JP2013066533A - 薬剤照合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、分包袋中の全ての薬剤の種類の撮像を確実に表示することができる薬剤照合装置を提供することを目的とするものである
【解決手段】薬剤照合装置1は、分包袋A内に収納された薬剤Bを撮像するための撮像装置2と、画像を確認して錠剤の認識を行う画像確認監査制御部3と、処方箋読み取り装置4とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤照合装置に関する。詳しくは、分包袋に収納された錠剤等の薬剤の照合を行う薬剤照合装置に係るものである。
従来より、病院薬局等においては、患者に投与する錠剤を1回分ずつ分包するために各種の錠剤分包機が用いられている。特に、大規模病院の薬局等においては全自動型の錠剤分包機が用いられ、省力化が図られている。
ここで、このような錠剤分包機を用いて錠剤分包を行った場合においても最終的に薬剤師による照合が行われる。具体的には、各分包袋に処方箋通りの適正な種類及び錠数の錠剤が収容されているか否かを照合する作業が義務付けられている。
この薬剤師による錠剤の確認作業では、極めて多様の形状、色、大きさ等を有する錠剤の種類と錠数とを迅速かつ正確に判別することが要求されるために、薬剤師への負担が極めて大きいのが現状である。
そこで、このような薬剤師の負担を軽減すべく、分包袋中の錠剤の種類および錠数を自動認識する装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
具体的には、特許文献1に記載された薬剤監査支援システムでは、図7に示すように、バーコードリーダー101で薬袋から読み取ったバーコード(処方箋コード)を基に、操作卓102のデータベースから処方箋関連データを取得する。
また、撮像装置103によって、薬袋から取り出された分包袋中の錠剤のカラー反射画像を取得し、表示装置104の画面上に、処方箋関連データと錠剤画像を同時に表示する構成とする。
これにより、最初の分包袋中の錠剤影画像を取得することで、その分包袋中の錠剤数の計数を行うものである。
特開平9−253163号公報
しかしながら、特許文献1に記載された薬剤監査支援システムにおける撮像装置では、分包袋中の錠剤影画像を取得することで錠剤数の計数を行うものであり、錠剤に記載された薬剤の名称を読み取ることを目的とするものではない。
従って、分包袋中の錠剤数の照合を行うことは可能ではあるが、これらの錠剤が処方箋通りの薬剤(メーカー名、成分)であるかどうかの照合を行うことはできない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、処方箋と分包袋中の薬剤との照合を実現可能とした薬剤照合装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る薬剤照合装置は、分包袋に収容された薬剤の画像を少なくとも2方向から撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像された画像を表示する表示手段と、薬剤情報を登録可能に構成された薬剤情報登録手段と、前記分包袋に収容された薬剤に対応する処方箋に表示された薬剤の識別情報を読み取る処方箋読取手段と、該処方箋読取手段で読み取られた薬剤の識別情報に基づいて、前記薬剤情報登録手段から薬剤情報を読み出す読出手段と、前記撮像手段で撮像された画像と、前記読出手段で読み出された薬剤情報とを照合する照合手段とを備える。
ここで、分包袋に収容された薬剤の画像を少なくとも2方向から撮像する撮像手段で撮像された画像を表示する表示手段によって、分包袋中の薬剤に表示された識別コード等を表示することができる。
また、撮像手段で撮像された画像と、読出手段で読み出された薬剤情報とを照合する照合手段によって、分包袋中のどの薬剤が処方箋読取手段で読み取られた薬剤の識別情報と適合するかを確認することができる。
また、撮像手段は、少なくとも2個の撮像部と照明部を備える場合には、分包袋内に収容された薬剤を照明部で照射することで、鮮明な画像を撮像することができる。更に、少なくとも2個の撮像部で分包袋を、その上面および下面から撮像することが可能となるために、分包袋内に収納された薬剤に付された識別コード等を漏れなく撮像することができる。
また、撮像手段は、仕切り板を設けることで筺体内に上部撮像空間部及び下部撮像空間部を形成する場合には、これにより分包袋に収納された薬剤を、その上面、あるいは下面から撮像することができる。
更に、照明部がLED素子で構成された場合には、照射熱による薬剤への悪影響を防止するとことができる。
また、仕切り板に、照明部からの光が吸収可能とされた光吸収面を形成する場合には、光吸収面上の薬剤のみに光が反射することで背景色とコントラストの大きい鮮明な画像を撮像することができる。
また、仕切り板上に、裸状の薬剤が収納可能にされた透明状の持参薬用トレーを載置可能に構成された場合には、患者が持参した薬剤を撮像することで、薬剤情報を容易に確認することができる。
本発明の薬剤照合装置によれば、処方箋と分包袋内の薬剤との照合を、画像を見ながら確実に行うことが可能となる。
本発明を適用した薬剤照合装置の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した薬剤照合装置の持参薬用トレーを説明するための模式図である。 本発明を適用した薬剤照合装置の撮像装置の動作の一例を説明するための模式図である。 本発明を適用した薬剤照合装置の他の例を説明するための模式図である。 本発明を適用した薬剤照合装置の他の持参薬用トレーを説明するための模式図である。 本発明を適用した薬剤照合装置の撮像装置の動作の他の例を説明するための模式図である。 従来の錠剤薬剤照合装置の一例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明を適用した薬剤照合装置の一例を説明するための模式図である。
ここで示す薬剤照合装置1は、分包袋A内に収納された薬剤Bを撮像するための撮像装置2と、画像を確認して錠剤の認識を行う画像確認監査制御部3と、処方箋読み取り装置4とから構成されている。
ここで、撮像装置2は、横長状の筺体30内面が黒色塗装等で暗幕に形成されると共に、筺体30内が透明状のアクリル板等の仕切り板5で上部撮像空間部6及び下部撮像空間部7に区分されている。
また、筺体30の一方の側面8の仕切り板5の上面位置には、分包袋Aの幅長さを有し、分包袋Aが挿入可能とされる投入口9が開口される。更に、他方の側面8Aの仕切り板5の上面位置には分包袋Aの幅長さを有し、分包袋Aが送出可能とされる送出口10が開口されている。
また、仕切り板5の上面には、投入口9から送出口10の開口端に沿ってガイト部11が突設形成されている。
また、筺体30内の上部撮像空間部6の投入口9側の上部には、所定の光学系とCCD等の撮像素子を用いて構成される撮像部12が配置されている。更に、筺体3内の下部撮像空間部7の送出口10の下部には撮像部12Aが配置されている。この撮像部12Aは、撮像部11と同様に所定の光学系とCCD等の撮像素子を用いて構成される。
また、撮像部12、12Aの周囲にはLED灯13、13Aが配置され、このLED灯13、13Aからの出光で仕切り板5の上面、あるいは下面を照射する構成とされている。
更に、撮像部12の下方の仕切り板5の上面が黒塗装による光吸収面14に形成されている。また、撮像部12Aの上方の仕切り板5の下面には、分包袋Aより大とされる開口部(図示せず。)が切欠開口されている。この開口部を覆うように、開口部の上方には黒塗装による光吸収面14が形成された遮光板部16が架設されている。
また、図2は(図2(A)は本発明を適用した薬剤照合装置の持参薬用トレーの動作の一例を説明するための模式図を示し、図2(B)は本発明を適用した薬剤照合装置の持参薬用トレーの動作の他の例を説明するための模式図を示す。)本発明を適用した薬剤照合装置の持参薬用トレーを説明するための模式図である。
ここで、本発明を適用した薬剤照合装置では、図2(A)に示すように、撮像部12の下方の仕切り板5に沿った筺体30の正壁面17にトレー挿入用開口部18が開設されている。
また、図2(B)に示すように、撮像部12Aの上方の仕切り板5に沿った筺体30の正壁面17にトレー挿入用開口部18Aが開設されている。
このトレー挿入用開口部18、18Aより筺体30内へ出し入れ自在な構成とされる持参薬用トレー19は、透明状のアクリル素材等で形成されると共に、その略中央位置には凹部20が形成されている。更に、その一辺には手で掴んで筺体30内への出し入れが自由に行える把持部21が形成されている。
このような構成の持参薬用トレー19は、図2(A)に示すように、トレー挿入用開口部18より凹部20が撮像部12の下方の位置となるように挿し入れられ、撮像部12で薬剤の上面が撮像される。
また、トレー挿入用開口部18より持参薬用トレー19を引き出して、図2(B)に示すように、トレー挿入用開口部18Aより凹部20が撮像部12Aの上方の位置となるように挿し入れられ、撮像部12Aで薬剤の下面が撮像される。
また、画像確認監査制御部3は、撮像部12、12Aからの画像情報を処理するための画像処理ボード22が配置されている。更に、画像を表示するための液晶ディスプレイ等による表示装置23と、CPU(中央処理装置)、メモリ、通信、及びこれらを起動させるソフトウエアから構成される認識制御装置24とから構成されている。
また、認識制御装置24には撮像部12、12Aでの錠剤の撮像を行う際に足で踏むことでシャッターを押すことができるフットスイッチ25が接続されている。
また、認識制御装置24にはバーコードリーダー等による処方箋読み取り装置4が接続されている。
更に、認識制御装置24には各製薬メーカーで取扱っている各種の錠剤やカプセル等の薬剤の名称、成分、効能等の情報が記憶されているデータベース28にHUB27を介して接続されている。
[撮像装置の動作]
本実施例の撮像装置2は、図3に示すように、分包袋Aを手動等で筺体3の投入口9より挿し入れる。
ここで、分包袋Aは撮像部12の真下の光吸収面14上で停止させる。そして、分包袋A上方からLED灯13で照射することで、光吸収面14上の分包袋A内の錠剤の上面のみに光が反射して、錠剤の上面が鮮明に写し出された状態での撮影が可能となる。
更に、撮像部12で撮影後の分包袋Aは、撮像部12Aの真上の仕切り板5上に停止させ、分包袋A下方からLED灯13で照射することで、分包袋A内の錠剤の下面のみに光が反射して、錠剤の下面が鮮明に写し出された状態での撮影が可能となる。
このような構成により、錠剤の上面、あるいは下面に表示された錠剤のメーカー、種類等の情報を漏れなく、確実に撮影することが可能となる。
[薬剤照合装置の動作]
以下、本実施例の動作について説明を行う。
本実施例の薬剤照合装置を利用する場合には、先ず、各患ごとの分包袋の数と処方箋に記載されている数量との確認を行う。
次に、処方箋に記載されたバーコードをバーコードリーダーで読み取る。このバーコードを基に、認識制御装置24のソフトウエアでデータベース28から製薬メーカーで取扱っている各種の錠剤やカプセル等の薬剤の名称、成分、効能等の情報を読み出す。
そして、筺体30の投入口9内へ連続して接続された複数の分包袋Aをガイド部11に沿って挿し入れ、表示装置23に画像を表示しながら撮像部12下に分包袋Aをセットする。更に、セット完了後、フットスイッチ25で分包袋Aの上面の撮像を開始する。
次に、撮像部12で撮像完了後に、表示装置23に画像を表示しながら撮像部12A上まで分包袋Aを移動させてセットする。更に、セット完了後、フットスイッチ25で分包袋Aの下面の撮像を開始する。
このようにして、分包袋Aの上、下面の撮影が終了し、分包袋A内の薬剤Bの認識が完了すると共に、データベース28から読み込んだ処方薬と照合する。
ここで、照合できた薬剤については、画面内の錠剤付近に錠剤名称を表示し、読み取り不可の薬剤については画面内にNG表示をする。
これにより、NG表示された薬剤については、データベース28から読み出した処方薬と照合できなかったものであり、処方箋以外の薬剤が混入していることが考えられる。
また、薬剤に付された識別コードの撮像が不鮮明で認識をすることができなかった場合には、画像処理で画像を鮮明にする、あるいは分包袋A内の錠剤等を動かして識別コードの向きを変えて鮮明な画像に再処理を行う。
このようにして薬剤師は片手で連続して接続された分包袋Aを、筺体30の投入口9内に挿し入れる。そして、分包袋Aを、撮像部12、12Aによる撮影位置に停止させながらフットスイッチ25で撮影を行い、送出口10から取り出す。
ここで、照合できた薬剤については、画面内の薬剤付近に薬剤名称は表示されることで処方箋通りの薬剤が収納されているかの確認を行うことができると同時に、画像は認識制御装置24のハードディスクにメモリされる。
次に、患者の持参薬の認識を行う場合には、図2に示すように、持参薬用トレー19の凹部20内に持参薬Cを入れて、トレー挿入用開口部18から撮像部12の下方位置に挿し入れる。次に、トレー挿入用開口部18Aから撮像部12Aの上方位置に挿し入れる。
このようにして、撮像部12、12Aで撮影が行われると共に、画面に表示された錠剤の形や文字等の画像が認識制御装置24で認識され、データベース28から対応するメーカーや名称等の情報が抽出されて画面内の薬剤付近に錠剤名称を表示する。
なお、本実施例では、透明状の仕切り板について詳述するものであるが、必ずしも透明状とする必要性はなく、例えば下部の撮像部から撮像する場合には仕切り板に開口部を設けた構成であっても構わない。
また、本実施例では照明部がLED灯で構成された場合について詳述するものであるが、必ずしもLED灯で構成する必要性はない。
例えば、通常の電球であっても構わないが、照射による熱で薬剤に影響を与えないLED灯を使用することが望ましい。
また、本実施例では分包袋の送り出しを手動で行う構成について詳述するものであるが、必ずしも手動で行う必要性はない。
例えば、駆動ローラで自動的に分包袋を撮像位置に停止しながら送り出される機構であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明の薬剤照合装置では、薬剤師が分包袋を手動により撮像装置内を移動させながら足の操作で分包袋内の薬剤を撮影して処方箋の一連の確認を行うことで自分のペースでの作業を行うことが可能となる。
また、分包袋を上、下面から撮影することで錠剤がどのような向きで収納されていても薬剤の表面に付されているメーカー、種類等の識別コードを漏れなく撮影することが可能となる。
<第2の実施の形態>
図4は本発明を適用した薬剤照合装置の一例を説明するための模式図である。
ここで示す薬剤照合装置1Aは、分包袋A内に収納された薬剤Bを撮像するための撮像装置2Aと、画像を確認して錠剤の認識を行う画像確認監査制御部3と、処方箋読み取り装置4とから構成されている。
ここで、撮像装置2Aは、横長状の筺体30内面が黒色塗装等で暗幕4に形成されると共に、筺体30内が透明状のアクリル板等の仕切り板5で上部撮像空間部6及び下部撮像空間部7に区分されている。
また、筺体30の一方の側面8の仕切り板5の上面位置には、分包袋Aの幅長さを有し、分包袋Aが挿入可能とされる投入口9が開口される。更に、他方の側面8Aの仕切り板5の上面位置には分包袋Aの幅長さを有し、分包袋Aが送出可能とされる送出口10が開口されている。
また、仕切り板5の上面には、投入口9から送出口10の開口端に沿ってガイト部11が突設形成されている。
また、筺体30内の上部撮像空間部6の上部には、所定の光学系とCCD等の撮像素子を用いて構成される撮像部12が配置されている。更に、筺体30内の下部撮像空間部7の下部には仕切り板5を介して相対する撮像部12Aが配置されている。
また、撮像部12、12Aの周囲にはLED灯13、13Aが配置され、このLED灯13、13Aからの出光で仕切り板5の上面、あるいは下面を照射する構成とされている。
更に、撮像部12、12Aとの間の仕切り板5上には、黒塗装による光吸収面14が形成された遮光板部16Aが配置されている。この遮光板部16Aは分包袋Aの下面の仕切り板5上と分包袋Aの上に入れ替え移動できるような構成とされている。
また、図5は本発明を適用した薬剤照合装置の他の持参薬用トレーを説明するための模式図である。
ここで、撮像部12の下方の仕切り板5に沿った筺体30の正壁面17にトレー挿入用開口部18が開設されている。このトレー挿入用開口部18に、持参薬用トレー19が出し入れ自在な構成とされる。
この持参薬用トレー19は、透明状のアクリル素材等で形成されると共に、その略中央位置には凹部20が形成されている。更に、その一辺には手で掴んで筺体30内への出し入れが自由に行える把持部21が形成されている。
このような構成の持参薬用トレー19は、トレー挿入用開口部18より凹部20が撮像部12の下方の位置となるように挿し入れられると共に、仕切り板5の下面に遮光板部16Aが配置され、撮像部12で薬剤の上面が撮像される。
そして、この状態から仕切り板5の下面に配置された遮光板部16Aが引き出され、仕切り板5の上面に遮光板部16Aが配置されると共に、撮像部12Aで薬剤の下面が撮像される。
また、画像確認監査制御部3は、撮像部12、12Aからの画像情報を処理するための画像処理ボード22が配置されている。更に、画像を表示するための液晶ディスプレイ等による表示装置23と、CPU(中央処理装置)、メモリ、通信、及びこれらを起動させるソフトウエアから構成される認識制御装置24とから構成されている。
また、認識制御装置24には撮像部12、12Aでの錠剤の撮像を行う際に足で踏むことでシャッターを押すことができるフットスイッチ25が接続されている。
また、認識制御装置24にはバーコードリーダー等による処方箋読み取り装置4が接続されている。
更に、認識制御装置24には各製薬メーカーで取扱っている各種の錠剤やカプセル等の薬剤の名称、成分、効能等の情報が記憶されているデータベース28にHUB27を介して接続されている。
[撮像装置の動作]
本実施例の撮像装置2Aは、図6に示すように、分包袋Aを手動等で筺体3の投入口9より挿し入れる。
ここで、分包袋Aは撮像部12の真下の遮蔽板部16A上で停止させる。そして、分包袋A上方からLED灯13で照射することで、遮蔽板部16Aの光吸収面14上の分包袋A内の錠剤の上面のみに光が反射して、錠剤の上面が鮮明に写し出された状態での撮影が可能となる。
更に、撮像部12で撮影後の分包袋Aは、遮蔽板部16Aを抜き取り、分包袋A上に配置する。そして、撮像部12AのLED灯13で分包袋A下方からで照射することで、分包袋A内の錠剤の下面のみに光が反射して、錠剤の下面が鮮明に写し出された状態での撮影が可能となる。
このような構成により、錠剤の上面、あるいは下面に表示された錠剤のメーカー、種類等の情報を漏れなく、確実に撮影することが可能となる。
[薬剤照合装置の動作]
以下、本実施例の動作について説明を行う。
本実施例の錠剤チェックシステムを利用する場合には、先ず、各患ごとの分包袋の数と処方箋に記載されている数量との確認を行う。
次に、処方箋に記載されたバーコードをバーコードリーダーで読み取る。このバーコードを基に、認識制御装置24のソフトウエアでデータベース28から製薬メーカーで取扱っている各種の錠剤やカプセル等の薬剤の名称、成分、効能等の情報を読み出す。
そして、筺体30の投入口9内へ連続して接続された複数の分包袋Aをガイド部11に沿って挿し入れ、表示装置23に画像を表示しながら撮像部12下の遮光板部16A上に分包袋Aをセットする。更に、セット完了後、フットスイッチ25で分包袋Aの上面の撮像を開始する。
次に、撮像部12で撮像完了後に、遮光板部16Aを抜き取り、分包袋A上に移動させる。そして、表示装置23に画像を表示しながら撮像部12A上まで分包袋Aを移動させてセットする。そして、セット完了後、フットスイッチ25を操作して撮像部12Aで分包袋Aの下面の撮像を開始する。
このようにして、分包袋Aの上、下面の撮影が終了し、分包袋A内の薬剤Bの認識が完了すると共に、データベース28から読み込んだ処方薬と照合する。
ここで、照合できた薬剤については、画面内の薬剤付近に錠剤名称を表示し、読み取り不可の薬剤については画面内にNG表示をする。
これにより、NG表示された薬剤については、データベース28から読み出した処方薬と照合することができなかったものであり、処方箋以外の薬剤が混入していることが考えられる。
また、薬剤に付された文字等の識別コードの撮像が不鮮明で認識をすることができなかった場合には、画像処理で画像を鮮明にする、あるいは分包袋A内の薬剤を動かして文字等の向きを変えて鮮明な画像に再処理を行う。
このようにして薬剤師は片手で連続して接続された分包袋Aを、筺体30の投入口9内に挿し入れる。そして、分包袋Aを、フットスイッチ25の操作で撮像部12、12Aによる撮影を行、送出口10から取り出す。
ここで、認識できた薬剤については、画面内の錠剤付近に錠剤名称は表示されることで処方箋通りの薬剤が収納されているかの確認を行うことができると同時に画像は認識制御装置24のハードディスクにメモリされる。
次に、患者の持参薬の認識を行う場合には、図5に示すように、持参薬用トレー19の凹部20内に持参薬Cを入れて、トレー挿入用開口部18から仕切り板5の上面に配置された遮光板部16A上に挿し入れる。そして、フットスイッチ25の操作で撮像部12よる撮影を行う。
更に、遮光板部16Aを抜き取り、持参用トレー19上に遮光板部16Aを配置し、フットスイッチ25の操作で撮像部12Aによる撮影を行う。
このようにして、撮像部12、12Aで撮影が行われると共に、画面に表示された薬剤の形や文字等の識別コードの画像が認識制御装置24で認識され、データベース28から対応するメーカーや名称等の情報が抽出されて画面内の薬剤付近に薬剤の名称を表示する。
なお、本実施例では、透明状の仕切り板について詳述するものであるが、必ずしも透明状とする必要性はなく、例えば下部の撮像部から撮像する場合には仕切り板に開口部を設けた構成であっても構わない。
また、前述したように、照明部をLED灯で構成する必要性はなく、例えば、通常の電球であっても構わないが、照射による熱で薬剤に影響を与えないLED灯を使用することが望ましい。
また、前述したように、分包袋の送り出しを手動で行う必要性はなく、例えば、駆動ローラで自動的に分包袋を撮像位置に停止しながら送り出される機構であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明の薬剤照合装置では、薬剤師が分包袋を手動により撮像装置内を移動させながら足の操作で分包袋内の薬剤を撮影して処方箋の一連の確認を行うことで自分のペースでの作業を行うことが可能となる。
また、分包袋を上、下面から撮影することで薬剤がどのような向きで収納されていても薬剤の表面に表示されているメーカー、種類等の情報を漏れなく撮影することが可能となる。
1、1A 薬剤照合装置
2 撮像装置
3 画像確認監査制御部
4 処方箋読み取り装置
5 仕切り板
6 上部撮像空間部
7 下部撮像空間部
8 一方の側面
8A 他方の側面
9 投入口
10 送出口
11 ガイド部
12、12A 撮像部
13、13A LED灯
14 光吸収面
16、16A 遮光板部
17 正面壁
18、18A トレー挿入用開口部
19 持参薬用トレー
20 凹部
21 把持部
22 画像処理ボード
23 表示装置
24 認識制御装置
25 フットスイッチ
27 HUB
28 データベース
30 筺体

Claims (5)

  1. 分包袋に収容された薬剤の画像を少なくとも2方向から撮像する撮像手段と、
    該撮像手段で撮像された画像を表示する表示手段と、
    薬剤情報を登録可能に構成された薬剤情報登録手段と、
    前記分包袋に収容された薬剤に対応する処方箋に表示された薬剤の識別情報を読み取る処方箋読取手段と、
    該処方箋読取手段で読み取られた薬剤の識別情報に基づいて、前記薬剤情報登録手段から薬剤情報を読み出す読出手段と、
    前記撮像手段で撮像された画像と、前記読出手段で読み出された薬剤情報とを照合する照合手段とを備える
    薬剤照合装置。
  2. 前記撮像手段は、少なくとも2個の撮像部と照明部を備える
    請求項1に記載の薬剤照合装置。
  3. 前記撮像手段は、前記分包袋が載置される仕切り板と、該仕切り板で上部撮像空間部及び下部撮像空間部が形成された筺体と、該上部撮像空間部及び下部撮像空間部にそれぞれ配置された撮像部と、LED素子を有して構成される照明部を備える
    請求項1または請求項2に記載の薬剤照合装置。
  4. 前記仕切り板に、前記照明部からの光が吸収可能とされた光吸収面を備える
    請求項3に記載の薬剤照合装置。
  5. 前記仕切り板上に、裸状の薬剤が収納可能とされた透明状の持参薬用トレーが載置可能に構成された
    請求項3または請求項4に記載の薬剤照合装置。
JP2011205837A 2011-09-21 2011-09-21 薬剤照合装置 Withdrawn JP2013066533A (ja)

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