JP5527229B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コスト低減を図ることを目的とする。
尚、本発明において「一体的に設けられている」とは、単一部品であるショート端子にペグ機能部を一体に形成する場合に限らず、ショート端子とは別体の部品にペグ機能部を形成し、このペグ機能部が形成された部品とショート端子とを圧着、溶接等の手段によって導通可能に結合(合体)して一体部品化する場合も含む。
尚、本発明において「一体的に設けられている」とは、単一部品であるショート端子に検知部を一体に形成する場合に限らず、ショート端子とは別体の部品に検知部を形成し、この検知部が形成された部品とショート端子とを圧着、溶接等の手段によって導通可能に結合(合体)して一体部品化する場合も含む。
両ハウジングの嵌合終期には、第2端子金具の接触部に弾性接触していた弾性接触片が、弾性撓み量を増しながら受け部に乗り上がる。この受け部が形成されている端子収容部の壁部は、第2端子金具を包囲するような形態であるから、片持ち状に突出した形態のものに比べて剛性が高い。したがって、壁部は、比較的肉薄にすることが可能となるので、両ハウジングが嵌合した状態における弾性接触片の弾性撓み量を低減させることができる。これにより、経年劣化による弾性接触片のバネ力低下の進行が抑えられるので、ショート端子として安価な金属材料を用いることができる。
端子収容部を構成する壁部のうち受け部の形成領域を、他の領域に比べて肉薄としたので、その分、弾性接触片の弾性撓み量が小さく抑えられる。
ショート端子にペグ機能部を一体的に設けたので、ショート端子とは別体のペグを用いる場合に比べると、部品点数が少なくて済む。
両ハウジングの嵌合状態を検知する手段としての検知部を、ショート端子に一体的に設けたので、検知部を、ショート端子とは別体の部品に形成する場合に比べると、部品点数が少なくて済む。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図12を参照して説明する。本実施形態のコネクタAは、図4〜9に示すように回路基板Pの表面に実装される第1ハウジング10と、図6,9に示すように第1ハウジング10に嵌合される第2ハウジング30とを備え、自動車のエアバッグ回路(図示省略)に接続されている。コネクタAは、両ハウジング10,30が正規に嵌合したかどうかを検知する嵌合検知手段と、両ハウジング10,30の嵌合の際にエアバッグが誤作動するのを防止する誤作動防止手段を有している。尚、以下の説明において、第1ハウジング10の上下方向は、水平にした回路基板Pの上面に固定した状態を基準とし、第2ハウジング30の上下方向は、回路基板Pに固定されている第1ハウジング10に嵌合した状態を基準とする。
図13,14は、回路基板Pに表面実装される基板用コネクタBをあらわしている。この基板用コネクタBは、端子保持部51と、端子保持部51の外周縁から前方へ角筒状に突出するフード部52とを一体に形成して構成されたハウジング50を有している。端子保持部51には、複数の細長いタブ状の端子金具53が、上下2段に分かれて千鳥状に配置されて前後方向に貫通されている。端子金具53の前端部は、図示しない相手側端子との接続手段である端子接続部54となっていて、フード部52内に収容されている。端子金具53のうち端子保持部51よりも後方の領域には、略L字形に屈曲された基板接続部55が形成され、この基板接続部55は、回路基板Pの表面に接続されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子収容部を構成する壁部のうち受け部の形成領域を、他の領域に比べて肉薄としたが、壁部の厚さは、受け部の形成領域を含めて均一にしてもよい。
(2)上記実施形態では、第1端子金具が雄形の端子金具であり、第2端子金具が雌形の端子金具である場合について説明したが、本発明は、第1端子金具が雌形の端子金具であり、第2端子金具が雄形の端子金具である場合にも適用できる。この場合は、雄形の第2端子金具のタブを、端子収容部の前端から前方へ突出させて、この突出させたタブを、弾性接触片との接触部として機能させればよい。
(3)上記実施形態では、回路基板に実装される基板用コネクタに適用した場合について説明したが、本発明は、基板用コネクタに限らず、ワイヤーハーネス同士を接続するためのコネクタにも適用できる。
(4)上記実施形態では、ショート端子(多機能端子)に、第1ハウジングを回路基板に固定するためのペグ機能部を一体に形成したが、ショート端子とは別体のペグを用いて第1ハウジングを回路基板に固定してもよい。
(5)上記実施形態では、両ハウジングの嵌合状態を検知する手段としての検知部を、ショート端子(多機能端子)に一体に形成したが、検知部を、ショート端子とは別体の部品に形成してもよい。
(6)上記実施形態では、多機能端子が、エアバッグ回路の誤作動防止手段としての弾性接触片と、両ハウジングの嵌合検知手段としての検知部と、第1ハウジングを回路基板に固定するためのペグ機能部とを一体に形成して構成されているが、多機能端子は、弾性接触片が形成されている部品と、検知部及びペグ機能部が形成されている部品とを導通可能に一体部品化したものでもよく、弾性接触片とペグ機能部が形成されている部品と、検知部が形成されている部品とを導通可能に一体部品化したものでもよく、弾性接触片と検知部が形成されている部品と、ペグ機能部が形成されている部品とを導通可能に一体部品化したものでもよく、弾性接触片が形成されている部品と、検知部が形成されている部品と、ペグ機能部が形成されている部品とを導通可能に一体部品化したものでもよい。このように複数の部品を導通可能に一体化する手段としては、圧着、溶接等の手段を用いることができる。
P…回路基板
10…第1ハウジング
15…第1端子金具
16…タブ状端子(検知端子)
20…多機能端子(ショート端子)
22…ペグ機能部
24…検知部
25…弾性接触片
30…第2ハウジング
31…端子収容部
33…第2端子金具
34…接触部
35…下壁部(端子収容部を構成する壁部)
37…受け部
Claims (4)
- 一対の第1端子金具が設けられた第1ハウジングと、
一対の第2端子金具が設けられた第2ハウジングと、
前記第1ハウジングに一体的に移動するように設けられ、前記一対の第2端子金具に弾性接触可能な一対の弾性接触片を有するショート端子とを備え、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングの嵌合過程では、前記ショート端子により前記一対の第2端子金具が短絡された状態で、前記第1端子金具と前記第2端子金具とが接触し、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合した状態では、前記ショート端子による前記一対の第2端子金具の短絡が解除されるようになっているコネクタであって、
前記第2ハウジングには、前記第2端子金具における前記弾性接触片との接触部を露出させた状態で、前記第2端子金具の少なくとも一部を収容する端子収容部が形成され、
前記端子収容部を構成する壁部には、前記第2ハウジングに対する前記第1ハウジングの嵌合方向において前記接触部よりも前方に配置され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合した状態において前記弾性接触片を弾性接触させる受け部が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記壁部のうち前記受け部の形成領域が、他の領域に比べて肉薄とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記第1ハウジングが、回路基板に表面実装されるようになっており、
前記ショート端子には、前記第1ハウジングを前記回路基板に固定するためのペグ機能部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。 - 前記ショート端子には、検知部が一体的に設けられ、
前記第1ハウジングには、前記ショート端子とは別体であって、前記検知部と接触可能な検知端子が設けられ、
前記検知部と前記検知端子が接触することで、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合したことが検知されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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