JP2013068403A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機からの放熱を水の加熱に高い効率で利用することができ、運転効率を向上させることが可能なヒートポンプ給湯機を提供すること。
【解決手段】本発明のヒートポンプ給湯機は、冷媒を圧縮する圧縮機1と、冷媒と水との熱交換を行う水冷媒熱交換器2と、冷媒を膨張させる膨張弁3と、冷媒と空気との熱交換を行う空気熱交換器4とを有する冷媒回路(冷凍サイクル101)と、圧縮機1の外側に設けられ、圧縮機1の熱を水に受熱させる水熱交換器7と、水冷媒熱交換器2および水熱交換器7を経由する水の流路を有する水回路(給湯水回路201)と、水熱交換器7を覆う真空断熱材14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機に関する。
空気の熱を利用して湯を沸かすことのできるヒートポンプ給湯機が広く用いられている。ヒートポンプ給湯機のヒートポンプユニットには、圧縮機、水冷媒熱交換器、膨張弁および空気熱交換器を順次環状に接続し、冷媒が循環する冷媒回路と、空気熱交換器に外気を送風するファンとが搭載されている。ヒートポンプ給湯機で湯を沸かす沸き上げ運転時には、冷媒回路を構成する要素の中で、圧縮機表面の温度が最大温度となり、外気温度よりも高温となる。従来のヒートポンプ給湯機では、運転効率を向上させるために、圧縮機の外周にグラスウールなどの断熱材を巻き、圧縮機表面からの放熱量を低減させている。
また、下記特許文献1では、圧縮機シェルの表面に水熱交換器(圧縮機シェル熱交換器)を設置し、圧縮機からの放熱を水の加熱に利用する方法が提案されている。
特開2008−256360号公報
特許文献1に記載されたヒートポンプ給湯機では、圧縮機からの放熱を圧縮機シェル熱交換器により回収して水を加熱する。しかし、圧縮機シェル熱交換器内を通過する水の温度は、圧縮機表面温度より低いが、外気温度よりは高温となる。このため、圧縮機表面から回収した熱が再び圧縮機シェル熱交換器の表面から放出されてしまう。このようなことから、圧縮機からの放熱を効率良く水の加熱に利用できない問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、圧縮機からの放熱を水の加熱に高い効率で利用することができ、運転効率を向上させることが可能なヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係るヒートポンプ給湯機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と水との熱交換を行う水冷媒熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張弁と、冷媒と空気との熱交換を行う空気熱交換器とを有する冷媒回路と、圧縮機の外側に設けられ、圧縮機の熱を水に受熱させる水熱交換器と、水冷媒熱交換器および水熱交換器を経由する水の流路を有する水回路と、水熱交換器を覆う真空断熱材とを備えたものである。
本発明によれば、圧縮機からの放熱を水熱交換器で回収して水の加熱に利用するとともに、断熱性能の高い真空断熱材により水熱交換器を覆うことで、圧縮機から回収した熱が水熱交換器から再放熱されることを確実に抑制することができる。このため、圧縮機からの放熱を効率良く水の加熱に利用でき、ヒートポンプ給湯機の運転効率を高めることができる。また、真空断熱材が接触する水熱交換器の温度は圧縮機表面の温度より低いので、真空断熱材の熱溶着部が劣化して剥離等を生ずることを確実に抑制することができる。このため、真空断熱材の断熱性能の低下を防止することができる。また、真空断熱材に特殊な耐熱性材料を使用する必要がなく、真空断熱材のコスト増加を回避することができる。
本発明の実施の形態1のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における圧縮機、水熱交換器および真空断熱材の配置を示す断面図である。 本発明の実施の形態2のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態3のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ給湯機は、ヒートポンプユニット100と、タンクユニット200と、浴槽ユニット300とを備えている。ヒートポンプユニット100内には、圧縮機1、水冷媒熱交換器2、膨張弁3および空気熱交換器4を順次環状に接続し、冷媒が循環する冷凍サイクル(冷媒回路)101と、空気熱交換器4に外気を送風するファン5とが搭載されている。また、圧縮機1の外側(外周部)には、圧縮機1の表面から放出される熱を回収するための水熱交換器(ウォータージャケット)7が設置されている。
タンクユニット200内には、負荷側媒体である水を水冷媒熱交換器2に送水する水循環ポンプとしての沸き上げ用ポンプ6aと、貯湯タンク8とが搭載されている。貯湯タンク8内には、市水等の水源から供給される低温水が下層側に貯留され、上層側にはヒートポンプユニット100で加熱されて生成された高温水が貯留される。なお、沸き上げ用ポンプ6aは、必ずしもタンクユニット200に設置する必要はなく、ヒートポンプユニット100側に搭載してもよい。
水冷媒熱交換器2と水熱交換器7とを接続する接続配管9aと、と、貯湯タンク8の下部に設けられた取水口8aと沸き上げ用ポンプ6aとを接続する接続配管9cと、沸き上げ用ポンプ6aと水冷媒熱交換器2とを接続する接続配管9dとにより、給湯水回路(水回路)201が構成されている。
また、貯湯タンク8の上部に設けられた出湯口8cから、浴槽10内の浴槽水を追焚き(加熱または保温)するための追焚き熱交換器12を経由して、追焚き用ポンプ6bまでの間を接続する接続配管9eと、追焚き用ポンプ6bと貯湯タンク8の下部に設けられた戻し口8dとを接続する接続配管9fとにより、追焚き加熱回路202が構成されている。
また、浴槽10と浴槽循環ポンプ11とを接続する接続配管9gと、浴槽循環ポンプ11と追焚き熱交換器12とを接続する接続配管9hと、追焚き熱交換器12と浴槽10とを接続する接続配管9iとにより、追焚き負荷側回路301が構成されている。
本実施形態のヒートポンプ給湯機は、貯湯タンク8に貯留された湯(高温水)を取り出し、水源から供給される低温水と混合して混合湯を生成し、例えば風呂や流し台などに給湯する機構を更に備えているが、図1では省略している。
圧縮機1を駆動する圧縮機駆動装置は、インバータ制御のDCブラシレスモータを使用して、回転数を可変としたものとすることが好ましい。これにより、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力や温度を変化させ、圧縮機1の能力を可変とすることができる。また、複数台の圧縮機1を組み合せて、この組み合せを切換えて全体の能力を可変としても良い。また、圧縮機1の吸入側に冷媒音を低減させるサクションマフラーのような容器や、圧縮機1の吐出側に流出した潤滑油を回収する装置など、他の目的の構造を付加しても良い。このヒートポンプ式給湯機の冷媒としては、高温出湯ができる冷媒、例えば、二酸化炭素、R410A、プロパン、プロピレンなどの冷媒が適しているが、特にこれらに限定されるものではない。
ヒートポンプユニット100内には、給湯水回路201において、入水温度センサ13aが水冷媒熱交換器2の水入口側に設けられ、出湯温度センサ13bが水熱交換器7の出口側に設けられており、それぞれの設置場所の水温を計測する。また、ヒートポンプユニット100の外郭またはその近傍に設けた外気温度センサ13cは、ヒートポンプユニット100の周囲の外気温度を計測する。冷凍サイクル101において、吐出温度センサ13dが圧縮機1の出口側に、吸入温度センサ13eが圧縮機1の入口側に設けられており、蒸発温度センサ13fが空気熱交換器4の入口から中間部に設けられており、それぞれ配置場所の冷媒温度を計測する。また、タンクユニット200内の貯湯タンク8表面には貯湯温度センサ13g〜13jが設けられており、貯湯タンク8内の水温を計測する。
浴槽10には浴槽水温センサ13kが設けられ、浴槽水温を計測する。追焚き負荷側回路301において、追焚き熱交換器入水温度センサ13lが追焚き熱交換器12の入口側に設けられ、追焚き熱交換器出湯温度センサ13mが追焚き熱交換器12の出口側に設けられ、浴槽循環ポンプ11にて循環する水温をそれぞれの設置場所で計測する。
ヒートポンプユニット100内には、制御装置(制御手段)15が設けられている。この制御装置15は、各温度センサ13a〜13mなどによる計測情報や、ヒートポンプ式給湯機の使用者からリモコン装置(図示せず)などにより指示される運転指令情報の内容に基づいて、圧縮機1の運転方法、膨張弁3の開度、沸き上げ用ポンプ6a、追焚き用ポンプ6bの運転方法、浴槽循環ポンプ11の運転方法、後述の沸き上げ運転などを制御する。
次に、このヒートポンプ式給湯機における運転動作について説明する。まず、沸き上げ運転について説明する。沸き上げ運転とは、冷凍サイクル101と給湯水回路201とを動作させ、貯湯タンク8下部の取水口8aから沸き上げ用ポンプ6aで低温水を流出させて水冷媒熱交換器2および水熱交換器7に送水し、水冷媒熱交換器2で冷媒との熱交換により水を加熱し、水熱交換器7で圧縮機1の放熱により水を加熱して高温水を生成し、その高温水を貯湯タンク8上部の貯湯口8bから貯湯タンク8内に戻す動作である。
ヒートポンプユニット100の冷凍サイクル101において、圧縮機1のシェル1a内を満たす高温高圧のガス冷媒は、水熱交換器7を通過する給湯水回路201側の水に放熱(水を加熱)して、水冷媒熱交換器2に流入する。水冷媒熱交換器2に流入した冷媒は、水へ放熱しながら温度低下する。このとき高圧側冷媒圧力が臨界圧以上であれば、冷媒は超臨界状態のまま気液相転移しないで温度低下して放熱する。また、高圧側冷媒圧力が臨界圧以下であれば、冷媒は液化しながら放熱する。つまり、冷媒から放熱された熱を負荷側媒体(ここでは、給湯水回路201を流れる水)に与えることで給湯加熱(沸き上げ)を行う。給湯加熱をして水冷媒熱交換器2から流出した高圧低温の冷媒は、膨張弁3を通過する。
膨張弁3を通過した冷媒は、ここで低圧気液二相の状態に減圧される。膨張弁3を通過した冷媒は空気熱交換器4に流入し、そこで外気の空気から吸熱し、蒸発ガス化される。空気熱交換器4を出た低圧冷媒は圧縮機1に吸入されて循環し、冷凍サイクル101を形成する。
また、給湯水回路201側では、貯湯タンク8内の低温水が、沸き上げ用ポンプ6aにより貯湯タンク8下部の取水口8aから導かれ、接続配管9c,9dを通過して水冷媒熱交換器2内に搬送される。この水は、水冷媒熱交換器2内で冷媒と熱交換して加熱(沸き上げ)され、接続配管9aを通過して更に水熱交換器7内に流入して加熱される。このようにして加熱された高温水は、接続配管9bを通過して、貯湯タンク8上部の貯湯口8bから貯湯タンク8内に流入する。これにより、貯湯タンク8内は、上部が高温水で下部が低温水の状態となる。
次に、このヒートポンプ式給湯機での沸き上げ運転制御動作について説明する。まず、回転数等で制御される圧縮機1の運転容量および沸き上げ用ポンプ6aの回転数は、制御装置15で算出される加熱能力に基づいて調整される。つまり、加熱能力および出湯温度センサ13bで計測される水熱交換器7の出口における水の温度(出湯温度)が、予め定められた目標値となるように調整制御される。その目標出湯温度は、使用者からリモコン装置にて指示される運転指令情報から設定されるか、あるいはリモコン装置内もしくは制御装置15に設けられたマイコンにて過去の給湯使用量から算出される蓄熱エネルギー(貯湯量)を確保できるように設定される。また、目標出湯温度は、予め範囲が決められており、例えば65℃から90℃の範囲に設定されている。
そして、目標出湯温度範囲の最大値で所定の加熱能力を確保できれば、目標出湯温度の範囲内で所定の加熱能力を確保できる。したがって、水冷媒熱交換器2と水熱交換器7とを合わせた加熱能力である圧縮機1の回転数は、例えば外気温度と給水温度とに基づき調整することで、どのような目標出湯温度においても所定の加熱能力を確保することができる。言いかえれば、圧縮機1の出力は、どのような外部条件に対しても給湯機として要求されるお湯の温度を何時でも確保できる加熱能力を準備しており、この結果、常に所望の温度のお湯が給湯装置として得ることができる。また、圧縮機1の回転数は、耐久性の観点から上限回転数および下限回転数が設けられている。
膨張弁3の開度は、吐出温度センサ13dで計測される冷媒の吐出温度が所定値(目標吐出温度)になるように制御される。目標吐出温度は、目標出湯温度を確保できる温度とするため、目標出湯温度より高い温度、すなわち目標出湯温度+α[℃]に設定されている。値αは、例えば外気温度や目標出湯温度の関数とする。このように目標出湯温度に応じた目標吐出温度とすることで、要求された出湯温度を確保することができる。また、圧縮機1の耐久性や冷凍機油劣化などの観点から、通常、吐出温度には上限温度が設けられている。
沸き上げ用ポンプ6aの回転数は、出湯温度が目標出湯温度となるように制御される。本実施形態では、膨張弁3の開度制御により冷媒の吐出温度が目標出湯温度+α[℃]に制御される(すなわち、冷凍サイクル101側の加熱能力が一定に維持される)ため、確実に出湯温度を確保することができる。
図2は、本発明の実施の形態1における圧縮機1、水熱交換器7および真空断熱材14の配置を示す断面図である。なお、図2において、圧縮機1の詳細な内部構造等は省略して示している。図2に示すように、圧縮機1は、シェル1aを有しており、シェル1a内には、圧縮機構部1bと、圧縮機駆動装置(図示せず)とが設けられている。圧縮機構部1bには吸入配管1cが接続され、シェル1aの上部には吐出配管1dが接続されている。圧縮機1のシェル1aの外周には、水熱交換器7が設置されている。水熱交換器7の外周には、真空断熱材14が配置されている。
図2に示す水熱交換器7は、シェル1aの外周に管状部材を螺旋状に巻きつけた構成を有している。ただし、水熱交換器7は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、シェル1aの外周を円筒で覆い、シェル1aと円筒とで二重管式熱交換器を模した形状とする構成など、シェル1aの表面と水とが熱交換可能な形状であれば良い。
以下、水熱交換器7と真空断熱材14の設置による放熱量低減効果について説明する。吸入配管1cから圧縮機構部1bの圧縮室に流入した低温低圧の冷媒は、圧縮室で圧縮され、圧縮機1のシェル1a内に高温高圧の状態で流出する。シェル1a内に満たされた高温高圧の冷媒は、シェル1a外に接する水熱交換器7の内部を通過する水と熱交換して放熱し、温度が低下して、吐出配管1dより流出する。
水熱交換器7を通過する水は、圧縮機1のシェル1a内に吐出された高温高圧の冷媒と熱交換して昇温する。目標出湯温度が90℃であるとすると、制御装置15は、水熱交換器7出口の水温(出湯温度)が90℃になるように、沸き上げ用ポンプ6aの回転数を制御する。そのため、水熱交換器7の表面温度も出湯温度とほぼ同等の90℃となる。このとき、圧縮機1のシェル1a内に流出する冷媒の温度は、120℃程度となる。
上記の場合において、圧縮機1、水熱交換器7の周囲の外気温度が例えば7℃であるとすると、圧縮機1の周囲に設置された水熱交換器7と外気との温度差は約80℃となる。仮に水熱交換器7がなかったとした場合には、圧縮機1のシェル1aと外気との温度差は約110℃となる。外気への放熱量は外気との温度差に比例して大きくなる。本実施形態では、水熱交換器7を配置したことにより、外気温度との温度差を小さくし、冷凍サイクル101から外気への放熱を低減でき、エネルギーのロスを抑制することができる。また、圧縮機1のシェル1aからの放熱を水熱交換器7により回収して水の加熱に利用できるため、ヒートポンプ給湯機の運転効率を高めることができる。
上述のように、水熱交換器7を設置することで、ヒートポンプ給湯機の運転効率を高めることが可能となる。しかしながら、上記の場合において、水熱交換器7の表面温度と外気温度との温度差は約80℃であるため、この温度差を低減することで更にヒートポンプ給湯機の運転効率を向上することが可能となる。そこで、本実施形態では、水熱交換器7の表面からの放熱量を低減するために、図2に示すように、水熱交換器7の外周に真空断熱材14を配置する。
ここで、真空断熱材とは、一般に、繊維材等からなる芯材をガスバリア性フィルム(プラスチックフィルム、プラスチック金属ラミネートフィルム等)からなる外装材の中に封入し、外装材周囲を熱溶着し、内部を真空状態とした構成になっており、グラスウールなどに対して断熱性能を高めた断熱材である。真空断熱材は、その外装材周囲の熱溶着部が剥離すると、内部の真空度を維持できなくなり、断熱性能が低下する。このため、圧縮機1を断熱するために真空断熱材を用いる場合に、真空断熱材がシェル1aの表面に接触していると、シェル1aの高温により熱溶着部の劣化が進行して剥離が生じ、断熱性能が低下し易い。また、真空断熱材の外装材に特殊な耐熱性材料を使用することが必要となり、真空断熱材のコストが上昇する。
これに対し、本実施形態では、真空断熱材14は、圧縮機1のシェル1a表面に接触しておらず、水熱交換器7の外周表面に接触している。前述したように、水熱交換器7の表面温度は、シェル1a表面温度より低い。このため、真空断熱材14が水熱交換器7と接触していても、外装材の熱溶着部の劣化は抑制されるので、熱溶着部の剥離を防止することができ、真空断熱材14の断熱性能を長期間に渡って確実に維持することができる。また、真空断熱材14の外装材に特殊な耐熱性材料を使用する必要がなく、真空断熱材14のコスト増加を回避することができる。
本実施形態によれば、水熱交換器7の周囲に断熱性能の高い真空断熱材14を配置したことにより、真空断熱材14の表面温度と外気温度との温度差を例えば20〜25℃程度の小さい値に低減できるため、冷凍サイクル101から外気への放熱を大幅に低減でき、エネルギーのロスを更に抑制することができる。すなわち、圧縮機1のシェル1a表面からの放熱量の大部分を水熱交換器7にて回収して水の加熱に利用できるとともに、水熱交換器7の表面から外気への放熱を真空断熱材14によって十分に低減できるので、ヒートポンプ給湯機の運転効率を十分に向上することができる。
また、本実施形態では、給湯水回路201の水は、まず水冷媒熱交換器2で加熱され、その後、水熱交換器7で更に加熱される。これにより、次のような利点がある。前述したように、冷凍サイクル101の構成要素の中では、圧縮機1のシェル1a表面の温度が最大温度となり、水冷媒熱交換器2を流れる冷媒の温度より高くなる。このため、先に水冷媒熱交換器2で水を加熱し、その後に水熱交換器7で水を更に加熱することにより、熱交換効率を高くすることが可能となる。
実施の形態2.
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態2のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。図3に示す本実施形態のヒートポンプ給湯機は、圧縮機1のシェル1a外周に水熱交換器7が設置され、水熱交換器7の外周に真空断熱材14が配置されていることは前述した実施の形態1と同様であるが、給湯水回路201の構成が実施の形態1と異なる。本実施形態における給湯水回路201では、接続配管9aは水熱交換器7と水冷媒熱交換器2とを接続しており、接続配管9bは水冷媒熱交換器2と貯湯タンク8上部の貯湯口8bとを接続しており、接続配管9dは沸き上げ用ポンプ6aと水熱交換器7とを接続している。また、出湯温度センサ13bは水冷媒熱交換器2の出口側に設置されている。
本実施形態では、沸き上げ運転時、貯湯タンク8内の低温水が、沸き上げ用ポンプ6aにより貯湯タンク8下部の取水口8aから導かれ、接続配管9c,9dを通過して水熱交換器7内に搬送され、圧縮機1の熱により加熱される。この加熱された水は、接続配管9aを通過して更に水冷媒熱交換器2内に流入し、冷媒と熱交換して加熱される。このようにして加熱された高温水は、接続配管9bを通過して、貯湯タンク8上部の貯湯口8bから貯湯タンク8内に流入する。すなわち、本実施形態の給湯水回路201の構成では、水はまず水熱交換器7で加熱され、その後、水冷媒熱交換器2で更に加熱される。
実施の形態1と同様に、水熱交換器7を通過する水は、圧縮機1のシェル1a内に吐出された高温高圧の冷媒と熱交換して昇温する。このとき、水熱交換器7に流入する水の温度は、貯湯タンク8内に貯められた低温水の温度と同程度となる。水熱交換器7に流入した水は、圧縮機1のシェル1a内に流出する高温高圧の冷媒と熱交換して、温度が上昇する。温度が上昇した水は、水熱交換器7から水冷媒熱交換器2に流入し、圧縮機1を流出した冷媒に、目標出湯温度まで加熱されて、貯湯タンク8の貯湯口8bから貯湯される。
水熱交換器7に流入する水温が例えば9℃であるとし、圧縮機1のシェル1a内の120℃の冷媒で、水を9℃から20℃まで加熱したとする。このとき、外気温7℃に対して、水熱交換器7との温度差は約10℃となる。水熱交換器7がない場合、圧縮機1のシェル1a温度120℃と外気7℃との温度差は約110℃である。水熱交換器7を設置したことにより、実施の形態1と同様に、冷凍サイクル101の高温部と外気温度との温度差を減少させて、放熱量を低減することができる。また、放熱量を水の加熱に利用できるため、ヒートポンプ給湯機の運転効率を高めることができる。特に、本実施形態では、水熱交換器7と外気との温度差が実施の形態1よりも更に小さくなるので、冷凍サイクル101から外気への放熱ロスを更に低減することができる。
また、水熱交換器7の外周には、真空断熱材14を設置しているため、真空断熱材14の表面温度と外気温度はほぼ同等となる。このため、冷凍サイクル101から外気への放熱ロスを特に小さくすることができ、ヒートポンプ給湯機の運転効率を更に向上することができる。また、真空断熱材14が接する水熱交換器7の表面温度は、実施の形態1に比べて更に低温となるため、真空断熱材14の熱溶着部の劣化をより確実に抑制することができる。このため、真空断熱材14の熱溶着部の剥離をより確実に防止することができ、断熱性能の低下をより確実に回避することができる。
実施の形態3.
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図4は、本発明の実施の形態3のヒートポンプ給湯機を示す構成図である。図4に示すように、本実施形態のヒートポンプ給湯機では、流路切替手段としての第1の切替弁16がヒートポンプユニット100内に搭載され、流路切替手段としての第2の切替弁17がタンクユニット200内に搭載されている。接続配管9cは、貯湯タンク8の下部に設けられた取水口8aと、第1の切替弁16とを接続している。接続配管9cの途中に沸き上げ用ポンプ6a(水循環ポンプ)が配置されている。接続配管9dは、第1の切替弁16と、水冷媒熱交換器2とを接続している。接続配管9jは、第1の切替弁16と、接続配管9aの途中とを接続している。第1の切替弁16は、接続配管9cと接続配管9dとを連通させる状態と、接続配管9cと接続配管9jとを連通させる状態とに切り替え可能になっている。
接続配管9bは、水熱交換器7と、第2の切替弁17とを接続している。接続配管9mは、第2の切替弁17と、貯湯タンク8の貯湯口8bとを接続している。貯湯タンク8には、貯湯口8bと取水口8aとの間の高さに位置する箇所に、戻し口8eが設けられている。接続配管9kは、第2の切替弁17と、貯湯タンク8の戻し口8eとを接続している。第2の切替弁17は、接続配管9bと接続配管9mとを連通させる状態と、接続配管9bと接続配管9kとを連通させる状態とに切り替え可能になっている。
本実施形態では、貯湯タンク8の取水口8aと、沸き上げ用ポンプ6aと、第1の切替弁16と、水冷媒熱交換器2と、水熱交換器7と、第2の切替弁17と、貯湯タンク8の貯湯口8bとを接続配管9a〜9d,9mにより接続することにより、給湯水回路(水回路)201が構成される。このとき、第1の切替弁16は、接続配管9cと接続配管9dとを連通させる状態に切り替えられ、第2の切替弁17は、接続配管9bと接続配管9mとを連通させるように切り替えられている。
また、本実施形態では、貯湯タンク8の取水口8aと、沸き上げ用ポンプ6aと、第1の切替弁16と、水熱交換器7と、第2の切替弁17と、貯湯タンク8の戻し口8eとを接続配管9a,9b,9c,9j,9kにより接続することにより、水熱交換器7を冷却する冷却回路203が構成される。このとき、第1の切替弁16は、接続配管9cと接続配管9jとを連通させる状態に切り替えられ、第2の切替弁17は、接続配管9bと接続配管9kとを連通させるように切り替えられている。また、水熱交換器7の表面には、水熱交換器7の表面温度を検出する温度センサ13n(水熱交換器温度検出手段)が設置されている。
本実施形態では、例えば除霜運転時や、沸き上げ運転の終了直後など、圧縮機1が高温状態で沸き上げ用ポンプ6aが停止される場合に、冷却回路203に水を循環させることにより、水熱交換器7を冷却することができる。
以下では、除霜運転(デフロスト運転)の場合について説明する。除霜運転とは、空気熱交換器4に付着した霜を溶かして取り除くために行う運転である。外気温度が低いときに沸き上げ運転を実施すると、空気熱交換器4に霜が付着する。空気熱交換器4に霜が付着すると、ヒートポンプユニット100の加熱能力が低下するため、目標出湯温度が確保できなくなる場合がある。そのため、空気熱交換器4から霜を取り除く必要がある。
除霜運転では、ヒートポンプユニット100の圧縮機1が運転され、圧縮機1から吐出された高温高圧のガス状態である冷媒は、膨張弁3を通過して、空気熱交換器4に流入する。空気熱交換器4に流入した冷媒は、空気熱交換器4表面に付着する霜を溶かしながら温度が低下する。空気熱交換器4を通過し、温度が低下した冷媒は、圧縮機1に吸入されて、再循環する。除霜運転では、冷媒が水冷媒熱交換器2を通過するときの温度低下を抑制するため、沸き上げ用ポンプ6aを停止させ、水冷媒熱交換器2内に水が循環しないようにする。
上述した除霜運転の開始条件としては、例えば、外気温度センサ13cで検出される温度が2℃以下であり、圧縮機1の起動から2時間が経過しており、且つ蒸発温度センサ13fで検出される温度が−5℃以下を20秒間継続した場合に、除霜運転を開始する。除霜運転の終了条件としては、例えば、除霜運転開始から15分が経過した場合、あるいは、蒸発温度センサ13fで検出される温度が5℃以上を20秒間継続した場合に、除霜運転を終了する。
除霜運転では、圧縮機1は例えば100℃程度の高温状態となり、沸き上げ用ポンプ6aが停止して水熱交換器7内の水が循環していないため、水熱交換器7の表面温度も圧縮機1と同等の温度まで上昇する。そのため、水熱交換器7の外周に設置した真空断熱材14の内面が高温状態となる。前述したように、真空断熱材14は、高温状態にさらされると、熱溶着部の劣化が進行し、断熱性能が低下する。そこで、本実施形態では、除霜運転の際、高温による真空断熱材14の断熱性能の低下を防止するために、冷却回路203に水を循環させる、水熱交換器7の冷却運転を実施する。
水熱交換器7の冷却運転では、第1の切替弁16は接続配管9cと接続配管9jとを連通させる状態に切り替え、第2の切替弁17は接続配管9bと接続配管9kとを連通させるように切り替えることにより冷却回路203を形成し、沸き上げ用ポンプ6aを運転する。これにより、貯湯タンク8の取水口8aから冷水が流出し、この冷水が、接続配管9c、第1の切替弁16、接続配管9j、接続配管9aを通って水熱交換器7に流入する。その結果、水熱交換器7内に滞留して温度上昇した水が冷水に置換されるので、水熱交換器7の表面温度を低下させることができ、真空断熱材14の内面が高温状態となることを防止し、真空断熱材14の断熱性能の低下を確実に防止することができる。
水熱交換器7内に滞留して温度上昇した水は、水熱交換器7の冷却運転を行うことにより、接続配管9b、第2の切替弁17、接続配管9kを通って、戻し口8eから貯湯タンク8内に流入する。戻し口8eは、貯湯口8bと取水口8aとの間の高さに位置しているので、戻し口8eから流入した、温度上昇した水は、貯湯タンク8の下部の低温の水に混入することはない。このため、貯湯タンク8の下部の水温の上昇を防止することができるので、沸き上げ運転時に、例えば30〜40℃程度の中温水が水冷媒熱交換器2に流入することはない。このように、本実施形態では、ヒートポンプユニット100の運転効率を下げることなく、水熱交換器7の冷却運転を実施することができる。なお、戻し口8eの位置は、貯湯タンク8の高さ方向の中間より上側の位置であることが好ましい。これにより、戻し口8eから流入した、温度上昇した水が、貯湯タンク8の下部の低温の水に混入することをより確実に防止し、貯湯タンク8の下部の水温の上昇をより確実に防止することができる。
上述した水熱交換器7の冷却運転の開始条件および終了条件としては、例えば、温度センサ13nにより検出される水熱交換器7の表面温度が第1の所定温度以上になった場合には沸き上げ用ポンプ6aを運転して冷却回路203の水の循環を開始し、温度センサ13nにより検出される水熱交換器7の表面温度が上記第1の所定温度より低い第2の所定温度以下に低下した場合には沸き上げ用ポンプ6aを停止して冷却回路203の水の循環を停止すればよい。または、除霜運転の開始後、所定の時間間隔で間欠的に冷却運転を行うようにしてもよい。これらの方法によれば、水熱交換器7の表面温度が高温になる前に冷却運転を確実に実行することができ、真空断熱材14の内面温度が高温状態となることを確実に防止することができる。
以上では、除霜運転の実行時に水熱交換器7の冷却運転を行う場合について説明したが、沸き上げ運転の終了後にも水熱交換器7の冷却運転を行うことが好ましい。沸き上げ運転の終了直後、圧縮機1は例えば100℃程度の高温状態であるので、沸き上げ用ポンプ6aが停止して水熱交換器7内の水が滞留すると、水熱交換器7の表面温度も圧縮機1と同等の温度まで上昇する。そのため、水熱交換器7の外周に設置した真空断熱材14の内面が高温状態となる。このことを防止するため、沸き上げ運転の終了後、第1の切替弁16および第2の切替弁17を切り替えて冷却回路203を形成し、沸き上げ用ポンプ6aを運転して、水熱交換器7の冷却運転を行うことが好ましい。これにより、沸き上げ運転の終了後に真空断熱材14の内面温度が高温状態となることを確実に防止し、真空断熱材14の断熱性能の低下を確実に防止することができる。この場合の水熱交換器7の冷却運転の開始条件および終了条件は、例えば、上記と同様に、温度センサ13nにより検出される水熱交換器7の表面温度に基づいて判断することが好ましい。
1 圧縮機
1a シェル
1b 圧縮機構部
1c 吸入配管
1d 吐出配管
2 水冷媒熱交換器
3 膨張弁
4 空気熱交換器
5 ファン
6a 沸き上げ用ポンプ
6b 追焚き用ポンプ
7 水熱交換器
8 貯湯タンク
8a 取水口
8b 貯湯口
8c 出湯口
8d,8e 戻し口
9a〜9k,9m 接続配管
10 浴槽
11 浴槽循環ポンプ
12 追焚き熱交換器
13a 入水温度センサ
13b 出湯温度センサ
13c 外気温度センサ
13d 吐出温度センサ
13e 吸入温度センサ
13f 蒸発温度センサ
13g〜13j 貯湯温度センサ
13k 浴槽水温センサ
13l 熱交換器入水温度センサ
13m 追焚き熱交換器出湯温度センサ
13n 温度センサ
14 真空断熱材
15 制御装置
16 第1の切替弁
17 第2の切替弁
100 ヒートポンプユニット
101 冷凍サイクル
200 タンクユニット
201 給湯水回路
202 追焚き加熱回路
203 冷却回路
300 浴槽ユニット
301 追焚き負荷側回路

Claims (11)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と水との熱交換を行う水冷媒熱交換器と、冷媒を膨張させる膨張弁と、冷媒と空気との熱交換を行う空気熱交換器とを有する冷媒回路と、
    前記圧縮機の外側に設けられ、前記圧縮機の熱を水に受熱させる水熱交換器と、
    前記水冷媒熱交換器および前記水熱交換器を経由する水の流路を有する水回路と、
    前記水熱交換器を覆う真空断熱材と、
    を備えるヒートポンプ給湯機。
  2. 前記水回路は、水が前記水冷媒熱交換器を通過した後に前記水熱交換器を通過するように構成されている請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記水回路は、水が前記水熱交換器を通過した後に前記水冷媒熱交換器を通過するように構成されている請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 前記水冷媒熱交換器および前記水熱交換器により加熱された水の温度を検出する出湯温度検出手段と、
    前記水回路に設けられた水循環ポンプと、
    前記出湯温度検出手段により検出される温度が目標温度となるように前記水循環ポンプの作動を制御する制御手段と、
    を備える請求項1乃至3の何れか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記水冷媒熱交換器を経由せずに前記水熱交換器を経由する経路で水を循環させる冷却回路を備え、該冷却回路に水を循環させることにより前記水熱交換器を冷却可能である請求項1乃至4の何れか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  6. 貯湯タンクを備え、
    前記冷却回路は、前記貯湯タンクに設けられた取水口から取り出した水を、前記水熱交換器を経由させて、前記貯湯タンクに設けられた戻し口から前記貯湯タンク内に戻す回路である請求項5記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 前記水熱交換器の温度を検出する水熱交換器温度検出手段を備え、
    前記水熱交換器温度検出手段により検出された温度が第1の所定温度以上になった場合には前記冷却回路の水の循環を開始し、前記水熱交換器温度検出手段により検出された温度が前記第1の所定温度より低い第2の所定温度以下に低下した場合には前記冷却回路の水の循環を停止する請求項5または6記載のヒートポンプ給湯機。
  8. 前記水回路に水を流通させて前記水冷媒熱交換器および前記水熱交換器により水を加熱する沸き上げ運転の終了後に、前記冷却回路に水を循環させて前記水熱交換器を冷却する請求項5乃至7の何れか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  9. 前記空気熱交換器に付着した霜を除去する除霜運転の実行時に、前記冷却回路に水を循環させて前記水熱交換器を冷却する請求項5乃至7の何れか1項記載のヒートポンプ給湯機。
  10. 前記空気熱交換器に付着した霜を除去する除霜運転の開始後、所定の時間間隔で間欠的に前記冷却回路に水を循環させる請求項5または6記載のヒートポンプ給湯機。
  11. 前記冷媒が二酸化炭素である請求項1乃至10の何れか1項記載のヒートポンプ給湯機。
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