JP2013042417A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】皺のある原稿を正確かつ簡便に読み取って電子化することができる画像読み取り装置を提供する。
【解決手段】画像読み取り装置は、原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、原稿を読み取り板に押さえつける原稿カバー板とを備えた画像読み取り装置であって、読み取り板を介して読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段11とを備え、原稿カバー板は、一辺を軸として回転可能であり、原稿カバー板を読み取り板から離れる方向および接近する方向に回転させる間隙調整手段12を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、伝票などの原稿を電子化するための画像読み取り装置に関する。
宅配運送業務において使用される伝票や、複数の利用者および作業者の間で使用される帳票などの原稿類は、作業途中の扱い方によって皺が付いてしまうことがある。例えば、宅配運送業務においては、配送員が、受領の承認を得るために受け取り伝票を配送先に持っていき、配送先で受け取り伝票に受領の押印を得る。そして、配送員は、受け取り伝票を他の伝票とともにまとめて集配事務所に持ち込む。このような状況で使用される伝票は配送員のポケットなどに収納されたり、押印などの作業によって圧力が加えられたりすることによって皺が付いてしまう。
受領印を含む伝票は、スキャナなどの装置で電子化されて管理される場合が多い。例えば、画像などの電子ファイルとして管理される場合がある。また、振り込み用紙などの代金収納用帳票も、利用者によってコンビニエンスストアなどに持ち込まれて、作業者によって帳票に記載されている代金とともにバーコードが読み取られた後に、消し込みや管理のために電子化される。
伝票や帳票などの原稿を電子化する画像読み取り装置には、用紙搬送型の装置や、読み取り台に置いて上蓋(原稿カバー)を閉じて画像の読み取りを行うフラットベッド型の装置がある。フラットベッド型の装置には、小型の帳票類やカードや名刺など、小さいサイズの原稿のみを対象とする小型化された装置もある。また、原稿から所定の高さを保持するアームに画像入力用のユニットを搭載して、原稿から離れたところから画像を読み取るフェイスアップ型の装置がある。また、装置本体を縦置きに設置することができる縦型の装置がある。
画像読み取り装置で画像を読み取る際に、原稿に皺がある場合、読み取った画像にぼけや歪みが発生したりする。また、用紙搬送型の装置では、皺がある原稿を搬送すると、搬送途中でジャムが発生し、原稿を破損させてしまう可能性がある。用紙搬送型の装置には、装置内で用紙を搬送させずに画像読み取り部においてのみ用紙を搬送させるスリット型の装置が存在するが、原稿に皺がある場合にはジャムが発生する可能性がある。
フラットベッド型やフェイスアップ型の装置では、原稿に皺があるときには、作業者が原稿を読み取り台に載置する前に原稿の皺を手やアイロンなどで伸ばしたりしなければならない。また、伸ばした皺が元に戻ってしまう場合には、原稿を両手で押さえながら原稿カバーを閉じなければならないので、作業者の操作が煩雑になる。
原稿を透明なフォルダなどに入れることによって、皺を伸ばした状態で画像の読み取りをする方法も考えられる。しかし、読み取った画像にフォルダの枠が含まれてしまったり、フォルダの透明度が低い場合には鮮明な画像が読み取れなくなったり、フォルダが光を反射して読み取った画像の一部が白くなったりする可能性がある。
また、フラットベッド型の装置では、原稿カバーを閉じた状態で画像の読み取りをするので、画像読み取り時に原稿の位置や原稿の皺の状態を確認することができない。そのため、画像を読み取った後でなければ、皺による画像への影響を確認することができない。
特許文献1には、原稿カバー部に設けられた原稿押さえ部材が、画像読み取り面に対して接近する方向に移動することによって、原稿を画像読み取り面に密着させる画像読み取り装置が記載されている。
また、特許文献2には、筐体の外壁に設けられた視認窓から原稿台に載置された原稿の載置位置を確認することができる画像読み取り装置が記載されている。
また、特許文献3には、設置占有面積を小さくするために縦置き設置を可能とし、縦置き設置の際には蓋体を閉じた状態で原稿を搬送させて画像の読み取りを行うことができるフラットベッド型の装置が記載されている。
また、特許文献4には、読み取り面が設置されたスキャナ筐体を傾斜させ、スキャナ筐体とプリンタ筐体との間に原稿を挿入するための間隙を設けて、間隙から挿入された原稿を原稿の重さで傾斜した読取面に密着させる縦型の装置が記載されている。
また、特許文献5および特許文献6には、フェイスアップ型の装置が記載されている。
特開2001−53918号公報 特開2005−109663号公報 特開2000−209409号公報 特開2006−205398号公報 特許第2982614号公報 特許第3008791号公報
特許文献3に記載された装置は、原稿を搬送させて画像の読み取りを行っているので、原稿に皺がある場合には、搬送途中でジャムが発生する可能性がある。
特許文献4に記載された装置は、原稿を傾斜した読取面に原稿の重さで密着させているので、原稿に皺がある場合には、読み取った画像にぼけや歪みが生じる可能性がある。
特許文献1に記載された装置は、原稿押さえ部材が原稿を画像読み取り面に密着させているので、原稿に皺がある場合でも原稿押さえ部材によって原稿の皺が伸ばされる。そのため、皺による画像への影響を少なくすることができる。しかし、装置本体を縦置きに設置した場合には、原稿挿入口から原稿を挿入する必要があり、皺を含めた原稿の厚みが原稿挿入口の幅以上ある場合には、原稿を画像読み取り面に配置させる前に作業者が原稿の皺を伸ばす必要がある。皺を含めた原稿の厚みが原稿挿入口の幅以上ある場合でも、原稿カバー部を手動で開閉することによって、原稿の皺を伸ばさずに画像読み取り面に原稿を配置させることができるが、作業者が原稿カバー部を開閉しなければならない。
特許文献2に記載された装置は、原稿台に載置された原稿の皺の状態を確認することができるが、皺がある原稿を原稿台に載置するときに作業者が原稿の皺を伸ばさなければならない。
そこで、本発明は、皺のある原稿を正確かつ簡便に読み取って電子化することができる画像読み取り装置を提供することを目的とする。
本発明による画像読み取り装置は、原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、原稿を読み取り板に押さえつける原稿カバー板と、読み取り板を介して読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段とを備え、原稿カバー板は、一辺を軸として回転可能であり、原稿カバー板を読み取り板から離れる方向および接近する方向に回転させる間隙調整手段を含むことを特徴とする。
本発明による画像読み取り装置は、原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、原稿を読み取り板に押さえつける原稿カバー板と、読み取り板を介して読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、読み取り板に対して垂直方向に原稿カバー板を平行移動させて、原稿カバー板と読み取り板との間隙の幅を調整する間隙調整手段と、読み取り板と原稿カバー板との間隙から原稿が落下することを防止する落下防止蓋を開閉する落下防止手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、皺のある原稿を正確かつ簡便に読み取って電子化することができる。
本発明による画像読み取り装置の第1の実施形態の外観を示す説明図である。 画像読み取り装置の内部の構成を示すブロック図である。 間隙調整機構の構成の一例を示す説明図である。 第2の原稿カバーを設置した画像読み取り装置の外観の一例を示す説明図である。 本発明による画像読み取り装置の第2の実施形態の外観を示す説明図である。 本発明による画像読み取り装置の第3の実施形態の外観を示す説明図である。 本発明による画像読み取り装置の主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による画像読み取り装置の第1の実施形態の外観を示す説明図である。
画像読み取り装置は、原稿カバー110と、筐体120と、読み取り板130と、間隙調整機構140とを備える。
原稿カバー110は、帳票や伝票などの原稿を押さえ付けるためのカバーである。原稿カバー110の下端(図1における下側)は、図1に示すように筐体120と接続される。原稿カバー110の下端と筐体120とは、ヒンジを介して接続される。原稿カバー110は、外光や、画像読み取り時に原稿に照射される光を通さない素材の板である。
読み取り板130は、筐体120の原稿カバー110が取り付けられた側の面に設置される透明の板である。読み取り板130は、例えば、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーネイト樹脂などの透明素材の板である。読み取り板130には、原稿が配置される。
間隙調整機構140は、読み取り板130と原稿カバー110
との間に間隙を設けるための機構である。間隙調整機構140は、可動部141を含む。
間隙調整機構140は、筐体120の側面(図1において読み取り板130が設置された面の両側に位置する面)に取り付けられ、可動部141の一端が原稿カバー110に接続される。間隙調整機構140は、電動モータ(図示せず)を備える。間隙調整機構140は、電動モータを駆動させて可動部141を伸縮させることによって、原稿カバー110の下端を中心に原稿カバー110を回転させて、原稿カバー110の上端と読み取り板130との間隙の幅を変化させる。すなわち、原稿カバー110は一辺を軸として回転可能であり、間隙調整機構140は、原稿カバー110を読み取り板130から離れる方向および接近する方向に回転させることができる。
間隙調整機構140の電動モータは、制御部(図示せず)によって制御される。なお、制御部は、画像読み取り装置が備えるCPUなどによって実現される。
図2は、画像読み取り装置の内部の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像読み取り装置は、筐体120の内部に、画像読み取り部121、画像処理部122とを備える。なお、画像読み取り部121および画像処理部122は、制御部によって制御される。
画像読み取り部121は、複数の撮像素子で構成された撮像素子群を含む。撮像素子を駆動させ、読み取り板130に配置された原稿に照射されて原稿で反射された光を撮像素子で光電変換させて、電気信号に変換する。
画像読み取り部121は、例えば、光電変換する素子を複数個ライン状に配置して、照明用の複数のLEDとともに一つのケースに入れた密着光学系の構造を有する。なお、画像読み取り部121は、原稿に反射した光の光路をミラーで折り返してレンズに導き、ライン状に光電変換素子を複数配置した撮像素子に結像させる縮小光学系の構造を有していてもよい。また、デジタルカメラのように、2次元に光電変換素子を配置したエリアセンサを含み、広角レンズにより2次元のエリアセンサ上に結像させる構造を有していてもよい。
画像処理部122は、画像読み取り部121によって画素ごとに生成された電気信号を2次元的に展開して画像を生成する。画像処理部122は、画像読み取り装置と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)や表示装置などから画像を読み出すことができるように、生成した画像を記憶部(図示せず)に格納する。
次に、皺のある原稿200の画像を読み取る場合の画像読み取り装置の動作を説明する。
画像読み取り部121が画像の読み取りを行っていない状態(待機状態)であるときには、制御部は、間隙調整機構140の電動モータを制御して、原稿カバー110の上端と読み取り板130との間隙を、原稿を差し込むことができるだけの幅で停止させておく。
画像読み取り装置の利用者は、原稿カバー110の上端と読み取り板130との間隙から原稿200を差し込み、原稿200を読み取り板130に配置する。そして、利用者は、画像読み取り装置の操作部(図示せず)を操作して、画像読み取り部121の画像読み取り処理を開始させる。
制御部は、画像読み取り部121が画像読み取り処理を開始すると、間隙調整機構140の電動モータを制御し、間隙の幅を狭める方向に原稿カバー110の上端を動かして、原稿200を原稿カバー110で徐々に押さえつけていく。このとき、原稿カバー110で原稿が押さえつけられることにより原稿200の皺が伸ばされる。制御部が、間隙調整機構140の電動モータの制御を開始してから終了するまでの時間、つまり、原稿カバー110の上端が動作し始めてから停止するまでの時間は、例えば、数百ミリ秒から1秒程度である。
画像読み取り部121が画像読み取り処理を終了し、再び待機状態に戻った場合には、制御部は、間隙調整機構140の電動モータを制御して、原稿カバー110の上端と読み取り板130との間隙の幅を元の状態に戻す。
以上に説明したように、本実施形態によれば、皺のある原稿200が読み取り板130に配置された場合であっても、原稿カバー110で原稿200を押さえつけることができるので、皺による影響を受けにくく、正確に原稿200の画像を読み取ることができる。
また、待機状態における原稿カバー110の上端と読み取り板130との間隙の幅を、皺のある原稿を容易に差し込むことができる幅に設定することによって、原稿に皺がある場合であっても、利用者は原稿の皺を伸ばすことなく原稿を読み取り板130に配置させることができる。また、原稿の皺を伸ばす必要がないので、利用者は片手で原稿を読み取り板130に配置させることができる。
また、原稿を画像読み取り装置内で搬送させる必要がないので、ジャムなどによって原稿を破損させたりすることがない。
なお、本実施形態では、可動部141を間隙調整機構140が備える電動モータで制御する場合について説明したが、可動部141が弾性体で構成されていてもよい。図3は、間隙調整機構140の構成の一例を示す説明図である。図3に示すように、可動部141がバネなどの弾性体で構成されている場合には、間隙調整機構140がダンパの機能を備えていてもよい。
そのような構成によれば、バネが元に戻る力(弾性力)によって原稿カバー110の上端が読み取り板130側に引き寄せられるため、原稿を原稿カバー110で読み取り板130に押さえつけることができる。また、電動モータおよび電動モータの制御を必要としないため、間隙調整機構140の構成を簡素化することができるとともに、制御部の処理を軽減することができる。読み取り板130に原稿を配置する場合には、利用者が原稿カバー110の上端を動かして原稿を差し込むための間隙を設けるようにすればよい。
また、本実施形態では、画像読み取り装置を縦置き(読み取り板130をほぼ鉛直方向にして設置した状態)にした場合について説明したが、画像読み取り装置を縦置きではなく、例えば、横置き(読み取り板130をほぼ水平方向にして設置した状態)に設置してもよい。
また、画像読み取り装置を机上以外の場所に設置するようにしてもよい。例えば、宅配運送業務のトラックの助手席の上(天井)や、運転席または助手席の前のダッシュボードなど、運転席に座った作業者が片手で画像読み取り装置を利用できる場所に設置するようにしてもよい。
また、原稿カバー110の左端または右端と読み取り板130との間隙から原稿がはみ出したり落下したりしないように、第2の原稿カバー111を設置するようにしてもよい。図4は、第2の原稿カバー111を設置した画像読み取り装置の外観の一例を示す説明図である。第2の原稿カバー111は、図2に示すように、折り目が設けられ折り畳むことができるようになっている。
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
図5は、本発明による画像読み取り装置の第2の実施形態の外観を示す説明図である。
本実施形態の画像読み取り装置の構成は、第1の実施形態の画像読み取り装置と同様である。しかし、本実施形態の画像読み取り装置は、原稿確認部150を備える。
原稿確認部150は、例えば、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーネイト樹脂などの透明素材の板である。
原稿確認部150は、図5に示すように、筐体120の読み取り板130が設置されている面と対向する側の面に設置される。
本実施形態によれば、原稿が読み取り板130に押さえつけられている状態、つまり、原稿カバー110と読み取り板130とが密着していて、原稿の状態が外部から確認できない状態であっても、原稿の皺が伸ばされているか、また、原稿が読み取り板130に正しく配置されているかを確認することができる。また、画像の読み取りが開始される前に原稿の状態を確認することができるので、画像の読み取りのやり直しを減らすことができる。
なお、原稿確認部150の大きさ(面積)や原稿確認部150を設置する位置は、利用者が原稿確認部150を介して原稿の状態を確認できる大きさおよび位置であれば、任意の大きさおよび位置であってよい。また、本実施形態では、筐体120の原稿カバー110が取り付けられている面と対向する側の面に原稿確認部150を設置する場合について説明したが、その他の面に設置するようにしてもよい。
実施形態3.
以下、本発明の第3の実施形態を図面を参照して説明する。
図6は、本発明による画像読み取り装置の第3の実施形態の外観を示す説明図である。
本実施形態の画像読み取り装置の構成は、第1の実施形態の画像読み取り装置と同様である。しかし、本実施形態の画像読み取り装置は、第2の間隙調整機構と落下防止蓋170とを備える。
第2の間隙調整機構は、間隙調整機構140と同様に構成され、可動部161を含む。また、第2の間隙調整機構の電動モータは、間隙調整機構140と同様に制御部によって制御される。
第2の間隙調整機構は、間隙調整機構140とともに、筐体120の側面(図5において読み取り板130が設置された面の両側に位置する面)に取り付けられる。なお、第2の間隙調整機構は、間隙調整機構140が取り付けられた面と対向する側の面に取り付けられる。また、可動部141、161の一端が原稿カバー110に接続される。
第2の間隙調整機構および間隙調整機構140は、電動モータを駆動させて可動部141および161を伸縮させることによって、読み取り板130に対して垂直方向に原稿カバー110を平行移動させて、読み取り板130と原稿カバー110との間隙の幅を変化させる。
落下防止機構170は、原稿カバー110の下端(図5における下側)と読み取り板130との間隙から原稿が落下しないようにするための機構である。落下防止機構170は、落下防止蓋171の一端と筐体120とを、読み取り板130の下側(図5における下側)の位置で接続させ、制御部に従って、落下防止蓋171を回転させる機能を有するヒンジである。
制御部は、落下防止機構170を制御し、落下防止機構170を中心に落下防止蓋171を回転させる。落下防止機構170を中心に落下防止蓋171を回転させることによって、落下防止蓋171を閉状態(原稿カバー110の下端と落下防止蓋171とが接する状態)にしたり、開状態(原稿カバー110の下端と落下防止蓋171とが離れた状態)にしたりする。
制御部は、待機状態または画像読み取り中であるときには、落下防止機構170を制御して落下防止蓋171を閉状態に維持する。また、制御部は、筐体120の画像読み取り部121が画像の読み取り処理を終了したときに、落下防止機構170を制御して落下防止蓋171を開状態にして、原稿カバー110の下端と落下防止蓋171との間隙から原稿を排出させる。
本実施形態によれば、画像読み取り後に、原稿が読み取り板130から取り除かれるので、次の原稿を読み取り板130に配置するときに、原稿を読み取り板130から取り除く作業を省くことができ、利用者の作業時間を短縮することができる。
なお、第1の実施形態と同様に、原稿カバー110の左端または右端と読み取り板130との間隙から原稿がはみ出したり落下したりしないように、第2の原稿カバーを設置するようにしてもよい。また、第2の実施形態と同様に、筐体120に原稿確認部150を設けるようにしてもよい。
図7は、本発明による画像読み取り装置の主要部を示すブロック図である。図7に示すように、画像読み取り装置は、原稿を配置する読み取り板(図1に示す画像読み取り装置における読み取り板130に相当。)が設置された筐体(図1に示す画像読み取り装置における筐体120に相当。)と、原稿を読み取り板に押さえつける原稿カバー板(図1に示す画像読み取り装置における原稿カバー110に相当。)と、読み取り板を介して読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段11(図2に示す画像読み取り部121、画像処理部122および制御部に相当。)とを備え、原稿カバー板は、一辺を軸として回転可能であり、原稿カバー板を読み取り板から離れる方向および接近する方向に回転させる間隙調整手段12(図1に示す画像読み取り装置における間隙調整機構140および制御部に相当。)を含む。
上記の実施形態には、以下のような画像読み取り装置も開示されている。
(1)筐体における読み取り板が設置された面と反対側の面に透明板(図5に示す画像読み取り装置における原稿確認部150に相当。)が設置された画像読み取り装置。
(2)間隙調整手段12は、弾性体を含み、原稿を読み取り板に押さえつけるために、弾性体の弾性力によって原稿カバー板の一端を読み取り板側に引き寄せる画像読み取り装置。
また、上記の実施形態には、以下のような画像読み取り装置も開示されている。
(3)原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、原稿を読み取り板に押さえつける原稿カバー板と、読み取り板を介して読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段11と、読み取り板に対して垂直方向に原稿カバー板を平行移動させて、原稿カバー板と読み取り板との間隙の幅を調整する間隙調整手段12と、読み取り板と原稿カバー板との間隙から原稿が落下することを防止する落下防止蓋(図6に示す画像読み取り装置における落下防止蓋171に相当。)を開閉する落下防止手段(図6に示す画像読み取り装置における落下防止機構170および制御部に相当。)とを備えた画像読み取り装置。
(4)落下防止手段は、画像読み取り手段11が読み取りを完了したときに、落下防止蓋を開状態にする画像読み取り装置。
11 画像読み取り手段
12 間隙調整手段
110 原稿カバー
120 筐体
121 画像読み取り部
122 画像処理部
130 読み取り板
140 間隙調整機構
141、161 可動部
150 原稿確認部
170 落下防止機構
171 落下防止蓋
200 原稿

Claims (5)

  1. 原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、
    前記原稿を前記読み取り板に押さえつける原稿カバー板と、
    前記読み取り板を介して前記読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段とを備え、
    前記原稿カバー板は、一辺を軸として回転可能であり、
    前記原稿カバー板を前記読み取り板から離れる方向および接近する方向に回転させる間隙調整手段を含む
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 筐体における読み取り板が設置された面と反対側の面に透明板が設置された
    請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 間隙調整手段は、弾性体を含み、原稿を読み取り板に押さえつけるために、前記弾性体の弾性力によって原稿カバー板の一端を前記読み取り板側に引き寄せる
    請求項1または請求項2に記載の画像読み取り装置。
  4. 原稿を配置する読み取り板が設置された筐体と、
    前記原稿を前記読み取り板に押さえつける原稿カバー板と、
    前記読み取り板を介して前記読み取り板に配置された原稿の画像を読み取る画像読み取り手段と、
    前記読み取り板に対して垂直方向に前記原稿カバー板を平行移動させて、前記原稿カバー板と前記読み取り板との間隙の幅を調整する間隙調整手段と、
    前記読み取り板と前記原稿カバー板との間隙から原稿が落下することを防止する落下防止蓋を開閉する落下防止手段とを備えた
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  5. 落下防止手段は、
    画像読み取り手段が読み取りを完了したときに、落下防止蓋を開状態にする
    請求項4に記載の画像読み取り装置。
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