JP2013050824A - コミュニケーションシステム、並びにサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】それぞれのユーザが他のユーザや会場内の他者(演奏者、演技者、プレイヤーなど)に携帯情報端末装置の出力によって自己の意図や感情を伝達せしめて、会場の一体感や共感を高める技術を提供する。
【解決手段】他者が認識可能な発光、画像、音声の少なくとも一つを含む出力を行うことが可能であって、選択可能な複数の出力を有し、当該携帯情報端末装置の使用者からの指示入力に従って複数の出力から一つの出力を選択する携帯情報端末装置と、携帯情報端末装置に選択可能な複数の出力のためのデータを配信する第1のサーバと、前記携帯情報端末装置における使用者の選択を記憶する第2のサーバとを有するシステム。
【選択図】図1

Description

本発明は、コミュニケーションシステム、並びにサーバに関し、より詳しくは、スマートフォン、タブレットPCなどの携帯情報端末装置を用いて、インターネットや無線電話回線を介してコミュニケーションを図るのではなく、携帯情報端末装置の画面に表示される光の明滅や画像を見せあったり、携帯情報端末装置が発する音声を聞かせあったりすることで、コンサート会場、スポーツイベントや街路など大勢の匿名の来場者や通行人が集まり、行き交うような場において、使用者同士がコミュニケーションを図れるようにする、コミュニケーションシステム並びにサーバに関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどのインターネットや無線電話回線に接続して使用する携帯情報端末装置は、高画質の画像や映像、高音質の楽曲や音声を再生表示できるようになってきた。こうした中で無線電話回線やインターネットを介して通話やメールのやり取りなどのコミュニケーションを図るだけでなく、例えばスマートフォンの画面に表示した写真を知人に見せて談笑するなど、携帯情報端末装置を直接人に見せてコミュニケーションを図る機会が増えてきている。
携帯情報端末装置はこうした少人数間でのコミュニケーション手段だけでなく、例えばコンサート会場で従来ペンライトなどの発光物を振って出演者に声援を送っていたような状況で、スマートフォンに出演者の写真を表示して、これを舞台上の出演者に掲示して声援を送るなど、携帯情報端末装置を小型のディスプレイ装置として活用する事例も出てくると考えられる。大勢の観客が同じ写真を掲示すれば、観客間の連帯感を高めるという効果も高まる。
この他にも、例えばオークションの会場で、入札の意思や入札価格をスマートフォンに表示して掲げるといった使用方法も考えられる。
コンサートやオークションのイベント会場などの閉ざされた場だけでなく、例えば、繁華街で携帯情報端末装置に好きなタレントの動画を表示させて歩き回り同好の士を探す、携帯情報端末装置に政治的なスローガンを表示させてデモ行進をするなど、屋外の開かれた場でも携帯情報端末装置を使って、不特定多数の他者に自分のメッセージを伝えることができる。
こうした携帯情報端末装置の新たな使用方法は、携帯情報端末装置が出力する画質や音質の向上により、さらに増えてくるものと考えられる。携帯情報端末装置を、小型で可搬性に優れ、簡便に表示したいものを表示できるディスプレイと考え、本来の機能であるメールや音声通話とは異なるコミュニケーションツールとして捉えなおすことができる。
特開2003−36981号公開公報
しかしながら、こうした携帯情報端末装置の使い方は既存の機器を使用者それぞれが個人的に工夫しているのに留まっている。携帯情報端末装置はもともと使用者が一人又は知人を含めた数人で見ることを想定しており、不特定多数の匿名の他者に携帯電話の画面を見せたり、音声を聞かせたりすることでコミュニケーションを図るという利用方法は想定しておらず、これに対応したシステムにもなっていない。また、こうしたコミュニケーションを成立させる共通の基盤となるインターフェースやそれを成立されるサーバ・クライアント間の仕組みは用意されていない。
携帯情報端末装置から発せられる光や画像、映像、音をコミュニケーションに活用するには、携帯情報端末装置とサーバ側が連携し、一体となったシステムが必要になる。
本発明の目的は、それぞれのユーザが他のユーザや会場内の他者(演奏者、演技者、プレイヤー、来場者など)に携帯情報端末装置の出力によって自己の意図や感情を伝達せしめて、会場の一体感や共感を高める技術を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、本発明は以下の特徴を有している。
本発明の第一の態様は、使用者の操作に応じて画像、映像や音声を表示又は出力できるスマートフォンやタブレットPC、携帯電話などの携帯情報端末装置であって、表示又は出力した画像、映像や音声を使用者の周辺にいる他者に対して画面を掲示するなどして認識させることが可能な携帯情報端末装置に対して、使用者が他者に対して操作の意図を明確に伝えることができるような画像、映像、音声などのデータを配信できることを特徴とする提供サーバを有するシステムとして提案される。
例えば格闘技などのイベント会場で観客が競技中の二名の選手に声援を送っている場合、提供サーバから観客の携帯情報端末装置に、使用者が周辺の観客や選手に対して伝えたい意図を示せるような画像と音声を配信する。この例では、使用者が伝えたい意図とは、周辺の観客に対しては、自分がどちらの選手を応援しているかを示し、同一の選手を応援している観客とは連帯感を形成したい、という意図などが考えられる。選手に伝えたい意図とは、その選手に対して使用者からの応援になる。こうした意図を明確に伝えることができるような画像、映像、音声とは、例えば、コンピュータグラフィックスで再現された選手のキャラクターが携帯情報端末装置の画面上で「闘志を燃やす体勢をとる」映像と携帯情報端末のスピーカから「威嚇の声をあげる」音声が考えられる。さらに、選手が競技に勝利したときには、選手のキャラクターが「ガッツポーズをとる」映像と、「勝利の雄叫びの声をあげる」音声なども考えられる。場合によっては、応援する選手ではなく相手方の選手が「競技に負けて倒れる」映像に、「ブーイング」の音声を組み合わせるケースも考えられる。
この他、使用者が携帯情報端末装置上の出力アプリケーションで選手のキャラクターをゲームソフトのキャラクターのように再生するためのコンピュータグラフィックスモデルデータなど、画像、映像、音声を表示するための元となるデータ、並びにこれらのデータを再生するのに必要な携帯情報端末向けのアプリケーションも含まれる。
こうした「携帯情報端末装置の使用者が他者に対して操作の意図を明確に伝えることができるような画像、映像、音声などのデータ」(出力データという)は、格闘技イベントなどに先立って作成し、各携帯情報端末装置から接続可能な提供サーバに保持し、各携帯情報端末装置からの要求に応じて配信する。
これらの出力データは、使用者が自分の意図にあわせて携帯情報端末装置で画像、映像、音声として表示又は出力される。格闘技イベントの例でいうと、使用者が携帯情報端末装置にこれらの出力データを再現する出力アプリケーションを事前にインストールしておき、こうした出力アプリケーションを起動すると、応援する選手のコンピュータグラフィックスによるキャラクターが携帯情報端末装置の画面に表示される。携帯情報端末装置の画面を使用者が自分で見るのではなく、他の観客や応援する選手に見せるのが目的なので、使用者はコンサートなどで観客がペンライトを頭上に掲げて声援を送るのと同じように、この携帯情報端末装置を頭上に高く掲示し、画面を選手に向ける。最初の状態では、携帯情報端末装置によって表示されているコンピュータグラフィックスの選手のキャラクターは競技開始前の待機の姿勢を表示する。
競技が白熱し、使用者が選手を応援する「意図」を携帯情報端末装置を通して他の観客や選手に伝えたくなってきた場合には、携帯情報端末装置のボタンや、スマートフォンなどの画面に配置したアイコンに、画像、映像や音声を切り替える機能(出力選択肢選択ボタン)を割り当てておき、このボタンやアイコンを押す。こうした使用者の指示入力に従って、携帯情報端末装置の画面に表示されたコンピュータグラフィックスの選手のキャラクターは待機の姿勢から、「闘志を燃やす体勢をとる」姿勢に切り替わり、同時に携帯情報端末装置のスピーカからは相手を「威嚇の声をあげる」音声が出力される。これは選択された応援する選手が勝利した場合には、使用者が別のボタン又はアイコンを押すと、携帯情報端末装置の画面上のキャラクターは「ガッツポーズをとる」姿勢に切り替わり、「勝利の雄叫びの声をあげる」音声が出力される。
これらの画像、映像、音声は周辺の観客や選手にも視聴できるように大型化する携帯情報端末の画面を活用して大きく表示される。格闘技のイベント会場で多くの使用者がおのおのの応援する選手キャラクターを表示した携帯情報端末装置を掲げて声援を送れば、会場の観客同時が相互にそれぞれの応援状況を認識して一体感を得て、さらに競技の応援を盛り上げることができる。
提供サーバから配信される、携帯情報端末装置において選択可能な複数の出力のためのデータ(出力データという)は、前述の例のように具体的なキャラクターなどである必要はない。例えば格闘技のイベントにおいては競技するそれぞれの選手の色、赤コーナーの選手の赤と青コーナーの選手の青にあわせて、それぞれの色で携帯情報端末装置のディスプレイを発光させるようなプログラムでも構わない。
このように、複数の使用者が共通した発光、画像、音声などの出力を行えるような出力データや出力アプリケーションを配信する手段をサーバが有することによって、使用者が各自別個に工夫して携帯用端末から単に映像や音声、画像を出力して他者に見せるのと異なり、複数の使用者が出力する光、画像、音声が共通化され、システム全体がコミュニケーションを成立させる共通の基盤として成立する。
本発明の第二の態様は、第一の様態において述べたような、携帯情報端末装置からの発光、画像、音声などの出力を選択する使用者が携帯情報端末装置の操作状況を示す情報を無線LAN回線や電話回線などのネットワークを介して収集し、記憶できることを特徴とする管理サーバをさらに有するシステムとして提案される。
本発明は、携帯情報端末装置を、インターネットや電話回線を介したコミュニケーションツールではなく、ネット世界ではないリアルな世界でのコミュニケーションツールとして活用できるようにするものだが、各使用者の選択操作を管理サーバが収集、記憶して、その結果をもとに使用者が閲覧できる画像や映像を作成し、配信することで、より使用者間の交流を強化することができる。
例えば、前述の格闘技などのイベント会場の例で会場内の複数の使用者が同時に本発明によるシステムを利用しているとした場合、各使用者の携帯情報端末装置での次のような「使用者の選択」を管理サーバが収集し、記憶することが考えられる。格闘技のいずれの選手を応援、すなわち選手キャラクターを携帯情報端末画面に表示するか?、競技の進行にあわせてどのタイミングで何時、操作者が選手キャラクターにどの音声、動作をさせる選択をしたか?(例えば、ある特定の技が決まったときに「ガッツポーズをとる」姿勢をキャラクターがとるボタンを押した、など。)
どの使用者が、どの携帯情報端末装置で、何時、どのような発光、画像、映像、音声の選択がなされたかだけでなく、携帯情報端末装置に搭載されたGPSや無線LANのアクセスポイントの情報により、各携帯情報端末装置の現在位置を特定することが可能であるため、どの位置で選択がなされたかに関しても、管理サーバが収集することができる。
これらの携帯情報端末装置からの情報を管理サーバが記憶し、この情報に基づいて、本システムの使用者を含む格闘技イベントの来場者が閲覧できるような、格闘技イベント会場に設置された大型ディスプレイなどに、「会場の平面図と、会場内のどこで、どの選択がされたかをリアルタイムに表示」したり、「会場内のどちらの選手に声援が多く送られているかをリアルタイムに表示」したり、様々な演出に用いることができる。このように、各使用者の選択をサーバが記憶する手段を要することで、使用者の選択の効果が周囲の他の使用者や第三者の観客により効果的に届くように、選択効果を増幅して公開し、他の使用者の選択と比較して公開することができる。
さらに本発明の第三の態様として、提供サーバから携帯情報端末に出力するデータを配信する手段を有するだけでなく、同一の出力が選択されている複数の携帯情報端末装置それぞれに対して、選択内容に応じて、配信したデータをどのように出力するかを指示する手段をさらに有することを特徴とする提供サーバを有するシステムとして提案される。
選択できるデータを配信するだけでなく、どのように出力するかを指示できることにより、他の使用者の選択状況や、使用者の場所など、サーバが知り得る様々な情報に基づき、使用者が同じ選択をした場合でも、異なる発光、画像、音声の出力の演出パターンを携帯情報端末装置から出力させることができる。演出パターンは、使用者の選択後に選択に応じて提供サーバから指示される場合と、あらかじめ提供サーバから指示内容を携帯情報端末装置に配信し記憶させておき、これを用いる場合の両方が考えられる。
格闘技などのイベントの例でいえば、使用者が応援している選手が競技において優勢な状況にある場合には力のこもった「ガッツポーズをとる」姿勢をとらせ、選手が劣勢な状況にある場合には疲労しながらも力を振り絞った「ガッツポーズをとる」姿勢をとらせる、などの変化を加えることができる。使用者が自らの選択をそのまま他者に伝えたいようなケースだけでなく、使用者の選択に提供サーバからのシステム提供者の演出意図やメッセージを組み合わせて表示することにより、携帯情報端末装置からのメッセージに使用者の意図に留まらない新たな方向性を与え、コミュニケーションの効果を高めることができる。
本発明によれば、それぞれのユーザが他のユーザや会場、エリア内の他者(演奏者、演技者、プレイヤーなど)に携帯情報端末装置の出力によって自己の意図や感情を伝達せしめて、会場、エリアの一体感や共感を高めることができる。
本発明の実施の形態にかかるシステムの構成例を示すブロック図 提供サーバ及び管理サーバの構成例を示した機能ブロック図 携帯情報端末装置の構成例を示す機能ブロック図 出力選択肢の選択を行おうとしている状態の一例を示した図 ユーザが自己の選択した意図を会場内にアピールしている状態を示した図
以下に添付図面を参照して、この発明の実施の形態にかかるコミュニケーションシステムを詳細に説明する。
[定義]
以下に、本明細書中で使用する用語の定義について述べる。
1. 携帯情報端末装置
「携帯情報端末装置」とは、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信可能な情報処理装置であって、他人が五感で感得可能な出力をすることができる装置をいう。「五感で感得可能な出力」とは、例えば、聴覚により感じることのできる音声、音楽などの音による出力、或いは視覚により感じることのできる発光、画像(動画像含む)の出力である。「携帯情報端末装置」は、例えばスマートフォン、タブレットPC、携帯電話機などである。「携帯情報端末装置」は、軽量なため持ち運びが容易で、バッテリーを内蔵していることが好ましく、電源への接続が不要であることが望ましい。とりわけ、スマートフォン、タブレットPCは、従来の携帯電話と違い、大型化した液晶画面を有していることで、高精細な画像や映像の表示が可能であり、また他者に画面を見せようと装置を掲げた場合にも視認性が高い。基本的に、インターネット又は電話回線、或いはその両方にアクセスできるよう本発明で必須なサーバへのアクセスが可能である。文字入力のキーボードはほとんどの場合備えてはおらず、液晶画面自体がタッチパネルになっており、タッチパネル上を指や専用のペンなどで押さえて指示を出すようになっている。本発明ではこうした携帯情報端末装置の特徴を考慮し、画面に発光、画像、音声などの出力の選択をするボタンやアイコンを配置する例を念頭に置いている。しかし、こうした選択の指示方法や細かい携帯情報端末装置の仕様は必須ではなく、携帯電話やラップトップPCなどでも本システムが実現が可能である。
[本システムの構成例]
次に、本発明の実施の形態であるコミュニケーションシステムの構成例について述べる。
図1に、本発明の実施の形態にかかるコミュニケーションシステムの構成例を示すブロック図を示す。図1に示すように、本システムは、電話回線又はインターネット回線などの、サーバと通信可能なネットワーク10に接続された携帯情報端末装置20と、ネットワーク10を通して携帯情報端末装置20に選択可能な出力のためのデータや出力の所定の出力演出パターンの実行指示を送信する提供サーバ30と、携帯情報端末装置20において選択された出力選択肢、演出パターン、その携帯情報端末装置の位置情報をそれぞれの携帯情報端末装置20から取得し、記憶し、管理する管理サーバ40と、前記管理サーバ40に接続され前記管理サーバ40から出力される出力、演出パターンに関する情報を表示してユーザ60に示す選択結果表示モニタ50とを有している。なお、選択結果表示モニタ50を有さない構成としても、本システムは成立する。なお、提供サーバ30は本発明の第1のサーバに相当し、管理サーバ40は本発明の第2のサーバに相当する。
(1.携帯情報端末装置)
携帯情報端末装置20については、[0.定義]の項で述べたとおりである。
携帯情報端末装置20は、提供サーバ30からネットワーク10を介して出力アプリケーション、出力データ、出力演出パターンデータをダウンロードし、携帯情報端末装置20内の記憶装置にインストールされ、記憶される。
出力アプリケーションは、ユーザに伝達する意図の選択を促し、選択された意図に対応した出力データを使用して出力を行い、選択された出力データがいずれであるかを示す情報などを管理サーバ40に送信する。
出力データは、映像、画像、音声を出力するための元となるデータである。
出力演出パターンデータは、出力のタイミングやリズムなどを指示するデータや他の使用者の選択状況や携帯情報端末装置の位置情報に同期して出力結果を変える手続きを記述したプログラム・データなど、より高度な出力を演出するためのデータである。この出力演出パターンデータを使用することにより、会場内の携帯情報端末装置20の発光タイミングや動画の動きが同期したり、同調したりする演出など、使用者の選択操作によって常に一意的に決まる単調な出力ではなく、より変化があり使用者間の一体感を高める演出に基づいた出力が可能となる。
(2.提供サーバ、管理サーバ)
提供サーバ30、管理サーバ40は、それぞれ例えばコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置によって実現される装置である。この情報処理装置は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、及び必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している装置である。なお、提供サーバ30、管理サーバ40は別々の情報処理装置であってもよいし、一つの情報処理装置が提供サーバ30及び管理サーバ40両方の装置として機能するようにしてもかまわない。
提供サーバ30は、前述の意図伝達用アプリケーション、意図伝達用データ、意図伝達用演出パターンデータを記憶しており、携帯情報端末装置20に出力アプリケーション、出力データ、出力演出パターンデータを、ネットワーク10を介して送信する装置である。
管理サーバ40は、携帯情報端末装置20において選択された出力はどれなのか、使用された演出パターンはどれなのか、その携帯情報端末装置20の位置情報をそれぞれの携帯情報端末装置20から取得し、記憶し、この記憶した情報に基づいて、選択された出力の種類の割合を示す円グラフ、会場内おいて各出力を選択した携帯端末の分布状況を示す図、時間毎に変化する各出力を選択した人数の増減を示す折れ線グラフ、などの情報を生成し、この情報を選択結果表示モニタ60に送信して出力させることが可能な機能を有する。
(3.ネットワーク)
ネットワーク10は、ネットワークであれば広域ネットワークや公衆ネットワーク、LANなどどのようなものでもよく、有線・無線、専用回線・交換回線を問わず、これに接続されている装置がそれぞれ目的とする装置に対しセッションを確立したときに、その間での情報の送受、データの送受信を可能とするように作用するネットワークであればよい。また、データネットワークと移動体ネットワークがゲートウエイなどを介して結合されたものも本発明のネットワーク10となりうる。
(4.選択結果表示モニタ)
選択結果表示モニタ50は、管理サーバ40から出力される情報を出力する機能を有し、例えば大型液晶ディスプレイ装置、液晶プロジェクター装置などである。表示モニタ50は会場の一体感をより高め、本システムの効果を高めるために用いるが、必ずしもシステムに必須ではない。
(提供サーバ、管理サーバの構成例)
次に、前述した提供サーバ30と管理サーバ40の構成例を説明する。
図2は、提供サーバ30及び管理サーバ40の構成例を示した機能ブロック図である。なお、各構成要素201〜204、211〜214はハードウエア、ソフトウエアの協働により実現される機能をまとめたものであり、提供サーバ30及び管理サーバ40が各構成要素に対応する回路、部品、ハードウエアを具備していることを意味するものではない。
(提供サーバ)
提供サーバ30は、出力アプリケーション記憶・配信部201と、出力データ記憶・配信部202と、出力演出パターンデータ記憶・配信部203と、使用者情報データベース部204とを有する。
出力アプリケーション記憶・配信部201は、個々の携帯情報端末装置20に提供する出力アプリケーションを記憶し、要求に応じて出力アプリケーションを個々の携帯情報端末装置20に送信する機能を有する。
出力データ記憶・配信部202は個々の携帯情報端末装置20に提供する出力データを記憶し、要求に応じて出力データを個々の携帯情報端末装置20に送信する機能を有する。出力データは複数の異なる出力内容を一組としている。
例えば「支持」、「失望」、「励まし」などのユーザ60の選択可能な出力内容を含む。
出力演出パターンデータ記憶・配信部203は個々の携帯情報端末装置20に提供する出力演出パターンデータを記憶し、要求に応じて出力演出パターンデータを個々の携帯情報端末装置20に送信する機能を有する。また、出力演出パターンデータ記憶・配信部203は出力演出パターンデータそのものを携帯情報端末装置20に送信する代わりに、出力演出パターンデータ記憶・配信部203が出力演出パターンデータを用いて、個々の携帯情報端末装置20に出力のタイミングなどの演出指示信号を生成し、演出指示信号を個々の携帯情報端末装置20に送信する構成としてもよい。
使用者情報データベース部204は、個々の携帯情報端末装置20を識別するための情報、例えば、個体識別番号などを記憶し、管理サーバ40に提供する機能を有する。
(管理サーバ)
管理サーバ40は、選択情報取得部211と、選択情報記憶部212と、使用者情報・選択情報結合部213と、選択情報表示部214とを有している。
選択情報取得部211は、個々の携帯情報端末装置20においてユーザ60により選択された出力内容を特定する情報(以下、「出力内容特定情報」という)を、個々の携帯情報端末装置20から受信する機能を有する。
選択情報記憶部212は、選択情報取得部211により受信された個々の携帯情報端末装置20においてユーザ60により選択された出力内容を特定する情報を記憶する機能を有する。
使用者情報・選択情報結合部213は、提供サーバ30の使用者情報データベース部204から使用者情報を受信し、この受信した使用者情報と、選択情報記憶部212に記憶されている出力内容特定情報とを結合させて、どの携帯情報端末装置20においてどの出力内容が選択されているか、その携帯情報端末装置20の位置はどこかなどを特定できるデータベースを生成し、記憶する機能を有する。
選択情報表示部214は、使用者情報・選択情報結合部213によって生成されたデータベースを参照して、集計、分類等することにより選択された出力の種類の割合を示す円グラフ、会場内おいて各出力を選択した携帯情報端末装置20の分布状況を示す図、時間毎に変化する各出力を選択した人数の増減を示す折れ線グラフ、などの情報を生成し、この情報を選択結果表示モニタ60に送信して出力させる機能を有する。
提供サーバ30の出力アプリケーション記憶・配信部201と、出力データ記憶・配信部202と、出力演出パターンデータ記憶・配信部203は、携帯情報端末装置20に出力アプリケーション、出力用データ(発光指定色データ、画像、映像、音声、楽曲データ、CGモデルデータなど)、出力演出パターンデータを、ネットワーク10を介して送信する(S10)。
各携帯情報端末装置20は、出力アプリケーションダウンロード時、或いは初回起動時などに使用者情報を、提供サーバ30にネットワーク10を介して送信する(S20)。提供サーバ30に送信された使用者情報は、使用者情報データベース部204によって記憶・蓄積される。
それぞれのユーザ60は、携帯情報端末装置20にダウンロードされた出力アプリケーションを起動し、出力アプリケーションによって提示される複数の出力選択肢から自分の意図に沿う一つの出力選択肢を選び、出力アプリケーションにその内容を出力させる。携帯情報端末装置20、より詳しくは出力アプリケーションは指定された出力選択肢に対応する出力データを再生し、出力を実行する。
ユーザ60は、相互に携帯情報端末装置20による出力を認識する。これにより、それぞれのユーザ60は他のユーザ20の意図を容易に感得することが可能となり、会場内の一体感、競争心などをより一層強く感じて会場の雰囲気を楽しむことが可能となる。
出力選択肢の選択が実行された携帯情報端末装置20は、使用者の選択状況を示す情報(例えば、出力選択肢を選択した使用者(携帯情報端末装置20でもよい)、選択が行われた位置、時刻、選択された出力選択肢、など)をネットワーク10を介して管理サーバ20、より詳しくは選択情報取得部211に送信する(S30)。管理サーバ20は、受信した使用者の選択状況を示す情報を処理することにより、選択結果表示モニタ50に表示させる情報を生成し、それを選択結果表示モニタ50に送信する。
選択結果表示モニタ50に表示された情報を見たユーザ60は、他のユーザ60の携帯情報端末装置20の出力に加えて、会場全体での個々のユーザ60の意図を一挙に把握することが可能となり、会場内の雰囲気の動きをより強く感じることができるようになる。
なお、提供サーバ30は携帯情報端末装置20に、出力アプリケーションとは別のアプリケーションである、出力再生アプリケーションを送信する(S40)ようにしてもよい。例えば出力アプリケーションがウェブブラウザで、出力再生アプリケーションが動画再生ソフト、プラグイン、アドオンなどである。出力再生アプリケーションの送信はステップS30の後でなくともよく、どのようなタイミングで行われてもよい。
(携帯情報端末装置の構成例)
次に携帯情報端末装置20に構成例について説明する。図3に、携帯情報端末装置20の構成例を示す機能ブロック図を掲げる。なお、各構成要素21〜25はハードウエア、ソフトウエアの協働により実現される機能をまとめたものであり、携帯情報端末装置20が各構成要素に対応する回路、部品、ハードウエアを具備していることを意味するものではない。
携帯情報端末装置20はネットワーク10に接続可能な通信部21と、通信部21に接続されたアプリケーション部22と、通信部21及びアプリケーション部22に接続された出力データ記憶部23並びに出力演出パターン記憶部26と、アプリケーション部22に接続された選択受付部24と、アプリケーション部22に接続された出力部25とを有する。
通信部21は、ネットワーク10と通信を行い、データの送受信を実行する機能を有する。
アプリケーション部22は、選択受付部24から選択された出力選択肢の情報を受け取り、選択された出力選択肢に対応する出力データを出力データ記憶部23から取得し、これを表示等させるためのデータを生成して出力部25に送信する機能を有する。また、アプリケーション部22は、出力演出パターンデータを出力演出パターンデータ記憶部26から取得し、出力演出パターンデータに従った演出内容で出力を実行する。また、アプリケーション部22は通信部21を介して、選択に関する情報(選択された出力選択肢、位置、時刻、使用者情報など)を管理サーバ40に送信する機能を有する。
出力データ記憶部23は、提供サーバ30からダウンロードした出力データを記憶する機能を有する。
出力演出パターンデータ記憶部26は、提供サーバ30からダウンロードした出力演出パターンデータを記憶する機能を有する。
選択受付部24は、ユーザからの出力選択肢の一つを選択する選択入力を受け付け、その選択結果を示す情報をアプリケーション部22に送信する機能を有する。具体例としては、液晶ディスプレイに表示されるボタン画像、及びいずれかのボタンにユーザがタッチしたことを検出するタッチパネルセンサにより選択受付部24が実現される。
出力部22は、選択された出力選択肢に対応する出力データを表示等させるためのデータを受信し、これを用いて画像、映像、発光、音声、楽曲を生成する機能を有する。具体例としては、出力部22は液晶ディスプレイ装置、スピーカにより実現される。
(携帯情報端末装置の動作)
次に、携帯情報端末装置20の動作について述べる。図4は、出力アプリケーション等のダウンロードが終了し、ユーザが携帯情報端末装置20上で出力アプリケーションを起動させ、出力選択肢の選択を行おうとしている状態の一例を示した図である。
携帯情報端末装置20には、液晶ディスプレイ装置により実現される、画像等が表示される表示領域300と、音声を出力するスピーカ302が設けられている。表示領域300には、3つの出力選択肢「闘志を燃やす」「ガッツポーズ」「ブーイング」に対応する出力選択肢ボタン301が形成される。表示領域300表面にはタッチパネルセンサが配置されており、ユーザ60が出力選択肢ボタン301のいずれかを指などでタッチすることにより、携帯情報端末装置20にインストールされている出力アプリケーションが、活性化された出力選択肢ボタン301に対応する画像を表示領域300に表示させ、或いは対応する色の光を表示領域300から照射させ、スピーカ302から出力選択肢ボタン301に対応する音声や楽曲などを出力させる。
図5は、ユーザ60のそれぞれが携帯情報端末装置20を掲げて、自己の選択した意図を会場内にアピールしている状態を示している。この例では、ユーザ60は携帯情報端末装置20を高く頭上に掲げて、より他のユーザ60或いは会場内の他の人々(出演者、プレイヤー、演奏者など)に視認してもらいやすいようにしているが、必ずしもこのような方法を採らなくとも本発明は成立する。
(実施例)
次に、本実施の形態にかかるコミュニケーションシステムの具体的適用例について説明する。
[イベント会場、閉鎖空間における実施例1 音楽イベント演出、CGキャラクター]
複数人数で構成された音楽グループのイベントなどにおいて、本コミュニケーションシステムは利用可能である。観客であるユーザ60は、出力データとしてそれぞれが好きなグループメンバーのCGキャラクターのデータを提供サーバ30からダウンロードする。ユーザ60は、音楽にあわせて、その好きなメンバーのキャラクターを携帯情報端末装置20の表示領域300に表示させて声援を送る。ステージに配置された巨大モニタが選択結果表示モニタ50として設けられている。選択結果表示モニタ50には、会場の平面図が映し出され、会場内のどの位置でどのメンバーが声援を受けたかを平面図上にあわせて表示した色別のドットで観客であるユーザ60に提示し、グループ全員のCGキャラクターを表示しながら、出力選択肢として選択された数が多いメンバーを、より多くの声援を受けたキャラクターとして、他のキャラクターと比べて大きく表示される。本コミュニケーションシステムは、会場が一体となったゲーム的な演出を施すことを可能とする。
[イベント会場、閉鎖空間における実施例2 音楽イベント演出、発光]
本コミュニケーションシステムの別の実施例を示す。会場内に流れる曲にあわせて、携帯情報端末装置20の表示領域300を様々な色で発光させ、現状のケミカルライト(商品名「サイリューム」として知られているもの)やペンライトの替わりとして機能させるようにしてもよい。提供サーバ30、或いは携帯情報端末装置20にダウンロードされている出力演出パターンデータが演出の信号を送ることで、曲のリズムにあわせて、各携帯情報端末装置20の表示領域が照射する光により、明るさが明滅し会場全体の一体感を増す。或いは、曲にあわせたリズム音を携帯情報端末装置20からも発音する、などの演出を行うことが可能である。
[イベント会場、閉鎖空間における実施例3 音楽イベント演出、キャラクター、観客参加型ゲーム]
会場に流れる曲にあわせて、ユーザ60である観客それぞれが携帯情報端末装置20に手拍子の音を出力させ、手拍子するキャラクターのアニメーションを表示させる。ユーザ60は携帯情報端末装置20のアイコンやボタンを押すとキャラクターが一回拍手をする。提供サーバ30、或いは出力演出パターンデータにより、携帯情報端末装置20に、曲にあわせたリズム情報がリアルタイムで配信される。携帯情報端末装置20は、提供サーバ30から配信されるリズム情報と使用者が選択をなしたタイミングのずれなどを解析して、この結果を携帯情報端末装置20の出力に反映させる。すなわち、リズムのタイミングよく手拍子を打つと、拍手の音が大きくなり、携帯情報端末装置20の画面が明るくなり、表示領域300に表示されるキャラクターの動きが快活になる。タイミングが悪いと徐々に拍手の音は小さくなり、携帯情報端末装置20の画面は暗くなり、キャラクターの動きも元気がなくなる。また、より多くのユーザ60である観客の拍手のリズムがあってくると、ステージに花火があがるようにしてもよい。
[オークション、閉鎖空間における実施例4 競売支援、画像表示]
オークション会場で、参加者であるユーザ60が携帯情報端末装置20に入札の意思、入札価格の数字を表示させて、掲示する。オークションの参加者は会場を一望して、これまでのオークションよりも明快に他の入札者の動きを把握することができる。
[会議での意思表示、閉鎖空間における実施例4 会議での意思表示、画像表示]
会議において、ユーザ60である参加者がそれぞれお互いの意見、結果を参考にしながら討議を進めていく場合、ユーザ60である参加者それぞれが手元の携帯情報端末装置20に決議事項への賛否や自分の意見をテキストや、決議の選択肢の数字、記号などを出力選択肢として表示領域300に出力させ、互いに掲示する。
[集団参加型ゲーム、閉鎖空間における実施例5 画像表示]
ユーザ60である参加者全員が見える、会場ステージ上のディスプレイ又はスクリーンには「テレビテニス」のようなテレビゲームが表示されている。ゲーム画面の左右には実際のテニスプレイヤーに替わって、二人のプレイヤーの操作によって上下に移動するバー(パドル)が表示されている。ユーザ60である観客はそれぞれの携帯情報端末装置20上で、それぞれのプレイヤーを選んで、パドルの上、又は下を選択すると、その選択(2プレイヤー×パドル上下)に応じたアイコン画像が表示される。加えて、会場内の携帯情報端末20での選択に応じて、ステージのテレビテニスのパドルが上下に移動する。
[屋外空間における実施例5 ]
本発明にかかるコミュニケーションシステムは、イベント会場のような閉空間だけではなく、開かれた街路空間でも、本システムの使用者がお互いに出会えるような場合にも活用が可能である、例えば、若者が集まる街の歓楽街(関東でいえば東京の渋谷の歓楽街)のようなエリアで、携帯情報端末装置20の使用者(ユーザ60)に対して雑誌やテレビ、ネット、電子メールなどの媒体を通じてあらかじめ告知を行ない、告知した使用者の携帯情報端末装置20に対して、いくつかの感情を表現するキャラクターのアニメーションを表示できる出力アプリケーションケーケーションを提供サーバ30からあらかじめ配信する。使用者が告知に基づき、自ら特定のウェブサイトなどから出力アプリケーションをダウンロードする場合も考えられる。出力アプリケーションが出力可能なキャラクターの「感情」としては、「好意」、「敵意」、「無関心(中立)」を出力選択肢として用意する。
次に、各携帯情報端末装置20に対して例えば定期的に、例えば20分毎に様々な話題を配信する。「ある女性アイドルに対しての好感度」、「今、街で欲しいものは買えた?」、「今の総理大臣は好き?」など用途に応じて様々な話題が考えられる。話題が配信されると、各使用者(ユーザ60)はその話題に対しての自分の感情、立場、意見などをキャラクターのアニメーションで表明する。こうしたアニメーションを表示した携帯情報端末装置20を、他者から画面が見えるように手で掲げたり、首からぶらさげたりして街を歩き回る。使用者(ユーザ60)同志は街を歩きながら、まったくの赤の他人の使用者(ユーザ60)が今の話題に対してどのような意見を持っているかを知ることで、そのエリアに集まった使用者の傾向性をお互いに知ったり、話題をきっかけに他の使用者(ユーザ60)と知り合いになったり、同じ時に街を訪れた者同士の連帯感を感じることができる。このような手法を使って、本コミュニケーションシステムの管理者、運営者などのアプリケーション提供者側は、街の来訪者を増やしたり、管理サーバ40に蓄積される選択情報により、街の来訪者の意見を吸収してマーケット情報として活用したりすることができる。
10…ネットワーク; 20…携帯情報端末装置; 30…提供サーバ; 40…管理サーバ; 50…選択結果表示モニタ;

Claims (3)

  1. 他者が認識可能な発光、画像、音声の少なくとも一つを含む出力を行うことが可能であって、選択可能な複数の出力を有し、当該携帯情報端末装置の使用者からの指示入力に従って複数の出力から一つの出力を選択する携帯情報端末装置と、
    前記携帯情報端末装置に選択可能な複数の出力のためのデータを配信する第1のサーバと、
    前記携帯情報端末装置における使用者の選択を記憶する第2のサーバと
    を有することを特徴とするコミュニケーションシステム。
  2. 前記第1のサーバは、同一の出力が選択されている複数の携帯情報端末装置それぞれに、所定の出力演出パターンを実行させるように携帯情報端末装置に指示を送信する指示手段をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載のコミュニケーションシステム。
  3. 前記第1のサーバは、他者が認識可能な発光、画像、音声の少なくとも一つを含む出力を行うことが可能であって、選択可能な複数の出力を有し、当該携帯情報端末装置の使用者からの指示入力に従って複数の出力から一つの出力を選択する携帯情報端末装置に選択可能な複数の出力のためのデータを配信し、
    前記第2のサーバは、前記携帯情報端末装置において選択された出力を示す情報を記憶し、前記情報に基づいて、会場内のユーザの選択状況を示す情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコミュニケーションシステム。
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