JP2013035412A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライ性能等の他性能を低下させずにウエット性能の向上を図ることのできるタイヤを提供すること。
【解決手段】、周方向主溝14の溝底に、主溝側壁との間に細溝24を開け溝底から立ち上がる板状突起25を設け、この板状突起25に複数の小孔26を形成する。タイヤ10が水溜り等のウエット路面を走行すると、空気及び路面の水がトレッド接地面内の周方向主溝14及び細溝24に流れ込む。ブロック18が路面に接地して横方向へ膨出すると、細溝24に介在している水及び空気が、板状突起25の小孔26を通過して主溝側(ブロック側とは反対側)へ押し出され、空気は小孔26から微細気泡となって噴出する。板状突起25の表面に沿って無数の微細気泡が流れ、水溜り等のウエット路面を走行する際に、周方向主溝14内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はタイヤに係り、特に、ウエット性能を向上させたタイヤに関する。
タイヤのトレッドには、ウエット性能を得るために複数の溝が形成されている(特許文献1参照)。
ハイドロプレーニング性能またはウエットブレーキ性能等、濡れた路面でのタイヤ性能向上のためには、溝の排水性を向上させる必要がある。
排水性向上のためには、溝の断面積を増やす、溝の数を増やす等の方法があるが、陸部の剛性を低下させ、ドライ性能を低下させる問題がある。
特開2008-149904号公報
本発明は、ドライ性能等の他性能を低下させずにウエット性能の向上が可能なタイヤを得ることが目的である。
請求項1に記載のタイヤは、弾性体からなるトレッドに形成され前記トレッドと路面との間の水を排水すると共に、陸部を区画する主溝と、前記主溝の溝底から立設され、前記主溝で区画される前記陸部の側壁との間に間隙を構成し、主溝長手方向に沿って延びる板状突起と、前記板状突起を貫通する複数の小孔と、を有する。
タイヤが水溜り等のウエット路面を走行すると、空気及び路面の水がトレッド接地面内の主溝及び間隙に流れ込む。
弾性体からなるトレッドの陸部が路面に接地すると、陸部は圧縮されて横方向へ膨出する。これにより、板状突起と陸部側壁との間の間隙に介在している水及び空気が、板状突起の小孔を通過して主溝側(陸部側とは反対側)へ押し出され、その際、空気は小孔から微細気泡となって噴出する。
板状突起には、複数の小孔が形成されているため、板状突起の表面に沿って無数の微細気泡が流れ、水溜り等のウエット路面を走行する際に、主溝内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤにおいて、 前記小孔の径は、1〜5000μmの範囲内に設定されている。
小孔の径を1〜5000μmの範囲内に設定することで、摩擦抵抗を低減するのに適した微細気泡を噴出させることができる。
なお、小孔の径が1μm未満になると、小孔の加工が困難となる。一方、小孔の径が5000μmを超えると、小孔が大き過ぎて走行により小孔が破損する場合がある。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤにおいて、前記板状突起を備える前記主溝は、タイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝である。
板状突起を備える主溝がタイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝であるため、周方向主溝内を周方向に流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤにおいて、前記板状突起を備える前記主溝は、タイヤ周方向に対して交差する方向に延びるラグ主溝である。
板状突起を備える主溝がタイヤ周方向に対して交差する方向に延びるラグ主溝であるため、ラグ主溝内をタイヤ周方向に対して交差する方向に流れる水の摩擦抵抗を低減することが出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のタイヤにおいて、前記主溝は、タイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝と、前記周方向主溝に連結され、タイヤ周方向と交差する方向に延びるラグ主溝とを備え、前記ラグ主溝には、前記小孔の形成された前記板状突起が設けられている。
請求項5に記載のタイヤでは、ラグ主溝に小孔の形成された板状突起が形成されているため、タイヤが水溜り等のウエット路面を走行すると、空気及び路面の水がトレッド接地面内のラグ主溝及び間隙に流れ込み、ラグ主溝内に微細気泡が噴出する。
これにより、水溜り等のウエット路面を走行する際に、ラグ主溝内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
また、ラグ主溝内の微細気泡を含んだ水は、ラグ主溝と連結される周方向主溝に流れ込むので、周方向主溝においても周方向主溝内を流れる水の摩擦抵抗を低減することが出来る。
このように、請求項5に記載のタイヤでは、ラグ主溝と周方向主溝の両方で、主溝内を流れる水の摩擦抵抗を低減することが出来る。
以上説明したように、請求項1に記載のタイヤは上記の構成としたので、主溝内を流れる水の抵抗が低減されて主溝の排水効率が向上し、その結果、ウエット性能が向上する、という優れた効果を有する。
請求項2に記載のタイヤは上記の構成としたので、加工性を確保し、タイヤの損傷を抑えることができる。
請求項3に記載のタイヤは上記の構成としたので、周方向主溝内を周方向に流れる水の摩擦抵抗を低減することでウエット性能を向上させることができる。
請求項4に記載のタイヤは上記の構成としたので、ラグ主溝内をタイヤ周方向に対して交差する方向に流れる水の摩擦抵抗を低減することでウエット性能を向上させることができる。
請求項5に記載のタイヤは上記の構成としたので、ラグ主溝内をタイヤ周方向に対して交差する方向に流れる水の摩擦抵抗を低減すること、及び周方向主溝内をタイヤ周方向に流れる水の摩擦抵抗を低減することでウエット性能を向上させることができる。
実施形態に係るタイヤのタイヤ回転軸に沿った断面図である。 実施形態に係るタイヤのトレッドのタイヤ半径方向外側から見た平面図である。 周方向主溝の断面図である。 小孔の形成された板状突起の正面図である。 第2の実施形態に係るタイヤのトレッドのタイヤ半径方向外側から見た平面図である。 横溝の断面図である。 横溝の断面図である。 従来例に係るタイヤのトレッドのタイヤ半径方向外側から見た平面図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明のタイヤの第1の実施形態を図1乃至図4にしたがって説明する。
なお、本実施形態のタイヤ10の内部構造は通常の空気入りタイヤと同じであるため、内部構造に関しての説明は簡単に説明する。図1に示すように、本実施形態のタイヤ10は、一対のビードコア2と、一方のビードコア2から他方のビードコア2へ跨るカーカス4と、カーカス4の半径方向外側に配置される2枚の交差ベルト6と、交差ベルト6のタイヤ径方向外側に配置されるスパイラルベルト8を備え、スパイラルベルト8のタイヤ径方向外側にゴム等の弾性体からなるトレッド12が配置されている。
図2に示すように、本実施形態のタイヤ10のトレッド12には、タイヤ赤道面CL上と、その両側に、タイヤ周方向(矢印A方向及び矢印A方向とは反対方向。なお、矢印A方向は指定タイヤ回転方向。)に沿って延びる周方向主溝14が設けられている。
タイヤ赤道面CL上の周方向主溝14とその両側の周方向主溝14との間の陸部には、タイヤ幅方向に横断する複数の横溝16によって複数のブロック18が区画されている。なお、横溝16は、両端が周方向主溝14に連結されている。
また、タイヤ赤道面CL両側の周方向主溝14のタイヤ幅方向外側の陸部には、タイヤ幅方向に横断する複数の横溝20によって複数のブロック22が区画されている。なお、横溝20は、一端が周方向主溝14に連結され、他端がトレッド端12Eに開口している。
周方向主溝14、横溝16、及び横溝20は、トレッド12と路面との間の水を排水する役目を有している。
本実施形態のタイヤ10は乗用車用であり、タイヤサイズが205/55R16、周方向主溝14の溝幅Bが9.0mm、周方向主溝14の溝深さDが7.5mm、ブロック18及びブロック22のタイヤ周方向のピッチ長が各々36.0mm、周方向のブロック数(1列当り)が55個、横溝16の溝幅が1.5mm、横溝20の溝幅が幅広部分で4.5mm、幅狭部分で1.5mmである。
図3に示すように、周方向主溝14には、溝底に、周方向主溝14の側壁(ブロック18の側壁)との間に隙間状の細溝24を開けて立ち上がる板状突起25が、周方向主溝14の側壁に沿って設けられている。
板状突起25は、横溝16の周方向主溝側の延長線上、及び横溝20の周方向主溝側の延長線上においては、横溝16、及び横溝20の水が周方向主溝14へ流れるように途切れている。
ここで、周方向主溝14の溝幅をB、周方向主溝14の溝深さ(トレッド12の踏面から計測)をD、周方向主溝14の溝底から計測する板状突起25の高さをH、細溝24の溝深さ(トレッド12の踏面から計測)をL、細溝24の溝幅をW(トレッド12の踏面で計測)としたときに、以下の関係とすることが好ましい。
0.80D≦H≦1.10D、
0.01B≦W≦0.10B、
0.50D≦L≦1.50D、
また、板状突起25の厚さ(平均値)は、0.5〜2.0mmの範囲内に設定することが好ましい。
図4に示すように、板状突起25には、板状突起25を貫通する複数の小孔26が形成されており、これら複数の小孔26は周方向主溝14の中央側と細溝24とを連通している。
これら複数の小孔26は、板状突起25の厚み方向に形成されており、トレッド踏面に対して平行かつ、各々が平行に形成されている。
小孔26の径は、1〜5000μmの範囲内に設定することが好ましく、1〜100μmの範囲内に設定することが更に好ましい。
ここで、本実施形態のタイヤ10は、タイヤサイズが205/55R16、トレッド全体のネガティブ率が29.0%、周方向主溝14の溝幅Bが9.0mm、周方向主溝14の溝深さDが7.5mm、ブロック18、22のピッチ長が36.0mm、周方向のブロック数(1列当り)が55個、横溝16の溝幅が1.5mm、横溝16の溝深さが7.5mm、横溝20の溝幅は幅広部分が4.5mm、幅狭部分が1.5mm、横溝20の溝深さが7.5mmである。
また、本実施形態では、板状突起25の高さHが7.5mm、細溝24の溝幅Wが0.9mm、細溝24の溝深さLが7.5mm、板状突起25の厚さが0.5mmに設定されている。
なお、板状突起25には、細溝24と対向している部分全面に、径が100μmの円形の小孔26が密度2500個/cmでマトリクス状に形成されている。
(作用)
タイヤ10が水溜り等のウエット路面を走行すると、接地面におけるトレッド12と路面との間の水は、横溝16、横溝20、及び周方向主溝14を介して接地面外へ排出される。
ウエット路面走行時、これらの溝には、路面の水のみではなく空気も流れ込む。弾性体からなるトレッド12のブロック18、及びブロック22が路面に接地すると、これらブロック18、及びブロック22は圧縮されてブロック側壁は横方向へ膨出(図3の2点鎖線で図示。)し、板状突起25とブロック側壁との間の間隙に介在している水及び空気が、板状突起25の小孔26を通過して周方向主溝14中央側(ブロック側とは反対側)へ押し出され、その際、空気は小孔26から微細気泡となって噴出する。
板状突起25には、複数の小孔26が形成されているため、複数の小孔26から噴出した無数の微細気泡が板状突起25の表面に沿って流れ、周方向主溝14内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
このようにして本実施形態のタイヤ10では周方向主溝14内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができるので、周方向主溝14の溝断面積を増やしたり、周方向主溝14の本数を増加して排水性を向上させる必要がなく、ブロック18、及びブロック22の剛性を低下させることが無く、ドライ性能を低下させること無くウエット性能を向上することが出来る。
なお、小孔26は、径を1〜5000μmの範囲内に設定すれば、ウエット性能を向上させるに必要な微細気泡を十分に発生させることができる。
なお、小孔26の径が1μ未満では加工が困難となり、小孔26の径が5000μmを超えると、小孔26が大きすぎて走行によって小孔26が破損する場合がある。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態のタイヤ10は、第1の実施形態のタイヤ10と略同等の図5に示すトレッドパターンを有しているが、以下の点が異なっている。
本実施形態のタイヤ10では、周方向主溝14に板状突起25は形成されておらず、図6、及び図7に示すように、横溝16に、複数の小孔26の形成された板状突起28が形成され、横溝20の太溝部分に複数の小孔26の形成された板状突起30がブロック22の踏み込み端側に形成されている。
なお、本実施形態では、横溝16の溝幅が1.5mm、横溝16の溝深さが7.5mmであり、その横溝16に、高さが7.5mm、板厚が0.5mmの板状突起28が形成されている。この板状突起28には、径が100μmの円形の小孔26が密度2500個/cmでマトリクス状に形成されている。
また、横溝20の太溝部分には、高さが7.5mm、板厚が0.5mmの板状突起30が形成されている。この板状突起30には、径が100μmの円形の小孔26が密度2500個/cmでマトリクス状に形成されている。
(作用)
本実施形態のタイヤ10が水溜り等のウエット路面を走行した際、ブロック18、及びブロック22が接地すると、ブロック18のブロック側壁、及びブロック22のブロック側壁が横方向に膨出する。
横溝16では、膨出したブロック側壁と板状突起28との間の水及び空気が、板状突起28の小孔26から押し出され、空気は小孔26から微細気泡となって横溝16の板状突起28の反対側(膨出したブロック側壁とは反対側)へ噴出する。これにより、横溝16内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。
なお、横溝20においても同様にして板状突起30の小孔26から空気が微細気泡となって噴出し、横溝20内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。横溝20内の微細気泡を含んだ水は、トレッド12の端部12Eからタイヤ幅方向外側へと効率的に排出される。
一方、横溝16においても同様にして板状突起28の小孔26から空気が微細気泡となって噴出し、横溝16内を流れる水の摩擦抵抗を低減することができる。さらに、横溝16内の微細気泡を含んだ水は周方向主溝14に流れ込むので、第1の実施形態と同様に周方向主溝14においても水の摩擦抵抗を低減することが出来る。
[その他の実施形態]
上記実施形態のタイヤ10では、板状突起25に多数の小孔26をマトリクス状に形成したが、ランダムに形成されていても良い。
上記実施形態のタイヤ10では、板状突起25に形成される小孔26の径が全て同じであったが、径が1〜5000μmの範囲内であれば、径の異なる小孔26を混在されていても良い。
上記実施形態のタイヤ10では、小孔26の形状が円形であったが、楕円、矩形等、他の形状であっても良い。
上記実施形態のタイヤ10では、複数の小孔26は、トレッド踏面に対して平行かつ、各々が平行に形成されていたが、トレッド踏面に対して傾斜していても良い。
上記実施形態のタイヤ10では、小孔26の密度が板状突起全体で一定であったが、板状突起の部分部分で密度を変えても良い。一般的に、溝深さが浅くなるとウエット性能は低下するが、例えば、板状突起のトレッド踏面部側で密度を小、板状突起の溝底側で小孔26の密度を大にすると、溝深さが浅くなった際の排水性の低下を抑えることができる。
摩擦抵抗を低減可能な微細な気泡を発生させるために、小孔26の径、密度、形状、配置の形態等は、実験、シュミレーション等によって決めることが好ましい。
上記実施形態では、周方向主溝14に板状突起25を設けたが、本発明はこれに限らず、排水を担うトレッドの主溝には全て適用可能である。即ち、板状突起25は、周方向に延びる周方向主溝14に限らず、周方向に対して傾斜する傾斜溝、タイヤ幅方向に延びるラグ溝等の、周方向溝以外の溝にも全て適用可能である。
また、トレッド12のパターンは、リブパターンに限らず、ブロックパターン、方向性パターン等、公知のパターンの主溝に板状突起25を設けることができる。
上記実施形態のタイヤ10は空気入りタイヤであったが、本発明は空気入りタイヤ以外のタイヤ(例えば、総ゴムタイヤ等)にも適用可能であり、乗用車用以外のカテゴリーのタイヤにも適用可能である。
[試験例]
本発明のタイヤのウエット性能を確かめるために、本発明の適用された実施例のタイヤ5種、比較例のタイヤ2種、及び従来例のタイヤ1種を用意し、ウエットハイドロプレーニング性能を調べた。
試験は、各タイヤ(サイズ205/55R16)を6Jのリムに装着し、内圧を200kpaとし、水深10.0mmのテストコースにおいて速度50km/hから加速試験を行い、ハイドロプレーニング発生速度を測定した。
・実施例1,2,3,5のタイヤ、及び比較例のタイヤ1,2:第1の実施形態と同様の図2に示すトレッドパターンを有しているが、表1に示すように各々のタイヤで小孔が異なっている。
従来例のタイヤ:図8に示すトレッドパターンを有しており、実施例のタイヤから、板状突起を取り除いたタイヤである。
実施例4のタイヤ:第2の実施形態(図5〜7参照)のタイヤである。
評価は、従来例のタイヤのハイドロプレーニング発生速度を100とする指数表示としており、指数の数値が大きいほどハイドロプレーニング発生速度が高く、ウエット性能に優れていることを表している。
Figure 2013035412
試験結果から、実施例のタイヤは、従来例、及び比較例のタイヤよりもウエット性能に優れていることが分かる。また、試験結果から、小孔の径は、1〜5000μmの範囲内が良いことが分かる。
10 タイヤ
12 トレッド
14 周方向主溝(主溝)
24 細溝(間隙)
25 板状突起
16 横溝(主溝。ラグ主溝)
18 横溝(主溝。ラグ主溝)
26 小孔
28 板状突起
30 板状突起

Claims (5)

  1. 弾性体からなるトレッドに形成され前記トレッドと路面との間の水を排水すると共に、陸部を区画する主溝と、
    前記主溝の溝底から立設され、前記主溝で区画される前記陸部の側壁との間に間隙を構成し、主溝長手方向に沿って延びる板状突起と、
    前記板状突起を貫通する複数の小孔と、
    を有するタイヤ。
  2. 前記小孔の径は、1〜5000μmの範囲内に設定されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記板状突起を備える前記主溝は、タイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝である、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記板状突起を備える前記主溝は、タイヤ周方向に対して交差する方向に延びるラグ主溝である、請求項1に記載のタイヤ。
  5. 前記主溝は、タイヤ周方向に沿って延びる周方向主溝と、前記周方向主溝に連結され、タイヤ周方向と交差する方向に延びるラグ主溝とを備え、
    前記ラグ主溝には、前記小孔の形成された前記板状突起が設けられている、請求項1〜または請求項2に記載のタイヤ。
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