JP2013064460A5 - プリンター - Google Patents

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本発明は、圧接状態にした摩擦部材間に生じる摩擦力を利用しトルクヒンジを備えたプリンターに関する
本発明の課題は、このような点に鑑みて、付勢力の小さな付勢手段を用いた構成でありながら、高トルクな構成(回転時の必要トルクを大きくした構成)にすることができ、且つ、トルクのばらつきを小さくすることができ、更に、小型化に有利で、配線スペースの確保も容易なトルクヒンジを備えたプリンターを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、印刷媒体の印刷を行うためのプリンター本体部と、前記プリンター本体部の上部に液晶表示装置を配置したプリンターであって、前記プリンター本体部と前記液晶表示装置を回転軸線回りに対回転可能に連結するためのトルクヒンジ
前記回転軸線に直交する第1摩擦面が設けられた第1摩擦部材と、
前記第1摩擦面に対峙する第2摩擦面が設けられ、前記第1摩擦部材に対して前記回転軸線回りに相対回転可能な第2摩擦部材と、
前記第1摩擦部材を前記第2摩擦部材に向けて付勢して両摩擦部材を圧接することにより、両摩擦部材間に予め設定した摩擦力を発生させるための複数の付勢手段とを有し、
当該複数の付勢手段による付勢位置は、前記回転軸線上から外れた位置であって、且つ、周方向に分散して配置されていることを特徴としている。

Claims (6)

  1. 印刷媒体の印刷を行うためのプリンター本体部と、前記プリンター本体部の上部に液晶表示装置を配置したプリンターであって、
    前記プリンター本体部と前記液晶表示装置を回転軸線回りに対回転可能に連結するためのトルクヒンジ
    前記回転軸線に直交する第1摩擦面が設けられた第1摩擦部材と、
    前記第1摩擦面に対峙する第2摩擦面が設けられ、前記第1摩擦部材に対して前記回転軸線回りに相対回転可能な第2摩擦部材と、
    前記第1摩擦部材を前記第2摩擦部材に向けて付勢して両摩擦部材を圧接することにより、両摩擦部材間に予め設定した摩擦力を発生させるための複数の付勢手段とを有し、
    当該複数の付勢手段による付勢位置は、前記回転軸線上から外れた位置であって、且つ、周方向に分散して配置されていることを特徴とするプリンター
  2. 請求項1において、
    前記トルクヒンジの前記複数の付勢手段による付勢位置は前記回転軸線を中心とする同心円上において周方向に均等配置されていることを特徴とするプリンター
  3. 請求項1において、
    前記トルクヒンジの前記複数の付勢手段による付勢位置は周方向に不均等に配置されており、
    各付勢手段による付勢位置及び付勢力は、各付勢位置の前記回転軸線からの距離に付勢力を乗じたモーメントが全体として釣り合うように設定されていることを特徴とするプリンター
  4. 請求項1ないし3のいずれかの項において、
    前記トルクヒンジの各付勢手段は、
    当該付勢手段による付勢位置において前記回転軸線と平行に延びている円筒状部材と、
    当該円筒状部材の外周に装着されている付勢部材とを備えることを特徴とするプリンター
  5. 請求項4において、
    前記トルクヒンジの各円筒状部材は、各付勢位置に加えるべき付勢力に応じた長さをしており、
    各付勢部材が各円筒状部材の長さに応じた長さとなるように取り付けられていることを特徴とするプリンター
  6. 請求項1ないし5のいずれかの項において、
    前記回転軸線と重なる位置に形成された貫通孔を有することを特徴とするプリンター
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