JP2013075111A - スプリンクラヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スプリンクラヘッド100は、シリンダー50と、シリンダー50内に設けられた半田99と、半田99を押圧する第1のピストン54と、半田99と外気とを連通する間隙95の少なくとも一部に設けられ、半田99の溶融によって中心方向に縮小し、設置された部分の間隙95を開放する間隙開閉部材90と、を備えている。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るスプリンクラヘッド100の断面構成の一例を示す縦断面図である。図2は、スプリンクラヘッド100の分解斜視図である。図3は、リンク機構40の分解斜視図である。図4は、スプリンクラヘッド100の動作を説明する概略図である。図1〜図4に基づいて、スプリンクラヘッド100の構成及び動作について説明する。なお、図1を含め、以下の図面においては、各構成部材同士の大きさの関係を限定するものではなく、実際のものとは異なる場合がある。
図1に示すように、スプリンクラヘッド100は、ヘッド本体1、フレーム10、弁体20、アームガイド30、バランサー35、リンク機構40、カバー61、及び、感熱板63を備えている。
ヘッド本体1は、外周に設けられたねじ部と、ねじ部の下端部に設けられたフランジ部3と、フランジ部3の下端側外周にフランジ部3と一体に形成されたねじ部と、からなり、中心部にはこれらねじ部、フランジ部3及びねじ部を貫通して放水口5が設けられている。そして、放水口5の下部は、拡径されて後述の弁体20が収容される凹部6が形成されており、放水口5と凹部6との間には弁座7が設けられている。
フレーム10は、有底円筒状であり、内壁の上部にはヘッド本体1のねじ部に螺合されるねじ部が設けられており、ねじ部の下方(高さ方向の中央部よりやや下方)には、後述のアーム41の一端が係止される係止段部12が形成されている。フレーム10の係止段部12の下方には、散水口15が形成されている。
弁体20は、ヘッド本体1の放水口5を開閉するものである。
アームガイド30は、1枚の金属板を曲げ加工して形成されている。アームガイド30は、後述するアーム41の動作をガイドする機能を有している。
バランサー35は、金属材料を折曲げ加工してほぼコ字状に形成されている。バランサー35の中央部には弁体20により下向き荷重が、また、両端部にはリンク機構40による上向き荷重が加えられるものである。
リンク機構40は、図3に示すように、一対のアーム41、アーム支持板46、シリンダー50、第1のピストン54、リンク押え板55、第2のピストン59等からなる。
カバー61は、受熱板を兼ね、リンク機構40等を下側から覆うものである。このカバー61は、中心部に突出しているねじ部52にカバー61の中心にある穴を通した後、感熱板63の中心部を螺合することにより、フレーム10やリンク機構40の下面を覆って固定される。なお、カバー61は、その上端部がフレーム10の散水口15を覆う高さまで延伸させてもよい。また、感熱板63の中心部には、ねじ部52が螺合するねじ部62が設けられている。
感熱板63は、カバー61を固定するようにカバー61の下側に設けられる。
いま、火災が発生して受熱板を兼ねたカバー61及び感熱板63が加熱され、その熱及び周辺からの熱気流により半田99が加熱される。半田99が溶融し始めると、溶融した半田99の一部はシリンダー50と第1のピストン54との間に形成された間隙95から流出する。そうすると、シリンダー50及びこれに固定されたアーム支持板46が上昇し、両アーム41の少なくとも一方のアーム41が、フレーム10の係止段部12との係止部を支点として外方に回動する。
実施の形態1に係るスプリンクラヘッド100によれば、間隙開閉部材90を設置したので、平常時には間隙を閉塞して腐食ガスから半田99を保護し、火災発生時等の異常時には半田99が流出できるように間隙95を開通させることが可能になる。すなわち、スプリンクラヘッド100によれば、間隙開閉部材90の作用によって半田99の腐食を効率的に抑制することができるとともに、半田99のクリープ現象を効率的に抑制することができる。その結果、スプリンクラヘッド100の長寿命化を実現することができる。
図8は、本発明の実施の形態2に係るスプリンクラヘッド100Aの断面構成の一例を示した縦断面図である。図9は、スプリンクラヘッド100Aの動作を説明する概略図である。図8及び図9に基づいて、スプリンクラヘッド100Aの構成及び動作について説明する。なお、この実施の形態2では上述した実施の形態1との相違点を中心に説明するものとし、実施の形態1と同一の箇所については説明を割愛するものとする。また、実施の形態1に対応している部材については符号の末尾に「A」を付記している。
弁体支持機構120は、感熱部121、ボール保持機構130及びセットスクリュー65を備えている。
図8に示すように、スプリンクラヘッド100Aの監視状態においては、ヘッド本体1Aの放水口5Aには加圧された消火水が供給されており、弁体20Aには消火水の圧力が加えられている。火災が発生し、その熱気流が感熱板73、感熱板81に当たるとこれらが加熱され、感熱板73、感熱板81の熱は半田99Aへ伝播する。そして、半田99Aが周囲から加熱されて溶融し始めると、溶融した半田99Aはピストン72と感熱板73(突部73a)との間に形成された間隙95Aから流出してその体積が減少する。
実施の形態2に係るスプリンクラヘッド100Aによれば、間隙開閉部材90Aを設置したので、平常時には間隙を閉塞して腐食ガスから半田99Aを保護し、火災発生時等の異常時には半田99Aが流出できるように間隙95Aを開通させることが可能になる。すなわち、スプリンクラヘッド100Aによれば、間隙開閉部材90Aの作用によって半田99Aの腐食を効率的に抑制することができるとともに、半田99Aのクリープ現象を効率的に抑制することができる。その結果、スプリンクラヘッド100Aの長寿命化を実現することができる。
Claims (6)
- 筒状のシリンダーと、
前記シリンダー内に設けられた半田と、
前記半田を押圧するピストンと、
前記半田の流出路となる間隙の少なくとも一部又は間隙に対向する部分に設けられ、前記半田の溶融に伴って中心方向に縮小変形し、設置された部分の間隙を開放する間隙開閉部材と、
を備えたことを特徴とするスプリンクラヘッド。 - 前記間隙は、前記シリンダーの内周面と前記ピストンの外周面との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラヘッド。
- 前記ピストンに形成されたフランジに前記半田が乗せられるものにおいて、
前記間隙は、前記シリンダーの内周面と前記フランジとの外周面との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラヘッド。 - 前記間隙が前記シリンダーの内周面と前記ピストンの外周面との間に形成されるものにおいて、
前記間隙開閉部材は、前記間隙で、前記ピストン及び前記半田に接するように設置されることを特徴とする請求項2に記載のスプリンクラヘッド。 - 前記間隙が前記シリンダーの内周面と前記フランジとの外周面との間に形成されるものにおいて、
前記間隙開閉部材は、前記間隙で、前記フランジ及び前記半田に接するように設置されることを特徴とする請求項3に記載のスプリンクラヘッド。 - 前記ピストン又は前記半田は、前記間隙開閉部材と接する位置に段部又はテーパ部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のスプリンクラヘッド。
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