JP2013055030A - 防食機能付コネクタ - Google Patents
防食機能付コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013055030A JP2013055030A JP2012020002A JP2012020002A JP2013055030A JP 2013055030 A JP2013055030 A JP 2013055030A JP 2012020002 A JP2012020002 A JP 2012020002A JP 2012020002 A JP2012020002 A JP 2012020002A JP 2013055030 A JP2013055030 A JP 2013055030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- connector
- contact portion
- conductor
- anticorrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
【解決手段】防食機能付コネクタは、それぞれが導体52を有する複数の電線50の端末にそれぞれ装着され、かつ、その導体52を構成する金属と異なる金属により構成される複数の端子10と、ハウジング20と、防食体30と、を備える。ハウジング20は、端子挿入孔22と、これらの端子挿入孔の後ろ側に位置してこれらの端子挿入孔に跨る形状の防食体収容空間24とを画定する。防食体は、弾性変形可能な材料からなり、貫通孔32を有する。電線圧着部14と導体との接触部位が貫通孔内に位置するように防食体の位置が設定される。防食体が貫通孔を囲む内周面のうち少なくとも前記接触部位の前後に位置する部分33,34が拡径方向に弾性変形して端子または電線と密着することにより当該接触部位への水分の浸入を抑止する。
【選択図】図1
Description
込むようにして当該絶縁被覆54に圧着される。
52に圧着され、インシュレーションバレル16が当該導体52のすぐ後ろ側に位置する絶縁被覆54に圧着される。前記のように、前記導体52はアルミニウムからなり、前記導体バレル15を含む端子10全体が銅または銅合金により構成されているため、当該導体52と当該導体バレル15との接触部位に水分が付着すると、電気的に卑であるアルミニウム導体のイオン化が進行してその腐食が進行することになる。この腐食は、後に詳述する防食体30により抑止される。
向のテーパー)が与えられてもよい。
12 電気接触部
14 電線圧着部
15 導体バレル
16 インシュレーションバレル
20 ハウジング
22 端子挿入孔
24 防食体収容空間
27 ハウジング後部
27a 凹部
30 防食体
32 貫通孔
33,34 シール部
37 フランジ部
40 リテーナ
42 リテーナの底壁
46 端子係止部
46a 係止突起
50 電線
52 導体
54 絶縁被覆
Claims (8)
- 防食機能付コネクタであって、
それぞれが導体を有する複数の電線の端末にそれぞれ装着され、かつ、その導体を構成する金属と異なる金属により構成される複数の端子と、
これらの端子を一括して収容するハウジングと、
前記端子と前記電線の導体との接触部位の腐食を防ぐための防食体と、を備え、
前記各端子は、相手方の端子と嵌合して電気的に導通するように接触する電気接触部と、この電気接触部の後ろ側に位置し、前記電線の端末に圧着されて当該電線の導体と電気的に導通するように接触する電線圧着部とを有し、
前記ハウジングは、前記各端子の電気接触部がそれぞれ当該端子の軸方向に沿って挿入される複数の端子挿入孔と、これらの端子挿入孔の後ろ側に位置してこれらの端子挿入孔に跨る形状を有し、前記防食体を収容することが可能な防食体収容空間とを画定する形状を有し、
前記防食体は、弾性変形可能な材料からなり、前記各電気接触部の通過を許容して当該電気接触部の前記端子挿入孔への挿入を可能にする複数の貫通孔を有し、当該端子挿入孔に当該電気接触部が挿入された状態で前記電線圧着部と前記電線の導体との接触部位が前記貫通孔内に位置するように前記ハウジング内における前記防食体の位置が設定され、かつ、この貫通孔を囲む前記防食体の内周面のうち少なくとも前記電線圧着部と前記電線の導体との接触部位の前後に位置する部分が拡径方向に弾性変形して前記端子または前記電線と密着することにより当該接触部位への水分の浸入を抑止する形状を有する、防食機能付コネクタ。 - 請求項1記載の防食機能付コネクタであって、前記端子は、前記電気接触部と前記電線圧着部との間に、当該電線圧着部と前記電線の導体との接触部位よりも大きな断面を有して前記貫通孔を囲む前記防食体の内周面と密着する断面拡大部を有する、防食機能付コネクタ。
- 請求項1記載の防食機能付コネクタであって、前記各貫通孔を囲む前記防水体の内周面は、前記接触部位を挟む前後の部位に全周にわたって他の部分の内周面よりも内方に突出するシール部を有し、これらのシール部がそれぞれ拡径方向に弾性変形した状態で前記端子または前記電線に密着する、防食機能付コネクタ。
- 請求項3記載の防食機能付コネクタであって、前記端子は、前記電気接触部と前記電線圧着部との間に、当該電線圧着部と前記電線の導体との接触部位よりも大きな断面を有して前記貫通孔を囲む前記防食体の内周面と密着する断面拡大部を有し、この断面拡大部が前記両シール部のうちの前側のシール部に密着するように当該シール部の位置が設定されている、防食機能付コネクタ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の防食機能付コネクタであって、前記防水体のうち前記端子の挿入入口部分である後端部に、当該後端部よりも前側の部分よりも外向きに突出するフランジ部が形成されている、防食機能付コネクタ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の防食機能付コネクタであって、さらに、前記端子挿入孔に前記電気接触部が挿入された状態の端子を係止するために前記ハウジングに取付けられるリテーナを備え、このリテーナは、前記各端子挿入孔への前記電気接触部の挿入を許容する挿入許容位置と、当該端子挿入孔に当該電気接触部が挿入された状態で当該端子挿入孔からの当該電気接触部の離脱を阻止するように当該端子を係止する係止位置との間で移動可能となるように前記ハウジングに取付けられ、当該リテーナが前記挿入許容位置から前記係止位置に移動するのに伴って当該リテーナが前記防食体を圧縮するように当該リテーナの取付位置が定められている、防食機能付コネクタ。
- 請求項6記載の防食機能付コネクタであって、前記防水体のうち前記端子の挿入入口部分である後端部に、当該後端部よりも前側の部分よりも外向きに突出するフランジ部が形成され、当該フランジ部は前記リテーナの後端よりも後方に位置し、前記ハウジングは、前記リテーナの後端よりも後方に位置するハウジング後部を有してこのハウジング後部が前記フランジ部を受け入れる凹部を含む内周面を有する、防食機能付コネクタ。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の防食機能付コネクタであって、前記各貫通孔を囲む前記防水体の内周面と、前記端子の電線圧着部と前記電線の導体との接触部位の表面との間に、両者の隙間を埋めるような流動性を有する防水材が介設される、防食機能付コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012020002A JP5790522B2 (ja) | 2011-08-09 | 2012-02-01 | 防食機能付コネクタ |
PCT/JP2012/004968 WO2013021610A1 (ja) | 2011-08-09 | 2012-08-06 | 防食機能付コネクタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011173489 | 2011-08-09 | ||
JP2011173489 | 2011-08-09 | ||
JP2012020002A JP5790522B2 (ja) | 2011-08-09 | 2012-02-01 | 防食機能付コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013055030A true JP2013055030A (ja) | 2013-03-21 |
JP5790522B2 JP5790522B2 (ja) | 2015-10-07 |
Family
ID=48131824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012020002A Expired - Fee Related JP5790522B2 (ja) | 2011-08-09 | 2012-02-01 | 防食機能付コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5790522B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784674U (ja) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | ||
JPH11354199A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Harness Syst Tech Res Ltd | 防水コネクタ |
JP2010251119A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | バッテリーケーブル用コネクタ構造 |
-
2012
- 2012-02-01 JP JP2012020002A patent/JP5790522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784674U (ja) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | ||
JPH11354199A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-24 | Harness Syst Tech Res Ltd | 防水コネクタ |
JP2010251119A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | バッテリーケーブル用コネクタ構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5790522B2 (ja) | 2015-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5622314B2 (ja) | コネクタ端子の電線接続構造 | |
US9543689B2 (en) | Terminal crimped wire | |
KR101538533B1 (ko) | 성형 시일을 갖는 전기 단자 접속부 | |
US8927863B2 (en) | Anti-corrosion structure for wire connecting portion | |
JP5674120B2 (ja) | コネクタ端子の電線接続構造およびその製造方法 | |
US9847597B2 (en) | Electrical connector with sealing structure | |
US20120270444A1 (en) | Shield connector | |
WO2011125626A1 (ja) | 圧着端子および圧着端子の電線に対する接続構造 | |
US20130168150A1 (en) | Wire fixing member | |
JP5789136B2 (ja) | 電気接続端子 | |
US9093759B2 (en) | Connection structure for electric wire and terminal | |
JP3952441B2 (ja) | 端子防水構造 | |
US8641441B2 (en) | Connector | |
JP5814711B2 (ja) | 接続構造体 | |
JP5387477B2 (ja) | 電線付き端子金具 | |
JP2010062028A (ja) | ゴム栓及び防水コネクタ | |
JP2010113862A (ja) | 防水コネクタ及びシール部材 | |
JP5016411B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP5790522B2 (ja) | 防食機能付コネクタ | |
JP5776558B2 (ja) | 防食機能付コネクタ | |
WO2013021610A1 (ja) | 防食機能付コネクタ | |
JP6092669B2 (ja) | コネクタ | |
JP2015222737A (ja) | 接続構造体 | |
JP2017027784A (ja) | コネクタ付き電線 | |
JP2018092781A (ja) | 端子付電線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150720 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5790522 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |