JP2013062044A - 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ - Google Patents

接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2013062044A
JP2013062044A JP2011198058A JP2011198058A JP2013062044A JP 2013062044 A JP2013062044 A JP 2013062044A JP 2011198058 A JP2011198058 A JP 2011198058A JP 2011198058 A JP2011198058 A JP 2011198058A JP 2013062044 A JP2013062044 A JP 2013062044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
tip
hole
insertion direction
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2011198058A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Iwabori
好裕 岩堀
Kenji Kajikawa
謙士 梶川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011198058A priority Critical patent/JP2013062044A/ja
Publication of JP2013062044A publication Critical patent/JP2013062044A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】 スルーホールの大きさに関わらず、スルーホールと弾性片との十分な接圧を確保でき、接続信頼性を確保できる接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタを提供する。
【解決手段】本発明に係る接続端子30は、プリント回路基板が施されたスルーホール11Aに繰り返し挿入可能であるとともに、電線Wの端末に取り付けられる。接続端子30は、電線Wに固定される本体部40と、接続端子30の挿入方向IDに対して本体部40よりも先端に位置する先端部50とを備える。先端部50は、挿入方向IDに沿って形成されるとともに、スルーホール11A内に配置される最先端領域51と、挿入方向IDに対して少なくとも一部が傾斜した状態で、最先端領域51と本体部40との間で弾性変形するバネ領域52とを備える。バネ領域52は、挿入方向IDに対してスルーホール11Aの入口縁部11Eに向けて付勢されて入口縁部11Eに接触する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線の端末に取り付けられる接続端子、及び、この接続端子を備えるコネクタに関する。
従来、プリント回路基板のスルーホールに挿入される一枚の金属板からなる接続端子について、様々な提案がなされている。
例えば、スルーホールの内周面との接触部分において円筒状(平行部)を有した弾性片が形成された接続端子が電線の端末に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。この接続端子では、弾性片の先端に行くに連れて先細状に形成されることに伴って弾性片が弾性変形し、スルーホールの内周面に接触し易くなる。
特開2009−170331号公報(第2〜第4頁、第1及び第2図)
しかしながら、上述した従来の接続端子では、弾性片の弾性変形によりスルーホールの内周面に接触し易くはなるものの、弾性片の円筒状であるため、スルーホールの大きさによってはスルーホールの内周面に向かって弾性片が均等に接圧するとは限らなかった。このため、スルーホールと弾性片との十分な接圧を確保できず、スルーホールと弾性片との接触が不十分(いわゆる、接続信頼性を確保できない)であるという問題があった。
そこで、本発明は、スルーホールの大きさに関わらず、スルーホールと弾性片との十分な接圧を確保でき、接続信頼性を確保できる接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、プリント回路基板が施されたスルーホール(スルーホール11A)に繰り返し挿入可能であるとともに、電線(電線W)の端末に取り付けられる接続端子(接続端子30)であって、前記電線に固定される本体部(本体部40)と、前記接続端子の挿入方向(挿入方向ID)に対して前記本体部よりも先端に位置する先端部(先端部50)とを備え、前記先端部は、前記挿入方向に沿って形成されるとともに、前記スルーホール内に配置される第1先端領域(最先端領域51)と、前記第1先端領域と前記本体部との間に位置し、弾性変形する第2先端領域(バネ領域52)とを備え、前記第2先端領域は、前記挿入方向に対して少なくとも一部が傾斜した状態で、前記挿入方向に対して前記スルーホールの入口側の縁部(入口縁部11E)に向けて付勢されて前記縁部に接触することを要旨とする。
かかる特徴によれば、第2先端領域は、挿入方向に対して少なくとも一部が傾斜した状態で、挿入方向に対してスルーホールの入口側の縁部に向けて付勢されて縁部に接触する。これにより、スルーホールの大きさに関わらず、スルーホールの内周面に向かって第2先端領域が均等に接圧される。このため、スルーホールと第2先端領域との十分な接圧を確保でき、スルーホールと第2先端領域との接触が不十分になることなく、接続信頼性を確保できる。
加えて、第2先端領域は、スルーホールの入口側の縁部に当接することによって、スルーホールの入口側の縁部が酸化皮膜除去(ワイピング)しながら、第2先端領域の一部がスルーホール内に進入する。このため、スルーホールの入口側の縁部を酸化皮膜除去でき、電気抵抗の上昇を抑制することもできる。
ところで、接続端子がコネクタに用いられる場合、コネクタロックのオーバーストロークや寸法公差によるクリアランスZ(図5(c)参照)の分、コネクタへの外力や振動によって接続端子が動く(振動する)ことが考えられる。しかし、第2先端領域は、挿入方向に対してスルーホールの入口側の縁部に向けて付勢されて縁部に接触することによって、接続端子の振動を抑制でき、振動性を向上できるとともに、コネクタのガタ等による接点不良をも抑制できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記第2先端領域は、前記第1先端領域に連結されるとともに、前記第1先端領域から前記本体部側に向かって徐々に拡径する先端側部分(先端側部分52A)と、前記先端側部分に連結されるとともに、前記先端側部分から内方に向けて設けられる中間部分(中間部分52B)と、前記中間部分と前記本体部とを連結する後端側部分(後端側部分52C)とによって構成され、前記先端側部分は、前記スルーホールの前記縁部に接触することを要旨とする。
かかる特徴によれば、第2先端領域は、先端側部分と中間部分と後端側部分とによって構成され、先端側部分は、前記スルーホールの前記縁部に接触する。つまり、スルーホールの入口側の縁部と先端側部分とを確実に接触でき、接続信頼性をより確実に確保できる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記後端側部分は、前記中間部分から前記本体部側に向かって徐々に拡径することを要旨とする。
かかる特徴によれば、後端側部分は、中間部分から本体部側に向かって徐々に拡径する。これにより、スルーホールの入口側の縁部と先端側部分とをより接触させ易くなる。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の何れかに記載の接続端子を備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、スルーホールの大きさに関わらず、スルーホールと弾性片との十分な接圧を確保でき、接続信頼性を確保できる接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るコネクタ1を示す分解斜視図である。 図2は、本実施形態に係るメスコネクタ10を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係るオスコネクタ20を示す断面図である。 図4は、本実施形態に係る接続端子30を示す拡大斜視図である。 図5(a)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合開始時を示す断面図であり、図5(b)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合途中を示す断面図であり、図5(c)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合完了時を示す断面図である。 図6は、図5(c)のA拡大図である。
次に、本発明に係る接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタの実施形態について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)コネクタ1の構成、(2)コネクタ1の嵌合、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)コネクタ1の構成
まず、本実施形態に係るコネクタ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るコネクタ1を示す分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るメスコネクタ10を示す断面図である。図3は、本実施形態に係るオスコネクタ20を示す断面図である。図4は、本実施形態に係る接続端子30を示す拡大斜視図である。
図1に示すように、コネクタ1は、メスコネクタ10と、メスコネクタ10と嵌合可能なオスコネクタ20と、オスコネクタ20に装着されるとともに断面円形状の電線Wの端末に取り付けられる接続端子30とを備えている。
(1.1)メスコネクタ
図1及び図2に示すように、メスコネクタ10は、インナハウジング11と、インナハウジング11を覆うアウタハウジング12とによって構成される。インナハウジング11には、プリント回路基板(不図示)が施された円筒状のスルーホール11Aが形成されている。このスルーホール11Aの入口側には、入口縁部11Eが設けられる。また、アウタハウジング12の上面には、外方に向かって突出する係止用突起12Aが形成されている。なお、インナハウジング11の外壁とアウタハウジング12の内壁との間には、オスコネクタ20を案内するガイド溝13となっている。
(1.2)オスコネクタ
図1及び図3に示すように、オスコネクタ20は、ハウジング21と、ハウジング21の上面に設けられ、メスコネクタ10の係止用突起12Aと係止される係止用レバー22とによって構成される。ハウジング21には、インナハウジング11が挿入されるコネクタ開口部21Aと、接続端子30が挿入される端子挿入孔21Bが形成されている。また、端子挿入孔21Bには、端子挿入孔21B内に向かって片持ち状に突出する突出する弾性変形するランス21Cが設けられている。ランス21Cには、端子挿入孔21Bに挿入された接続端子30の一部と係止される。
(1.3)接続端子
図1及び図4に示すように、接続端子30は、プリント回路基板(不図示)が施されたスルーホール11Aに繰り返し挿入可能であるとともに、電線Wの端末に取り付けられている。この接続端子30は、導通可能な一枚の板材が加工されることによって形成される。
接続端子30は、電線Wに固定される本体部40と、接続端子30の挿入方向IDに対して本体部40よりも先端に位置する先端部50とを備えている。
本体部40は、被覆固定部分41と、カシメ部分42と、係止部分43とを備えている。被覆固定部分41は、電線Wの芯線W1を被覆した被覆材W2を覆うように、被覆材W2の外周に固定されている。カシメ部分42は、被覆固定部分41よりも挿入方向IDの先端に位置するとともに、電線Wの芯線W1にかしめられることによって芯線W1と導通接続される。係止部分43は、カシメ部分42よりも挿入方向IDの先端に位置して先端部50と連なるとともに、接続端子30が端子挿入孔21Bに装着されるとランス21Cに係止される。
先端部50は、最先端領域51(第1先端領域)と、バネ領域52(第2先端領域)とを備えている。最先端領域51は、スルーホール11A内に配置され、挿入方向IDに沿って形成(本実施形態では、略円筒状に形成)されている。また、最先端領域51の先端は、該先端に行くに連れて先細状に形成される。バネ領域52は、最先端領域51と本体部40(係止部分43)との間に位置し、複数のスリットSによって弾性変形するように形成されている。
バネ領域52は、挿入方向IDに対して少なくとも一部が傾斜した状態で、挿入方向IDに対してスルーホール11Aの入口縁部11Eに向けて付勢されて入口縁部11Eに接触する。このバネ領域52は、先端側部分52Aと、中間部分52Bと、後端側部分52Cとによって構成されている。
先端側部分52Aは、最先端領域51に連結されるとともに、最先端領域51から本体部40側(挿入方向IDの手前側)に向かって徐々に拡径している。先端側部分52Aは、スルーホール11Aの入口縁部11Eに接触する。
中間部分52Bは、先端側部分52Aに連結されるとともに、先端側部分52Aから内方(先端部50の中心側)に向けて設けられる。本実施形態では、中間部分52Bは、先端側部分52Aから本体部40側(後端側部分52C側)に向かって徐々に縮径している。
後端側部分52Cは、中間部分52Bと本体部40の係止部分43とを連結する。本実施形態では、後端側部分52Cは、中間部分52Bから本体部40側に向かって徐々に拡径している。
(2)コネクタ1の嵌合
次に、上述したコネクタ1(メスコネクタ10及びオスコネクタ20)の嵌合方法について、図面を参照しながら説明する。図5(a)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合開始時を示す断面図であり、図5(b)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合途中を示す断面図であり、図5(c)は、本実施形態に係るメスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合完了時を示す断面図である。図6は、図5(c)のA拡大図である。
図5(a)に示すように、接続端子30は、オスコネクタ20の端子挿入孔21Bに装着されている。また、接続端子30の係止部分43は、端子挿入孔21Bに設けられるランス21Cに係止されている。この際、接続端子30の先端部50は、オスコネクタ20のコネクタ開口部21A内に位置し、ハウジング21で覆われた状態でハウジング21内に設けられている。
図5(b)に示すように、このメスコネクタ10とオスコネクタ20とが徐々に近づくと、接続端子30が装着されたオスコネクタ20のハウジング21は、メスコネクタ10のガイド溝13に案内される。
そして、図5(c)に示すように、メスコネクタ10の係止用突起12Aとオスコネクタ20の係止用レバー22とが係止して、メスコネクタ10とオスコネクタ20とが嵌合する。このとき、接続端子30の先端部50は、メスコネクタ10のスルーホール11Aに挿入されている。具体的には、図6に示すように、先端部50のバネ領域52がスルーホール11Aの入口縁部11Eに当接することにより酸化皮膜除去(ワイピング)されながら、先端部50の最先端領域51がスルーホール11A内に位置する。つまり、先端部50のバネ領域52は、スルーホール11Aの入口縁部11Eに向けて付勢されて入口縁部11Eに接触する。
この際、先端部50のバネ領域52は、先端部50の中心側に弾性変形することによって、入口縁部11Eとの必要な接圧を確保できる。ここで、メスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合時において、コネクタロックのオーバーストロークや寸法公差によるクリアランスZ(図5(c)及び図6参照)の分、オスコネクタ20への外力や振動によって接続端子30が動く(振動する)ことが考えられる。しかし、先端部50のバネ領域52の復元力により挿入方向IDに対する逆方向(矢印y方向)へ押圧力が発生し、その反力で入口縁部11Eを押し付けることによって耐振動性を向上できる。
(3)作用・効果
以上説明した本実施形態では、バネ領域52は、挿入方向IDに対して少なくとも一部が傾斜した状態で、挿入方向IDに対してスルーホール11Aの入口縁部11Eに向けて付勢されて入口縁部11Eに接触する。これにより、スルーホール11Aの大きさに関わらず、スルーホール11Aの内周面に向かってバネ領域52が均等に接圧される。このため、スルーホール11Aとバネ領域52との十分な接圧を確保でき、スルーホール11Aとバネ領域52との接触が不十分になることなく、接続信頼性を確保できる。
加えて、バネ領域52は、スルーホール11Aの入口縁部11Eに当接することによって、スルーホール11Aの入口縁部11Eが酸化皮膜除去(ワイピング)しながら、先端部50の一部(最先端領域51)がスルーホール11A内に進入する。このため、スルーホール11Aの入口縁部11Eを酸化皮膜除去でき、電気抵抗の上昇を抑制することもできる。
ところで、接続端子30がコネクタ1に用いられる場合、コネクタロックのオーバーストロークや寸法公差によるクリアランスZ(図5(c)及び図6参照)の分、コネクタ1への外力や振動によって接続端子30が動く(振動する)ことが考えられる。しかし、バネ領域52は、挿入方向IDに対してスルーホール11Aの入口縁部11Eに向けて付勢されて入口縁部11Eに接触することによって、接続端子30の振動を抑制でき、耐振動性を向上できるとともに、コネクタ1のガタ等による接点不良をも抑制できる。
特に、接続端子30の先端部50は、オスコネクタ20のコネクタ開口部21A内に位置し、ハウジング21で覆われた状態でハウジング21内に設けられている。つまり、先端部50は、ハウジング21で保護されている。このため、接続端子30の先端部50がむき出しとなっている場合と比較して、メスコネクタ10とオスコネクタ20との嵌合時に先端部50が損傷し難くなり、先端部50の耐久性をも向上できる。
また、本実施形態では、バネ領域52は、先端側部分52Aと中間部分52Bと後端側部分52Cとによって構成され、先端側部分52Aは、スルーホール11Aの入口縁部11Eに接触する。つまり、スルーホール11Aの入口縁部11Eと先端側部分52Aとを確実に接触でき、接続信頼性をより確実に確保できる。
また、本実施形態では、中間部分52Bが先端側部分52Aから本体部40側(後端側部分52C側)に向かって徐々に縮径する。また、後端側部分52Cは、中間部分52Bから本体部40側に向かって徐々に拡径する。これにより、スルーホール11Aの入口縁部11Eと先端側部分52Aとをより接触させ易くなる。
また、本実施形態では、本体部40及び先端部50(接続端子30)は、導通可能な一枚の板材が加工されることによって形成される。これにより、本体部40及び先端部50が別体の板材等によって加工される場合と比較して、接続端子30の耐久性が向上するとともに、接続端子30の製造コストをも抑制できる。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。具体的には、電線Wは、断面円形状であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、その他の形状(略四角柱状など)であってもよい。同様に、スルーホール11Aや先端部50(最先端領域51)についても、その他の形状(略四角柱状など)であってもよい。
また、接続端子30は、コネクタ1(オスコネクタ20)に設けられるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、その他の部材(回路など)に設けられていてもよく、プリント回路基板が施されたスルーホールに繰り返し挿入されればよい。
また、接続端子30(本体部40及び先端部50)は、導通可能な一枚の板材が加工されることによって形成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、導通可能な複数の板材が組み合わされることによって形成されていてもよい。
また、先端部50のバネ領域52は、先端側部分52Aと、中間部分52Bと、後端側部分52Cによって構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、スルーホール11Aの入口縁部11Eに付勢されて入口縁部11Eに接触する構成であればよい。
また、中間部分52Bは、先端側部分52Aから本体部40側(後端側部分52C側)に向かって徐々に縮径するものとして説明したが、これに限定されるものではない。同様に、後端側部分52Cは、中間部分52Bから本体部40側に向かって徐々に拡径するものとして説明したが、これに限定されるものではない。つまり、中間部分52B及び後端側部分52Cは、入口縁部11Eに先端側部分52Aを接触させることができる構成であればよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められる。
1…コネクタ
10…メスコネクタ
11A…スルーホール
11E…入口縁部
20…オスコネクタ
30…接続端子
40…本体部
50…先端部
51…最先端領域(第1先端領域)
52…バネ領域(第2先端領域)
52A…先端側部分
52B…中間部分
52C…後端側部分
S…スリット
W…電線

Claims (4)

  1. プリント回路基板が施されたスルーホールに繰り返し挿入可能であるとともに、電線の端末に取り付けられる接続端子であって、
    前記電線に固定される本体部と、
    前記接続端子の挿入方向に対して前記本体部よりも先端に位置する先端部と
    を備え、
    前記先端部は、
    前記挿入方向に沿って形成されるとともに、前記スルーホール内に配置される第1先端領域と、
    前記第1先端領域と前記本体部との間に位置し、弾性変形する第2先端領域と
    を備え、
    前記第2先端領域は、前記挿入方向に対して少なくとも一部が傾斜した状態で、前記挿入方向に対して前記スルーホールの入口側の縁部に向けて付勢されて前記縁部に接触することを特徴とする接続端子。
  2. 請求項1に記載の接続端子であって、
    前記第2先端領域は、
    前記第1先端領域に連結されるとともに、前記第1先端領域から前記本体部側に向かって徐々に拡径する先端側部分と、
    前記先端側部分に連結されるとともに、前記先端側部分から内方に向けて設けられる中間部分と、
    前記中間部分と前記本体部とを連結する後端側部分と
    によって構成され、
    前記先端側部分は、前記スルーホールの前記縁部に接触することを特徴とする接続端子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の接続端子であって、
    前記後端側部分は、前記中間部分から前記本体部側に向かって徐々に拡径することを特徴とする接続端子。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の接続端子を備えることを特徴とするコネクタ。
JP2011198058A 2011-09-12 2011-09-12 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ Abandoned JP2013062044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011198058A JP2013062044A (ja) 2011-09-12 2011-09-12 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011198058A JP2013062044A (ja) 2011-09-12 2011-09-12 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013062044A true JP2013062044A (ja) 2013-04-04

Family

ID=48186563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011198058A Abandoned JP2013062044A (ja) 2011-09-12 2011-09-12 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013062044A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628174B2 (ja) * 1985-12-13 1994-04-13 株式会社日立製作所 プレスフイツトピン
JP2002298962A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Jst Mfg Co Ltd 樹脂ハンダを用いた電気接触子、電気コネクタ及びこれらのプリント配線板への接続方法
JP2006319044A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nissan Motor Co Ltd 基板実装構造と基板実装方法およびこれらに用いる接続ピン
US7661998B1 (en) * 2008-10-06 2010-02-16 Tyco Electronics Corporation Electrical contact for interconnecting electrical components

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628174B2 (ja) * 1985-12-13 1994-04-13 株式会社日立製作所 プレスフイツトピン
JP2002298962A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Jst Mfg Co Ltd 樹脂ハンダを用いた電気接触子、電気コネクタ及びこれらのプリント配線板への接続方法
JP2006319044A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Nissan Motor Co Ltd 基板実装構造と基板実装方法およびこれらに用いる接続ピン
US7661998B1 (en) * 2008-10-06 2010-02-16 Tyco Electronics Corporation Electrical contact for interconnecting electrical components

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4804526B2 (ja) 電気コネクタ
KR101911174B1 (ko) 단자 및 커넥터
US9583869B2 (en) Connector and electrical connection device
JP5956071B2 (ja) 接続端子
JP5754533B1 (ja) コネクタ端子およびコネクタ
KR101963844B1 (ko) 전기 커넥터
JP5708705B2 (ja) 電気コネクタ
JP6209356B2 (ja) コネクタ
JP5762187B2 (ja) コネクタの誤挿入防止構造
KR101809340B1 (ko) 커넥터 및 상기 커넥터에 이용되는 헤더 및 소켓
JP5834243B2 (ja) 保持金具、コネクタ接続体およびコネクタ
TW200937768A (en) Connector
JP2013062044A (ja) 接続端子及びこの接続端子を備えるコネクタ
JP6613129B2 (ja) 金属端子
JP5600523B2 (ja) コネクタ構造
JP5388350B2 (ja) 電気接続用端子及びこれを用いたコネクタ
JP5527229B2 (ja) コネクタ
JP5878831B2 (ja) コネクタ端子収容ハウジング
JP6053544B2 (ja) 突き当てコネクタの基板接続構造
JP5573695B2 (ja) コネクタ
JP5860750B2 (ja) 基板コネクタ
JPH10247542A (ja) 端 子
JP5965789B2 (ja) コネクタ
JP5892201B2 (ja) コネクタ端子
JP2010021058A (ja) カード用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150414

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20150612