JP2013033179A - レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及びカメラ付き携帯端末装置 - Google Patents

レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及びカメラ付き携帯端末装置 Download PDF

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和広 市川
Manabu Shiraki
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Abstract

【課題】ホール素子センサ用磁石とホール素子センサとを用いた位置検出機構を利用して手振れ補正が行われるレンズ駆動装置において、駆動用磁石がホール素子センサ用磁石やホール素子センサに対して影響を及ぼすことを防止できる構造を提案する。
【解決手段】環状のヨーク22の周方向に、隣接する駆動用磁石20との間に所定の間隔を空けて複数個の駆動用磁石20を配備し、駆動用磁石20の隣接する他の駆動用磁石20に対向する側の面に切除部を形成して、ホール素子センサ用磁石29とホール素子センサ27とで構成される位置検出機構と駆動用磁石20との間の間隔を大きくすることにより、駆動用磁石20から生じる磁場の位置検出機構に対する作用を抑えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ駆動装置に関し、特に、携帯電話機などに搭載されているオートフォーカスカメラのレンズを駆動するレンズ駆動装置に関する。
携帯電話機などの携帯端末装置に搭載されるオートフォーカスカメラのレンズ駆動装置としては従来から種々の提案が行われている。
例えば、特許文献1には、オートフォーカスカメラのレンズを支持する筒状のレンズ支持体が環状のヨークの内側に配備されているものが提案されている。前記レンズ支持体の周面にコイルが配備され、前記ヨークの内側であって径方向における前記コイルの外側に前記コイルとの間にそれぞれ所定の間隔を空けて複数個の駆動用磁石が配備される。前記ヨークの内側に、前記コイルとの間に間隔を空けて配備される複数個の駆動用磁石は、前記ヨークの周方向に隣接する駆動用磁石ごとに所定の間隔を空けて配備されている。このレンズ駆動装置は、前記駆動用磁石によって磁場が生成されている下で前記コイルに流す電流を制御し、電磁力によって、前記レンズ支持体をレンズの光軸方向(Z軸方向)及び/又は光軸(Z軸)に直交するX軸/Y軸方向に移動させる。
レンズ支持体をZ軸方向及び/又はX軸/Y軸方向に移動させる従来のレンズ駆動装置に対する制御は、レンズ支持体に対してZ軸方向への駆動力を与えるZ駆動部、レンズ支持体に対してX軸/Y軸方向への駆動力を与えるX−Y駆動部と、画像センサ、合焦点制御部、手振れセンサ、手振れ制御部、位置検出機構などを備えている制御部によって行われている。
ここで、位置検出機構は、一般的に、前記複数個の駆動用磁石の中の隣接する2つの駆動用磁石の中間にあたる位置において、前記レンズ支持体にホール素子センサ用磁石(以下、適宜「センサ用磁石」と略すことがある)を配備し、前記ヨークやレンズ支持体が装着されるベースにホール素子センサを配備して構成されている。
特開2007−139810号公報
上述したホール素子センサ用磁石とホール素子センサとを用いた位置検出機構を利用する手振れ補正では、レンズ駆動装置の小型化/薄型化に伴い、駆動用磁石とセンサ用磁石との間隔も小さくならざるを得なくなっている。駆動用磁石とセンサ用磁石との間の距離を十分にとれなくなると、両者の間で吸引力や、反発力が働くことが起こり得る。レンズ駆動装置を組み立てている際に駆動用磁石とセンサ用磁石との間で前述した吸引力や、反発力が働くと組み立て作業に支障が生じるおそれがある。また、レンズ駆動装置が動作している際に、駆動用磁石がセンサ用磁石やホール素子センサに対して影響を及ぼすと、センサの安定した信号出力や動作に障害が生じることがある。
そこで、この発明は、ホール素子センサ用磁石とホール素子センサとを用いた位置検出機構を利用して手振れ補正が行われるレンズ駆動装置において、駆動用磁石がホール素子センサ用磁石やホール素子センサに対して影響を及ぼすことを防止できる構造を提案することを目的にしている。
請求項1記載の発明は、
長手方向に伸びていて外周側にコイルが配備される筒状のレンズ支持体と、
前記レンズ支持体の径方向における外側に配備される環状のヨークと、
前記ヨークの環状の周壁を構成する外側周壁の内側であって、前記径方向における前記コイルの外側に、前記コイルとの間にそれぞれ所定の間隔を空けて配備される複数個の駆動用磁石であって、前記ヨークの周方向に、隣接する駆動用磁石との間に所定の間隔を空けて配備されている複数個の駆動用磁石と、
前記駆動用磁石の中の前記ヨークの周方向に隣接する2つの駆動用磁石の間にあたる位置において、前記レンズ支持体に配備されるホール素子センサ用磁石と、前記ヨーク及び前記レンズ支持体が装着されるベースに配備されるホール素子センサと、を備え、
前記駆動用磁石の隣接する他の駆動用磁石に対向する側の面に切除部が形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置
である。
請求項2記載の発明は、
前記切除部は、少なくとも、前記長手方向において前記ホール素子センサ用磁石に対向する前記駆動用磁石の面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置である。
請求項3記載の発明は、
請求項1又は2記載のレンズ駆動装置を備えているオートフォーカスカメラ
である。
請求項4記載の発明は、
請求項3記載のオートフォーカスカメラが搭載されている携帯端末装置
である。
本発明によれば、ホール素子センサ用磁石とホール素子センサとを用いた位置検出機構を利用して手振れ補正が行われるレンズ駆動装置において、駆動用磁石がホール素子センサ用磁石やホール素子センサに対して影響を及ぼすことを防止できるレンズ駆動装置を提供することができる。
本発明の第1実施例に係るレンズ駆動装置の分解斜視図。 (a)は本発明の第1実施例に係るレンズ駆動装置の一部を省略した斜視図、(b)は(a)のA−A線断面概略図。 本発明の第2実施例に係るレンズ駆動装置の一部を省略した斜視図。 (a)は手ぶれ補正機構が備えられている従来のレンズ駆動装置の一部を省略した斜視図、(b)は(a)のB−B線断面概略図。 (a)は対向する位置に配備されるホール素子センサ及びセンサ用磁石の模式図、(b)はセンサ用磁石の位置とホール素子センサに生じるホール出力電圧との関係を示すグラフ。
本発明は手振れ補正機構を備えているレンズ駆動装置に適用される。この手振れ補正機構は、オートフォーカスカメラのレンズを支持するレンズ支持体の位置を検出する位置検出機構を備えており、この位置検出機構は、例えば、ホール素子センサ用磁石とホール素子センサとを用いて構成される。
図4(a)、(b)を用いて本発明が適用される従来のレンズ駆動装置を説明する。なお、図4(a)、(b)では、レンズ支持体102を駆動させるためにヨーク105に配備される駆動用磁石103と、ホール素子センサ107及びセンサ用磁石108との配置関係を明確にすべく、外装である筺体111を破線で示している。また、図4(a)ではヨーク105、メインコイル109及びサブコイル110の図示を省略している。
筺体111はフレーム120とベース121とからで構成されている。光軸方向(矢印113方向)で被写体の側(図4(a)の上側)にフレーム120が、結像側にベース121が配置される。
レンズ駆動装置101は、レンズ支持体102と、レンズ支持体102の径方向における外側に配備される環状のヨーク105とを備えている。レンズ支持体102は、これに配備されるレンズ(不図示)の光軸方向に相当する長手方向(矢印113で示す方向)に伸びている筒状部材である。レンズ支持体102の外周側にコイル(メインコイル109、サブコイル110)が配備される。
ヨーク105の環状の周壁を構成する外側周壁105aの内側であって、コイルの径方向における外側に、コイルとの間にそれぞれ所定の間隔を空けて複数個の駆動用磁石103が配備される。複数個の駆動用磁石103は、ヨーク105の周方向において、隣接する駆動用磁石103との間に所定の間隔を空けて配備される。図示の例では、平面視で四角形状のヨーク105の各角部に、それぞれ、駆動用磁石103が配備されていることにより、ヨーク105の周方向に90度ずつの間隔を空けて4個の駆動用磁石103が配備されている。
レンズ支持体102の外周側に配備されているコイルは、図4図示の例では、レンズ支持体102の外周面に巻回されるメインコイル109と、メインコイル109の径方向の外側周囲に配備されるサブコイル110とからなる。メインコイル109はレンズ支持体102の外周に固定的に取り付けられ、サブコイル110はメインコイル109を介してレンズ支持体102に固定的に取り付けられる。上述したように、サブコイル110と駆動用磁石103との間にレンズ支持体102の径方向において所定の間隔が形成されている。
駆動用磁石103は、図示の例では、レンズ支持体102側に対向する面が、光軸方向(矢印113で示す方向)からの平面視で湾曲している曲面に形成されており、平面視でL字に近似した形状で、ヨーク105の周方向に伸びている形状になっている。
ヨーク105の周方向に隣接する2つの駆動用磁石103の間にあたる位置において、レンズ支持体102にホール素子センサ用磁石108が配備され、ヨーク105及びレンズ支持体102が装着されるベース121にホール素子センサ107が配備されている。
図4図示のように組み立てられている状態で、ホール素子センサ107とセンサ用磁石108とは所定の間隔を空けて対向するようになる。このように、ホール素子センサ107とセンサ用磁石108とでレンズ支持体102の位置を検出する位置検出機構が構成され、これが、隣接する2つの駆動用磁石103の間に配置されている。
図4で例示しているレンズ駆動装置に配備されている位置検出機構は、ホール効果を利用して、光軸方向(矢印113で示すZ軸方向)と直交する方向であるX軸方向及び/またはY軸方向へのレンズ支持体102の位置を検出するものである。
図5(a)に図示したように、センサ用磁石108では、光軸方向と直交するX軸方向又はY軸方向に向けてN極とS極とが配置されている。このようなホール素子センサ用磁石108とホール素子センサ107とを用いた手振れ補正機構は、ホール素子センサ107に電流を流し、外部から磁場を与えたときに磁場と垂直の方向に起電力(ホール出力電圧)が発生するホール効果を利用するものである。図5(b)に示すように、磁場を発生するセンサ用磁石108の位置に応じた磁場によるホール素子センサ107のホール出力電圧の値を測定装置(不図示)で検出し、さらに演算装置(不図示)によりレンズ支持体102のX軸方向及び/又はY軸方向の位置を算出する。
レンズ駆動装置101によりレンズ支持体102をレンズ(不図示)の光軸方向(Z軸方向)に移動させる制御及び、光軸(Z軸)に直交するX軸/Y軸方向に移動させる手振れ補正機能の制御は、前述したホール素子センサ用磁石108とホール素子センサ107とを備えている位置検出機構と、いずれも図示していない、Z駆動部、X−Y駆動部、画像センサ、合焦点制御部、手振れセンサ、手振れ制御部、などを備えている制御部(不図示)によって行われる。
ここで、Z駆動部、X−Y駆動部は、それぞれ、レンズ支持体102に対してZ軸方向及び、X軸/Y軸方向への駆動力を与える駆動部である。また、手振れセンサは、レンズ駆動装置101が配備されているカメラ本体(不図示)などに取り付けられているジャイロセンサなどによって構成されるものである。
合焦点制御部は、画像センサからの出力を受け、合焦点位置にレンズ支持体102を移動させるために必要な電流値を求め、Z駆動部に出力する。Z駆動部は合焦点制御部からの出力を受けてメインコイル109に所定の電流を流し、レンズ支持体102を合焦点位置へ移動させる。
手振れ補正を行う手振れ制御は、手振れセンサからの手振れ信号出力に対し、それを打ち消すようにレンズ支持体102を所定のX軸、Y軸方向の移動目標位置に移動させることで行われる。
手振れ制御を行う手振れ制御部(不図示)は、手振れセンサからの手振れ信号出力を受けてレンズ支持体102が移動するX軸、Y軸方向の移動目標位置及び電流値を求め、X−Y駆動部に出力する。X−Y駆動部は手振れ制御部からの出力を受け、4個のサブコイル110の所定の箇所のサブコイル110を選択し、選択した箇所のサブコイル110のみに所定の値の電流を流す。ここで、所定の値の電流とは、レンズ支持体102が前記の移動目標位置を通り越す電流値である。
また、手振れ制御部は、位置検出機構を構成しているホール素子センサ107からの出力により前述したようにしてレンズ支持体102のX軸、Y軸方向の現在位置を求める。そして、レンズ支持体102が移動目標位置にあると判断したら、前述したサブコイル110に流す電流をその移動目標位置に留まるような電流に切り替えるようX−Y駆動部に出力する。X−Y駆動部は手振れ制御部からのこの出力を受け、レンズ支持体102が移動目標位置に留まるような所定の電流を前述したサブコイル110に出力する。これにより、レンズ支持体102はX軸、Y軸方向の移動目標位置に移動して停止する。
このようにしてレンズ支持体102をZ軸方向及び/又はX軸/Y軸方向に移動させる制御や手振れ補正の制御が行われている。
このため、レンズ支持体102のX軸、Y軸方向の位置を、前述した位置検出機構を構成しているホール素子センサ用磁石108とホール素子センサ107とを利用して正確に把握することが重要になる。
図4(a)図示の従来のレンズ駆動装置101の場合、レンズ駆動装置101が小型化/薄型化すると、所定の間隔をあけて対向しているホール素子センサ107とセンサ用磁石108から構成される位置検出機構と、駆動用磁石103との間の距離を十分にとることが難しくなる。このため、位置検出機構と駆動用磁石103との間隔が小さくなる。
すなわち、レンズ駆動装置101が小型化/薄型化すると、ヨーク105の周方向に隣接する駆動用磁石103同士の間で所定の間隔を空けて配置されている駆動用磁石103の隣接する駆動用磁石103に対向する側の面と、ホール素子センサ107とセンサ用磁石108から構成される位置検出手段との間隔が小さくなる。
このため、駆動用磁石103とセンサ用磁石108との間で吸引力や、反発力が働くことが起こり得る。レンズ駆動装置101を組み立てている際に駆動用磁石103とセンサ用磁石108との間でこのような吸引力や、反発力が働くと、組み立て作業に支障が生じるおそれがある。また、レンズ駆動装置101が動作している際に、駆動用磁石103がセンサ用磁石108やホール素子センサ107に対して影響を及ぼすとセンサの安定した信号出力や動作に障害が生じることがある。このような事態が生じると、レンズ支持体102の正確な位置を算出することができず、手振れ補正機能に支障を生じるおそれがある。
本発明は、レンズ駆動装置が小型化/薄型化した場合に生じるおそれがあるこのような不具合の発生を未然に防止することを目的にしている。
図4(a)、(b)の従来の構造のレンズ駆動装置101を用いた上述の説明から明らかなように、上述した不具合の発生を防止する上で、ホール素子センサ107及びセンサ用磁石108から構成される位置検出機構に対し、駆動用磁石103から生じる磁場の作用を抑えることが大きな意義を有する。例えば、位置検出機構と駆動用磁石103との間の間隔を大きくすることにより、位置検出機構に対して駆動用磁石103から生じる磁場の作用を抑えることが可能になる。
本発明は、このような検討に基づくものである。
そこで、前述した目的を達成するため、本発明においては、駆動用磁石の隣接する他の駆動用磁石に対向する側の面に切除部が形成されている構造を採用している。
これによって、レンズ駆動装置を小型化/薄型化した場合であっても、位置検出機構と駆動用磁石との間の間隔を大きくとることを可能にし、位置検出機構に対して駆動用磁石から生じる磁場の作用を抑えるようにしたものである。
前記のように、駆動用磁石の隣接する他の駆動用磁石に対向する側の面に切除部が形成されている構造を採用する場合、前記切除部は、長手方向においてホール素子センサ用磁石に対向する駆動用磁石の面に形成することができる。
切除部が形成されるのを、長手方向においてホール素子センサ用磁石に対向する駆動用磁石の面にのみにすることによって、駆動用磁石から切除される部分を少なくすることができる。これによって、位置検出機構に対して駆動用磁石から生じる磁場の作用を抑えるようにする一方で、駆動用磁石によるレンズ支持体への駆動用推力の低下を抑えることができる。
本発明によれば、レンズ駆動装置を小型化/薄型化した場合であっても、位置検出機構に対して駆動用磁石から生じる磁場の作用を抑えることができ、駆動用磁石とセンサ用磁石との間で吸引力や、反発力が働くことを防止し、レンズ駆動装置が動作している際に、駆動用磁石がセンサ用磁石やホール素子センサに対して影響を及ぼしてセンサの安定した信号出力や動作に障害を発生させる危険を未然に防止することができる。
この結果、レンズ駆動装置を小型化/薄型化した場合であっても、レンズ駆動装置を組み立てている際に駆動用磁石とセンサ用磁石との間で吸引力や、反発力が働くことに起因する支障が組み立て作業に生じることを防止できる。また、レンズ駆動装置が動作している際に、駆動用磁石がセンサ用磁石やホール素子センサに影響を及ぼして、センサの安定した信号出力や動作に障害を発生させ、レンズ支持体の正確な位置検出・算出が阻害され、手振れ補正機能に支障を生じるおそれを未然に防止できる。
そして、本発明によれば、以上の優れた機能、特性を発揮できるレンズ駆動装置を備えているオートフォーカスカメラ及び、当該オートフォーカスカメラが搭載されている携帯端末装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明するが、本発明は、上述した実施形態や、以下の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
図1、図2(a)、(b)図示の本発明のレンズ駆動装置11は、位置検出機構に対して駆動用磁石から生じる磁場の作用を抑える構造を採用している点が、図4(a)、(b)を用いて説明した従来のレンズ駆動装置101と相違している。そこで、従来のレンズ駆動装置101(図4(a)、(b))で説明したものと同一のところについては適宜前述した説明を参照し、ここでは、相違している点について主に説明する。
なお、図4(a)、(b)での説明と同じく、レンズ支持体17を駆動させるためにヨーク22に配備される駆動用磁石20と、ホール素子センサ27及びセンサ用磁石29との配置関係を明確にすべく、外装である筺体を構成するフレーム13及びベース15を破線で示している。また、図2(a)ではヨーク22、メインコイル18a及びサブコイル18bの図示を省略している。
図4(a)、(b)で説明したレンズ駆動装置101と同じく、レンズ駆動装置11は、レンズ支持体17と、レンズ支持体17の径方向における外側に配備される環状のヨーク22とを備えている。レンズ支持体17は、これに配備されるレンズ(不図示)の光軸方向(矢印12で示すZ軸方向)に相当する長手方向に伸びている筒状である。
レンズ駆動装置11の外装はフレーム13及びベース15とで構成される筺体として形成されている。この筺体は、レンズ支持体17の長手方向である光軸方向(矢印12で示すZ軸方向)において被写体側に位置するフレーム13と、フレーム13に対向する位置のベース15とが嵌合しているもので、その中央に円形の開口部14が形成されている略直方体形状の箱体である。
レンズ支持体17を所定位置に支持するために、レンズ支持体17の長手方向である光軸方向における被写体側、すなわち受光側に前側スプリング24が配備され、これに対向するレンズ支持体17の結像側に後側スプリング25が配備される。
レンズ支持体17の径方向内周側にレンズ(不図示)が固定されて保持される。図1の分解斜視図で概略構成を示しているレンズ駆動装置11を組み立てたときに、レンズ支持体17に保持されているレンズ(不図示)が筺体の中央の開口部14に臨むようになる。
図示の実施形態では、レンズ支持体17の外周側に配備されるコイル18は、レンズ支持体17の外周面に巻回されるメインコイル18aと、メインコイル18aの径方向外側に配備されるサブコイル18bとから構成されている。メインコイル18aはレンズ支持体17の外周に固定的に取り付けられ、サブコイル18bはメインコイル18aを介してレンズ支持体17に固定的に取り付けられる。
ヨーク22の環状の周壁を構成する外側周壁22aの内側に、サブコイル18bとの間に所定の間隔を空け、径方向におけるサブコイル18bの外側に駆動用マグネット20が、サブコイル18bに対向して配備されている。
ヨーク22は、環状の周壁を構成する外側周壁22aと、外側周壁22aの一端(図2(b)における上端)から内側方向に向かって伸びる環状鍔部22cを備えている。図1、図2図示の実施形態では、ヨーク22は、外側周壁22aの内側で外側周壁22aに対向する内側周壁22bをも備えている。そして、環状鍔部22cは、外側周壁22aの一端(図2(b)における上端)から内側方向に向かって内側周壁22bの対応する一端(図2(b)における上端)にまで伸びている。これによって、図示の実施形態におけるヨーク22は、図2(b)図示のように断面コ字形状になっている。
図1、図2(a)図示のように、上側から見た平面視では、ヨーク22は矩形状で、ヨーク22の周方向にそれぞれ所定の間隔を空けて、すなわち、矩形の形状における4個の角部に対応する位置の外側周壁22aの内周面に各1個、合計4個の駆動用マグネット20が配備されている。図示の実施形態では、駆動用マグネット20の外周面をヨーク22の外側周壁22aの内周面に当接させている。
メインコイル18aは、レンズ支持体17の周方向が巻線方向になっているコイルである。サブコイル18bは、メインコイル18aより小型で、環状の巻線構造になっている。この環状の巻線構造からなるサブコイル18bが、レンズ支持体17の周方向に所定の間隔を空けて、駆動用マグネット20に対向するように4箇所配備されている。駆動用マグネット20とサブコイル18bとの間には所定の間隔が形成されている。
4個の駆動用磁石20の隣接する他の駆動用磁石20に対向する側の面には図2(a)図示のように切除部が形成され、隣接する駆動用磁石20同士の間、すなわち隣接する駆動用磁石20の先端の間には、図2(a)に示すように所定の大きさの間隔26が形成されている。この実施例においては、駆動用磁石20の隣接する他の駆動用磁石20に対向する側の面に切除部が形成されていることから、前述した所定の大きさの間隔26は、図4(a)に示す隣接する駆動用磁石103相互間の間隔115よりも大きくなっている。
隣接する2つの駆動用磁石20の中間位置で、ベース15の中央部分にホール素子センサ27が、隣接する2つの駆動用磁石20の各先端から所定の距離をおいて配備されている。また、ホール素子センサ27と対向する位置で、レンズ支持体17にセンサ用磁石29が配備されている。
ホール素子センサ27は、光軸方向(矢印12で示す方向)からの平面視では矩形状のベース15の外周の隣り合う2辺の中央部分にそれぞれ配備されていて、合計2個が固定されている。センサ用磁石29はホール素子センサ27にそれぞれ対向するようにレンズ支持体17に配備されていて、合計2個が固定されている。更に、レンズ支持体17が移動する際の重量バランスを保つため、残りの2辺にもダミーとして配置されている。
隣接する駆動用磁石20同士の間の間隔26の大きさ(長さ)は、駆動用磁石20による磁場がセンサ用磁石29の磁場に影響を及ぼさない程度の長さになるように設定されている。すなわち、隣接している駆動用磁石20、20が、センサ用磁石29の位置に応じてホール素子センサ27に発生する出力電圧に影響を及ぼすことがないように、隣接する駆動用磁石20、20の対向している側の面に切除部が形成され、間隔26の大きさ(長さ)が設定される。
レンズ駆動装置11によりレンズ支持体17をレンズ(不図示)の光軸方向(Z軸方向)に移動させる制御及び、光軸(Z軸)に直交するX軸/Y軸方向に移動させる手振れ補正機能の制御は、図4(a)、(b)を用いて説明した従来のレンズ駆動装置101の場合と同様であって、次のように行われる。
合焦点制御部(不図示)は、画像センサ(不図示)からの出力を受け、合焦点位置にレンズ支持体17を移動させるために必要な電流値を求め、Z駆動部(不図示)に出力する。Z駆動部は合焦点制御部からの出力を受けてメインコイル18aに所定の電流を流し、レンズ支持体17を合焦点位置へ移動させる。
手振れ制御を行う手振れ制御部(不図示)は、手振れセンサ(不図示)からの手振れ信号出力を受けてレンズ支持体17が移動するX軸、Y軸方向の移動目標位置及び電流値を求め、X−Y駆動部に(不図示)出力する。X−Y駆動部は手振れ制御部からの出力を受け、4箇所配備されているサブコイル18bの所定の箇所のサブコイル18bを選択し、選択した箇所のサブコイル18bのみにレンズ支持体17が移動目標位置を通り越す大きさの電流を流す。
手振れ制御部は、位置検出機構を構成しているホール素子センサ27からの出力によりレンズ支持体17のX軸、Y軸方向の現在位置を求める。そして、レンズ支持体17が移動目標位置にあると判断したら、サブコイル18bに流す電流をその移動目標位置に留まるような電流に切り替えるようX−Y駆動部に出力する。X−Y駆動部は手振れ制御部からのこの出力を受け、レンズ支持体17が移動目標位置に留まるような所定の電流をサブコイル18bに出力する。これにより、レンズ支持体17はX軸、Y軸方向の移動目標位置に移動して停止する。
本実施形態のレンズ駆動装置11においては、隣接している駆動用磁石20、20が、センサ用磁石29の位置に応じてホール素子センサ27に発生する出力電圧に対して影響を及ぼすことのないように、隣接する駆動用磁石20、20の対向している側の面に切除部が形成されている。このように、隣接する駆動用磁石20同士の間の間隔26の大きさ(長さ)が、駆動用磁石20による磁場がセンサ用磁石29の磁場に影響を及ぼさない程度の長さになるように設定されている。
そこで、この実施形態によれば、レンズ駆動装置11を小型化/薄型化した場合であっても、センサ用磁石29とホール素子センサ27とで構成される位置検出機構と駆動用磁石20、20との間の間隔を大きくとることが可能になり、位置検出機構に対して駆動用磁石20から生じる磁場の作用を抑えることができる。
この結果、駆動用磁石20とセンサ用磁石29との間で吸引力や、反発力が働くことを防止できる。また、レンズ駆動装置11が動作している際に、駆動用磁石20がセンサ用磁石29やホール素子センサ27に対して影響を及ぼしてセンサの安定した信号出力や動作に障害を発生させることを防止できる。すなわち、駆動用磁石20の影響を受けることなしに、ホール素子センサ27にはセンサ用磁石29の現在位置に正確に対応した出力電圧が発生する。この結果、レンズ支持体17のX軸方向及び/又はY軸方向の現在位置を正確に把握でき、手振れ補正を的確に制御できる。
そこで、この実施例のレンズ駆動装置11が採用されているオートフォーカスカメラ(不図示)、さらに当該オートフォーカスカメラを搭載した携帯電話等の携帯端末装置(不図示)によれば、レンズ駆動装置11を小型化/薄型化した場合であっても、レンズ支持体17のX軸方向及び/又はY軸方向の正確な位置を把握でき、手振れ補正の機能を適切に発揮することができる。
図3を参照して他の実施例を説明する。
なお、実施例1(図1、図2)において説明した構造部材と同一の名称及び構造のものは、同一の符号を付して説明を省略する。また、実施例1において説明したものと同一のものの説明は適宜省略し、実施例1とは異なる点を説明する。
実施例1のレンズ駆動装置11では、位置検出機構に隣接している駆動用磁石20、20が、センサ用磁石29の位置に応じてホール素子センサ27に発生する出力電圧に影響を及ぼすことがないように、隣接する駆動用磁石20、20の対向している側の面に切除部を形成していた。
図3図示のレンズ駆動装置11aでは、隣接する駆動用磁石31、31の対向している側の面に形成する切除部を、隣接する駆動用磁石31、31の対向している側の面とレンズ支持体17の長手方向においてホール素子センサ用磁石29に対向する駆動用磁石31、31の面に形成している。図3図示の実施例では、駆動用磁石31、31の先端部のベース15側に切り欠き部31a、31aを設けている。
これによって、ベース15に配備されているホール素子センサ27と、ホール素子センサ27に対向する位置でレンズ支持体17に配備されたセンサ用磁石29とからなる位置検出機構に対する駆動用磁石31、31の磁場による干渉を抑えている。
駆動用磁石31、31の先端部に図3図示のように切り欠き部31a、31aを設けることで、実施例1と同様に、駆動用磁石31による磁場がホール素子センサ27に影響を与えることがなく、ホール素子センサ27には、センサ用磁石29の現在位置に応じた出力電圧が発生し、レンズ支持体17のX軸方向及び/又はY軸方向の現在位置を正確に把握できる。これによって、手振れ補正を的確に制御できる。
さらに、駆動用磁石31、31の残りの先端部31bと隣接する駆動用磁石31の残りの先端部31bとの間の間隔34は、図4に示す隣接する駆動用磁石103間の間隔115と同程度の大きさ(長さ)にしておくことができる。そこで、実施例1の構造と比べて、本実施例では駆動用磁石31、31から切除される部分を小さくでき、レンズ支持体17に与える推力が低下するおそれが小さい。
なお、切り欠き部31aの形状は、図3に示す矩形状のものの他、扇形状のもの、階段形状のもの、斜め方向に切除するものであってもよい。要はレンズ支持体17に与える推力が低下せず、位置検出機構に与える磁場の影響を最小限に抑えるように、隣接する駆動用磁石31、31の対向している側の面とレンズ支持体17の長手方向においてホール素子センサ用磁石29に対向する駆動用磁石31、31の面に形成されているものであれば切り欠き部31aの形状は問わない。
本実施例では、駆動用磁石31からレンズ支持体17に与える推力の低下を抑えつつ、駆動用磁石31と、センサ用磁石29及びホール素子センサ27とは所定の間隔を空けて配備される。そこで、両磁石相互間で異常な吸引、反発の力が働くことを抑えることができ、さらにレンズ駆動装置11aの組立時及び動作時の異常な作用の発生を防止することができる。
この実施例のレンズ駆動装置11aが採用されているオートフォーカスカメラ(不図示)、さらに当該オートフォーカスカメラを搭載した携帯電話等の携帯端末装置(不図示)によれば、レンズ駆動装置11を小型化/薄型化した場合であっても、レンズ支持体17のX軸方向及び/又はY軸方向の正確な移動量を把握できるので、手振れ補正の機能を適切に発揮できる。
11、11a レンズ駆動装置
13 フレーム
15 ベース
17 レンズ支持体
18 コイル
18a メインコイル
18b サブコイル
20、31 駆動用磁石
22 ヨーク
26 間隔
27 ホール素子センサ
29 ホール素子センサ用磁石
31a 切り欠き部
34 間隔

Claims (4)

  1. 長手方向に伸びていて外周側にコイルが配備される筒状のレンズ支持体と、
    前記レンズ支持体の径方向における外側に配備される環状のヨークと、
    前記ヨークの環状の周壁を構成する外側周壁の内側であって、前記コイルの前記径方向における外側に、前記コイルとの間にそれぞれ所定の間隔を空けて配備される複数個の駆動用磁石であって、前記ヨークの周方向に、隣接する駆動用磁石との間に所定の間隔を空けて配備されている複数個の駆動用磁石と、
    前記駆動用磁石の中の前記ヨークの周方向に隣接する2つの駆動用磁石の間にあたる位置において、前記レンズ支持体に配備されるホール素子センサ用磁石と、前記ヨーク及び前記レンズ支持体が装着されるベースに配備されるホール素子センサと、を備え、
    前記駆動用磁石の隣接する他の駆動用磁石に対向する側の面に切除部が形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記切除部は、少なくとも、前記長手方向において前記ホール素子センサ用磁石に対向する前記駆動用磁石の面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 請求項1又は2記載のレンズ駆動装置を備えているオートフォーカスカメラ。
  4. 請求項3記載のオートフォーカスカメラが搭載されている携帯端末装置。
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