JP2013034685A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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友弘 藤井
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明宏 細川
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Abstract

【課題】アンバランス量が所定値以下の場合にはアンバランス量を再調整して、ドラムの振動を最小限に抑えたドラム式洗濯機を提供すること。
【解決手段】ドラム3内のアンバランス位置Aとアンバランス位置Aにおけるアンバランス量を検出し、アンバランス量が所定値より小さい場合に、アンバランス量調整手段30が洗濯物18のアンバランス量を大きくし、所定値以上とすることで、脱水起動時にボールバランサのボール位置を対向する位置で回転加速させることができる。これにより、振動、騒音、負荷増加を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転体制御装置(ボールバランサ)を備えたドラム式洗濯機の洗濯工程から脱水工程へ移行する際に、洗濯衣類等がドラム内で偏ることによるアンバランス状態を迅速に解消するドラム式洗濯機に関する。
従来、この種のドラム式洗濯機は、濡れた衣類をドラム内に収容した状態では、ドラム内の衣類が不均一に分布している。このため、水平軸を中心に高速回転した際、アンバランス状態となり、起動から約400r/minぐらいまでに最大の共振点を有し、振動や騒音および振動による消費電力損失を発生させることとなり、容易に高速回転を行うことができない。
そのために、回転体制御装置(ボールバランサ)を備える。ドラムの回転速度がドラムの固有振動数よりも速い回転速度になると、ボールバランサ内のボールは衣類の偏りの反対位置に移動する。この作用を利用して、ボールバランサのボールがドラム内の衣類の偏りの反対方向に移動することでアンバランス状態を解消することができる。
しかし、ボールバランサ内のボールが移動する際、ドラムが低速で回転する場合は、重力により、ボールバランサ内の底部に位置して上方向へ移動しない。ドラムの回転速度が、ボールの重力を超える回転加速度が加わるような所定回転速度となった場合に、ボールは上方向へ移動する。ボールが上方向へ移動する際に、ボールに重力の加わる位置では、複数のボールが一つの群として移動するが、ボールバランサの上部では重力が加わらなくなるため、複数のボールが二分することとなり、アンバランスを解消する状態とならない。さらに、二分化したボールが再び一の群になる際に、衝突をするために衝突音が発生する。
また、さらにはボールバランサを搭載した場合に、ドラム内の衣類によるアンバランスが小さい場合や無負荷に近い場合では、ボールバランサのボールが逆にアンバランスの状態となるため、脱水起動時に振動、騒音を大きくする原因となっている。
ボールの二分化を防止するため、従来のドラム式洗濯機は、回転体制御装置にボールの位置検出をおこなう位置検知手段を備えることで、ボールが回転制御装置の上部に達する前に、ドラムを加速することでボールの二分化を防止している(例えば、特許文献1参照)。
従来のドラム式洗濯機の例として図8、9を用いて、特許文献1に記載されたボールバランサを説明する。図8は、従来のドラム式洗濯機の構成図を示すものである。図9は、従来のドラム式洗濯機の制御ブロック図を示すものである。
図8に示すように、筐体901内には、洗濯機本体に固定している洗濯槽922が配設されている。洗濯槽922は、ドラム903を収納し、ドラム903を駆動するモータ912と、モータ912の回転速度を検出するモータ速度センサ902が洗濯槽922の背面に位置している。ドラム903の前面には、バランシング装置(ボールバランサ)908と、その内部に移動可能な複数のボール909と、複数のボール909の位置を検出する光センサ911が設けられている。ドラム903が回転し始め、光センサ911が、バランシング装置908の複数のボール909が任意位置に移動したことを検知すると、ドラム903の回転速度を加速するようにモータ912をモータ回転制御部913が制御を
行う。これによって複数のボール909が任意の位置を越えた際に二分化せず、複数のボール909が一つの群として保持するようにしたものである。
特開2008−148996号公報
しかしながら、前記従来構成のものでは、ドラム903内の洗濯物918の偏りによるアンバランス位置とボールバランサ908内のボール909の位置が同じ方向位置にある際に、光センサ911が検出する位置にボールが移動している場合にもドラム903を加速する制御を行う。これによって、洗濯物918によるアンバランス状態とボール909の偏りが重なるためにドラム903は最も悪い条件で加速することとなる。すなわち、ボール909は二分されないが、ドラム903の振動が最大になるという課題を有していた。
さらに、洗濯物918によるアンバランス状態が所定値以下のバランス状態になっている場合には、ボールバランサ908のボール909による偏りが、ドラム903におけるアンバランス状態とするため、逆に従来以上に振動を大きくするという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ドラムの振動を最小限に抑え、かつ回転体制御装置であるボールバランサ内のボールを一つの群として維持することができるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、洗濯物を収納するドラムと、前記ドラムを収納する洗濯槽と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御部と、内部に複数のボールを有するバランサと、前記洗濯物に作用する重力と遠心力が均衡する回転速度で前記モータが駆動した時の前記洗濯物のアンバランス位置を検知する第1位置検知手段と、前記第1位置検知手段で検知したアンバランス位置におけるアンバランス量を検知するアンバランス量検知手段と、前記アンバランス量を調整するアンバランス量調整手段と、前記洗濯槽に設けた受発光素子により前記ボールの位置を検知する第2位置検知手段とを備え、前記制御部は、前記アンバランス量検知手段により検知した前記アンバランス量が所定量以下の場合に、前記アンバランス量調整手段により、脱水起動前に前記アンバランス量を所定値以上に調整し、前記第2位置検知手段が前記ボールの位置を検知し、かつ前記第1位置検知手段が検知するアンバランス位置が、前記ボールの位置に対向する位置に移動した際に前記ドラムの回転速度を上昇させるものである。
これによって、ドラムの回転速度を加速させる際に、回転体制御装置のボールの位置と洗濯物の偏り位置とが重なることによるドラム振動の発生を抑制することができる。
ドラム内の洗濯物の偏り位置を把握し、洗濯物の位置とボールバランサの複数のボール位置が対抗する位置に位置した状態で、ドラムの回転速度を加速制御することで、ドラムの振動を抑制することができる。
さらに、アンバランス状態が所定値以下の状態の場合に、アンバランス量を調整するこ
とで、アンバラ状態が所定値以下の場合でも、ドラム振動を抑制することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の構成図 同ドラム式洗濯機の制御ブロック図 同ドラム式洗濯機の電流差分の大きさとアンバランス量の相関を示す図 同ドラム式洗濯機の洗濯物にかかる重力と遠心力が均衡する回転速度における洗濯物のアンバランス状態を示す図 同ドラム式洗濯機のアンバランスがある状態のモータの電流特性図 (a)同ドラム式洗濯機の電流値が最大電流値でのアンバランス位置を示す図(b)同ドラム式洗濯機の電流値が最小電流値でのアンバランス位置を示す図 (a)同ドラム式洗濯機のボールが第2位置検知部に到達した状態を示す図(b)同ドラム式洗濯機の第2位置検知手段の概要図 従来のドラム式洗濯機の構成図 従来のドラム式洗濯機の制御ブロック図
第1の発明のドラム式洗濯機は、洗濯物を収納するドラムと、前記ドラムを収納する洗濯槽と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御部と、内部に複数のボールを有するバランサと、前記洗濯物に作用する重力と遠心力が均衡する回転速度で前記モータが駆動した時の前記洗濯物のアンバランス位置を検知する第1位置検知手段と、前記第1位置検知手段で検知したアンバランス位置におけるアンバランス量を検知するアンバランス量検知手段と、前記アンバランス量を調整するアンバランス量調整手段と、前記洗濯槽に設けた受発光素子により前記ボールの位置を検知する第2位置検知手段とを備え、前記制御部は、前記アンバランス量検知手段により検知した前記アンバランス量が所定量以下の場合に、前記アンバランス量調整手段により、脱水起動前に前記アンバランス量を所定値以上に調整し、前記第2位置検知手段が前記ボールの位置を検知し、かつ前記第1位置検知手段が検知するアンバランス位置が、前記ボールの位置に対向する位置に移動した際に前記ドラムの回転速度を上昇させるものである。
このような構成によって、回転体制御装置のボールが任意の位置に達した場合に、ドラムの回転速度を上昇させる際に洗濯物の偏り位置と重なることによるドラム振動の発生を抑制することができる。さらに、洗濯物の偏り量が所定値以下の少ない場合であっても、再度アンバランス量を調整することでドラム振動の発生を抑制できる。
第2の発明は、第1の発明のアンバランス量調整手段は、前記アンバランス量調整手段は、前記ドラムの回転速度を変化する可変手段を備えたものである。これによって、アンバランス量が所定値以下の場合、脱水起動前に前記可変手段が、ドラムの回転速度を洗濯物の均衡回転速度より遅く可変することで、洗濯物の偏り状態を容易に変化させ、アンバランス量検知手段が所定値以上を検知するまで動作をおこなうことで、アンバランス量を所定値以上とすることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の前記アンバランス量調整手段は、前記ドラム内に給水をおこなう給水手段を備えたものである。これによって、アンバランス量が所定値以下の場合、脱水起動前に、前記給水手段がドラム内に給水をおこなうことで、洗濯物の偏り状態を容易に変化させることができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明の前記アンバランス量検知手段は、モータ電流の電流変動値から前記アンバランス量を決定するものである。これによって、アンバランス量が所定値以下の場合には、前記相関部のモータ電流値以上となるまでアンバラ
調整手段で制御し、アンバランス量を所定値以上とすることで、常に脱水起動時に回転体制御装置(ボールバランサ)が安定して動作することができ、振動、騒音を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の構成図を示すものである。図2は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の制御ブロック図である。
図1において、ドラム式洗濯機本体1は、洗濯物18を収納するドラム3と、ドラム3を内部に収納する洗濯槽22と、洗濯槽22を支えるダンパ19とを有している。ドラム3の内周壁には、ドラム3の回転時に衣類を持ち上げて撹拌をするためのバッフル7(実施の形態1においては3枚)が設けられている。ドラム3の正面側の洗濯物投入口側には、内部に複数のボール9(例えば、鉄玉)を封じ込めた回転体制御装置としてのバランサ8が設けられている。バランサ8は、ドラム3と一緒に回転し、バランサ8内に一列に並んだボール9は、自由に回転方向に移動できる構成としている。
また、ドラム3の背面側には、ドラム3と同一軸に設けたドラムプーリ4が設けられている。ベルト6を介してドラムプーリ4にモータ12の駆動を伝達することで、ドラム3を回転させる構成としている。
モータ12には、モータ12のロータ位置を検出するロータ位置検出部15が設けられている。ロータ位置検出部15によりロータ位置を検出して制御部13が制御を行い、モータ12を駆動する構成としている。モータ12は永久磁石同期モータであるため、モータ12のロータ位置をロータ位置検出部15で行い、回転制御部132に入力することでモータ12が脱調することなく回転する。
また、ドラム3の回転位置は、ロータ位置検出部15がベルト6を介してモータプーリ5とドラムプーリ4の比率による減速比で動作することからドラム3の回転位置をロータ位置検出部15が検出することで判断することができる。
図2において、ドラム式洗濯機の駆動制御を行う制御部13は、判定部131と回転制御部132を有している。
回転制御部132は、モータ12の駆動を行う駆動部133を有し、ロータ位置検出部15からの信号により、駆動部133を介してモータ12の回転制御を行う。
判定部131は、第1位置検知手段10と、アンバランス量調整手段30と、アンバランス量検知手段31と、相関部32とを有している。
第1位置検知手段10は、モータ12に流れる電流を検出する電流検出部101を備えており、電流検出部101で検出した洗濯物18の偏りによるアンバランス位置を検出するものである。第1位置検知手段10は、ドラム3内の洗濯物18に作用する遠心力が重力と釣り合うような均衡回転速度でモータ12が駆動した際に、電流検出部101で検知した電流変動値と変動周期とからアンバランス位置を判定する。アンバランス量検知手段31は、電流差分d(最大電流値と最小電流値の差)から、アンバランス位置Aにおけるアンバランス量を検出する。アンバランス量調整手段30は、アンバランス量検知手段31で検知したアンバランス量が所定値以下の場合にアンバランス量を調整する。なお、こ
の時のドラム3の回転速度は、洗濯物18に作用する遠心力と重力釣り合う均衡回転速度以上の回転速度であってもよい。要するに、洗濯物18がドラムで持ち上げられたときに、ドラム3の周壁から落下せず、かつアンバランス位置Aがどこにあるかが判定できるような回転速度であればよい。
相関部32は、電流差分d(最大電流値と最小電流値の差)とアンバランス量との相関データを予め保持している。アンバランス量検知手段31は、電流検出部101で検出した電流値の電流差分dと相関部32により、アンバランス量を特定する。図3は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の電流差分の大きさとアンバランス量の相関を示す図である。ドラム3内の洗濯物18のアンバランス位置Aが回転した際の電流変動により、最大電流値aと最小電流値bの差分である電流差分dの大きさは、アンバランス位置Aのアンバランス量の大きさと相関している。この相関条件をあらかじめ実験値で求め、相関部32で保持している。従って、図3に示す電流差分値fの大きさの場合に、アンバランス量e(例えば200g)であることを示している。このアンバランス量eを脱水起動の動作をおこなうための所定値(基準値)としている。
次にアンバランス量調整手段30は、アンバランス量検知手段31が算出したアンバランス量が所定値以下の場合に、ドラム3内のアンバランス量を所定値以上にするようにドラム3の回転速度を可変させる。ドラム3の回転速度を変化することで、ドラム3内の衣類による偏りの状態を変化させ、再度、アンバランス量検知手段31でアンバランス量を検知する。
洗濯槽22の上部に設けられている第2位置検知手段11は、複数のボール9がバランサ8内を上昇して、バランサ8の上部に達することを検出することができる。第2位置検知手段11により、アンバランス位置Aが洗濯槽22に対して下部に位置するときにドラム3を加速することができるため、ボールが2分化する前にドラムを加速することができる。また、洗濯槽22の最上部よりも、回転方向に対して手前に第2位置検知手段11は設けられている。本発明の実施の形態1において、脱水時のドラム3の回転方向は、ドラム3の正面側から見て時計回りである。よって、第2位置検知手段11は洗濯槽22の最上部より、正面側から見て左に設けられている。これによって、第2位置検知手段11は、複数のボール9にかかる重力が回転を抑制する位置にある時にボール9を検知することができる。このため、複数のボール9にかかる重力が回転を加速するような位置に移動することによりボール9の2分化が発生する前に、ドラム3を加速するようにすることができる。
第2位置検知手段11は、同期発光部111と同期受光部112を有している。同期発光部111は、ドラム3の回転速度に同期して発光し、同期受光部112は、同期発光部111から発光した光の反射光を回転速度に同期して受光している。第2位置検知手段11は、同期発光部111の光がバランサ8内のボール9へ照射されると、同期受光部112での受光量が変化し、同期受光部112からの信号を判定部131に入力する。
判定部131は、第1位置検知手段10による洗濯物のアンバランス位置を検知し、第2位置検知手段11によりボール9がドラム3の上部に位置していることを検知することで、ドラム3の回転速度を上昇させるタイミングを判断している。
なお、実施の形態1においては、第2位置検知手段11の光センサをドラム3の回転速度に合わせて発光する回転速度同期による間欠受発光によるもので説明するが、光センサの発光部が連続光を発するもので受光部が連続受光をおこない、その変化を検知するものであっても良い。ドラム3の回転速度に同期させるとは、ドラム3が1回転するごとに1回光ることである。第2位置検知手段11は、同期発光部111および同期受光部112
の受発光を回転速度に同期して、間欠方式とすることにより、ドラム3と一緒に回転しているバランサ8の同一外郭部分への照射することになり、外郭を透過する光量が安定することになる。従って、反射光も同様に同一の外郭部分を透過しているため、同期受光部112は毎計測時に安定した光量を受光するため、計測時に複数のボール9の有無の変化を正確に確認できる。
以下、脱水工程における洗濯物18のアンバランス位置検知とボール9の位置検知について詳細に述べる。
図4は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の洗濯物にかかる重力と遠心力が均衡する回転速度における洗濯物のアンバランス状態を示す図である。図5は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機のアンバランスがある状態のモータの電流特性図である。図6(a)は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の電流値が最大電流値でのアンバランス位置を示す図、図6(b)は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の電流値が最小電流値でのアンバランス位置を示す図である。
図4に示すように、洗い工程終了後に排水を行い、洗濯物18がドラム3の内面に張付く状態までの回転速度(洗濯物18に作用する遠心力が重力と釣り合うような均衡回転速度)で保持すると、洗濯物18がドラム3の内面に不均一に張り付き、アンバランス位置Aが発生する。この時のドラム3の回転速度は、布量や布質に依存し、60〜100r/minである。この状態では、ボール9は第2位置検知手段11の高さまでは達していない。
図4のように、ドラム3を均衡回転速度以上で回転させているときに洗濯物のアンバランス位置Aが存在すると、モータ12の電流値は図5のように変化する。電流値a点およびa1点は最大電流値を示し、電流値b点は最小電流値を示しており、電流差分dは最大電流値と最小値電流の差分を示しており、その電流差分はアンバランス量と相関する。さらにその電流変化の周期cはドラム3の回転周期を示している。
また、図6(a)は、ドラム式洗濯機の洗濯物18がアンバランス状態のままで回転速度を上昇し、バランサ8内の複数のボール9が、洗濯槽22の上部にある第2位置検知手段11付近まで移動している状態である。さらに洗濯物18のアンバランス位置Aが、ドラム3の回転によりドラム3内の上部に位置している場合を示している。
また、図6(b)は、ドラム式洗濯機の洗濯物18がアンバランス状態のままで回転速度を上昇し、バランサ8内の複数のボール9が、洗濯槽22の上部にある第2位置検知手段11付近まで到達している状態で、さらに洗濯物18のアンバランス位置Aが、ドラム3の回転によりドラム3内の最下部(第2位置検知手段11の反対側)に位置している場合を示している。
図6(a)および(b)ともに、ドラム3が所定回転速度以下で洗濯物18がドラム3の内壁に張り付いている回転速度では、洗濯物18はドラム3の内壁に張り付いているため、ドラム3の回転に同期して回転している。一方で、複数のボール9は、バランサ8の内部を移動するため、ドラム3の回転とは同期せずに移動している。
図6の(a)の状態の時(アンバランス位置Aがドラム3の上部にある場合)のモータ12の電流値は、図5のa点またはa1点にある。図6(b)の状態の時(アンバランス位置Aがドラム3の最下部にある場合)のモータ12の電流値は、図5のb点にある。電流値a→b→a1と変化したときの洗濯物のアンバランス位置Aと複数のボール9の位置は次のように変化する。ドラム3の正面から見て、ドラム3が右回転をしている場合、図
6(a)のように、洗濯物18のアンバランス位置Aがドラム3の上部にある状態から、図6(b)のように、洗濯物18のアンバランス位置Aがドラム3の最下部まで回転する。このとき、モータ12の電流はa→bのように変化する。さらに図6(b)のアンバランス位置Aから、図6(a)のように再度、アンバランス位置Aがドラム3の上部まで回転すると、モータ12の電流はb→a1のように変化する。
洗濯物18によるアンバランス位置Aがドラム3内の最下部から上部に上昇する際に重力に逆らってドラム3を回転させるため、負荷トルクが上昇し、それに合わせてモータ電流が上昇する(図5のb点→a1点)。逆に洗濯物18が上部から最下部に回転移動する際は、負荷トルクが低下するためモータ電流も低下する(図5のa点→b点)。従って、ドラム3内の洗濯物18のアンバランス位置Aが、回転して移動している位置をモータ電流値から判断できる。
図7(a)は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機のボールが第2位置検知部に到達した状態を示す図、図7(b)は本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の第2位置検知手段の概要図を示すものである。
図7(a)に示すように、洗濯物18にかかる重力と遠心力が均衡する回転速度よりもさらに速い所定回転速度までドラム3を回転すると、バランサ8内の複数のボール9は、バランサ8内の上部まで上昇する。
図7(b)に示すように、バランサ8内の複数のボール9が移動し、第2位置検知手段11の位置まで移動すると、洗濯槽22の上部に設けた第2位置検知手段11がドラム3の回転速度に同期して発光し、ボール9に照射された光の反射光を受光する。これによって、ボール9がバランサ8内の上部まで移動したことを検知できる。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、ドラム式洗濯機が排水後に脱水をおこなう場合、制御部13の回転制御部132の指令により、駆動部133がモータ12に駆動電圧を印加させる。これにより、モータ12を徐々に低速回転から高速回転に動作させ、ドラム3の回転速度が徐々に上昇する。
次に、洗濯物18にかかる重力とドラム3の回転による遠心力が均衡する回転速度、例えば60〜100r/minでドラム3が駆動する。モータ12の電流値を電流検出部101で測定すると、第1位置検知手段10が、その電流値の変化度合いとドラム3の回転周期とから、ドラム3内のアンバランス位置Aがドラム3内の円周上のどの位置にあるかを判断する。
さらにアンバランス量検知手段31が、電流検出部101が計測したドラム3の回転周期と同期した電流値の変化度合い(すなわち周期性のある最大電流値と最小電流値の差分d)から、あらかじめ電流差分dとアンバランス量の相関を記録した相関部32の保持データからアンバランス量を検知する。
次にそのアンバランス量検知手段31が検知したアンバランス量が所定値以下(ここでは基準値e:200g)の場合、ドラム3の共振振動がバランサ8の無い場合よりも悪化する。よって、アンバランス量が基準値e以下の場合には、脱水起動前にアンバランス量調整手段30が、ドラム3の回転速度を、ドラム3の内壁に洗濯物18が均衡回転速度(例えばここでは60〜100r/min)よりも遅い回転速度に可変手段301で変化させ、洗濯物18をほぐすまたははがすことで、洗濯物18の偏り状態を変化させ、アンバランス位置Aのアンバランス量を変化させる。このとき、ドラム3の回転速度は、均衡回
転速度より遅い回転速度に低下させるのでもよいし、ドラム3の回転を停止させるものでもよい。また、回転方向を逆転させてもよい。
また、アンバランス量調整手段30の給水手段302がドラム3内に給水を行う。これにより、洗濯物18が水分を含み、洗濯物18がはがれ、または偏りの状態が変化する。このように、ドラム3内の洗濯物に給水が行われることで、アンバランス位置Aのアンバランス量を変化させることができる。
次に、ドラム3の回転速度をアンバランス量検知手段31が再度、洗濯物18に作用する重力と遠心力が均衡する回転速度以上の回転速度に戻す。アンバランス量検知手段31がアンバランス量を検知し、アンバランス量が所定値以上の場合に、脱水起動の状態へ動作を移行する。一度で、アンバランス量が所定値以上とならない場合には、上記動作が繰り返し行われる。
次に、脱水起動の状態へ移行する際に、アンバランス位置Aがドラム3内のどの位置にあるかを判断するために、第1位置検知手段10は、モータ12の電流を検出する電流検出部101からの電流値が図5に示すようなモータ12の電流を計測する。アンバランス位置Aが重力に逆らってドラム3の最下部から上部へ移動すると、モータ12の電流の増減と負荷トルクの増減はほぼ同じ関係にあるため、負荷トルクが増加し、電流が増加する(図5のb点→a1点)。
逆に、アンバランス位置Aが洗濯槽22から見た上部から下部への移動は、重力の影響が小さくなるために負荷トルクが減少するため、電流が減少する(図5のa点→b点)、すなわち図5のa点→b点→a1点のモータ電流変化の周期cがドラム3の回転周期である。また、電流差分dはアンバランス位置Aのアンバランス量(大きさ)によって決まる。
従って、第1位置検知手段10がモータ電流を計測し、その電流差分dと周期cを計測することで、アンバランスの有無やアンバランス量(大きさ)と、アンバランス位置Aがドラム3の回転時に洗濯槽22に対してどの位置にあるかを判断することができる。
次に、ドラム3内のアンバランス位置Aがどこにあるかを検出した状態で、図4のように、ボール9が洗濯槽22に対して下部にある状態から、図7(a)に示すように、洗濯槽22に対して上部に位置する状態までドラム3の回転速度を上昇させる。図7(b)に示すように、バランサ8内の複数のボール9が、移動してドラム3の上部にある第2位置検知手段11に近接してきた際に、制御部13内の判定部131が、ロータ位置検出部15により計測したモータ12の回転速度から減速比を考慮してドラム3の回転速度に同期させ、同期発光部111から光を間欠に発光し、その反射光を同期受光部112で受光し、その受光量の変化で複数のボール9の有無を判定する。
脱水を行う回転速度までドラム3の回転速度をさらに上昇すると、複数のボール9の一部がドラム3の上部を通過しても、上部に達していないボールはまだ重力による影響で、同じ速度で移動する。一方で、上部まで達したボールは重力の影響を受け無くなるために、移動速度が速くなる。このため、複数のボール9の1群が2つ以上の群に分かれ始める。
二つ以上の群に分かれた状態でドラム3の回転速度を上昇した場合、上昇初期に洗濯物18によるアンバランス状態と複数のボール9が2つ以上の群に分かれたことでアンバランス状態のままで回転速度が上昇するためドラム3の振動が大きくなる。さらには、複数のボール9が上部に位置している際に、図6(a)に示すように、ドラム3内の洗濯物1
8によるアンバランス位置Aが、ドラム3の上部に位置している状態で、ドラム3の回転速度を加速上昇させた場合、アンバランス状態が複数のボール9の分だけ悪化しているため最大の振動をドラム3が発生し、モータ12にかかる負荷トルクが増加することや振動振幅が規定値を超えることにより、脱水起動ができない状態となる。
その状況を発生させないために、第1位置検知手段10によって、ドラム3内の洗濯物18によるアンバランス位置Aが、常に回転しているドラム3のどの位置にあるかを把握している。また、第2位置検知手段11が検出した複数のボール9がドラム3の上部に達したことを検知してドラム3を加速させる。図6(b)に示すように、第1位置検知手段10の検知しているアンバランス位置Aが複数のボール9の反対側に位置した際に、制御部13が、ドラム3の回転速度を加速上昇させるように回転制御部132を制御する。
そのことにより、洗濯物18によるアンバランス位置Aと複数のボール9が対向位置になっていることからドラム3と複数のボール9によりアンバランスが最小の状態で、ドラム3を加速上昇する。これにより、ドラム3の振動を最小限に抑制することができる。さらに、同時に複数のボール9も二つに分かれることなく、一つの群の状態でドラム3の回転と一緒に回転することができ、継続してドラム3の振動を最小に抑え、脱水起動することができる。
従って、洗濯物18がドラム3に張り付く状態でまず、アンバランス位置Aを第1位置検知手段10で把握し、複数のボール9の位置が洗濯槽22の上部に位置したことを第2位置検知手段11で検知することにより、ドラム3の回転速度を加速上昇する際に最もバランスのとれた状態とすることができる。よって、ドラム3の振動を最小限に抑える状態で脱水起動をおこなうことができるとともに、アンバランスによる起動失敗も防止できる。その結果、振動抑制による負荷の軽減での省エネや時間短縮を図ることができる。
バランサ8はボールを使用したボールバランサで、一般的には、ドラム3が固有振動数以上の回転速度で回転している場合、ドラム3内に張り付いた洗濯物18によるアンバランス位置Aに対向する位置に複数のボール9がバランサ8内を自動的に移動し、ドラム3の回転軸に偏った力が加わることを防止する。一旦、脱水回転速度に達してしまえば、アンバランス解消状態となる位置に複数のボール9は移動するが、脱水起動時ではアンバランス位置Aと複数のボール9が同じ位置にあるなど、バランスが最も悪い状態となることもあり、振動が大きくなる。しかし、脱水起動前の遅い回転時にアンバランスを最小化することで、この課題を解決することができる。
また、洗濯物18がドラム3に張り付く状態でまず、アンバランス位置Aを第1位置検知手段10で把握し、同時にとそのアンバランス量を検知することでアンバランス量が所定値以下の場合には、再度、ドラム3の回転速度を可変手段301で可変するまたは給水手段302で給水することにより、アンバランス量を所定値以上とすることができ、アンバランス量が小さい場合に、バランサ8が無い状態よりもドラム3の振動を悪化させる状態を回避することができる。従って、アンバランス量がいかなる場合でも最小の振動条件で脱水起動をおこなうことができる。
本発明の実施の形態1、ロータ位置検出部15と減速比からドラム3の回転速度を算出し、第2位置検知手段11の同期発光部111および同期受光部112の制御をおこなっていることを説明したが、ドラム3の回転軸に回転速度計等を設けて制御部13が第2位置検知手段11の制御をおこなうことであっても良い。
また、ドラム3の回転速度に同期して第2位置検知手段11の受発光をおこなうことを説明したが、連続光で行っても良い。ドラム3と一緒にバランサ8も回転しているため、
バランサ8の外郭部分が常に回転移動した状態で連続光を照射する。このため、外郭部分の透過度合いにより受光量が常に変化している。従って、連続光でおこなう場合には、複数のボール9が無い場合の反射光による受光量の変化度合いと複数のボール9からの反射がある場合の受光量との変化度合いを、あらかじめ条件として制御部13で保持しておくことで判別精度を確保することができる。
また、第2位置検知手段11が、同期発光部111および同期受光部112によりドラム3の回転速度に同期して発光および受光し、その受光量の変化により複数のボール9(例えば、鉄玉)の位置が所定位置まで上昇したかを検出している。しかし、これに限られず、バランサ8内に複数のボール9をのS極またはN極などに磁化された鉄ボールまたは磁性材のボールとし、第2位置検知手段11の検知方法を磁化ボールからの磁界を検出するホール素子またはコイルによる誘導機電力を検出するものとし、制御部でその磁界検出により、複数のボール9の位置を検出するものであってもよい。
また、アンバランス量調整手段30が、ドラム3の回転速度を可変する可変手段301とドラム3内に給水をおこなう給水手段302でアンバランス量を調整することを説明したが、給水手段302でドラム3内に給水をおこなった上に、可変手段301でドラム3の回転速度を可変し、洗濯物18のアンバランス量を変化させる方法であってもよい。
また、バランサ8が、内部に複数のボール9と同時に所定量の液体(例えば、粘性のある透明油または透明な塩水等)が含まれたものであっても、液体が透明で複数のボール9の反射光が第2位置検知手段11で受光可能であれば同じ効果、作用が得られる。
また、脱水起動時にドラム3の振動を抑制するためにアンバランス状態を最小限にしてドラム3を回転加速することを説明したが、洗濯物18の偏りが多く、ドラム3内で洗濯物18のほぐしをおこなう場合には、あえてバランサ8内の複数のボール9の位置とドラム3内のアンバランス位置Aを同じ方向の状態で短時間の加速回転をさせることも可能である。これにより、ドラム3内に偏っている衣類をほぐし、アンバランス状態を解消する方法として動作する場合にも、アンバランス位置と複数のボール位置を把握していることで実施可能である。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、アンバランス位置の検出とバランス抑制のための複数ボールの位置を把握することで、アンバランスを最小限にした状態で脱水起動し、振動の抑制を最小化することができ、アンバランス量が少ない場合にもアンバランスを最小限にした状態で脱水起動し、振動の抑制を最小化するものであり、家庭用および業務用ドラム式洗濯機やドラム式洗濯乾燥機にも有用である。
1 ドラム式洗濯機本体
3 ドラム
4 ドラムプーリ
5 モータプーリ
6 ベルト
7 バッフル
8 バランサ(回転体制御装置)
9 ボール
10 第1位置検知手段
101 電流検出部
11 第2位置検知手段
111 同期発光部
112 同期受光部
12 モータ
13 制御部
131 判定部
132 回転制御部
133 駆動部
15 ロータ位置検出部
18 洗濯物
22 洗濯槽
30 アンバランス量調整手段
31 アンバランス量検知手段
32 相関部
301 可変手段
302 給水手段

Claims (4)

  1. 洗濯物を収納するドラムと、
    前記ドラムを収納する洗濯槽と、
    前記ドラムを駆動するモータと、
    前記モータを駆動制御する制御部と、
    内部に複数のボールを有するバランサと、
    前記洗濯物に作用する重力と遠心力が均衡する回転速度で前記モータが駆動した時の前記洗濯物のアンバランス位置を検知する第1位置検知手段と、
    前記第1位置検知手段で検知したアンバランス位置におけるアンバランス量を検知するアンバランス量検知手段と、
    前記アンバランス量を調整するアンバランス量調整手段と、
    前記洗濯槽に設けた受発光素子により前記ボールの位置を検知する第2位置検知手段とを備え、
    前記制御部は、前記アンバランス量検知手段により検知した前記アンバランス量が所定量以下の場合に、前記アンバランス量調整手段により、脱水起動前に前記アンバランス量を所定値以上に調整し、前記第2位置検知手段が前記ボールの位置を検知し、かつ前記第1位置検知手段が検知するアンバランス位置が、前記ボールの位置に対向する位置に移動した際に前記ドラムの回転速度を上昇させるドラム式洗濯機。
  2. 前記アンバランス量調整手段は、前記ドラムの回転速度を変化する可変手段を備えた請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記アンバランス量調整手段は、前記ドラム内に給水をおこなう給水手段を備えた請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記アンバランス量検知手段は、モータ電流の電流変動値から前記アンバランス量を決定する請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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