JP2013037328A - 眼鏡の蝶番構造 - Google Patents

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【課題】上下の蝶番部材を分離可能にし、テンプルの智に対する移動を可能にした眼鏡の蝶番構造を提供する。
【解決手段】テンプル1に設けられた長孔8に智2の内蝶番部材4を挿入し、長孔8の長手方向における任意の位置に内蝶番部材4を位置決めする。この状態で外蝶番部材6の長溝9にテンプル1の側部を嵌入しながら、内蝶番部材4の上下面に外蝶番部材6をそれぞれ接合する。そして、外蝶番部材6のいずれか一方から他方へ蝶番回転軸用螺子12を螺入していき、両外蝶番部材6により内蝶番部材4の上下面を挟んで、外蝶番部材6と内蝶番部材4とを接合面が摺動可能であるように蝶番回転軸用螺子12により保持する。その後、内蝶番部材4の雌螺子部10にストッパー螺子11を螺着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼鏡の蝶番構造に係り、特に、蝶番をテンプルの長手方向に対して任意に移動できるようにした蝶番構造に関するものである。
従来、眼鏡の蝶番は、特許文献1に記載されているように、一方の蝶番部材が智の端部に固定され、他方の蝶番部材がテンプルの端部に固定され、かつ両蝶番部材の接合面が摺動可能であるように、軸螺子により両蝶番部材を連結する構成のものが一般的なものである。
特開2011−17986号公報
従来の一般的な眼鏡の蝶番構造では、テンプルと智に固定される上下の蝶番部材が一体で加工されている。このため、テンプルに対して蝶番の設置位置が固定されてしまい、蝶番固定後においてはテンプルの長さ調整、特に長手方向における寸法変更などは不可能であった。
そこで本発明は、前記従来の課題を解決し、上下の蝶番部材を分離可能にし、テンプルの智に対する移動を可能にした眼鏡の蝶番構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の眼鏡の蝶番構造は、眼鏡フレームを構成するテンプルと智を回動可能に連結する眼鏡の蝶番構造であって、前記智の端部に中央に貫通孔が形成された内蝶番部材を設け、前記テンプルに前記内蝶番部材が長手方向に挿入される長孔を設け、前記内蝶番部材の上下面に、該内蝶番部材の前記貫通孔に対応した位置に螺子孔が形成された一対の外蝶番部材をそれぞれ接合し、該外蝶番部材には前記接合の際に前記テンプルに嵌着される長溝が形成され、前記外蝶番部材のいずれか一方から他方へ蝶番回転軸用螺子を螺入して、前記一対の外蝶番部材により前記内蝶番部材の上下面を挟んで、蝶番回転軸用螺子により前記外蝶番部材と前記内蝶番部材とを接合面が摺動可能であるように保持し、前記内蝶番部材に前記テンプルの回動を規制するストッパー部を設けたことを特徴とする。
また、本発明の眼鏡の蝶番構造は、前記ストッパー部が前記内蝶番部材に螺着される螺子部材であることを特徴とする。
また、本発明の眼鏡の蝶番構造は、前記ストッパー部が、前記内蝶番部材に突設されるピン部材と、前記外蝶番部材に形成されて前記ピン部材を受ける案内溝とで構成されることを特徴とする。
また、本発明の眼鏡の蝶番構造は、前記ストッパー部の設置個所が複数設けられていることを特徴とする。
本発明の眼鏡の蝶番構造によれば、蝶番回転軸用螺子により内蝶番部材と外蝶番部材とを接合する前まで、あるいは螺着後でも蝶番回転軸用螺子を外して内蝶番部材から外蝶番部材を取り外すことにより、テンプルが内蝶番部材の長孔に対して長手方向に自由に移動することができる。
このため、眼鏡フレーム、特にテンプルの設計上の自由度が高まり、製造上において有利になる。さらに、一般小売店において眼鏡装着者に対して適正なテンプルの長さに調整することが、簡単かつ容易に行えるようになる。
本発明の実施形態1を説明するための眼鏡の蝶番構造の分解斜視図である。 組立後の実施形態1の蝶番部分を示す斜視図である。 テンプルを90度回転させたときの実施形態1の蝶番部分を示す斜視図である。 実施形態1の他の使用形態を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態2を説明するための眼鏡の蝶番構造の分解斜視図である。
以下に本発明の実施形態を図面にて説明する。
図1〜図4に示す本発明の実施形態1において、1は眼鏡フレームを構成するテンプル、2はフロントフレームに連結する智、3は蝶番構造であって、蝶番構造3によってテンプル1と智2とが回動可能に連結している。
さらに図において、4は、智2の端部に一体的に形成され、かつ中央に貫通孔5が形成されている内蝶番部材、6は上下一対の外蝶番部材であって、該外蝶番部材6の中央には内蝶番部材4の貫通孔5に対応した位置に螺子孔7が形成され、各外蝶番部材6が内蝶番部材4の上下面にそれぞれ接合するように設置される。
8はテンプル1に設けられた長孔であって、該長孔8の長手方向における任意の位置に智2の内蝶番部材4が挿入されるようになっている。9は各外蝶番部材6の内面側に形成された長溝(図では下方の外蝶番部材6の上面における長溝9のみを示す)であって、該長溝9にテンプル1の側部が嵌着されるようになっている。
10は、智2の内蝶番部材4の近傍に設けられた雌螺子部であって、該雌螺子部10にストッパー部となるストッパー螺子11が螺着される。本例では雌螺子部10は、内蝶番部材4近傍の対向する位置に一対設けられている。12は蝶番回転軸用螺子である。
前記構成部材からなる本蝶番構造の組立について説明する。
まず、テンプル1に設けられた長孔8に智2の内蝶番部材4を挿入し、長孔8の長手方向における任意の位置に内蝶番部材4を位置決めする。この状態で外蝶番部材6の長溝9にテンプル1の側部を嵌入しながら、内蝶番部材4の上下面に外蝶番部材6をそれぞれ接合する。
そして、外蝶番部材6のいずれか一方から他方へ蝶番回転軸用螺子12を螺入していき、両外蝶番部材6により内蝶番部材4の上下面を挟んで、外蝶番部材6と内蝶番部材4とを接合面が摺動可能であるように蝶番回転軸用螺子12により保持する。最後に、内蝶番部材4の雌螺子部10にストッパー螺子11を螺着して組立が完了する。
図1〜図3に示す螺子構造は、眼鏡フレームの右側のテンプル,智部分に設置された状態を示すものであって、図3に示すように、通常の眼鏡フレームのようにテンプル1を内側に回転させて折り畳むようにすることができる。そして、図2に示すように、テンプル1を外側に開くときには、テンプル1とストッパー螺子11とが当接してテンプル1の開き過ぎを規制している。
なお、図1〜図3に示す螺子構造は、テンプル1の内側に螺子構造3を配設した例であるが、図4に示すように、テンプル1の外側に螺子構造3を配設することもできる。図4では眼鏡フレームの左側におけるテンプル1,智2の部分に螺子構造3を設置した状態を示しており、この場合、ストッパー螺子11を他の雌螺子部10に螺着して、テンプル1の開き過ぎを規制している。
また、蝶番構造3の組立後において、蝶番回転軸用螺子12を外すことによって、内蝶番部材4と外蝶番部材6とが分離されて、テンプル1と智2と螺子構造3とがそれぞれ自由になる。このため、テンプル1を智2および蝶番構造3に対して長手方向に移動させることもできることになる。
よって、テンプル1と智2と蝶番構造3との関連構成の自由度が高まる。このことは、設計上および製造上において有利になるとともに、一般小売店において眼鏡装着者に対して適正なテンプルの長さに調整することが、簡単かつ容易に行えるようになるため、眼鏡フレームの製造販売において有効な蝶番構造であるといえる。
図5は本発明の実施形態2を説明するための眼鏡の蝶番構造である。本実施形態2では、ストッパー部の構成以外は実施形態1と同じ構成になっており、よって、以下の説明において、実施形態1にて説明した部材と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態2では、内蝶番部材4の上下面に突設されるピン部材20(図では内蝶番部材4の上面におけるピン部材20のみを示す)と、各外蝶番部材6の内面側に円弧状に形成され、かつピン部材20を受ける案内溝21(図では下方の外蝶番部材6の上面における案内溝21のみを示す)とからストッパー部を構成しており、案内溝21の閉鎖端部がピン部材20に当接することにより、外蝶番部材6に嵌合しているテンプル1の開き過ぎを規制するようにしている。
実施形態2において、ストッパー部のピン部材20は、内蝶番部材4の内面側に穿設したピン受け孔22に嵌合することで突設されている。本例では、ピン受け孔22は内蝶番部材4の貫通孔5を中心として対称位置に一対が形成されている。
なお、図5に示す実施形態2は、眼鏡フレームの右側におけるテンプル1,智2の部分に螺子構造3を設置した状態を示しているが、実施形態2の螺子構造3を眼鏡フレームの左側におけるテンプル1,智2の部分に設置する場合には、一対の外蝶番部材6を図5に示す設置構造とは上下逆にして、蝶番回転軸用螺子12を下側から螺入する必要がある。
また、図面に基づいて説明した前記実施形態の部材の寸法,形状などは、仕様によって適宜変更しなくてはならないものがあり、本発明の構成としては、それらの実使用時に応じて変更した構成も含まれる。
本発明は、金属製および合成樹脂製の眼鏡フレームにおける蝶番として有効であり、智や蝶番に対してテンプルを容易に移動できる構造の蝶番として、眼鏡フレームにおいて多種多様に開発設計およびデザイン展開を図る上で有利である。
1 テンプル
2 智
3 蝶番構造
4 内蝶番部材
5 貫通孔
6 外蝶番部材
7 螺子孔
8 長孔
9 長溝
10 雌螺子部
11 ストッパー螺子
12 蝶番回転軸用螺子
20 ピン部材
21 案内溝
22 ピン受け孔

Claims (4)

  1. 眼鏡フレームを構成するテンプルと智を回動可能に連結する眼鏡の蝶番構造であって、
    前記智の端部に中央に貫通孔が形成された内蝶番部材を設け、
    前記テンプルに前記内蝶番部材が長手方向に挿入される長孔を設け、
    前記内蝶番部材の上下面に、該内蝶番部材の前記貫通孔に対応した位置に螺子孔が形成された一対の外蝶番部材をそれぞれ接合し、該外蝶番部材には前記接合の際に前記テンプルに嵌着される長溝が形成され、
    前記外蝶番部材のいずれか一方から他方へ蝶番回転軸用螺子を螺入して、前記一対の外蝶番部材により前記内蝶番部材の上下面を挟んで、蝶番回転軸用螺子により前記外蝶番部材と前記内蝶番部材とを接合面が摺動可能であるように保持し、
    前記内蝶番部材に前記テンプルの回動を規制するストッパー部を設けたことを特徴とする眼鏡の蝶番構造。
  2. 前記ストッパー部が前記内蝶番部材に螺着される螺子部材であることを特徴とする請求項1記載の眼鏡の蝶番構造。
  3. 前記ストッパー部が、前記内蝶番部材に突設されるピン部材と、前記外蝶番部材に形成されて前記ピン部材を受ける案内溝とで構成されることを特徴とする請求項1記載の眼鏡の蝶番構造。
  4. 前記ストッパー部の設置個所が複数設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の眼鏡の蝶番構造。
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