JP2013071436A - 転写型保護層、転写型保護層の製造方法、個人認証媒体、及び個人認証媒体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高い堅牢性、及び媒体の形状変化に追従する高い柔軟性を併せ持つ保護層を形成し得る転写型保護層を提供する。
【解決手段】 転写型保護層は支持体と保護層とを含む。保護層は20:80〜80:20の重量比で配合された熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂、及び固形分比率で0.1〜20重量%の光重合開始剤を含む保護層塗布液を支持体上に塗布乾燥した後、光照射することにより硬化されている。
【選択図】図1
Description
基材、基材上に形成された、例えば文字情報及び顔写真等の画像部、画像部上に設けられた保護層を有する。
リンテック(株) 商品名 コートフィルム離型剤処方の一般シリコーン離型剤01処方、GS処方、GS−H処方、1070処方、PS/−2処方、A処方、B処方、C処方、SD処方、LT処方、1010処方、1020処方、1031処方、2010処方、2080処方、2090処方、2100処方、コートフィルム離型剤処方の重剥離タイプ離型剤6040処方、6010処方、X処方、SK−1処方、AL−5処方、6050処方、T157−2処方等を使用することができる。
以下、実施例を示し、実施形態をより具体的に説明する。
転写型保護層の形成:
厚さ25μmの帝人デュポンフィルム(株)ピューレックス#70離型ポリエステルフィルムの離型面に下記組成の保護層塗布液1を厚さ6μmになるようにワイヤーバーコート法で塗布、120℃のオーブンにて3分間乾燥後、250mW/cm2の水銀灯下に30秒間放置し、保護層を形成し、図1と同様の構成を有する転写型保護層を得た。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製 ダイヤナールBR-87 6.3重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 24.6重量部
中村化学(株)A9550 0.8重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約20:80、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約97:3である。
日本合成化学 モビニール081F ・・・30重量部
水 ・・・70重量部
その後、転写型保護層とプラスチック製IDカードとを重ね、ヒートローラ、プラテンローラ、シャフトにより転写型保護層と媒体を送りながら、転写型保護層の支持体面から170℃に設定したヒートローラによって加熱及び加圧することにより、プラテンローラ上に位置する媒体の表面に転写型保護層を転写させ実施例1の保護層付きIDカード媒体を作成した。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液2を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 25.4重量部
光硬化性樹脂 共栄社化学(株) ライトエステルTB 6.2重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 0.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約97:3である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液3を使用し、保護層の膜厚を8μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 6.3重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・NPGDA 12.7重量部
東亜合成(株)アロニックスM−403 12.7重量部
光重合開始剤 BASF製 イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約20:80、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は50:50である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液4を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 3.2重量部
東亜合成(株)アロニックスM−400 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は50:50である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液5を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 共栄社化学(株)ライトアクリレートBA-104 5.1重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 1.3重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液6を使用し、保護層の膜厚を8μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 14.4重量部
積水化学工業(株)エスレックBL−S 1.4重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 12.7重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂として、アクリル樹脂ダイヤナールBR-87とポリビニラール樹脂エスレックBL−Sを用いた。熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約50:50、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液7を使用し、保護層の膜厚を6μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 11.5重量部
積水化学工業(株)エスレックBL−1 1.2重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 15.2重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 3.8重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂として、アクリル樹脂とポリビニラール樹脂を用いた。熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約40:60、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液8を使用し、保護層の膜厚を6μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 8.7重量部
(株)クラレ製Mowital・l60H 0.9重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 17.8重量部
新中村化学(株)A9550 4.4重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
上記組成中、熱可塑性樹脂として、アクリル樹脂ダイヤナールBR-87とポリビニラール樹脂Mowital・l60Hを用いた。熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約30:70、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液9を使用し、保護層の膜厚を4μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 6.3重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 20.3重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 5.1重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約20:80、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液10を使用し、保護層の膜厚を6μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 12.7重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 17.1重量部
新中村化学(株)A9550 1.9重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約40:60、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約90:10である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液11を使用し、保護層の膜厚を10μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 15.9重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・R-551 12.7重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は50:50、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液12を使用し、保護層の膜厚を10μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 15.9重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・R-712 12.7重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は50:50、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液13を使用し、保護層の膜厚を10μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 15.9重量部
光硬化性樹脂 共栄社化学(株)ライトエステルBP−2EMK 12.7重量部
共栄社化学(株) ライトアクリレートDPE−6A 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は50:50、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約80:20である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液14を使用し、保護層の膜厚を10μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 9.5重量部
光硬化性樹脂 東亜合成(株)アロニックスM−208 20.0重量部
東亜合成(株)アロニックスM−403 2.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約30:70、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約90:10である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液15を使用し、保護層の膜厚を6μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 9.5重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・R-712 22.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約30:70、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートのうち2官能アクリレートであるKAYARAD・R712)のみを使用した。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液16を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 1.9重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 4.4重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約30:70である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液17を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 28.6重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 3.1重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 0.032重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約90:10、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約99:1である。
保護層塗布液1の代わりに下記保護層塗布液18を使用し、保護層の膜厚を12μmに変更すること以外は、実施例1と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 3.2重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 8.6重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 20.0重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約10:90、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約30:70である。
転写型保護層の形成:
厚さ38μmのリンテック(株)コートフィルム1020処方ポリエステルフィルムのコート面に次に示す組成の保護層塗布液を厚さ20μmになるようにワイヤーバーコート法で塗布、120℃のオーブンにて5分間乾燥後、250mW/cm2の水銀灯下に30秒間放置し、保護層を形成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 6.3重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM−400 24.6重量部
新中村化学(株)A9550 0.8重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約20:80、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約97:3である。
東洋紡績(株)製バイロナールMD1200 30重量部
水 70重量部
その後、転写型保護層の接着層と紙製金券媒体の表面とを重ね合わせ、転写型保護層の支持体表面から180℃に設定したアイロンによって加熱及び加圧することにより、紙製金券媒体の表面に保護層を転写させ、図3と同様の構成を有する保護層付き紙製金券媒体を作成した。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液20を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 25.4重量部
光硬化性樹脂 共栄社化学(株)ライトエステルTB 6.2重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 0.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は約97:3である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液21を使用し、保護層の膜厚を20μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-87 6.3重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・NPGDA 12.7重量部
東亜合成(株)アロニックスM−403 12.7重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約20:80、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は50:50である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液22を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 3.2重量部
東亜合成(株)アロニックスM−400 3.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は50:50である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液23を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 共栄社化学(株)ライトアクリレートBA-104 5.1重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 1.3重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア651 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は80:20である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液24を使用し、保護層の膜厚を20μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 9.5重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・R-712 22.2重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約30:70、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートのうち2官能アクリレートであるKAYARAD・R712のみを使用した。
実施例21
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液25を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 25.4重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 1.9重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 4.4重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約80:20、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は30:70である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液26を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 28.6重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・R-712 3.1重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 0.032重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約90:10、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は99:1である。
保護層塗布液19の代わりに下記保護層塗布液27を使用し、保護層の膜厚を30μmに変更すること以外は、実施例16と同等にして転写型保護層を作成した。
熱可塑性樹脂 三菱レイヨン製ダイヤナールBR-83 3.2重量部
光硬化性樹脂 日本化薬(株)KAYARAD・FM-400 8.6重量部
日本化薬(株)KAYARAD・DPHA 20.0重量部
光重合開始剤 BASF製イルガキュア184 1.3重量部
溶剤 MEK(溶剤) 67.0重量部
熱可塑性樹脂と光硬化性樹脂の重量比は約10:90、2官能アクリレートまたはメタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたはメタクリレートとの重量比は30:70である。
Claims (14)
- 支持体と、該支持体上に設けられ、20:80〜80:20の重量比で配合された熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂、及び固形分比率で0.1〜20重量%の光重合開始剤を含む保護層塗布液を該支持体上に塗布乾燥した後、光照射することにより硬化された保護層とを含むことを特徴とする転写型保護層。
- 前記保護層上に接着層をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の転写型保護層。
- 前記光硬化性樹脂は、97:3〜50:50の重量比で配合された2官能アクリレートまたは2官能メタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたは3官能以上の多官能メタクリレートとからなることを特徴とする請求項1または2に記載の転写型保護層。
- 前記2官能アクリレートまたは前記2官能メタクリレートは、ビスフェノールA型またはビスフェノールF型の骨格を持つことを特徴とする請求項3に記載の転写型保護層。
- 前記3官能以上の多官能アクリレートまたは前記3官能以上のメタクリレートは、エリスリトール基をもつことを特徴とする請求項3に記載の転写型保護層。
- 支持体上に、20:80〜80:20の重量比で配合された熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂、及び固形分比率で0.1〜20重量%の光重合開始剤を含む保護層塗布液を塗布乾燥して保護層塗布層を形成する工程、該保護層塗布層に光照射して該保護層塗布層を光硬化せしめ、保護層を形成する工程を具備することを特徴とする転写型保護層の製造方法。
- 前記保護層上に接着層を形成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項7に記載の方法。
- 前記光硬化性樹脂は、97:3〜50:50の重量比で配合された2官能アクリレートまたは2官能メタクリレートと、3官能以上の多官能アクリレートまたは3官能以上の多官能メタクリレートとからなることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
- 前記2官能アクリレートまたは前記2官能メタクリレートは、ビスフェノールA型またはビスフェノールF型の骨格を持つことを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記3官能以上の多官能アクリレートまたは前記3官能以上のメタクリレートは、エリスリトール基をもつことを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 基材、
該基材上に形成された画像部、
該画像部が形成された基材表面に設けられた、接着層と、
該接着層上に設けられ、20:80〜80:20の重量比で配合された熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂、及び固形分比率で0.1〜20重量%の光重合開始剤を含む保護層塗布液を該支持体上に塗布乾燥し、光照射することにより硬化された後、該接着層と接着された保護層とを具備することを特徴とする個人認証媒体。 - 基材上に画像部を形成する工程、及び
支持体と、該支持体上に設けられ、20:80〜80:20の重量比で配合された熱可塑性樹脂及び光硬化性樹脂、及び固形分比率で0.1〜20重量%の光重合開始剤を含む保護層塗布液を該支持体上に塗布乾燥した後、光照射することにより硬化された保護層とを含む転写型保護層を用いて、該画像部上に、保護層を転写する工程を具備する個人認証媒体の製造方法。
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