記載のイメージセンサ。
  5. 【請求項5】 前記発光体アレイは、主走査方向に適長
    離隔して設けられた複数の係合部分を備え、前記筐体
    は、前記発光体の配置方向への前記発光体アレイの移動
    を拘束すべく、各係合部分を係止する係止部分を備える
    請求項1乃至4の何れかに記載のイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 複数の発光体をアレイ状に配置してなる
    発光体アレイと、該発光体アレイに対応して、光電変換
    する複数の受光体をアレイ状に配置してなる受光体アレ
    イとを筐体内部に備え、前記発光体アレイが前記筐体外
    部の対象面に光を照射し、前記受光体アレイが前記対象
    面での反射光を受光し、前記対象面の画像に応じた電気
    信号を発生するイメージセンサにおいて、 前記筐体を、前記発光体又は受光体の配列方向の両端部
    分と、該両端部分を除いた部分を前記配列方向と交叉す
    る方向に2分割した2つの部分との4つの部分から構成
    し、前記2つの部分には、前記配列方向の端部に凹部分
    を、前記両端部分には、前記2つの部分の夫々の凹状部
    分に係合する凸部分を夫々設けてあり、前記2つの部分
    をそれらの間に前記発光体アレイ及び受光体アレイを介
    して組み合わせることによって、前記発光体アレイ及び
    受光体アレイを少なくとも前記配列方向と交叉する方向
    に位置決めし、さらに前記両端部分をその凸部分を前記
    2つの部分の凹部分に係合しつつ組み合わせることによ
    って、前記発光体アレイ及び受光体アレイを少なくとも
    前記配列方向に位置決めするとともに、前記2つの部分
    を組み合わせた状態で保持すべくなしてあることを特徴
    とするイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 前記2つの部分を組み合わせた状態で保
    持する保持具を更に備える請求項6記載のイメージセン
    サ。
  8. 【請求項8】 前記保持具は、略コの字形に構成してあ
    り、少なくともその両端部分にて前記2つの部分を前記
    配列方向と交叉する方向に挟持する請求項7記載のイメ
    ージセンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077998A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Rohm Co Ltd 画像読取装置

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