JP2013038071A

JP2013038071A - 携帯式電子装置及びそのスイッチモジュール

Info

Publication number: JP2013038071A
Application number: JP2012154447A
Authority: JP
Inventors: Nailin Yang; 乃林楊; Xiao-Meng Zhou; 暁孟周; Jun-Bo Du; 軍波杜; 偉 ▲キョウ▼; Wei Gong
Original assignee: Shenzhen Futaihong Precision Industry Co Ltd; Sutech Trading Ltd
Current assignee: Shenzhen Futaihong Precision Industry Co Ltd; Sutech Trading Ltd
Priority date: 2011-08-04
Filing date: 2012-07-10
Publication date: 2013-02-21
Also published as: TW201308390A; CN102915860A; US20130033828A1; US8787029B2

Abstract

【課題】破損しにくいスイッチモジュール及びこのスイッチモジュールを使用した携帯式電子装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るスイッチモジュールは、基体と、前記基体に固定される起動部品と、弾性アーム及び押しボタンと、を備え、前記弾性アームの一端は前記基体に固定され、前記弾性アームの他端は前記押しボタンと互いに係合し、前記起動部品は前記弾性アームの両端の間に位置し、前記押しボタンが押圧されると、前記弾性アームは、前記起動部品に向かって湾曲して前記起動部品を押圧し、該起動部品は、起動信号を発して、前記スイッチモジュールの電源をオン又はオフにする。
【選択図】図１

Description

本発明は、スイッチモジュールに関し、特に携帯式電子装置に用いられるスイッチモジュールに関するものである。

現在、広く用いられているタブレットパソコン、携帯電話及び携帯情報端末（ＰＤＡ）等の携帯式電子装置には、一般的に電源をオン・オフするためのスイッチが設けられている。しかも、ボタンを押すことにより、前記スイッチをオン又はオフさせる。より確実に電源をオンまたはオフさせるため、常にスイッチと押しボタンとの間にはエラストマー製のマットが設けられているが、該エラストマー製のマットは脱落し易いので、電源の切替に影響を与える。

上記の問題点に鑑みて、本発明は、破損しにくいスイッチモジュール及び該スイッチモジュールを使用した携帯式電子装置を提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本発明に係るスイッチモジュールは、基体と、前記基体に固定される起動部品と、弾性アーム及び押しボタンと、を備える。前記弾性アームの一端は前記基体に固定され、前記弾性アームの他端は前記押しボタンと互いに係合し、前記起動部品は前記弾性アームの両端の間に位置し、前記押しボタンが押圧されると、前記弾性アームは、前記起動部品に向かって湾曲して前記起動部品を押圧し、該起動部品は、起動信号を発して、前記スイッチモジュールの電源をオン又はオフにする。

また、上記の目的を達成するために、本発明に係る携帯式電子装置は、ハウジングと、前記ハウジング内に装着される回路基板と、前記回路基板に設けられる起動部品と、押しボタンと、を備え、前記携帯式電子装置は弾性アームをさらに備え、前記弾性アームの一端は前記基体に固定され、前記弾性アームの他端は前記押しボタンと互いに係合し、前記起動部品は前記弾性アームの両端の間に位置し、前記押しボタンが押圧されると、前記弾性アームは、前記起動部品に向かって湾曲して前記起動部品を押圧し、該起動部品は、起動信号を発して、前記スイッチモジュールの電源をオン又はオフにする。

本発明は、携帯式電子装置の押しボタンを押すことによって、スイッチモジュールの弾性アームが押圧されて、固定柱の回りに沿って回転し、当接部は前記スイッチモジュールの起動部品の接触部に当接される。次いで、引き続き押圧されると、前記弾性アームは変形し、前記弾性アームの前記当接部は、前記接触部を押圧して、前記携帯式電子装置の電源をオン又はオフにする。即ち、本発明は、従来のエラストマー製のマットの代わりに、前記弾性アームを使用する。従って、前記スイッチモジュールを押圧する際に、より良いクリック感及び破損して電源をオン・オフできないという状況を回避する効果を得ることができる。また、前記起動部品が押圧されると、同時に、前記発光部品も起動して発光し、前記発光部品が発する光線は、前記弾性アームの前記切欠部を通して、前記押しボタンを透過し、前記携帯電話の外部へ出射する。即ち、前記押しボタンが押圧されると、該押しボタンを照らす照明装置としての装飾効果も発揮される。

本発明の実施形態に係るスイッチモジュールが携帯式電子装置に設置されている状態を示す斜視図である。図１に示した携帯式電子装置の分解図である。図２に示した携帯式電子装置を別の視点から見た図である。

本発明に係るスイッチモジュールは、パソコン及び携帯電話などの携帯式電子装置に用いられる。以下の実施形態では、携帯電話を例として詳細に説明する。

図１及び図２に示したように、本発明の実施形態に係る携帯電話１００は、ハウジング（図示せず）、該ハウジングの内部に装着されるスイッチモジュール１０及び回路基板２０を備える。前記スイッチモジュール１０は、基体１２と、前記基体１２に設けられる起動部品１４と、発光部品１６と、弾性アーム１８及び押しボタン１９と、を備える。

前記基体１２は、前記回路基板２０の一部であり、前記起動部品１４及び前記発光部品１６にそれぞれ電気的に接続されている。また、前記基体１２の上面には、前記弾性アーム１８を固定するための固定柱１２２が突設されている。

前記起動部品１４は、接触部１４２を備え、且つ前記弾性アーム１８の両端の間に位置する。前記接触部１４２が押圧されると、前記起動部品１４は起動信号を発して、前記携帯電話１００の電源をオン或いはオフにすると同時に、該起動信号により、前記発光部品１６をコントロールして発光させる。

前記弾性アーム１８は、前記接触部１４２と接触する当接部１８２と、前記当接部１８２の一側に位置する第一固定部１８４及び前記当接部１８２の他側に位置する第二固定部１８６と、を備える。前記当接部１８２の前記接触部１４２に対向する表面には、隆起部１８２２が設けられている。該隆起部１８２２は、前記スイッチモジュール１０が一体に組み立てられた後、前記接触部１４２に当接する。前記第一固定部１８４は、中空の円筒状であり、前記基体１２の前記固定柱１２２を囲むように、且つ回転可能に設置される。前記第二固定部１８６は、前記当接部１８２の長手方向の一端から延伸してなり、且つ「凹」状の切欠部１８６２を有する。前記切欠部１８６２は、前記発光部品１６に対応して設置されるので、前記発光部品１６が発する光線は前記弾性アーム１８の切欠部１８６２を通過することができる。

前記押しボタン１９は、透明或いは半透明のプラスチック材料からなり、且つ主体部１９２及び該主体部１９２の周縁から軸方向に延伸する２つの係止部品１９４を備える。２つの前記係止部品１９４はフック状であり、前記押しボタン１９全体を前記携帯電話１００のハウジングに固定するために用いられる。

図３を共に参照すると、前記携帯電話１００を組み立てる場合、先ず、前記起動部品１４及び前記発光部品１６を前記基体１２に半田付けする。この時、前記起動部品１４は前記基体１２の前記固定柱１２２と前記発光部品１６との間に位置する。次に、前記弾性アーム１８の前記第一固定部１８４を前記固定柱１２２を囲むように設置した後、前記切欠部１８６２と前記発光部品１６との位置合わせをする。最後に、前記係止部品１９４を介して、前記押しボタン１９を前記携帯電話１００のハウジングに固定し、且つ前記弾性アーム１８の前記第二固定部１８６を２つの前記係止部品１９４の間に係合させる。以上により、前記押しボタン１９が押圧されると、前記弾性アーム１８は前記起動部品１４側に押し出され、前記隆起部１８２２と前記接触部１４２とは、互いに接触する。

前記携帯電話１００を使用する際、前記携帯電話１００の前記押しボタン１９が押圧されると、前記弾性アーム１８は、前記押しボタン１９からの押圧力を受けて、前記起動部品１４に向かって湾曲して、前記第一固定部１８４は前記固定柱１２２の回りに沿って回転し、前記当接部１８２は前記接触部１４２に当接される。次いで、引き続き押圧されると、前記弾性アーム１８は変形する。これにより、前記弾性アーム１８の前記当接部１８２は、前記起動部品１４の前記接触部１４２を押圧し、前記起動部品１４は、起動信号を発して前記携帯電話１００の電源をオン又はオフにする。

本発明に係る携帯電話１００は、従来のエラストマー製のマットの代わりに、前記弾性アーム１８を使用する。従って、前記スイッチモジュール１０を押圧する際に、より良いクリック感及び破損して電源をオン・オフできないという状況を回避する効果を得ることができる。また、前記起動部品１４が押圧されると、同時に、前記発光部品１６も起動して発光し、前記発光部品１６が発する光線は、前記弾性アーム１８の前記切欠部１８６２を通って、前記押しボタン１９を透過し、前記携帯電話１００の外部へ出射する。即ち、前記押しボタン１９が押圧されると、該押しボタン１９を照らす照明装置としての装飾効果も発揮される。

以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正も又、本発明の特許請求の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。

１０スイッチモジュール
１２基体
１４起動部品
１６発光部品
１８弾性アーム
１９押しボタン
２０回路基板
１００携帯電話
１２２固定柱
１４２接触部
１８２当接部
１８４第一固定部
１８６第二固定部
１９２主体部
１９４係止部品
１８２２隆起部
１８６２切欠部

Claims

基体と、前記基体に固定される起動部品と、弾性アーム及び押しボタンと、を備えるスイッチモジュールであって、
前記弾性アームの一端は前記基体に固定され、前記弾性アームの他端は前記押しボタンと互いに係合し、
前記起動部品は前記弾性アームの両端の間に位置し、前記押しボタンが押圧されると、前記弾性アームは、前記起動部品に向かって湾曲して前記起動部品を押圧し、該起動部品は、起動信号を発して、前記スイッチモジュールの電源をオン又はオフにすることを特徴とするスイッチモジュール。
前記押しボタンに対向して設けられる発光部品をさらに備え、
前記押しボタンは、透明或いは半透明な材料からなり、
前記押しボタンが押圧されると、前記発光部品は発光して前記押しボタンを照らすことを特徴とする請求項１に記載するスイッチモジュール。
前記弾性アームの前記押しボタンと係合する一端には、切欠部が設けられ、
前記発光部品が発する光線は、前記切欠部を通って前記押しボタンを照らすことを特徴とする請求項２に記載するスイッチモジュール。
ハウジングと、請求項１から３のいずれか一項に記載のスイッチモジュールと、を備える携帯式電子装置であって、
前記携帯式電子装置は、前記基体を備え且つハウジング内に装着される回路基板をさらに含み、
前記起動部品は、前記回路基板に設けられることを特徴とする携帯式電子装置。