JP2013040751A - 燃焼圧検知センサ付きグロープラグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジングにおける先端環状部54の内周面54aと、ヒータ10の外周面10bとの間の環状の空隙に、ヒータの軸線Gに対して傾斜し、偏心し、又は一定の範囲でのみ先後方向に動くことによって、その先端環状部54及びヒータ10の双方に同時に接触可能の熱伝達部材20を配置した。これにより、ヒータの熱は、この熱伝達部材20からハウジングの先端環状部54、エンジンヘッドへと短経路で伝わる。
【選択図】 図2
Description
前記ハウジングは、その先端部の内周面において内向きに突出するフランジ状の先端環状部を備えており、この先端環状部の後方の内周面が、該先端環状部の内周面よりも内径が拡径された拡径環状内周面をなしており、
この拡径環状内周面と、前記ヒータの外周面との間の環状の空隙に、該空隙の先後を遮断してハウジング内外の気密を保持すると共に、該ハウジングに対する前記ヒータの先後動を許容するよう変形する横断面が環状で環状体又は筒状体をなすシール部材が配置されてなる燃焼圧検知センサ付きのグロープラグにおいて、
前記ハウジングにおける前記先端環状部の内周面と、前記ヒータの外周面との間の環状の空隙に、該ヒータの軸線に対して傾斜し、偏心し、又は一定の範囲でのみ先後方向に動くことによって該先端環状部及び該ヒータの双方に同時に接触可能の熱伝達部材が配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記熱伝達部材は筒状をなし、前記ヒータの外周面及び前記先端環状部の内周面の双方に、隙間を保持して配置され得るよう構成されているものを、該ヒータの軸線回りで分割してなる複数の熱伝達部材片にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグである。
前記ハウジングの先端から先方へ抜け出て分離するのを防止するため、前記熱伝達部材はその外周面に前記先端環状部の後端向き面に係合する後端側凸部を備えており、
該熱伝達部材が、該ハウジングの内部の後方へ入り込み過ぎとなるのを防止するため、該熱伝達部材が後方に移動した際に、前記ヒータの外周面に、前記後端側凸部が当る突出部を設けてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグである。
請求項6に記載の発明は、前記突出部が、前記シール部材の先端に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグである。
前記熱伝達部材はその外周面の先後において、前記先端環状部を跨ぎ、該先端環状部の後端向き面と先端向き面とにそれぞれ係合する後端側凸部と先端側凸部とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグである。
請求項8に記載の発明は、前記先端環状部の内周面又は前記ヒータの外周面に、凹部又は凸部が設けられており、前記熱伝達部材には、これらの凹部又は凸部に緩く嵌る凸部又は凹部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグである。
10a ヒータの先端
10b ヒータの外周面
18 シール部材
18f 突出部
20 熱伝達部材
24 熱伝達部材の後端側凸部
25 熱伝達部材片
26 熱伝達部材の先端側凸部
40 ハウジング
41 ハウジング本体
50 先端側ハウジング
53 ハウジングの先端
54 ハウジングの先端環状部
54a 先端環状部の内周面
54b 先端環状部の先端向き面
54c 先端環状部の後端向き面
54e 先端環状部の内周面の凹部
55 拡径環状内周面
110e ヒータの外周面の凹部
127、128 熱伝達部材の凸部
101 燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ
G ヒータの軸線
Claims (8)
- 筒状をなすハウジング内に、その先端から自身の先端を突出させた棒状をなすヒータが、前記ハウジングの内周面と該ヒータの外周面との間に環状の空隙を保持して軸方向に変位可能に配置されており、該ヒータが燃焼圧によって先端側から後方向きに押されることによって発生する前記変位に基づき燃焼圧を検知可能のセンサを備えてなる燃焼圧検知センサ付きのグロープラグであって、
前記ハウジングは、その先端部の内周面において内向きに突出するフランジ状の先端環状部を備えており、この先端環状部の後方の内周面が、該先端環状部の内周面よりも内径が拡径された拡径環状内周面をなしており、
この拡径環状内周面と、前記ヒータの外周面との間の環状の空隙に、該空隙の先後を遮断してハウジング内外の気密を保持すると共に、該ハウジングに対する前記ヒータの先後動を許容するよう変形する横断面が環状で環状体又は筒状体をなすシール部材が配置されてなる燃焼圧検知センサ付きのグロープラグにおいて、
前記ハウジングにおける前記先端環状部の内周面と、前記ヒータの外周面との間の環状の空隙に、該ヒータの軸線に対して傾斜し、偏心し、又は一定の範囲でのみ先後方向に動くことによって該先端環状部及び該ヒータの双方に同時に接触可能の熱伝達部材が配置されていることを特徴とする燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。 - 前記熱伝達部材は筒状をなし、前記ヒータの外周面及び前記先端環状部の内周面の双方に、隙間を保持して配置され得るよう構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。
- 前記熱伝達部材は筒状をなし、前記ヒータの外周面及び前記先端環状部の内周面の双方に、隙間を保持して配置され得るよう構成されているものを、該ヒータの軸線回りで分割してなる複数の熱伝達部材片にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。
- 前記熱伝達部材は、複数の熱伝達部材片にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。
- 前記熱伝達部材が、一定の範囲でのみ先後方向に動くことができるように、
前記ハウジングの先端から先方へ抜け出て分離するのを防止するため、前記熱伝達部材はその外周面に前記先端環状部の後端向き面に係合する後端側凸部を備えており、
該熱伝達部材が、該ハウジングの内部の後方へ入り込み過ぎとなるのを防止するため、該熱伝達部材が後方に移動した際に、前記ヒータの外周面に、前記後端側凸部が当る突出部を設けてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。 - 前記突出部が、前記シール部材の先端に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。
- 前記熱伝達部材が、一定の範囲でのみ先後方向に動くことができるように、
前記熱伝達部材はその外周面の先後において、前記先端環状部を跨ぎ、該先端環状部の後端向き面と先端向き面とにそれぞれ係合する後端側凸部と先端側凸部とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。 - 前記先端環状部の内周面又は前記ヒータの外周面に、凹部又は凸部が設けられており、前記熱伝達部材には、これらの凹部又は凸部に緩く嵌る凸部又は凹部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼圧検知センサ付きのグロープラグ。
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WO2016167066A1 (ja) * | 2015-04-15 | 2016-10-20 | ボッシュ株式会社 | グロープラグ |
US9702558B2 (en) | 2013-10-25 | 2017-07-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Combustion pressure sensor and method of manufacturing the same |
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