JP2013038648A - インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インターホン子機1を、複数のインターホン親機3の何れかを選択して呼び出すための複数の呼出ボタンと訪問者のID情報を入力する操作部11を備えた子機ディスプレイ12、RFID読み取り部14、訪問者のIDと複数のインターホン親機3の少なくとも1台とを関連付けを記憶する呼出先記憶部13を有する呼出子機1aと、マイク18/スピーカ19を備えて、呼出子機1aが呼出操作を受けたら呼出先のインターホン親機3に呼出信号を送信する通話子機1bとで構成し、呼出子機1aの呼出子機CPU12は、取得したID情報と呼出先記憶部13の情報を基に、訪問者のID情報に関連付けられている呼出ボタンのみ子機ディスプレイ12に表示させる。
【選択図】 図2
Description
しかしながら、どのような訪問者であっても全ての呼出先に対して呼出操作が可能であるため、例えば社長室といった一般の訪問者には呼び出しをして欲しくない呼出先を設定することができず、このような場合は別途受け付けを設ける等して呼び出しを可能としていた。
この構成によれば、インターホン子機から呼び出しできるインターホン親機を複数備えていても、インターホン子機の個人認証結果によって訪問者が呼び出しできるインターホン親機の絞り込みを実施できる。そのため、例えば一般の訪問者と認識した場合は特定のインターホン親機を呼び出しできないよう設定できるし、特別な訪問者と認識した場合は例えば社長室を直接呼び出しできるよう設定できる。よって、別途受け付けが必要なくなり、来訪者と応答者の双方にとって便利であり、都合が良い。
この構成によれば、呼出不可とする呼出先はタッチパネル上で表示されないため、訪問者に対して呼出不可となった呼出先の存在を知られることがない。
また、呼出先フロアのレイアウトの変更等で、インターホン親機の数や呼出先名称が変更になっても、ディスプレイの表示を変更することで容易に対応でき、インターホン子機自体を変更する必要がないため、インターホン親機の数の変更等に対して柔軟に対応できる。
この構成によれば、ディスプレイとマイク/スピーカとが別体に構成されるため、マイク/スピーカは呼出ボタンを備えた従来のインターホン子機が使用可能となるし、ディスプレイは通話機能を必要としないため、汎用のディスプレイを使用することが可能となりインターホン子機を安価に構成できる。
この構成によれば、呼出先のインターホン親機から応答する人物の映像がインターホン子機に表示されるため、訪問者は通話し易いし安心できる。また、呼出操作部を利用して映像を表示するので、別途表示手段を設ける必要がない。
この構成によれば、呼出操作後にガイダンス画像がインターホン子機に表示されるので、訪問者は呼出状況を画像で認識でき、呼出状況を把握でき安心できる。
呼出子機1aと通話子機1bとでインターホン子機(以下、単に「子機」と称する)1が構成され、両者は隣接して設置されている。また、呼出子機1a、通話子機1b、親機3はそれぞれ固有のIPアドレスを有し、IPプロトコルによりデータ信号、デジタル音声信号、デジタル映像信号の送受を行うよう構成されている。
尚、訪問者の認証は、訪問者により操作部11から入力されるID情報か、RFID読み取り部14による読み取りのいずれかで実施される。また、操作部11を構成するタッチパネルは子機ディスプレイ12上に一体に設けられ、子機ディスプレイ12には、複数の呼出ボタンやID入力のためのテンキー(何れも図示せず)等が表示される。
訪問者が子機1に接近すると通話子機1bの人感センサ21がそれを感知(S1)して、通話子機CPU22が起動信号を呼出子機1aに対して送信する(S2)。この起動信号を受信した呼出子機1aは、呼出子機CPU15が子機ディスプレイ12に「IDを入力してください」等の案内画面を表示する。
尚、このとき翳されるICカードは、登録済みのICカードを予め訪問者に渡しておいても良いし、訪問者が他の目的で携行しているICカードのIDを読み取って登録しておいても良い。また、テンキー等で入力する場合は、例えば4桁の暗証番号が事前に通知される。
このように、呼出不可とする呼出先はタッチパネル上で表示されないため、訪問者に対して呼出不可となっている呼出先は見えず、その存在を知られることがない。そして、一般の訪問者に対しては表示される呼出ボタンが限定されるため、呼出先の選択で悩むような事態を防止できる。
呼出信号は通話子機1bのIPアドレスにより送信先に設定され、HUB4を介して通話子機1bに送信される。
また、通話子機CPU22は、スピーカ19から呼出確認音を鳴動させるともに、マイク18を能動として親機3へ音声信号の送信を可能とする(S10)。更に、子機カメラ17を起動し、子機カメラ17の映像信号を選択された親機3のIPアドレスに対して送信する(S11)。
尚、親機3へ送信する呼出信号は、呼出子機1aから直接送信しても良く、その場合は、通話子機1bへの呼出信号の送信と同時に、親機3へも呼出信号を送信すれば良い。選択された親機3のIPアドレスを送信先に設定することで容易に送信できる。
この通話路形成信号を受信した通話子機CPU22は、スピーカ19を能動として親機3との通話路が形成され、通話が可能となる。また、映像信号を受信した呼出子機1aは子機ディスプレイ12に親機カメラ35の撮像映像を表示する。
また、呼出先フロアのレイアウトの変更等で、インターホン親機3の数や呼出先名称が変更になっても、子機ディスプレイ12の表示を変更することで容易に対応でき、インターホン子機1自体を変更する必要がないため、インターホン親機3の数の変更等に対して柔軟に対応できる。
更に、子機ディスプレイ12とマイク18/スピーカ19とが別体に構成されるため、マイク18/スピーカ19は呼出ボタン20を備えた従来のインターホン子機が使用可能となるし、子機ディスプレイ12は通話機能を必要としないため、汎用のディスプレイを使用することが可能となりインターホン子機1全体を安価に構成できる。
また、親機カメラ35によりインターホン親機3から応答する人物の映像がインターホン子機1に表示されるため、訪問者は通話し易いし安心できるし、子機ディスプレイ12を使用して映像を表示するため別途表示手段を設ける必要がない。
また、呼出操作後にガイダンス画像がインターホン子機1に表示されるので、訪問者は呼出状況を画像で認識でき、呼出状況を把握でき安心できる。
更に、人感センサ21を通話子機1bに設けているが、呼出子機1aに設けても良い。 また、子機1及び親機3の双方向の映像の伝送を実施しているが、映像信号については子機1から親機3へ伝送する片方向のみであっても良い。
Claims (5)
- 訪問先を呼び出す呼出操作部及び通話のためのマイク/スピーカを備えたインターホン子機と、呼び出しに応答するためのマイク/スピーカを備えた複数のインターホン親機とを有するインターホン装置であって、
前記インターホン子機は、呼出操作部が前記複数のインターホン親機の何れかを選択して呼び出す複数の呼出ボタンを備えると共に、訪問者のID情報を取得するID情報取得部と、ID情報と前記複数のインターホン親機の少なくとも1台を関連付けて記憶する呼出先記憶部と、前記呼出操作部の操作を受けて、呼出先の前記インターホン親機に呼出信号を送信する呼出制御部とを有し、
前記呼出制御部は、取得した前記ID情報と前記呼出先記憶部の情報を基に、訪問者のID情報に関連付けられている呼出ボタンのみ呼出操作可とすることを特徴とするインターホン装置。 - 前記インターホン子機の呼出操作部が、映像を表示可能なディスプレイ上に設けたタッチパネルであり、
前記タッチパネルに前記複数の呼出ボタンが設けられ、訪問者のID情報の取得を受けて、呼出不可となった前記呼出ボタンを前記タッチパネル上で非表示とする表示制御部を有することを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。 - 前記インターホン子機は、前記ディスプレイを備えたケースとマイク/スピーカを備えたケースとが別体で形成され、隣接して配置されてなることを特徴とする請求項2記載のインターホン装置。
- 前記インターホン親機は、応答する人物を撮像するための親機カメラと、前記親機カメラの撮像映像を前記インターホン子機に送信する映像制御部とを有し、
前記インターホン子機の表示制御部は、前記ディスプレイに前記親機カメラの撮像映像を表示することを特徴とする請求項2又は3記載のインターホン装置。 - 前記インターホン親機は、訪問者に対して呼出状況を通知するための文字情報から成るガイダンス画像を記憶する画像記憶部と、前記呼出信号を受けて前記インターホン子機にガイダンス画像を送信するガイダンス制御部とを有し、
前記インターホン子機の表示制御部は、受信した前記ガイダンス画像を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のインターホン装置。
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