JP2013067250A - 軌陸車の非常操作装置 - Google Patents

軌陸車の非常操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013067250A
JP2013067250A JP2011206489A JP2011206489A JP2013067250A JP 2013067250 A JP2013067250 A JP 2013067250A JP 2011206489 A JP2011206489 A JP 2011206489A JP 2011206489 A JP2011206489 A JP 2011206489A JP 2013067250 A JP2013067250 A JP 2013067250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
cock
lever
cocks
levers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011206489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5767924B2 (ja
Inventor
Hisao Tamai
久雄 玉井
Masanori Oshima
正則 大島
Kunihiro Kiuchi
国博 木内
Koji Sakata
浩司 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tadano Ltd filed Critical Tadano Ltd
Priority to JP2011206489A priority Critical patent/JP5767924B2/ja
Publication of JP2013067250A publication Critical patent/JP2013067250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5767924B2 publication Critical patent/JP5767924B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】非常用コックのレバーが正常位置に位置しているのか、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているのかが一目で分かる軌陸車の非常操作装置を提供する。
【解決手段】軌陸車の作業装置のアクチュエータに油圧回路によって供給された作動油を非常時にタンクへ戻す非常用コックコック122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dを少なくとも備えた非常操作装置において、正常時に、前記非常用コックと非常用遮断コックと非常用接続コックのレバーレバー121L〜128Lの全ての向きを同一方向に設定した。
【選択図】図3

Description

この発明は、軌陸車の油圧回路に設けた複数の非常用コックを備えた軌陸車の非常操作装置に関する。
従来から、複数の非常用コックを備えた軌陸車の油圧回路が知られている(特許文献1参照)。
かかる油圧回路は、主油圧ポンプと、油圧アクチュエータと、主油圧ポンプからアクチュエータに作動油を供給しまたはアクチュエータからオイルタンクに作動油を戻すための主管路と、主管路を開閉する主開閉制御弁と、この主開閉制御弁とアクチュエータとの間の主管路に設けた閉止弁(非常用コック)と、閉止弁とアクチュエータとの間の主管路から分岐して油圧ポンプに連通する副管路とを備え、この副管路の一部を非常用ホースで構成し、この非常用ホースを着脱可能に設けたものである。
ところで、正常時には、非常用ホースを副管路から外しており、非常用コックを開成して主油圧ポンプによってアクチュエータに作動油を供給してアクチュエータを駆動させている。
特開平9−2795号公報
このような油圧回路にあっては、非常時には非常用コックを閉成し、非常用ホースを副管路に接続するが、軌陸車にはアウトリガー用のアクチュエータ、ブームの伸縮用や起伏用のアクチュエータ、転車台用のアクチュエータ、鉄輪用のアクチュエータなどの多くのアクチュエータがあり、各アクチュエータごとに非常用コックが設けられている。
しかし、正常時における非常用コックのレバーの向きがそれぞれまちまちであり、どの非常用のコックのレバーが正常位置に位置しているのか、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているのか分からないという問題があった。
この発明の目的は、非常用コックのレバーが正常位置に位置しているのか、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているのかが一目で分かる軌陸車の非常操作装置を提供することにある。
請求項1の発明は、軌陸車の作業装置のアクチュエータに油圧回路によって供給された作動油を非常時にタンクへ戻す複数の非常用コックを少なくとも備えた軌陸車の非常操作装置において、
正常時に、前記複数の非常用コックのレバーの全ての向きを同一方向に設定したことを特徴とする。
請求項2の発明は、非常時に作動させる手動ポンプと、
メインポンプから吐出される圧油を前記アクチュエータへ供給するための主管路に設けられ且つ非常時に閉成する遮断コックと、
この遮断コックと前記アクチュエータとの間の主管路と、前記手動ポンプとを接続した副管路に設けられ且つ非常時に開成する接続コックとを有し、
正常時に、前記遮断コックのレバーと、接続コックのレバーとを前記同一方向に設定したことを特徴とする。
請求項3の発明は、非常時に、前記レバーの全てを、前記同一方方向と異なる他の同一方向へ向けることを特徴とする。
請求項4の発明は、正常時に、前記レバーの全ての向きを下向きにしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、正常時に、複数の非常用コックのレバーの全ての向きを同一方向に設定したので、非常用コックのレバーが正常位置に位置しているのか、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているのかが一目で分かる。
請求項2の発明によれば、遮断コックのレバーと接続コックのレバーとが正常位置に位置しているのか、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているのかが一目で分かる。
請求項3の発明によれば、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているレバーと正常位置にあるレバーとが混在していても、どのレバーが正常位置を向いているかが混乱して分からなくなってしまうことがない。
請求項4の発明によれば、正常時に、レバーの全ての向きを下向きに設定したので、どのレバーが正常位置にあり、どのレバーがもどし忘れやいたずらされたかが非常に分かり易いものとなる。
この発明に係る軌陸車を示した側面図である。 図1に示す軌陸車の油圧回路の主要部を示した説明図である。 非常用コックの正常時におけるレバーの向きを示した説明図である。 他の非常用コックの正常時におけるレバーの向きを示した説明図である。 故障した状況に応じて操作するレバーを決定するフローの説明図である。 第2実施例を示した非常用コックを示した斜視図である。 第2実施例の非常用コックを示した正面図である。
以下、この発明に係る軌陸車の非常操作装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1は、非常操作装置を搭載した軌陸車1を示す。この軌陸車1は、シャーシフレーム2と、このシャーシフレーム2に設けたサブフレーム3とを有し、シャーシフレーム2の前部には運転キャビン4が設けられている。
サブフレーム3には、水平旋回可能な旋回台11が取り付けられており、旋回台11には伸縮自在なブーム12が起伏可能に取り付けられている。ブーム12の先端部には作業台13が取り付けられている。
シャーシフレーム2の前後左右には4つのタイヤ5と4つの鉄輪6a〜6dがそれぞれ取り付けられており、また、シャーシフレーム2には下方に伸長する転車台(図示せず)が取り付けられている。
転車台は、下方に伸長することにより車体を持ち上げ、この状態で車体を水平方向に回転させることができるようになっている。
また、軌陸車1は、ブーム12を起伏させる起伏シリンダ(アクチュエータ)8と、ブーム12を伸縮させる図示しない伸縮シリンダ(アクチュエータ)と、転車台を伸縮させる図1において図示しない転車台シリンダ(アクチュエータ)130(図2参照)と、鉄輪6a〜6dを保持した鉄輪保持サポート7a〜7d(図1において、7b,7dは図示していない)を張り出させて鉄輪6a〜6dをレールRの上に載せる揺動シリンダ(アクチュエータ)120a〜120d(図2参照)などとを備えている。
図2は軌陸車1の油圧回路を示す。この油圧回路は、メインポンプ100と、電動ポンプ(非常用ポンプ)101と、手動ポンプ(非常用ポンプ)102と、制御弁110〜113と、鉄輪保持サポート7a〜7dを揺動させる揺動シリンダ120a〜120dと、転車台シリンダ130等とを有している。
メインポンプ100から吐出される圧油は、制御弁110〜112を介して各揺動シリンダ120a〜120dと転車台シリンダ130へ供給されるようになっている。
揺動シリンダ120aには非常用コック121a,122aが接続され、揺動シリンダ120bには非常用コック123b,124bが接続されている。また、揺動シシリンダ120cには非常用コック125c,126cが接続され、揺動シリンダ120dには非常用コック127d,128dが接続されている。非常用コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dは非常時に各シリンダの作動油をタンク160へ戻すためのコックである。
転車台シリンダ130には非常用コック131a,131bが接続されている。非常用コック131a,131bも非常時に転車台シリンダ130の作動油をタンク160へ戻すためのコックである。
図2において、140は制御弁110の上流側に接続された非常用コックである遮断コック(非常用遮断コック)、141はアンロードバルブである。
手動ポンプ(非常用ポンプ)102は、副管路145によって遮断コック140と制御弁110との間の主管路146に接続されている。副管路145には、チェックバルブ150と非常用コックである接続コック(非常用接続コック)151とチェックバルブ152とが設けられている。
電動ポンプ(非常用ポンプ)101は、切換弁170及びチェックバルブ171を介して主管路146のチェックバルブ172の下流側に接続されている。
180は電動ポンプ101から吐出される圧油を油圧取出口181に供給する切換弁である。201〜206は非常用のホースを接続するためのクイックジョイントである。
非常用コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dと、非常用コック131a,131b,174と、遮断コック140と、接続コック151とで軌陸車の非常操作装置が構成される。
図3に示すように、非常用コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dのレバー121L〜128Lと非常用コック131a,131bのレバー131La,131Lbは正常時に下方に向けられており、非常時には右方向へ回動操作させるように設定されている。また、各レバー121L〜128L、131La,131Lbは赤色に塗られており、レバー121L〜128Lにはコック名(図示せず)が記載されている。同様に、レバー131La,131Lbにはコック名が記載されている。
同様に、図4に示すように、非常用コック174と遮断コック140と接続コック151の各レバー174L,140L,151Lは正常時に下方に向けられており、非常時には右方向へ回動操作させるように設定されている。また、レバー151L,140Lは青色に塗られ、レバー174Lは黄色に塗られている。レバー174L,140L,151Lにコック名(図示せず)が記載されている。
[作 動]
次に、上記のように構成される軌陸車1の非常操作装置の作動を図5に示すフロー図を参照しながら説明する。図5に示すフロー図は軌陸車1に備えさせておく。
正常時には、メインポンプ100から吐出された圧油は、切換弁110〜112を介して各揺動シリンダ120a〜120dや転車台シリンダ130などへ供給されて、軌陸車1の所望の作動が実行されていく。この場合、遮断コック140は開成され、接続コック151及び非常用コック174は閉成され、アンロードバルブ141は閉成されている。なお、正常時では、図3及び図4に示すように各レバーレバー121L〜128L、レバー131La,131Lb、レバー174L,140L,151Lは下方に向けられている。
いま、例えばメインポンプ100が故障した場合、油圧部品(油圧バルブ,配管,ホースなど)が正常であれば、メインポンプ100を停止させて電動ポンプ101を駆動させる。この電動ポンプ101から吐出される圧油は切換弁170及びチェックバルブ171を介して主管路146へ供給され、さらに、遮断コック140及び切換弁110〜112を介して各揺動シリンダ120a〜120dや転車台シリンダ130等に供給されるので、軌陸車1の所望の作動を実行させることができることになる。
すなわち、メインポンプ100だけが故障した場合には、非常用の電動ポンプ101を駆動させるだけでよい。
電動ポンプ101が故障していた場合(メインポンプも故障し、油圧部品が正常の場合)、オペレータは、図5に示すフロー図の青色の矢印Y1を見ればよいことが分かり、青色枠W1に記載されている遮断コック(メインポンプ回路遮断コック)140のレバー140Lと接続コック(手動ポンプ回路接続コック)151のレバー151Lを操作すればよいことが分かることになる。
オペレータは、遮断コック140のレバー140Lと接続コック151のレバー151Lを図4に示す実線の位置から鎖線の位置へ回動操作する。これにより、遮断コック140は閉成され、接続コック151は開成される。
そして、手動ポンプ102を操作すれば、手動ポンプ102からの圧油はチェックバルブ150と接続コック151とチェックバルブ152を介して主管路146へ供給される。主管路146へ供給された圧油は切換弁110〜112の制御により、揺動シリンダ120a〜120dや転車台シリンダ130等に各シリンダごとに一つづつ供給させて必要な作動を一つづつ実行させていく。
ところで、図5に示すフロー図の青色枠W1内には操作するコック名が記載されており、また、青色枠W1内に記載されている遮断コック140のレバー140Lと接続コック151のレバー151Lは青色に着色されているので、オペレータは、メインポンプ100と電動ポンプ101が故障した場合、図5に示すフロー図を見れば、どのレバーを操作すればよいかが一目で分かることになる。
メインポンプ100と電動ポンプ101だけが故障した場合には、油圧部品が正常なので、制御弁110と遮断コック140との間の主管路146へ手動ポンプ102で圧油を供給するものである。
メインポンプ100が故障し油圧部品が故障した場合、電動ポンプ101が正常のときには、軌陸車1に備え付けの非常用ホース(図示せず)の一端部を油圧取出口181に接続し、その非常用ホースの他端部を例えばクイックジョイント201,202に接続する。そして、切換弁170及び切換弁180を切り換えて、電動ポンプ101からの圧油を直接揺動シリンダ120aへ供給するようにする。
これは、切換弁110〜112が使用できない可能性があるので、非常用ホースを使用して電動ポンプ101により圧油を直接揺動シリンダ120aへ供給するものである。
メインポンプ100が故障し、油圧部品が故障した場合であって、電動ポンプ101も故障した場合、各アクチュエータが正常のとき、すなわち、各揺動シリンダ120a〜120dや転車台シリンダ130などが正常なとき、オペレータは図5に示すフロー図の黄色の矢印Y2を見ればよいことが分かり、黄色枠W2内に記載さされている手動ポンプ油圧取出コックである非常用コック174を操作すればよいことが分かる。
図5に示すフロー図の黄色枠W2内には、黄色に着色され、この枠W2に操作するコック名が記載されており、図4に示すように非常用コック174のレバー174Lは黄色に着色されているので、オペレータは、メインポンプ100と油圧部品と電動ポンプ101とが故障し、各アクチュエータが正常の場合、図5に示すフロー図を見れば、どのレバーを操作すればよいかが一目で分かることになる。
メインポンプ100と油圧部品と電動ポンプ101とが故障した場合であって、各アクチュエータが故障したとき、すなわち、各揺動シリンダ120a〜120dや転車台シリンダ130などが故障したとき、オペレータは図5に示すフロー図の赤色の矢印Y3を見ればよいことが分かり、赤色枠W3内に記載されている鉄輪格納コック(非常用コック)121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dのレバー121L〜128Lを図3に示す実線位置から鎖線位置へ回動操作する。これにより、鉄輪格納コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dは開成される。
そして、軌陸車1に装備した図示しないチェーンブロック(登録商標)の一端を鉄輪保持サポート7a〜7dに引っ掛け、その他端を軌陸車1の車体に引っ掛けてチェーンブロックのレバー操作により各鉄輪6a〜6d毎に格納させていく。
次いで、赤色枠W3内に記載されている転車台格納コック(非常用コック)131aのレバー131Laを図3に示す実線の位置から鎖線の位置へゆっくり回動操作する。これにより、転車台格納コック131aは開成される。
次に、赤色枠W3内に記載されている転車台格納コック(非常用コック)131bのレバー131Lbを図3に示す実線の位置から鎖線の位置へゆっくり回動操作する。これにより、転車台格納コック131bは開成される。
転車台格納コック131a,131aの開成により、軌陸車1はゆっくり下降してタイヤ5が地面に接地される。
ところで、図5に示すフロー図の赤色枠W3内に記載されている転車台格納コック131a,131bのレバー131La,131Lbと、鉄輪格納コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dのレバー121L〜128Lは、図3に示すように赤色に着色されているので、オペレータは、メインポンプ100と油圧部品と電動ポンプ101と各アクチュエータが故障した場合、図5に示すフロー図を見れば、どのレバーを操作すればよいかが一目で分かることになる。
このように、故障状態に対応して操作する非常コックのレバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lを色分けしたので、その故障状態に応じて、例えば中央司令室からオペレータに電話などで操作するレバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lを容易に指示することができる。
上記実施例では、図3及び図4に示すように、正常時に各レバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lが下方に向けられているので、どのレバーが正常位置に位置していないか、もどし忘れやあるいはいたずらや誤ってレバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lが回動操作されているのかが一目で分かることになる。つまり、各レバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lが正常位置にあるか否かの確認が容易となる。
また、非常時のレバーの向きも全て同一方向に設定してあるので、もどし忘れやいたずらや誤操作されて非常用の位置に回動操作されているレバーと正常位置にあるレバーとが混在していても、どのレバーが正常位置を向いているかが混乱して分からなくなってしまうことがない。
もどし忘れや誤操作やいたずらの判断だけの目的の場合には、レバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lを着色する必要はない。また、レバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lを正常時に下方に向けているが、必ずしも下方である必要はなく、同一方向であればどのような方向であってもよい。また、非常時に操作するレバーの方向も同一である必要はない。
また、上記実施例では、全てのレバー121L〜128L,131La,131Lb,140L,151L,174Lを下向きにしているが、例えば、数の多い鉄輪格納コック121a,122a,123b,124b,125c,126c,127d,128dのレバー121L〜128Lだけであってもよい。
[第2実施例]
図6及び図7は第2実施例を示したものである。この第2実施例では、非常用コック121aの一方の管部にリング300を取り付け、このリング300を通してレバー121Lに環状のファスナー301を巻回させたものである。ファスナー301によってレバー121Lが弱い力では鎖線位置へ回動操作されないように規制するものである。なお、実線で示すレバー121Lの位置が正常時の位置であり、非常時に鎖線位置へ移動させるものである。
他の非常用コック122a,123b,124b,125c,126c,127d,128d,コック131a,131a,140,151,174にも同様にしてリング300とファスナー301を取り付ける。
所定以上の力でレバー121Lを鎖線位置の方向へ回動させると、ファスナー301は切れてレバー121Lは鎖線位置へ回動操作することができるようになっている。
第2実施例によれば、ファスナー301が切れているかどうかで正常な位置に有るかどうかを判断することができる。また、レバー121Lの回動操作はファスナー301によって規制されるため、意図しない誤操作を防止することができる。さらに、非常時には工具などを使用しなくてもレバー121Lを回動操作することができる。
ファスナー301は、市販性の例えばナイロン製などのバンドで構成すれば、切れた場合でも修復(交換)が容易となる。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
1 軌陸車
100 メインポンプ
101 電動ポンプ(非常用ポンプ)
102 手動ポンプ(非常用ポンプ)
121a,122a 非常用コック
123b,124b 非常用コック
125c,126c 非常用コック
127d,128d 非常用コック
121L〜128L レバー

Claims (4)

  1. 軌陸車の作業装置のアクチュエータに油圧回路によって供給された作動油を非常時にタンクへ戻す複数の非常用コックを少なくとも備えた軌陸車の非常操作装置において、
    正常時に、前記複数の非常用コックのレバーの全ての向きを同一方向に設定したことを特徴とする軌陸車の非常操作装置。
  2. 非常時に作動させる手動ポンプと、
    メインポンプから吐出される圧油を前記アクチュエータへ供給するための主管路に設けられ且つ非常時に閉成する遮断コックと、
    この遮断コックと前記アクチュエータとの間の主管路と、前記手動ポンプとを接続した副管路に設けられ且つ非常時に開成する接続コックとを有し、
    正常時に、前記遮断コックのレバーと、接続コックのレバーとを前記同一方向に設定したことを特徴とする請求項1に記載の軌陸車の非常操作装置。
  3. 非常時に、前記レバーの全てを、前記同一方方向と異なる他の同一方向へ向けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軌陸車の非常操作装置。
  4. 正常時に、前記レバーの全ての向きを下向きにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の軌陸車の非常操作装置。
JP2011206489A 2011-09-21 2011-09-21 軌陸車の非常操作装置 Active JP5767924B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011206489A JP5767924B2 (ja) 2011-09-21 2011-09-21 軌陸車の非常操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011206489A JP5767924B2 (ja) 2011-09-21 2011-09-21 軌陸車の非常操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013067250A true JP2013067250A (ja) 2013-04-18
JP5767924B2 JP5767924B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=48473512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011206489A Active JP5767924B2 (ja) 2011-09-21 2011-09-21 軌陸車の非常操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5767924B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08178121A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Takeda Shoji Kk 開閉弁
JPH08178122A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Takeda Shoji Kk 開閉弁
JPH092795A (ja) * 1995-06-21 1997-01-07 Aichi Corp 作業車用油圧回路
JP2008302787A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Tadano Ltd 軌陸車の軌道走行用油圧回路

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08178121A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Takeda Shoji Kk 開閉弁
JPH08178122A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Takeda Shoji Kk 開閉弁
JPH092795A (ja) * 1995-06-21 1997-01-07 Aichi Corp 作業車用油圧回路
JP2008302787A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Tadano Ltd 軌陸車の軌道走行用油圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP5767924B2 (ja) 2015-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9285023B2 (en) Hydraulic drive of operating machine
US20160319514A1 (en) Control Apparatus for Hydraulic Heavy Machinery
AU2016219668B2 (en) A vacuum lift attachment
JP5767924B2 (ja) 軌陸車の非常操作装置
JP5911687B2 (ja) 作業車の油圧回路
JP3145668B2 (ja) 油圧式建設機械の非常脱出装置と非常脱出方法
JP2006516522A (ja) 流体継手手段を備えた工具保持具
KR20080101970A (ko) 중장비의 작업장치 제어용 유압부품 장착구조
US20230035386A1 (en) Combined dirt collector and cutout cock having controlled venting
JPH08650U (ja) 緊急時用脱出ユニット
JP2002005122A (ja) 油圧モータの駆動装置
CN107328526A (zh) 一种轨道车淋雨试验装置
JP2006292072A (ja) 急速継手装置
JPH092795A (ja) 作業車用油圧回路
JP6541457B2 (ja) 油圧式作業機
JP4163522B2 (ja) 建設機械
JP5032073B2 (ja) 作業機のブーム作動用油圧回路
JP2000110801A (ja) 油圧ポンプユニット
CN211621767U (zh) 液压挖掘机回转制动解锁装置
JP2004036635A (ja) 建設機械のクイックヒッチ油圧回路
US20110095249A1 (en) Hydraulic crane system for lifting a crane on a vehicle
JP2000064345A (ja) 建設機械の作業装置
JP2009263061A (ja) クレーンの制御油圧回路
JP6992304B2 (ja) 作業機械
JP3028653U (ja) トラッククレーンにおけるジブの起伏伸縮装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5767924

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250