JP2013063574A - 画像処理装置及び描画方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理時間を低下し、処理効率を高める。
【解決手段】ページ記述言語を解析して、描画コマンドを生成する描画コマンド生成部231と、描画コマンドをDSP用描画コマンドへ変換する描画コマンド変換部232と、DSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、描画コマンドに基づいて、描画を行うハードウェア描画部251と、DSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、DSP用描画コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行うDSP描画部252と、を備え、描画コマンド変換部232は、描画コマンドを解析して、ハードウェア描画部251のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定し、制約を満たさない場合、描画コマンドをDSP用描画コマンドへ変換する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置及び描画方法に関する。
近年のプリンタ装置では、半導体技術の発展により、今までCPU(Central Processing Unit)で行っていた処理の一部を、ハードウェアで行うことが可能になっている。
特許文献1、2には、写真画像の描画処理をハードウェア化し、当該ハードウェアで写真画像のソース画像を変倍し、水平ライン毎にパイプライン処理でハーフトン処理を行うことにより、処理を高速化する技術が開示されている。
特許文献3には、グラフィックス画像の描画処理をハードウェア化し、処理を高速化する技術が開示されている。
特許文献4には、CPUで行う描画コマンド生成処理とハードウェアで行う描画コマンド生成以外の描画処理とを並列処理することにより、処理を高速化する技術が開示されている。
しかしながら、上述した従来技術のように描画処理をハードウェア化した場合に、全ての描画パラメータをハードウェアに保持させることは、ゲート規模の増大、メモリ容量の増大、及び例えば検証工数の増加などの開発の困難性の増大を招いてしまうため、困難である。また、OS(Operating System)やプリンタ記述言語のバージョン変更が発生した場合に、ハードウェアにバージョン変更に伴う機能を追加することも困難である。このため、描画パラメータがハードウェア制約を満たさない描画コマンドが生じてしまう。
このような描画コマンドについては、ソフトウェアで処理する方法が考えられるが、描画コマンドをソフトウェアで処理している間、ソフトウェアは描画コマンドを生成できず、ハードウェアは描画処理をWAITすることになり、処理時間の増加及び処理効率の低下を招いてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、処理時間を低下し、処理効率を高めることができる画像処理装置及び描画方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる画像処理装置は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解析して、描画コマンドを生成する描画コマンド生成部と、前記描画コマンドを、命令により動作が規定されるプログラマブルなデバイスであるDSP(Digital Signal Processing)用描画コマンドへ変換する描画コマンド変換部と、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、前記描画コマンドに基づいて、描画を行うハードウェア描画部と、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、前記DSP用描画コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行うDSP描画部と、を備え、前記描画コマンド変換部は、前記描画コマンドを解析して、前記ハードウェア描画部のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定し、前記制約を満たさない場合、前記描画コマンドを前記DSP用描画コマンドへ変換することを特徴とする。
また、本発明の別の態様にかかる描画方法は、描画コマンド生成部が、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解析して、描画コマンドを生成する描画コマンド生成ステップと、描画コマンド変換部が、前記描画コマンドを命令により動作が規定されるプログラマブルなデバイスであるDSP(Digital Signal Processing)用描画コマンドへ変換する描画コマンド変換ステップと、ハードウェア描画部が、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、前記描画コマンドに基づいて、描画を行うハードウェア描画ステップと、DSP描画部が、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、前記DSP用描画コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行うDSP描画ステップと、を含み、前記描画コマンド変換ステップでは、前記描画コマンドを解析して、前記ハードウェア描画部のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定し、前記制約を満たさない場合、前記描画コマンドを前記DSP用描画コマンドへ変換することを特徴とする。
本発明によれば、処理時間を低下し、処理効率を高めることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の印刷装置の機械的構成の一例を示す摸式図である。 図2は、本実施形態の制御装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の描画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態の描画コマンドの一例を示す図である。 図6は、本実施形態のバンド画像の一例を示す図である。 図7は、本実施形態のDSPのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本実施形態のグラフィックス描画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図9は、本実施形態の水平ライン描画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図10は、本実施形態の写真画像描画装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本実施形態の写真画像領域の一例を示す図である。 図12は、本実施形態のバンド初期化コマンドを示す図である。 図13は、本実施形態のグラフィックス描画用描画階調定義コマンドを示す図である。 図14は、本実施形態のグラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを示す図である。 図15は、本実施形態の写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを示す図である。 図16は、本実施形態の写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドを示す図である。 図17は、本実施形態のバンド終了コマンドを示す図である。 図18は、本実施形態の四角形描画コマンドを示す図である。 図19は、本実施形態の三角形描画コマンドを示す図である。 図20は、本実施形態の変倍実行コマンドを示す図である。 図21は、本実施形態のDSPプログラムSETコマンドを示す図である。 図22は、本実施形態のDSPデータSETコマンドを示す図である。 図23は、本実施形態のDSP処理コマンドを示す図である。 図24は、本実施形態の描画コマンド変換部により実行される描画コマンド変換処理の一例を示すフローチャートである。 図25は、本実施形態の描画コマンド変換部により実行されるグラフィックス描画装置のハードウェア資源の制約を確認する処理の一例を示すフローチャートである。 図26は、本実施形態の描画コマンド変換部により実行される写真画像描画装置のハードウェア資源の制約を確認する処理の一例を示すフローチャートである。 図27は、本実施形態のコマンド解析装置により実行される描画コマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。 図28は、本実施形態のコマンド解析装置により実行される描画コマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。 図29は、本実施形態の印刷装置による処理の一例を示す図である。 図30は、比較例による処理を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像処理装置及び描画方法の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明の画像処理装置を印刷装置に適用した場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。本発明の画像処理装置は、画像形成装置であれば適用でき、例えば、複写機や複合機(MFP:Multifunction Peripheral)などにも適用できる。なお、複合機とは、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。
まず、本実施形態の印刷装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態の印刷装置Pの機械的構成の一例を示す摸式図である。
印刷装置Pにおいて、像担持体であるベルト状の感光体1は、回転ローラ2、3により回動可能に支持され、回転ローラ2、3の駆動により矢示A方向に回動する。感光体1の外周部には、帯電手段である帯電装置4、除電ランプL、及び感光体1用のクリーニングブレード15Aが配置されている。
帯電装置4の下流位置には、光書込手段であるレーザ書き込みユニット5により発せられるレーザ光が照射される光書込部がある。光書込部より下流位置には、現像手段である複数の現像ユニットが切り換え自在に支持された多色現像装置6が配置されている。
多色現像装置6は、イエロートナーを収容したイエロー現像ユニット、マゼンダトナーを収容したマゼンダ現像ユニット、シアントナーを収容したシアン現像ユニットを備えている。多色現像装置6の上部には、黒色トナーを収容したブラック現像ユニット7が備えられている。これらの各現像ユニットは、対応する色の現像タイミングに同期し、現像可能な位置に移動する。多色現像装置6が円周上120度の回転を行うことにより、イエロー現像ユニット、マゼンダ現像ユニット、又はシアン現像ユニットが選択され、稼動する。イエロー現像ユニット、マゼンダ現像ユニット、又はシアン現像ユニットのいずれかの現像ユニットが稼動する場合、ブラック現像ユニット7は、カム45の回転により感光体1から離間した位置に移動する。
レーザ書き込みユニット5は、レーザ光源(図示省略)から複数色の画像形成信号(書き込み情報)に応じたレーザ光を順次発生させ、ポリゴンモータ5Aによって回転されるポリゴンミラー5Bを用いて、そのレーザ光を周期的に偏向させ、fθレンズ5C及びミラー5Dなどを経て、帯電されている感光体1の表面を走査し、静電潜像を形成させる。感光体1の表面に形成される静電潜像は、対応する現像ユニットからのトナーによって現像され、感光体1の表面にトナー画像が形成される。
中間転写ベルト10は、感光体1に隣接しており、回転ローラ11、12により矢示B方向に回動可能に支持されている。感光体1上のトナー画像は、中間転写ベルト10の裏側に位置する転写ブラシ13により、中間転写ベルト10の表面に転写される。感光体1の表面は、1色毎にクリーニングブレード15Aによりクリーニングされ、所定色のトナー画像が形成される。そして、中間転写ベルト10が1回動する毎にその表面の同じ位置に感光体1上のトナー画像が転写され、中間転写ベルト10上に複数色のトナー画像が重ね合わせられて保持される。その後、複数色のトナー画像は、用紙やプラスチック等の記録媒体に転写される。
記録媒体への転写に際しては、給紙装置(給紙カセット)17に収納されている記録媒体は、給紙ローラ18によって繰り出されて搬送ローラ19により搬送され、レジストローラ対20に付き当てられた状態で一旦停止する。その後、記録媒体は、トナー画像の転写位置が正規のものとなるようにタイミングがとられて、中間転写ベルト10と転写ローラ14とのニップに搬送される。
記録媒体は、転写ローラ14の作用により中間転写ベルト10上の複数色のトナー画像が一括転写され、定着装置50に送られる。そして記録媒体は、定着装置50により記録媒体上にトナー像が定着された後、排紙ローラ対51により本体フレーム9の上部の排紙スタック部52に排出される。
中間転写ベルト10には、回転ローラ11の部位に中間転写ベルト10用のクリーニング装置16が設けられている。クリーニング装置16では、クリーニングブレード16Aがクリーニングブレード接離用アーム16Cを介して接離自在の構成となっている。クリーニングブレード16Aは、中間転写ベルト10が感光体1からトナー画像を受け取る工程では、中間転写ベルト10から離れ、中間転写ベルト10より記録媒体にトナー画像が転写された後に接触し、記録媒体にトナー画像が転写された後の残留トナーをかきとる。 クリーニングブレード16Aやクリーニングブレード15Aによりかきとられた廃トナーは、回収容器15に収納される。例えば、クリーニング装置16の内部に設けられたオーガ16Bが、クリーニングブレード16Aでかきとられた廃トナーを搬送し、図示しない搬送手段で回収容器15に送る。なお、回収容器15は、適宜交換される。
プロセスカートリッジ31は、ユニット化されており、感光体1、帯電装置4、中間転写ベルト10、クリーニング装置16、及び用紙搬送路を形成する搬送ガイド30などを一体に組み込み、寿命到来時に交換できるように構成されている。プロセスカートリッジ31のほか、多色現像装置6及びブラック現像ユニット7なども寿命到来時に交換されるが、その交換性やジャム紙の処理を容易にするため、本体の一部を構成する前フレーム8は、支軸9Aを中心に開閉可能に回動できる構造となっている。
また印刷装置Pには、制御装置60が収納されている。制御装置60の上方には、ファン58が備えられている。ファン58は、機内の温度過昇防止のために排風する。また前フレーム8の上方には、比較的小規模な給紙装置59も備えられている。
なお、図1に示す例では、中間転写体として中間転写ベルト10を使用したが、中間転写ドラムを使用してもよい。
図2は、本実施形態の制御装置60のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、制御装置60(画像処理装置の一例)は、CPU(Central Processing Unit)101と、CPUI/F102と、メモリアービタ103と、メモリコントローラ104と、描画装置105と、エンジンコントローラ106と、通信コントローラ107と、ローカルI/F108と、ROM(Read Only Memory)109と、パネルコントローラ110とを、備える。
CPU101は、印刷装置Pの全体制御やPC(Personal Computer)115から送られてきたPDL(Page Description Language)を解析し、描画装置105用の中間言語(描画コマンド)を生成する。
CPUI/F102は、CPU101のインタフェースであり、メモリアービタ103を介して各種コントローラと接続されている。
メモリアービタ103は、メモリコントローラ104と各種コントローラ間の調停を行う。
メモリコントローラ104は、メインメモリ112をコントロールする。メインメモリ112は、PDL、中間言語、バンドデータ、ページデータ、及びCPUのプログラムなどを記憶している。メモリコントローラ104は、メモリアービタ103を介してCPUI/F102や各種コントローラと接続されている。
描画装置105は、CPU101により生成された中間言語(描画コマンド)を解析し、メインメモリ112上のバンドメモリ領域にバンド画像を描画する。
エンジンコントローラ106は、プリンタエンジン114をコントロールする。
通信コントローラ107は、ネットワークに接続されるとともに、メモリアービタ103を介して各種コントローラに接続されている。通信コントローラ107は、ネットワーク(PC115)から各種データやコマンドなどを受け取り、CPU101へ通知する。
ローカルI/F108は、ROM109やパネルコントローラ110を、メモリアービタ103を介して各種コントローラと接続する。
ROM109は、各種プログラムや文字などのフォント情報を記憶している。
パネルコントローラ110は、パネル113をコントロールする。パネル13は、ユーザからの操作内容をパネルコントローラ110に入力する。
図3は、本実施形態の描画装置105のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、描画装置105は、メモリアービタI/F301と、コマンド解析装置302と、DSP(Digital Signal Processing)303と、DSPプログラム記憶装置304と、DSPデータ記憶装置305と、写真画像描画装置306と、グラフィックス描画装置307と、コントローラ308とを、備える。
メモリアービタI/F301は、コマンド解析装置302、DSP303、写真画像描画装置306、及びグラフィックス描画装置307と、メモリアービタ103とのI/Fを行う。
コマンド解析装置302は、メインメモリ112のコマンド領域からコマンドを読み込む。
そしてコマンド解析装置302は、読み込んだ描画コマンドが描画ハードパラメータ設定コマンドである場合、写真画像描画装置306及びグラフィックス描画装置307へパラメータを転送し、次の描画コマンドを読み込む。
またコマンド解析装置302は、読み込んだ描画コマンドがグラフィックス描画コマンドである場合、グラフィックス描画装置307へパラメータを転送し、その後、起動信号を転送する。コマンド解析装置302は、その後、グラフィックス描画装置307からの終了信号を確認すると、次の描画コマンドを読み込む。
またコマンド解析装置302は、読み込んだ描画コマンドが写真画像描画コマンドである場合、写真画像描画装置306へパラメータを転送し、その後、起動信号を転送する。コマンド解析装置302は、その後、写真画像描画装置306からの終了信号を確認すると、次の描画コマンドを読み込む。
またコマンド解析装置302は、読み込んだ描画コマンドが、DSPパラメータ設定コマンドである場合、DSPプログラム記憶装置304及びDSPデータ記憶装置305の各DSPメモリへパラメータを転送し、次の描画コマンドを読み込む。
またコマンド解析装置302は、読み込んだ描画コマンドが、DSP描画コマンドである場合、DSP303へDSPスタートアドレスを転送し、その後、DSP用起動信号を転送する。コマンド解析装置302は、その後、DSP303からの終了信号を確認すると、次の描画コマンドを読み込む。
DSPプログラム記憶装置304は、コマンド解析装置302から受け取ったDSPプログラムを記憶する。
DSPデータ記憶装置305は、コマンド解析装置302から、DSP303が処理するパラメータなどのデータを受け取り、記憶する。
DSP303は、命令により動作を規定されるプログラマブルなデータ処理装置であり、信号処理用のプロセッサや小型のCPUなども含むものとする。DSP303は、コマンド解析装置302からDSPプログラム記憶装置304のスタートアドレスを受け取り、コマンド解析装置302からのDSP用起動信号により、DSP処理を起動する。DSP303は、DSP処理の終了後、コマンド解析装置302へ終了信号を転送する。
グラフィックス描画装置307は、コマンド解析装置302から各グラフィックスを描画する為のパラメータを受け取り、コマンド解析装置302からの起動信号により、グラフィックス描画処理を起動する。グラフィックス描画装置307は、グラフィックス描画終了後、コマンド解析装置302へ終了信号を転送する。
写真画像描画装置306は、コマンド解析装置302から各写真画像を描画する為のパラメータを受け取り、コマンド解析装置302からの起動信号により、写真画像描画処理を起動する。そして写真画像描画装置306は、写真画像描画終了後、コマンド解析装置302へ終了信号を転送する。
コントローラ308は、描画装置105全体をコントロールする。
図4は、本実施形態の制御装置60の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、制御装置60は、通信処理部207と、PDL記憶部221と、描画コマンド生成部231と、描画コマンド記憶部222と、描画コマンド変換部232と、コマンド記憶部223と、ハードウェア描画部251と、DSP描画部252と、ページ記憶部224とを、備える。
PC115は、マイクロソフト社のWORD(登録商標)などのアプリケーションで処理された印字データ(以下、PDLデータと称する)を生成する。
通信処理部207は、PC115から送信されるPDLデータを受信する。なお通信処理部207は、通信コントローラ107により実現できる。
PDL記憶部221は、通信処理部207により受信されたPDLデータを記憶する。なおPDL記憶部221は、メインメモリ112により実現できる。
描画コマンド生成部231は、PDL記憶部221に記憶されているPDLデータを解析して、描画コマンドを生成する。図5に描画コマンドの一例を示す。なお描画コマンド生成部231は、CPU101により実現できる。
描画コマンド記憶部222は、描画コマンド生成部231により生成された描画コマンドを記憶する。なお描画コマンド記憶部222は、メインメモリ112により実現できる。
描画コマンド変換部232は、描画コマンド記憶部222に記憶されている描画コマンドを解析して、描画コマンドがハードウェア描画部251のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定する。描画コマンド変換部232は、制約を満たさない場合、描画コマンドをDSP用描画コマンドへ変換する。より詳細には、描画コマンド変換部232は、描画コマンドをDSP用描画コマンド及びDSP用パラメータ設定コマンドに変換する。なお描画コマンド変換部232は、CPU101により実現できる。
コマンド記憶部223は、描画コマンド変換部232による変換が行われた場合はDSP用描画コマンド及びDSP用パラメータ設定コマンド、描画コマンド変換部232による変換が行われなかった場合は描画コマンドなどを記憶する。なおコマンド記憶部223は、メインメモリ112により実現できる。
ハードウェア描画部251は、描画コマンド変換部232によりDSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、コマンド記憶部223に記憶されている描画コマンドに基づいて、描画を行う。DSP描画部252は、描画コマンド変換部232によりDSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、コマンド記憶部223に記憶されているDSP用描画コマンドやDSP用パラメータ設定コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行う。ハードウェア描画部251及びDSP描画部252は、バンド画像(バンドデータ)を描画する。図6に描画されたバンド画像の一例を示す。
なおハードウェア描画部251は、写真画像描画装置306(写真画像ハードウェア描画部の一例)やグラフィックス描画装置307(グラフィックスハードウェア描画部の一例)により実現できる。DSP描画部252は、DSP303により実現できる。
詳細には、コマンド解析装置302(コマンド解析部及びハードウェア描画部起動部の一例)がコマンド記憶部223に記憶されているコマンドを解析し、ハードウェア用パラメータ設定コマンドと解析した場合、当該ハードウェア用パラメータ設定コマンドに基づくハードウェア用パラメータを写真画像描画装置306やグラフィックス描画装置307内の記憶装置(ハードウェア用パラメータ記憶部の一例)に記憶する。またコマンド解析装置302がコマンド記憶部223に記憶されているコマンドを解析し、描画コマンドと解析した場合、写真画像描画装置306やグラフィックス描画装置307を起動する。そして写真画像描画装置306やグラフィックス描画装置307は、起動されると、ハードウェア用パラメータに従って描画を行い、描画を終了すると、コマンド解析装置302へ終了信号を出力する。
同様に、コマンド解析装置302(コマンド解析部及びDSP描画部起動部の一例)がコマンド記憶部223に記憶されているコマンドを解析し、DSP用パラメータ設定コマンドと解析した場合、当該DSP用パラメータ設定コマンドに基づくDSP用パラメータをDSPプログラム記憶装置304やDSPデータ記憶装置305(DSP用パラメータ記憶部の一例)に記憶する。またコマンド解析装置302がコマンド記憶部223に記憶されているコマンドを解析し、DSP用描画コマンドと解析した場合、DSP303を起動する。そしてDSP303は、起動されると、DSP用パラメータに従って描画を行い、描画を終了すると、コマンド解析装置302へ終了信号を出力する。
なお、ハードウェア用パラメータ設定コマンドは、例えば、描画ハードパラメータ設定コマンドであり、描画コマンドは、例えば、グラフィックス描画コマンドや写真画像描画コマンドである。
ページ記憶部224は、ハードウェア描画部251やDSP描画部252により描画されたバンド画像を1ページ分記憶する。なおページ記憶部224は、メインメモリ112上のバンドメモリ領域により実現できる。
プリンタエンジン114は、ページ記憶部224に記憶されているバンド画像に基づいて印字を行う。
図7は、本実施形態のDSP303のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、DSP303は、プログラム解析&制御装置401と、MUX402と、レジスタ群403と、MUX404と、レジスタ群405と、ALU406と、メインメモリ書き込みレジスタ407と、メインメモリ読み込みレジスタ408と、メインメモリアドレスレジスタ409と、データメモリ書き込みレジスタ410と、データメモリアドレスレジスタ411と、データメモリ読み込みレジスタ412とを、備える。
プログラム解析&制御装置401は、コマンド解析装置302から、DSPプログラム記憶装置304のスタートアドレス及び起動信号を受け取り、プログラムを解析する。そしてDSP303は、レジスタ群403、405及びALU406に演算処理を指定し、DSPデータ記憶装置305からパラメータを読み込み、ワークデータを書き込み、メインメモリ112のバンドメモリ領域へ描画処理を行う。
MUX402は、レジスタ群403へのデータ書き込みを選択する。レジスタ群403は、ALU406へデータを供給する複数のレジスタである。MUX404は、レジスタ群405へのデータ書き込みを選択する。レジスタ群405は、ALU406へデータを供給する複数のレジスタである。
ALU406は、レジスタ群403、405から出力されたデータを、指定された演算で演算し、MUX402、404、メインメモリ書き込みレジスタ407、メインメモリ読み込みレジスタ408、メインメモリアドレスレジスタ409、データメモリ書き込みレジスタ410、データメモリアドレスレジスタ411、及びデータメモリ読み込みレジスタ412などへ転送する。
メインメモリ書き込みレジスタ407は、メインメモリ112へ書き込むデータを格納する。メインメモリ読み込みレジスタ408は、メインメモリ112から読み込まれたデータを格納する。メインメモリアドレスレジスタ409は、メインメモリ112へアクセスするアドレスを格納する。データメモリ書き込みレジスタ410は、DSPデータ記憶装置305へ書き込むデータを格納する。データメモリアドレスレジスタ411は、DSPデータ記憶装置305へアクセスするアドレスを格納する。データメモリ読み込みレジスタ412は、DSPデータ記憶装置305から読み込まれたデータを格納する。
図8は、本実施形態のグラフィックス描画装置307のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、グラフィックス描画装置307は、DMA(Direct Memory Access)アドレス生成装置501と、DMA読み込み装置502と、バンドパラメータ記憶装置503と、グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504と、グラフィックス用描画パラメータ記憶装置505と、水平ライン変換装置506と、水平ライン描画装置507と、コントローラ508とを、備える。
DMAアドレス生成装置501は、コマンド解析装置302から、各DMAの先頭アドレスを受け取ってDMAアドレスを生成し、DMA読み込み装置502へ転送する。
DMA読み込み装置502は、DMAアドレス生成装置501からDMAの先頭アドレスを受け取り、メモリアービタI/F301を介して、メインメモリ112から各データを読み込み、グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504にデータを記憶させる。
グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504は、DMAされたしきい値マトリックスのデータを記憶する。
グラフィックス用描画パラメータ記憶装置505は、コマンド解析装置302から送られたグラフィックス用描画パラメータを記憶する。
バンドパラメータ記憶装置503は、コマンド解析装置302から送られたバンドパラメータを記憶する。
水平ライン変換装置506は、コマンド解析装置302から、グラフィックス描画装置用パラメータを受けとり、水平ラインへ変換し、水平ライン描画装置507へ転送する。
水平ライン描画装置507は、水平ライン変換装置506からの水平ラインデータに基づき、メモリアービタ301を介して、メインメモリ112のバンドメモリ領域へ描画する。
コントローラ508は、グラフィックス描画装置307の全体をコントロールする。
図9は、本実施形態の水平ライン描画装置507のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、水平ライン描画装置507は、ハーフトンパターンアドレス生成装置601と、X始点ワード値生成装置602と、X終点ワード値生成装置603と、描画ワードX値生成装置604と、ハーフトンパターンシフト値生成装置605と、描画マスク生成装置606と、ハーフトンパターンメモリ607と、巡回シフト装置608と、論理演算装置609と、描画アドレス生成装置610と、ハーフトンパターン生成装置611と、ハーフトンしきい値アドレス生成装置612と、コントローラ613とを、備える。
ハーフトンパターンアドレス生成装置601は、水平ラインY値とハーフトンパターンY幅から、水平ラインY値 MOD ハーフトンパターンY幅を行い、割り算の余りであるハーフトンパターンのY値を求め、ハーフトンパターンアドレスとして、ハーフトンパターンメモリ607へ転送する。
X始点ワード値生成装置602は、水平ラインX始点値から、描画ワード単位の描画ワードX始点値を求め、描画ワードX値生成装置604へ転送する。
X終点ワード値生成装置603は、水平ラインX終点値から、描画ワード単位の描画ワードX終点値を求め、描画ワードX値生成装置604へ転送する。
描画ワードX値生成装置604は、X始点ワード値生成装置602のX始点、X終点ワード値生成装置603のX終点から、描画ワード単位のX始点値からX終点値の描画ワードX値を生成し、ハーフトンパターンシフト値生成装置605へ転送する。
ハーフトンパターンシフト値生成装置605は、描画ワードX値とハーフトンパターンX幅から、描画ワードX値 MOD ハーフトンパターンX幅を行い、割り算の余りであるハーフトンパターンのX値を求め、ハーフトンパターンシフト値として、巡回シフト装置608へ転送する。
描画マスク生成装置606は、水平ラインX始点値と水平ラインX終点値とから、描画ワードごとのX始点からX終点までの描画マスクを生成し、論理演算装置609へ転送する。
ハーフトンパターンメモリ607は、ハーフトンパターンを描画ワードの水平ラインをハーフトンパターンY幅分記憶する記憶装置であり、ハーフトンパターンアドレス生成装置601からのハーフトンパターンアドレスによりアクセスされたハーフトンパターン値を巡回シフト装置608へ転送する。
巡回シフト装置608は、ハーフトンパターンメモリ607からハーフトンパターン値、ハーフトンパターンシフト値生成装置605からハーフトンパターンシフト値、バンドパラメータ記憶装置503からハーフトンパターンあまり値を受け取り、ハーフトンパターン値を巡回シフトし、巡回シフト後ハーフトンパターン値を論理演算装置609へ転送する。
論理演算装置609は、巡回シフト装置608から巡回シフト後ハーフトンパターン値、描画マスク生成装置606から描画マスクを受け取り、AND演算を行い、描画パターン値を生成し、メモリアービタI/F301へ描画パターンを転送する。
描画アドレス生成装置610は、水平ラインY値と水平ラインX始点値とから、メインメモリ112のバンドメモリ領域へ描画するアドレスである描画アドレスを生成し、メモリアービタI/F301へ転送する。
ハーフトンパターン生成装置611は、グラフィックス用描画階調値定義コマンドを受け取った後に起動し、グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504の指定されたハーフトンしきい値アドレスから、しきい値を読み込み、描画階調値で階調処理を行い、ハーフトンパターンメモリ607へ格納する。
ハーフトンしきい値アドレス生成装置612は、グラフィックス用描画階調値定義コマンドを受け取った後に起動し、グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504の指定されたハーフトンしきい値アドレスから順次アドレスを生成する。
コントローラ613は、水平ライン描画装置507の全体をコントロールする。
図10は、本実施形態の写真画像描画装置306のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、写真画像描画装置306は、DMAアドレス生成装置701と、DMA読み込み装置702と、写真画像用ガンマテーブル記憶装置703と、写真画像用格子点データ記憶装置704と、写真画像用色変換パラメータ記憶装置705と、バンドパラメータ記憶装置706と、写真画像用デイザX,Yサイズ記憶装置707と、写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708と、写真画像用変倍パラメータ記憶装置709と、ソース画像読み込み装置710と、ソース画像アドレス生成装置711と、色変換処理装置712と、多値CMYKライン記憶装置713と、変倍処理装置714と、ハーフトン処理装置715と、画像処理後画像アドレス生成装置716と、画像処理後画像書き込み装置717と、コントローラ718とを、備える。
DMAアドレス生成装置701は、コマンド解析装置302から、各DMAの先頭アドレスを受け取り、DMAアドレスを生成し、DMA読み込み装置702へ転送する。
DMA読み込み装置702は、DMAアドレス生成装置701からDMAの先頭アドレスを受け取り、メモリアービタI/Fを介して、メインメモリ112から各データを読み込み、写真画像用ガンマテーブル記憶装置703、写真画像用格子点データ記憶装置704、写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708にDMAデータを記憶させる。
写真画像用ガンマテーブル記憶装置703は、DMAされたガンマテーブルのデータを記憶する。
写真画像用格子点データ記憶装置704は、DMAされた格子点のデータを記憶する。
写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708は、DMAされたしきい値マトリックスのデータを記憶する。
写真画像用変倍パラメータ記憶装置709は、コマンド解析装置302から送られた写真画像用変倍パラメータを記憶する。
写真画像用色変換パラメータ記憶装置705は、コマンド解析装置302から送られた写真画像用色変換パラメータを記憶する。
バンドパラメータ記憶装置706は、コマンド解析装置302から送られたバンドパラメータを記憶する。
写真画像用デイザX,Yサイズ記憶装置707は、コマンド解析装置302から送られた写真画像用デイザX,Yサイズを記憶する。
ソース画像読み込み装置710は、メモリアービターI/Fを介して、メインメモリ112のソース画像領域からソース画像を読み込み、色変換処理装置712へ転送する。
ソース画像アドレス生成装置711は、メインメモリ112のソース画像領域からソース画像を読み込み為のアドレスを生成する。
色変換処理装置712は、ソース画像アドレス生成装置711からRGB画像データを受け取り、RGBからCMYへの色変換処理とBG/UCR処理とを行って、生成した多値CMYKデータを多値CMYKライン記憶装置713へ転送する。
多値CMYKライン記憶装置713は、色変換処理装置712が生成した水平ラインの多値CMYKデータを記憶する。多値CMYKライン記憶装置713がこのライン単位の画像データを記憶することにより、垂直方向に変倍する場合に再度同じラインを演算する必要がなくなる。
変倍処理装置714は、多値CMYKライン記憶装置713から順次、多値CMYKデータを読み込み、水平/垂直方向に指定された変倍率で拡大処理を行い、ハーフトン処理装置715へ転送する。
ハーフトン処理装置715は、写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708からしきい値マトリックスを読み込み、変倍処理装置714から変倍処理後のデータを受け取ることにより、ハーフトン処理を実行し、メモリのワード単位で画像処理後画像書き込み装置717へデータを転送する。
画像処理後画像書き込み装置717は、メモリアービタI/F301を介して生成された画像データを、メインメモリ112のバンドメモリ領域の図11のような写真画像領域へ書き込む。
画像処理後画像アドレス生成装置716は、メインメモリ112のバンドメモリ領域の図11のような写真画像領域のアドレス演算を行う。
コントローラ718は、写真画像描画装置306を制御し、コマンド解析装置302からの起動信号により処理を開始し、描画終了時にコマンド解析装置302へ描画終了信号を転送する。
次に、本実施形態のコマンドのフォーマットについて説明する。
本実施形態では、コマンドは、描画ハードパラメータ設定コマンド、グラフィックス描画コマンド、写真画像描画コマンド、DSPパラメータ設定コマンド、及びDSP描画コマンドに分けられる。
描画ハードパラメータ設定コマンドは、各種の描画パラメータのパラメータを設定するコマンドである。ここで、図12〜図17を用いて描画ハードパラメータ設定コマンドについて説明する。
図12は、バンド初期化コマンドを示す図である。図12のバンド初期化コマンドは、バンドの先頭アドレス、高さ、及び幅を定義している。コマンド解析装置302は、バンド初期化コマンドを受け取ると、バンドの先頭アドレス、高さ、及び幅をパラメータとする。
図13は、グラフィックス描画用描画階調定義コマンドを示す図である。図13のグラフィックス描画用描画階調定義コマンドは、描画階調値を定義している。コマンド解析装置302は、グラフィックス描画用描画階調定義コマンドを受け取ると、描画階調値をパラメータとする。
図14は、グラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを示す図である。図14のグラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドは、ハーフトンしきい値を設定している。コマンド解析装置302は、グラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを受け取ると、しきい値先頭アドレスをパラメータとし、DMAアドレス生成装置501を起動することにより、メインメモリ112の描画コマンド領域の指定されたアドレスから、グラフィックス描画用ハーフトンしきい値を順次読み込み、グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504に書き込む。またコマンド解析装置302は、デイザX、Yサイズをグラフィックス用描画パラメータ記憶装置505に格納する。
図15は、写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを示す図である。図15の写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドは、ハーフトンしきい値を設定している。コマンド解析装置302は、写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドを受け取ると、しきい値先頭アドレスをパラメータとし、DMAアドレス生成装置701を起動することにより、メインメモリ112の描画コマンド格納領域の指定されたアドレスから、写真画像描画用ハーフトンしきい値を順次読み込み、写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708に書き込む。またコマンド解析装置302は、デイザX、Yサイズを写真画像用デイザX、Yサイズ記憶装置707に格納する。
図16は、写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドを示す図である。図16の写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドは、色変換パラメータを設定している。コマンド解析装置302は、写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドを受け取ると、DMAアドレス生成装置701にガンマテーブル先頭アドレスを設定し、DMA読み込み装置702を起動することにより、メインメモリ112の描画コマンド格納領域の指定されたアドレスから、写真画像用ガンマテーブルを順次読み込み、写真画像用ガンマテーブル記憶装置703に書き込む。またコマンド解析装置302は、DMAアドレス生成装置701に格子点先頭アドレスを設定し、DMA読み込み装置702を起動することにより、メインメモリ112の描画コマンド格納領域の指定されたアドレスから、写真画像描画用格子点データを順次読み込み、写真画像描画用格子点データ記憶装置704に書き込む。
図17は、バンド終了コマンドを示す図である。図17のバンド終了コマンドは、定義したバンドの描画の終了を意味する。コマンド解析装置302は、バンド終了コマンドを受け取ると、そのバンドの処理を終了する。
グラフィックス描画コマンドは,グラフィックス描画を実行する為のコマンドである。ここで、図18〜図19を用いてグラフィックス描画コマンドについて説明する。
図18は、四角形描画コマンドを示す図である。図18の四角形描画コマンドは、指定された四角形の左上の座標から右下の座標までの四角形を描画する。コマンド解析装置302は、四角形描画コマンドを受け取ると、四角形の左上の座標及び右下の座標と四角形コマンド名をグラフィックス用描画パラメータ記憶装置505へ格納し、グラフィックス描画装置307を起動する。
図19は、三角形描画コマンドを示す図である。図19の三角形描画コマンドは、指定された三角形の頂点座標から三角形を描画する。コマンド解析装置302は、三角形描画コマンドを受け取ると、三角形の頂点座標をグラフィックス用描画パラメータ記憶装置505へ格納し、グラフィックス描画装置307を起動する。
写真画像描画コマンドは、写真画像描画を実行する為のコマンドである。ここで、図20を用いてグラフィックス描画コマンドについて説明する。
図20は、変倍実行コマンドを示す図である。図20の変倍実行コマンドは、写真画像を変倍し、描画する。コマンド解析装置302は、変倍実行コマンドを受け取ると、各写真画像変倍パラメータを写真画像用変倍パラメータ記憶装置709へ格納し、写真画像描画装置306を起動する。
DSPパラメータ設定コマンドは、DSP303のパラメータを設定するコマンドである。ここで、図21〜図22を用いてDSPパラメータ設定コマンドについて説明する。
図21は、DSPプログラムSETコマンドを示す図である。コマンド解析装置302は、図21のDSPプログラムSETコマンドを受け取ると、メインメモリ112からDSPプログラムを読み込み、DSPプログラム記憶装置304に転送し書き込む。
図22は、DSPデータSETコマンドを示す図である。コマンド解析装置302は、図22のDSPデータSETコマンドを受け取ると、メインメモリ112からDSPデータを読み込み、DSPデータ記憶装置305に転送し書き込む。
DSP描画コマンドは、DSP303のプログラムのスタートアドレスを指定し、描画処理を実行する為のコマンドである。ここで、図23を用いてDSP描画コマンドについて説明する。
図23は、DSP処理コマンドを示す図である。コマンド解析装置302は、図23のDSP処理コマンドを受け取ると、DSP303にスタートアドレスを転送し、DSP303を起動する。
次に、本実施形態の印刷装置の動作について説明する。
図24は、本実施形態の描画コマンド変換部232により実行される描画コマンド変換処理の一例を示すフローチャートである。
まず、描画コマンド変換部232は、描画コマンドを読み込む(ステップS101)。
続いて、描画コマンド変換部232は、描画コマンドがグラフィックス描画コマンドであるか確認する(ステップS102)。
描画コマンドがグラフィックス描画コマンドである場合(ステップS102でYes)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を満たしているか確認する(ステップS103)。詳細については、後述する。
グラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を満たしている場合(ステップS104でYes)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画コマンドをSETする(ステップS108)。
一方、グラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を満たしていない場合(ステップS104でNo)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス用のDSPのプログラムをSETするコマンド、グラフィックス用のDSPのデータをSETするコマンド、及びグラフィックス用のDSPの処理コマンドをSETする(ステップS105〜ステップS107)。
また、ステップS102で描画コマンドがグラフィックス描画コマンドでない場合(ステップS102でNo)、描画コマンド変換部232は、描画コマンドが写真描画コマンドであるか確認する(ステップS109)。
描画コマンドが写真画像描画コマンドである場合(ステップS109でYes)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を満たしているか確認する(ステップS110)。詳細については、後述する。
写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を満たしている場合(ステップS111でYes)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドをSETする(ステップS115)。
一方、写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を満たしていない場合(ステップS111でNo)、描画コマンド変換部232は、写真画像用のDSPのプログラムをSETするコマンド、写真画像用のDSPのデータをSETするコマンド、及び写真画像用のDSPの処理コマンドをSETする(ステップS112〜ステップS114)。
また、ステップS109で描画コマンドが写真画像描画コマンドでもない場合(ステップS109でNo)、描画コマンドは描画ハードパラメータ設定コマンドであるため、描画コマンド変換部232は、描画ハードパラメータ設定コマンドをSETする(ステップS116)。
そして描画コマンド変換部232は、全ての描画コマンドを処理していない場合(ステップS117でNo)、ステップS101へ戻り、全ての描画コマンドを処理すると(ステップS117でYes)、処理を終了する。
図25は、本実施形態の描画コマンド変換部232により実行されるグラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を確認する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画コマンドのデイザサイズが、グラフィックス描画装置307のMaxデイザサイズ以下であるか確認する(ステップS201)。
Maxデイザサイズ以下である場合(ステップS201でYes)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画コマンドの描画階調値が、グラフィックス描画装置307のMax描画階調値以下であるか確認する(ステップS202)。
Max描画階調値以下である場合(ステップS202でYes)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画コマンドがグラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を満たしていると判断する(ステップS203)。
一方、Maxデイザサイズ以下でない場合(ステップS201でNo)、又はMax描画階調値以下でない場合(ステップS202でNo)、描画コマンド変換部232は、グラフィックス描画コマンドがグラフィックス描画装置307のハードウェア資源の制約を満たしていないと判断する(ステップS204)。
図26は、本実施形態の描画コマンド変換部232により実行される写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を確認する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドのデイザサイズが、写真画像描画装置306のMaxデイザサイズ以下であるか確認する(ステップS301)。
Maxデイザサイズ以下である場合(ステップS301でYes)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドの描画階調値が、写真画像描画装置306のMax描画階調値以下であるか確認する(ステップS302)。
Max描画階調値以下である場合(ステップS302でYes)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドの変倍率が、写真画像描画装置306のMax変倍率以下であるか確認する(ステップS303)。
Max変倍率以下である場合(ステップS303でYes)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドが写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を満たしていると判断する(ステップS304)。
一方、Maxデイザサイズ以下でない場合(ステップS301でNo)、Max描画階調値以下でない場合(ステップS302でNo)、又はMax変倍率以下でない場合(ステップS303でNo)、描画コマンド変換部232は、写真画像描画コマンドが写真画像描画装置306のハードウェア資源の制約を満たしていないと判断する(ステップS305)。
図27及び図28は、本実施形態のコマンド解析装置302により実行されるコマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。
まず、コマンド解析装置302は、メインメモリ112からコマンドを読み込む(ステップS401)。
続いて、コマンド解析装置302は、コマンドがバンド初期化コマンドであるか確認する(ステップS402)。コマンドがバンド初期化コマンドである場合(ステップS402でYes)、コマンド解析装置302は、コマンドパラメータをバンドパラメータ記憶装置503、707に書き込む(ステップS403)。
コマンドがバンド初期化コマンドでない場合(ステップS402でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがグラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドであるか確認する(ステップS404)。コマンドがグラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドである場合(ステップS404でYes)、コマンド解析装置302は、DMAアドレス生成装置501にコマンドパラメータのしきい値先頭アドレスを書き込み、DMAさせてグラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置504に書き込む(ステップS405)。
コマンドがグラフィックス描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドでない場合(ステップS404でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがグラフィックス描画用描画階調定義コマンドであるか確認する(ステップS406)。コマンドがグラフィックス描画用描画階調定義コマンドである場合(ステップS406でYes)、コマンド解析装置302は、コマンドパラメータをグラフィックス用描画パラメータ記憶装置705に書き込む(ステップS407)。
コマンドがグラフィックス描画用描画階調定義コマンドでない場合(ステップS406でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドが写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドであるか確認する(ステップS408)。コマンドが写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドである場合(ステップS408でYes)、コマンド解析装置302は、DMAアドレス生成装置701にコマンドパラメータのしきい値先頭アドレスを書き込み、DMAさせて写真画像用しきい値マトリックス記憶装置708に書き込む(ステップS409)。またコマンド解析装置302は、コマンドパラメータのデイザX,Yサイズを写真画像用デイザX,Yサイズ記憶装置707に書き込む(ステップS410)。
コマンドが写真画像描画用ハーフトンパラメータ設定コマンドでない場合(ステップS408でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドが写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドであるか確認する(ステップS411)。コマンドが写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドである場合(ステップS411でYes)、コマンド解析装置302は、DMAアドレス生成装置701にコマンドパラメータの格子点先頭アドレスを書き込み、DMAさせて写真画像用格子点データ記憶装置704に書き込む(ステップS412)。またコマンド解析装置302は、DMAアドレス生成装置701にコマンドパラメータのガンマテーブル先頭アドレスを書き込み、DMAさせて写真画像用ガンマテーブル記憶装置703に書き込む(ステップS413)。またコマンド解析装置302は、コマンドパラメータの色変換演算処理フラグを写真画像用色変換処理パラメータ記憶装置705に書き込む(ステップS414)。
コマンドが写真画像描画用色変換パラメータ設定コマンドでない場合(ステップS411でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドが四角形描画コマンド又は三角形描画コマンドであるか確認する(ステップS415)。描画コマンドが四角形描画コマンド又は三角形描画コマンドである場合(ステップS415でYes)、コマンド解析装置302は、コマンドパラメータをグラフィックス用描画パラメータ記憶装置505に書き込む(ステップS416)。またコマンド解析装置302は、起動信号を出力してグラフィックス描画装置307を起動し(ステップS417)、描画終了まで描画する(ステップS418)。
コマンドが四角形描画コマンド又は三角形描画コマンドでない場合(ステップS415でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドが変倍実行コマンドであるか確認する(ステップS419)。コマンドが変倍実行コマンドである場合(ステップS419でYes)、コマンド解析装置302は、コマンドパラメータを写真画像用変倍パラメータ記憶装置709に書き込む(ステップS420)。またコマンド解析装置302は、起動信号を出力して写真画像描画装置306を起動し(ステップS421)、描画終了まで描画する(ステップS422)。
コマンドが変倍実行コマンドでない場合(ステップS419でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがDSPプログラムSETコマンドであるか確認する(ステップS423)。コマンドがDSPプログラムSETコマンドである場合(ステップS423でYes)、コマンド解析装置302は、メインメモリ112のスタートアドレスからプログラムを順次転送してDSPプログラム記憶装置304へ書き込み(ステップS424)、データサイズ分転送するまで継続する(ステップS425)。
コマンドがDSPプログラムSETコマンドでない場合(ステップS423でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがDSPデータSETコマンドであるか確認する(ステップS426)。コマンドがDSPデータSETコマンドである場合(ステップS426でYes)、コマンド解析装置302は、メインメモリ112のスタートアドレスからデータを順次転送してDSPデータ記憶装置305へ書き込み(ステップS427)、データサイズ分転送するまで継続する(ステップS428)。
コマンドがDSPデータSETコマンドでない場合(ステップS426でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがDSP処理コマンドであるか確認する(ステップS429)。コマンドがDSP処理コマンドである場合(ステップS429でYes)、コマンド解析装置302は、指定されたDSPプログラムメモリアドレスをDSP303へ転送し(ステップS430)、起動信号を出力して起動し(ステップS431)、描画終了まで描画する(ステップS432)。
コマンドがDSP処理コマンドでない場合(ステップS429でNo)、コマンド解析装置302は、コマンドがバンド終了コマンドであるか確認する(ステップS433)。コマンドがバンドコマンドである場合(ステップS433でYes)、コマンド解析装置302は、処理を終了し、CPU101へ通知する(ステップS434)。
以上のように、本実施形態では、描画コマンドが写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などのハードウェアの制約を満たす場合、写真画像描画装置やグラフィックス描画装置で描画し、描画コマンドが写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などのハードウェアの制約を満たさない場合、DSPで描画を行う。このため、ハードウェアの制約を満たさない描画コマンドをCPUで処理する必要がなく、処理時間を低下し、処理効率を高めることができる。
図29は、本実施形態の印刷装置Pによる処理の一例を示す図である。図29に示す例では、CPU処理で描画コマンドA、B、及びCを生成した後(但し、描画コマンドBは、DSP用描画コマンド)、次の描画コマンドDの生成を行っている。CPU処理で描画コマンドA、B、及びCが生成されると、まず、描画ハード装置は、写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などに描画処理Aを実行させ、描画処理A終了後、DSPに描画処理Bを実行させる。そして、描画ハード装置は、DSPから通知を受け、描画処理B終了を知ると、写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などに描画処理Cを実行させ、描画処理C終了後、CPUに通知する。このように本実施形態では、描画コマンドが写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などのハードウェアの制約を満たさない場合、DSPで描画を行うため、CPU処理にWAITが発生せず、処理時間を低下し、処理効率を高めることができる。
図30は、比較例による処理を示す図である。図30に示す比較例では、描画コマンドが写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などのハードウェアの制約を満たさない場合、CPUで描画する。図30では、CPU処理で描画コマンドAが生成されると、描画ハード装置は、写真画像描画装置やグラフィックス描画装置などに描画処理Aを実行させている。但し、次の描画コマンドBは描画ハード装置で描画できないため、CPUで描画している。このため、CPUによる描画コマンド生成処理、即ち、描画コマンドCの生成に遅延が生じ、描画ハード装置にもWAITが発生してしまい、処理時間の増加及び処理効率の低下を招いてしまう。
P 印刷装置
1 感光体
2、3 回転ローラ
4 帯電装置
5 レーザ書き込みユニット
5A ポリゴンモータ
5B ポリゴンミラー
5C fθレンズ
5D ミラー
6 多色現像装置
7 ブラック現像ユニット
8 前フレーム
9 本体フレーム
9A 支軸
10 中間転写ベルト
11、12 回転ローラ
13 転写ブラシ
14 転写ローラ
15 回収容器
15A クリーニングブレード
16 クリーニング装置
16A クリーニングブレード
16B オーガ
16C クリーニングブレード接離用アーム
17 給紙装置(給紙カセット)
18 給紙ローラ
19 搬送ローラ
20 レジストローラ対
30 搬送ガイド
31 プロセスカートリッジ
45 カム
50 定着装置
51 排紙ローラ対
52 排紙スタック部
59 給紙装置
60 制御装置
L 除電ランプ
101 CPU
102 CPUI/F
103 メモリアービタ
104 メモリコントローラ
105 描画装置
106 エンジンコントローラ
107 通信コントローラ
108 ローカルI/F
109 ROM
110 パネルコントローラ
112 メインメモリ
113 パネル
114 プリンタエンジン
115 PC
207 通信処理部
221 PDL記憶部
222 描画コマンド記憶部
223 コマンド記憶部
224 ページ記憶部
231 描画コマンド生成部
232 描画コマンド変換部
251 ハードウェア描画部
252 DSP描画部
301 メモリアービタI/F
302 コマンド解析装置
303 DSP
304 DSPプログラム記憶装置
305 DSPデータ記憶装置
306 写真画像描画装置
307 グラフィックス描画装置
308 コントローラ
401 プログラム解析&制御装置
402 MUX
403 レジスタ群
404 MUX
405 レジスタ群
406 ALU
407 メインメモリ書き込みレジスタ
408 メインメモリ読み込みレジスタ
409 メインメモリアドレスレジスタ
410 データメモリ書き込みレジスタ
411 データメモリアドレスレジスタ
412 データメモリ読み込みレジスタ
501 DMAアドレス生成装置
502 DMA読み込み装置
503 バンドパラメータ記憶装置
504 グラフィックス用しきい値マトリックス記憶装置
505 グラフィックス用描画パラメータ記憶装置
506 水平ライン変換装置
507 水平ライン描画装置
508 コントローラ
601 ハーフトンパターンアドレス生成装置
602 X始点ワード値生成装置
603 X終点ワード値生成装置
604 描画ワードX値生成装置
605 ハーフトンパターンシフト値生成装置
606 描画マスク生成装置
607 ハーフトンパターンメモリ
608 巡回シフト装置
609 論理演算装置
610 描画アドレス生成装置
611 ハーフトンパターン生成装置
612 ハーフトンしきい値アドレス生成装置
613 コントローラ
701 DMAアドレス生成装置
702 DMA読み込み装置
703 写真画像用ガンマテーブル記憶装置
704 写真画像用格子点データ記憶装置
705 写真画像用色変換パラメータ記憶装置
706 バンドパラメータ記憶装置
707 写真画像用デイザX,Yサイズ記憶装置
708 写真画像用しきい値マトリックス記憶装置
709 写真画像用変倍パラメータ記憶装置
710 ソース画像読み込み装置
711 ソース画像アドレス生成装置
712 色変換処理装置
713 多値CMYKライン記憶装置
714 変倍処理装置
715 ハーフトン処理装置
716 画像処理後画像アドレス生成装置
717 画像処理後画像書き込み装置
718 コントローラ
特開2003−208608号公報 特開2004−282239号公報 特開2006−121437号公報 特開2005−309865号公報

Claims (10)

  1. ページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解析して、描画コマンドを生成する描画コマンド生成部と、
    前記描画コマンドを、命令により動作が規定されるプログラマブルなデバイスであるDSP(Digital Signal Processing)用描画コマンドへ変換する描画コマンド変換部と、
    前記DSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、前記描画コマンドに基づいて、描画を行うハードウェア描画部と、
    前記DSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、前記DSP用描画コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行うDSP描画部と、を備え、
    前記描画コマンド変換部は、前記描画コマンドを解析して、前記ハードウェア描画部のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定し、前記制約を満たさない場合、前記描画コマンドを前記DSP用描画コマンドへ変換することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記描画コマンド変換部は、前記描画コマンドを前記DSP用描画コマンド及びDSP用パラメータ設定コマンドに変換し、
    前記描画コマンド変換部による変換が行われた場合は前記DSP用描画コマンド及び前記DSP用パラメータ設定コマンド、前記描画コマンド変換部による変換が行われなかった場合は前記描画コマンドを記憶するコマンド記憶部と、
    前記コマンド記憶部に記憶されているコマンドを解析するコマンド解析部と、
    前記コマンドがハードウェア用パラメータ設定コマンドと解析された場合、当該ハードウェア用パラメータ設定コマンドに基づくハードウェア用パラメータを記憶するハードウェア用パラメータ記憶部と、
    前記コマンドが前記DSP用パラメータ設定コマンドと解析された場合、当該DSP用パラメータ設定コマンドに基づくDSP用パラメータを記憶するDSP用パラメータ記憶部と、
    前記コマンドが前記描画コマンドと解析された場合、前記ハードウェア描画部を起動するハードウェア描画部起動部と、
    前記コマンドが前記DSP用描画コマンドと解析された場合、前記DSP描画部を起動するDSP描画部起動部と、を更に備え、
    前記ハードウェア描画部は、起動されると、前記ハードウェア用パラメータに従って描画を行い、
    前記DSP描画部は、起動されると、前記DSP用パラメータに従って描画を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ハードウェア描画部は、描画を終了すると、前記コマンド解析部へ終了信号を出力し、
    前記DSP描画部は、描画を終了すると、前記コマンド解析部へ終了信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記DSP用パラメータ設定コマンドは、DSP用プログラム設定コマンド及びDSP用データ設定コマンドの少なくとも一方であることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 前記DSP用描画コマンドは、前記DSP描画部にスタートアドレスを設定し、描画処理をスタートさせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記ハードウェア描画部は、前記描画コマンドで指定された領域のデータを読み込むDMA(Direct Memory Access)読込部を、備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 前記ハードウェア描画部は、グラフィックス描画処理を行うグラフィックスハードウェア描画部と、写真画像描画処理を行う写真画像ハードウェア描画部とを、備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  8. 前記写真画像ハードウェア描画部は、ソース画像データを読み込むソース画像読込部を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記DSP用パラメータ記憶部は、メインメモリとは異なるプログラム用メモリ及びデータ用メモリの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  10. 描画コマンド生成部が、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解析して、描画コマンドを生成する描画コマンド生成ステップと、
    描画コマンド変換部が、前記描画コマンドを命令により動作が規定されるプログラマブルなデバイスであるDSP(Digital Signal Processing)用描画コマンドへ変換する描画コマンド変換ステップと、
    ハードウェア描画部が、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われなかった場合、前記描画コマンドに基づいて、描画を行うハードウェア描画ステップと、
    DSP描画部が、前記DSP用描画コマンドへの変換が行われた場合、前記DSP用描画コマンドに基づいて、プログラマブルに描画を行うDSP描画ステップと、を含み、
    前記描画コマンド変換ステップでは、前記描画コマンドを解析して、前記ハードウェア描画部のハードウェア資源の制約を満たすか否かを判定し、前記制約を満たさない場合、前記描画コマンドを前記DSP用描画コマンドへ変換することを特徴とする描画方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112102439A (zh) * 2019-09-05 2020-12-18 北京无线电测量研究所 一种目标特征图像的绘制装置及动态绘制方法
CN112102439B (zh) * 2019-09-05 2024-04-19 北京无线电测量研究所 一种目标特征图像的绘制装置及动态绘制方法

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