JP2013045669A - スイッチボタン取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状や構造に制約を受けることなく、スイッチボタンの抜け止めが確保できる簡単な構造を備えたスイッチボタン取付構造を提供する。
【解決手段】スイッチボタン5は、押下操作方向とは交差する方向へ突出した取付片5bを有する。ケース2は、取付片5bが収容される収容受部2fと、取付片5bの抜けを防止する抜け防止部材30が挿入される挿入受部2hとを有する。抜け防止部材30は案内部31を有する。挿入受部2hは、案内部31を弾性的に取り付け係合する係止部2dを有する。案内部31と係止部2dは、抜け防止部材挿入方向とは交差する方向に弾性的に取り付け係合され、抜け防止部材30の裏面に取付片5bが押さえられて係合する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば各種の電子機器に備えられる押しボタン式のスイッチボタン取付構造に関する。
複数の部材の取付けに弾性変形を利用するスナップフィット構造がある。この種のスナップフィット構造の一例としては、押下操作可能なスイッチボタンであるスイッチカバーをケースにスナップフィットさせた構造を備えた電子装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1に記載された従来のスナップフィット構造にあっては、スイッチカバーの裏面から立設された脚片の自由端には係止部が形成されており、相手方のケースのスイッチ嵌合穴に形成された両端固定梁には、スイッチカバーの係止部に弾発係止する突部が突出して形成されている。このケースのスイッチ嵌合穴にスイッチカバーを嵌め込み押し付けて、スイッチカバーの係止部をケースの突部にスナップフィットさせることで、ケースに対するスイッチカバーの抜け止めがなされる。
特開2008−111516号公報
上記特許文献1記載の従来のスナップフィット構造は、スイッチカバーが押下操作されるケースのスイッチ嵌合穴にスイッチカバーをスナップフィットさせることで、スイッチカバーを抜け止めするものである。そのため、スイッチカバーとケースの組み付け時においてスイッチカバーの脚片やケースの突部に作用する応力に耐え得る強度が必要となり、スイッチ嵌合穴にスナップフィットさせるための許容範囲を確保する必要がある。その結果、スイッチカバーの脚片やケースの突部の長さや厚みなどが制限され、ケースのスイッチ嵌合穴の内部形状や内部構造に制約が生じるので、設計の自由度が低い。
本発明の目的は、形状や構造に制約を受けることなく、スイッチボタンの抜け止めが確保できる簡単な構造を備えたスイッチボタン取付構造を提供することにある。
[1]本発明は、スイッチボタンに押下操作方向とは交差する方向へ突出したスイッチ取付片を有し、前記スイッチボタンを保持するケースに、前記スイッチ取付片が収容される収容受部と、前記スイッチ取付片の抜けを防止する抜け防止部材が挿入される挿入受部とを有し、前記挿入受部と前記抜け防止部材の一方に、前記抜け防止部材を挿入案内する案内部を有するとともに、前記挿入受部と前記抜け防止部材の他方に、前記案内部を弾性的に取り付け係合する係合部を有し、前記案内部と前記係合部は、前記抜け防止部材の挿入方向とは交差する方向に弾性的に取り付け係合され、前記抜け防止部材の裏面に前記スイッチ取付片が押さえられて係合することを特徴とするスイッチボタン取付構造にある。
[2]上記[1]記載のスイッチボタン取付構造としては、前記スイッチ取付片は、前記スイッチボタンの両側に押下操作方向とは交差する方向へ突出した第1及び第2の取付片からなり、前記ケースの一側に、前記第1の取付片を挿入して取り付け係止させる係止受部を有し、前記ケースの他側に前記収容受部と前記挿入受部とを有し、前記収容受部に前記第2の取付片が収容されるとともに、前記抜け防止部材の裏面に前記第2の取付片が押さえられて係合することが好適である。
[3]上記[1]又は[2]記載のスイッチボタン取付構造としては、前記収容受部と前記挿入受部は、前記抜け防止部材を前記ケースの上面に支持する支持面に形成された孔部からなり、前記案内部は、前記抜け防止部材の裏面に突出して形成され、前記挿入受部の前記孔部内を案内する案内片からなり、前記係合部は、前記挿入受部の前記孔部内に形成され、前記案内片に形成された係合孔に弾性的に係合する弾性係合片からなることが好適である。
[4]上記[2]記載のスイッチボタン取付構造としては、前記係止受部は、前記ケースのスイッチ連結側端部に形成された孔部からなることが好適である。
[5]上記[1]〜[4]のいずれかに記載のスイッチボタン取付構造としては、前記抜け防止部材は、前記ケースを装飾する装飾部材であることが好適である。
本発明のスイッチボタン取付構造は、抜け防止部材の組み付け時に、抜け防止部材がスイッチボタンに加わる応力を防止するように作用するとともに、スイッチボタンの抜けを防止する。
本発明の好適な実施の形態であるスイッチボタン取付構造を備えた携帯機を概略的に示す分解斜視図である。 図1の携帯機における内部構造の一部を省略して模式的に示す要部断面図である。 (a)は本発明のスイッチボタン取付構造を備えたケースを模式的に示す図であり、(b)は(a)のIIIb−IIIb線の矢視断面拡大図である。 (a)〜(c)はスイッチボタンの取付手順の一例を説明するための図である。 (a)及び(b)は、図4のスイッチボタン取付手順によりスイッチボタンが抜け止めされるときの状態を説明するための図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
(携帯機の全体構成)
図1及び図2において、全体を示す符号1は、例えば車両に配置された施錠装置を電気的に施錠制御又は解錠制御する制御装置を無線通信により遠隔操作する携帯機を模式的に示している。この携帯機1は、上ケース2と下ケース3とを備えている。この上ケース2と下ケース3とをL字状の把持部材4を介して突き合わせた状態に組み付けることで、上ケース2のフック2aと下ケース3のフック孔3aとからなるフック結合部で取付固定され、一方向に長いケース本体が構成される。
この上ケース2の上面には、図1及び図2に示すように、3つのスイッチボタン5,5,5が設けられている。上ケース2と下ケース3との側壁に開口する部品収容空間6aには、車両の施錠装置を機械的に駆動して錠を施解錠するための板状のメカニカルキー7が設けられている。この上ケース2、下ケース3、及びスイッチボタン5は、例えばABSやPC等の樹脂材料で形成されている。把持部材4は、例えば亜鉛ダイカスト等の金属材料からなり、メカニカルキー7は、例えば洋白等の金属材料からなる。
意匠面側となる上ケース2の上面は、図1及び図2に示すように、2つの隔壁2b,2bを介して3つのスイッチ収容空間6b,6b,6bに区画されている。このスイッチ収容空間6bには、シリコン材料等からなるクッション8を介してスイッチボタン5が押下操作可能に収容保持されている。
このスイッチボタン5の裏面中央部には、図1及び図2に示すように、回路基板11に実装されたタクトスイッチ9を作動させる作動突部5aが突出して形成されている。スイッチボタン5としては、特に限定されるものではないが、例えば車両のドアのロック・アンロックを行うためのロックボタン・アンロックボタン、及びラゲージドアのアンロック(オープン)を行うためのラゲージボタンなどがある。
この上ケース2のスイッチ収容空間6bの下方底部の一部には、図1〜図3に示すように、略J字形の支持面2gを有する段部が形成されている。この支持面2gの上部空間が装飾部材収容空間とされており、支持面2gには、上ケース2を装飾するための装飾部材30が支持されている。この装飾部材30は、例えば亜鉛ダイカストの金属材料等で形成されている。
この上ケース2に対する下ケース3には、図1及び図2に示すように、トランスポンダ10が収容されるとともに、タクトスイッチ9、図示しない通信回路や制御回路などが実装された回路基板11がシリコン材料等からなるパッキン12を介して収容されている。この下ケース3には更に、ゴム材料等からなるOリング13を介して電池14が収容されており、電池カバー15により電池14が保持されている。このトランスポンダ10、回路基板11、及び電池14などの電子部品からなる通信手段は、下ケース3の下部に下カバー16をフック結合部により固定することで覆われている。
このメカニカルキー7は、図1及び図2に示すように、ピン17を介してロータ部材18に保持固定される。このロータ部材18は、下ケース3に立設された取付ボス3bにコイルスプリング19を介して嵌め込まれる長い筒状のリリースボタン20を回転中心として回転可能に設けられる。ロータ部材18、及びリリースボタン20の材質は、例えば亜鉛ダイカスト等の金属材料からなる。
そのロータ部材18の上面には、図1に示すように、トーションバネ21を介してインナケース22がビス23により締付固定される。インナケース22の材質は、例えばABSやPC等の樹脂材料からなる。
このリリースボタン20の先端部は、図1に示すように、ロータ部材18、トーションバネ21、及びインナケース22を介して、上ケース2の上面に貫通して形成された円形の貫通孔2cに突出して配される。下ケース3の取付ボス3bと対応する下面には、例えば樹脂材料等からなる円形の装飾キャップ24が嵌め込まれる。
このトーションバネ21は、図1に示すように、メカニカルキー7を下ケース3の内部から外側へ回転させて飛び出させるときにロータ部材18に付勢力を付与するものであり、トーションバネ21の両側のバネ端をロータ部材18とインナーケース22とにそれぞれ係止するようになっている。リリースボタン20を押下げることで、ロータ部材18とリリースボタン20との係止状態が解除され、トーションバネ21による付勢力によりロータ部材18を回転させながら、メカニカルキー7が上下ケース2,3の部品収容空間6aから外側へ飛び出すように構成されている。
(スイッチボタンの抜け止め構造)
上記のように構成された携帯機1に係る主要な基本の構成は、上ケース2に対してスイッチボタン5を抜け止めするための構造にある。従って、上記のように構成された携帯機1は、従来のものと基本的な構成において変わるところはない。よって、上記携帯機1の全体構成は、図示例に限定されるものではないことは勿論である。
この携帯機1の主要な構造の一つに、スイッチボタン5ではなく、上ケース2の内壁面の一部と装飾部材30の裏面の一部とに、装飾部材30の組み付け時においてスイッチボタン5の抜けを防止することを可能とした抜け止め構造がある。図示例にあっては、装飾部材30が上ケース2に対してスイッチボタン5を抜け止めする抜け防止部材として効果的に用いられる。このため、図示例による携帯機1は、上ケース2、スイッチボタン5、及び装飾部材30に主要な構成を有している。
このスイッチボタン5には、図1〜図3に示すように、上ケース2との連結側端縁から段差をもって両側一対のスイッチ取付片5b,5b(以下、取付片5bという。)が水平に突出して形成されている。一方、装飾部材30の裏面には、長手方向に所定の間隔で、案内部となる一対の板状の案内片31,31がそれぞれ突設されている。この案内片31には、上ケース2に取り付け係合される係合孔31aが形成されている。
この装飾部材30の案内片31は、図5に示すように、上ケース2に形成された弾性係合片2dを弾性変形させる摺動面となり、案内片31の係合孔31aは、上ケース2の弾性係合片2dを弾性的に取り付け係合させる係合段部となる。
一方、上ケース2のスイッチ連結側端部のそれぞれには、図1〜図3に示すように、スイッチ収容空間6bを形成する壁面に開口する係止孔2eと、スイッチ収容空間6bを形成する底面に開口する収容孔2fとが穿孔されている。一方の係止孔2eは、スイッチボタン5の一方の取付片5bを挿入して取り付け係止するための係止受部となる。他方の収容孔2fは、スイッチボタン5の他方の取付片5bを収容するための収容受部となる。
この上ケース2の装飾部材支持用の支持面2gには、図1〜図3に示すように、2つの角孔2h,2hが穿孔されている。この角孔2hは、装飾部材30を案内する案内部となる案内片31を挿入するための挿入受部となり、上ケース2の隔壁2bに対応する部位に配されている。この角孔2hの内部には、板状の弾性係合片2dが下方に向けて突出して形成されている。この弾性係合片2dは、装飾部材30の案内片31を弾性的に取り付け係合する係合部となり、その案内片31の係合孔31aにスナップフィット状態で係合することで取付固定される。
この実施の形態に係るスイッチボタン5を取り付けるには、図4(a)に示すように、先ず、上ケース2の係止孔2e内にスイッチボタン5の一方の取付片5bを挿入することで引っ掛けて係止させる。続いて、図4(b)に示すように、スイッチボタン5の他方の取付片5bを上ケース2の収容孔2f内に収容する。
次に、図4(c)に示すように、上ケース2の支持面2g内に装飾部材30を収容する。このとき、図5(a)に示すように、上ケース2の角孔2h内には装飾部材30の案内片31が挿入される。この角孔2h内に形成された弾性係合片2dは、装飾部材30の案内片31の先端によって、装飾部材30の挿入方向とは交差する外側に向けて弾性変形する。その案内片31の先端は、上ケース2の弾性係合片2dの弾力に抗して角孔2h内に誘導される。
これにより、上ケース2の弾性係合片2dの先端が、図5(b)に示すように、装飾部材30における案内片31の係合孔31aを通過する。その後、弾性係合片2dが装飾部材30の挿入方向とは交差する方向に弾性復帰し、その弾性係合片2dの先端は、案内片31の係合孔31aの内周面に弾性的に取り付け係合する。装飾部材30の裏面にスイッチボタン5の他方の取付片5bが押さえられて係合する。そして、スイッチボタン5が上ケース2のスイッチ収容空間6b内に押下操作可能に保持される。
上記操作によれば、スイッチボタン5が上ケース2のスイッチ収容空間6b内に収容された後、装飾部材30の組み付け時において、装飾部材30が上ケース2内にスナップフィット状態で取付固定される。この装飾部材30とスイッチボタン5との係止状態において、装飾部材30が、スイッチボタン5に加わる応力を防止するように作用するとともに、スイッチボタン5の抜けを防止するように作用する。
(実施の形態の効果)
以上のように構成されたスイッチボタン5の抜け止め構造によれば、上記効果に加えて、以下の効果が得られる。
図示例によるスイッチボタン5の抜け止め構造は、上ケース2の係止孔2eにスイッチボタン5の一方の取付片5bを引っ掛けて係止させるとともに、装飾部材30を上ケース2内にスナップフィット状態で装着させることで、装飾部材30の裏面にスイッチボタン5の他方の取付片5bを押さえる構成となっている。そのため、このスイッチボタン抜け止め構造は、強度と保形性に優れ、従来ではスイッチボタンの裏面から立設された脚片の自由端に係止爪等を形成する必要があったものを不要とする。
それに加えて、装飾部材30の組み付け時においてスイッチボタン5に押し込み力が作用しないため、従来のスイッチボタンにおける脚片の基端及び係止爪等の長さや肉厚等を付与する補強部を不要とすることが可能になる。
上ケース2内にスイッチボタン5を装着した後に組み付ける装飾部材30により、スイッチボタン5の抜け止めを効果的に行うことができる。そのため、スイッチボタン5や上ケース2の形状や構造などに制約を受けることなく、所要の取付強度が確保できる簡単な構造を備えたスイッチボタン5の取付構造が効果的に得られる。
[変形例]
以上より、本発明におけるスイッチボタン取付構造の代表的な構成例を実施の形態、及び図示例を挙げて説明したが、上記実施の形態、及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。本発明の技術思想の範囲内において種々の構成が可能であり、次に示すような変形例も可能である。
上記実施の形態、及び図示例では、自動車用キーレスエントリー送信機の携帯用リモコンに設置されるスイッチボタン取付構造として例示したが、これに限定されるものではない。本発明に係るスイッチボタン取付構造は、押下操作によりスイッチボタン5を作動させる押しボタン式のスイッチノブに適用できるものであり、例えばオーディオやヒーター等の各種の車載機器、住宅等で使用される家電機器、あるいはコンピュータやOA機器等の電子機器などのケースに効果的に用いることができる。
上記実施の形態、及び図示例では、3つのスイッチボタン5の取付構造を例示したが、特に限定されるものではなく、例えば使用対称物や使用目的などに応じてスイッチボタン5の配置個数、配置位置や配置形状などを適宜に選択すればよく、本発明の初期の目的を達成することができる。
上記実施の形態、及び図示例では、上ケース2に弾性係合片2dを設けるとともに、装飾部材30に案内片31を設けるスイッチボタン取付構造として例示したが、これとは逆に、上ケース2に案内片31を設けるとともに、装飾部材30に弾性係合片2dを設ける構成であってもよい。
この案内片31及び/又は弾性係合片2dを弾性変形させることができる構造であればよく、その案内片31の係合孔31aである係合段部の構造等にあっても、特に限定されるものではない。この係合段部としては、例えば凹部や凸部などの段差部を有する各種の構造を使用することができる。
上記実施の形態、及び図示例では、スイッチボタン5の一側に装飾部材30を装着する構成例を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばスイッチボタン5の両側に装飾部材30を装着する構成であってもよい。一方、押下操作方向とは交差する方向へ突出した一対の取付片5bを有するスイッチボタン5を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばスイッチボタン5の上ケース連結側端縁の全周にフランジ状の取付片を有するものであってもよい。この場合は、上ケース2の係止孔2eを排除してもよく、上ケース2の装飾部材支持用の支持面2gがスイッチボタン5の上ケース連結側端縁の両側、あるいは全周に形成されることになる。
従って、スイッチボタン5の取付片5bの配置個数、配置位置や配置形状などにあっても、適宜に選択することができる。上ケース2の弾性係合片2d、係止孔2e、収容孔2f、角孔2h、及び支持面2gと、装飾部材30の案内片31、及び係合孔31aとにあっても、スイッチボタン取付構造として、形態、設置位置や設置個数等は特に限定されるものではなく、適宜に選択することができることは勿論である。
以上の説明からも明らかなように、上記実施の形態、変形例、及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…携帯機、2…上ケース、2a…フック、2b…隔壁、2c…貫通孔、2d…弾性係合片、2e…係止孔、2f…収容孔、2g…支持面、2h…角孔、3…下ケース、3a…フック孔、3b…取付ボス、4…把持部材、5…スイッチボタン、5a…作動突部、5b…取付片、6a…部品収容空間、6b…スイッチ収容空間、7…メカニカルキー、8…クッション、9…タクトスイッチ、10…トランスポンダ、11…回路基板、12…パッキン、13…Oリング、14…電池、15…電池カバー、16…下カバー、17…ピン、18…ロータ部材、19…コイルスプリング、20…リリースボタン、21…トーションバネ、22…インナケース、23…ビス、24…装飾キャップ、30…装飾部材、31…案内片、31a…係合孔

Claims (5)

  1. スイッチボタンに押下操作方向とは交差する方向へ突出したスイッチ取付片を有し、
    前記スイッチボタンを保持するケースに、前記スイッチ取付片が収容される収容受部と、前記スイッチ取付片の抜けを防止する抜け防止部材が挿入される挿入受部とを有し、
    前記挿入受部と前記抜け防止部材の一方に、前記抜け防止部材を挿入案内する案内部を有するとともに、前記挿入受部と前記抜け防止部材の他方に、前記案内部を弾性的に取り付け係合する係合部を有し、
    前記案内部と前記係合部は、前記抜け防止部材の挿入方向とは交差する方向に弾性的に取り付け係合され、前記抜け防止部材の裏面に前記スイッチ取付片が押さえられて係合することを特徴とするスイッチボタン取付構造。
  2. 前記スイッチ取付片は、前記スイッチボタンの両側に押下操作方向とは交差する方向へ突出した第1及び第2の取付片からなり、
    前記ケースの一側に、前記第1の取付片を挿入して取り付け係止させる係止受部を有し、前記ケースの他側に前記収容受部と前記挿入受部とを有し、
    前記収容受部に前記第2の取付片が収容されるとともに、前記抜け防止部材の裏面に前記第2の取付片が押さえられて係合することを特徴とする請求項1記載のスイッチボタン取付構造。
  3. 前記収容受部と前記挿入受部は、前記抜け防止部材を前記ケースの上面に支持する支持面に形成された孔部からなり、
    前記案内部は、前記抜け防止部材の裏面に突出して形成され、前記挿入受部の前記孔部内を案内する案内片からなり、
    前記係合部は、前記挿入受部の前記孔部内に形成され、前記案内片に形成された係合孔に弾性的に係合する弾性係合片からなることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチボタン取付構造。
  4. 前記係止受部は、前記ケースのスイッチ連結側端部に形成された孔部からなることを特徴とする請求項2記載のスイッチボタン取付構造。
  5. 前記抜け防止部材は、前記ケースを装飾する装飾部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチボタン取付構造。
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