JP2013059862A - くるみ製本機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表紙と中身に照合用コードを印刷し、表紙と中身を照合しながら製本する際に、中身に印刷された照合用コードが正確に判別できるようにしたくるみ製本機であって、前記くるみ製本機は、回転する搬送チェーンに複数のクランパが固定され、クランパの通過部に少なくとも、冊子の中身を複数枚の用紙を積み重ねて集積した状態でクランパに供給する中身供給部と、糊付け部と、表紙供給部と、整合部と、くるみ接着製本部とを有し、前記それぞれのクランパには、中身が前記回転する搬送チェーンの外側に倒れないように支えるための補助板が取り付けられ、前記補助板には、前記中身の補助板に接する紙の表出面に印刷された表紙と照合するための照合用コードを表出するための切り欠きが形成される。
【選択図】 図1
Description
冊子化される中身が、厚手の(ページ数の多い)場合は糊付けの前に、背に傷をつけて接着面積を広げるミリング部103を設ける場合もある。
そのため、表紙の図柄が略同一で、中身が一部異なる冊子の製本や、表紙も中身も異なる冊子の製本には、製本後の中身と表紙の照合(冊子の検査)に多大な時間と労力がかかっていた。
前述のような、表紙と中身の組合せ確認のほかに、中身の上下と表紙の上下が逆の状態で製本されるトラブルも発生する。後者のようなトラブルを防止するために「グル検知装置」が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
そこで本発明は、表紙と中身に照合用コードを印刷し、表紙と中身を照合しながら製本し、中身に印刷された照合用コードが正確に判別できるよう、製本機に取り付けられたクランパの補助板に切り欠きを形成したくるみ製本機を提供することを目的とするものである。
1)表紙と中身に照合用コードを印刷し、表紙と中身を照合しながら製本する際に、中身に印刷された照合用コードが正確に判別できるようにしたくるみ製本機であって、前記くるみ製本機は、周回する搬送チェーンに複数のクランパが固定され、クランパの通過部に少なくとも、冊子の中身を複数枚の用紙を積み重ねて集積した状態でクランパに供給する中身供給部と、糊付け部と、表紙供給部と、整合部と、くるみ接着製本部とを有し、前記それぞれのクランパには、中身が前記周回する搬送チェーンの外側に倒れないように支えるための補助板が取り付けられたことによって、中身に印刷された照合用コードを正確に判別することができる。
その結果、冊子の表紙と中身の丁合ミスを防止することができる。
2)また、くるみ製本機の中身供給部でクランパのクランプ部に中身がスムーズに挿入されるように補助板のクランパへの固定部周辺は斜め直線状または、曲線状に形成されたことによって、中身をクランプ部に挿入する際のジャムを防止することができ、製本の効率を高め、製本コストを低減させることができる。
図2に示すように、通常のくるみ製本機100は、周回する搬送チェーンに複数のクランパ1が固定され、クランパ1の通過部に少なくとも、中身供給部101と、クランプ部102と、糊付け部104と、表紙供給部105と、整合部106と、くるみ接着製本部(以下、単にくるみ接着部という)107と、製本機によっては中身3の背に細かい傷を付けるミリング部103を備えている。ミリング部103では、中身3の背に中身3の厚さ方向に細かい傷を付け、接着面積を多くして表紙2との接着強度を高める。
くるみ製本機には、中身3がクランパ1の下方から供給される装置と、クランパ1の上方から供給される装置があるが、クランプ部102以降は共通である。本実施形態の説明では、中身3はクランパ1の下方から供給される場合の例で説明する。
糊付けされた中身3は、整合部106で表紙供給部105から供給された表紙2に載置され、くるみ接着部107で締め付けられて冊子化される。
図1、2に示すように、中身3は、縦組みの状態で移動し、平らな状態で供給された表紙2の表面に載置され、くるみ接着部107で、表紙2を中身3の面に徐々に近付けながら包まれて冊子化される。
冊子排出部109では、出来上がった冊子(図示せず)を検査し、不良品を仕分けする。
切り欠き130は、図1に示すように半月形に拘るものではなく、丸く切り抜かれた開口部でも、角張った切り欠きでもよい。
前述の丸く切り抜かれた開口部や、角張った切り欠きを形成するときに、中身3の左右方向のエッジが、切り欠き130の内側に引っかからないようにする。
クランパ固定部12は、冊子の小口と背までの距離の比較的大きな寸法に合わせて高さが設定される。
一方、クランパ可動部11側は、クランパ固定部12に比べ低めの高さになっているために中身3がクランプされたときに、中身が搬送チェーンの外側(クランパ可動部11側)に倒れないように、補助板13が取り付けられる。
さらに、補助板13には、前記中身3の補助板に接する紙の表出面に印刷された(表紙と照合するための)照合用コード34を表出するための切り欠き130が形成される。
その結果、図に示すように、中身3の紙片は補助板13に支えられて、クランパ可動部11側に倒れ込むことがなく照合用コード34は確実に表出される。
中身照合用コード34及び表紙照合用コード24は同一の数字、記号、バーコード、二次元コードなどでも、異なった数字、記号、バーコード、二次元コードなどでもよい。
図2に示す、くるみ製本機の制御部108で、事前に組み込まれたプログラムによって照合されて表紙と中身の組合せが正しい状態であるかどうかが判定される。
タイミングの取り方によっては、光学読取装置の設置場所は整合部106の近傍に限定されず、くるみ製本機の中身供給部101、クランプ部102、糊付け部104、整合部106の何れかのクランパ通過部近傍に設置することもできる。
本実施形態の例では、表紙2に印刷された照合用コードを読取る光学読取装置51は表紙供給部と整合部の間のクランパの近傍、中身に印刷された照合用コードを読取る光学読取装置52は整合部106を通過するクランパの近傍に設置される。
図示していないが、前記背には糊が塗布されており、表紙供給部で供給された表紙2の所定位置に載置されるようになっている。
制御部108は、前述の周回する搬送チェーン、中身供給部101、クランプ部102、糊付け部104、表紙供給部105、整合部106、くるみ接着部107の各部を制御すると共に、前述の表紙光学読取装置51、中身光学読取装置52から送信された照合用コード24、34を照合する。
図示しないが、制御部108には停止ボタンが備えられており、表紙と中身の不一致が発生した場合は、オペレータによってくるみ製本機を停止することができるようになっている。
図3のa図に示す例は、従来の補助板13の例で、クランパ可動部11に固定された補助板13の固定部周辺131が直角に近い形状となっているために、挿入された中身3の外側紙片が補助板13の固定部周辺131につかえて折れ曲がってしまった例である。
図1で説明したように、クランパ可動部11とクランパ固定部12に挟持されて移動してきた中身3は、表紙供給部105から供給された表紙2の上に載置される。表紙2には照合用コード24が印刷されている。
図1に示すように中身3に印刷された照合用コード34は補助板13の切り欠き130に表出している。
表紙2に印刷された照合用コード24と、中身3に印刷された照合用コード34が図2に示す光学読取装置51、52によって読み取られ、照合されて製本され、冊子23となる。
2 表紙
3 中身
6 警報装置
11 クランパ可動部
12 クランパ固定部
13 補助板
23 冊子
24、34 照合用コード
51 表紙光学読取装置
52 中身光学読取装置
100 くるみ製本機
101 中身供給部
102 クランプ部
103 ミリング部
104 糊付け部
105 表紙供給部
106 整合部
107 くるみ接着製本部
108 制御部
109 冊子排出部
130 切り欠き
131、132、133 補助板13の固定部周辺
Claims (2)
- 表紙と中身に照合用コードを印刷し、表紙と中身を照合しながら製本する際に、中身に印刷された照合用コードが正確に判別できるようにしたくるみ製本機であって、
前記くるみ製本機は、周回する搬送チェーンに複数のクランパが固定され、クランパの通過部に少なくとも、冊子の中身を複数枚の用紙を積み重ねて集積した状態でクランパに供給する中身供給部と、糊付け部と、表紙供給部と、整合部と、くるみ接着製本部とを有し、前記それぞれのクランパには、中身が前記周回する搬送チェーンの外側に倒れないように支えるための補助板が取り付けられ、
前記補助板には、前記照合用コードを表出するための切り欠きが形成されていることを特徴とするくるみ製本機。 - 請求項1に記載のくるみ製本機において、
くるみ製本機の中身供給部でクランパのクランプ部に中身がスムーズに挿入されるように、補助板のクランパへの固定部周辺を斜め直線状または、曲線状に形成したことを特徴とするくるみ製本機。
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JP7247639B2 (ja) | 2019-02-18 | 2023-03-29 | 大日本印刷株式会社 | 糊綴じシステムおよび集積装置 |
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