JP2013052931A - スクリューコンベヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、製茶工場で使用するため、茶葉の搬送に適した構造とし、シンプルな構成で、ケーシングの底に茶残りがなく、安価なスクリューコンベヤを提供することを課題としている。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明の第1手段は、スクリューコンベヤのケーシング上部に空気噴射手段を設け、空気の噴射によりケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉を排出する。
【選択図】図1
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明の第1手段は、スクリューコンベヤのケーシング上部に空気噴射手段を設け、空気の噴射によりケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉を排出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、スクリュー羽根にて搬送を行なうスクリューコンベヤに関するものであり、特に茶葉を搬送することに適したものである。
従来の製茶工場では、ベルトコンベヤ、バケットコンベヤ、トラフコンベヤなどが使用されていた。しかし、これらのコンベヤの場合、空気中に茶葉や茶粉が飛散したり、搬送中に茶葉が落下したりして、衛生面での問題があった。そこで、近年、スクリューコンベヤを用いることが検討され始めている。
スクリューコンベヤには、有軸のスクリューコンベヤと無軸のスクリューコンベヤとがある。有軸スクリューコンベヤは、構造上、ケーシングとスクリュー羽根に隙間があり、搬送終了後には、茶葉が残ることになる。この残った茶葉をそのまま放置すると、酸化や湿気で劣化し、次にスクリューコンベヤにより搬送を行なう場合に、劣化した茶葉が混入することになる。そのため、有軸スクリューコンベヤは、搬送後の人手による掃除が必要となる。しかし、スクリューコンベヤを高所や狭い場所へ設置する場合、掃除することが困難であった。
上記のような有軸スクリューコンベヤの問題点を解決するため、構造上ケーシングとスクリュー羽根に隙間をなくした無軸スクリューコンベヤがある。この無軸スクリューコンベヤは、常にケーシングとスクリュー羽根が接触するため、磨耗粉の発生が避けられず、異物混入という問題があった。そのため、無軸スクリューコンベヤの場合、スクリュー羽根やケーシングに摩擦抵抗の低い材質を使用する必要が生じ、製造コストが高価になってしまっていた。
有軸スクリューコンベヤの掃除という問題を解決するため、特許文献1のように自動的に空気洗浄装置をするスクリューコンベヤが発明されていた。
上記の特許文献1のスクリューコンベヤは、回転軸の回転(搬送物の搬送)と同時に空気が噴射するため、搬送物が竜巻状に巻き上がってしまう。特許文献1では、この竜巻上に巻き上がることを利用して洗浄しているが、ケーシング内の搬送能力に余裕がある場合、通常は搬送物が当たらないケーシングの上や左右に搬送物が飛び散ることになり、ケーシングが通常より余計に汚れてしまうという問題があった。
本発明は、製茶工場で使用するため、茶葉の搬送に適した構造とし、シンプルな構成で、ケーシングの底に茶残りがなく、安価なスクリューコンベヤを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の第1手段は、スクリューコンベヤのケーシング上部に空気噴射手段を設け、空気の噴射によりケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉を排出する。本発明の第2手段は、第1手段において、前記空気噴射手段のエアーノズルを設ける間隔は、スクリュー羽根の送りピッチと略同寸法とする。本発明の第3手段は、第1または2手段において、エアーノズルは、茶葉の搬送方向と同方向に空気が噴射するように角度を設ける。本発明の第4手段は、スクリューコンベヤ上の搬送が終了し、ケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉だけになるときに空気を噴射する。
作業者が掃除を行う必要なく、ケーシングへの茶残りがなくなる。茶残りがなくなるので、異物混入がなくなり、効率的に茶葉を搬送することができる。
本発明の実施例について、図面を参照して説明する。本実施例のスクリューコンベヤ1のケーシング2は下半分が半円形をした形状であり、そのケーシング2の内部には、回転軸3を備えたスクリュー羽根4を設けてあり、駆動手段であるモータ5により回転軸3、スクリュー羽根4が回転している。被搬送物(本実施例では茶葉)がケーシング2内を通過するための投入口9、取出口10を設ける。
ケーシング2の内側の上部には、空気噴射手段を設ける。この空気噴射手段は、エアーノズル11、エアー配管12など構成されており、エアー配管12には、コンプレッサー13、圧力調整弁14、電磁弁15が接続されて、空気を噴射できるようになっている。エアーノズル11を設ける間隔は、スクリュー羽根4の送りピッチと略同寸法になっていると、効率的である。(効率を重視しなければ、異なる寸法でも構わない。)エアーノズル11は、茶葉20の搬送方向と同方向に空気が噴射するように角度を設ける、つまり、茶葉を取出口10の方向へ飛ばすことができる角度に取り付けられている。
投入口9より茶葉20が投入されると、スクリュー羽根4の回転により、スクリュー羽根4に押されて、茶葉20は取出口10の方向へ移動する。このとき、スクリュー羽根4とケーシング2の底とは僅かな隙間が常にあるので、茶葉20はその僅かな隙間にほんの少しずつ残ってしまう。
そこで、エアーノズル11よりスクリュー羽根4とケーシング2の間に残った茶葉20へ空気を噴射し、その茶葉20を取出口10の方向へ吹き飛ばす。これにより、ケーシング2内には茶葉20がなくなる。茶葉20を搬送している途中に、エアーノズル11から空気を噴射すると、ケーシング2内に茶葉20が飛び散ってしまうため、スクリューコンベヤ1上の搬送が終了し、ケーシング2とスクリュー羽根4との隙間に残る茶葉20だけになったときに、図4のように茶葉20のみを空気(矢印)で噴射するとよい。
製茶工場の場合、搬送装置は常時作動しているわけではなく、回分式の製茶機械から茶葉が取り出され、次の回分式の製茶機械へ搬送するまでの間、動いていることが多い。そのため、数分搬送し、数分〜数十分停止することが多い。(なかには、ずっと搬送を続ける箇所の搬送装置もある。)この数分搬送した後、停止しているときに、空気を噴射するとよい。空気を噴射するタイミングと、噴射時間は、これに限らず、制御手段により任意に設定することが可能である。
上記スクリューコンベヤ1は回転軸3を備えた有軸スクリューコンベヤであるが、茶葉が残りにくい無軸スクリューコンベヤに空気噴出手段を設置しても同様である。
1 スクリューコンベヤ
2 ケーシング
3 回転軸
4 スクリュー羽根
5 モータ
6 スプロケット
7 チェーン
8 スプロケット
9 投入口
10 取出口
11 エアーノズル
12 エアー配管
13 コンプレッサー
14 圧力調整弁
15 電磁弁
20 茶葉
2 ケーシング
3 回転軸
4 スクリュー羽根
5 モータ
6 スプロケット
7 チェーン
8 スプロケット
9 投入口
10 取出口
11 エアーノズル
12 エアー配管
13 コンプレッサー
14 圧力調整弁
15 電磁弁
20 茶葉
Claims (4)
- スクリューコンベヤのケーシング上部に空気噴射手段を設け、空気の噴射によりケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉を排出することを特徴とするスクリューコンベヤ。
- 前記空気噴射手段のエアーノズルを設ける間隔は、スクリュー羽根の送りピッチと略同寸法とすることを特徴とする請求項1記載のスクリューコンベヤ。
- エアーノズルは、茶葉の搬送方向と同方向に空気が噴射するように角度を設けることを特徴とする請求項1または2記載のスクリューコンベヤ。
- スクリューコンベヤ上の搬送が終了し、ケーシングとスクリュー羽根との隙間に残る茶葉だけになるときに空気を噴射することを特徴とする請求項1、2または3記載のスクリューコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011190327A JP2013052931A (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | スクリューコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011190327A JP2013052931A (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | スクリューコンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013052931A true JP2013052931A (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=48130294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011190327A Pending JP2013052931A (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | スクリューコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013052931A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105600364A (zh) * | 2016-03-02 | 2016-05-25 | 武汉力田生物科技有限公司 | 一种适用于粘性发酵饲料的自清洁输送装置 |
CN109230296A (zh) * | 2018-07-03 | 2019-01-18 | 中联重科股份有限公司 | 螺旋输送机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5613417U (ja) * | 1979-07-10 | 1981-02-04 | ||
JPS5633226U (ja) * | 1979-08-22 | 1981-04-01 | ||
JPH0628494Y2 (ja) * | 1986-05-13 | 1994-08-03 | 株式会社大日搬送機具製作所 | 粉粒体搬送用スクリュ−コンベヤ−における残留粉粒体の除去装置 |
-
2011
- 2011-09-01 JP JP2011190327A patent/JP2013052931A/ja active Pending
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CN109230296B (zh) * | 2018-07-03 | 2019-12-31 | 中联重科股份有限公司 | 螺旋输送机 |
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